JP3923281B2 - 車両用機器の取付構造 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R2021/0002Type of accident
    • B60R2021/0004Frontal collision

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体前部にバッテリを取り付け、このバッテリの後方の車体に取付部を介して車両用機器を取り付け、この車両用機器の後方にダンパーハウジングを臨ませた車両用機器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンルームには種々の車両用機器が配置されているが、車両用機器が車体に強固に固定されていると、車両の衝突時に車両用機器によって車体のクラッシュストロークが減少するため、衝撃吸収効果が減少してしまう場合がある。また電装品よりなる車両用機器が衝突の衝撃で損傷すると、断線や短絡により他の電装品の機能に影響を及ぼす可能性がある。
【0003】
特開平6−270697号公報には、電動車両の走行用モータのインバータ、補助バッテリおよびエアコン用のインバータ等の車両用機器を車体前後方向に配置し、それらを前後方向に対して斜めに傾斜したリンクで相互に連結したものが開示されている。この構成によれば、車両の衝突時に前方から衝撃が加わると、リンクの機能で中央の補助バッテリが上方に移動して前後のインバータが下方に移動するため、それらの車両用機器が相互に干渉するのを防止して車体のクラッシュストロークを確保し、衝突の衝撃を効果的に吸収するとともに車両用機器の損傷を防止することができる。更に上記公報には、フロントフードおよび車両用機器にそれぞれ係合部および被係合部を設け、車両の衝突時に前方から押されたフロントフードが上方に折れ曲がるときに、フロントフードの係合部と車両用機器の被係合部とが係合して該車両用機器が上方に引き上げられることにより、車体のクラッシュストロークを確保するものが開示されている。
【0004】
また特開平10−23637号公報には、ワイヤーハーネスを分岐接続するジャンクションボックスよりなる車両用機器を収納するケーシングを、車体左右方向に延びるV字溝を有する本体と、この本体の上面開口を覆う蓋体とから構成したものが開示されている。この構成によれば、車両の衝突時に前方から衝撃が加わると、ケーシングの本体がV字溝の部分で押し潰されて衝撃を吸収し、さらに蓋体が本体から上方に分離して衝撃を吸収することで、ジャンクションボックスの損傷を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記特開平6−270697号公報に記載されたものは、複数の車両用機器をリンクで相互に連結する必要があるために、部品点数が増加してコストアップの要因となるだけでなく、衝突の衝撃が予め想定した方向からずれた場合にリンクが充分な機能を発揮しない可能性がある。またフロントフードの係合部と車両用機器の被係合部とを係合させて該車両用機器を上方に引き上げるものでは、フロントフードの前寄りの位置に係合部を設ける必要があるため、後寄りの位置に配置された車両用機器に適用することが難しいという問題がある。
【0006】
また特開平10−23637号公報に記載されたものは、ジャンクションボックスを効果的に保護するには衝突時の潰れ代を考慮してケーシングを大きめに設計する必要があるため、ジャンクションボックスの大きさに比べてケーシングがかなり大きくなり、スペース効率の点で不利である。
【0007】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車両の衝突時に車両用機器の干渉により衝撃吸収効果が減少するのを防止するとともに、車両用機器の損傷を最小限に抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車体前部にバッテリを取り付け、このバッテリの後方の車体に取付部を介して車両用機器を取り付け、この車両用機器の後方にダンパーハウジングを臨ませた車両用機器の取付構造であって、車両の衝突時の荷重により移動するバッテリと車両用機器とが干渉する部分にガイド面を備え、車両用機器はバッテリからガイド面を介して伝達される荷重で上方に移動して車体から分離することで、バッテリをダンパーハウジングの位置まで後退可能にしたことを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0009】
上記構成によれば、車両の衝突により移動するバッテリと車両用機器とが干渉する部分にガイド面を設け、バッテリからガイド面を介して伝達される荷重で車両用機器を上方に移動させて車体から分離するので、車体前部に取り付けられたバッテリが衝突の衝撃でダンパーハウジングの位置まで後退することを可能にして衝撃吸収性能を高めることができるだけでなく、車両用機器の損傷を最小限に抑えることができる。
【0010】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、ガイド面は車両用機器およびバッテリの少なくとも一方に設けられた板状部材から構成されることを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0011】
上記構成によれば、車両用機器およびバッテリの少なくとも一方に設けた板状部材でガイド面を構成したので、車両の衝突によるバッテリの移動をガイド面を介して車両用機器に効果的に伝達することができる。
【0012】
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、車両用機器は差し込み構造の取付部を介して車体に取り付けられており、車両用機器は車両の衝突時に上方に移動することで取付部が外れて車体から分離することを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0013】
上記構成によれば、車両の衝突時の衝撃で車両用機器が上方に移動すると取付部が外れて車両用機器の拘束が解かれるため、車両用機器とバッテリとの干渉および車両用機器の損傷を更に効果的に防止することができる。
【0014】
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、取付部はバッテリの移動量が所定値以上になると結合が外れる構造であることを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0015】
上記構成によれば、車両用機器を車体に取り付ける取付部はバッテリの移動量が所定値以上になると結合が外れるので、ある程度以上の衝突が発生したときに取付部を外して車両用機器の拘束を確実に解くことができる。
【0016】
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、車両用機器は電装品であり、この電装品に連なるワイヤーハーネスは弛みを持たせて車体に支持されることを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0017】
上記構成によれば、車両用機器としての電装品に連なるワイヤーハーネスを弛みを持たせて車体に支持したので、ワイヤーハーネスによって車両用機器の移動が阻害されることがない。
【0018】
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成に加えて、車両の衝突時の荷重により所定の位置で上方に折れ曲がるボンネットフードを備え、このボンネットフードの折れ曲がりにより形成された空間に向かって車両用機器を移動させることを特徴とする車両用機器の取付構造が提案される。
【0019】
上記構成によれば、車両の衝突時の荷重によりボンネットフードが所定の位置で上方に折れ曲がるため、このボンネットフードの折れ曲がりにより形成された空間に向かって車両用機器を移動させることにより、車両用機器がボンネットフードと干渉して移動を阻害されるのを防止することができる。
【0020】
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1〜請求項6の何れか1項の構成に加えて、前記取付部は、車両用機器の側面に突設されて上下に貫通するガイド部の内部に自由に撓むことのできる板体を配置し、その板体に係止爪を形成したクリップと、車体から上方に延びてクリップのガイド部の内部に挿入され、その上端に前記係止爪に係合可能な係止孔を形成したステーとで構成されることを特徴とする車両用機器の取付構造が提案さ れる。
【0021】
上記構成によれば、車両用機器を車体に取り付ける取付部を、車両用機器の側面に設けたクリップと、車体から上方に延びてクリップに係合するステーとで構成したので、車両の衝突時に上方に移動する車両用機器を車体から確実に分離することができる。
【0022】
尚、実施例のフロントサイドバルクヘッド16は本発明の車体前部に対応し、実施例のホイールハウス/ダンパーハウジング12は本発明の車体に対応し、実施例のリレーボックス23は本発明の車両用機器に対応し、実施例の第1ステー26、第2ステー27およびクリップ29は本発明の取付部に対応する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0024】
図1〜図6は本発明の一実施例を示すもので、図1は車両のエンジンルームの斜視図、図2は図1の2方向拡大矢視図、図3は図2の3方向矢視図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6方向矢視図である。
【0025】
図1〜図3に示すように、四輪車両のエンジンルームは、左右一対のフロントサイドフレーム11,11と、フロントサイドフレーム11,11の外側面に溶接された左右一対のホイールハウス/ダンパーハウジング12,12と、ホイールハウス/ダンパーハウジング12,12の上面に溶接された左右一対のホイールハウスアッパーメンバ13,13と、ホイールハウス/ダンパーハウジング12,12の後端間に溶接されたダッシュボード14と、ダッシュボード14の上面に溶接されたウインドシールドロア15と、ホイールハウス/ダンパーハウジング12,12の前端に溶接された左右一対のフロントサイドバルクヘッド16,16と、フロントサイドバルクヘッド16,16の上部前端間に溶接されたバルクヘッドアッパーセンターフレーム17と、フロントサイドバルクヘッド16,16の下部前端間に溶接されたフロントロアクロスメンバ18とを備える。
【0026】
左側のフロントサイドバルクヘッド16の内面にバッテリ支持トレー19が溶接されており、その上面にバッテリ20が支持される。図2から明らかなように、直方体状のバッテリ20の左側面20aはフロントサイドバルクヘッド16の内面に沿うように傾斜して配置されており、左側面20aおよび前面20c間のエッジが最も車体前方側に位置しており、右側面20bおよび後面20d間のエッジが最も車体後方側に位置している。
【0027】
左側のホイールハウス/ダンパーハウジング12は、前側のホイールハウス21と、後側のダンパーハウジング22とを一体に備えており、ホイールハウス21の上面およびダンパーハウジング22の前面に臨む空間に車両用機器としてのリレーボックス23が支持される。リレーボックス23は全体として直方体をなし、下側の本体24と上側の蓋体25とに2分割されている。
【0028】
図4〜図6を併せて参照すると明らかなように、リレーボックス23の前面を支持するための第1ステー26は、ホイールハウス21の上面に溶接W1されるベース部26aと、このベース部26aから上方に立ち上がる支持部26bとを備えており、支持部26bの上端に四角形の係止孔26cが形成される。一方、リレーボックス23を後面を支持するための第2ステー27は、ダンパーハウジング22の前面に溶接W2されるベース部27aと、このベース部27aから上方に立ち上がる一対の支持部27b,27bとを備えており、各々の支持部27b,27bの上端に四角形の係止孔27c,27cが形成される。
【0029】
リレーボックス23は、上方に開口する本体24の上縁にリブ24aを備えるとともに、下方に開口する蓋体25の下縁に溝25aを備えており、リブ24aを溝25aに嵌合させた状態で、前後各2個のクリップ28で一体化される。4個のクリップ28は何れも同一構造であり、本体24の側面から上方に延びる剛性の高い板状部24bの上端に係止爪24cを備える一方、蓋体25の側面から上方に延びる剛性の低い板状部25bの上端に係止孔25cを備える。従って、本体24に対して蓋体25を上方から嵌合させると、本体24の係止爪24cに押された蓋体25の板状部25bが内側に撓み、本体24の係止爪24cが蓋体25の係止孔25cに係合する。蓋体25を本体24から分離するには、蓋体25の板状部25bを内側に撓ませて係止爪24cを係止孔25cから離脱させ、その状態で蓋体25を上向きに引き抜けば良い。
【0030】
第1ステー26および第2ステー27の上端にリレーボックス23を支持する3個のクリップ29…の構造は何れも同じである。リレーボックス23の本体24の側面に突設されて上下に貫通するガイド部24dの内部に、下部を支持されて上部が自由に撓むことのできる板体24eを配置し、この板体24eの外側面に係止爪24fが設けられる。従って、第1ステー26の支持部26b(あるいは第2ステー27の支持部27b)をクリップ29のガイド部24dに下方から挿入すると、板体24eが撓んで係止爪24fが係止孔26c(あるいは係止孔27c)に係合し、第1ステー26および第2ステー27の上端にリレーボックス23が支持される。
【0031】
更に、リレーボックス23の本体24の右端寄り(エンジンルームの中央寄り)の位置に、その前面から下面にかけて延びる板状の板状部材30が固定される。板状部材30は、バッテリ20の右側面20bおよび後面20dのエッジの上端の後方に対向する位置に、前上方から後下方に傾斜するガイド面30aを備えるとともに、このガイド面30aの前端からリレーボックス23の本体24の前面に沿って上方に延びる支持部30bを備える。またガイド面30aの後端からリレーボックス23の本体24の下面に沿って後方に延びる後方延長部30cの途中から、リレーボックス23の本体24の右側面に沿って支持部30dが上方に延びている。そして二つの支持部30b,30dの上端に四角形の係止孔30e,30fがそれぞれ形成される。
【0032】
板状部材30の二つの支持部30b,30dは、第1ステー26の支持部26bおよび第2ステー27の支持部27b,27bにリレーボックス23を支持スル3個のクリップ29…と同じ構造のクリップ31,31を介して、リレーボックス23の本体24の前面および右側面に固定される。
【0033】
図3から明らかなように、リレーボックス23に連なるワイヤーハーネス32は、一旦下方に延びた後に上向きに屈曲し、そこから横方向に延びている。このように、ワイヤーハーネス32は必要最小限の長さに対して余裕を持つように弛みを持たせてエンジンルームに配置されている。
【0034】
次に、上記構成を備えた本実施例の作用を説明する。
【0035】
車両が衝突すると、前方からの衝撃でバルクヘッドアッパーセンターフレーム17、フロントロアクロスメンバ18、フロントサイドバルクヘッド16,16、フロントサイドフレーム11,11、ホイールハウス/ダンパーハウジング12,12、ホイールハウスアッパーメンバ13,13等の部材が後方に向けて圧潰し、左側のフロントサイドバルクヘッド16と一体のバッテリ支持トレー19に支持したバッテリ20も後方に移動する。バッテリ20が後方に移動すると、その右側面20bおよび後面20dのエッジの上端がリレーボックス23に固定した板状部材30のガイド面30aと干渉し、そのガイド面30aと共にリレーボックス23を上方に押し上げる。このようにしてリレーボックス23がバッテリ20の後退量に応した所定距離だけ上方に押し上げられると、リレーボックス23の本体24に設けた3個のクリップ29…の係止爪24fが、第1、第2ステー26,27の支持部26b,27b,27bに設けた係止孔26c,27c,27cから強制的に外され、リレーボックス23は第1、第2ステー26,27から上方に分離する。
【0036】
このとき、エンジンルームを覆うボンネットフード33は、その裏面を補強するスチフナが所定の位置および形状に配置されていることから、リレーボックス23の上方に対応する部分で上向きに折れ曲がり、そこにリレーボックス23が離脱する空間が確保される。しかして、ホイールハウス/ダンパーハウジング12の後部の比較的に剛性の高いダンパーハウジング22の前方に存在していたリレーボックス23が上方に移動し、しかも第1、第2ステー26,27との係合を解かれたリレーボックス23はダンパーハウジング22の上面に沿って自由に後方に移動できるため、バッテリ20はリレーボックス23と干渉することなくダンパーハウジング22の位置まで後退することが可能となり、充分なクラッシュストロークを確保して衝突の衝撃を吸収することができる。このとき、リレーボックス23に連なるワイヤーハーネス32が弛みを持たせて配置されているため、リレーボックス23の上方への移動がワイヤーハーネス32によって阻害されることがない。
【0037】
また車両の衝突時にリレーボックス23が上方に退避することで損傷を受け難くなり、リレーボックス23の内部で断線や短絡が発生して他の電装品に影響が及ぶのを最小限に抑えることができる。
【0038】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0039】
例えば、実施例ではガイド面30aを有する板状部材30をリレーボックス23側に設けているが、それをバッテリ20側に設けても良い。
【0040】
また実施例ではバッテリ20をフロントサイドバルクヘッド16に取り付けているが、それを他の任意の部材に取り付けることができる。
【0041】
また実施例では車両用機器としてリレーボックス23を例示したが、本発明はリレーボックス23以外の任意の車両用機器に対して適用することができる。
【0042】
また実施例では差し込み構造の取付部として第1ステー26、第2ステー27およびクリップ29を例示したが、本発明はそれら以外の任意の差し込み構造の取付部を採用することができる
【0043】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、車両の衝突により移動するバッテリと車両用機器とが干渉する部分にガイド面を設け、バッテリからガイド面を介して伝達される荷重で車両用機器を上方に移動させて車体から分離するので、車体前部に取り付けられたバッテリが衝突の衝撃でダンパーハウジングの位置まで後退することを可能にして衝撃吸収性能を高めることができるだけでなく、車両用機器の損傷を最小限に抑えることができる。
【0044】
また請求項2に記載された発明によれば、車両用機器およびバッテリの少なくとも一方に設けた板状部材でガイド面を構成したので、車両の衝突によるバッテリの移動をガイド面を介して車両用機器に効果的に伝達することができる。
【0045】
また請求項3に記載された発明によれば、車両の衝突時の衝撃で車両用機器が上方に移動すると取付部が外れて車両用機器の拘束が解かれるため、車両用機器とバッテリとの干渉および車両用機器の損傷を更に効果的に防止することができる。
【0046】
また請求項4に記載された発明によれば、車両用機器を車体に取り付ける取付部はバッテリの移動量が所定値以上になると結合が外れるので、ある程度以上の衝突が発生したときに取付部を外して車両用機器の拘束を確実に解くことができる。
【0047】
また請求項5に記載された発明によれば、車両用機器としての電装品に連なるワイヤーハーネスを弛みを持たせて車体に支持したので、ワイヤーハーネスによって車両用機器の移動が阻害されることがない。
【0048】
また請求項6に記載された発明によれば、車両の衝突時の荷重によりボンネットフードが所定の位置で上方に折れ曲がるため、このボンネットフードの折れ曲がりにより形成された空間に向かって車両用機器を移動させることにより、車両用機器がボンネットフードと干渉して移動を阻害されるのを防止することができる。
【0049】
また請求項7に記載された発明によれば、車両用機器を車体に取り付ける取付部を、車両用機器の側面に設けたクリップと、車体から上方に延びてクリップに係合するステーとで構成したので、車両の衝突時に上方に移動する車両用機器を車体から確実に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両のエンジンルームの斜視図
【図2】 図1の2方向拡大矢視図
【図3】 図2の3方向矢視図
【図4】 図2の4−4線断面図
【図5】 図4の5−5線断面図
【図6】 図4の6方向矢視図
【符号の説明】
12 ホイールハウス/ダンパーハウジング(車体)
16 フロントサイドバルクヘッド(車体前部
20 バッテリ
22 ダンパーハウジング
23 リレーボックス(車両用機器)
24d ガイド部
24e 板体
24f 係止爪
26 第1ステー(取付部)
26c 係止孔
27 第2ステー(取付部)
27c 係止孔
29 クリップ(取付部)
30a ガイド面
32 ワイヤーハーネス
33 ボンネットフード

Claims (7)

  1. 車体前部(16)にバッテリ(20)を取り付け、このバッテリ(20)の後方の車体(12)に取付部(26,27,29)を介して車両用機器(23)を取り付け、この車両用機器(23)の後方にダンパーハウジング(22)を臨ませた車両用機器の取付構造であって、
    車両の衝突時の荷重により移動するバッテリ(20)と車両用機器(23)とが干渉する部分にガイド面(30a)を備え、車両用機器(23)はバッテリ(20)からガイド面(30a)を介して伝達される荷重で上方に移動して車体(12)から分離することで、バッテリ(20)をダンパーハウジング(22)の位置まで後退可能にしたことを特徴とする車両用機器の取付構造。
  2. ガイド面(30a)は車両用機器(23)およびバッテリ(20)の少なくとも一方に設けられた板状部材(30)から構成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用機器の取付構造。
  3. 車両用機器(23)は差し込み構造の取付部(26,27,29)を介して車体(12)に取り付けられており、車両用機器(23)は車両の衝突時に上方に移動することで取付部(26,27,29)が外れて車体(12)から分離することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用機器の取付構造。
  4. 取付部(26,27,29)はバッテリ(20)の移動量が所定値以上になると結合が外れる構造であることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用機器の取付構造。
  5. 車両用機器(23)は電装品であり、この電装品に連なるワイヤーハーネス(32)は弛みを持たせて車体(12)に支持されることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用機器の取付構造。
  6. 車両の衝突時の荷重により所定の位置で上方に折れ曲がるボンネットフード(33)を備え、このボンネットフード(33)の折れ曲がりにより形成された空間に向かって車両用機器(23)を移動させることを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用機器の取付構造。
  7. 前記取付部は、車両用機器(23)の側面に突設されて上下に貫通するガイド部(24d)の内部に自由に撓むことのできる板体(24e)を配置し、その板体(24e)に係止爪(24f)を形成したクリップ(29)と、車体(12)から上方に延びてクリップ(29)のガイド部(24d)の内部に挿入され、その上端に前記係止爪(24f)に係合可能な係止孔(26c,27c)を形成したステー(26,27)とで構成されることを特徴とする、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両用機器の取付構造。
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