JP2900405B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2900405B2
JP2900405B2 JP1139697A JP13969789A JP2900405B2 JP 2900405 B2 JP2900405 B2 JP 2900405B2 JP 1139697 A JP1139697 A JP 1139697A JP 13969789 A JP13969789 A JP 13969789A JP 2900405 B2 JP2900405 B2 JP 2900405B2
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、音色操作子、オートリズム操作子等の楽
音制御操作子を備えた電子楽器に係り、特にこれらの操
作子の操作性の改善された電子楽器に関する。
「従来の技術」 各種の音色に対応した音色スイッチ、あるいは各種の
自動リズムパターンに対応したリズムスイッチを備え、
これらのスイッチの押圧操作を検知することにより対応
する音色設定あるいはリズム設定を行うようにした電子
楽器が知られている。
また、上述したような各音色対応あるいは各リズム対
応でスイッチを配備するのではなく、音色スイッチある
いはリズムスイッチとしては各々1個を配備すると共に
音色あるいはリズムの表示を行う表示パネルを設けた電
子楽器が知られている。この種の電子楽器の場合、各ス
イッチが押圧される毎に押圧回数がカウントされ、カウ
ント値に従って音色あるいはリズムが表示パネルに表示
される。そして、使用者は表示パネルに所望の音色ある
いはリズム音が表示されたことを確認し、該音色あるい
はリズムの設定操作を行う。なお、この種の電子楽器の
具体的装置構成については、例えば実公昭58−1833号公
報に開示されている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した各音色対応あるいは各リズム対応
でスイッチを配備した電子楽器の場合、音色の種類ある
いはリズムの種類が多くなると、それに伴って操作パネ
ルが必要とする実装面積が大きくなってしまう。また、
演奏者は、多くのスイッチの中から所望のスイッチを探
さなければならず、操作性が悪いという問題があった。
また、上記実公昭58−1833号公報に記載された電子楽器
は、演奏者が頻繁に用いる音色あるいはリズムであろう
と、めったに用いない音色あるいはリズムであろうと、
そのような事情は一切考慮されず、表示パネルには音色
スイッチあるいはリズムスイッチが押圧される毎に所定
の順序に従って音色あるいはリズムがメニュー表示され
る。従って、所望の音色あるいはリズムの種類の表示順
序が後の方である場合、演奏者は何度も音色スイッチあ
るいはリズムスイッチを押し続けねばならず、設定に時
間がかかるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、楽
音制御情報の種類が多い場合においても、操作パネルに
おける実装面積が小さくて済み、かつ、迅速に所望の楽
音制御情報の指定を行うことができる電子楽器を提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するためにこの発明の請求項1は、 複数の楽音制御機能を有し、これらの中の選択された
機能に従って楽音制御を行うようにした電子楽器におい
て、 前記複数の楽音制御機能の中からいずれかの楽音制御
機能を選択する楽音制御機能選択手段と、 この楽音制御機能選択手段による選択に応じて、前記
複数の楽音制御機能の選択頻度を示す頻度データを記憶
する頻度記憶手段と、 前記複数の楽音制御機能を前記頻度記憶手段に記憶さ
れた頻度データに応じた順序で表示する表示手段と を具備することを特徴とする電子楽器を提供する。
また、この発明の請求項2は、 複数のグループにグループ化され、各グループ毎に複
数の楽音制御機能を有し、これらの中の選択された機能
に従って楽音制御を行うようにした電子楽器において、 前記複数のグループの中からいずれかのグループを選
択するグループ選択手段と、 各グループ毎に各グループに属する前記複数の楽音制
御機能の選択頻度を示す頻度データを記憶する頻度記憶
手段と、 前記グループ選択手段で選択されたグループに属する
複数の楽音制御機能の中から前記頻度記憶手段に記憶さ
れた頻度データに応じた順序で複数の楽音制御機能が選
択され、いずれかの楽音制御機能を選択する楽音制御機
能選択手段と、 前記各グループ毎に前記各グループに属する複数の楽
音制御機能の中で最後に前記楽音制御機能選択手段で選
択された楽音制御機能を示すデータを記憶するデータ記
憶手段と、 前記グループ選択手段によって前記グループが選択さ
れる毎に、前記データ記憶手段に記憶されたデータに基
づいて、前記グループ選択手段で選択されたグループに
属する複数の楽音制御機能の中で最後に前記楽音制御機
能選択手段によって選択された楽音制御機能に従って楽
音制御を行う楽音制御手段と を具備することを特徴とする電子楽器を提供する。
「作用」 上記構成の請求項1によれば、入力手段を介して楽音
制御機能の表示指示がなされる毎に、管理手段に記憶さ
れた楽音制御機能の選択頻度に応じた順序で該機能が表
示される。そして、入力手段を介して楽音制御機能の選
択指示がなされると、選択した楽音制御機能の設定がな
され、該機能に対応した楽音制御が行われる。
また、請求項2によれば、複数のグループにグループ
化された複数の楽音制御機能の選択頻度を記憶すること
で、選択されたグループに属する楽音制御機能の選択頻
度順に楽音制御機能の表示が行われ、選択が行われる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図である。同図において、1はこの電子楽
器全体の動作を制御するCPU(中央処理ユニット)、2
はこの電子楽器の動作を制御するための制御プログラム
を記憶したプログラムメモリ、3はレジスタ群であり、
RAM等による揮発性のメモリによって構成されるもの
と、磁気記録等を記録原理とする不揮発性メモリとによ
り各レジスタが実現されている。また、4は各リズム種
類対応でリズムパターンを記憶したリズムパターンメモ
リである。ここで、リズムパターンとは、例えば1小節
に相当する周期を一定時間間隔に分割した場合、各分割
タイミングにおけるリズム音のオン/オフを示す情報を
時間順序に従って並べた時系列パターンを意味する。5
は音色パラメータメモリであり、エンベロープ波形を決
定するパラメータ、楽音信号の変調度等の音色パラメー
タを各音色対応で記憶してなる。また、6は例えば水晶
発振器と分周器等により実現されるテンポクロック発生
器であり、リズム音発生制御用のテンポクロックを発生
する。すなわち、CPU1は、このテンポクロックのカウン
トが行うと共に、リズムパターンを構成する各ビットの
内、テンポクロックのカウント値に対応するビットを判
断し、判断結果に従って当該時点におけるリズム音のオ
ン/オフ制御を行う。7は音色タイマ発生器、8はリズ
ムタイマ発生器である。これらのタイマ発生器7および
8は、CPU1が後述する音色選択処理およびリズム選択処
理を行う際にタイマ設定が行われる。そして、これらの
タイマ発生器7および8は、設定された時間を計時した
場合にCPU1に対してタイマ割り込み信号を出力する。9
は鍵盤装置である。また、10は操作パネルに配備された
スイッチ群および表示部を表す。11は楽音を形成するト
ーンジェネレータであり、このトーンジェネレータ11で
形成された楽音がサウンドシステムにより発音される。
以上説明した各構成要素がバスBによって共通接続さ
れ、この電子楽器が構成されている。
第2図はこの電子楽器の操作パネルの一部を例示した
ものである。STN1〜STN4は、各々、ストリングス、ブラ
ス、パーカッシブ、オルガンの各音色グループに対応し
た音色グループスイッチ、SR1〜SR5は、各々、ジャズ、
ロック、フォーク、ワルツ、ラテンの各リズムグループ
に対応したリズムグループスイッチである。なお、音色
グループおよびリズムグループの内容については後述す
る。DISPは音色の名称およびリズムの名称を表示するた
めの液晶ドットマトリックス表示パネルである。UPおよ
びDOWNは音色およびリズムのメニュー表示の切換スイッ
チであり、現在、これらのスイッチが押圧されると、表
示パネルDISPに表示中の音色あるいはリズムが切り換え
られる。また、SETは書込スイッチである。演奏者は、
このスイッチSETを押圧することにより、現在、表示パ
ネルDISPに表示された音色あるいはリズムを設定するこ
とができる。
この電子楽器は、第3図に示す各音色の楽音を発生す
ることが可能であり、また、第4図にその種類を示す各
種リズムのリズム音を自動発生することができるように
なっている。第3図に示すように、この電子楽器におけ
る音色は4つの音色グループに区分されており、各音色
には音色グループ番号iaが割り当てられると共に当該音
色グループ内におけるその音色の番号(以下、音色番号
と呼ぶ)jaが割り当てられている。そして、演奏者は上
述の音色グループスイッチSTN1〜STN4を押圧することに
より所望の音色が属する音色グループを指定することが
できる。また、第4図に示すように、この電子楽器にお
けるリズムは5つのリズムグループに区分されており、
各リズムにはリズムグループ番号ibが割り当てられると
共に当該リズムグループ内におけるそのリズムの番号
(以下、リズム番号と呼ぶ)jbが割り当てられている。
そして、演奏者は上述のリズムグループスイッチSR1〜S
R5を押圧することにより所望のリズムが属するリズムグ
ループを指定することができる。
次に、レジスタ群3の一部を以下列挙し説明する。
◇音色グループレジスタTGRP:選択する音色グループの
番号を一時記憶するレジスタ。
◇リズムグループレジスタRGRP:選択するリズムグルー
プの番号を一時記憶するレジスタ。
◇音色カウントレジストTNCNT(i,j):各音色毎にその
音色が設定された回数を記憶するレジスタ。すなわち、
ある音色が属する音色グループの番号をi、当該音色グ
ループ内におけるその音色の音色番号をjとすると、記
憶領域TNCNT(i,j)にはその音色が現在までに設定され
た回数が記憶される。
◇音色番号レジスタLSTTN(i):音色グループ番号を
iとした場合、記憶領域LSTTN(i)には音色グループ
i内において、直前に選択された音色の音色番号が記憶
される。
◇リズムカウントレジスタRHYCNT(i,j):各リズム毎
にそのリズムが設定された回数を記憶するレジスタ。す
なわち、あるリズムが属するリズムグループの番号を
i、当該リズムグループ内におけるそのリズムのリズム
番号をjとすると、レジスタRHYCNT(i,j)にはそのリ
ズムが現在までに設定された回数が記憶される。
◇リズム番号レジスタLSTRHY(i):リズムグループ番
号をiとした場合、記憶領域LSTRHY(i)にはリズムグ
ループi内において、直前に選択されたリズム番号が記
憶される。
◇モードフラグMD:このモードフラグMDは、音色設定モ
ード時は“1"がセットされ、リズム設定モード時には
“2"がセットされる。
◇ランクレジスタRNK:この電子楽器は、現在までの使用
頻度の順序に従って音色およびリズムをメニュー表示す
ることができる。このランクレジスタRNKには、使用頻
度の順序を指定する数値が格納される。そして、例えば
レジスタRNKの内容が「3」の場合、使用頻度の順序が
3番目の音色あるいはリズムが表示パネルDISPに表示さ
れる。
◇音色設定レジスタTNNO:音色グループレジスタTGRPの
内容およびこのレジスタに設定された音色番号に対応し
た音色が設定される。
◇リズムプレイレジスタRHYPLY:このレジスタに記憶さ
れる2桁の番号により、発生するリズムパターンが指定
される。
◇リズム設定レジスタRHYNO:このレジスタの内容によ
り、リズムプレイレジスタRHYPLYに格納する番号の一の
位の数値が決定される。
以下、第5図〜第12図のフローチャートを参照し、こ
の電子楽器の動作を説明する。
この電子楽器の電源が投入されると、CPU1は、プログ
ラムメモリ2に記憶されたプログラムをバスBを介して
読み出し、第5図にそのフローを示すメインルーチンを
実行する。まず、ステップS1に進み、初期設定処理を行
う。ここで、音色カウントレジスタTNCNT(i,j)、リズ
ムカウントレジスタRHYCNT(i,j)、音色番号レジスタL
STTN(i)およびリズム番号レジスタLSTRHY(i)は、
不揮発性メモリによって構成されており、初期設定は行
われず、各記憶内容は前回使用時における最終値が継続
される。その他のレジスタおよびフラグ類はすべて初期
化される。
次いでステップS2に進み、音色グループスイッチSTN1
〜STN4のいずれかのオンイベントが検出されたか否かを
判断する。そして、判断結果が「YES」の場合、ステッ
プS3に進んで、第6図にフローを示す音色選択ルーチン
を起動して音色選択処理を実行し、次いでステップS4に
進む。これに対し、ステップS2の判断結果が「NO」の場
合はステップS3をスキップしてステップS4に進む。次に
ステップS4に進むと、リズムグループスイッチSR1〜SR5
のいずれかのオンイベントが検出されたか否かを判断す
る。そして、判断結果が「YES」の場合、ステップS5に
進んで、第7図にフローを示すリズム選択ルーチンを起
動してリズム選択処理を実行し、次いでステップS6に進
む。これに対し、ステップS4の判断結果が「NO」の場合
はステップS5をスキップしてステップS6に進む。
次にステップS6に進むと、切換スイッチUPあるいはDO
WNのオンイベントが検出されたか否かを判断する。そし
て、判断結果が「YES」の場合はステップS7に進み、「N
O」の場合はステップS10に進む。ステップS7に進むと、
モードレジスタMDが“1"か否かを判断し、判断結果が
「YES」の場合はステップS8に進み、「NO」の場合はス
テップS9に進む。ステップS8に進むと、第8図にフロー
を示す音色変更処理ルーチンを実行し、実行終了後、ス
テップS10に進む。一方、ステップS9に進むと、第9図
にフローを示すリズム変更処理ルーチンを実行し、実行
終了後、ステップS10に進む。
次にステップS10に進むと、書込スイッチSETのオンイ
ベントが検出されたか否かを判断する。そして、判断結
果が「YES」の場合はステップS11に進み、「NO」の場合
はステップS14に進む。ステップS11に進むと、モードレ
ジスタMDが“1"か否かを判断し、判断結果が「YES」の
場合はステップS12に進み、「NO」の場合はステップS13
に進む。ステップS12に進むと、第10図にフローを示す
ルーチンを起動して音色セット処理を実行し、実行終了
後、ステップS1に進む。一方、ステップS13に進むと、
第11図にフローを示すルーチンを起動してリズムセット
処理を実行し、実行終了後、ステップS14に進む。
次にステップS14に進むと、押鍵処理を実行する。こ
の処理では、鍵盤装置9におけるキーオンイベントおよ
びキーオフイベントの検出が行われ、イベントが検出さ
れた場合に、CPU1からバスBを介してトーンジェネレー
タ11へ該イベントに対応したキーオン信号あるいはキー
オフ信号が送られ、発音あるいは消音が制御される。次
いでステップS15に進むと、例えばボリュームの操作に
対応した処理等を含むその他の処理を実行し、ステップ
S2に戻る。
さて、CPU1が以上説明したメインルーチンを繰り返し
実行するのと並行し、テンポクロック発生器6からCPU1
に所定周期毎にテンポクロックが供給される。そして、
このテンポクロックが入力されると、CPU1は現在実行中
の処理を一旦中断し、第12図にフローを示すテンポクロ
ック割込ルーチンを実行する。
まず、ステップS21に進んで、現在、自動リズムを走
行中であるか否かを判断し、判断結果が「NO」の場合は
このルーチンの処理を終了し、中断中の処理に復帰す
る。一方、判断結果が「YES」の場合はステップS22に進
む。そして、リズムパターンメモリ4に記憶されたリズ
ムパターンの内、その時点におけるリズムプレイレジス
タRHYPLYに記憶されたリズム番号に対応したリズムパタ
ーンを参照する。そして、その時点におけるテンポクロ
ックのカウント値に対応するリズムパターンのビットを
判断し、ビットがオン状態の場合にはトーンジェネレー
タ11にリズム音の発音指示を送り、これによりリズム音
が発音される。次いでステップS23に進んでテンポクロ
ックのカウント値を「1」だけ進め、このルーチンの処
理を終了して中断中の処理に復帰する。
以下、演奏者が音色設定およびリズム設定を行う場合
の動作を順序説明する。
<音色設定操作に対応した処理> 演奏者が、例えば音色グループスイッチSTN3を押し、
音色グループとしてパーカッシブを選択したとする。な
お、以下の説明では、パーカッシブ系の音色グループ内
において、この操作の直前に使用された音色は、“電子
ピアノ”であり、音色番号レジスタLSTTN(3)には
「3」が格納されているものとする。また、パーカッシ
ブ系の音色グループの各音色の使用回数は、下記表−1
に示す状態であったものとする。
この場合、第5図のメインルーチンにおけるステップ
S2の判断結果が「YES」となり、ステップS3に進み、対
6図の音色選択処理ルーチンが起動される。まず、ステ
ップS61に進み、オンイベントの検出された音色グルー
プスイッチSTN3に対応した音色グループ番号「3」を音
色グループレジスタTGRPに格納する。次いでステップS6
2に進み、モードレジスタMDに“1"をセットして音色設
定モードとし、さらにランクレジスタRNKに初期値
「0」をセットする。次いでステップS63に進み、現在
選択された音色グループに対応する音色番号レジスタLS
TTN(TGRP){この場合、LSTTN(3)}の場合「3」を
音色番号設定レジスタTNNOに格納する。次にステップS6
4に進み、レジスタTGRPによって指定される音色グルー
プ番号「3」およびレジスタTNNOによって指定される音
色番号「3」に対応する音色“電子ピアノ”(第3図参
照)を求め、音色名“電子ピアノ”を表示パネルDISPに
表示する。次いでステップS65に進み、ステップS64にお
いて求めた音色“電子ピアノ”の音色パラメータを音色
パラメータメモリ5から読み取り、トーンジェネレータ
11に送る。これにより、トーンジェネレータ11に“電子
ピアノ”の音色が設定される。次いでステップS66に進
み、バスBを介して音色タイマ発生器7に所定時間に相
当するデータをセットすると共にタイマ動作開始の指示
を行う。これにより音色タイマ発生器7において計時が
開始する。そして、CPU1はこのルーチンを終了し、メイ
ンルーチンに復帰する。そして、この場合、演奏者が音
色グループスイッチSTN3のみを押したのであるから、ス
テップS4→S6→S10と判断結果が「NO」となって進み、
ステップS14、S15を介してステップS2に戻る。そして、
上述したステップS2〜S15の動作を繰り返す。
さて、この状態において、音色グループスイッチSTN1
〜STN4、切換スイッチUPおよびDOWNのいずれのオンイベ
ントも検出されずに、音色タイマ発生器7が計時を終了
し、CPU1に音色タイマ割込信号を送ったとする。この結
果、CPU1は、現在実行中の処理を中断し、第10図のステ
ップS104に進む。そして、音色タイマ発生器7に計時の
停止を指示する。次にステップS105に進み、現時点にお
ける音色グループレジスタTGRPおよび音色番号設定レジ
スタTNNOの内容に対した音色カウンタレジスタTNCNT(T
GRP,TNNO){この場合、TNCNT(3,3)}の内容をインク
リメントする。この結果、音色カウントレジスタにおけ
る音色“電子ピアノ”に対応したレジスタTNCNT(3,3)
の内容は「3」から「4」に変化する。このように、こ
の電子楽器では、音色グループスイッチの操作により、
当該音色グループにおける直前に設定された音色が再設
定された後、所定時間経過しても音色設定に係るスイッ
チ操作が何もない場合、再設定された音色が所望の音色
として演奏者に選択されたものと判断するようにしてい
る。
一方、音色タイマ発生器7が計時を終了する以前に演
奏者が切換スイッチDOWNを押したとする。この場合、メ
インルーチンにおけるステップS6の判断結果が「YES」
となる。そして、ステップS7に進み、モードレジスタMD
が“1"か否かを判断する。この場合、直前に音色グルー
プスイッチSTN3が押されていることから、モードレジス
タMDは“1"となっており(前述の第6図におけるステッ
プS62)、判断結果は「YES」となってステップS8に進
む。そして、第8図の音色変更処理ルーチンを起動す
る。
まず、ステップS81に進み、音色タイマ発生器7に計
時の停止を指示する。そして、ステップS82に進む。こ
のステップS82では、押されたのが切換スイッチUPの場
合はランクレジスタRNKの内容をデクリメントし(頻度
押順位を上げ)、押されたのが切換スイッチDOWNの場合
はランクレジスタRNKの内容をインクリメントする(頻
度順位を下げる)。この場合、レジスタRNKはインクリ
メントされ、内容が「0」から「1」に変化する。次に
ステップS83に進み、音色グループTGRPの内容(この場
合TGRP=3)に対応する音色カウントレジスタTNCNT
(3,j)(j=1〜5)の中からランクレジスタRNKによ
って指定される頻度順位(この場合、第1位)のものの
音色番号j=2を求め、これを音色設定レジスタTNNOに
格納する。次いでステップS84に進み、この新たにレジ
スタTNNOに設定された音色番号がそれまでにレジスタTN
NOに設定されていた古い音色番号と同じか否かを判断
し、判断結果が「YES」の場合はステップS82に戻り、再
びランクレジスタRNKのインクリメントを行う。このよ
うにすることで、同じ音色番号の音色が続けて表示パネ
ルDISPに表示されないようにしている。この場合、レジ
スタTNNOの直前の内容は「3」であったので、ステップ
S84の判断結果は「NO」となりステップS85に進む。
ステップS85に進むと、その時点における音色グルー
プレジスタTGRPが示す音色グループ番号「3」および音
色設定レジスタTNNOが示す音色番号「2」から音色“ピ
アノ2"を求め、音色名“ピアノ2"を表示パネルDISPに表
示する。次いでステップS86に進んで、表示パネルDISP
における音色名の表示を点滅させ、現在、音色変更中で
あることを示す。そして、このルーチンからメインルー
チンのステップ10に復帰する。
この後、演奏者が切換スイッチDOWNを続けて押すと、
その度に、メインルーチンにおけるステップS6,S7を介
して、ステップS8に進み、第8図の音色変更処理が実行
され、ランクレジスタRNKがインクリメントされる。そ
して、それにより、ランクレジスタRNKが示す頻度順位
の音色名が表示パネルDISPに表示される。
ここで、実は、演奏者は“ハープシコード”の音色を
設定しようとしたのだが、誤って切換スイッチDOWNを多
く押し過ぎ、表示パネルDISPにおける音色表示が、頻度
順に“ピアノ2"→“ギター”→“電子ピアノ”→“ハー
プシコード”→“ピアノ1"と切り換えられてしまったと
する。この場合、演奏者は、切換スイッチUPを押す。こ
の結果、CPU1は、メインルーチンのステップS6,S7を介
しステップS8に進んで第8図の音色変更処理ルーチンに
進み、ステップS81を介してステップS82に進む。そし
て、切換スイッチUPが押されたことからレジスタRNKを
デクリメントする。この結果、レジスタRNKの内容は
「5」から「4」に変化する。そして、ステップS83〜S
86を実行し、表示パネルDISPには“ハープシコード”が
音色表示される。
演奏者は所望の音色名“ハープシコード”を確認する
と、書込スイッチSETを押す。この結果、メインルーチ
ンにおけるステップS10の判断結果が「YES」となってス
テップS11に進み、モードフラグMDが“1"であることか
らステップS11の判断結果が「YES」となってステップS1
2に進み、第10図のステップS101に進む。
まず、ステップS101において、表示パネルDISPに制御
信号を送り、現時点で点滅を繰り返している表示文字を
点灯状態にする。次いでステップS102に進み、音色タイ
マ発生器7に計時停止を指示する。次いでステップS103
に進み、その時点における音色グループレジスタTGRPの
内容「3」および音色設定レジスタTNNOの内装「4」に
対応した音色“ハープシコード”の音色パラメータをバ
スBを介してトーンジェネレータ11に送る。これによ
り、トーンジェネレータ11に“ハープシコード”の音色
が設定される。次いでステップS105に進み、“ハープシ
コード”に対応した音色カウントレジスタTNCNT(3,4)
の内容をインクリメントする。そして、このルーチンの
処理を終了する。
さて、前掲の表−1の初期状態で演奏者が音色グルー
プスイッチSTN3を押した場合において、演奏者が「たま
には普段使ったことのない音色で演奏してみたい」と思
っている時は、その直後、切換スイッチUPを押せばよ
い。この結果、メインルーチンのステップS6〜S8を介
し、第8図のステップS82まで進む。そして、切換スイ
ッチUPが押されたことから、ランクレジスタRNKのデク
リメントを行う。このデクリメント前におけるランクレ
ジスタRNKの内容は「0」となっているが、この状態か
らデクリメントを行うと、当該音色グループ番号におけ
る最低順位「5」がレジスタRNKにセットされる。そし
て、ステップS83〜S86が実行されて、頻度順位が第5位
の音色名“ピアノ2"が表示パネルDISPに表示される。そ
して、演奏者が、この表示を確認し、書込スイッチSET
を押すことにより、“ピアノ2"の音色設定が行われる。
<リズム設定操作に対応した処理> 演奏者が、例えばリズムグループスイッチSR1を押
し、リズムグループとしてジャズを選択したとする。な
お、以下の説明では、ジャズ系のリズムグループ内にお
いて、この操作の直前に使用されたリズムは、“スイン
グ1"であり、リズム番号レジスタLSTRHY(1)には
「1」が格納されているものとする。また、ジャズ系の
リズムグループの各リズムの使用回数は、下記表−2に
示す状態であったものとする。
この場合、第5図のメインルーチンにおけるステップ
S4の判断結果が「YES」となり、ステップS5に進み、第
7図のリズム選択処理ルーチンが起動される。まず、ス
テップS71に進み、オンイベントの検出されたリズムグ
ループスイッチSR1に対応したリズムグループ番号
「1」をリズムグループレジスタRGRPに格納する。次い
でステップS72に進み、モードレジスタMDに“2"をセッ
トしてリズム設定モードとし、さらにランクレジスタRN
Kに初期値「0」をセットする。次いでステップS73に進
み、現在選択されたリズムグループに対応するリズム番
号レジスタLSTRHY(RGRP){この場合、LSTRHY(1)}
の内容「1」をリズム設定レジスタRHYNOに格納する。
次にステップS74に進み、レジスタRGRPによって指定さ
れるリズムグループ番号「1」およびレジスタRHYNOに
よって指定されるリズム番号「1」に対応するリズム
“スイング1"(第4図参照)を求め、リズムグループ番
号「1」およびリズム名“スイング1"を表示パネルDISP
に表示する。次いでステップS75に進み、リズムグルー
プレジスタRGRPの内容「1」を十の位、リズム設定レジ
スタRHYNOの内容「1」を一の位とする番号「11」を演
算し、リズムプレイレジスタRHYPLYに結果「11」を格納
する。これにより、それ以後、リズム走行状態におい
て、テンポクロック割り込みが行われると、リズムプレ
イレジスタRHYPLYの内容「11」に対応したスイング1の
リズムパターンに基づいてリズム音が発生される。次い
でステップS76に進み、バスBを介してリズムタイマ発
生器8に所定時間に相当するデータをセットすると共に
タイマ動作開始の指示を行う。これによりリズムタイマ
発生器8において計時が開始する。そして、CPU1はこの
ルーチンを終了し、メインルーチンに復帰する。
さて、この状態において、リズムグループスイッチSR
1〜SR5、切換スイッチUPおよびDOWNのいずれのオンイベ
ントも検出されずに、リズムタイマ発生器8が計時を終
了し、CPU1にリズムタイマ割込信号を送ったとする。こ
の結果、CPU1は、現在実行中の処理を中断し、第11図の
ステップS114に進む。そして、リズムタイマ発生器8に
計時の停止を指示する。次にステップS115に進み、リズ
ムグループレジスタRGPRおよびリズム設定レジスタRHYN
Oの内容に対応したリズムカウンタレジスタRHYCNT(RGR
P,RHYNO){この場合、RHYCNT(1,1)}の内容をインク
リメントする。
一方、リズムタイマ発生器8が計時を終了する以前に
演奏者が切換スイッチDOWNを押したとする。この場合、
メインルーチンにおけるステップS6の判断結果が「YE
S」となり、ステップS7の判断結果は「NO」となってス
テップS9に進み、第9図のリズム変更処理ルーチンに進
む。
まず、ステップS91に進み、リズムタイマ発生器8に
計時の停止を指示する。そして、ステップS92に進む。
このステップS92では、押されたのが切換スイッチDOWN
であることによりランクレジスタRNKの内容をインクリ
メントする(頻度順位を下げる)。この結果、レジスタ
RNKの内容は「1」になる。次にステップS93に進み、リ
ズムグループRGRPの内容(この場合RGRP=1)に対応す
るリズムカウントレジスタRHYCNT(1,j)(j=1〜
5)の中からランクレジスタRNKによって指定される頻
度順位(この場合、第1位)のもののリズム番号j=1
を求め、これをリズム設定レジスタRHYNOに格納する。
次いでステップS94に進み、この新たにレジスタRHYNOに
設定されたリズム番号がそれまでにレジスタRHYNOに設
定されていた古いリズム番号と同じか否かを判断する。
この場合、判断結果は「YES」となりステップS92に戻
る。そして、ランクレジスタRNKをインクリメントして
内容を「2」とし、ステップS93に進む。そして、リズ
ムカウントレジスタRHYONT(1,j)(j=1〜5)の中
からランクレジスタRNKによって指定される頻度順位
(この場合、第2位)のもののリズム番号j=3を求
め、これをリズム設定レジスタRHYNOに格納する。次い
でステップS94に進んで、その判断結果は「NO」となり
ステップS95に進む。
ステップS95に進むと、リズムグループレジスタRGRP
が示すリズムグループ番号「1」およびリズム設定レジ
スタRHYNOが示すリズム番号「3」からリズム“ボサノ
バ1"を求め、リズムグループ番号「1」およびリズム名
“ボサノバ1"を表示パネルDISPに表示する。次いでステ
ップS96に進んで、表示パネルDISPにおけりリズム表示
を点滅させ、現在、リズム変更中であることを示す。そ
して、このルーチンからメインルーチンに復帰する。
この後、演奏者が切換スイッチDOWNを続けて押すと、
その度に、第9図のリズム変更処理が実行され、ランク
レジスタRNKがインクリメントされる。そして、それに
より、ランクレジスタRNKが示す頻度順位のリズム名が
表示パネルDISPに表示される。
次に演奏者が切換スイッチUPを押し、第9図のリズム
変更処理ルーチンが起動されたとする。この場合、ステ
ップS91を介してステップS92に進むと、切換スイッチUP
が押されたことによりレジスタRNKをデクリメントす
る。そして、ステップS93〜S96を実行し、表示パネルDI
SPにはランクレジスタRNKの内容に対応するリズム名が
表示される。
そして、演奏者が書込スイッチSETを押すと、メイン
ルーチンにおけるステップS10の判断結果が「YES」とな
ってステップS11に進み、モードフラグMDが“2"である
ことからステップS11の判断結果が「NO」となってステ
ップS13に進み、第11図のステップS111に進む。
まず、ステップS111において、表示パネルDISPに制御
信号を送り、現時点で点滅を繰り返している表示文字を
点灯状態にする。次いでステップS112に進み、リズムタ
イマ発生器8に計時停止を指示する。次いでステップS1
13に進み、その時点におけるリズムグループレジスタRG
RPの内容を十の位とし、リズム設定レジスタRHYNOの内
容を一の位とする番号を求め、リズムプレイレジスタRH
YPLYにセットする。これにより、当該リズムパターンに
基づくリズム音の発生がスタンバイされる。次いでステ
ップS115に進み、リズムグループレジスタRGRPおよびレ
ズム設定レジスタRHYNOの内容に対応したリズムカウン
トレジスタRHYCNT(RGRP,RHYNO)の内容をインクリメン
トする。そして、このルーチンの処理を終了する。
このようにして、本電子楽器では、音色設定およびリ
ズム設定の頻度が記憶され、各音色および各リズムの使
用頻度に応じた順序で音色およびリズムメニュー表示が
行われる。従って、演奏者はよく使う音色およびリズム
を迅速に設定することができる。
なお、上述した実施例では、本発明を、音色およびリ
ズムの選択に適用する場合を説明したが、例えばエフェ
クト(効果音)、ABC(自動伴奏)のパターンの選択等
に適用しても効果的である。また、上記実施例では、音
色およびリズムの頻度順位に従ってメニュー表示を行う
ようにしたが、例えば、設定した音色およびリズムを示
す情報をLIFO(後入れ先出し)バッファ等に記憶してお
き、メニュー表示の際は、このLIFOバッファの内容を順
次送り出すことにより、最近使用したものから順に表示
するようにしてもよい。また、上記実施例では、切換ス
イッチUPおよびDOWNの操作により頻度順位の指定を切り
換えるよにしたが、これらのスイッチを省略し、音色グ
ループスイッチあるいはリズムグループスイッチが押さ
れた場合に頻度順位の指定をインクリメントあるいはデ
クリメントするようにしてもよい。さらに上記実施例で
は、音色を選択するのに、まず、音色グループを指定
し、次いで同グループ内の音色を選択するようにした
が、音色グループの代わりに例えばリズムを指定するよ
うにしてもよい。すなわち、リズムと音色との間には密
接な関係があるので、リズムが指定された場合に、それ
にふさわしい音色によって構成される音色グループをメ
ニュー表示する。この時、音色は、該リズムが選択され
た場合における使用頻度に従って表示する。このように
することで、さらに電子楽器の操作性が向上する。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の請求項1によれば、
機能選択のための複数の楽音制御機能の表示は、過去に
行われた選択頻度順に表示されるようにしたので、各楽
音制御機能の過去の使用状況に即した機能表示を行うこ
とができ、かつ、操作パネルの実装面積の小さい電子楽
器を実現することができる。そして、この電子楽器によ
れば、演奏者は所望の楽音制御機能を迅速に選択して設
定することができるという効果が得られる。
また、この発明の請求項2によれば、上述の請求項1
による効果に加え、複数のグループにグループ化された
複数の楽音制御機能のうち、各グループ内で最後に選択
された楽音制御機能を記憶しておき、各グループが選択
される毎に当該グループ内で最後に選択された楽音制御
機能が選択されるので、複数ある楽音制御機能の選択が
容易に行えるという効果が得られる。また、楽音制御機
能の選択頻度に基づく順で楽音制御機能の選択がなされ
るので、過去の使用状況に即した機能選択を行うことが
できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の構成を示
すブロック図、第2図は同実施例における各種スイッチ
類および表示パネルを示す図、第3図は同実施例におけ
る音色および音色グループを説明する図、第4図は同実
施例におけるリズムおよびリズムグループを説明する
図、第5図〜第12図は同実施例の動作を示すフローチャ
ートである。 1……CPU、2……プログラムメモリ、3……レジスタ
群、4……リズムパターンメモリ、5……音色パラメー
タメモリ、6……テンポクロック発生器、7……リズム
タイマ発生器、8……音色タイマ発生器、10……スイッ
チ,表示群、11……トーンジェネレータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の楽音制御機能を有し、これらの中の
    選択された機能に従って楽音制御を行うようにした電子
    楽器において、 前記複数の楽音制御機能の中からいずれかの楽音制御機
    能を選択する楽音制御機能選択手段と、 この楽音制御機能選択手段による選択に応じて、前記複
    数の楽音制御機能の選択頻度を示す頻度データを記憶す
    る頻度記憶手段と、 前記複数の楽音制御機能を前記頻度記憶手段に記憶され
    た頻度データに応じた順序で表示する表示手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】複数のグループにグループ化され、各グル
    ープ毎に複数の楽音制御機能を有し、これらの中の選択
    された機能に従って楽音制御を行うようにした電子楽器
    において、 前記複数のグループの中からいずれかのグループを選択
    するグループ選択手段と、 各グループ毎に各グループに属する前記複数の楽音制御
    機能の選択頻度を示す頻度データを記憶する頻度記憶手
    段と、 前記グループ選択手段で選択されたグループに属する複
    数の楽音制御機能の中から前記頻度記憶手段に記憶され
    た頻度データに応じた順序で複数の楽音制御機能が選択
    され、いずれかの楽音制御機能を選択する楽音制御機能
    選択手段と、 前記各グループ毎に前記各グループに属する複数の楽音
    制御機能の中で最後に前記楽音制御機能選択手段で選択
    された楽音制御機能を示すデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記グループ選択手段によって前記グループが選択され
    る毎に、前記データ記憶手段に記憶されたデータに基づ
    いて、前記グループ選択手段で選択されたグループに属
    する複数の楽音制御機能の中で最後に前記楽音制御機能
    選択手段によって選択された楽音制御機能に従って楽音
    制御を行う楽音制御手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
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