JPH07319466A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07319466A
JPH07319466A JP6132620A JP13262094A JPH07319466A JP H07319466 A JPH07319466 A JP H07319466A JP 6132620 A JP6132620 A JP 6132620A JP 13262094 A JP13262094 A JP 13262094A JP H07319466 A JPH07319466 A JP H07319466A
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/24Selecting circuits for selecting plural preset register stops
    • GPHYSICS
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリーズ機能を使用する機会の幅を広げるこ
とが可能な電子楽器を提供する。 【構成】 フリーズ設定スイッチが押されると、パネル
表示器3にはフリーズ設定可能なパネル設定データ(パ
ラメータ)の一部が表示され、カーソルスイッチにより
所望のパラメータにカーソル21を合わせ、YESスイ
ッチまたはNOスイッチのいずれかのスイッチを押すこ
とにより、それぞれフリーズ設定またはその解除を行う
ことができる。例えば、“HARMONY TYPE”にカーソル2
1を合わせ、YESスイッチを押すと、“HARMONY TYP
E”の前に表示されている“□”に、フリーズ設定が行
われたことを示す“V”が付され、この状態で、NOス
イッチを押すと、“□”の内の“V”の表示が消去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル設定状態をメモ
リに記憶し、そのパネル設定状態を読み出してパネル設
定状態を変更する、いわゆるレジストレーション機能を
有する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの好みに応じて電子楽器の
現在の動作を制御するために、音色、音量、効果、スタ
イル、テンポ等のパネル設定(パネル面に配設された複
数のスイッチの設定)を行い、レジストレーション機能
により、そのパネル設定状態をレジストレーションデー
タとしてレジストレーションメモリ(プリセットメモ
リ)に記憶し、ユーザは、スイッチ操作一つでその記憶
されたパネル設定データを読み出してパネルメモリの記
憶内容を書き換えることによりパネル設定状態を変更す
ることができる電子楽器が知られている。
【0003】かかる電子楽器には、レジストレーション
機能を用いたパネルメモリの書き換えの際に、パネルメ
モリに記憶されているパネル設定データの内の一部のデ
ータ(例えば音色情報)について、レジストレーション
メモリから読み出されたパネル設定データによる書き換
えの禁止(フリーズ)を指示できるものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子楽器では、書き換え禁止を指示できるのは固定
された一部のパネル設定データのみであり、ユーザは所
望のパネル設定データを自由に選択して書き換え禁止の
指示を行うことができないために、この書き換え禁止の
機能(フリーズ機能)を使用できる機会が限られてい
た。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、フリーズ機能を使用する機会の幅を広げることが可
能な電子楽器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電子楽器の現在の動作を制御する複数のデー
タを記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記
憶されている複数のデータの値を変更する変更手段と、
該変更手段により変更された複数のデータを記憶する第
2の記憶手段と、該複数のデータの内の一部のデータを
指定するデータ指定手段と、前記第2の記憶手段に記憶
されているデータの前記第1の記憶手段へのロードを指
示する指示手段と、該指示手段のロード指示に応じて、
前記第2の記憶手段に記憶されている複数のデータの
内、前記データ指定手段により指定された一部のデータ
を除く残りのデータを選択的に読み出し、該読み出され
たデータにより前記第1の記憶手段の当該データを書き
換える書き換え手段と、前記データ指定手段により指定
された一部のデータの範囲を変更する範囲変更手段とを
有することを特徴とする。
【0007】また、好ましくは、前記範囲変更手段は、
前記複数のデータの個々のデータまたは前記複数のデー
タを複数にグループ分けした各グループについて、前記
個々のデータまたは前記グループを前記一部のデータに
含めるか否かを指定することにより変更すべきデータ範
囲を決定することを特徴とする。
【0008】さらに、好ましくは、前記範囲変更手段
は、所定の順序に配列された前記複数のデータの最初の
データと最後のデータとを1つずつ指定することにより
変更すべきデータ範囲を決定することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の構成に依れば、指示手段により第2の
記憶手段に記憶されているデータを第1の記憶手段にロ
ードする指示がなされると、書き換え手段により、第2
の記憶手段に記憶されている複数のデータの内、データ
指定手段により指定された一部のデータを除く残りのデ
ータが選択的に読み出され、その読み出されたデータに
より第1の記憶手段の当該データが書き換えられる。
【0010】また、範囲変更手段によってデータ指定手
段により指定された一部のデータの範囲は変更され、好
ましくは、そのデータの範囲は、複数のデータの個々の
データまたは複数のデータを複数にグループ分けした各
グループについて、個々のデータまたはグループを一部
のデータに含めるか否かを指定することにより決定さ
れ、また、所定の順序に配列された複数のデータの最初
のデータと最後のデータとを1つずつ指定することによ
り決定される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る電子楽器
の概略構成を示すブロック図である。
【0013】同図において、本実施例の電子楽器は、音
高情報を入力するための鍵盤(KB)1と、各種パネル
情報を入力するためのパネルスイッチ(PSW)2と、
該パネルスイッチ2からの各種パネル情報の入力状態等
を表示するパネル表示器(PI)3と、電子楽器全体の
制御を司るCPU4と、該CPU4が実行する制御プロ
グラムやテーブルデータ等を記憶するROM5と、CP
U4による演算結果やパネルスイッチ2からの各種入力
情報等を一時的に格納するRAM6と、前記鍵盤1によ
り入力された音高情報等に応じて楽音信号を生成するト
ーンジェネレータ(TG)7と、該トーンジェネレータ
7からの楽音信号を音響に変換する、スピーカ等から成
るサウンドシステム(SS)8とにより構成されてい
る。
【0014】そして、前記各要素1〜7はバス9を介し
て相互に接続され、トーンジェネレータ7にはサウンド
システム8が接続されている。
【0015】また、RAM6には、図示しないパネルメ
モリやレジストレーションメモリ(本実施例では、4
個)のための領域が確保され、パネルスイッチ2の操作
によりパネル設定が行われると、そのパネル設定データ
はパネルメモリに一時的に記憶され、さらに、後述する
方法により、その記憶されたパネル設定データは、レジ
ストレーションデータとしてレジストレーションメモリ
に格納されるとともに、読み出されてパネルメモリに設
定される。
【0016】図2は、本実施例の電子楽器のパネル面の
概略構成を示す図であり、該パネル面は、前記パネルス
イッチ2とパネル表示器3とにより構成されている。
【0017】同図において、パネルスイッチ2は、パネ
ル表示器(PI)3の画面表示、例えば、後述するフリ
ーズ設定のための画面表示に関連する設定を行うスイッ
チ群であるディスプレイスイッチ(DSW)11と、書
き換え禁止(フリーズ)項目を設定するためのフリーズ
設定モードへの移行を指示するフリーズ設定スイッチ
(F.EDIT)12と、パネル設定データの記憶や読
み出しを指示するレジストレーションスイッチ13と、
フリーズ機能を使用するか否かを指示するフリーズスイ
ッチ(FREEZE)14と、その他のスイッチ15と
により構成されている。そして、フリーズスイッチ14
の近傍には、フリーズ機能を使用している否かを示すL
ED16が配設されている。
【0018】ディスプレイスイッチ11は、パネル表示
器3に表示されるカーソルを上下左右に移動させるため
のカーソルスイッチ111と、該カーソルスイッチ111
の位置するパネル設定データ(パラメータ)を書き換え
禁止に設定するYESスイッチ112と、カーソルスイ
ッチ111の位置するパネル設定データ(パラメータ)
を書き換え可能に設定するNOスイッチ113と、数値
を入力するための数値入力キー114とにより構成され
ている。
【0019】また、レジストレーションスイッチ13
は、前記4個のレジストレーションメモリにそれぞれ対
応するレジストレーションメモリ指定スイッチ131
134と、該各レジストレーションメモリにパネル設定
データを記憶させる指示を行うメモリスイッチ(M)1
5とにより構成され、メモリスイッチ135を押しなが
らいずれかのレジストレーションメモリ指定スイッチ1
1〜134を押すことにより、当該スイッチに対応する
レジストレーションメモリに現在のパネル設定が記憶さ
れる。
【0020】以上のように構成された電子楽器のCPU
4が実行する制御処理を、図3〜図7を参照して説明す
る。
【0021】図3は、メインルーチンの手順を示すフロ
ーチャートである。
【0022】まず、ステップS1で、CPU4やRAM
6等の各種初期設定を行う。
【0023】次に、鍵盤1の鍵の操作に応じてその操作
状態の検出や発音等を行う鍵処理を行い(ステップS
2)、パネルスイッチ(PSW)2の操作状態の検出を
行うパネルスイッチ(PSW)処理を行い(ステップS
3)、現在のモードがフリーズ設定モードであるか、そ
の他のモードであるかを判別する(ステップS4)。
【0024】ステップS4の判別で、フリーズ設定モー
ドのときにはフリーズ(F)設定処理サブルーチンを実
行し(ステップS5)、一方、その他のモードのときに
はその他処理を行った(ステップS6)後に、ステップ
S2に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0025】図4は、フリーズ設定モード時に図2のパ
ネル表示器3に表示される画面表示の一例を示す図であ
る。
【0026】同図には、フリーズ設定が可能なパネル設
定データ(パラメータ)が表示されており、前記カーソ
ルスイッチ111により所望のパラメータにカーソル2
1を合わせ、YESスイッチ112またはNOスイッチ
113のいずれかのスイッチを押すことにより、それぞ
れフリーズ設定またはその解除を行うことができる。こ
こで、パネル設定データとして、例えば、オーケストラ
1のボイス(ORCH.1 VOICE)の選択、オーケストラ2の
ボイス(ORCH.2 VOICE)の選択、オーケストレーション
(CRCHESTRATION)のオン/オフ制御等を設定でき、図
4ではハーモニーの種類(HARMONY TYPE)にカーソル2
1が合わされている。
【0027】なお、図4には、フリーズ設定が可能なパ
ネル設定データの内の一部が表示され、カーソルスイッ
チ111を画面に表示されている最上位または最下位の
パラメータよりそれぞれ上または下に移動させることに
より、スクロールバー22の移動とともに、画面に表示
されていないデータが順次表示される。また、アップア
ローバー23またはダウンアローバー24をマウス等で
クリックすることによっても、画面に表示されていない
データを順次表示させることができる。
【0028】図5は、前記図3のステップS5のフリー
ズ設定処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャ
ートである。
【0029】まず、ディスプレイスイッチ11の内、い
ずれかのスイッチのオンイベントがあるか否かを判別し
(ステップS11)、オンイベントが全くないときには
本サブルーチン処理を終了し、一方、いずれかスイッチ
のオンイベントがあるときには、そのオンイベントがど
のスイッチによりなされたものであるかを判別する(ス
テップS12)。
【0030】ステップS12の判別で、カーソルスイッ
チ111が押されたときには、カーソルスイッチ111
押された方向に画面中のカーソル21を移動し、移動先
のパラメータの番号をRAM6に確保された領域PNに
格納した(ステップS13)後に、本サブルーチン処理
を終了する。ここで、前記図4のパネル表示器3に表示
された各パラメータにはそれぞれ番号が割り振られてお
り、前記領域PNにはその番号が格納される。以下、領
域PNの内容をパラメータ番号PNという。
【0031】ステップS12の判別で、YESスイッチ
112が押されたときには、カーソル21の位置するパ
ラメータの前の“□”に、フリーズ設定が行われたこと
を示す“V”を付し(図4参照)、パラメータ番号PN
により示されるフリーズフラグFF(PN)をセット
(“1”)した(ステップS14)後に、本サブルーチ
ン処理を終了する。
【0032】さらに、ステップS12の判別で、NOス
イッチ113が押されたときには、カーソル21の位置
するパラメータの“□”内の“V”を消去するととも
に、パラメータ番号PNにより示されるフリーズフラグ
FF(PN)をリセット(“0”)した(ステップS1
5)後に、本サブルーチン処理を終了する。
【0033】図6は、フリーズフラグテーブルFFTを
示す図であり、該フリーズフラグテーブルFFTを記憶
する領域はRAM6に確保されている。同図に示すよう
に、フリーズフラグテーブルFFTは、前記各パラメー
タに対応して1つずつ設けられており、後述するよう
に、各フラグの値に応じて当該パラメータをフリーズす
るか否かが指示される。
【0034】図7は、前記図3のステップS6のその他
処理で実行されるレジストレーションスイッチオンイベ
ントサブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートで
あり、レジストレーションスイッチ13が押されたとき
に実行されるものである。
【0035】まず、レジストレーションメモリ指定スイ
ッチ131〜134の内、押されたスイッチに対応する番
号を領域RNに格納する(ステップS21)。ここで、
各レジストレーションメモリ指定スイッチ131〜134
には所定の番号が割り振られ、その割り振られた番号
が、RAM6に確保された領域RNに格納される。
【0036】次に、メモリスイッチ(MSW)135
押されているか否かを判別し(ステップS22)、押さ
れているときには領域RNの示すレジストレーションメ
モリ領域に、現在設定されているパネル設定データを書
き込んだ(ステップS23)後に、本サブルーチン処理
を終了する。即ち、前述したように、メモリスイッチ1
5を押しながらいずれかのレジストレーションメモリ
指定スイッチ131〜134を押すと、当該レジストレー
ションメモリ領域に、現在のパネル設定データが記憶さ
れる。
【0037】一方、ステップS22の判別で、メモリス
イッチ135が押されていないとき、即ち、いずれかの
レジストレーションメモリ指定スイッチ131〜134
みが押されているときには、ステップS24に進み、前
記フリーズスイッチ(FREEZE)14がオン状態か
否かを、フリーズ機能設定フラグFSの値により判別す
る。ここで、フリーズ機能設定フラグFSは、フリーズ
機能が使用されているか否かを判別するためのフラグで
あり、このフラグFSの領域もRAM6に確保されてい
る。そして、フリーズ機能設定フラグFSの値が“0”
(フリーズ機能が使用状態)のときにフリーズスイッチ
(FREEZE)14を押すとフリーズ機能設定フラグ
FSはセット(“1”)され、一方、フリーズ機能設定
フラグFSの値が“1”(フリーズ機能が不使用状態)
のときにフリーズスイッチ14を押すとフリーズ機能設
定フラグFSはリセット(“0”)される。なお、この
フラグFSに応じてLED16の点灯または消灯が制御
される。
【0038】ステップS24の判別で、フリーズ機能設
定フラグFSの値が“0”のときにはフリーズ機能を使
用していないので、領域RNの示すレジストレーション
メモリ領域に記憶されたすべてのレジストレーションデ
ータ(パネル設定データ)を読み出して、パネルメモリ
に格納した(ステップS25)後に、本サブルーチン処
理を終了する。
【0039】一方、ステップS24の判別で、フリーズ
機能設定フラグFSの値が“1”のときにはRAM6に
確保されたソフトカウンタiをイニシャライズ(i=
1)する。ここで、カウンタiは、前記フリーズフラグ
テーブルFFTのすべてのフリーズフラグFF(i)の
設定状態を検索するためのカウンタであり、カウンタi
のカウント範囲は、フリーズフラグテーブルFFTに格
納されたフリーズフラグFF( )の個数である。即ち、
本実施例では、カウント範囲は、“1〜N”(図6参
照)である。
【0040】続くステップS27では、カウンタiによ
って示されるフリーズフラグFF(i)の値を判別し、
その値が“0”のとき、即ち、領域RNの示すレジスト
レーションデータ中のフリーズフラグFF(i)に対応
するパラメータをフリーズしないときには、当該パラメ
ータをパネルメモリに格納し(ステップS28)、一
方、フリーズフラグFF(i)の値が“1”のとき、即
ち、当該パラメータをフリーズするときにはステップS
28をスキップしてステップS29に進む。
【0041】ステップS29ではカウンタiがカウント
すべき範囲をカウントし終えた否かを判別し、カウント
し終えたときには本サブルーチン処理を終了し、一方、
カウントし終えないときにはカウンタiを“1”だけイ
ンクリメントした(ステップS30)後に、ステップS
27に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0042】以上説明したように、本実施例に依れば、
レジストレーションデータ中のパラメータを1つずつ指
定してフリーズするか否かの設定を行うことができるの
で、ユーザの思いどおりの設定ができ、フリーズ機能を
使用する機会の幅を広げることが可能となる。
【0043】なお、本実施例では、フリーズするか否か
の設定をレジストレーションデータの各パラメータにつ
いて1つずつ行うことができるように構成したが、これ
に限らず、パラメータを複数個の組(グループ)に分
け、各組毎にフリーズするか否かの設定を行うようにし
てもよい。このとき、フリーズフラグFF( )は、各組
毎に1つずつ用意すればよい。
【0044】また、本実施例では、カーソルによりパラ
メータを1つずつ指定してフリーズするか否かの設定を
行ったが、パラメータの最初と最後を指定し、その範囲
のパラメータをフリーズするか否かの設定を行うように
してもよいし、このとき、その範囲指定は、カーソルに
限らず、マウス等他の入力装置により行うようにしても
よい。
【0045】さらに、本実施例では、複数のレジストレ
ーションメモリと1つのフリーズフラグテーブルFFT
とをRAM6の別々の領域に確保し、各レジストレーシ
ョンメモリに記憶されたレジストレーションデータを読
み出してパネルメモリに設定するときにはフリーズフラ
グテーブルFFTの一種類のフリーズ設定によって書き
込み制御されるように構成したが、これに限らず、レジ
ストレーションメモリにはパネル設定データとともにフ
リーズ設定情報、即ち、フリーズするパラメータの範囲
等の情報も記憶するようにしてもよい。その場合には、
レジストレーションメモリに記憶されたパネル設定デー
タを読み出す度に、フリーズするパラメータの範囲等が
切り替わる。
【0046】また、本実施例では、パネル設定全体を記
憶するレジストレーションについて説明したが、これに
限らず、本発明は、その一部であるボイスデータ、自動
伴奏データ、自動演奏データ等に限定的に適用してもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
電子楽器の現在の動作を制御する複数のデータを記憶す
る第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶されてい
る複数のデータの値を変更する変更手段と、該変更手段
により変更された複数のデータを記憶する第2の記憶手
段と、該複数のデータの内の一部のデータを指定するデ
ータ指定手段と、前記第2の記憶手段に記憶されている
データの前記第1の記憶手段へのロードを指示する指示
手段と、該指示手段のロード指示に応じて、前記第2の
記憶手段に記憶されている複数のデータの内、前記デー
タ指定手段により指定された一部のデータを除く残りの
データを選択的に読み出し、該読み出されたデータによ
り前記第1の記憶手段の当該データを書き換える書き換
え手段と、前記データ指定手段により指定された一部の
データの範囲を変更する範囲変更手段とを有するので、
フリーズ機能を使用する機会の幅を広げることが可能と
なる効果を奏する。
【0048】また、好ましくは、前記範囲変更手段は、
前記複数のデータの個々のデータまたは前記複数のデー
タを複数にグループ分けした各グループについて、前記
個々のデータまたは前記グループを前記一部のデータに
含めるか否かを指定することにより変更すべきデータ範
囲を決定するので、ユーザはフリーズ設定できるデータ
の範囲を自由に決定することができるとともに、グルー
プで設定されやすいデータの範囲を一回の操作で設定す
ることができ、フリーズ機能をさらに使い易くすること
が可能になる。
【0049】また、さらに、前記範囲変更手段は、所定
の順序に配列された前記複数のデータの最初のデータと
最後のデータとを1つずつ指定することにより変更すべ
きデータ範囲を決定するので、フリーズ設定するデータ
がある範囲内に集中しているときには簡単な操作で短時
間にフリーズ設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子楽器の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施例の電子楽器のパネル面の概略構成を示
す図である。
【図3】メインルーチンの手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】フリーズ設定モード時に図2のパネル表示器に
表示される画面表示の一例を示している。
【図5】図3のステップS5のフリーズ設定処理サブル
ーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。
【図6】フリーズフラグテーブルFFTのメモリマップ
を示す図である。
【図7】図3のステップS6のその他処理で実行される
レジストレーションスイッチオンイベントサブルーチン
の詳細な手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 パネルスイッチ(変更手段) 4 CPU(書き換え手段) 6 RAM(第1の記憶手段、第2の記憶手段) 111 カーソルスイッチ(範囲変更手段) 112 YESスイッチ(データ指定手段) 131〜134 レジストレーションメモリ指定スイッチ
(指示手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子楽器の現在の動作を制御する複数の
    データを記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶されている複数のデータの値を
    変更する変更手段と、 該変更手段により変更された複数のデータを記憶する第
    2の記憶手段と、 該複数のデータの内の一部のデータを指定するデータ指
    定手段と、 前記第2の記憶手段に記憶されているデータの前記第1
    の記憶手段へのロードを指示する指示手段と、 該指示手段のロード指示に応じて、前記第2の記憶手段
    に記憶されている複数のデータの内、前記データ指定手
    段により指定された一部のデータを除く残りのデータを
    選択的に読み出し、該読み出されたデータにより前記第
    1の記憶手段の当該データを書き換える書き換え手段
    と、 前記データ指定手段により指定された一部のデータの範
    囲を変更する範囲変更手段とを有することを特徴とする
    電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記範囲変更手段は、前記複数のデータ
    の個々のデータまたは前記複数のデータを複数にグルー
    プ分けした各グループについて、前記個々のデータまた
    は前記グループを前記一部のデータに含めるか否かを指
    定することにより変更すべきデータ範囲を決定すること
    を特徴とする請求項1記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記範囲変更手段は、所定の順序に配列
    された前記複数のデータの最初のデータと最後のデータ
    とを1つずつ指定することにより変更すべきデータ範囲
    を決定することを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
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