JP2018024384A - 電力制御ユニットの車載構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書は、電力制御ユニットの車載構造に関し、衝突時に電力制御ユニットに加わるダメージを低減する。【解決手段】PCU(電力制御ユニット)10は、サスペンションタワー7aの後方に配置されている。PCU10とサスペンションタワー7aの間にリレーボックス20が配置されている。車両が衝突した際、サスペンションタワー7aが後退すると、PCU10と干渉する。このとき、リレーボックス20が緩衝材として機能し、PCU10に加わる衝撃を低減する。【選択図】図1
Description
本明細書は、走行用モータへの供給電力を制御する電力制御ユニットの車両前部空間における車載構造を開示する。
走行用モータを備える電気自動車の多くは、走行用モータと、走行用モータへの供給電力を制御する電力制御ユニットを車両前部空間(フロントコンパートメント)に搭載している(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示された車載構造では、電力制御ユニットは、サスペンションタワーの後方に配置されている。なお、本明細書における「後」とは、車両前後方向の「後」を意味する。また、本明細書における電気自動車には、走行用モータとエンジンを備えるハイブリッド車、及び、燃料電池をモータ用の電源として備える燃料電池車が含まれる。
電力制御ユニットの内部には、100ボルト以上の高電圧が印加される部品が収容されている。車両の衝突対策として、高電圧が印加されている部品が露出することのないように電力制御ユニットの筐体を保護する必要がある。サスペンションタワーの内部には、比較的に質量の大きいサスペンションが収容されている。車両の衝突時、衝撃によりサスペンションとともにサスペンションタワーが後退すると、電力制御ユニットとサスペンションタワーが干渉し、電力制御ユニットがダメージを受けるおそれがある。本明細書は、サスペンションタワーの後方に配置された電力制御ユニットが衝突時に受けるダメージを低減する技術を開示する。
本明細書が開示する車載構造では、サスペンションタワーの後方に配置されている電力制御ユニットとサスペンションタワーの間にリレーボックスを配置する。車両衝突時にサスペンションタワーが後退したとき、リレーボックスが緩衝材の役割を果たし、電力制御ユニットに加わるダメージが軽減される。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
図面を参照して実施例の車載構造を説明する。実施例の車載構造2は、ハイブリッド車90のフロントコンパートメント91に、電力制御ユニット10を搭載する構造である。図1は、ハイブリッド車90のフロントコンパートメント91におけるデバイス配置を示す平面図である。図2に、図1のII−II線に沿った断面図を示す。なお、図2では、電力制御ユニット10(後述)の内部の部品、及び、リレーボックス20(後述)の内部の部品は図示を省略した。
ハイブリッド車90は、走行用にエンジン6とモータ4を備えており、それらはフロントコンパートメント91に搭載されている。図中のモータ4は、その内部にギアセットを備えており、モータ4の出力軸とエンジン6の出力軸がそのギアセットを介して連携している。
エンジン6とモータ4(走行用モータ)は、車両の前後方向に延びる2本のサイドメンバ3の間に懸架されている。エンジン6は、車幅方向で車両の両側に位置する一対のフロントサスペンションタワー7a、7bの間に位置している。以下、説明の便宜上、「フロントサスペンションタワー」を単純に「サスタワー」と称する。なお、フロントコンパートメント91には、エンジン6、モータ4、サスタワー7a、7b、電力制御ユニット10、リレーボックス20の他にも様々なデバイスが搭載されているが、それらは図示を省略した。
右サスタワー7aの後方に電力制御ユニット10が配置されている。以下、説明の便宜上、電力制御ユニット10をPCU10(Power Control Unit 10)と称する。PCU10は、ブラケット12(図2参照)を介して、サイドメンバ3と、右エプロン8に支持されている。なお、図2では、ブラケット12とサイドメンバ3との締結箇所は見えていない。PCU10は、モータ4への供給電力を制御するユニットである。具体的には、PCU10は、不図示の高電圧バッテリの直流電力を昇圧した後に三相交流電力に変換する。三相交流電力の周波数は、モータ4の目標回転数に依存して定められる。図1、図2では、モータ4へ電力を供給するパワーケーブルなど、PCU10に接続されているケーブルは図示を省略した。
PCU10は、右サスタワー7aとその後方のダッシュパネル5に挟まれるように位置している。ダッシュパネル5は、フロントコンパートメント91と乗員室を区画する金属板である。また、PCU10の車両左側には、エンジン6が位置している。
PCU10は、右サスタワー7a、ダッシュパネル5、及び、エンジン6に三方を囲まれている。サスタワー7a、7bの内部には、比較的に質量の大きいサスペンションユニット30が収容されている。ハイブリッド車90が前方衝突すると、内部のサスペンションユニット30とともに右サスタワー7aが後退し、PCU10は右サスタワー7aとダッシュパネル5に挟まれるおそれがある。PCU10は、100ボルト以上の高電圧が印加されている部品を内蔵しており、衝突の際、それら高電圧の部品が露出しないように、その筐体が保護されることが望ましい。
そこで、実施例の車載構造2では、PCU10の右サスタワー7aと対向する面にリレーボックス20が取り付けてある。別言すれば、PCU10と右サスタワーとの間に、リレーボックス20を配置する。車両が衝突してサスペンションユニット30とともに右サスタワー7aが後退したとき、右サスタワー7aとPCU10の間でリレーボックス20が緩衝材として機能し、PCU10が受けるダメージが軽減される。リレーボックス20は、アルミニウム、あるいは、樹脂で作られており、右サスタワー7aが後退すると、右サスタワー7aとPCU10の間でつぶれ、PCU10へ加わる衝撃を軽減する。また、リレーボックス20の内部を通っているケーブルも緩衝材として機能し、PCU10へ加わる衝撃の軽減に貢献する。
リレーボックス20には、PCU10に接続されているケーブルが通っている。リレーボックス20の内部には、リレーが収容されており、上記のケーブルの導通と電気的遮断を切り換える。PCU10に接続されているケーブルの導通と電気的遮断を切り換えるリレーを収容するリレーボックスをPCU10の側面に配置することで、リレーボックス20とPCU10との間のケーブルを短くできるという利点もある。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例では、リレーボックス20は、PCU10の側面に固定されている。リレーボックス20は、PCU10以外の部品に固定されていてもよい。実施例では、リレーボックス20の内部のリレーは、PCU10に接続されているケーブルの導通と電気的遮断を切り換える。リレーボックス20は、PCU10に接続されているケーブル以外のケーブルの導通と電気的遮断を切り換えるリレーを収容するものであってもよい。
本明細書が開示する技術は、ハイブリッド車以外にも、エンジンを備えない電気自動車や燃料電池車に適用することも好適である。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のフロントコンパートメントが請求項の「車両前部空間」の一例に相当する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:車載構造
3:サイドメンバ
4:モータ
5:ダッシュパネル
6:エンジン
7a:フロントサスペンションタワー(右)
7b:フロントサスペンションタワー(左)
8:右エプロン
10:電力制御ユニット
20:リレーボックス
30:サスペンションユニット
90:ハイブリッド車
91:フロントコンパートメント
3:サイドメンバ
4:モータ
5:ダッシュパネル
6:エンジン
7a:フロントサスペンションタワー(右)
7b:フロントサスペンションタワー(左)
8:右エプロン
10:電力制御ユニット
20:リレーボックス
30:サスペンションユニット
90:ハイブリッド車
91:フロントコンパートメント
Claims (1)
- 走行用モータへの供給電力を制御する電力制御ユニットの車両前部空間における車載構造であり、
前記電力制御ユニットは、サスペンションタワーの後方に配置されており、前記電力制御ユニットと前記サスペンションタワーの間にリレーボックスが配置されている、車載構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016158640A JP2018024384A (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | 電力制御ユニットの車載構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016158640A JP2018024384A (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | 電力制御ユニットの車載構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018024384A true JP2018024384A (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=61193555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016158640A Pending JP2018024384A (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | 電力制御ユニットの車載構造 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111661170A (zh) * | 2019-02-20 | 2020-09-15 | 丰田自动车株式会社 | 车辆 |
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2016
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