JP2016207613A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Masataro Ito
政太郎 伊藤
高史 小堀
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高史 小堀
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Abstract

【課題】分岐電線と接続されるコネクタを幹線に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができるとともに、部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタを備えることができるワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】幹線3を一巻きにして固定される締結バンド9と、分岐電線と接続されるコネクタ7と、締結バンド9の基部10とコネクタ7との間で分離可能に連結する連結機構20と、を備え、連結機構20は、コネクタ7に一体に設けられた第1の係合部21と、第1の係合部21に対してコネクタ7の下面部7bに垂直な方向と直交する所要方向に相対移動して係合する第2の係合部22と、第2の係合部22に一体に設けられた第3の係合部23と、締結バンド9の基部10一体に設けられ、第3の係合部23に対してスナップ係合する第4の係合部24と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスに関する。
従来、コネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスが提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。
図7,図8は、特許文献1の図1および図3に示すものと、実質的に同一のコネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスを示す。このワイヤハーネス40は、電線群41から分岐する分岐電線42の各端末に設けた接続端子43がコネクタ44の接続端子収容孔に差し込まれるとともに、反対側からバスバー45を差し込まれていることにより、各接続端子43が相互に電気的に接続しており、コネクタ44が電線群41に当てられ粘着テープ46で巻き付け固着されている。
図9は、特許文献2の図1(B)に示すものと、実質的に同一のコネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスを示す。このワイヤハーネス50は、取付部品51と、取付部品51のコネクタ収容部に上側から押し込み収容され固定爪51aで押さえられたコネクタ52と、電線群53から分岐する分岐電線54の各端末に設けられコネクタ52の接続端子収容孔に差し込まれた接続端子と、コネクタ52の接続端子収容孔に反対側から差し込まれ接続端子に対してスプライス接続するバスバーと、およびバンド部を取付部品51の下面に備えたバンド通し枠に通して電線群53を一巻きして固定する締結バンド55とを有している。
図10は、特許文献3の図1(B)に示すものと、実質的に同一のコネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスを示す。このワイヤハーネス60は、幹線64に一巻きして固定されるベルトクランプ材61と、ベルト貫通穴を有しかつベルト貫通穴にベルト部を通したベルトクランプ材61により幹線64の外周面に保持されるコネクタ固定材62と、幹線64から分岐する支線65の端末に設けた接続端子が接続端子収容孔に差し込まれたコネクタ63と、を備え、コネクタ63がコネクタ固定材62に差し込み式に係合され、かつコネクタ63の外面部に設けた係止爪と、コネクタ固定材62の係止片とが係止する。
図11は、特許文献4の図2に示すものと、実質的に同一のコネクタを電線群の外周面に備えたワイヤハーネスを示す。このワイヤハーネス70は、幹線71から分岐する支線72と他の幹線から分岐する支線73とを接続する一対のコネクタ74a,74bと、幹線71を保持してパネル部材75に係止する保持係止手段76と、保持係止手段76に保持される孔部材77と、コネクタ74aに設けられ、孔部材77の貫通孔に挿入されることによりコネクタ74aを孔部材94に係止するコネクタ係止手段78と、を備えている。
特開2009−170289号公報 特開2012−243475号公報 特開平11−18255号公報 特開2001−45636号公報
しかしながら、図7,図8に示すワイヤハーネス40は以下の問題があった。粘着テープ46によりコネクタ44を電線群41に巻き付け固着する際に、コネクタ44を分岐電線42に対し急に曲げた場合に、分岐電線42に引き抜き方向の引張力が加わり、コネクタ44の接続端子収容孔から接続端子43が抜けてしまう恐れがあった。また、粘着テープ46を使用しているので、経年劣化により、または真夏の高温時に粘着が緩み、粘着テープ46が剥がれ、コネクタ44が電線群41から離れ、垂れ下がる恐れがある。さらに、製作時に粘着テープ46を誤って切ってしまい、粘着テープ46の巻き付けをやり直す恐れもある。
図9〜図11に示すワイヤハーネス50,60,70にあっては、粘着テープを用いずに、バンドを用いているので、図7に示すワイヤハーネス40が有している上記欠点を解消しているが、以下の問題があった。
図9に示すワイヤハーネス50は、コネクタ52内において、複数の分岐電線54の各端末に設けられ接続端子同士をバスバーにより短絡するものであり、コネクタ52は、取付部品51から取り外し不能であり、取付部品51も締結バンド55とコネクタ52から取り外しが難しい。このため、取付部品51とコネクタ52と締結バンド55との組み合わせ構造は、コネクタ52をオプション用コネクタとして備えて、オプションの電装品と接続する際に取り外すことができないという問題があった。
図10に示すワイヤハーネス60は、コネクタ63とコネクタ固定材62との接続が不完全な半嵌合が生じる恐れがあり、またコネクタ63とコネクタ固定材62とが接続した後は解離が難しいので、コネクタ63をオプション用とした場合に、コネクタ63を取り外して別位置へ移動することが難しいという問題があった。
図11に示すワイヤハーネス70は、幹線71の側方にコネクタ74を設置するスペースが必要であり、また孔部材77の貫通孔にコネクタ係止手段78を挿入する際に、半嵌合が生じる恐れがあり、半嵌合であるか否かの試験が必要となっており、また、抜き治具を用いないと、コネクタ係止手段78を孔部材77の貫通孔から脱出させることが難しいという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、少ない部品の組み合わせにより、分岐電線と接続されるコネクタを幹線に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができるとともに、部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタを備えることができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的達成のため、幹線より分岐する複数の分岐電線の各端末に接続端子が設けられた電線群と、バンド通し孔とバンド係止爪を有する基部の一側よりバンド部が延びる形態であり、前記電線群または電線群外装材を一巻きにして前記電線群または前記電線群外装材に固定される締結バンドと、複数の接続端子収容孔に前記複数の接続端子を個別に収容するコネクタと、前記締結バンドの前記基部の上面部と前記コネクタの下面部との間で分離可能に連結する連結機構と、を備え、前記連結機構は、前記コネクタの下面部に一体に設けられた第1の係合部と、前記第1の係合部に対して前記コネクタの下面部に垂直な方向と直交する所要方向に相対移動して係合する第2の係合部と、前記第2の係合部の下面に一体に設けられた第3の係合部と、前記締結バンドの前記基部の上面部に一体に設けられ、前記第3の係合部に対して前記コネクタの下面部に垂直な方向に相対移動してスナップ係合する第4の係合部と、を有する構成である。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、コネクタと第1の係合部とが一体であり、第2の係合部と第3の係合部とが一体であり、および第4の係合部と締結バンドの基部とが一体であるので、3つの部品の組み合わせることで組み立てられる。本発明に係るワイヤハーネスは、接続端子をコネクタに収容し、一方、締結バンドを電線群または電線群外装材に一巻きに固定し、第1の係合部と第2の係合部とを係合し、第3の係合部と第4の係合部とをスナップ係合することにより、分岐電線の端末に備えるコネクタを幹線上に保持できる。
上記のように、本発明に係るワイヤハーネスは、分岐電線と接続されるコネクタを幹線に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができ、また部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタを備えることができる。
前記第1の係合部および前記第2の係合部は、前記コネクタの下面部に沿った平面内に、相対的にスライドして係合するように構成することができる。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、第1の係合部と前記第2の係合部とを、コネクタの下面部に沿った平面内に、相対的にスライドして係合する適宜の構成を採用することができ、第3の係合部と第4の係合部とのスナップ係合を解離させる力で、第1の係合部と第2の係合部との予期せぬ解離が生ずる恐れはない。
前記第3の係合部および前記第4の係合部は、スナップ嵌合するスナップボタンの雌ボタンおよび雄ボタンとすることができる。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、第3の係合部と第4の係合部とを係合させる際には、パチンという音がして接続が確実に行えて、パチンという音がしても半嵌合であるという状態が皆無であり、接続確認テストが不要である。
本発明によれば、少ない部品の組み合わせにより、分岐電線と接続されるコネクタを幹線に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができるとともに、部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタを備えることができるワイヤハーネスを提供することができる。
図1(A)は本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスを実装途中の状態を示す概略斜視図であり、図1(B)は実装状態を示す概略斜視図である。 図2(A)は本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスを構成する締結バンドを示す斜視図であり、図2(B)は一部を断面して示す締結バンドの側面図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの構成部品を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの実装前の状態を詳細に示す拡大図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの実装状態を詳細に示す拡大図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの他の実装状態を示す平面図である。 従来の一のワイヤハーネスを示す斜視図である。 従来の上記一のワイヤハーネスの一部分の詳細を示す拡大断面図である。 他の従来例に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。 他の従来例に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。 他の従来例に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。
以下、本発明に係るワイヤハーネスの一実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1〜図6に示すように、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、電線群2と、コネクタ7と、締結バンド9と、連結機構20と、を備えている。
電線群2は、幹線3より分岐する複数の分岐電線4の各端末に接続端子6が設けられている。幹線3は、被覆電線である複数のコア線および給電線と、ドレン線の集合であり、複数の分岐電線4は、複数のコア線および給電線と、ドレン線との集合であり、これらを被覆する導電性網筒線であるシースを含む場合がある。
本実施の形態では、電線群2は、幹線3が粘着テープで粗巻きされコルゲートチューブなどの電線群外装材5で被覆されており、電線群外装材5を避けた位置で複数の分岐電線4が幹線3より分岐しており、各分岐電線4の端末に接続端子6を有している。
図3に示すように、コネクタ7は、PE,PPなどの樹脂成形体であり、一側から他側に貫通している複数の接続端子収容孔7aを有し、各接続端子収容孔7aに分岐電線の端末に設けられた各接続端子を個別に収容している。
図2(A),(B)、図4に示すように、締結バンド9は、PE,PPなどの樹脂成形体であり、ブロック状の基部10と、可撓性を有するバンド部11と、を有する。
基部10は、一側から他側に貫通しているバンド通し孔10aと、バンド通し孔10a内に設けられバンド部11に形成された鋸刃形の爪部に係合して引き抜けを阻止するバンド係止爪10bとを有する。
バンド部11は、基部10の、バンド通し孔10aの貫通方向に一側部より延びていて、電線群外装材5を一巻きにして基部10のバンド通し孔10aとバンド係止爪10bとで締結し得る長さを有する。
締結バンド9は、バンド部11で電線群外装材5(電線群外装材5が存在しない場合には、電線群2)を一巻きにして電線群2または電線群外装材に固定される。
図3〜図5に示すように、連結機構20は、コネクタ7の下面部7bに設けられる第1の係合部21と、第1の係合部21と離脱可能に係合する第2の係合部22と、第2の係合部22と一体に設けられる第3の係合部23と、締結バンド9の基部10の上面部10cに設けられ第3の係合部23と離脱可能に係合する第4の係合部24と、を有する。第2の係合部22と第3の係合部23は、一体形状の樹脂成形体であり、コネクタ7と締結バンド9のいずれに対しても分離可能に連結する中間接続部材を構成している。
第1の係合部21は、コネクタ7の下面部7bに一体に設けられている。第2の係合部22は、第1の係合部21に対してコネクタ7の下面部7bに沿った平面内に相対的にスライドして係合するように設けるのがよい。言い換えると、第1の係合部21および第2の係合部22は、コネクタ7の下面部7bに一体に設けられた第1の係合部21に対し、コネクタ7の下面部7bに垂直な方向と直交する所要方向に相対移動して係合するように設けるのがよい。
図3には、本実施の形態として、第1の係合部21および第2の係合部22について、さらに具体的な構造を示している。
コネクタ7の下面部7bに一体に設けられた第1の係合部21は、チャンネル形部を有しかつチャンネル溝の一側を壁部で閉じた雌形係合部としている。チャンネル溝の方向は、コネクタ7の接続端子収容孔7aの方向に沿っている。チャンネル溝の一側を閉じている壁部は、接続端子収容孔7aに対する接続端子6を挿入する側に対応して設けられている。
第2の係合部22は、第3の係合部23と一体に形成された樹脂成形体のうちの、断面H形の部分である。第2の係合部22は、断面H形の部分のうちの、さらに一部分であるT字部を、第1の係合部21のチャンネル溝内に開放側から進入して強制嵌合する雄形係合部としている。
これにより、第1の係合部21と第2の係合部22は、雌形係合部のチャンネル溝と、雄形係合部のT字部との係合であり、T字部をチャンネル溝が開いている側から該チャンネル溝に進入することにより強制嵌合するようになっている。なお、第1の係合部21が雄形係合部であり、第2の係合部22が雌形係合部であってもよい。
第3の係合部23は、スナップ嵌合するスナップボタンの雄ボタンであり、第4の係合部24は、スナップボタンの雌ボタンであり、締結バンド9の基部10の上面部10cに一体に設けられている。なお、第3の係合部23および第4の係合部24と、雌ボタンおよび雄ボタンが逆の関係で設けられてもよい。
第3の係合部23と、第4の係合部24とは、締結バンド9の基部10の上面部10cに垂直な方向、およびコネクタ7の下面部7bに垂直な方向に相対移動してパチンと音がしてスナップ係合する。第3の係合部23と、第4の係合部24とは、雌ボタンと雄ボタンとのスナップ嵌合であるので、スナップ嵌合する力の作用方向と逆の方向に嵌合離脱力を加えることにより解離する。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、幹線3より分岐する複数の分岐電線4の各端末に設けられた接続端子6をコネクタ7の複数の接続端子収容孔7aに個別に収容し、一方、締結バンド9で電線群2または電線群外装材5を一巻きに固定し、第1の係合部21と第2の係合部22とをコネクタ7の下面部7bに垂直な方向と直交する所要方向に相対移動して係合し、第3の係合部23と第4の係合部24とをコネクタ7の下面部7bに垂直な方向に相対移動してスナップ係合することにより、分岐電線4の端末に備えるコネクタ7を幹線3上に保持できる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、コネクタ7と第1の係合部21とが一体であり、第2の係合部22と第3の係合部23とが一体であり、および第4の係合部24と締結バンド9の基部10とが一体であるので、3つの部品の組み合わせにより、組み立てられ、第1の係合部21と第2の係合部22とを強制嵌合させると、実質的に2つの部品の組み合わせにより、組み立てられ、分岐電線4の端末に備えるコネクタ7を幹線3上に保持できる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第3の係合部23と第4の係合部24とをコネクタ7の下面部7bに垂直な方向に相対移動してスナップ係合を解離させることができ、この際のスナップ係合を解離させる力は、第1の係合部21と第2の係合部22との係合を解離させる方向には作用しない。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、分岐電線4と接続されるコネクタ7を幹線3に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができ、また部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタ7を備えることができる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第1の係合部21と第2の係合部22とを、コネクタ7の下面部7bに沿った平面内に、相対的にスライドして係合する適宜の構成を採用することができ、第3の係合部23と第4の係合部24とのスナップ係合を解離させる力で、第1の係合部21と第2の係合部22との予期せぬ解離が生ずる恐れはない。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第3の係合部23と第4の係合部24とを係合させる際には、パチンという音がして接続が確実に行えて、パチンという音がしても半嵌合であるという状態が皆無であり、接続確認テストが不要である。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、図6に示すように、配索経路および配索スペースなどとの関係で、幹線3からの分岐電線4の分岐位置が下側に来て、コネクタ7を幹線3の上側に重ねて取り付けるときには、分岐電線4のコネクタ7に向かう方向がコネクタ7の近くで幹線3の方向と異なる状態で、接続端子6がコネクタ7に接続されることになる。このとき、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、第3の係合部23と第4の係合部24との係合が、スナップボタンによる係合なので、コネクタ7が平面視において回動でき、コネクタ7の向きを接続端子6の向きに合わせることができ、接続端子6に引き抜き作用が生じる力が加わらない。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、分岐電線4と接続されるコネクタ7をディーラーにおいてユーザの希望を聞いてオプションの電装品を装備する場合には、コネクタ7に収容されている接続端子6を引き抜いてオプションの電装品に接続することができる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、使用しない接続端子6は、コネクタ7に収容したままとする。また、図示していないが、標準装備の電装品について、コネクタ7に収容されている接続端子6をそのまま使用する場合には、当該接続端子6が収容されているコネクタ接続端子収容孔7aに、接続端子6とは反対側から、他の接続端子を差し込んで接続端子6と接続し、当該他の接続端子とつながっている延長電線の他端末に設けられる接続端子を標準装備の電装品に接続する方法をとることができる。
本発明によれば、少ない部品の組み合わせにより、分岐電線と接続されるコネクタを幹線に重ねてかつ方向変換可能に取り付けることができるとともに、部品同士の接続が確実に行えてかつ解離も容易に行えて、永続装備用とオプション用のいずれにも適するコネクタを備えることができるという効果を有し、車両に配設するワイヤハーネスの全般に有用である。
1,1A ワイヤハーネス
2 電線群
3 幹線
4 分岐電線
5 電線群外装材
6 接続端子
7 コネクタ
7a 接続端子収容孔
7b 下面部
9 締結バンド
10 基部
10a バンド通し孔
10b バンド係止爪
10c 上面部
11 バンド部
20 連結機構
21,21A 第1の係合部
22,22A 第2の係合部
23 第3の係合部
24 第4の係合部

Claims (3)

  1. 幹線より分岐する複数の分岐電線の各端末に接続端子が設けられた電線群と、
    バンド通し孔とバンド係止爪を有する基部の一側よりバンド部が延びる形態であり、前記電線群または電線群外装材を一巻きにして前記電線群または前記電線群外装材に固定される締結バンドと、
    複数の接続端子収容孔に前記複数の接続端子を個別に収容するコネクタと、
    前記締結バンドの前記基部の上面部と前記コネクタの下面部との間で分離可能に連結する連結機構と、を備え、
    前記連結機構は、
    前記コネクタの下面部に一体に設けられた第1の係合部と、
    前記第1の係合部に対して前記コネクタの下面部に垂直な方向と直交する所要方向に相対移動して係合する第2の係合部と、
    前記第2の係合部の下面に一体に設けられた第3の係合部と、
    前記締結バンドの前記基部の上面部に一体に設けられ、前記第3の係合部に対して前記コネクタの下面部に垂直な方向に相対移動してスナップ係合する第4の係合部と、を有することを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記第1の係合部および前記第2の係合部は、前記コネクタの下面部に沿った平面内に、相対的にスライドして係合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記第3の係合部および前記第4の係合部は、スナップ嵌合するスナップボタンの雌ボタンおよび雄ボタンであることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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