JP2007186082A - 電気部品 - Google Patents

電気部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2007186082A
JP2007186082A JP2006005716A JP2006005716A JP2007186082A JP 2007186082 A JP2007186082 A JP 2007186082A JP 2006005716 A JP2006005716 A JP 2006005716A JP 2006005716 A JP2006005716 A JP 2006005716A JP 2007186082 A JP2007186082 A JP 2007186082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
connectors
holding
wire harness
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006005716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5082244B2 (ja
Inventor
Yosuke Okamoto
陽介 岡本
Hiroyuki Wakamatsu
洋行 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2006005716A priority Critical patent/JP5082244B2/ja
Publication of JP2007186082A publication Critical patent/JP2007186082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082244B2 publication Critical patent/JP5082244B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】第1コネクタ13a等をテープで巻き付けることなく固定、搬送等を行うことができる電気部品を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス12a、12b、12cを保持する保持部41に、ワイヤーハーネス12a、12b、12cの端部にそれぞれ接続される第1コネクタ13a、13b、13cを保持可能なコネクタ保持台座42a、42b、42cを一体的に配置する。そして、ワイヤーハーネス12a等の一体組付部品を組付位置へ搬送する際、及び、仕様によって不要な第1コネクタ13a、13b、13cを保持する際に、第1コネクタ13a、13b、13cをコネクタ保持台座42a、42b、42cに保持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワイヤーハーネスに接続されたコネクタを備える電気部品に関するものである。
車両の電気接続部品は、幹線ワイヤーハーネスから支線ワイヤーハーネスが分岐され、当該支線ワイヤーハーネスの端部にコネクタが取り付けられている。そして、このコネクタは、他部品のコネクタに連結されて、電気的に接続されるようにされている。
ここで、支線ワイヤーハーネスに取り付けられているコネクタがオプション部品に接続されるコネクタの場合には、車両の仕様によって当該コネクタが使用されないことがある。この場合、当該コネクタに接続される支線ワイヤーハーネスは、幹線ワイヤーハーネスにテープで巻き付けて固定していた(例えば、特許文献1の従来技術参照)。または、他部品に仮コネクタを形成しておき、使用されないコネクタを当該仮コネクタに連結していた。
特開平11−18255号公報(図5)
しかし、使用されないコネクタに接続される支線ワイヤーハーネスをテープで巻き付けて固定する場合には、テープがちぎれるおそれがある。また、コネクタの性能の関係上、コネクタ自身をテープで固定せずに支線ワイヤーハーネスをテープで固定している。つまり、コネクタ自身は固定されていない。そのため、コネクタが他部品と干渉して、異音などを生じるおそれがある。さらに、多数のコネクタが同部位に存在する場合には、幹線ワイヤーハーネスに固定することができない場合がある。
また、コネクタを他部品の仮コネクタに連結する場合には、仮コネクタに連結した後においては、上記のようなテープちぎれなどの問題が生じることを防止できる。しかし、コネクタを他部品の仮コネクタに連結する前において、幹線ワイヤーハーネス、支線ワイヤーハーネス及びコネクタの搬送等の際に、コネクタはテープなどを用いて幹線ワイヤーハーネスに仮固定している。従って、コネクタを他部品の仮コネクタに連結する前においては、上述したコネクタをテープで巻き付けて固定することによる問題を生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コネクタをテープで巻き付けることなく固定、搬送等を行うことができる電気部品を提供することを目的とする。
本発明の電気部品は、ワイヤーハーネスと、ワイヤーハーネスに接続される第1コネクタと、保持部材とを備えることを特徴とする。ここで、保持部材は、ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持部と、保持部に一体的に配置され第1コネクタを保持可能なコネクタ保持台座とを有する。
ここで、ワイヤーハーネス、第1コネクタ、及び保持部材は、一体にされている。つまり、これらの一体部品を予め組み付けておき、他部品との組付位置まで搬送した後、他部品に組み付ける。
そして、本発明によれば、ワイヤーハーネス、第1コネクタ、及び保持部材からなる一体部品を搬送する際には、第1コネクタはコネクタ保持台座に保持された状態にする。そして、当該一体部品を他部品との組付位置まで搬送した後、第1コネクタを他部品の第2コネクタに連結する場合には、第1コネクタをコネクタ保持台座から離脱させて、他部品の第2コネクタに連結する。また、第1コネクタが使用されないコネクタの場合には、当該一体部品を他部品との組付位置まで搬送した後においても、第1コネクタはコネクタ保持台座に保持された状態を維持する。
このように、当該一体部品を搬送する際において、従来のようにテープを用いずに、第1コネクタを保持することができるので、テープを用いることによる問題が生じることを防止できる。さらに、第1コネクタが使用されないコネクタの場合には、従来他部品の仮コネクタに連結するなどの作業が不要となる。従って、製造工数の低減を図ることができる。
また、本発明の電気部品は、第1コネクタに連結可能な第2コネクタを有する第2部材をさらに備え、第1コネクタは、第1ロック部を有し、第2コネクタは、第1コネクタの外形形状に嵌合する第2嵌合枠部と、第1ロック部に係止可能な第2ロック部とを有し、コネクタ保持台座は、第2コネクタの第2嵌合枠部と同形状からなるようにするとよい。
つまり、コネクタ保持台座の第2嵌合枠部が、第1コネクタの外形形状に嵌合することができる形状とされている。ここで、第1コネクタの外形形状と第2嵌合枠部との嵌合、及び、第1コネクタの外形形状と第2嵌合枠部との嵌合は、しまりばめとされている。従って、第1コネクタは、コネクタ保持台座に確実に保持される。
また、本発明の電気部品の第1コネクタは、複数からなり、それぞれの第1コネクタに連結可能な複数の第2コネクタを有する第2部材をさらに備え、コネクタ保持台座は、複数からなり、対応するそれぞれの第2コネクタの並び順と同様の並び順に配置されるようにするとよい。つまり、複数のコネクタ保持台座の並び順が、複数の第2コネクタの並び順と一致している。
ここで、第1コネクタ及び第2コネクタがそれぞれ複数存在する場合には、何れの第1コネクタを何れの第2コネクタに連結させるのか容易に把握できない場合がある。そこで、コネクタ保持台座の並び順を第2コネクタの並び順と同様の並び順とすることで、第1コネクタをコネクタ保持台座から離脱して第2コネクタに連結する際に、何れの第1コネクタを何れの第2コネクタに連結させればよいかを容易に把握することができる。
また、第1コネクタと第2コネクタとは、一般に、確実な係止方法を採用していることが多い。これは、両者の電気的な接続が確実に行えるようにするためである。一方、第1コネクタとコネクタ保持台座とは、電気的な接続を行うのではなく、単に保持し合うための係止関係でよい。つまり、第1コネクタとコネクタ保持台座の係止関係は、第1コネクタと第2コネクタとの係止関係に比べて、簡易にするとよい。
そこで、第1コネクタは、第1平面部を有する第1ロック部を有し、第2コネクタは、第1コネクタに連結された状態で第1平面部に対向し係合する第2平面部を有する第2ロック部を有し、コネクタ保持台座は、第1コネクタを保持した状態で第1平面部に係合する曲面突起部を有するようにするとよい。
つまり、第1コネクタと第2コネクタとが係止し合う場合には、第1コネクタの第1平面部と第2コネクタの第2平面部とが対向した状態で係止し合う。このように、係合部分が平面同士となるので、第1コネクタと第2コネクタとは、確実に係止し合う状態となる。一方、第1コネクタとコネクタ保持台座とが係止し合う場合には、第1コネクタの第1平面部とコネクタ保持台座の曲面突起部とが係合し合う。このように、係合部分の一方が曲面状をなしているので、平面同士に比べて係止力が低くなる。これにより、コネクタ保持台座から第1コネクタを離脱して、第2コネクタに連結することが非常に容易となる。また、コネクタ保持台座に第1コネクタを保持した状態を維持する場合にも、十分な係止力を発揮する。
また、本発明の電気部品を構成する保持部材は、車両ボディに固定される部材としてもよい。この保持部材は、例えば、省スペース化を図るためのワイヤーハーネスを保持するプロテクタなどである。つまり、本発明の電気部品は、車両に搭載される部品となる。ここで、特に車両は、省スペース化及び低コスト化が求められている。そこで、省スペース化を図るための部品であるプロテクタなどを利用して、車両に搭載される電気部品を上述のように構成することで、低コスト化を図ることができる。
本発明の電気部品によれば、第1コネクタをテープで巻き付けることなく固定、搬送等を行うことができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。なお、本実施形態においては、本発明の電気部品を車両に搭載した場合について説明する。
本実施形態の車両に搭載した電気部品(以下、「車両搭載電気部品」という)について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、第1コネクタ13a、13b、13cを第2コネクタ14a、14b、14cに連結した状態における車両搭載電気部品の全体構成図を示す。図2は、第1コネクタ13aを第2コネクタ14aに連結した状態のコネクタ断面図を示す。図3は、第1コネクタ13a、13b、13cをコネクタ保持台座42a、42b、42cに保持した状態における車両搭載電気部品の全体構成図を示す。図4は、第1コネクタ13aをコネクタ保持台座42aに保持した状態のコネクタ断面図を示す。
図1に示すように、車両搭載電気部品は、幹線ワイヤーハーネス11と、支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cと、第1コネクタ13a、13b、13cと、スイッチ部品14と、プロテクタ15とから構成される。
幹線ワイヤーハーネス11は、複数のワイヤーハーネスが束にされた状態で、車両に搭載されている。この幹線ワイヤーハーネス11は、車両に搭載される各種電気部品間における電気信号や電気部品を駆動する電流が流れている。支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cは、それぞれ幹線ワイヤーハーネス11の端から分岐されている。これらの支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cは、例えば、車室内に搭載される100Vコンセントに用いられるものや、フロントガラスの曇り取り用であるデアイサーに用いられるものなどの電気部品用のワイヤーハーネスである。この電気部品には、標準部品ではない部品、いわゆるオプション部品が含まれている。この場合、支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cは、車両の仕様によって、使用される場合と使用されない場合とが存在する。
第1コネクタ13a、13b、13cは、雄コネクタ状をなしている。そして、第1コネクタ13a、13b、13cは、それぞれ支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cの端部に接続固定されている。つまり、これらの第1コネクタ13a、13b、13cは、他部品(本実施形態では、後述するスイッチ部品14)と電気的に接続するための部品である。この第1コネクタ13aは、図2に示すように、第1基部21(本発明における第1コネクタの外形形状)と、第1ロック部22とを有している。
第1基部21の全体概略形状は直方体状をなしている。そして、この第1基部21の図2の上面側に、支線ワイヤーハーネス12が接続固定されている。第1ロック部22は、第1基部21の図2の右側面に設けられている。この第1ロック部22は、第1基部21に対して図2の下端側を支点として図2の上端側が揺動可能に弾性変形可能な板状をなしている。そして、この第1ロック部22の外側面(図2の右側面)には、図2の右側に突出する第1突起部22aが形成されている。この第1突起部22aは、図2の上方側、すなわち支線ワイヤーハーネス12が接続固定されている側が平面状をなす第1平面部22bを有している。
なお、第1コネクタ13b、13cの詳細について図示説明しないが、第1コネクタ13aと類似した形状からなる。つまり、それぞれの第1コネクタ13a、13b、13cの第1基部21の形状が異なるが、何れも第1基部21と第1ロック部22とを有している。
スイッチ部品14は、インストルメントパネル(図示せず)に固定されている。このスイッチ部品14は、例えば、上述した100Vコンセントやデアイサーなどのマイコンや電線などを有している。そして、スイッチ部品14のケースには、第2コネクタ14a、14b、14cが形成されている。これらの第2コネクタ14a、14b、14cは、それぞれ第1コネクタ13a、13b、13cに連結可能な雌コネクタ状をなしている。詳細には、第2コネクタ14aには第1コネクタ13aが連結され、第2コネクタ14bには第1コネクタ13bが連結され、第2コネクタ14cには第1コネクタ13cが連結される。そして、スイッチ部品14には、図1の左から右に向かって第2コネクタ14a、14b、14cの並び順に形成されている。
これらの第2コネクタ14aは、図2に示すように、第2嵌合枠部31と、第2ロック部32とを有している。第2嵌合枠部31は、第1コネクタ13aの第1基部21としまりばめにより嵌合される枠状をなしている。つまり、第1コネクタ13aの第1基部21が第2コネクタ14aの第2嵌合枠部31に連結された場合には、両者はしまりばめにより固定される。ただし、図2は模式的に示しているため、第1基部21と第2嵌合枠部31とがしまりばめによる嵌合状態の図としていない。
第2ロック部32は、第2嵌合枠部31の内部の図2の右側面に、図2の左側に向かって突出するように形成されている。つまり、第2ロック部32は、第2嵌合枠部31の側面から枠内方に向かって突出している。そして、この第2ロック部32は、図2の下方側、すなわち、第1コネクタ13aが挿入される側の反対側に平面状をなす第2平面部32aを有している。つまり、第1コネクタ13aが第2コネクタ14aに挿入されて連結された状態において、第1ロック部22の第1平面部22bが第2ロック部32の第2平面部32aに対向する。従って、第2ロック部32の第2平面部32aは、第1ロック部22の第1平面部22bに対して第1コネクタ13aの離脱方向(図2の上方向)に係合して、第1コネクタ13aを係止している。
なお、第2コネクタ14b、14cの詳細について図示しないが、第2コネクタ14aと類似した形状からなる。つまり、それぞれの第2コネクタ14a、14b、14cの第2嵌合枠部31の形状が異なるが、何れも第2嵌合枠部31と第2ロック部32とを有している。
プロテクタ15(本発明における保持部材)は、樹脂により成形されており、インストルメントパネル(図示せず)の車両前側に配置される円管状のリンフォース61に固定されている。このプロテクタ15は、幹線ワイヤーハーネス11を挿通し、保護するための部品である。プロテクタ15は、例えば、幹線ワイヤーハーネス11を配置する場所が非常に狭小である場所などに配置されて、幹線ワイヤーハーネス11が他の部品と接触することなどから保護している。
このプロテクタ15は、ハーネス挿通部41と、コネクタ保持台座42a、42b、42cとから構成される。ハーネス挿通部41(本発明におけるハーネス保持部)は、筒状をなしている。このハーネス挿通部41は、幹線ワイヤーハーネス11を挿通保持している。そして、ハーネス挿通部41は、支線ワイヤーハーネス12a、12b、12cがハーネス挿通部41の右側開口部から外部へ延在するように、配置されている。また、ハーネス挿通部41の図1の裏面側は、円弧凹状をなしている。つまり、ハーネス挿通部41の図1の裏面側は、円管状のリンフォース61に倣った形状をなしている。さらに、このハーネス挿通部41の図1の裏面側には、突起部(図示せず)が形成されている。このハーネス挿通部41の突起部は、リンフォース61に係合される。つまり、ハーネス挿通部41は、リンフォース61に固定されている。
コネクタ保持台座42a、42b、42cは、ハーネス挿通部41の図1の右下側に、ハーネス挿通部41と一体的に成形されている。これらのコネクタ保持台座42a、42b、42cは、それぞれ、第1コネクタ13a、13b、13cを保持可能であって、第2コネクタ14a、14b、14cと類似の形状からなる雌コネクタ状をなしている。そして、コネクタ保持台座42aには第1コネクタ13aが保持され、コネクタ保持台座42bには第1コネクタ13bが保持され、コネクタ保持台座42cには第1コネクタ13cが保持される。
そして、幹線ワイヤーハーネス11、支線ワイヤーハーネス12、第1コネクタ13、及びプロテクタ15の一体組立部品を車両搭載箇所に搬送する際、及び、第1コネクタ13が不要なコネクタである車両仕様の際に、コネクタ保持台座42a、42b、42cは、第1コネクタ13a、13b、13cを保持する。ここで、第1コネクタ13a、13b、13cをコネクタ保持台座42a、42b、42cに保持した状態の一体組立部品を図3に示す。なお、この一体組立部品を組付位置へ搬送した後には、車両仕様によっては、第1コネクタ13a、13b、13cのうち一部又は全部が第2コネクタ14a、14b、14cの一部又は全部に連結され、残りがコネクタ保持台座42a、42b、42cに保持されることになる。
そして、これらコネクタ保持台座42a、42b、42cは、スイッチ部品14に形成される第2コネクタ14a、14b、14cの並び順と同じ並び順に形成されている。つまり、図1の左から右に向かってコネクタ保持台座42a、42b、42cの並び順に形成されている。ここで、第1コネクタ13a、13b、13cが使用されるコネクタである場合には、一体組立部品を組付位置へ搬送した後には、第1コネクタ13a、13b、13cをコネクタ保持台座42a、42b、42cから離脱させて、第2コネクタ14a、14b、14cに連結する。その際、第2コネクタ14a、14b、14cの並び順とコネクタ保持台座42a、42b、42cの並び順とが一致しているので、第1コネクタ13a、13b、13cの何れを第2コネクタ14a、14b、14cの何れに連結すべきなのかを容易に把握することができる。
次に、コネクタ保持台座42aの詳細形状について、図4を参照して説明する。図4に示すように、コネクタ保持台座42aは、台座嵌合枠部51と、台座ロック部52とを有している。台座嵌合枠部51は、第1コネクタ13aの第1基部21としまりばめにより嵌合される枠状をなしている。つまり、台座嵌合枠部51は、第2嵌合枠部31と同形状をなしている。従って、第1コネクタ13aの第1基部21がコネクタ保持台座42aの台座嵌合枠部51に保持された場合には、両者はしまりばめにより固定される。ただし、図4は模式的に示しているため、第1基部21と台座嵌合枠部51とがしまりばめによる嵌合状態の図としていない。
台座ロック部52は、台座嵌合枠部51の内部の図4の右側面に、図4の左側に向かって球面状に突出する曲面突起部52aを有する。つまり、第1コネクタ13aがコネクタ保持台座42aに挿入された状態において、台座ロック部52の曲面突起部52aは、第1ロック部22の第1平面部22bに対して第1コネクタ13aの離脱方向(図4の上方向)に係合して、第1コネクタ13aを係止している。
ここで、台座ロック部52が第1ロック部22を係止する係止力は、第2コネクタ14aの第2ロック部32が第1ロック部22を係止する係止力よりも低くなる。従って、コネクタ保持台座42aから第1コネクタ13aを離脱することが、第2コネクタ14aから第1コネクタ13aを離脱することに比べて容易となる。具体的には、第1コネクタ13aを第2コネクタ14aから離脱する場合には、まず作業者が第1ロック部22を押圧して第1ロック部22と第2ロック部32との係合を解除した後に、第1コネクタ13aを第2コネクタ14aから引き抜く。一方、第1コネクタ13aをコネクタ保持台座42aから離脱する場合には、第1ロック部22を押圧することなく、単に第1コネクタ13aをコネクタ保持台座42aから引き抜くことで足りる。これにより、コネクタ保持台座42aは、十分に第1コネクタ13aを保持できると共に、組付作業性を良好とすることができる。
なお、コネクタ保持台座42b、42cの詳細について図示説明しないが、コネクタ保持台座42aと類似した形状からなる。つまり、それぞれのコネクタ保持台座42a、42b、42cの台座嵌合枠部51の形状が異なるが、何れも台座嵌合枠部51と台座ロック部52とを有している。
このように、本実施形態によれば、幹線ワイヤーハーネス11、支線ワイヤーハーネス12、第1コネクタ13、及びプロテクタ15の一体組立部品を車両搭載箇所に搬送する際、及び、第1コネクタ13が不要なコネクタである車両仕様の際に、第1コネクタ13a、13b、13cは、コネクタ保持台座42a、42b、42cに保持しておく。つまり、これら一体組立部品の搬送などの際に、テープで巻き付けて固定する必要がない。さらに、車両の仕様によって使用されない第1コネクタ13a、13b、13cは、コネクタ保持台座42a、42b、42cに保持したままでよい。従って、他の仮コネクタなどに取り付けるなどの作業が不要となる。
第1コネクタ13a、13b、13cを第2コネクタ14a、14b、14cに連結した状態における車両搭載電気部品の全体構成図を示す。 第1コネクタ13aを第2コネクタ14aに連結した状態のコネクタ断面図を示す。 第1コネクタ13a、13b、13cをコネクタ保持台座42a、42b、42cに保持した状態における車両搭載電気部品の全体構成図を示す。 第1コネクタ13aをコネクタ保持台座42aに保持した状態のコネクタ断面図を示す。
符号の説明
11:幹線ワイヤーハーネス、 12a、12b、12c:支線ワイヤーハーネス、
13a、13b、13c:第1コネクタ、 14:スイッチ部品、
14a、14b、14c:第2コネクタ、 15:プロテクタ、
21:第1基部、 22:第1ロック部、
22a:第1突起部、 22b:第1平面部、
31:第2嵌合枠部、 32:第2ロック部、 32a:第2平面部、
41:ハーネス挿通部、 42a、42b、42c:コネクタ保持台座、
51:台座嵌合枠部、 52:台座ロック部、 52a:曲面突起部、
61:リンフォース

Claims (5)

  1. ワイヤーハーネスと、
    前記ワイヤーハーネスに接続される第1コネクタと、
    前記ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持部と、前記保持部に一体的に配置され前記第1コネクタを保持可能なコネクタ保持台座とを有する保持部材と、
    を備えることを特徴とする電気部品。
  2. 前記第1コネクタに連結可能な第2コネクタを有する第2部材をさらに備え、
    前記第1コネクタは、第1ロック部を有し、
    前記第2コネクタは、前記第1コネクタの外形形状に嵌合する第2嵌合枠部と、前記第1ロック部に係止可能な第2ロック部とを有し、
    前記コネクタ保持台座は、前記第2コネクタの前記第2嵌合枠部と同形状からなる請求項1記載の電気部品。
  3. 前記第1コネクタは、複数からなり、
    それぞれの前記第1コネクタに連結可能な複数の第2コネクタを有する第2部材をさらに備え、
    前記コネクタ保持台座は、複数からなり、対応するそれぞれの前記第2コネクタの並び順と同様の並び順に配置されている請求項1又は2に記載の電気部品。
  4. 前記第1コネクタは、第1平面部を有する第1ロック部を有し、
    前記第2コネクタは、前記第1コネクタに連結された状態で前記第1平面部に対向し係合する第2平面部を有する第2ロック部を有し、
    前記コネクタ保持台座は、前記第1コネクタを保持した状態で前記第1平面部に係合する曲面突起部を有する請求項2又は3に記載の電気部品。
  5. 前記保持部材は、車両ボディに固定される請求項1〜4の何れか一項に記載の電気部品。
JP2006005716A 2006-01-13 2006-01-13 電気部品 Expired - Fee Related JP5082244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005716A JP5082244B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 電気部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005716A JP5082244B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 電気部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007186082A true JP2007186082A (ja) 2007-07-26
JP5082244B2 JP5082244B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=38341545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006005716A Expired - Fee Related JP5082244B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 電気部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082244B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2015201207B2 (en) * 2014-03-31 2016-10-27 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
WO2020183953A1 (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 住友電装株式会社 コネクタ保持部材

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284558U (ja) * 1985-11-19 1987-05-29
JPH07335303A (ja) * 1994-06-06 1995-12-22 Kansei Corp 車両用コネクタ配設構造
JP2000209737A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
JP2002218624A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Yazaki Corp 起立配索用プロテクタ
JP2003163057A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Yazaki Corp コネクタの接続装置及びその方法
JP2003291747A (ja) * 2002-04-05 2003-10-15 Yazaki Corp ワイヤーハーネスの配索構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284558U (ja) * 1985-11-19 1987-05-29
JPH07335303A (ja) * 1994-06-06 1995-12-22 Kansei Corp 車両用コネクタ配設構造
JP2000209737A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
JP2002218624A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Yazaki Corp 起立配索用プロテクタ
JP2003163057A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Yazaki Corp コネクタの接続装置及びその方法
JP2003291747A (ja) * 2002-04-05 2003-10-15 Yazaki Corp ワイヤーハーネスの配索構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2015201207B2 (en) * 2014-03-31 2016-10-27 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
WO2020183953A1 (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 住友電装株式会社 コネクタ保持部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP5082244B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012056747A1 (ja) バンドクリップ
US20120134130A1 (en) Electric connection box and relay module
CN108290531B (zh) 线缆引导装置、布线装置、安全气囊模块、方向盘及车辆
JP2009177928A (ja) 車載用の電気接続箱
US6499702B2 (en) Clamp and method of mounting a connector on a wire using said clamp
JP5082244B2 (ja) 電気部品
JP2835675B2 (ja) 電子ユニットのロック装置
JP4855879B2 (ja) コネクタホルダ
JP3709454B2 (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JP6466721B2 (ja) 車載用機械部品のワイヤーハーネス仮止め構造
JP2016207613A (ja) ワイヤハーネス
JP2009185934A (ja) 樹脂部品の取付構造
JPH0687101U (ja) ワイヤリングハーネスの取付構造
JP2001251739A (ja) ワイヤハーネスへのコネクタ固定構造
CN111169407B (zh) 用于线束的端部的临时锁定结构
JP2002171637A (ja) 電気接続箱の取付構造
JP2011159497A (ja) ワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造
JPH10275639A (ja) 自動車用ワイヤーハーネスの接続構造
KR100649426B1 (ko) 하니스 보호용 분배홀더
JP4389703B2 (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP2017216196A (ja) コネクタの固定構造
JPH08298021A (ja) フラット・ハーネスの取付構造
WO2007113934A1 (ja) コネクタ接続部の補強カバー
KR200226904Y1 (ko) 자동차용 커넥터의 터미널 고정구조
WO2014045638A1 (ja) ワイヤーハーネスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120702

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5082244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees