JP2000165736A - 撮影条件管理装置、撮影装置、撮影条件管理システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

撮影条件管理装置、撮影装置、撮影条件管理システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000165736A
JP2000165736A JP10333839A JP33383998A JP2000165736A JP 2000165736 A JP2000165736 A JP 2000165736A JP 10333839 A JP10333839 A JP 10333839A JP 33383998 A JP33383998 A JP 33383998A JP 2000165736 A JP2000165736 A JP 2000165736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルビデオカメラ(DVC)が撮影した
ときの撮影条件をPCに送って管理し、後の撮影で用い
ることができるようにする。 【解決手段】 PC101とDVC102とは1394
シリアルバス103で接続されている。DVCが撮影を
行うと、そのときの撮影条件が映像と共に記録される。
再生された撮影条件情報は、PCに送られてメモリ11
1に記憶される。その際、撮影時の状況等の任意の情報
を対応させて記憶することにより、撮影条件をライブラ
リ化することができ、これを後日の撮影に際して使用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影された映像の
撮影条件を管理し、後の撮影での撮影条件決定の際に、
上記管理された過去の撮影条件を参考にする場合等に用
いて好適な撮影条件管理装置、撮影装置、撮影条件管理
システム及びそれらに用いられるコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルビデオカメラが普及する
に従って、各ビデオカメラメーカは小型、高性能、低価
格な機種を短期間に多数投入するようになってきた。こ
れに従って、ユーザ層も女性や高年齢者等に広がってき
ている一方で、撮影状況も照明が暗い結婚式場内や、ス
キー場や海岸等の非常に明るい場所での撮影、あるいは
スポーツなどの非常に動きが激しい被写体の撮影等と、
非常に広がってきている。
【0003】ビデオ撮影を行う際には、撮影状況に応じ
て露出、シャッタスピード、ホワイトバランス等の設定
を適切に行う必要があるが、撮影経験の少ないユーザに
は非常に煩わしい作業であった。そのため、ほとんどの
ビデオカメラにおいては、上記の設定を自動的に行うオ
ートモードが搭載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように撮影状況が広がって来るに従って、上記オートモ
ードでは露出やホワイトバランス等の適切な設定が困難
であるような、特殊な撮影条件での撮影の機会が増えて
きている。このため、ユーザがマニュアル設定によって
上記露出設定等を行うことが改めて必要となってきてい
るが、やはり設定のための煩わしい作業がネックとなっ
ているのが現状である。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、オートモード撮影では適切な撮影設定を
行えない場合のマニュアル設定の煩わしさを軽減し、誰
でも思った通りの映像を簡単に撮影できる映像撮影条件
の管理システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による撮影条件管理装置においては、映像
情報を記録した記録媒体又は撮影を行った撮像装置から
映像を撮影したときの撮影条件情報を読み取る第1の読
み取り手段と、上記読み取った撮影条件情報と対応させ
て任意の情報を記憶する記憶手段とを設けている。
【0007】また、本発明による撮影装置においては、
撮影した映像の撮影条件情報を外部に送信する送信手段
を設けている。
【0008】また、本発明による撮影条件管理システム
においては、撮影した映像の撮影条件情報を送信する送
信手段を有する撮影装置と、撮影条件情報を受信する受
信手段と、上記受信した撮影条件情報を任意の情報と対
応させて記憶する記憶手段とを有する撮影条件管理装置
と、上記撮影装置と撮影条件管理装置とを接続する通信
媒体とを設けている。
【0009】また、本発明による記憶媒体においては、
映像情報を記録した記録媒体又は撮影を行った撮像装置
から映像を撮影したときの撮影条件情報を読み取る処理
と、上記読み取った撮影条件情報を任意の情報と対応さ
せて記憶する処理とを実行するためのプログラムを記憶
している。
【0010】また、本発明による他の記憶媒体において
は、撮影した映像の撮影条件情報を送信する処理を実行
するためのプログラムを記憶している。
【0011】また、本発明による他の記憶媒体において
は、撮影した映像の撮影条件情報を送信する処理と、上
記撮影条件情報を受信する処理と、上記受信した撮影条
件情報を任意の情報と対応させて記憶する処理とを実行
するためのプログラムを記憶している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。本実施の形態は、磁気テープ等に記録
された映像情報が撮影された時の撮影条件を管理するシ
ステムである。しかしデジタルビデオカメラ単体で全て
のシステムを構築するには、撮影条件を記録するための
メモリ容量、記録された撮影条件をライブラリ化するた
めのソフトウェア、ハードウェアを含むシステム等、デ
ジタルビデオカメラ自体の体積、処理に大きな負担がか
かる。
【0013】最近のデジタルビデオカメラの小型化、軽
量化、低価格化の流れを考えると、デジタルビデオカメ
ラ本体のみでシステムを構築するのは望ましくない。そ
こで考えられるのが、パソコン(以後PC)等と映像情
報、撮影条件情報をデジタルI/Fによって相互通信す
ることにより、撮影条件管理をPC側で行うシステムで
ある。
【0014】デジタルビデオカメラとPCとの通信を行
うには、現在、IEEE1394シリアルバスが多用さ
れている。IEEE1394シリアルバスの幾つかの大
きな特徴としては、後述するように、高速シリアル通信
を用いるために、ケーブルが比較的細くフレキシビリテ
ィに富み、かつコネクタも従来のSCSIケーブルに比
べて極端に小さいこと、さらには、画像情報のような大
容量データを、機器制御データと共に高速で転送できる
ことを挙げることができる。
【0015】即ち、IEEE1394I/Fを用いた通
信によれば、デジタルカメラやビデオカメラ等の移動式
や携帯式で、通常は据え置きしない装置を接続するとき
にも、従来に比べて煩わしさが飛躍的に低減し、画像情
報のPCへの転送も円滑に行うことが可能になるという
大きな利点がある。そこで、以下にIEEE1394シ
リアルバスについて説明する。
【0016】家庭用デジタルVTRやDVDの登場に伴
って、ビデオデータやオーディオデータ等のリアルタイ
ムでかつ大情報量のデータ転送のサポートが必要になっ
ている。こういったビデオデータやオーディオデータを
リアルタイムで転送し、パソコン(PC)に取り込んだ
り、あるいはその他のデジタル機器に転送を行うには、
必要な転送機能を備えた高速データ転送可能なインタフ
ェースが必要になってくる。このような観点から開発さ
れたインタフェースが、IEEE1394−1995
(High Performance Serial
Bus、以下、1394シリアルバス)である。
【0017】図21に1394シリアルバスを用いて構
成されるネットワーク・システムの例を示す。このシス
テムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間及びC−H間をそれぞれ1394シリアル
バスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。こ
れらの機器A〜Hは、例としてPC、デジタルVTR、
DVD、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等で
ある。
【0018】各機器間の接続方式は、デイジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。また、各機器は各自固
有のIDを有し、それぞれが認識し合うことによって、
1394シリアルバスで接続された範囲において、1つ
のネットワークを構成している。各デジタル機器間をそ
れぞれ1本の1394シリアルバスケーブルで順次接続
するだけで、それぞれの機器が中継の役割を行い、全体
として1つのネットワークを構成するものである。
【0019】また、1394シリアルバスの特徴でもあ
るが、Plug&Play機能により、ケーブルを機器
に接続した時点で、自動的に機器の認識や接続状況など
を認識する機能を有している。
【0020】また、図21のようなシステムにおいて、
ネットワークからある機器が削除されたり、又は新たに
追加された場合には、自動的にバスリセットを行い、そ
れまでのネットワーク構成をリセットしてから、新たな
ネットワークの再構築を行う。この機能によって、その
時々のネットワークの構成を常時設定、認識することが
できる。
【0021】またデータ転送速度は、100/200/
400Mbps等を備えており、上位の転送速度を持つ
機器が下位の転送速度をサポートし、互換性をとるよう
になっている。
【0022】データ転送モードとしては、コントロール
信号等の非同期データ(Asynchronousデー
タ:以下Asyncデータ)を転送するAsynchr
onous転送モード、リアルタイムなビデオデータや
オーディオデータ等の同期データ(Isochrono
usデータ:以下Isoデータ)を転送するIsoch
ronous転送モードがある。このAsyncデータ
とIsoデータは各サイクル(通常1サイクル125μ
S)の中において、サイクル開始を示すサイクル・スタ
ート・パケット(CSP)の転送に続き、Isoデータ
の転送を優先しつつサイクル内で混在して転送される。
【0023】図22に1394シリアルバスの構成要素
を示す。1394シリアルバスは全体としてレイヤ(階
層)構造で構成されている。図22に示すように、最も
ハード的なのが1394シリアルバスのケーブルであ
り、このケーブルのコネクタが接続されるコネクタポー
トがあり、その上にハードウェアとしてフィジカル・レ
イヤとリンク・レイヤがある。
【0024】ハードウェア部は実質的なインターフェイ
ステップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
【0025】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、ReadやWriteといった命令を出す。シ
リアルバスマネージメントは、接続されている各機器の
接続状況やIDの管理を行い、ネットワークの構成を管
理する部分である。上記のハードウェア部とファームウ
ェア部までが実質上の1394シリアルバスの構成であ
る。
【0026】また、ソフトウェア部のアプリケーション
・レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース
上にどのようにデータを乗せるかを規定する部分であ
り、AVプロトコル等のプロトコルによって規定されて
いる。以上が1394シリアルバスの構成である。
【0027】次に、図23に1394シリアルバスにお
けるアドレス空間の図を示す。1394シリアルバスに
接続された各機器(ノード)には必ず各ノード固有の6
4ビットアドレスを持たせておく。このアドレスをRO
Mに格納しておくことで、自分や相手のノードアドレス
を常時認識でき、相手を指定した通信を行うことができ
る。
【0028】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式である。アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報等を格納する。
【0029】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。 《1394シリアルバスの電気的仕様》図24に139
4シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。1394シ
リアルバスでは接続ケーブル内に、2組のツイストペア
信号線の他に電源ラインを設けることも可能である。こ
れによって、電源を持たない機器や、故障により電圧低
下した機器等にも電力の供給が可能になっている。
【0030】尚、簡易型の接続ケーブルでは、接続先の
機器を限定した上で、電源ラインを設けていないものも
ある。電源線内を流れる電源の電圧は8〜40V、電流
は最大電流DC1.5Aと規定されている。
【0031】《DS−Link符号化》図25は139
4シリアルバスで採用されているデータ転送フォーマッ
トのDS−Link符号化方式を説明するための図であ
る。1394シリアルバスでは、DS−Link(Da
ta/Strobe Link)符号化方式が採用され
ている。このDS−Link符号化方式は、高速なシリ
アルデータ通信に適している。その構成は、2本の信号
線を必要とする。より対線のうち1本に主となるデータ
を送り、他方のより対線にはストローブ信号を送る構成
になっている。
【0032】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0033】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるので、コン
トローラLSIの回路規模を小さくできること、さらに
は、転送すべきデータが無いときに、アイドル状態であ
ることを示す情報を送る必要が無いので、各機器のトラ
ンシーバ回路をスリープ状態にすることができ、これに
よって消費電力の低減を図れる等が挙げられる。
【0034】《バスリセットのシーケンス》1394シ
リアルバスでは、接続されている各機器(ノード)には
ノードIDが与えられ、ネットワーク構成として認識さ
れている。このネットワーク構成に変化があったとき、
例えばノードの挿抜や電源のON/OFF等によるノー
ド数の増減などによって変化が生じて、新たなネットワ
ーク構成を認識する必要があるときは、変化を検知した
各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して、新た
なネットワーク構成を認識するモードに入る。
【0035】このときの変化の検知方法は、1394ポ
ート基板上でのバイアス電圧の変化を検知することによ
って行われる。あるノードからバスリセット信号が伝達
されて、各ノードのフィジカルレイヤは、このバスリセ
ット信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセット
の発生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を
伝達する。最終的に全てのノードがバスリセット信号を
検知した後、バスリセットが起動となる。
【0036】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御等によってフィジ
カルレイヤに直接命令を出すことによっても起動する。
また、バスリセットが起動するとデータ転送は一時中断
され、この間のデータ転送は待たされ、終了後、新しい
ネットワーク構成のもとで再開される。以上がバスリセ
ットのシーケンスである。
【0037】《ノードID決定のシーケンス》バスリセ
ットの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築す
るために、各ノードにIDを与える動作に入る。このと
きの、バスリセットからノードID決定までの一般的な
シーケンスを図26、図27、図28のフローチャート
を用いて説明する。
【0038】図26のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示している。ま
ず、ステップS101では、ネットワーク内にバスリセ
ットが発生することを常時監視していて、ここでノード
の電源ON/OFF等でバスリセットが発生すると、ス
テップS102に移る。
【0039】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103では、全
てのノード間で親子関係が決定すると、ステップS10
4で一つのルートが決定する。全てのノード間で親子関
係が決定するまで、ステップS102の親子関係の宣言
を行い、またルートも決定されない。
【0040】ステップS104でルートが決定される
と、次にステップS105で、各ノードにIDを与える
ノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順序
で、ノードIDの設定が行われ、全てのノードにIDが
与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的にス
テップS106で全てのノードにIDを設定し終えたと
判断されたら、新しいネットワーク構成が全てのノード
において認識されたので、ステップS107で、ノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。
【0041】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したら、ステップS101からステ
ップS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0042】以上説明した図26のフローチャートのバ
スリセットからルート決定までの部分と、ルート決定後
からID設定終了までのより詳しい手順を図27、図2
8に示す。まず、図27において、ステップS201で
は、バスリセットが発生するのを常に監視している。バ
スリセットが発生すると、ネットワーク構成は一旦リセ
ットされる。次に、ステップS202で、リセットされ
たネットワークの接続状況を再認識する作業の第一歩と
して、各機器にリーフ(ノード)であることを示すフラ
グを立てておく。さらに、ステップS203では、各機
器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続されてい
るのかを調べる。
【0043】ステップS204では、ポート数の結果に
応じてこれから親子関係の宣言を始めていくために、未
定義(親子関係が決定されていない)ポートの数を調べ
る。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数で
あるが、親子関係が決定されていくに従って、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していく。
【0044】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205で、自
分に接続されているノードに対して、「自分は子、相手
は親」と宣言し動作を終了する。
【0045】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられ、ステップS207でリーフからの親子関係
宣言で「親」の受付をするために待つ。
【0046】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば、残っているポートに接続されているノ
ードに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言
をすることが可能になる。2度目以降、ステップS20
4で未定義ポート数を確認しても、2以上あるブランチ
に対しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブ
ランチからの「親」の受付をするために待つ。
【0047】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフが(子宣言を行えるのにすばやく動作し
なかったため)、ステップS204の未定義ポート数の
結果としてゼロになったら、これにてネットワーク全体
の親子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート
数がゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一
のノードはステップS208としてルートのフラグが立
てられ、ステップS209としてルートとしての認識が
なされる。以上のようにして、図27に示したバスリセ
ットから、ネットワーク内の全てのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
【0048】次に、図28のフローチャートについて説
明する。まず、図27までのシーケンスでリーフ、ブラ
ンチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定され
ているので、これに基づいてステップS301でそれぞ
れ分類する。
【0049】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0050】次に、ステップS302で、ネットワーク
内に存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。
この後、ステップS303で、各自リーフがルートに対
して、IDを与えるように要求する。この要求が複数あ
る場合には、ルートはステップS304によりアービト
レーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS
305で、勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。
【0051】ステップS306では、ID取得が失敗に
終わったリーフは、再度ID要求を出し、同様の作業を
繰り返す。IDを取得できたリーフからステップS30
7で、セルフIDパケットをブロードキャストで全ノー
ドに転送する。
【0052】1ノードID情報のブロードキャストが終
わると、ステップS308で、残りのリーフの数が1つ
減らされる。ステップS309では、上記残りのリーフ
の数が1以上ある時は、ステップS303のID要求の
作業からを繰り返し行い、最終的に全てのリーフがID
情報をブロードキャストすると、ステップS309がN
=0となり、次のブランチのID設定に移る。
【0053】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。まず、ステップS310で、ネットワーク内
に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定する。
この後、ステップS31で、各自ブランチがルートに対
して、IDを与えるように要求する。これに対してルー
トは、ステップS312でアービトレーションを行い、
勝ったブランチから順にリーフに与え終った次の若い番
号から与えていく。
【0054】ステップS313では、ルートは要求を出
したブランチにID情報又は失敗結果を通知し、ステッ
プS314で、ID取得が失敗に終わったブランチは、
再度ID要求を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取
得できたブランチからステップS315として、そのノ
ードのセルフIDパケットをブロードキャストで全ノー
ドに転送する。
【0055】1ノードID情報のブロードキャストが終
わると、ステップS316で残りのブランチの数が1つ
減らされる。そして、ステップS317で、上記残りの
ブランチの数が1以上ある時は、ステップS311のI
D要求の作業からを繰り返し、最終的に全てのブランチ
がID情報をブロードキャストするまで行われる。全て
のブランチがノードIDを取得すると、ステップS31
7はM=0となり、ブランチのID取得モードも終了す
る。
【0056】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318で、与えていない番号で最も大きい番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319で、ルートのセル
フIDパケットをブロードキャストする。以上により、
親子関係が決定した後から、全てのノードのID、及び
バスマネージャが設定されるまでの手順が終了する。
【0057】次に、一例として図29に示した実際のネ
ットワークにおける動作を説明する。図29において
は、(ルート)ノードBの下位にはノードAとノードC
が直接接続されており、また、ノードCの下位にはノー
ドDが直接接続されており、さらに、ノードDの下位に
はノードEとノードFが直接接続された階層構造になっ
ている。上記の階層構造やルートノード、ノードIDを
決定する手順を説明する。
【0058】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位に
なると言うことができる。図29では、バスリセットの
後、最初に親子関係の宣言を行ったのはノードAであ
る。基本的にノードの1つのポートにのみ接続があるノ
ード(リーフと呼ぶ)から親子関係の宣言を行うことが
できる。これは自分には1ポートの接続のみということ
をまず知ることができるので、これによってネットワー
クの端であることを認識し、その中で早く動作を行った
ノードから親子関係が決定されていく。
【0059】こうして親子関係の宣言を行った側(A−
B間ではノードA)のポートが子と設定され、相手側
(ノードB)のポートが親と設定される。即ち、ノード
A−B間では子−親、ノードE−D間で子−親、ノード
F−D間で子−親と決定される。
【0060】さらに1階層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、さらに
上位に親子関係の宣言を行っていく。図28では、まず
ノードDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した
後、ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、そ
の結果ノードD−C間で子−親と決定している。
【0061】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行っている。これによってノ
ードC−B間で子−親と決定している。
【0062】このようにして、図29のような階層構造
が構成され、最終的に接続されている全てのポートにお
いて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0063】尚、この図29においては、ノードBがル
ートノードと決定されたが、これはノードAから親子関
係宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関
係宣言を早いタイミングで行っていれば、ルートノード
は他ノードに移っていたこともあり得る。即ち、伝達さ
れるタイミングによってはどのノードもルートノードと
なる可能性があり、同じネットワーク構成でもルートノ
ードは一定とは限らない。
【0064】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここでは全てのノード
が、決定した自分のノードIDを他の全てのノードに通
知する(ブロードキャスト機能)。
【0065】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。ノードID番号の割り振りの手順としては、まず
1つのポートにのみ接続があるノード(リーフ)から起
動することができ、この中から順にノード番号=0、
1、2・・・と割り当てられる。
【0066】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は「割り当て済み」で
あることが認識される。
【0067】全てのリーフが自己ノードIDを取得し終
ると、次はブランチヘ移り、リーフに引き続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。即ち、常
にルートは最大のノードID番号を所有するものであ
る。以上のようにして、階層構造全体のノードIDの割
り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築され、バス
の初期化作業が完了する。
【0068】《アービトレーション》1394シリアル
バスでは、データ転送に先立って必ずバス使用権のアー
ビトレーション(調停)を行う。1394シリアルバス
は個別に接続された各機器が、転送された信号をそれぞ
れ中継することによって、ネットワーク内の全ての機器
に同信号を伝えるように、論理的なバス型ネットワーク
であるので、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレー
ションは必要である。これによってある時間には、たっ
た一つのノードのみ転送を行うことができる。
【0069】アービトレーションを説明するために、図
30(a)にバス使用要求、図30(b)にバス使用許
可の図を示し、以下これを用いて説明する。アービトレ
ーションが始まると、1つもしくは複数のノードが親ノ
ードに向かって、それぞれバス使用権の要求を発する。
図30(a)のノードCとノードFがバス使用権の要求
を発しているノードである。
【0070】これを受けた親ノード(図30ではノード
A)は、さらに親ノードに向かって、バス使用権の要求
を発する(中継する)。この要求は最終的に調停を行う
ルートに届けられる。バス使用要求を受けたルートノー
ドは、どのノードにバスを使用させるかを決める。この
調停作業はルートノードのみが行なえるものであり、調
停によって勝ったノードにはバスの使用許可を与える。
図30(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノー
ドFの使用は拒否された場合である。
【0071】アービトレーションに負けたノードに対し
てはDP(data prefix)パケットを送り、
拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバス使
用要求は次回のアービトレーションまで待たされる。以
上のようにして、アービトレーションに勝ってバスの使
用許可を得たノードは、以降データの転送を開始でき
る。
【0072】次に、アービトレーションの一連の流れを
図31のフローチャートに示して説明する。ノードがデ
ータ転送を開始できるためには、バスがアイドル状態で
あることが必要である。先に行われていたデータ転送が
終了して、現在バスが空き状態であることを認識するた
めには、各転送モードで個別に設定されている所定のア
イドル時間ギャップ長(例、サブアクション・ギャッ
プ)を経過することによって、各ノードは自分の転送が
開始できると判断する。
【0073】ステップS401では、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたかを判断する。所定のギャッ
プ長が得られない限り、転送を開始するために必要なバ
ス使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得
られるまで待つ。
【0074】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402で、転送すべきデータがあ
るか判断し、ある場合はステップS403として転送す
るためにバスを確保するようにバス使用権の要求をルー
トに対して発する。このときの、バス使用権の要求を表
す信号の伝達は、図30に示したように、ネットワーク
内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。
【0075】ステップS402で転送するデータがない
場合はそのまま待機する。次に、ステップS404で
は、ステップS403のバス使用要求を1つ以上ルート
が受信したら、ルートはステップS405として使用要
求を出したノードの数を調べる。ステップS405での
選択値がノード数=1(使用権要求を出したノードは1
つ)だったら、そのノードに直後のバス使用許可が与え
られることになる。
【0076】ステップS405での選択値がノード数>
1(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルート
はステップS406として使用許可を与えるノードを1
つに決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なも
のであり、毎回同じノードばかりが許可を得るようなこ
とはなく、平等に権利を与えていくような構成となって
いる。
【0077】ステップS407では、ステップS406
で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停し
て使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノー
ドに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可を
得た1つのノード、又はステップS405の選択値から
使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得たノー
ドには、ステップS408で、ルートはそのノードに対
して許可信号を送る。許可信号を得たノードは、受け取
った直後に転送すべきデータ(パケット)を転送開始す
る。
【0078】また、ステップS406の調停で敗れて、
バス使用が許可されなかったノードにはステップS40
9としてルートから、アービトレーション失敗を示すD
P(data prefix)パケットを送られ、これ
を受け取ったノードは再度転送を行うためのバス使用要
求を出すため、ステップS401まで戻り、所定ギャッ
プ長が得られるまで待機する。以上がアービトレーショ
ンの流れの説明である。
【0079】《Asynchronous(非同期)転
送》アシンクロナス転送は、非同期転送である。図32
にアシンクロナス転送における時問的な遷移状態を示
す。図32の最初のサブアクション・ギャップは、バス
のアイドル状態を示すものである。このアイドル時間が
一定値になった時点で、転送を希望するノードはバスが
使用できると判断して、バス獲得のためのアービトレー
ションを実行する。
【0080】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか応答パケットを送ることによって転送が完了する。
【0081】ackは4ビットの情報と4ビットのチェ
ックサムからなり、成功か、ビジー状態か、ペンディン
グ状態であるかといった情報を含み、すぐに送信元ノー
ドに返送される。
【0082】次に、図33にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。パケットには、データ部
及び誤り訂正用のデータCRCの他にはヘッダ部があ
り、そのヘッダ部には図27に示したような、目的ノー
ドID、ソースノードID、転送データ長さや各種コー
ドなどが書き込まれ、転送が行われる。
【0083】また、アシンクロナス転送は自己ノードか
ら相手ノードヘの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
【0084】《Isochronous(同期)転送》
アイソクロナス転送は同期転送である。1394シリア
ルバスの最大の特徴であるともいえるこのアイソクロナ
ス転送は、特にVIDEO映像データや音声データとい
ったマルチメディアデータ等のリアルタイムな転送を必
要とするデータの転送に適した転送モードである。
【0085】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他の全てのノードに一様に転送される。
【0086】図34はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。アイソクロナス転送
は、バス上で一定時間毎に実行される。この時間間隔を
アイソクロナスサイクルと呼ぶ。アイソクロナスサイク
ル時間は125μSである。この各サイクルの開始時間
を示し、各ノードの時間調整を行う役割を担っているの
がサイクル・スタート・パケットである。
【0087】サイクル・スタート・パケットを送信する
のは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであり、1つ
前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル期間(サ
ブアクションギャップ)を経た後、本サイクルの開始を
告げるサイクル・スタート・パケットを送信する。この
サイクル・スタート・パケットの送信される時間間隔が
125μSとなる。
【0088】また、図34にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。従って、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
【0089】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0090】また、図34に示したisogap(アイ
ソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行う
前にバスが空き状態であると認識するために必要なアイ
ドル期間を表している。この所定のアイドル期間を経過
すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバスが
空いていると判断し、転送前のアービトレーションを行
うことができる。
【0091】図35にアイソクロナス転送のパケットフ
ォーマットの例を示す。各チャネルに分かれた各種のパ
ケットには、それぞれデータ部及び誤り訂正用のデータ
CRCの他にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図35
に示したような、転送データ長やチャネルN0、その他
各種コード及び誤り訂正用のヘッダCRC等が書き込ま
れ、転送が行われる。
【0092】《バス・サイクル》実際の1394シリア
ルバス上の転送では、アイソクロナス転送と、アシンク
ロナス転送とは混在できる。その時の、アイソクロナス
転送とアシンクロナス転送とが混在した、バス上の転送
状態の時間的な遷移の様子を図36に示す。アイソクロ
ナス転送はアシンクロナス転送より優先して実行され
る。その理由は、サイクル・スタート・パケットの後、
アシンクロナス転送を起動するために必要なアイドル期
間のギャップ長(サブアクションギャップ)よりも短い
ギャップ長(アイソクロナスギャップ)で、アイソクロ
ナス転送を起動できるからである。従って、アシンクロ
ナス転送より、アイソクロナス転送は優先して実行され
ることになる。
【0093】図36に示した一般的なバスサイクルにお
いて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スタート
・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送され
る。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所定
のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待ってか
らアイソクロナス転送を行うべきノードはアービトレー
ションを行い、パケット転送に入る。図36ではチャネ
ルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナス転
送されている。
【0094】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送が全て
終了したら、アシンクロナス転送を行うことができるよ
うになる。
【0095】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達することによって、アシ
ンクロナス転送を行いたいノードはアービトレーション
の実行に移れると判断する。但し、アシンクロナス転送
が行える期間は、アイソクロナス転送終了後から、次の
サイクル・スタート・パケットを転送すべき時間(cy
cle synch)までの間にアシンクロナス転送を
起動するためのサブアクションギャップが得られた場合
に限っている。
【0096】図36のサイクル#mでは、3つのチャネ
ル分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転
送(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycl
e synch)に至るので、サイクル#mでの転送は
ここまでで終わる。
【0097】但し、非同期又は同期転送動作中に次のサ
イクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
le synch)に至ったとしたら、無理に中断せ
ず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってから
次サイクルのサイクル・スタート・パケットを送信す
る。すなわち、1つのサイクルが125μS以上続いた
ときは、その分次サイクルは基準の125μSより短縮
されるものとする。このようにアイソクロナス・サイク
ルは125μSを基準に超過、短縮し得るものである。
【0098】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。こういった遅延情報も含めて、サイクル・マスタに
よって管理される。以上が1394シリアルバスについ
ての説明である。
【0099】次に、本発明の第1の実施の形態を説明す
る。図2はシステムの構成を示す。図2において、影条
件管理用ソフトウェアがインストールされたPC101
には、IEEE1394ケーブル103を介してデジタ
ルビデオカメラ(以後DVC)102が接続されると共
に、モニタ104、キーボード105が設けられてい
る。
【0100】図1は、PC101とDVC102の概略
構成を示すブロック図である。この図1においては、特
に、PC101では、撮影条件管理ソフトウェアを起
動、操作させるために必要な機能を、DVC102で
は、PC101と必要な情報の通信を行うために必要な
機能のみを示した。
【0101】PC101内部には、ソフトウェアの起動
やモニタ表示画像の制御、キーボード等からの入力情報
の読み取り等の制御を行う制御手段108、モニタ表示
用の画像情報を出力する画像表示手段109、キーボー
ド等の入力を読み取り、制御手段108へ情報を送る操
作手段110、画像情報や撮影条件、撮影状況情報を記
憶するメモリ111、DVC102等とデジタル情報の
通信を行うデジタルI/F部112が含まれる。
【0102】DVC107内部には、メカ部114や信
号処理部115の制御を行う制御手段113、磁気テー
プの再生を行うメカ部114、磁気テープからの再生信
号の処理を行う信号処理部115、PC101等とデジ
タル通信を行うためのデジタルI/F116、PC10
1等から送られて来る情報の記録等に用いられる不揮発
性メモリ部117が含まれている。
【0103】DVC102及びPC101は、それぞれ
IEE1394ケーブル103が接続されると、それを
認識してモード設定動作に入るか否かの判別を行う。図
3はこのときの具体的な処理を示す。S3501で処理
の実行が開始されると、S3502でIEEE1394
ケーブル103が接続されたか否かを、バスリセットが
発生したかどうかを検出することにより認識する。
【0104】バスリセットが発生していなければ、何ら
処理を実行することなくそのまま待機する。バスリセッ
トが発生していれば、S3503でDVC102が接続
されたか否かを識別する。DVCが接続されたか否かの
識別方法としては、例えば前述の図23に示されるDV
Cの1394シリアルバスにおけるアドレス空間の64
ビットアドレスを読み出して、通信対象とするDVCか
どうかを識別する方法がある。
【0105】通信対象とするDVCが接続されていない
と判断した場合は、処理をS3502に戻す。通信対象
とするDVCが接続されていると判断される場合は、S
3504でDVC側がPC側からの通信要求を受け付け
る状態であるかどうかを判断する。通信要求を受け付け
る状態でない場合は、処理をS3503に戻して、制御
対象であるDVCが依然接続されているかどうかを確認
した上で、S3504の処理を再実行する。
【0106】S3504でDVCが通信要求を受け付け
る状態であると認識された場合は、S3505でDVC
からDV情報を送信したり、PC側から撮影条件情報や
制御情報を送信する。IEEE1394を用いることに
よって、入出力を相互にリアルタイムで行うことができ
る。
【0107】次に、DVC102が磁気テープに記録さ
れた映像を再生する再生モードに設定されていた場合、
再生映像情報は1394ケーブル103を通じてPC1
01例に送信される。撮影条件管理ソフトウェアがPC
101によって起動されていた場合、上記送信された映
像情報は圧縮を解かれ、PC101に接続されているモ
ニタ104で表示される。
【0108】上記の表示画面を図4に示す。図4におい
ては、撮影条件管理ソフトウェアが起動されているため
に、起動ウィンドウ201が表示されており、現在、再
生画像から撮影条件のサンプルを選択中であることを示
すSAMPLE SELECTの表示が左上に表示され
ている。さらに、起動ウィンドウ上には再生画像を表示
するための選択ウィンドウ202が表示されている。
【0109】このウィンドウ上には、再生画面203と
共に、再生情報中に含まれるシステムデータから読み取
った撮影条件情報もリアルタイムで表示されている(選
択ウィンドウ上右側の表204)。
【0110】さらに再生画面の下には、再生モードを通
常再生、1倍速逆再生、高速逆再生、高速再生、一時停
止等を実行させるための再生モードコマンドスイッチ2
05が表示されており、ユーザはマウスポインタ等でこ
れらのスイッチをクリックすることにより、サンプルと
して記憶する画面を自由に選択することができるように
なっている。
【0111】また、このときの再生モード情報は、IE
EE1394を通じてDVC102に送信され、この情
報を受け取ったDVCは、その情報に応じて再生モード
の設定を変更することによって、コマンドスイッチによ
る指示と画像の再生モードとの同期をとることが可能と
なっている。
【0112】サンプルとして選択する画面が決定した
ら、ユーザはウィンドウ202下部に表示されたSEL
ECTスイッチ206をマウスポインタ等でクリックす
ると、そのクリックされた時点での再生画面1フレーム
と、リアルタイムで表示していた撮影条件情報とを共に
対応させてPCのメモリ111に記録する。
【0113】記憶が終了すると、上記メモリ111にサ
ンプル情報と共に記録されている任意の撮影状況情報を
設定する。撮影状況情報とは、撮影場所、撮影された季
節、動きが多い撮影対象の撮影かほとんど動かない撮影
対象の撮影か等、記録された画像の画質に大きな影響を
与えるであろうと考えられる情報である。これらの情報
は、磁気テープ中のシステムデータにデジタル情報とし
て記録するには、大きすぎる情報量である。そのためP
C上で設定を行う。
【0114】上記撮影状況情報を設定するために、サン
プル画面を選択し、サンプル画面の画像情報と撮影条件
情報の記録が終了した時点で選択ウィンドウ202は画
面から消え、代わりに撮影状況設定ウィンドウ301に
切り替わる。
【0115】上記切り替わった画面を図5に示す。撮影
状況設定ウィンドウ中には、さきほど選択したサンプル
画像と撮影条件とが表示され、さらにウィンドウ中右側
には撮影状況設定のための項目302が並んでいる。撮
影状況の項目としては、撮影場所(PLACE)、季節
や撮影を行った月といった大雑把な撮影時期(DATE
1)、撮影時間(DATE2)、動きの多い被写体なの
か、動きが少ない被写体なのかという移動頻度(MOV
ING)といった項目が初期設定として与えられてい
る。この項目以外に設定したい項目がある場合は、US
ER1、2、3、4としてユーザが設定できる項目も存
在する。
【0116】ここで、撮影状況の設定方法を簡単に説明
する。例として撮影場所の設定を行う場合は、マウスポ
インタ等で項目PLACEの隣のNON SETTIN
Gを選択する。すると、選択されたNON SETTl
NGの背景色が変化し(図6)、さらに設定選択ウィン
ドウが現れる(図7(a)の501)。この選択ウィン
ドウ501内には、野外での撮影か室内での撮影かが選
択できるように、INDOORの項目とOUTDOOR
の項目とが表示されている。
【0117】ここでは、野外のスポーツの撮影画面がサ
ンプルとして選択されているので、OUTDOORを選
ぶ(図7(b))。するとさらに、野外のどんな場所で
撮影が行われたのかを選択する選択ウィンドウ502が
表示される。この選択ウィンドウで、例えば競技場を示
す項目STADIUMを選択すると、さらにどの競技場
での撮影だったかも設定することができる(図7
(d))。ここでは横浜国際総合競技場を示すYOKO
HAMA KOKUSAIが選択されている。
【0118】ここまでの設定を終えた場合のサンブル設
定ウィンドウ301を図8に示す。撮影場所を示すPL
ACEの項目が、YOKOHAMA KOKUSAIに
設定されていることが分かる。同様に、撮影時期や撮影
対象の動きの多さ等を順次設定した設定ウィンドウ30
1を図9に示す。
【0119】以上がソフトウェア側で予め用意された撮
影状況設定項目の設定方法であるが、ユーザによっては
この他の設定項目が必要になる場合や、既に存在してい
る設定項目の追加、削除、項目名の変更等を行う必要が
考えられる。項目の設定方法を以下に示す。項目名の変
更を行う場合には、設定ウィンドウ301上部のEDI
Tをマウスポインタ等で選択する(図10)。すると、
選択されたEDITの文字が選択されたことを示すため
に変色する。
【0120】さらに項目名の編集を行う編集ウィンドウ
901が表示される(図11)。このウィンドウ901
内には、設定項目中で編集可能な項目がファイルとして
表示され、さらに編集を終了するための終了スイッチE
ND903が表示されている。
【0121】ここでは例として、撮影場所を示す項目P
LACEの項目の編集方法を説明する。マウスポインタ
でPLACEファイル902を選択すると、編集ウィン
ドウ内の表示が変化し、PLACEファイル902内に
含まれるOUTDOORファイル1001と、INDO
ORファイル1008が表示される(図12(a))。
ここでさらに、OUTDOORのファイルを選択する
と、OUTDOORフォルダ1001に含まれる撮影場
所のフォルダが表示される(図12(b))。
【0122】またさらに、撮影場所に相当するSTAD
IUMフォルダ1004を選択すると、STADIUM
フォルダ1004に含まれる撮影場所フォルダがさらに
表示されることになる(図12(c))。
【0123】前述したサンプルに対する設定時には、撮
影場所情報として野外撮影>競技場>横浜国際競技場と
いう撮影場所の限定を行った。しかしユーザによっては
この限定では不十分である場合がある。例えばここでは
競技フィールドの真ん中での撮影(明るく、遠い撮影対
象)であって、観客席の撮影(暗く、近い撮影対象)で
はない、と限定を加えたい場合が考えられる。
【0124】そこで、ここでは横浜国際競技場を示すY
OKOHAMA KOKUSAIフォルダ1005を選
択する。すると現在、横浜国際競技場の名称までは登録
されていたが、さらに細かい設定はされていないため
に、表示画面は名称未設定のフォルダ1006のみが表
示される(図12(d))。今回の撮影画像は競技フィ
ールドの真ん中での撮影が主であるために、「フィール
ドの真ん中である」という限定を示す名称を、この名称
未設定フォルダ1006に対して、キーボード等を用い
て設定することができる(図12(e))。
【0125】さらに「観客席」「競技場入り口」等の設
定も合わせて行いたい場合には、ウィンドウ901中の
MAKE A NEW CATEGORYスイッチ10
02を選択することで、新たにフォルダを作成すること
が可能であり、また、既に作成されているフォルダを消
去したい場合にも、同様にCLEAR CATEGOR
Yスイッチ1003を使用すれば、マウスポインタ等で
選択したフォルダを消去することも可能である。同様
に、USER1、2、3、4の項目もユーザの必要に応
じて設定することが可能である。
【0126】以上の撮影状況項目の編集を終了し、ユー
ザ項目の設定も行った設定の例を図13に示す。ユーザ
項目が、 USER1→WHO/WHAT(撮影対象) USER2→W/T(ワイド・テレ) USER3→WEATHER(天気) USER4→CAMERAID(ビデオカメラ1D) というように項目名の変更が行われ、さらにそれぞれの
項目の設定も行われている。
【0127】 WHO/WHAT→SPORTS GAME W/T→T WEATHER→GOOD CAMERAID→123456 ここで、カメラIDとはビデオカメラの固有IDであ
る。ビデオカメラを複数使用する場合には、同じ撮影対
象であっても撮影画像に変化があることを考慮してい
る。
【0128】以上でサンプル設定が終了した。設定を終
えるには、終了スイッチ1101をマウスポインタでク
リックする。クリックと同時に、画像画面と共にカメラ
撮影条件情報、撮影状況情報をメモリに記憶する。
【0129】以上は撮影条件のサンプルの設定について
説明したが、次に、サンプルとして保存された撮影条件
の検索方法について説明する。図14に撮影条件の検索
ウィンドウ1201が示されている。検索方法として
は、理想に近い画像の撮影条件を検索する(PICTU
RE SEARCH)、任意の撮影条件の項目から検索
する(CAMERA MODE SEARCH)、撮影
状況項目から検索する(RECODING CONDI
TION SEARCH)の3つを行うことができ、そ
れぞれの検索方法に応じたスイッチ1202〜1204
が表示されている。
【0130】まず、画像による検索の方法を示す。マウ
スポインタ等でPICTUREスイッチ1202をクリ
ックすると、PICTURE SEARCHウィンドウ
1301が表示される(図15(a))。すると、今ま
でサンプルとして記録された画像がウィンドウ上に全て
表示される。ユーザは現在撮影した理想の画像に近い画
像を選択して、その撮影条件、撮影状況を検索すること
ができる。
【0131】画像を選択するには、選択したい画像をマ
ウスポインタ等でクリックする。すると、選択した画像
の画像、撮影条件、撮影状況を表示した検索結果ウィン
ドウ1302が表示される(図15(b))。
【0132】次に撮影条件によって検索する場合を説明
する。検索ウィンドウ1201中のCAMERA MO
DEスイッチ1203をマウスポインタ等でクリックす
ると、CAMERA MODE SEARCHウィンド
ウ1401が表示される(図16(a))。ウィンドウ
1401中には、撮影条件が羅列表示されており、それ
ぞれの設定内容をサンプル設定時と同様に設定すること
ができる。
【0133】必要な設定条件を設定し終えたら、検索ス
タートスイッチであるSEARCHスイッチをクリック
すれば、設定された設定条件に適合するサンプルのサン
プル画像が検索結果選択ウィンドウ1403に表示され
(図16(c))、ユーザは検索したいサンプルをサン
プル画像をクリックすることによって、前述した検索結
果ウィンドウ1302を表示させることができる。
【0134】撮影状況による検索も同様である。検索ウ
ィンドウ1201中のRECORDING CONDI
TIONスイッチをクリックし、撮影状況ウィンドウ1
402(図16(b))を表示させる。さらに撮影状況
の設定を行い、適合するサンプルから検索したいサンプ
ルを選択し、検索ウィンドウ1302を表示させること
が可能である。以上が記録されたサンプルの撮影条件検
索方法である。
【0135】次に、第2の実施の形態を説明する。本実
施の形態では、検索結果で得られた撮影条件をデジタル
ビデオカメラに設定させる方法を示す。図17(a)は
検索結果ウィンドウ1302である。このウィンドウ1
302で表示されている撮影条件データをDVCに転送
する場合について説明する。
【0136】ウィンドウ1302中には、撮影条件転送
スイッチ1501が表示されている。このスイッチ15
01をマウスポインタ等でクリックすると、転送設定ウ
ィンドウ1503が表示される(図17(b))。この
ウィンドウ1503は、検索結果ウィンドウ1302中
に表示されている。
【0137】さらに条件ごとに→とXの表示が並記され
ている。ユーザはこの→とXを各設定ごとに選択するこ
とにより、その撮影条件データをDVCに転送するかし
ないかを選択することが可能となっている。これによっ
て必要な撮影条件データのみをビデオカメラヘ転送する
ことができ、様々な撮影状況に対応することが可能とな
っている。
【0138】転送データの選択が終了したら、撮影条件
データの転送を開始するSTARTTRANSPORT
スイッチ1502をクリックし、転送を開始する。転送
された撮影条件情報を受け取ったDVCは、この情報を
不揮発性メモリに記憶させる。これによって、必要な時
に記憶された撮影条件情報を呼び出すことが可能とな
り、一つの撮影モードとして使用することができる。
【0139】図18は、PC101によって起動される
撮影条件管理ソフトウェアのサンプル画像の選択時にお
ける制御を示すフローチャートである。まず、S101
において、DVC側からDV情報が送信中かどうかを判
断する。送信中であれば、そのDV情報からサンプルを
選択するモードであるのかを判断し(S102)、サン
プル選択モードであれば、サンプル画像の選択処理(S
103)を行う。
【0140】選択が終了する(S104)と、画像デー
タと撮影条件データを一時的にメモリに記憶し(S10
5)、撮影状況設定処理を行う(S106)。ここで設
定が終了する(S107)と、設定された撮影条件デー
タと画像データ、撮影条件データを一つのサンプル情報
としてメモリに記憶する(S108)。
【0141】図19は撮影条件の検索時における制御を
示すフローチャートである。この検索モードは、サンプ
ル選択モードでない場合に呼び出される()。まず、
ステップ109において、撮影条件検索モードであるか
を判断する。
【0142】撮影条件検索モードであれば、画像による
検索なのか、撮影条件による検索なのか、撮影状況によ
る検索なのかを判断する(S110、S111、S11
2)。画像による検索である場合には、サンプル画像の
選択処理(S114)を行い、選択が行われたら(S1
15)、選択されたサンプルの画像情報、撮影条件情
報、撮影状況情報をメモリから読み出し、サンプル検索
結果ウィンドウ1302を表示する(S126)。
【0143】撮影条件による検索であれば、検索を行い
たい撮影条件設定処理を行い、さらに設定が終わると、
設定された撮影条件に対応したサンプルの検索を行う。
さらに検索されたサンプルの中から選択が行われると、
ステップ126の処理を行う。
【0144】撮影状況による検索の場合は、検索を行い
たい撮影状況設定処理を行い、さらに設定が終わると、
設定された撮影状況に対応したサンプルの検索を行う。
さらに検索されたサンプルの中から選択が行われると、
ステップ126の処理を行う。
【0145】図20は、検索結果の撮影条件情報をDV
Cに転送する場合の制御を示すフローチャートである。
転送モードヘの移行は、S126の処理が終了し、撮影
条件の転送要求があった場合(S127)に行われる。
転送要求があった場合、転送する撮影条件情報の選択を
行う処理(S128)に移行し、さらに選択が終了する
(S129)と、DVCと接続されているか確認した後
(S130)に、選択された撮影条件情報をDVCに転
送する(S131)。
【0146】次に、本発明の他の実施の形態としての記
憶媒体について説明する。本発明は、ハードウェアで構
成してもよく、また、CPUとメモリとで構成されるコ
ンピュータシステムで構成してもよい。コンピュータシ
ステムで構成する場合、上記メモリは本発明による記憶
媒体を構成する。
【0147】即ち、前述した各実施の形態において、各
図のフローチャートについて説明した動作を実行するた
めのソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒
体を、システムや装置で用い、そのシステムや装置のC
PUが上記記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し、実行することにより、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0148】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0149】従って、この記憶媒体を図1、図2に示し
たシステムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達
成することができる。
【0150】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能を
実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発
明の目的を達成することができる。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における請
求項1、16、17、19の発明によれば、パソコン等
に撮影条件を取り込み記憶する際に、撮影条件と共に、
どういった環境での撮影であったか、何を撮影していた
のか(晴天の野外、夏、公園、子供)等の情報や、サン
プルとして記憶した撮影条件のサンプル名等の情報等を
含む撮影状況情報等、任意の情報を付け加えることがで
きる。これによって、撮影条件をライブラリ化すること
ができ、後で撮影を行う場合に、上記任意の情報を参考
にして撮影条件を決定することができる。
【0152】また、請求項2の発明によれば、上記のよ
うにライブラリ化した撮影条件から、撮影条件に付随し
た任意の情報を検索することができるので、撮影条件を
決定する際の検討を行いやすくすることができる。
【0153】また、請求項3の発明によれば、上記ライ
ブラリ化した任意の撮影状況に関する情報から、撮影条
件を検索することができるので、撮影条件を決定する際
の検討を行いやすくすることができる。
【0154】また、請求項4の発明によれば、撮影した
映像情報に付随してその撮影条件、撮影状況を記録する
ことができる。これによって、例えばパソコン等に撮影
条件を取り込み、記憶する際に、撮影条件と共に、どう
いった環境での撮影であったか、何を撮影していたのか
(晴天の野外、夏、公園、子供)等の情報や、サンプル
として記録した撮影条件のサンプル名情報を付加し、さ
らに、撮影された映像情報も付加して記録することがで
きる。このため、撮影条件、撮影状況、撮影映像をライ
ブラリ化することができる。
【0155】また、請求項5の発明によれば、撮影条件
から、撮影された映像情報や撮影状況を検索することが
できるので、撮影条件を決定する際の検討を行いやすく
することができる。
【0156】また、請求項6の発明によれば、撮影状況
から、撮影された映像情報や撮影状況を検索することが
できるので、撮影条件を決定する際の検討を行いやすく
することができる。
【0157】また、請求項7の発明によれば、映像情報
から、その映像が撮影されたときの撮影条件、撮影状況
等を検索することができるので、撮影条件を決定する際
の検討を行いやすくすることができる。
【0158】請求項8の発明によれば、最適と思われる
撮影条件を選択し、その撮影条件をビデオカメラに設定
することができるので、煩わしい撮影条件の設定を自動
的に行うことができる。
【0159】また、請求項9の発明によれば、いくつか
の異なる撮影環境で撮影を行うことが考えられる場合
に、予めいくつか撮影条件をビデオカメラに記憶させて
おくことで、それぞれの撮影環境に適応した撮影条件で
撮影を行うことができる。
【0160】また、請求項10の発明によれば、ユーザ
が撮影状況等の任意の情報を自分で新たに設定すること
ができる。
【0161】また、請求項11、18の発明によれば、
撮影条件情報を管理する装置に対して、管理すべき撮影
条件情報を送信することのできる撮影装置を提供するこ
とができる。
【0162】また、請求項12、13の発明によれば、
撮影条件情報をその撮影した映像情報と共に記録し、再
生することができ、再生した撮影条件情報及び/又は映
像情報を管理装置に送信することのできる撮影装置を提
供することができる。
【0163】また、請求項14の発明によれば、管理装
置等の外部装置から撮影条件を受信し、それを撮影の際
に設定することができるので、煩わしい撮影条件の設定
を自動的に行うことができる。
【0164】また、請求項15の発明によれば、上記受
信した撮影条件情報を記憶しておき、後の撮影の際に用
いるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるPCとDVCを接続
した構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態によるPCとDVCを接続
した構成を示す構成図である。
【図3】PCとDVCの接続の認識のための処理を示す
フローチャートである。
【図4】撮影条件管理ソフトウェアの起動ウィンドウ例
を示す構成図である。
【図5】サンプルに撮影状況を設定する設定ウィンドウ
起動時の例を示す構成図である。
【図6】撮影状況設定方法を示す構成図である。
【図7】撮影状況の内、撮影場所の設定を行う際の設定
方法例を示す構成図である。
【図8】撮影場所の設定を終了した設定ウィンドウの表
示例を示す構成図である。
【図9】撮影状況の内、撮影場所、撮影時期、撮影対象
の動きを設定した設定ウィンドウの表示例を示す構成図
である。
【図10】撮影状況の項目の変更を行う際の説明のため
の構成図である。
【図11】撮影状況の項目の編集ウィンドウの表示例を
示す構成図である。
【図12】撮影状況項目の編集方法を説明するための構
成図である。
【図13】撮影状況項目の編集とそれぞれの項目の設定
を終了した設定ウィンドウを示す構成図である。
【図14】撮影条件検索ウィンドウを示す構成図であ
る。
【図15】サンプル画像による検索を行う際の検索ウィ
ンドウと検索結果ウィンドウを示す構成図である。
【図16】撮影条件による検索ウィンドウ、撮影状況に
よる検索ウィンドウと検索に適合したサンプルを表示す
る検索結果選択ウィンドウを示す構成図である。
【図17】検索された撮影条件の転送要求の説明及び転
送する撮影条件の選択と転送開始要求の方法を説明する
ための構成図である。
【図18】サンプルの選択、撮影状況の設定のための処
理を示すフローチャートである。
【図19】撮影条件検索のための処理を示すフローチャ
ートである。
【図20】撮影条件情報をDVCに転送するため処理を
示すフローチャートである。
【図21】1394シリアルバスを用いたネットワーク
システムの構成図である。
【図22】1394シリアルバスの構成要素を示す構成
図である。
【図23】1394シリアルバスのアドレス空間を示す
構成図である。
【図24】1394シリアルバスケーブルの断面図であ
る。
【図25】1394シリアルバスにおけるデータ転送フ
ォーマットを示すタイミングチャートである。
【図26】バスリセットからデータ転送を行うまでのバ
スの作業を示すフローチャートである。
【図27】上記バスの作業をさらに詳しく示すフローチ
ャートである。
【図28】上記バスの作業の続きの作業を示すフローチ
ャートである。
【図29】1394シリアルバスを用いたネットワーク
の動作を説明するためのブロック図である。
【図30】1394シリアルバスにおけるアービトレー
ションを説明するためのブロック図である。
【図31】アービトレーションの一連の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図32】アシンクロナス転送による時間的な遷移状態
を示すタイミングチャートである。
【図33】アシンクロナス転送のパケットフォーマット
の例を示す構成図である。
【図34】アイソクロナス転送による時間的な遷移状態
を示すタイミングチャートである。
【図35】アイソクロナス転送のパケットフォーマット
の例を示す構成図である。
【図36】バスサイクルを示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】 101 PC 102 DVC 103 IEEE1394ケーブル 104 モニタ 105 キーボード 108 制御手段 109 画像表示手段 110 操作手段 111 メモリ 112 デジタルI/F 113 制御手段 114 メカ部 115 信号処理部部 116 デジタルI/F 117 不揮発性メモリ 201 撮影条件管理ソフトウェアの起動ウィンドウ 202 サンプル画像選択ウィンドウ 203 再生映像表示部分 204 撮影条件表示部分 205 再生モード変更命令スイッチ 206 サンプル画像選択決定スイッチ 301 サンプルの撮影状況設定ウィンドウ 302 撮影状況項目表示部 501 撮影場所選択ウィンドウ 502 野外撮影場所の限定ウィンドウ 901 撮影状況設定項目の編集ウィンドウ 902 撮影状況設定項目の1つ(撮影場所→PLAC
E) 1001 野外撮影の項目 1002 新しい項目の追加スイッチ 1003 項目の削除スイッチ 1004 競技場の項目 1005 横浜国際競技場の項目 1006 新しい項目 1007 変更された項目 1101 サンプル設定終了スイッチ 1201 撮影条件検索ウィンドウ 1202 画像検索スイッチ 1203 撮影条件検索スイッチ 1204 撮影状況検索スイッチ 1301 画像検索ウィンドウ 1302 検索結果ウィンドウ 1401 撮影条件検索ウィンドウ 1402 撮影状況検索ウィンドウ 1403 検索結果ウィンドウ 1501 撮影条件転送スイッチ 1502 撮影条件転送開始スイッチ 1503 撮影条件転送設定ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510L

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報を記録した記録媒体又は撮影を
    行った撮像装置から映像を撮影したときの撮影条件情報
    を読み取る第1の読み取り手段と、 上記読み取った撮影条件情報と対応させて任意の情報を
    記憶する記憶手段とを設けたことを特徴とする撮影条件
    管理装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段から上記撮影条件情報に基
    づいて上記任意の情報を検索する第1の検索手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の撮影条件管理装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段から上記任意の情報に基づ
    いて上記撮影条件を検索する第2の検索手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮影条件管理装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体又は撮像装置から上記映像
    情報を読み取る第2の読み取り手段を設け、上記読み取
    った映像情報を上記記憶手段に、上記任意の情報及び撮
    影条件情報と対応させて記憶することを特徴とする請求
    項1記載の撮影条件管理装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶手段から上記撮影条件情報に基
    づいて上記任意の情報及び/又は映像情報を検索する第
    3の検索手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の
    撮影条件管理装置。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段から上記任意の情報に基づ
    いて上記撮影条件及び/又は映像情報を検索する第4の
    検索手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の撮影
    条件管理装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段から上記映像情報に基づい
    て上記撮影条件及び/又は任意の情報を検索する第5の
    検索手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の撮影
    条件管理装置。
  8. 【請求項8】 上記記憶された撮影条件情報のうち、所
    望の撮影条件を上記撮像装置に設定する第1の設定手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の撮影条件管理
    装置。
  9. 【請求項9】 上記記憶された撮影条件情報のうち、所
    望の撮影条件を上記撮像装置内の記憶手段に記憶させる
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の撮影
    条件管理装置。
  10. 【請求項10】 上記任意の情報を設定する第2の設定
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の撮影条件
    管理装置。
  11. 【請求項11】 撮影した映像の撮影条件情報を外部に
    送信する送信手段を設けたことを特徴とする撮影装置。
  12. 【請求項12】 上記撮影した映像情報を上記撮影条件
    情報と共に記録媒体に記録再生する記録再生手段を設
    け、上記送信手段は、再生された撮影条件情報を送信す
    ることを特徴とする請求項11記載の撮影装置。
  13. 【請求項13】 上記送信手段は、上記撮影条件情報と
    撮影した映像情報とを対応させて送信することを特徴と
    する請求項11記載の撮影装置。
  14. 【請求項14】 外部から送られて来る撮影条件情報を
    受信する受信手段と、撮影時に上記受信した撮影条件を
    設定する設定手段とを設けたことを特徴とする請求項1
    1記載の撮影装置。
  15. 【請求項15】 外部から送られて来る撮影条件情報を
    受信する受信手段と、上記受信した撮影条件を記憶する
    記憶手段を設けたことを特徴とする請求項14記載の撮
    影装置。
  16. 【請求項16】 撮影した映像の撮影条件情報を送信す
    る送信手段を有する撮影装置と、 上記撮影条件情報を受信する受信手段と、上記受信した
    撮影条件情報を任意の情報と対応させて記憶する記憶手
    段とを有する撮影条件管理装置と、 上記撮影装置と撮影条件管理装置とを接続する通信媒体
    とを設けたことを特徴とする撮影条件管理システム。
  17. 【請求項17】 映像情報を記録した記録媒体又は撮影
    を行った撮像装置から映像を撮影したときの撮影条件情
    報を読み取る処理と、 上記読み取った撮影条件情報を任意の情報と対応させて
    記憶する処理とを実行するためのプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 撮影した映像の撮影条件情報を送信す
    る処理を実行するためのプログラムを記憶したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 撮影した映像の撮影条件情報を送信す
    る処理と、 上記撮影条件情報を受信する処理と、 上記受信した撮影条件情報を任意の情報と対応させて記
    憶する処理とを実行するためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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