JPH07335303A - 車両用コネクタ配設構造 - Google Patents

車両用コネクタ配設構造

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JPH07335303A
JPH07335303A JP6123372A JP12337294A JPH07335303A JP H07335303 A JPH07335303 A JP H07335303A JP 6123372 A JP6123372 A JP 6123372A JP 12337294 A JP12337294 A JP 12337294A JP H07335303 A JPH07335303 A JP H07335303A
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vehicle
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harness
connectors
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Tetsuya Fujita
哲也 藤田
Hiroyuki Osuga
浩之 大須賀
Shigeru Oyamada
茂 小山田
Mayumi Suzuki
真由美 鈴木
Wataru Taniguchi
亘 谷口
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    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの嵌合を容易に行え、作業効率が良
好な車両用コネクタ配設構造を提供する。 【構成】 車体側に取り付ける一方のコネクタ3,5に
対し、インストルメントパネル内に配策される他方のコ
ネクタ10,11を仮嵌合させると共に、本嵌合を行う
本嵌合手段としての嵌合ボルト16,17を設けてなる
車両用コネクタ配設構造である。他方のコネクタ10,
11は、ステアリングメンバ24に配設されるブラケッ
トである固定枠24eに、フローティング手段であるフ
ローティングケース25等によって上下左右方向に支持
されて取付られると共に、一方のコネクタ3,5は、ス
テアリングメンバ24を車体パネル7に配設する際に、
車体側の前記他方のコネクタ10,11と仮嵌合する位
置に取付られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤハーネスの接
続構造、特に自動車の電気配線に用いられるワイヤハー
ネスを接続する車両用コネクタ配設構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用コネクタ配設構造
としては、図30及び図31に示すようなものが知られ
ている。
【0003】即ち、同図の符号7は、自動車のサイドパ
ネルを示し、このサイドパネル7に取付ネジ8,8によ
ってブラケット6が固定され、このブラケット6内に
は、二個の雌コネクタ3,5が設置され、その一方の雌
コネクタ3は、エンジンルームハーネス2の一端に接続
し、このエンジンルームハーネス2の他端は、ダッシュ
パネル20をそれに装着されたグロメット21を介して
貫通していて図示省略のヘッドランプやバッテリ等と接
続している。
【0004】また、雌コネクタ5は、ボディハーネス4
の一端に設けられ、このボディハーネス4の他端は、図
示省略のテールランプやリヤパーセル内の電子部品等と
接続している。
【0005】一方、この雌コネクタ3に嵌合する雄コネ
クタ12及び雌コネクタ5に嵌合する雄コネクタ13
は、図30に示すようにメインハーネス9の右端、すな
わち2本に分岐している右端に各々接続している。
【0006】従って、雌コネクタ3に雄コネクタ12
を、及び雌コネクタ5に雄コネクタ13を嵌合すること
によって、図30に示すメインハーネス9の中の所定の
ハーネスが、エンジンルームハーネス2やボディハーネ
ス4に連結するものである。
【0007】そして、雌コネクタ3,5に雄コネクタ1
2,13を嵌合するに当たっては、図31に示すように
雌コネクタ3,5に対して雄コネクタ12,13を嵌合
するよう位置合わせをした上で、嵌合ボルト16,17
を雌コネクタ3,5に螺着して雌コネクタ3,5に雄コ
ネクタ12,13を嵌合するものである。
【0008】これら雌コネクタ3,5や雄コネクタ1
2,13の構造,並びに嵌合方法は、特開平3−226
978号公報や特公平5−55988号公報において示
された雌コネクタ及び雄コネクタと同様なのでその詳細
な構成の説明は省略する。
【0009】なお、図30において、符号18は、ステ
アリングメンバを示し、このステアリングメンバ18の
両端は、ブラケット19によって車体サイドパネル7に
装着されている。更に、符号26は、雄コネクタ12,
13に装着されて、この雄コネクタ12,13を保護す
る保護カバーを示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、雌コネクタ3,5に対する
雄コネクタ12,13の嵌合作業を、自動車の組立時に
行わなければならず、その際、前記ブラケット6が車体
サイドパネル7に固定されている場所が、車室内下方の
ダッシュパネル20に近い位置で、しかも、図30に示
すように、予め車幅方向に配設されるステアリングメン
バ18を避けて行なわなければならない。このため、作
業者の姿勢に無理を与え、作業効率が良好であるとは言
い難かった。
【0011】また、雌コネクタ3,5に対し、雄コネク
タ12,13を嵌合するように位置合わせをした上で、
嵌合ボルト16,17を雌コネクタ3,5に螺着して雌
コネクタ3,5に雄コネクタ12,13を嵌合するもの
であるから、雄・雌コネクタの位置合わせ作業に手間を
要し、この点においても作業効率が良好であるとは言い
難かった。
【0012】そこで、この発明は、コネクタの嵌合を容
易に行え、作業効率が良好な車両用コネクタ配設構造を
提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、請求項1に記載された発明
では、車体側に雄・雌いずれか一方のコネクタが取り付
けられ、インストルメントパネル内に配索されるワイヤ
ハーネスの端部に、他方のコネクタが設けられ、前記一
方のコネクタに他方のコネクタを仮嵌合させた後、本嵌
合を行う本嵌合手段を設けてなる車両用コネクタ配設構
造であって、前記ワイヤハーネスは、インストルメント
パネル内に配設されるハーネス配策部材に沿って配索さ
れ、しかも、前記他方のコネクタを、ハーネス配索部材
に設けられたブラケットに、変位可能に支持するフロー
ティング手段を有すると共に、前記一方のコネクタは、
前記ハーネス配策部材を車体に配設する際に、車体側の
前記他方のコネクタと仮嵌合する位置に取付られる車両
用コネクタ配設構造を特徴としている。
【0014】また、請求項2に記載された発明では、前
記ハーネス配索部材は、ステアリングメンバである請求
項1記載の車両用コネクタ配設構造を特徴としている。
【0015】そして、請求項3に記載された発明では、
前記ハーネス配索部材は、車幅方向に沿って延設される
基板である請求項1記載の車両用コネクタ配設構造を特
徴としている。
【0016】更に、請求項4に記載された発明では、前
記フローティング手段は、前記他方のコネクタを上下左
右方向に変位可能で、しかも、コネクタ嵌合方向に沿っ
て移動可能となるように支持する各請求項1〜3記載の
車両用コネクタ配設構造を特徴としている。
【0017】請求項5に記載された発明では、前記他方
のコネクタは、前記ブラケットに車両後方から前方へ向
けて挿入可能で、しかも、挿入状態で抜け止めをする抜
け止め部を形成する各請求項1〜4記載の車両用コネク
タ配設構造を特徴としている。
【0018】
【作 用】かかる手段の請求項1記載のものによれば、
他方のコネクタが、ステアリングメンバのブラケットに
取り付けられているので、ステアリングメンバを車体に
取り付ける際に、この他方のコネクタが、一方のコネク
タと仮嵌合する。
【0019】このとき、他方のコネクタは、ブラケット
に対して、フローティング手段によって変位可能に支持
されているので、仮嵌合位置が多少ずれていても、本嵌
合手段によって本嵌合を容易に行なうことが出来る。
【0020】また、請求項2記載のものによれば、ワイ
ヤハーネスがステアリングメンバに沿って配策されてい
るので、ステアリングメンバの取付により、前記ワイヤ
ハーネスの配策も完了し、更に、組み付け作業がスムー
ズに行える。
【0021】そして、請求項3記載のものによれば、ワ
イヤハーネスが車幅方向に沿って延設される基板に沿っ
て配策されているので、基板の取付により、前記ワイヤ
ハーネスの配策も完了し、更に、組み付け作業がスムー
ズに行える。
【0022】また、請求項4記載のものによれば、フロ
ーティング手段が、前記他方のコネクタを上下左右方向
に変位可能で、しかも、コネクタ嵌合方向に沿って移動
可能となるように支持する。このため、仮嵌合後、他方
のコネクタを前記一方のコネクタに本嵌合させる際に、
該他方のコネクタは、コネクタ嵌合方向に沿って移動し
ながら本嵌合し、確実な接続を行なうことが出来る。
【0023】更に、請求項5記載のものによれば、前記
他方のコネクタが、前記ブラケットに車両後方から前方
へ向けて挿入可能となっているので、組み付け順序の選
択自由度が増える。しかも、挿入状態で抜け止めをする
抜け止め部が形成されているので、仮嵌合状態でも、脱
落等の虞がなく、信頼性が高い。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0025】図1乃至図11は、この発明の第1実施例
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して説明する。
【0026】この発明の第1実施例の車両用コネクタ配
設構造では、エンジンルーム19から車室内20側へグ
ロメット21を介してエンジンルームハーネス2が延設
されている。
【0027】このエンジンルームハーネス2の先端には
雌コネクタ3が配設されている。また、ボディハーネス
4の先端には、雌コネクタ5が配設されている。そし
て、この雌コネクタ3と雌コネクタ5とは、固定ブラケ
ット22内に収納され、このブラケット22が車体サイ
ドパネル7に図3に示す取付ネジ8,8によって固定さ
れる様にしている。
【0028】この固定ブラケット22の上部には、図8
に示す様に、雌コネクタ3が、また下部には、雌コネク
タ5が各々収納固着されるようになっており、雌コネク
タ5が収納固着される下部構造は、雌コネクタ3が収納
固着される前記上部構造と略同様なので同一符号を付し
て説明を省略する。
【0029】前記固定ブラケット22の垂直及び水平方
向の各内側壁には、図5に示すように、対応する内側壁
間において対となり、かつ雄コネクタ12の嵌合方向に
延びるガイド突起23が2対、同図において上下方向及
び水平方向に間隔を隔てて設けられている。これら各ガ
イド突起23の雌コネクタ3の嵌合側には、テーパ部2
3aが設けられ雌コネクタ3に対する雄コネクタ12の
後述する仮嵌合時には、雄コネクタ10がテーパ部23
aに沿って案内されてストレート部23bに依り雌コネ
クタ3の開口部に対面するようになっている。
【0030】左右両側の車体サイドパネル7には、ステ
アリングメンバ24の取付部7aが図3に示すように形
成され(図3においては、左側の車体サイドパネル7に
形成した取付部7aを省略した。)、これらの両取付部
7aには、車両の後方に向かって突出するロケートボル
ト7b,7bが設置されている。
【0031】前記両取付部7a,7aに両端部が装着さ
れるステアリングメンバ24は、図3に示すようにその
両端部に固着された車体取付片24b(図3において
は、ステアリングメンバ24の左端部に固着される車体
取付片24bを省略した。)を有し、これら車体取付片
24に設けられた取付孔24c,24cに前記ロケート
ボルト7b,7bを挿入してナット24d,24d締め
することにより、該ステアリングメンバ24は、その両
端部が、図2に示すように左右両側の車体サイドパネル
7の取付部7aに設置されるようになっている。
【0032】前記ステアリングメンバ24の右端部下面
には、図3に示すようにその下方に向かって伸びるブラ
ケットとしての固定枠24eが溶接固定されており、こ
の固定枠24eには、雄コネクタ10,11を配設する
フローティング手段としてのフローティングケース25
が、その周縁部25aに設けられた取付孔28にビス2
7を挿通した上で固定枠24eに螺着することによって
装着されるようになっている。
【0033】前記フローティングケース25には、図4
に示すようにその上部内に雄コネクタ10が、また、そ
の下部内に雄コネクタ11が、各々、嵌合方向に対して
上下左右方向に変位可能に、かつ、嵌合方向に沿う前後
方向に移動可能に取り付けられるようになっており、雄
コネクタ11が取付けられる下部構造は、雄コネクタ1
0が取り付けられる上部構造と略同一なのでその部分に
ついては同じ符号を付して説明を省略し、相違する部分
について説明する。
【0034】前記フローティングケース25の左右の両
内壁には、図3に示すように、その内側に向けて湾曲し
て車両の前後方向、すなわち雌コネクタ3に向かって各
々先端が延設され、かつ前記内壁において対をなすスラ
イドアーム29が、2対、上下方向に間隔を隔てて設け
られている。
【0035】各スライドアーム29は、図4に示すよう
にテーパ部29aを有し、このテーパ部29aより基端
側が、先端部よりも軟弱な軟弱部29eを構成してい
る。
【0036】この軟弱部29eによってテーパ部29a
よりも先端側の先端部は、嵌合方向に対して上下左右方
向に変位するようになっている。
【0037】そして、図4及び図6に示すように、この
コネクタカバー26に2対形成されたスライド溝26a
…内に各スライドアーム29を挿通することによって、
これら各スライドアーム29…にコネクタカバー26
が、スライドアーム延設方向に沿って移動可能に取り付
けられている。
【0038】このコネクタカバー26には、図6及び図
8に示すようその上下壁に4箇所の弾性舌片26dが設
けられ、これら各弾性舌片26dの先端部の内側に係合
爪26eが設けられていて、これら係合爪26e…が雄
コネクタ10に係合することによって雄コネクタ10
は、コネクタカバー26に装着されている。
【0039】従って、雄コネクタ10は、このコネクタ
カバー26を介してスライドアーム29に取り付けられ
ることにより、前記フローティングケース25内を嵌合
方向に対して上下左右方向に変位可能で、しかも、嵌合
方向に沿い前後方向に移動可能に取り付けられている。
【0040】なお、図中符号29bは、スライドアーム
29の先端縁に設けられた先抜け防止ストッパであり、
この先抜け防止ストッパ29bは、雄コネクタ10がス
ライドアーム29の先端から抜け出るのを阻止してい
る。
【0041】また、図中符号29cは、雄コネクタ10
がスライドアーム29の先端から抜け出るのを阻止する
後抜け防止ストッパであり、この後抜け防止ストッパ2
9cは、雄コネクタ10のスライドアーム29への取付
時には、その先端がスライドアーム29に向けて変位し
て雄コネクタ10の取付を可能にし、またその先端部が
後退する雄コネクタ10に係合してその後抜けを阻止す
る。
【0042】更に、雄コネクタ10との係合は、後抜け
防止ストッパ29cの先端をスライドアーム29に向け
て変位させることにより解除され、これによって雄コネ
クタ10をスライドアーム29から離脱させることが出
来るものである。
【0043】前記フローティングケース25の上下の両
内壁には、図8に示すように、雄コネクタ10の取付挿
入縁から雌コネクタ3に向かうに従って順次互いに近接
する方向に伸びる弾性抑止片32,32が設けられ、こ
の弾性抑止片32の先端は、雄コネクタ10の上下面に
常時係合して雄コネクタ10を保持している。
【0044】この両弾性抑止片32,32の保持は、ス
ライドアーム29の軟弱部29eの捻れ、特に軟弱部2
9eの上下方向の捻れを抑止しない程度の保持力を有す
るように構成されているが、同時に雄コネクタ10が大
きく上下方向に変位するのを阻止し、これによって、軟
弱部29eが破損するのを防止しているものである。
【0045】そして、このステアリングメンバ24に
は、上方を開放する略U字状の配策溝24aが形成され
ている。この配策溝24a内には、ワイヤハーネスの一
つであるメインハーネス9が、このステアリングメンバ
24に沿うように配索されている。
【0046】このワイヤハーネス9の端末は、複数に分
岐していて、前記雌コネクタ3,5と結合する図3に示
す前記雄コネクタ10,11を各々配設している。
【0047】更に、スライドアーム29には、誤組み防
止用突起30,31が形成されている。このうち、誤組
み防止用突起30は、前記雄コネクタ10に適合する様
に一つの突起から形成されていると共に、誤組み防止用
突起31は、前記雄コネクタ11に適合する様に二つの
突起から形成されている。
【0048】次に、この第1実施例の作用について説明
する。
【0049】まず、図4又は図9に示すように、フロー
ティングケース25に車両後方から前方へ向けて、前記
雄ブラケット10,11を挿入する。雄ブラケット1
0,11に各々予め配設されたコネクタカバー26に形
成されたスライド溝26a…に前記スライドアーム29
が挿入されると、このスライドアーム29のテーパ部2
9aが、ガイドしながら、所定のフローティング状態位
置まで導く。この時、前記後抜け防止ストッパ29c
は、当接により、弾性変形して挿入可能となる。また、
前記誤組み防止用突起30,31によって、雄コネクタ
10,11が反対に挿入されることが防止される。
【0050】図5及び図6に示すように前記スライド溝
26a…周囲が、前記先抜け防止ストッパ29bに当接
する位置まで挿入されると、雄ブラケット10,11
は、各々上下方向の移動は前記弾性抑止片32,32に
よって一定量に制限されると共に、左右方向には、前記
スライドアーム29…によって弾性支持されて、上下左
右方向に変位可能な所謂フローティング状態となる。こ
の時、前記後抜け防止ストッパ29cによって車両後方
向への雄コネクタの10,11の脱落が防止される。
【0051】また、雄コネクタ10,11が、前記フロ
ーティングケース25に車両後方から前方へ向けて挿入
可能となっているので、組み付け順序の選択自由度が増
える。
【0052】このため、例えば、ステアリングメンバ2
4の固定枠24eにフローティングケース25を固定
し、メインハーネス9の端末に前記雄コネクタ10,1
1を予め配設してから、フローティングケース25に、
雄コネクタ10,11を挿入して配設できるので、取付
作業性が良好である。
【0053】次に、図1に示す様に、メインハーネス9
をステアリングメンバ24の配索溝24a内にこのステ
アリングメンバ24に沿って配索し、前記雄コネクタ1
0,11をフローティング状態で支持したフローティン
グケース25を固定枠24eにビス27…止めした所謂
サブアッセンブリ状態のステアリングメンバ24を車体
に固定する。
【0054】この時、図1中、白抜き矢印に示す様に、
車両後方から前方に向けてステアリングメンバ24を組
み付けると、前記ロケートボルト7b,7bが、二本で
ガイドの役目を果たし、雄コネクタ10,11を前記固
定ブラケット22配設位置まで導びき、仮嵌合させる。
仮嵌合状態では、前記固定ブラケット22内の雌コネク
タ3,5配設位置まで、前記ガイド突起23…のテーパ
部23a…が、挿入された雄コネクタ10,11を導
く。また、雄コネクタ10,11は、前記後抜け防止ス
トッパ29c…によって車両後方へ向かってスライドし
脱落することが防止されているので信頼性が高く、作業
者は、ステアリングメンバ24配設のみに注意を払えば
よく、この点においても、作業性が良好である。
【0055】この雄コネクタ10,11は、フローティ
ングケース25のスライドアーム29…の軟弱部29c
によって、上下左右方向に変位可能に支持されているの
で、多少の位置ズレが生じても、上下左右、所定の方向
に修正しながら雄コネクタ10,11をスライドアーム
29…が適正嵌合位置まで、コネクタ嵌合方向に沿って
移動させる。このため、本嵌合によって確実なコネクタ
間の接続を行なうこうとが出来る。
【0056】すなわち、図11に示すようにロケートボ
ルト7b,7bにナット24eを螺合させてステアリン
グメンバ24の車体取付部24bをステアリングメンバ
取付部7bに固定する。
【0057】そして、前記コネクタカバー26,26の
上から本嵌合手段としての嵌合ボルト16,17で締め
付けて、雌コネクタ3,5と雄コネクタ10,11とを
本嵌合する。雌コネクタ3,5と雄コネクタ10,11
とは、正確に位置決めされているので、嵌合ボルト1
6,17は、容易に雌コネクタ3,5と螺合し、前記メ
インハーネス9と、エンジンルームハーネス2及びボデ
ィハーネス4とを電気的に接続する。
【0058】また、メインハーネス9がステアリングメ
ンバ24に沿って配策されているので、ステアリングメ
ンバ24取付時、メインハーネス9が他の部材と干渉す
ることなく、組み付け作業が更にスムーズに行える。し
かも、ステアリングメンバ24の車体取付によって前記
メインハーネス9の配策も略完了し、更に、組み付け作
業がスムーズに行える。このため、例えば、作業者が従
来の様に無理な姿勢で作業する工程が減少し、取付作業
性が良好である。
【0059】図12乃至図15は、この発明の第2実施
例を示すものである。前記第1実施例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して相違点について主に
説明する。
【0060】この第2実施例の車両用コネクタ配設構造
では、フローティングケース35の左右両内壁に、軟弱
部である支持部39d…を介して複数の断面略T字状の
スライドアーム39…が形成されている。このスライド
アーム39…先端には、先抜け防止ストッパ39b,3
9bが各々形成されている。また、図中符号39cは、
雄コネクタ10がスライドアーム39の先端から抜け出
るのを阻止する後抜け防止ストッパであり、この後抜け
防止ストッパ39cは、雄コネクタ10のスライドアー
ム39への取付時には、その先端がスライドアーム39
に向けて変位して雄コネクタ10の取付を可能にし、ま
たその先端部が後退する雄コネクタ10に係合してその
後抜けを阻止する。
【0061】次にこの第2実施例の作用について説明す
る。
【0062】この第2実施例の車両用コネクタ配設構造
では、前記スライドアーム39…が、支持部39dに支
持されて断面略T字状に形成されているので、前記スラ
イド溝26aに挿入する際、車両後方から前方に向かっ
て雄コネクタ10,11をフローティングケース35内
へ組み込むことが出来る。このため、取付作業性が良好
である。
【0063】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0064】図16は、この発明の第3実施例を示すも
のである。前記第1実施例と同一乃至均等な部分につい
ては、同一符号を付して相違点について主に説明する。
【0065】この第3実施例の車両用コネクタ配設構造
では、フローティングケース45の左右両内壁に、複数
の断面略円状のスライドアーム49…が、軟弱部である
支持柱49a先端に形成されている。このスライドアー
ム49には、先抜け防止ストッパ49b,49bが各々
形成されている。また、第1実施例のスライド溝26a
に対応する図示省略のスライド溝は、このスライドアー
ム49…及び支持柱49aの形状に適合するように形成
されて構成されている。
【0066】次に、この第3実施例の作用について説明
する。
【0067】この第3実施例の車両用コネクタ配設構造
では、前記スライドアーム49…が、断面略円状で、支
持柱49a先端に形成されているので、前記スライド溝
26aに挿入する際、車両後方から前方に向かって雄コ
ネクタ10,11をフローティングケース45内へ組み
込むことが出来る。このため、取付作業性が良好であ
る。
【0068】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0069】図17乃至図22は、この発明の第4実施
例を示すものである。前記第1実施例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して相違点について主に
説明する。
【0070】この第4実施例の車両用コネクタ配設構造
では、フローティングケース55の左右両内壁に、複数
の断面略U字状で基端部に軟弱部を有するスライドアー
ム59…が形成されている。このスライドアーム59の
先端には、先抜け防止ストッパ59b,59bが各々形
成されている。このフローティングケース55の上下内
壁面には、抜け止め防止部55cが弾性変形可能に各々
形成されている。また、第1実施例のスライド溝26a
に対応するスライド溝56,56は、雄コネクタ50,
51に一体に孔状に形成されている。
【0071】そして、固定ブラケット52の上下左右内
壁面には、開口方向に傾斜するガイド面52a…が複数
形成されている。
【0072】次に、この第4実施例の作用について説明
する。
【0073】この第4実施例の車両用コネクタ配設構造
では、前記各スライドアーム59…をスライド溝56,
56に挿入すると、フローティングケース55に雄コネ
クタ50,51が、上下左右方向に変位可能でしかも、
コネクタ嵌合方向に移動可能となるように、所謂フロー
ティング状態で配設される。この状態で、図20乃至図
21に示すように雄コネクタ50,51を固定ブラケッ
ト52に近接させると、雄コネクタ50,51が、車両
後方へスライドしながら、ガイド面52a及びストレー
ト部52bによって導かれ、上下左右方向へ位置決めさ
れて、図21に示す様に仮嵌合する。
【0074】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0075】図23乃至図24は、この発明の第5実施
例を示すものである。前記第4実施例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して相違点について主に
説明する。
【0076】この第5実施例の車両用コネクタ配設構造
では、フローティングケース65の左右両内壁に、複数
の断面略U字状のスライドアーム69…が形成されてい
る。このスライドアーム69の先端には、スライド抵抗
部69a,69aが各々形成されている。このスライド
抵抗部69a,69aを含むスライドアーム69の幅b
´は、前記第4実施例のスライドアーム59の幅bより
も広く、かつ、スライド溝56の幅よりもやや広くて挿
入された場合に抵抗を有する程度に形成されている。そ
して、この各スライドアーム59…の基端部は、軟弱部
によって構成されている。
【0077】次に、この第5実施例の作用について説明
する。
【0078】この第5実施例の車両用コネクタ配設構造
では、前記各スライドアーム59…をスライド溝56,
56に挿入すると、フローティングケース65に雄コネ
クタ50,51が、上下左右方向に変位可能でしかも、
コネクタ嵌合方向に移動可能となるように、所謂フロー
ティング状態で、かつ、一定の抵抗を有しながらスライ
ド自在に配設される。この状態で、雄コネクタ50,5
1を固定ブラケット52に近接させると、雄コネクタ5
0,51が、車両後方へ一定の抵抗を有しながらスライ
ドし、ガイド面52a及びストレート部52bによって
導かれ、上下左右方向へ位置決めされて仮嵌合する。
【0079】このため、前記第4実施例の車両用コネク
タ配設構造に比して、前記一定の抵抗分、前記仮嵌合
は、前記各実施例の本嵌合に近い状態になり、更に容易
な構造で仮嵌合出来、作業性が良好である。
【0080】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0081】図25乃至図27は、この発明の第6実施
例を示すものである。前記第1実施例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して相違点について主に
説明する。
【0082】従来、図31に示す様な車両用コネクタ配
設構造では、コネクタ同士の接続が、仮嵌合状態である
のか又は、本嵌合状態であるのかの区別を外部から見た
だけでは、判断しにくく、本嵌合しているものも、再
度、ボルト締め等を行う手間がかかり、作業効率が良好
とは言い難かった。
【0083】この第6実施例の車両用コネクタ配設構造
では、固定ブラケット72の上壁部に車両後方へ向けて
確認突起72aが突設されている。また、この雄コネク
タ101の上面部には、本嵌合状態でこの確認突起72
aとオーバーラップして隠れる目印部101aが設けら
れている。
【0084】次に、この第6実施例の作用について説明
する。
【0085】この第6実施例の車両用コネクタ配設構造
では、固定ブラケット72に対して雄コネクタ101
が、仮嵌合状態では、図26に示す様に、目印部101
aが外部から見えるので、まだ、仮嵌合状態であること
を確認できる。
【0086】そして、前記嵌合ボルト16を締め付け
て、本嵌合状態になると、前記目印部101aが確認突
起72aにオーバーラップされて隠れ、外部から見えな
くなる。 このため、完全に本嵌合したことを確認でき
るので、取付ミスが減少し、取付作業性が更に良好なも
のとなる。
【0087】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0088】図28乃至図29は、この発明の第7実施
例を示すものである。前記第1実施例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して相違点について主に
説明する。
【0089】この第7実施例の車両用コネクタ配設構造
では、第1実施例のステアリングメンバ29の代わり
に、インストルメントパネル内に車幅方向に沿って延設
される基板としてのコアインスト79に、前記メインハ
ーネス9が、樹脂製のワイヤハーネスプロテクタ80を
介して取り付けられている。
【0090】このコアインスト79の右端部下面には、
図29に示すようにその下方に向かって伸びるブラケッ
トとしての前記固定枠24eが一体に形成されており、
この固定枠24eには、前記雄コネクタ10,11を配
設するフローティング手段としての前記フローティング
ケース25が、その周縁部25aに設けられた取付孔2
8にビス27を挿通した上で、この固定枠24eに螺着
させることによって装着されるようになっている。
【0091】次に、この第7実施例の作用について説明
する。
【0092】この第7実施例の車両用コネクタ配設構造
では、前記メインハーネス9が車幅方向に沿って延設さ
れるコアインスト79に沿って予め配策されているの
で、コアインスト79の取付により、前記雌コネクタ
3,5及び雄コネクタ10,11が、仮嵌合し、嵌合ボ
ルト16,17の締結により容易に、本嵌合させること
が出来る。また、このコアインスト79の取付により、
前記メインハーネス9の配策も完了し、更に、組み付け
作業がスムーズに行える。
【0093】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので説明を省略する。
【0094】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、他方のコネクタが、ステア
リングメンバのブラケットに取り付けられているので、
ステアリングメンバを車体に取り付ける際に、この他方
のコネクタが、一方のコネクタと仮嵌合する。
【0095】このとき、他方のコネクタは、ブラケット
に対して、フローティング手段によって変位可能に支持
されているので、仮嵌合位置が多少ずれていても、本嵌
合手段によって本嵌合を容易に行なうことが出来る。
【0096】このため、例えば、作業者が従来の様に無
理な姿勢で作業する工程が減少し、取付作業性が良好で
ある。
【0097】また、請求項2記載のものによれば、ワイ
ヤハーネスがステアリングメンバに沿って配策されてい
るので、ステアリングメンバの取付により、前記ワイヤ
ハーネスの配策も完了し、更に、組み付け作業がスムー
ズに行える。
【0098】そして、請求項3記載のものによれば、ワ
イヤハーネスが車幅方向に沿って延設される基板に沿っ
て配策されているので、基板の取付により、前記ワイヤ
ハーネスの配策も完了し、更に、組み付け作業がスムー
ズに行える。
【0099】また、請求項4記載のものによれば、フロ
ーティング手段が、前記他方のコネクタを上下左右方向
に変位可能で、しかも、コネクタ嵌合方向に沿って移動
可能となるように支持する。このため、仮嵌合後、他方
のコネクタを前記一方のコネクタに本嵌合させる際に、
該他方のコネクタは、コネクタ嵌合方向に沿って移動し
ながら本嵌合し、確実な接続を行なうことが出来る。
【0100】更に、請求項5記載のものによれば、前記
他方のコネクタが、前記ブラケットに車両後方から前方
へ向けて挿入可能となっているので、組み付け順序の選
択自由度が増える。しかも、挿入状態で抜け止めをする
抜け止め部が形成されているので、仮嵌合状態でも、脱
落等の虞がなく、信頼性が高い。
【0101】このため、更に作業性の良好な車両用コネ
クタ配設構造を提供することが出来る、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用コネクタ配設構造
を示し、ステアリングメンバを取り付ける様子を説明す
る全体の斜視図である。
【図2】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示す取
付後の斜視図である。
【図3】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示す分
解斜視図である。
【図4】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示す分
解斜視図である。
【図5】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示す分
解斜視図である。
【図6】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示し、
図5のA−A線に沿った位置の断面図である。
【図7】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示し、
図5の矢視B位置の部分正面図である。
【図8】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示し、
断面図である。
【図9】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示し、
ステアリングメンバを取り付ける前の様子を説明する部
分断面図である。
【図10】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、ステアリングメンバを取り付ける様子を説明する部
分断面図である。
【図11】同一実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、ステアリングメンバを取り付けた様子を説明する部
分断面図である。
【図12】本発明の第2実施例の車両用コネクタ配設構
造を示す斜視図である。
【図13】第2実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
斜視図である。
【図14】第2実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図13のC−C線に沿った位置の断面図である。
【図15】第2実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図13の矢視D位置の部分正面図である。
【図16】第3実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図13の矢視D位置に対応する部分正面図である。
【図17】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
斜視図である。
【図18】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図17のE−E線に沿った位置の断面図である。
【図19】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
斜視図である。
【図20】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図17のF−F線に沿った位置の断面図である。
【図21】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図17のF−F線に沿った位置の断面図である。
【図22】第4実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図17のF−F線に沿った位置の断面図である。
【図23】第5実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
上面図である。
【図24】第5実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
部分拡大上面図である。
【図25】第6実施例の車両用コネクタ配設構造を示す
斜視図である。
【図26】第6実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図25のG−G線に沿った位置の断面図である。
【図27】第6実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、図25のG−G線に沿った位置の断面図である。
【図28】第7実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、全体の構成を示す分解斜視図である。
【図29】第7実施例の車両用コネクタ配設構造を示
し、要部を拡大した分解斜視図である。
【図30】従来例の車両用コネクタ配設構造を示し、全
体の斜視図である。
【図31】他の従来例の車両用コネクタ配設構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
3,5 雌コネクタ(一方のコネクタ) 10,11 雄コネクタ(他方のコネクタ) 16,17 嵌合ボルト(本嵌合手段) 22,52,72 固定ブラケット 24 ステアリングメンバ 24e 固定枠(ブラケット) フローティング手段 25,35,45,55,65 フローティングケース 29,39,49,59 スライドアーム 79 コアインスト(基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山田 茂 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地株式会 社カンセイ内 (72)発明者 鈴木 真由美 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地株式会 社カンセイ内 (72)発明者 谷口 亘 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地株式会 社カンセイ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に雄・雌いずれか一方のコネクタが
    取り付けられ、インストルメントパネル内に配索される
    ワイヤハーネスの端部に、他方のコネクタが設けられ、
    前記一方のコネクタに他方のコネクタを仮嵌合させた
    後、本嵌合を行う本嵌合手段を設けてなる車両用コネク
    タ配設構造であって、 前記ワイヤハーネスは、インストルメントパネル内に配
    設されるハーネス配策部材に沿って配索され、しかも、
    前記他方のコネクタを、ハーネス配索部材に設けられた
    ブラケットに、変位可能に支持するフローティング手段
    を有すると共に、 前記一方のコネクタは、前記ハーネス配策部材を車体に
    配設する際に、車体側の前記他方のコネクタと仮嵌合す
    る位置に取付られることを特徴とする車両用コネクタ配
    設構造。
  2. 【請求項2】前記ハーネス配索部材は、ステアリングメ
    ンバであることを特徴とする請求項1記載の車両用コネ
    クタ配設構造。
  3. 【請求項3】前記ハーネス配索部材は、車幅方向に沿っ
    て延設される基板であることを特徴とする請求項1記載
    の車両用コネクタ配設構造。
  4. 【請求項4】前記フローティング手段は、前記他方のコ
    ネクタを上下左右方向に変位可能で、しかも、コネクタ
    嵌合方向に沿って移動可能となるように支持されている
    ことを特徴とする各請求項1〜3記載の車両用コネクタ
    配設構造。
  5. 【請求項5】前記他方のコネクタは、前記ブラケットに
    車両後方から前方へ向けて挿入可能で、しかも、挿入状
    態で抜け止めをする抜け止め部を形成することを特徴と
    する各請求項1〜4記載の車両用コネクタ配設構造。
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