JPS62178850A - 車両用燃焼式ヒ−タ - Google Patents
車両用燃焼式ヒ−タInfo
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- JPS62178850A JPS62178850A JP1993586A JP1993586A JPS62178850A JP S62178850 A JPS62178850 A JP S62178850A JP 1993586 A JP1993586 A JP 1993586A JP 1993586 A JP1993586 A JP 1993586A JP S62178850 A JPS62178850 A JP S62178850A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、始動時のフィーリングが向上するようにした
車両用燃焼式ヒータに関する。
車両用燃焼式ヒータに関する。
(従来技術及びその問題点)
一般に、車両の車室内を暖房するためには、エンジン冷
却水の熱を利用した温水式ヒータが用いられている。こ
のような温水式ヒータによる暖房は冷寒地におけるエン
ジン始動時等に、エンジン温度が低く熱量が不足するの
で、この熱量を補足するため、例えば燃焼式ヒータが使
用される(例えば実公昭37−32938号)。
却水の熱を利用した温水式ヒータが用いられている。こ
のような温水式ヒータによる暖房は冷寒地におけるエン
ジン始動時等に、エンジン温度が低く熱量が不足するの
で、この熱量を補足するため、例えば燃焼式ヒータが使
用される(例えば実公昭37−32938号)。
ところで、上記のような燃焼式ヒータは点火時から熱交
換器が十分温まるまで時間がかかるので。
換器が十分温まるまで時間がかかるので。
燃焼式ヒータの点火後、所定時間が経過して熱交換器が
温まってから、例えばブロアを作動させる等している(
例えば特開昭58−57065号)。
温まってから、例えばブロアを作動させる等している(
例えば特開昭58−57065号)。
この結果、ヒータの始動時、車室内に冷風が供給される
ことなく、乗員に対しフィーリングが向上する。
ことなく、乗員に対しフィーリングが向上する。
しかしながら、点火時から所定時間経過後ブロアを作動
させるよりも、熱交換器の温度を温度センサ等により検
出し、該温度が所定値以上となった後、ブロアを作動さ
せるようにした方がフィーリングの向上が確実である。
させるよりも、熱交換器の温度を温度センサ等により検
出し、該温度が所定値以上となった後、ブロアを作動さ
せるようにした方がフィーリングの向上が確実である。
このような手順でブロアを作動させるようにしたヒータ
は、電気式のものについては存在する(例えば実公昭4
5−19581号)。また、特に燃焼式ヒータでは熱交
換器が過熱状態となる虞が大きいので、熱交換器の保護
のため、その過熱状態を検出して、これに対処する必要
がある。
は、電気式のものについては存在する(例えば実公昭4
5−19581号)。また、特に燃焼式ヒータでは熱交
換器が過熱状態となる虞が大きいので、熱交換器の保護
のため、その過熱状態を検出して、これに対処する必要
がある。
このように、始動時のフィーリングの向上と熱交換器の
保護のため、熱交換器の温度を検出する温度センサが必
要であるが、このような温度センサはできれば一つだけ
であった方がコスト等の点で有利である。また、燃焼式
ヒータの熱交換器は通常状態においても部分的にかなり
の高温(例えば4008C)になっており、サーミスタ
等の温度センサでは温度検出ができないことにもなるの
で、従来は熱交換器からの吹出空気の温度等を検出して
、該熱交換器の温度を間接的に検出するようにする方法
が用いられていた。しかしながら、吹出空気の温度を検
出する方法では、ブロアが作動して空気が吹き出さなけ
れば熱交換器の温度を検出できず、フィーリングの向上
を図るため、熱交換器の温度が所定値以上となった後に
ブロアを作動させるということが不可能になるという問
題があった・ (発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、熱交換器の
温度を常に検出でき、始動時のフィーリングが確実に快
適なものとなるようにした車両用燃焼式ヒータを提供す
ることを目的とする。
保護のため、熱交換器の温度を検出する温度センサが必
要であるが、このような温度センサはできれば一つだけ
であった方がコスト等の点で有利である。また、燃焼式
ヒータの熱交換器は通常状態においても部分的にかなり
の高温(例えば4008C)になっており、サーミスタ
等の温度センサでは温度検出ができないことにもなるの
で、従来は熱交換器からの吹出空気の温度等を検出して
、該熱交換器の温度を間接的に検出するようにする方法
が用いられていた。しかしながら、吹出空気の温度を検
出する方法では、ブロアが作動して空気が吹き出さなけ
れば熱交換器の温度を検出できず、フィーリングの向上
を図るため、熱交換器の温度が所定値以上となった後に
ブロアを作動させるということが不可能になるという問
題があった・ (発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、熱交換器の
温度を常に検出でき、始動時のフィーリングが確実に快
適なものとなるようにした車両用燃焼式ヒータを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明においては、燃焼器
と、熱交換器と、該熱交換器に暖房用の空気を送るブロ
アとを備えた燃焼式ヒータにおいて、前記熱交換器に温
度センサを取付け、該温度センサによって前記熱交換器
が第1の所定温度を超えたことを検知したとき、前記ブ
ロアを作動させるようにすると共に、該温度センサによ
って前記熱交換器が第2の所定温度を超えたことを検知
することによって、前記熱交換器が過熱状態であること
を検出するようにしたことを特徴とする車両用燃焼式ヒ
ータが提供される。
と、熱交換器と、該熱交換器に暖房用の空気を送るブロ
アとを備えた燃焼式ヒータにおいて、前記熱交換器に温
度センサを取付け、該温度センサによって前記熱交換器
が第1の所定温度を超えたことを検知したとき、前記ブ
ロアを作動させるようにすると共に、該温度センサによ
って前記熱交換器が第2の所定温度を超えたことを検知
することによって、前記熱交換器が過熱状態であること
を検出するようにしたことを特徴とする車両用燃焼式ヒ
ータが提供される。
=3−
(実施例)
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の燃焼式ヒータを示す構成図で、同図中
1は燃焼器を示し、該燃焼器1は熱交換器2を介して車
両の車室等の暖房用の空気を暖めるものである。前記燃
焼器1は燃料ポンプ3を介装した管路4を介して図示し
ない燃料タンクと接続され、該タンクから送られる燃料
を気化する気化プラグ5、気化した燃料に着火を行なう
着火プラグ6、及び着火状態を検知する着火センサ7を
備えている。燃焼器1は気化燃料を空気口15から供給
される空気を用いて燃焼させ、高温の燃焼ガスを熱交換
器2へ送る。熱交換器2はアルミニューム等の部材で構
成され、一端面開口の円筒状部材と、第2図の断面図に
示すように該円筒状部材の外周面に突設された周方向等
間隔を存して軸方向に所定長に亘る放射方向外向きの複
数のフィン2aと、該円筒状部材の内周面に突設された
周方向等間隔を存して軸方向に所定長に亘る放射方向内
向きの複数のフィン(交互に長いフィンと短いフィンが
設けられる)2bとから成る。また、熱交換器2は端面
にもフィン2Cを有する。尚、前記外向きのフィン2a
の表面には、熱交換器2の表面積を大きくするため、ロ
ーレットが設けられている。
1は燃焼器を示し、該燃焼器1は熱交換器2を介して車
両の車室等の暖房用の空気を暖めるものである。前記燃
焼器1は燃料ポンプ3を介装した管路4を介して図示し
ない燃料タンクと接続され、該タンクから送られる燃料
を気化する気化プラグ5、気化した燃料に着火を行なう
着火プラグ6、及び着火状態を検知する着火センサ7を
備えている。燃焼器1は気化燃料を空気口15から供給
される空気を用いて燃焼させ、高温の燃焼ガスを熱交換
器2へ送る。熱交換器2はアルミニューム等の部材で構
成され、一端面開口の円筒状部材と、第2図の断面図に
示すように該円筒状部材の外周面に突設された周方向等
間隔を存して軸方向に所定長に亘る放射方向外向きの複
数のフィン2aと、該円筒状部材の内周面に突設された
周方向等間隔を存して軸方向に所定長に亘る放射方向内
向きの複数のフィン(交互に長いフィンと短いフィンが
設けられる)2bとから成る。また、熱交換器2は端面
にもフィン2Cを有する。尚、前記外向きのフィン2a
の表面には、熱交換器2の表面積を大きくするため、ロ
ーレットが設けられている。
前記熱交換器2には燃焼管8が内嵌されており、内向き
のフィン2bは燃焼管8の外周面に周接する。そして、
前記燃焼器1から送られる燃焼ガスは、燃焼管8内を第
1図中左方から右方へ通過し、熱交換器2の端面2dに
当り、該端面2dで反転し、熱交換器2の内側の複数の
フィン2b同士の間を図中右方から左方へ通過し、熱交
換器2の所定箇所に突設された排出口2eから排出され
るようになっている。この結果、熱交換器2は内部から
加熱される。
のフィン2bは燃焼管8の外周面に周接する。そして、
前記燃焼器1から送られる燃焼ガスは、燃焼管8内を第
1図中左方から右方へ通過し、熱交換器2の端面2dに
当り、該端面2dで反転し、熱交換器2の内側の複数の
フィン2b同士の間を図中右方から左方へ通過し、熱交
換器2の所定箇所に突設された排出口2eから排出され
るようになっている。この結果、熱交換器2は内部から
加熱される。
また、熱交換器2はケース9内に収納されており、ケー
ス9の一端側の所定箇所に設けられた吸気口9aからブ
ロア10によって車室内又は車室外の空気がケース9内
へ送られ、熱交換器2の外側の複数のフィン28同士の
間を例えば図中左方から右方へ通過し、ケース9の他端
側の所定箇所に設けられた排気口9bから車室内へ送ら
れるようになっている。この結果、車室内が暖房される
。
ス9の一端側の所定箇所に設けられた吸気口9aからブ
ロア10によって車室内又は車室外の空気がケース9内
へ送られ、熱交換器2の外側の複数のフィン28同士の
間を例えば図中左方から右方へ通過し、ケース9の他端
側の所定箇所に設けられた排気口9bから車室内へ送ら
れるようになっている。この結果、車室内が暖房される
。
熱交換器2の温度を検出する温度センサ11は、以下の
ようにして、熱交換器2に直接に取付けられている。即
ち、第3図に示す温度センサ11は第4図及び第5図に
示す略方形のアルミニューム製ブロック12の一端面1
2aに穿設された盲穴12bに内嵌されている。該盲穴
12bはブロック12の上面12fに可及的に接近して
設けられている。ブロック12の一端面12aには下面
12d側に螺子穴が穿設され、該螺子穴にはワッシャ1
3を介装した螺子14が螺着される。そして、温度セン
サ11の鍔部11aの端面の一部に前記ワッシャ13の
対向端面の一部が係合することにより温度センサ11が
ブロック12に固定されている。
ようにして、熱交換器2に直接に取付けられている。即
ち、第3図に示す温度センサ11は第4図及び第5図に
示す略方形のアルミニューム製ブロック12の一端面1
2aに穿設された盲穴12bに内嵌されている。該盲穴
12bはブロック12の上面12fに可及的に接近して
設けられている。ブロック12の一端面12aには下面
12d側に螺子穴が穿設され、該螺子穴にはワッシャ1
3を介装した螺子14が螺着される。そして、温度セン
サ11の鍔部11aの端面の一部に前記ワッシャ13の
対向端面の一部が係合することにより温度センサ11が
ブロック12に固定されている。
また、ブロック12の両側面12c、12cは熱交換器
2の外側のフィン2aの隣合う2つの対向端面に係合す
るように形成されており、両側面12c、12cの上面
部にはフィン2aの先端に当接する鍔部12e、12e
が突設されている。
2の外側のフィン2aの隣合う2つの対向端面に係合す
るように形成されており、両側面12c、12cの上面
部にはフィン2aの先端に当接する鍔部12e、12e
が突設されている。
ブロック12は複数のフィン2aの軸方向中間位置にお
いて(第1図参照)所定の2つのフィンの間にはめ込ま
れ、アルゴン溶接等により固着される。
いて(第1図参照)所定の2つのフィンの間にはめ込ま
れ、アルゴン溶接等により固着される。
熱交換器2は燃焼器1から送られる燃焼ガスが直接当た
る端部2dが最も温度が高く、燃焼器lと該端部との間
の最外周縁部が最も温度が低い。
る端部2dが最も温度が高く、燃焼器lと該端部との間
の最外周縁部が最も温度が低い。
熱交換器2の温度最高部である端部とセンサー取付部で
ある中央の周縁部との間には温度に相関関係があり、例
えば、端部がTI(1℃のときセンサー取付部はTs、
℃、端部の温度が182℃のときセンサー取付部はTs
2℃となる(第6図又は第7図参照)。アルミニューム
製の熱交換器では温度が600℃以上になると損傷する
虞れがあるので、例えば端部の温度が182℃を超えた
とき、熱交換器2が過熱状態であるとして、これに対処
するようにする必要がある。この場合、センサー取付部
がTs2℃を超えたことを検知することによって、端部
の温度が182℃を超えたことを検知するととができる
。温度センサ11がサーミスタ等である場合、センサの
耐熱温度は熱交換器2の最高部温度の最高値TH2より
低い温度T ss (T sz < T Hz )℃で
あるが、センサを直接熱交換器に取付けた場合にも、本
実施例のような取付力によれば、耐熱温度以下で過熱状
態を検出できる。
ある中央の周縁部との間には温度に相関関係があり、例
えば、端部がTI(1℃のときセンサー取付部はTs、
℃、端部の温度が182℃のときセンサー取付部はTs
2℃となる(第6図又は第7図参照)。アルミニューム
製の熱交換器では温度が600℃以上になると損傷する
虞れがあるので、例えば端部の温度が182℃を超えた
とき、熱交換器2が過熱状態であるとして、これに対処
するようにする必要がある。この場合、センサー取付部
がTs2℃を超えたことを検知することによって、端部
の温度が182℃を超えたことを検知するととができる
。温度センサ11がサーミスタ等である場合、センサの
耐熱温度は熱交換器2の最高部温度の最高値TH2より
低い温度T ss (T sz < T Hz )℃で
あるが、センサを直接熱交換器に取付けた場合にも、本
実施例のような取付力によれば、耐熱温度以下で過熱状
態を検出できる。
温度センサ11からの検出信号、着火センサ7からの検
出信号及びヒータスイッチ21からのスイッチ信号は第
1図に示すようにコントロールユニット20に入力され
る。コントロールユニット20は各入力信号に基づいて
燃料ポンプ3、気化プラグ5、着火プラグ6、ブロア1
0及び熱交換器加熱状態表示用警報器22へこれらに対
する制御信号を出力する。
出信号及びヒータスイッチ21からのスイッチ信号は第
1図に示すようにコントロールユニット20に入力され
る。コントロールユニット20は各入力信号に基づいて
燃料ポンプ3、気化プラグ5、着火プラグ6、ブロア1
0及び熱交換器加熱状態表示用警報器22へこれらに対
する制御信号を出力する。
(作用)
次に、本発明の車両用燃焼式ヒータの作用を説明する。
車室内のヒータスイッチ21をONにすると、コントロ
ールユニット20にスイッチON信号が入力される。す
ると、コントロールユニット20は燃料ポンプ3へ作動
信号を、気化プラグ5へON信号を、着火プラグ6へ着
火信号を夫々出力する。この結果、燃料ポンプ3によっ
て管路4を介して燃焼器1に燃料が供給され、気化プラ
グ5によって燃料が気化され、着火プラグ6によって燃
料に着火が行なわれる。着火センサ7はこの着火を検出
し、コントロールユニット20に着火信号を入力する。
ールユニット20にスイッチON信号が入力される。す
ると、コントロールユニット20は燃料ポンプ3へ作動
信号を、気化プラグ5へON信号を、着火プラグ6へ着
火信号を夫々出力する。この結果、燃料ポンプ3によっ
て管路4を介して燃焼器1に燃料が供給され、気化プラ
グ5によって燃料が気化され、着火プラグ6によって燃
料に着火が行なわれる。着火センサ7はこの着火を検出
し、コントロールユニット20に着火信号を入力する。
すると、コントロールユニット20は着火プラグにOF
F信号を出力し、燃料の着火が完了し、燃料ポンプ3に
よる燃料供給が続く限り、熱交換器2の加熱が続けられ
る。
F信号を出力し、燃料の着火が完了し、燃料ポンプ3に
よる燃料供給が続く限り、熱交換器2の加熱が続けられ
る。
燃料着火直後は、ブロア10は停止しており、熱交換器
2へ車室内の空気は送られない。従って。
2へ車室内の空気は送られない。従って。
熱交換器2の前述した第1図や第4図等に示す所定のセ
ンサー取付部の温度(以下、この温度を熱交換器2の温
度とみなす)は第6図の一点鎖線に示すように、燃料着
火直後からブロア1oを作動させるようにした破線で示
す場合と比較して急激に上昇する。温度センサ11は熱
交換器2の温度を検出して、温度信号をコントロールユ
ニット20六入力する。そして、熱交換器2の検出温度
が第1の所定温度Ts1℃を超えたとき、コントロール
ユニット20はブロア10へON信号を出力する。
ンサー取付部の温度(以下、この温度を熱交換器2の温
度とみなす)は第6図の一点鎖線に示すように、燃料着
火直後からブロア1oを作動させるようにした破線で示
す場合と比較して急激に上昇する。温度センサ11は熱
交換器2の温度を検出して、温度信号をコントロールユ
ニット20六入力する。そして、熱交換器2の検出温度
が第1の所定温度Ts1℃を超えたとき、コントロール
ユニット20はブロア10へON信号を出力する。
従って、第6図に示すように、熱交換器2の検出温度が
181℃以下のときには車室内への暖気の吹出しがない
状態であり、熱交換器2の検出温度がTs□℃を超えた
とき、車室内への暖気の吹出温度は所望の温度に直ちに
上昇し、これにより乗員に対するフィーリングが向上す
る。尚、燃料着火直後からブロア10を作動させるよう
にした場合の車室内への空気の吹出温度を破線で示す。
181℃以下のときには車室内への暖気の吹出しがない
状態であり、熱交換器2の検出温度がTs□℃を超えた
とき、車室内への暖気の吹出温度は所望の温度に直ちに
上昇し、これにより乗員に対するフィーリングが向上す
る。尚、燃料着火直後からブロア10を作動させるよう
にした場合の車室内への空気の吹出温度を破線で示す。
また、温度センサ11による熱交換器2の検出温度が第
2の所定温度Ts2℃を超えたとき、端部12dは18
2℃を超え、熱交換器2の損傷の虞があるので、コント
ロールユニット20はこれに対する処置を行なう。即ち
、コントロールユニット20は、例えば燃料ポンプ3へ
停止信号を出力し、ブロア10を通常よりも強にし、警
報器22を作動させる。尚、これらの処置は、燃料ポン
プ3へ停止信号を出力するのみ、ブロア10を強にする
のみ、または警報器22を作動させるのみで゛手動によ
りヒータスイッチ21をOFFにするようにする等でも
良い。
2の所定温度Ts2℃を超えたとき、端部12dは18
2℃を超え、熱交換器2の損傷の虞があるので、コント
ロールユニット20はこれに対する処置を行なう。即ち
、コントロールユニット20は、例えば燃料ポンプ3へ
停止信号を出力し、ブロア10を通常よりも強にし、警
報器22を作動させる。尚、これらの処置は、燃料ポン
プ3へ停止信号を出力するのみ、ブロア10を強にする
のみ、または警報器22を作動させるのみで゛手動によ
りヒータスイッチ21をOFFにするようにする等でも
良い。
第7図は、コントロールユニット20によるブロア10
の第6図に示す作動手順と類似する別の作動手順を示す
。
の第6図に示す作動手順と類似する別の作動手順を示す
。
燃料着火直後は、ブロア10は弱(LOW)とされ、車
室内から熱交換器2への空気送風量は少なくされる。従
って、熱交換器2の温度の上昇度は第6図の場合よりや
や小さくなるが、車室内への空気の吹出しはヒータスイ
ッチ21のON直後から始められ、しかも吹出温度は高
く、フィーリングが良い。熱交換器2の温度が第1の所
定温度Ts1℃を超えたとき、コントロールユニット2
0はブロア10を強(HIGH)にする。これにより、
吹出温度は多少低下するが、熱交換器2の温度が高いた
め、すぐに所望の温度となる。
室内から熱交換器2への空気送風量は少なくされる。従
って、熱交換器2の温度の上昇度は第6図の場合よりや
や小さくなるが、車室内への空気の吹出しはヒータスイ
ッチ21のON直後から始められ、しかも吹出温度は高
く、フィーリングが良い。熱交換器2の温度が第1の所
定温度Ts1℃を超えたとき、コントロールユニット2
0はブロア10を強(HIGH)にする。これにより、
吹出温度は多少低下するが、熱交換器2の温度が高いた
め、すぐに所望の温度となる。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明の車両用燃焼式ヒータによ
れば、燃焼器と、熱交換器と、該熱交換器に暖房用の空
気を送るブロアとを備えた燃焼式ヒータにおいて、前記
熱交換器に温度センサを取付け、該温度センサによって
前記熱交換器が第1の所定温度を超えたことを検知した
とき、前記ブロアを作動させるようにすると共に、該温
度センサによって前記熱交換器が第2の所定温度を超え
たことを検知することによって、前記熱交換器が過熱状
態であることを検出するようにしたので、熱交換器の温
度が速やかに上昇し、初めからフィーリングのよい温風
を吹き出すようにできる。また、熱交換器の温度を常に
検出でき、始動時のフィーリングを確実に快適なものに
できると共に、過熱状態の検出を同じセンサにより行な
うことができる。更に、燃焼器からの排気ガスをディー
ゼルエンジン等のエンジンの吸気加熱に利用するように
した場合、燃焼器からの排気ガスの温度も速やかに上昇
するので、吸気加熱効果を高めることができる。
れば、燃焼器と、熱交換器と、該熱交換器に暖房用の空
気を送るブロアとを備えた燃焼式ヒータにおいて、前記
熱交換器に温度センサを取付け、該温度センサによって
前記熱交換器が第1の所定温度を超えたことを検知した
とき、前記ブロアを作動させるようにすると共に、該温
度センサによって前記熱交換器が第2の所定温度を超え
たことを検知することによって、前記熱交換器が過熱状
態であることを検出するようにしたので、熱交換器の温
度が速やかに上昇し、初めからフィーリングのよい温風
を吹き出すようにできる。また、熱交換器の温度を常に
検出でき、始動時のフィーリングを確実に快適なものに
できると共に、過熱状態の検出を同じセンサにより行な
うことができる。更に、燃焼器からの排気ガスをディー
ゼルエンジン等のエンジンの吸気加熱に利用するように
した場合、燃焼器からの排気ガスの温度も速やかに上昇
するので、吸気加熱効果を高めることができる。
第1図は本発明の車両用燃焼式ヒータの構成図、第2図
は熱交換器の断面図、第3図は温度センサの側面図、第
4図は温度センサの取付構造の説明図、第5図は第4図
の■−V線矢視図、第6図及び第7図はそれぞれ熱交換
器温度及びヒータの暖気吹出温度の特性図である。 1・・・燃焼器、2・・・熱交換器、3・・・ブロア、
11・・・温度センサ、20・・・コントロールユニッ
ト。
は熱交換器の断面図、第3図は温度センサの側面図、第
4図は温度センサの取付構造の説明図、第5図は第4図
の■−V線矢視図、第6図及び第7図はそれぞれ熱交換
器温度及びヒータの暖気吹出温度の特性図である。 1・・・燃焼器、2・・・熱交換器、3・・・ブロア、
11・・・温度センサ、20・・・コントロールユニッ
ト。
Claims (1)
- 1. 燃焼器と、熱交換器と、該熱交換器に暖房用の空
気を送るブロアとを備えた燃焼式ヒータにおいて、前記
熱交換器に温度センサを取付け、該温度センサによって
前記熱交換器が第1の所定温度を超えたことを検知した
とき、前記ブロアを作動させるようにすると共に、該温
度センサによって前記熱交換器が第2の所定温度を超え
たことを検知することによって、前記熱交換器が過熱状
態であることを検出するようにしたことを特徴とする車
両用燃焼式ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993586A JPS62178850A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 車両用燃焼式ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993586A JPS62178850A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 車両用燃焼式ヒ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62178850A true JPS62178850A (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=12013068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993586A Pending JPS62178850A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 車両用燃焼式ヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62178850A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105444249A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-03-30 | 林晓生 | 一种智能家居用平面发热体 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP1993586A patent/JPS62178850A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105444249A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-03-30 | 林晓生 | 一种智能家居用平面发热体 |
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