JP3644101B2 - 空調装置 - Google Patents

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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内の第1および第2空調ゾーンへの吹出風温度を独立に制御する空調装置に関し、特には、車両の運転席と助手席への吹出風温度を独立に制御する車両用空調装置に用いた場合に有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
車室内の運転席(第1空調ゾーン)および助手席(第2空調ゾーン)への吹出風温度を独立に制御する、いわゆる左右独立温度コントロール型空調装置の従来技術として、例えば特開平5−213050号公報に開示されたものが知られている。
【0003】
この装置は具体的には、運転席へ通ずる第1空気通路と助手席へ通ずる第2空気通路のそれぞれに、ヒータコアと、このヒータコアをバイパスする第1および第2バイパス通路と、第1および第2エアミックスドアとが設けられている。そして、この第1エアミックスドアは第1サーボモータによって駆動され、第2エアミックスドアは第2サーボモータによって駆動される。
【0004】
そして、上記各席に対応して設けられた第1および第2温度設定器で設定された第1および第2設定温度や、車室内温度、外気温度、日射量に基づいて、各席に吹き出す第1および第2目標吹出温度を算出し、これらの目標吹出温度に基づいて、上記第1および第2エアミックスドアの第1および第2目標開度をそれぞれ決定し、これらの目標開度に基づいて、上記第1および第2サーボモータを独立に制御することによって、各席への吹出温度を独立に制御している。
【0005】
また、上記従来技術とは別に、サーボモータにて制御対象物(上記の場合はエアミックスドア)の位置を制御する場合の一般的な方法として、上記制御対象物の実際の位置を検出するポテンショメータを設け、図8に示すように、上記制御対象物の目標位置SWと、上記ポテンショメータが検出した上記制御対象物の実際の位置TPとの偏差(SW−TP)が、負方向の所定値(例えば−4(%))から正方向の所定値(例えば+4(%))までの範囲内であれば停止するように、不感帯を設ける。
【0006】
このように不感帯を設けるのは、上記制御対象物が停止している状態で、多少の外乱(例えば日射の変化)があって、上記目標位置SWが多少変化しても、上記制御対象物がハンチングしないようにして、上記制御対象物を安定した状態で制御するためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような左右独立温度コントロール型空調装置に、上記のようなサーボモータに不感帯を設ける制御手法を適用する場合、運転席側と助手席側とで上記設定温度が同じであるにも係わらず、各席への吹出風温度が異なって、乗員に違和感を与えるといった問題が発生する。
【0008】
すなわち、上記設定温度が各席で同じであれば、車室内温度、外気温度、日射量は同じであるので、上記第1および第2目標吹出温度が同じとなり、各エアミックスドアの目標開度SWは同じとなる。しかし、図8に示すように、各サーボモータに不感帯を設けているため、運転席側の第1エアミックスドアが、例えば上記不感帯の中で正方向に最大の開度(SW−TP=+4(%)の開度)となり、助手席側の第2エアミックスドアが、上記不感帯の中で負方向に最大の開度(SW−TP=−4(%)の開度)となることもある。
【0009】
この場合、上記設定温度が各席で同じであっても、各エアミックスドアの開度が8(%)もずれてしまい、その結果、運転席側と助手席側とに異なる温度の風が吹き出され、乗員に違和感を与えてしまう。
このように、上記設定温度が各席で同じであっても、各エアミックスドアの開度が相対的にずれてしまうことは、サーボモータに不感帯を設けている限りは避けられないことだが、このずれの大きさを少しでも小さくして、各席の設定温度が同じときにおける各席への吹出風温度のずれ量を極力少なくしたい。
【0010】
そこで、本発明は上記要望を満足することのできる空調装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
第1温度調節手段(17a、25a)および第2温度調節手段(17b、25b)のうちの一方の目標位置を、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)のうちの他方の目標位置に対する上記他方の実際位置のずれの方向にずらすようにしたことを特徴としている。
【0012】
従って、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)は、それぞれの目標位置と実際位置との偏差が、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲内となるように、それぞれ独立して制御されるので、多少の外乱があって、上記目標位置が多少変化しても、ハンチングすることなく安定した状態で独立制御される。このようにして、第1および第2空調ゾーンへの吹出風温度は安定した状態で独立制御される。
【0013】
ここで、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を同じとする条件のとき、すなわち上記一方および他方の目標位置を同じとする条件のときでも、上記他方の実際位置が、この他方の目標位置に対して正方向にずれたときには、上記一方の目標位置を正方向にずらし、また、上記他方の実際位置が、この他方の目標位置に対して負方向にずれたときには、上記一方の目標位置を負方向にずらす。
【0014】
従って、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を同じとする条件のときに、上記他方の実際位置が、正方向の上記所定値の位置となって、上記一方の実際位置が、負方向の上記所定値の位置となることもあるが、このとき、上記一方の目標位置が正方向にずれるので、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)の相対的なずれ量は、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲よりも少ない量となる。つまり、従来の相対的なずれ量よりも少なくなる。
【0015】
また、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を同じとする条件のときに、上記他方の実際位置が、負方向の上記所定値の位置となって、上記一方の実際位置が、正方向の上記所定値の位置となることもあるが、このとき、上記一方の目標位置が負方向にずれるので、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)の相対的なずれ量は、上記範囲よりも少ない量となる。つまり、従来の相対的なずれ量よりも少なくなる。
【0016】
このように本発明では、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を同じとする条件のときに、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)の相対的なずれ量を少なくすることができ、ひいては各ゾーンへの吹出風温度のずれ量を少なくすることができる。
また、請求項3記載の発明は、
上記各空調ゾーンへの吹出風温度を実質的に同じとする条件のとき、上記一方の目標位置を、上記他方の実際位置とするようにしたことを特徴としている。
【0017】
これによると、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を実質的に同じとする条件のときには、上記他方の実際位置が、正方向の上記所定値から正方向の上記所定値までのいずれの位置となっても、上記一方の実際位置は、この他方の実際位置から負方向に上記所定値までの範囲内か、上記他方の実際位置から正方向に上記所定値までの範囲内の位置となる。
【0018】
従って、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)の相対的なずれ量は、最大でも、上記負方向の所定値の大きさか、あるいは上記正方向の所定値の大きさとなるので、従来の相対的なずれ量よりも少なくなる。
このように本発明では、上記各空調ゾーンへの吹出風温度を同じとする条件のときに、各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)の相対的なずれ量を少なくすることができ、ひいては各ゾーンへの吹出風温度のずれ量を少なくすることができる。
【0019】
なお、請求項3記載の発明でいう、各空調ゾーンへの吹出風温度を実質的に同じにする条件とは、上記各吹出風温度を全く同じにする条件だけでなく、上記各吹出風温度が若干ずれていても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、第1空調ゾーンとしての運転席および第2空調ゾーンとしての助手席へのそれぞれの吹出温度を独立に制御する自動車用空調装置に本発明を適用した第1実施形態について、図1〜7を用いて説明する。
まず、本実施形態の空調ユニットの全体構成を図1に基づいて説明する。
【0021】
図1において、1は自動車用空調装置の空調ユニットの全体を示し、この空調ユニット1の主体は自動車の車室内計器盤の下方部に配設されている。
この空調ユニット1の空気上流側部位には内外気切換箱2が設けられている。内外気切換箱2には、内気吸入口3と外気吸入口4とが形成されており、さらに内気吸入口3と外気吸入口4とが分かれた部分には、各吸入口を選択的に開閉する内外気切換ドア5が設けられている。この内外気切換ドア5には、駆動手段としてのサーボモータ6(図2参照)が連結されている。
【0022】
内外気切換箱2の空気出口部には、送風手段としての遠心式電動送風機7が設けられており、この送風機7は、遠心ファン8とその駆動用のブロワモータ9と遠心ファン8を収容しているスクロールケーシング10とから構成されている。また、ブロワモータ9に印加されるブロワ電圧は、ブロワモータコントローラ11(図2参照)によって制御される。
【0023】
空調ユニットのケース12は、スクロールケーシング10の空気出口側部分に接続されている。このケース12内には、空気冷却手段をなす蒸発器13と、その空気下流側に空気加熱手段としてのヒータコア14(加熱手段)が配設されている。また、ケース12内のうちヒータコア14の空気上流側には仕切板15が配設されている。また、ケース12内のうちヒータコア14の両側方(図1の上下)には、蒸発器13で冷却された冷風がヒータコア14をバイパスする第1および第2バイパス通路16a、16b(第1および第2バイパス通路)が形成されている。
【0024】
ヒータコア14の空気上流側には、第1および第2エアミックスドア17a、17b(第1および第2温度調節手段、第1および第2風量割合調節手段)が設けられており、これらのドア17a、17bには、駆動手段としての第1および第2サーボモータ25a、25b(第1および第2温度調節手段、図2参照)がそれぞれ連結されている。このサーボモータ25a、25bには、それぞれのモータの出力軸の回転角を検出することによって、エアミックスドア17a、17bの実際の位置を検出するポテンショメータ37a、37b(図2参照)が内蔵されている。
【0025】
そして、仕切板15より図中上方のヒータコア14を通る冷風量と、第1バイパス通路16aを通る冷風量との割合が、第1エアミックスドア17aの開度によって調節され、仕切板15より図中下方のヒータコア14を通る冷風量と、第2バイパス通路16bを通る冷風量との割合が、第2エアミックスドア17bの開度によって調節される。
【0026】
蒸発器13は、図示しない圧縮機、凝縮器、受液器、減圧器とともに配管結合された周知の冷凍サイクルを構成する熱交換器であり、ケース12内の空気を除湿冷却する。上記圧縮機は、自動車のエンジンに図示しない電磁クラッチを介して連結されるもので、この電磁クラッチを断続制御することによって駆動停止制御される。
【0027】
また、ヒータコア14は、自動車エンジンの冷却水を熱源とする熱交換器であり、蒸発器13にて冷却された冷風を再加熱する。
また、ケース12の空気出口側には、第1エアミックスドア17aの開度によって温度調節された空調風を車室内運転席側に導く運転席側ダクト18a(第1空気通路)と、第2エアミックスドア17bの開度によって温度調節された空調風を車室内助手席側に導く助手席側ダクト18b(第2空気通路)とが接続されている。
【0028】
このうち、運転席側ダクト18aの下流端には、フェイスダクト19aとフットダクト20aとデフロスタダクト21とが形成されている。
上記フェイスダクト19aは、センターフェイスダクト191aとサイドフェイスダクト192aとに分岐しており、これらのダクト191a、192aの端部には、運転席乗員の上半身に空調風を吹き出すためのセンターフェイス吹出口193aとサイドフェイス吹出口194aが形成されている。
【0029】
フットダクト20aは、その端部に、運転席乗員の足元に空調風を吹き出すためのフット吹出口200aが形成されている。
上記デフロスタダクト21は、その端部に、フロントガラスの内面に空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口210が形成されている。
一方、上記助手席側ダクト18bの下流端には、フェイスダクト19bとフットダクト20bとが形成されている。
【0030】
上記フェイスダクト19bは、センターフェイスダクト191bとサイドフェイスダクト192bとに分岐しており、これらのダクト191b、192bの端部には、助手席乗員の上半身に空調風を吹き出すためのセンターフェイス吹出口193bとサイドフェイス吹出口194bが形成されている。
上記フットダクト20bは、その端部に、助手席乗員の足元に空調風を吹き出すためのフット吹出口200bが形成されている。
【0031】
そして、フェイスダクト19a、フットダクト20a、およびデフロスタダクト21の空気入口側部位には、それぞれのダクトを開閉するフェイスドア22a、フットドア23a、およびデフロスタドア24が設けられている。また、フェイスダクト19b、フットダクト20bの空気入口側部位には、それぞれのダクトを開閉するフェイスドア22b、フットドア23bが設けられている。
【0032】
このうち、フェイスドア22aとフットドア23aには、駆動手段としてのサーボモータ26(図2参照)が連結され、デフロスタドア24には、駆動手段としてのサーボモータ27(図2参照)が連結されている。また、フェイスドア22bおよびフットドア23bには、駆動手段としてのサーボモータ28(図2参照)が連結されている。
【0033】
次に、本実施形態の制御系の構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、空調装置を制御する制御装置30には、上記ポテンショメータ37a、37bの他に、車室内気温度を検出する内気温センサ31、外気温度を検出する外気温センサ32、車室内に照射される日射量を検出する日射センサ33、蒸発器13を通過した直後の空気温度を検出する蒸発器後センサ34、およびヒータコア14内のエンジン冷却水温を検出する水温センサ35が電気的に接続されている。
【0034】
また、制御装置30には、運転席側車室内の目標温度Tset(Dr) を設定する運転席側温度設定器36aと、助手席側車室内の目標温度Tset(Pa) を設定する助手席側温度設定器36bとが電気的に接続されている。なお、この運転席側温度設定器36aおよび助手席側温度設定器36bは、車室内前方に設けられたインストルメントパネル上に設置されている。
【0035】
制御装置30は、内部に図示しないA/D変換器、マイクロコンピュータ等を備える周知のものであり、上記各センサ31〜35および各ポテンショメータ37a、37bからの信号は、上記A/D変換器によってA/D変換された後、上記マイクロコンピュータへ入力されるように構成されている。。
上記マイクロコンピュータは、図示しないCPU、ROM、RAM、I/O等を持つ周知のもので、エンジンのイグニッションスイッチがオンされたときに、図示しないバッテリーから電源が供給される。
【0036】
次に、上記マイクロコンピュータによる制御処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、イグニッションスイッチがオンされて、制御装置30に電源が供給されると、図3に示すメインルーチンが起動する。そして、ステップ300にて、データ処理用メモリの記憶内容などの初期化を行う。
【0037】
そして、次のステップ310にて、運転席側温度設定器36aにて設定された目標温度Tset(Dr) 、助手席側温度設定器36bにて設定された目標温度Tset(Pa) 、内気温センサ31が検出した内気温度Tr 、外気温センサ32が検出した外気温度Tam、日射センサ33が検出した日射量Ts 、蒸発器後センサ34が検出した蒸発器後温度Te 、水温センサ35が検出した水温Tw 、ポテンショメータ37aが検出した第1エアミックスドア17aの実際の開度TP(Dr)、およびポテンショメータ37bが検出した第2エアミックスドア17bの実際の開度TP(Pa)を読み込む。
【0038】
そして、次のステップ320にて、ROMに予め記憶された下記数式1、2に、上記ステップ310にて読み込んだTset(Dr) 、Tset(Pa) 、Tr 、Tam、およびTs を代入することによって、運転席側に吹き出す空調風の目標吹出温度TAO(Dr)と、助手席側に吹き出す空調風の目標吹出温度TAO(Pa)を算出する。
【0039】
【数1】
TAO(Dr)=Kset ×Tset(Dr) −Kr ×Tr −Kam×Tam−Ks ×Ts +Kd(Dr) ×(Tset(Dr) −Tset(Pa) )+C
【0040】
【数2】
TAO(Pa)=Kset ×Tset(Pa) −Kr ×Tr −Kam×Tam−Ks ×Ts +Kd(Pa) ×(Tset(Pa) −Tset(Dr) )+C
ここで、Kset 、Kr 、Kam、Ks 、Kd(Dr) 、およびKd(Pa) はゲイン、Cは補正用の定数である。
【0041】
そして、次のステップ330では、予めROMに記憶された図4に示すマップから、上記TAO(Dr)およびTAO(Pa)に対応するブロワ電圧VAをそれぞれサーチし、これらのブロワ電圧を平均することによって、ブロワモータ9に印加するブロワ電圧VAを算出する。
そして、次のステップ340にて、予めROMに記憶された図5のマップから、上記TAO(Dr)およびTAO(Pa)に対応する、運転席側の吹出口モードおよび助手席側の吹出口モードを決定する。
【0042】
ここでFACE(フェイス)モードとは、フェイス吹出口193a、194a、193b、194bから空調風を吹き出すモードであり、B/L(バイレベル)モードとは、フェイス吹出口193a、194a、193b、194bおよびフット吹出口200a、200bの両方から空調風を吹き出すモードであり、FOOT(フット)モードとは、フット吹出口200a、200bから空調風を吹き出すモードである。
【0043】
そして、次のステップ350にて、予めROMに記憶された下記数式3、4に、上記ステップ310にて読み込んだTw 、Te 、および上記TAO(Dr)、TAO(Pa)を代入することによって、第1エアミックスドア17aの仮の目標開度SW(Dr)、および第2エアミックスドア17bの仮の目標開度SW(Pa)を算出する。
【0044】
【数3】
SW(Dr)={(TAO(Dr)−Te )/(Tw −Te )}×100 (%)
【0045】
【数4】
SW(Pa)={(TAO(Pa)−Te )/(Tw −Te )}×100 (%)
そして、次のステップ360にて、予めROMに記憶された図6のマップから、上記SW(Dr)およびSW(Pa)に対応する目標開度SWD(Dr)およびSWD(Pa)をサーチして算出する。なお、図6に示す特性は、吹出風温度のコントロール特性の非線型性を吸収するための特性である。
【0046】
そして、次のステップ370にて、予めROMに記憶された下記数式5、6に、上記ステップ310にて読み込んだTP(Dr)、および上記ステップ360で算出したSWD(Dr)およびSWD(Pa)を代入することによって、第1エアミックスドア17aの最終目標開度SWA(Dr)、および第2エアミックスドア17bの最終目標開度SWA(Pa)を算出する。
【0047】
【数5】
SWA(Dr)=SWD(Dr) (%)
【0048】
【数6】
SWA(Pa)=TP(Dr)+SWD(Pa)−SWD(Dr) (%)
そして、次のステップ380にて、上記ステップ330で算出したブロワ電圧VAを、ブロワモータコントローラ11を通じて出力する。
そして、次のステップ390にて、第1エアミックスドア17aの開度を、予めROMに記憶された図7のマップ、および上記最終目標開度と実際の開度との偏差(SWA(Dr)−TP(Dr))に基づいて制御するとともに、第2エアミックスドア17bの開度を、図7のマップ、および上記最終目標開度と実際の開度との偏差(SWA(Pa)−TP(Pa))に基づいてを制御する。
【0049】
つまり、エアミックスドア17a、17bは、きっかり上記最終目標開度SWA(Dr)、SWA(Pa)で停止するように制御されるのではなく、上記偏差が、負方向の所定値(本実施形態では−4(%))から正方向の所定値(本実施形態では+4(%))までの範囲内となれば停止するように、不感帯が形成されている。このように不感帯を設けることによって、エアミックスドア17a、17bが停止している状態で、多少の外乱(例えば日射の変化)があって、上記最終目標開度が多少変化しても、エアミックスドア17a、17bはハンチングすることなく、安定した状態で制御される。
【0050】
そして、次のステップ400にて、運転席側の吹出口モードおよび助手席側の吹出口モードが、上記ステップ340で決定した吹出口モードとるように、サーボモータ26〜28を制御する。
以上説明した図3の処理を繰り返すことよって、上記数式6にて求まる第2エアミックスドア17bの最終目標開度SWA(Pa)は、図6の関係から求まるSWD(Pa)を、第1エアミックスドア17aの目標開度SWD(Dr)に対する実際の開度TP(Dr)のずれの方向にずらした開度として算出される。
【0051】
特に、例えば運転席側の目標温度Tset(Dr) と助手席側の目標温度Tset(Pa) とが等しいときは、内気温度Tr 、外気温度Tam、日射量Ts も各席間で等しいので、目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)とが等しくなり、上記数式3、4にて求まる目標開度SWD(Dr)とSWD(Pa)とが等しくなる。従って、上記数式6にて求まる最終目標開度SWA(Pa)は、第1エアミックスドア17aの実際の開度TP(Dr)として算出される。
【0052】
従って、このときには、上記偏差(SWA(Pa)−TP(Pa))がTP(Dr)−TP(Pa)となるので、図7からも分かるように、第1エアミックスドア17aがいずれの位置となっても、第2エアミックスドア17bは、この第1エアミックスドア17aの実際の位置からのずれが−4〜+4(%)の位置となる。
このように本実施形態によると、運転席と助手席の上記目標温度Tset(Dr) 、Tset(Pa) が等しくて、上記目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)とが等しいときに、各エアミックスドア17a、17bの相対的なずれが、最大でも4(%)となる。従って、従来のような考え方、つまり上記目標開度SWD(Dr)、SWD(Pa)を最終目標開度SWA(Dr)、SWA(Pa)として、図7のマップによりエアミックスドア17a、17bの開度を制御する場合には、上記相対的なずれが最大8(%)となるが、本実施形態では、その半分に抑えることができる。
【0053】
従って、運転席と助手席とで上記目標温度(Tset(Dr) 、Tset(Pa) )が等しくて、上記目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)とが等しいときには、各席への吹出風温度をほぼ同じにすることができるので、快適な左右席独立温度コントロールを実現することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)が等しいときには、第2エアミックスドア17bの最終目標開度SWA(Pa)が、第1エアミックスドア17aの実際の開度TP(Dr)となるようにしたが、その逆としても良い。つまり、第1エアミックスドア17aの最終目標開度SWA(Dr)が、第2エアミックスドア17bの実際の開度TP(Pa)となるようにしても良い。
【0054】
また、上記実施形態では、第2エアミックスドア17bの位置制御を、全ての条件のときに上記数式6に基づいて行ったが、各席の設定温度が同じで、目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)が実質的に同じであるときのみ、上記数式6に基づいて行い、それ以外のときには、図6の関係から求まるSWD(Pa)に基づいて行うようにしても良い。
【0055】
また、目標吹出温度TAO(Dr)とTAO(Pa)が実質的に同じであるときのみ、下記数式7に基づいて第2エアミックスドア17bの位置制御を行い、それ以外のときには、図6の関係から求まるSWD(Pa)に基づいて行うようにしても良い。
【0056】
【数7】
SWA(Pa)=TP(Dr)
また、第1および第2空気通路内の空気の全てがヒータコア14を通過するようにし、このヒータコア14内を流れる温水流量または温水温度を、各席に対応して設けられた第1および第2ウォータバルブにて制御する、いわゆるリヒート式タイプのものにおいては、本発明の第1温度調節手段を、上記第1ウォータバルブとその駆動手段にて構成し、第2温度調節手段を、上記第2ウォータバルブとその駆動手段にて構成しても良い。
【0057】
また、上記実施形態では、本発明の第1空調ゾーンを車室内の運転席側空間、第2空調ゾーンを助手席側空間としたが、第1空調ゾーンを車室内の前席側空間、第2空調ゾーンを後席側空間としても良い。
また、上記実施形態では、ポテンショメータ37a、37bにて、サーボモータ25a、25bの出力軸の回転角を検出し、これによって、エアミックスドア17a、17bの実際の位置を検出するようにしたが、直接エアミックスドア17a、17bの位置を検出する手段を設けても良い。
【0058】
また、上記実施形態では、エアミックスドア17a、17bの最終目標開度SWA(Dr)、SWA(Pa)を直接決定するようにしたが、サーボモータ25a、25bの目標回転角を決定し、これによって上記SWA(Dr)、SWA(Pa)を決定するようにしても良い。
また、上記実施形態では、サーボモータ25a、25bの不感帯領域を、図7に示すように、上記偏差(SWA(Dr)−TP(Dr)またはSWA(Pa)−TP(Pa))の正負両方向に4(%)ずつ設けたが、正方向の領域と負方向の領域とが異なるように設けても良い。
【0059】
また、上記実施形態では、目標吹出温度TAOを実現するために、吹出風温度のコントロール特性の非線型性を吸収するために、図6に示す関係に基づいて、エアミックスドア17の目標開度SWをSWDに変換したが、上記コントロール特性に問題が無ければ、このような変換を行わなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の空調ユニットの全体構成図である。
【図2】上記実施形態の制御系のブロック図である。
【図3】上記実施形態のマイクロコンピュータによる制御フローチャートである。
【図4】上記実施形態のブロワ電圧VAに関するマップである。
【図5】上記実施形態の吹出口モードに関するマップである。
【図6】上記実施形態の温度コントロール特性の非線型性を吸収するためのマップである。
【図7】上記実施形態のエアミックスドア17a、17bの開度制御に関するマップである。
【図8】従来の制御対象物(例えばエアミックスドア)の位置制御に関するマップである。
【符号の説明】
14…ヒータコア(加熱手段)、16a…第1バイパス通路、
16b…第2バイパス通路、
17a…第1エアミックスドア(第1温度調節手段)、
17b…第2エアミックスドア(第2温度調節手段)、
18a…運転席側ダクト(第1空気通路)、
18b…助手席側ダクト(第2空気通路)、
25a…第1サーボモータ(第1温度調節手段)、
25b…第2サーボモータ(第2温度調節手段)。

Claims (5)

  1. 室内の第1空調ゾーンへ空気を導く第1空気通路(18a)、および室内の第2空調ゾーンへ空気を導く第2空気通路(18b)のそれぞれに対応して、前記各空気通路(18a、18b)内の空気の温度を調節する第1および第2温度調節手段(17a、17b、25a、25b)が設けられ、これら各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)をそれぞれ独立に制御することによって、前記各空調ゾーンへの吹出風温度を独立に制御する空調装置において、
    前記第1温度調節手段(17a、25a)の目標位置と実際位置との偏差が、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲内となるように、前記第1温度調節手段(17a、25a)を制御するとともに、前記第2温度調節手段(17b、25b)の目標位置と実際位置との偏差が、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲内となるように、前記第2温度調節手段(17b、25b)を制御する温度制御手段(390)を備え、
    前記各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)のうちの一方の前記目標位置を、前記各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)のうちの他方の前記目標位置に対する前記他方の前記実際位置のずれの方向にずらすようにしたことを特徴とする空調装置。
  2. 前記一方の前記目標位置を、前記他方の前記目標位置に対する前記他方の前記実際位置のずれの方向に、このずれの量だけずらすようにしたことを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  3. 室内の第1空調ゾーンへ空気を導く第1空気通路(18a)、および室内の第2空調ゾーンへ空気を導く第2空気通路(18b)のそれぞれに対応して、前記各空気通路(18a、18b)内の空気の温度を調節する第1および第2温度調節手段(17a、17b、25a、25b)が設けられ、これら各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)をそれぞれ独立に制御することによって、前記各空調ゾーンへの吹出風温度を独立に制御する空調装置において、
    前記第1温度調節手段(17a、25a)の目標位置と実際位置との偏差が、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲内となるように、前記第1温度調節手段(17a、25a)を制御するとともに、前記第2温度調節手段(17b、25b)の目標位置と実際位置との偏差が、負方向の所定値から正方向の所定値までの範囲内となるように、前記第2温度調節手段(17b、25b)を制御する温度制御手段(390)を備え、
    前記各空調ゾーンへの吹出風温度を実質的に同じとする条件のとき、前記各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)のうちの一方の前記目標位置を、前記各温度調節手段(17a、17b、25a、25b)のうちの他方の前記実際位置とするようにしたことを特徴とする空調装置。
  4. 前記各空気通路(18a、18b)内には、これらの空気通路(18a、18b)内の空気を加熱する加熱手段(14)が設けられるとともに、前記各空気通路(18a、18b)内には、前記加熱手段(14)をバイパスする第1および第2バイパス通路(16a、16b)が形成され、
    前記第1温度調節手段(17a、25a)は、
    前記加熱手段(14)を流れる風量と前記第1バイパス通路(16a)を流れる風量との割合を調節する第1風量割合調節手段(17a)と、
    この第1風量割合調節手段(17a)を駆動する第1駆動手段(25a)とを備え、
    前記第2温度調節手段(17b、25b)は、
    前記加熱手段(14)を流れる風量と前記第2バイパス通路(16b)を流れる風量との割合を調節する第2風量割合調節手段(17b)と、
    この第2風量割合調節手段(17b)を駆動する第2駆動手段(25b)とを備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の空調装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1つ記載の空調装置が車両に用いられ、
    前記第1空調ゾーンは、車室内の運転席側空間であり、
    前記第2空調ゾーンは、車室内の助手席側空間であることを特徴とする車両用空調装置。
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