JPH0631980B2 - 電子楽器の自動伴奏装置 - Google Patents

電子楽器の自動伴奏装置

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JPH0631980B2
JPH0631980B2 JP62158919A JP15891987A JPH0631980B2 JP H0631980 B2 JPH0631980 B2 JP H0631980B2 JP 62158919 A JP62158919 A JP 62158919A JP 15891987 A JP15891987 A JP 15891987A JP H0631980 B2 JPH0631980 B2 JP H0631980B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器において、和音、ベース音等の伴
奏音を自動的に発生する自動伴奏装置の改良に関するも
のである。
[発明の概要] この発明は、複数の楽器編成のうち任意のものを選択す
る選択手段を設け、選択された楽器編成毎にその編成内
容に対応して同時発音可能な伴奏音数、伴奏音色、伴奏
パターン等を制御することにより所望の楽器編成を模擬
した自動伴奏を手軽に楽しめるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、電子楽器の自動伴奏装置としては、複数の和音種
類(又は和音群)に対応した伴奏パターンをマーチ、ワ
ルツ等のリズム種類毎にメモリに記憶しておき、特定の
リズム種類を選択すると、そのリズム種類に関係する伴
奏パターンのうち鍵盤等で指定される和音種類(例えば
Cメジャ)に対応した伴奏パターンに従って自動的に和
音等の伴奏音信号を発生するようにしたものが知られて
いる(例えば、特開昭61-292692号公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来技術によると、曲の流れに従ってマイナー
系、メジャ系等のイメージを出すことができるが、一曲
の演奏中又は異なる曲の演奏において楽器編成規模の大
小を反映した伴奏効果を得るのが容易でなかった。
すなわち、このような伴奏効果を得ることは、パネル面
操作により各伴奏パート(例えばベースパート)の使用
又は不使用を決定したり、伴奏音色を選択したり、バリ
エーションパターンを選択したりすることである程度可
能であるが、所望の楽器編成を模擬するためには十分で
なかった。また、パネル面で各種操作子を適正にセット
することは容易でなく、特に初心者等にとって演奏中は
非常に困難であった。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的は、簡単な操作により楽器編成規模の大
小を反映した伴奏効果が得られるようにすることにあ
る。
この発明による電子楽器の自動伴奏装置は、選択手段
と、情報発生手段と、伴奏音発生手段とをそなえてい
る。
選択手段は、複数の楽器編成のうちから任意の楽器編成
を選択するためのものである。
情報発生手段は、選択手段で選択された楽器編成におけ
る楽器数及び楽器の音色名のうち少なくとも一方のもの
を表わす楽器編成情報を発生するものである。
伴奏音発生手段は、情報発生手段からの楽器編成情報に
応じて楽器数に対応した同時発音可能な音数及び楽器の
音色名に対応した音色のうち少なくとも一方のものが設
定され、その設定内容に従って伴奏音信号を発生するも
のである。
[作用] この発明の構成によれば、選択手段で任意の楽器編成を
選択すると、その楽器編成の内容に対応した音数及び/
又は音色で伴奏音信号を発生させることができる。従っ
て、各種操作子をセットするような煩わしさを伴うこと
なく簡単に所望の楽器編成に対応した伴奏効果を得るこ
とができる。
この発明の実施にあたっては、各楽器編成毎に1群の伴
奏パターンをメモリ等に記憶しておき、任意の楽器編成
が選択されると、それに対応する1群の伴奏パターンに
従って複数系列の伴奏音信号を発生させるようにしても
よい。このようにすると、各楽器編成毎にそれに適した
伴奏パターンで伴奏音を発生させることができ、各楽器
編成毎に伴奏内容に特色をもたせるのが容易となる利点
がある。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すもので、この電子楽器は、マニュアル演奏者、オー
トリズム音、オートコード音、オートベース音等の各種
楽音の発生がマイクロコンピュータによって制御される
ようになっている。
電子楽器の構成(第1図) バス10には、鍵盤回路12、制御パネル14、中央処理装置
(CPU)16、プログラムメモリ18、レジスタ群20、楽
器編成情報メモリ22、伴奏パターンメモリ24、テンポク
ロツク発生器26、トーンジェネレータ(TG)28等が接
続されている。
鍵盤回路12は、メロディ演奏用鍵盤(例えば上鍵盤)、
伴奏用鍵盤(例えば下鍵盤)等を含むもので、各鍵盤の
各鍵毎に鍵操作情報が検出されるようになっている。
制御パネル14は、楽音制御用及び演奏制御用の各種操作
子が配置されると共に適宜の操作子に関連して表示器が
配置されたもので、この発明の実施に関係する操作子・
表示器としては、マーチ、ワルツ、サンバ…等のリズム
名にそれぞれ対応したリズム選択スイッチ40と、規模の
大きい方向に楽器編成を選択するための編成選択スイッ
チ42Lと、規模の小さい方向に楽器編成を選択するため
の編成選択スイッチ42Sと、選択された楽器編成に対応
する編成ナンバ(0、1又は2のいずれか)を表示する
ための編成ナンバ表示器44と、オートリズムのスタート
/ストップを制御するためのスタート/ストップスイッ
チ46と、その他テンポ設定スイッチ等のスイッチ48とが
設けられている。
CPU16は、プログラムメモリ18にストアされたプログ
ラムに従って楽音発生のための各種処理を実行するもの
で、これらの処理については第6図及び第7図を参照し
て後述する。
レジスタ群20は、CPU16による各種処理に際して利用
されるレジスタを含むもので、この発明の実施に関係す
るレジスタとしては次の(1)〜(7)のようなものが含まれ
ている。
(1)ランフラグRUN…これは、1ビットのレジスタで
あって、1ならばリズム走行を、0ならばリズム停止を
それぞれ表わす。
(2)クロックカウンタCLK…これは、テンポクロック
発生器26からテンポクロックパルスが発生されるたびに
カウント値が1アップするもので、1小節内で0〜31の
カウント値をとり、32になるタイミングで0にリセット
される。
(3)リズムナンバレジスタRNO…これは、リズム選択
スイッチ40のいずれかで選択されたリズム名に対応する
リズムナンバがセットされるものである。なお、リズム
ナンバは、一例として、マーチ、ワルツ、サンバ…にそ
れぞれ対応して0、1、2…のように予め定められてい
る。
(4)編成ナンバレジスタGNO…これは、編成選択スイ
ッチ42L又は42Sの操作に応じて0〜2の範囲で値(編成
ナンバ)が1ずつ増加又は減少するものである。編成ナ
ンバ0、1、2はそれぞれ小、中、大の規模の楽器編成
に対応する。
(5)音色ナンバレジスタTNO05…このレジスタは、
TG28の伴奏音源部における第0〜第5の発音チャンネ
ルに対応した6つの記憶領域を有するもので、楽器編成
情報メモリ22から読出された6チャンネル分の音色ナン
バがセットされるものである。
(6)和音レジスタCHORD…これは、伴奏用鍵盤での
押鍵状態に基づいて検出した和音情報(根音及び和音タ
イプを表わすもの)がストアされるものである。
(7)キーコードレジスタKCREG…これは、伴奏パタ
ーンメモリ24から読出したキーコードデータ(音高情
報)がストアされるものである。
楽器編成情報メモリ22は、各リズム名毎に大、中、小の
3つの規模の楽器編成にそれぞれ対応した楽器編成情報
を記憶したものである。各楽器編成情報は、対応する楽
器編成における楽器数及び楽器毎の音色名を表わすもの
で、具体的には、第2図のように音色名毎に予め定めら
れた音色ナンバを6チャンネル分配置して作成される。
第3図は、メモリ22の記憶例をリズム名「サンバ」及び
「スウィング」について示すものである。各リズム名毎
に編成ナンバGNO=0〜2にそれぞれ対応した3つの
音色ナンバ記憶部TNMが設けられており、各音色ナン
バ記憶部TNMにはチャンネルナンバ0〜5にそれぞれ
対応した6つの記憶領域が設けられている。
一例として、「サンバ」については、GNO=0に対応
した記憶部TNMに、チャンネルナンバ0〜5にそれぞ
れ対応して音色ナンバ1、1、1、1、0、0が配置さ
れる。このような音色ナンバ配置によれば、第0〜第3
の発音チャンネルをピアノ音色で発音させると共に第4
及び第5の発音チャンネルを非発音とすることが指示さ
れる。
伴奏パターンメモリ24は、各リズム名毎に大、中、小の
3つの規模の楽器編成にそれぞれ対応した3群の伴奏パ
ターンを記憶したもので、その記憶例はリズム名「サン
バ」及び「スウィング」について第4図に示されてい
る。すなわち、各リズム名毎にGNO=0〜2にそれぞ
れ対応したパターン記憶部PATが設けられており、各
々の記憶部には第0〜第2の伴奏パターン群が記憶され
ている。
各伴奏パターン群は、対応する楽器編成における楽器数
に相当する数の伴奏パターンからなっている。例えば、
「サンバ」の第0伴奏パターン群にあっては、第0〜第
3の発音チャンネルに対応した4つの伴奏パターンT
〜Tが含まれており、これらの伴奏パターンT〜T
はかっこ内に音色ナンバを記入して示すようにいずれ
もピアノ音色で演奏されるものである。
各伴奏パターンは、「サンバ」の第0伴奏パターン群に
おける伴奏パターンTについて例示するように、前述
のクロックカウンタCLKの1小節分のカウント値0〜
31で表わされるアドレス進行に従ってキーコードデータ
KCを配置したものである。各キーコードデータKC
は、その値に応じた音高を表わすものであるが、値0は
非発音を表わす。
第5図は、第4図に示した「サンバ」の第0及び第2伴
奏パターン群について伴奏パターンT〜Tの演奏内
容を五線図形式で例示したものである。ここで、T
についてかっこ内に示す数字は音色ナンバである。
テンポクロック発生器26は、設定されたテンポに従って
テンポクロックパルスを発生するもので、各テンポクロ
ックパルスは、第7図のクロック割込ルーチンを開始さ
せるための割込命令信号として利用される。
TG28は、メロディ音源部、伴奏音源部、リズム音源部
等を含むもので、この発明の実施に関係する伴奏音源部
が第0〜第5の発音チャンネルを有することは前述した
通りである。伴奏音源部において、自動伴奏の際に使用
すべきチャンネル数(同時発音可能な音数)と使用チャ
ンネル毎の音色は、前述した音色ナンバレジスタTNO
05の内容に応じて決定される。
TG28の各音源部から送出される楽音信号は、サウンド
システム30に供給され、音響に変換される。
メインルーチン(第6図) 第6図は、メインルーチンの処理の流れを示すもので、
このルーチンは電源投入等に応じて開始される。
まず、ステップ50では、イニシャライズルーチンを実行
し、各種レジスタを初期セットする。例えば、レジスタ
RNO、カウンタCLK及びフラグRUNにはいずれも
0をセットし、レジスタGNOには1(中規模の楽器編
成に対応)をセットする。また、GNOの値を表示器44
に表示させる。
次に、ステップ52では、スタート/ストップスイッチ46
がオンか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であれ
ばステップ54に移り、1からRUNの値を差引いたもの
をRUNにセットする。この結果、RUNが0であった
ときはRUNが1(リズム走行)となり、RUNが1で
あったときはRUNが0(リズム停止)となる。この
後、ステップ56に移り、CLKに0をセットする。
ステップ56の処理が終ったとき又はステップ52の判定結
果が否定的(N)であったときは、ステップ58に移り、
リズム選択スイッチ40のいずれかがオンか判定する。こ
の判定結果が肯定的(Y)であればステップ60に移り、
オンされたリズム選択スイッチに対応するリズムナンバ
をRNOに入れる。そして、ステップ62に移る。
ステップ62では、RNO及びGNOの値に応じて特定さ
れる音色ナンバ記憶部TNMの6チャンネル分のデータ
TNM(RNO,GNO)05をメモリ22から読出して
レジスタTNO05に入れる。例えば、RNO=2(サ
ンバ)で且つGNO=1(中規模)とすれば、メモリ22
からは第3図に示した「サンバ」に関する6チャンネル
分の音色ナンバ(楽器編成情報)「114700」が読出さ
れ、TNO05にセットされる。この後、ステップ64に
移る。
ステップ64では、TNO05の内容に応じてTG28の伴
奏音源部の音色設定処理を行なう。すなわち、TNO0
5の6チャンネル分の音色ナンバを伴奏音源部の第0
〜第5の発音チャンネルに音色指定情報として供給す
る。この結果、TNO05の内容が上記例のように「11
4700」であったときは、第0、1、2、3の発音チャン
ネルがそれぞれピアノ、ピアノ、バンジョー、コントラ
バスの音色に設定される。
ステップ64の処理が終ったとき又はステップ58の判定結
果が否定的(N)であったときは、ステップ66に移り、
編成選択スイッチ42L又は42Sのいずれかがオンか判定す
る。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ68に
移り、オンされたスイッチ42L又は42Sに応じてGNOの
値を1だけそれぞれ増加又は減少させる。一例として、
上記のようにステップ50でGNOに1を初期セットした
後はじめてスイッチ42LをオンしたとすればGNOの値
は1から2になる。このようにして、GNOは、0、
1、2のうちの任意の値をとることができる。また、ス
テップ68では、GNOの値を表示器44に表示させる。
ステップ68の後はステップ70に移り、前述のステップ62
と同様にしてメモリ22から6チャンネル分の音色ナンバ
を読出してTNO05に入れる。これは、ステップ68で
GNOの値が変更されたことに伴って必要となる処理で
ある。例えば、RNO=2(サンバ)でGNO値が1
(中規模)から2(大規模)に変更されたものとすれ
ば、TNO05には6チャンネル分の音色ナンバ「1147
23」がセットされる。この後、ステップ72に移る。
ステップ72では、前述のステップ64と同様にしてTNO
05の内容に応じてTG28の伴奏音源部の音色設定処理
を行なう。この結果、TNO05の内容が上記例のよう
に「114723」であったときは、第0、1、2、3、4、
5の発音チャンネルがそれぞれピアノ、ピアノ、バンジ
ョー、コントラバス、クラリネット、トロンボーンの音
色に設定される。
ステップ72の処理が終ったとき又はステップ66の判定結
果が否定的(N)であったときは、ステップ74に移り、
伴奏用鍵盤においてキーイベント(キーオン又はキーオ
フ)ありか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であ
ればステップ76に移り、伴奏用鍵盤での押鍵状態に基づ
いて和音の根音及びタイプ(メジャ、マイナ、セブンス
等)を検出し、その検出結果に対応する和音情報をレジ
スタCHORDに入れる。
ステップ76の処理が終ったとき又はステップ74の判定結
果が否定的(N)であったときは、ステップ80に移り、
その他の処理を実行する。その他の処理としては、例え
ばテンポ設定処理等がある。
ステップ80の後はステップ52に戻り、上記したような処
理を繰返す。
クロック割込ルーチン(第7図) 第7図は、クロック割込ルーチンの処理の流れを示すも
ので、このルーチンはテンポクロック発生器26からテン
ポクロックパルスが発生されるたびに開始される。
まず、ステップ90では、RUNが1か判定し、1でない
(N)ならば第6図のルーチンにリターンする。
ステップ90の判定結果が肯定的(Y)であったときはス
テップ92に移り、リズム音発生処理を行なう。すなわ
ち、リズムパターンメモリ(図示せず)にマーチ、ワル
ツ、サンバ…等のリズム名にそれぞれ対応して記憶して
ある多数のリズムパターンのうちRNOのリズムナンバ
に対応するリズムパターンを選択すると共にこのリズム
パターン中にCLKの値に対応するタイミングで発音す
べきリズム音があればそれをリズム音源部の作動により
発生させる。
次に、ステップ94でチャンネルナンバに対応する制御変
数iを0にしてから、ステップ96に移り、RNO及びG
NOの値に応じて特定される音色ナンバ記憶部TNMに
おける第i発音チャンネル対応のデータTNM(RN
O,GNO)iが0か(音色ナンバが0か)判定する。
この判定結果が否定的(N)であればステップ98に移
り、RNO、GNO及びiの値に応じて特定されるパタ
ーン記憶部PATにおいてCLKの値に対応するアドレ
スのデータPAT(RNO,GNO,i)CLKをメモリ2
4から読出してレジスタKCREGに入れる。この場
合、KCREGに入るのは、第4図に示したようなキー
コードデータKCである。この後、ステップ100に移
る。
ステップ100では、KCREGのキーコードデータKC
を必要に応じてレジスタCHORDの和音情報に基づき
音高変換し、このようにして得られたキーコードデータ
に応じてTG28の伴奏音源部における第i発音チャンネ
ルにて発音処理を行なう。この結果、CLKの値に対応
するタイミングで発音すべき伴奏音があればそれが発音
されることになる。
ステップ100の処理が終ったとき又はステップ96の判定
結果が肯定的(Y)であった(音色ナンバが0であっ
た)ときは、ステップ102に移り、iの値を1アップす
る。そして、ステップ104に移る。
ステップ104では、iが5より大か判定する。ステップ9
4でi=0とした後はじめてステップ104にきたときは、
i=1であるから、ステップ104の判定結果は否定的
(N)となり、ステップ96に戻る。そして、i>5(6
チャンネル分の処理終了)となるまで、ステップ96以下
の処理を繰返す。この結果、例えばRNO=2(サン
バ)で且つGNO=2(大規模)であったときは、第3
図に示した「サンバ」の第2伴奏パターン群におけるT
〜Tのパターンに従って6チャンネル分の伴奏音を
同時発音可能となる。また、この例でGNO=0であっ
たときは、4チャンネル分の伴奏音を同時発音可能とな
る。
i>5となると、ステップ104の判定結果が肯定的
(Y)となり、ステップ106に移る。
ステップ106では、CLKの値を1アップする。そし
て、ステップ108に移り、CLKが32より小か(小節内
か)判定する。この判定結果が肯定的(Y)であれば第
6図のルーチンにリターンするが、否定的(N)であれ
ばステップ110でCLK値を0にしてから第6図のルー
チンにリターンする。
ステップ110でCLK値を0にした後は、再び伴奏パタ
ーンの先頭(小節頭)に戻ってパターン読出しが行なわ
れ、この結果として、自動伴奏は1小節分の伴奏パター
ンを反復演奏するようにして遂行される。また、このよ
うな自動伴奏に並行してオートリズム演奏も遂行され
る。
変形例 この発明は、上記実施例に限定されず、例えば次のよう
な改変が可能である。
(1)実施例では、各楽器編成(編成ナンバ0〜2)毎に
それぞれ独立して楽器数(発音数)と楽器の音色名(音
の音色名)の両方を設定するようにしたが、楽器数(又
は楽器の音色名)は各楽器編成について共通とし、各楽
器の音色名(又は楽器数)のみを各楽器編成毎にそれぞ
れ設定するようにしてもよい。
(2)模擬すべき楽器編成には、人声音等を含めてもよ
い。すなわち、本願明細書で言う「楽器数」や「楽器の
音色名」における「楽器」とは、第2図に例示したよう
な通常の楽器のみを表わすものではなく、例えば人声音
(男性の声や女性の声)等の通常の楽器以外の音も含む
ものである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、楽器編成選択手段を
設け、所望の楽器編成に対応した伴奏内容をいわばワン
タッチ式に呼出可能としたので、従来に比べて自動伴奏
における曲想表現が一段と豊富になると共に、初心者等
であっても楽器編成を模擬した自動伴奏を手軽に楽しめ
る効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図、 第2図は、音色名毎の音色ナンバを示す図、 第3図は、楽器編成情報メモリ22における記憶例を示す
図、 第4図は、伴奏パターンメモリ24における記憶例を示す
図、 第5図は、サンバの第0及び第2伴奏パターン群の演奏
内容を例示する五線図、 第6図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第7図は、クロック割込ルーチンを示すフローチャート
である。 10……バス、12……鍵盤回路、14……制御パネル、16…
…中央処理装置、18……プログラムメモリ、20……レジ
スタ群、22……楽器編成情報メモリ、24……伴奏パター
ンメモリ、28……トーンジェネレータ、30……サウンド
システム、40……リズム選択スイッチ、42L,42S……編
成選択スイッチ、44……編成ナンバ表示器、46……スタ
ート/ストップスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)複数の楽器編成のうちから任意の楽器
    編成を選択するための選択手段と、 (b)この選択手段で選択された楽器編成における楽器数
    及び楽器の音色名のうち少なくとも一方のものを表わす
    楽器編成情報を発生する情報発生手段と、 (c)この情報発生手段からの楽器編成情報に応じて前記
    楽器数に対応した同時発音可能な音数及び前記楽器の音
    色名に対応した音色の少なくとも一方のものが設定され
    る伴奏音発生手段であって、その設定内容に従って伴奏
    音信号を発生するものと をそなえた電子楽器の自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】(a)複数の楽器編成のうちから任意の楽器
    編成を選択するための選択手段と、 (b)前記複数の楽器編成にそれぞれ対応した複数群の音
    色情報を記憶した第1の記憶手段であって、各群の音色
    情報は対応する楽器編成におけるそれぞれの楽器に相当
    する複数の音色名を表わすようになっているものと、 (c)前記選択手段で選択された楽器編成に対応する一群
    の音色情報を前記第1の記憶手段から読出す読出手段
    と、 (d)前記複数の楽器編成にそれぞれ対応した複数群の伴
    奏パターンを記憶した第2の記憶手段であって、各群の
    伴奏パターンは対応する楽器編成における楽器数に相当
    する数の伴奏パターンからなっているものと、 (e)前記第1の記憶手段から読出された1群の音色情報
    に応じてこれらの音色情報の示す複数の音色名にそれぞ
    れ対応した複数の音色が設定される伴奏音発生手段であ
    って、前記選択手段で選択された楽器編成に対応する1
    群の伴奏パターンを前記第2の記憶手段から読出すこと
    により該1群の伴奏パターンに従って前記複数の音色を
    それぞれ有する複数系列の伴奏音信号を発生するものと
    をそなえた電子楽器の自動伴奏装置。
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