JPH10178584A - 撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システム - Google Patents
撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システムInfo
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- JPH10178584A JPH10178584A JP8339869A JP33986996A JPH10178584A JP H10178584 A JPH10178584 A JP H10178584A JP 8339869 A JP8339869 A JP 8339869A JP 33986996 A JP33986996 A JP 33986996A JP H10178584 A JPH10178584 A JP H10178584A
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- Japan
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- photographing
- symbol
- image data
- unit
- data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが簡単に所望の画像が得られる撮影条
件を得て撮影を行うことができるようにする。 【解決手段】 カメラ部1は設定された撮影条件で撮影
し、その画像と撮影条件とをVCR部2で記録媒体に記
録する。再生された画像と撮影条件とはDIF部5、1
1を介してデータベース部20のシンボル生成部に送ら
れ、ここで画像のエッジが検出されてその形状を抽出
し、また、シャッタ速度や絞り値等の撮影条件が赤、青
等の色に変換され、上記形状にその色が付けられること
によりシンボル化されてシンボル記憶部14にデータベ
ース化される。このシンボルを1つ以上読み出して表示
し、その1つを選択することにより、撮影条件が復元さ
れてカメラ部1に自動的に設定される。
件を得て撮影を行うことができるようにする。 【解決手段】 カメラ部1は設定された撮影条件で撮影
し、その画像と撮影条件とをVCR部2で記録媒体に記
録する。再生された画像と撮影条件とはDIF部5、1
1を介してデータベース部20のシンボル生成部に送ら
れ、ここで画像のエッジが検出されてその形状を抽出
し、また、シャッタ速度や絞り値等の撮影条件が赤、青
等の色に変換され、上記形状にその色が付けられること
によりシンボル化されてシンボル記憶部14にデータベ
ース化される。このシンボルを1つ以上読み出して表示
し、その1つを選択することにより、撮影条件が復元さ
れてカメラ部1に自動的に設定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮影して
得られる画像データを記録再生する撮影装置及びその画
像データの撮影条件データを蓄積する撮影条件データベ
ース装置及び撮影装置とデータベースとから成る撮影シ
ステムに関するものである。
得られる画像データを記録再生する撮影装置及びその画
像データの撮影条件データを蓄積する撮影条件データベ
ース装置及び撮影装置とデータベースとから成る撮影シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体を撮影して画像データを取
り込むカムコーダーシステムや静止画カメラシステム等
の電子カメラにおいては、撮影時に撮影条件等を設定し
てから撮影を行うようにしている。一般に電子カメラ等
で被写体を撮影する場合、レンズ群を動かして拡大率を
変化させることにより被写体の構図や画角を決め(ズー
ム)、シャッタ速度と絞り値とを調整することによりレ
ンズへの十分な光量(露出)を確保し、レンズ群の焦点
距離を調整することにより、被写体の撮像素子への結像
(フォーカス)を確保し、撮像素子から出力される信号
のゲイン(感度)を調整することにより画像の明るさを
確保する。さらに、被写体の色は光源(色温度)によっ
て変化するので、被写体の白色が正しく再現できるよう
に色の配合バランスを調整(ホワイトバランス)してい
る。
り込むカムコーダーシステムや静止画カメラシステム等
の電子カメラにおいては、撮影時に撮影条件等を設定し
てから撮影を行うようにしている。一般に電子カメラ等
で被写体を撮影する場合、レンズ群を動かして拡大率を
変化させることにより被写体の構図や画角を決め(ズー
ム)、シャッタ速度と絞り値とを調整することによりレ
ンズへの十分な光量(露出)を確保し、レンズ群の焦点
距離を調整することにより、被写体の撮像素子への結像
(フォーカス)を確保し、撮像素子から出力される信号
のゲイン(感度)を調整することにより画像の明るさを
確保する。さらに、被写体の色は光源(色温度)によっ
て変化するので、被写体の白色が正しく再現できるよう
に色の配合バランスを調整(ホワイトバランス)してい
る。
【0003】動画の場合には、1フィールドのスキャン
時間が1/60秒(NTSC等の525−60システム
の場合)であることから、シャッタ速度は1/60秒に
固定されることが多く、フォーカスや露出は適正な値と
なるように焦点距離や絞りを自動調整(AF、AE)す
る。さらに、撮像素子に結像された信号に対して一定の
明るさを確保したり、正しく白色が再現されるように感
度やホワイトバランスの調整を自動的(AGC、AW
B)に行う。しかし、これらの調整は時間とともに変化
する動画の画質が不安定にならないように、上記の各撮
影条件(ズーム、シャッタ速度、絞り、フォーカス、感
度、ホワイトバランス)の値を所定値に固定したり、あ
る程度制限したり、ゆっくり変化させたりしている。
時間が1/60秒(NTSC等の525−60システム
の場合)であることから、シャッタ速度は1/60秒に
固定されることが多く、フォーカスや露出は適正な値と
なるように焦点距離や絞りを自動調整(AF、AE)す
る。さらに、撮像素子に結像された信号に対して一定の
明るさを確保したり、正しく白色が再現されるように感
度やホワイトバランスの調整を自動的(AGC、AW
B)に行う。しかし、これらの調整は時間とともに変化
する動画の画質が不安定にならないように、上記の各撮
影条件(ズーム、シャッタ速度、絞り、フォーカス、感
度、ホワイトバランス)の値を所定値に固定したり、あ
る程度制限したり、ゆっくり変化させたりしている。
【0004】これに対して静止画の場合は、動画のよう
な時間軸方向の制約がないので、撮影者が撮影条件を変
えて1つの被写体を特殊な効果をつけた画像に加工して
取込む自由度が与えられる。しかし、これらの撮影条件
の変え方と画像の仕上りの予測は、撮影者の経験と感に
頼るところが大きい。そこで、撮影者が画像にあまり特
殊な効果を加えないような撮影条件、例えばフォーカ
ス、感度、ホワイトバランス、被写体の光量(露出)等
については、自動調整(AF、AGC、AWB、AE)
し、画角だけをズームで撮影者に決定させることによ
り、初心者の撮影者でも静止画をあるレベルを保ったま
ま取込むことができるようになされている。
な時間軸方向の制約がないので、撮影者が撮影条件を変
えて1つの被写体を特殊な効果をつけた画像に加工して
取込む自由度が与えられる。しかし、これらの撮影条件
の変え方と画像の仕上りの予測は、撮影者の経験と感に
頼るところが大きい。そこで、撮影者が画像にあまり特
殊な効果を加えないような撮影条件、例えばフォーカ
ス、感度、ホワイトバランス、被写体の光量(露出)等
については、自動調整(AF、AGC、AWB、AE)
し、画角だけをズームで撮影者に決定させることによ
り、初心者の撮影者でも静止画をあるレベルを保ったま
ま取込むことができるようになされている。
【0005】しかし、上述した撮影条件の中で、被写体
の光量の制御はシャッタ速度と絞り値との2変数の操作
で行われる。従って、撮影者の好みに応じてシャッタ速
度と絞り値とのバランスを変えることにより、画質を変
化させることができる。つまり、絞り値については、値
が小さいと(開放状態)被写体の焦点(ピント)があう
範囲が狭くなり、画像としては背景がぼけ、遠近感が強
調されるものとなる。逆に絞り値を大きくする(絞りこ
む)と、焦点(ピント)があう範囲が広くなり、画像と
しては遠くの被写体まではっきりしたものとなり、遠近
感のない平面的なものとなる。一方、シャッタ速度につ
いては、速ければ被写体の動きを止めた鮮明な画質が得
られ、遅ければ被写体の動きを平均化して柔らかいソフ
トな画質が得られる。
の光量の制御はシャッタ速度と絞り値との2変数の操作
で行われる。従って、撮影者の好みに応じてシャッタ速
度と絞り値とのバランスを変えることにより、画質を変
化させることができる。つまり、絞り値については、値
が小さいと(開放状態)被写体の焦点(ピント)があう
範囲が狭くなり、画像としては背景がぼけ、遠近感が強
調されるものとなる。逆に絞り値を大きくする(絞りこ
む)と、焦点(ピント)があう範囲が広くなり、画像と
しては遠くの被写体まではっきりしたものとなり、遠近
感のない平面的なものとなる。一方、シャッタ速度につ
いては、速ければ被写体の動きを止めた鮮明な画質が得
られ、遅ければ被写体の動きを平均化して柔らかいソフ
トな画質が得られる。
【0006】これを図で示すと図9のようになる。撮影
者は被写体がスポーツ関係、風景関係、人物関係かによ
り、絞り値とシャッタ速度とのバランスを設定して、適
正な露出が得られるようにしなければならない。この絞
り値とシャッタ速度とのバランス値を予め被写体の種類
に応じて設定してあるものをプログラムAEと称して、
撮影者は被写体の種類に応じてそのモードを切替えるだ
けで、ある程度の画像品質を保ちながら被写体を取込む
ことができる。
者は被写体がスポーツ関係、風景関係、人物関係かによ
り、絞り値とシャッタ速度とのバランスを設定して、適
正な露出が得られるようにしなければならない。この絞
り値とシャッタ速度とのバランス値を予め被写体の種類
に応じて設定してあるものをプログラムAEと称して、
撮影者は被写体の種類に応じてそのモードを切替えるだ
けで、ある程度の画像品質を保ちながら被写体を取込む
ことができる。
【0007】しかしながら、これらのモードが、被写体
を撮影者の望む画像で取込んでいるかどうかは不確実で
ある。また、撮影者自身も自動まかせで被写体を画像と
して取込んでいては、いつまでたっても撮影条件を設定
するノウハウが蓄積できない。そこで、被写体を撮影し
た画像データとその撮影条件を撮影者に認識させるシス
テムが必要となる。
を撮影者の望む画像で取込んでいるかどうかは不確実で
ある。また、撮影者自身も自動まかせで被写体を画像と
して取込んでいては、いつまでたっても撮影条件を設定
するノウハウが蓄積できない。そこで、被写体を撮影し
た画像データとその撮影条件を撮影者に認識させるシス
テムが必要となる。
【0008】従来の電子カメラにおいてはこれらの撮影
条件情報を画像データとともに記録再生して撮影者に認
識させるシステムがいくつか提案されている。例えば民
生用デジタルVCR規格(SDフォーマット)によれ
ば、画像データの空き領域(サブコードエリア、ビデオ
AUXエリア、MIC等)にコード化した撮影条件デー
タ(システムデータのカメラパック)を記録するように
した装置もその一つである。これは記録された静止画像
とともにその撮影条件データを再生し、被写体の画像デ
ータと撮影条件との相関を撮影者に認識させる。そして
撮影者が次回の撮影時に被写体を同じような画像で取込
みたいときに、先に認識した撮影条件で撮影すれば、よ
り撮影者の指向に基づく画像取込みが実現できる。
条件情報を画像データとともに記録再生して撮影者に認
識させるシステムがいくつか提案されている。例えば民
生用デジタルVCR規格(SDフォーマット)によれ
ば、画像データの空き領域(サブコードエリア、ビデオ
AUXエリア、MIC等)にコード化した撮影条件デー
タ(システムデータのカメラパック)を記録するように
した装置もその一つである。これは記録された静止画像
とともにその撮影条件データを再生し、被写体の画像デ
ータと撮影条件との相関を撮影者に認識させる。そして
撮影者が次回の撮影時に被写体を同じような画像で取込
みたいときに、先に認識した撮影条件で撮影すれば、よ
り撮影者の指向に基づく画像取込みが実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のシステムでは、撮影条件と画像データとの関係を
整理してデータベース化する部分や被写体を取り込む撮
影条件を設定する部分は、撮影者自身に委ねられている
ので、その部分に払われる労力はかなり大きく、依然と
して撮影者に負担がかかっている。すなわち時間をかけ
てじっくり経験を積まないと撮影者の望む画像が得られ
ないという問題があった。
従来のシステムでは、撮影条件と画像データとの関係を
整理してデータベース化する部分や被写体を取り込む撮
影条件を設定する部分は、撮影者自身に委ねられている
ので、その部分に払われる労力はかなり大きく、依然と
して撮影者に負担がかかっている。すなわち時間をかけ
てじっくり経験を積まないと撮影者の望む画像が得られ
ないという問題があった。
【0010】従って、本発明の目的は、被写体の画像デ
ータと撮影条件を、簡潔にデータベース化することにあ
る。また、本発明の他の目的は、上記データベースか
ら、撮影者が好む画像を抽出しその撮影条件を取出すこ
とにある。さらに、本発明の他の目的は、上記取出され
た撮影条件を撮影装置の撮影条件に容易に反映させるこ
とである。
ータと撮影条件を、簡潔にデータベース化することにあ
る。また、本発明の他の目的は、上記データベースか
ら、撮影者が好む画像を抽出しその撮影条件を取出すこ
とにある。さらに、本発明の他の目的は、上記取出され
た撮影条件を撮影装置の撮影条件に容易に反映させるこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による撮
影装置においては、被写体を撮影する撮影手段と、上記
撮影手段の撮影条件を設定する設定手段と、上記撮影手
段が撮影した画像データとそのときに設定された撮影条
件とを記録媒体に記録し再生する記録再生手段と、上記
再生された画像データと撮影条件とを送信すると共に、
画像データと撮影条件とから生成されたシンボルを受信
する通信手段と、上記受信したシンボルを記憶する記憶
手段と、上記記憶されたシンボルを1つ以上読み出す読
み出し手段と、上記読み出されたシンボルを表示する表
示手段と、上記表示されたシンボルから1つのシンボル
を選択する選択手段と、上記選択されたシンボルから上
記撮影条件を復元し、復元された撮影条件を上記設定手
段に与える復元手段とを設けている。
影装置においては、被写体を撮影する撮影手段と、上記
撮影手段の撮影条件を設定する設定手段と、上記撮影手
段が撮影した画像データとそのときに設定された撮影条
件とを記録媒体に記録し再生する記録再生手段と、上記
再生された画像データと撮影条件とを送信すると共に、
画像データと撮影条件とから生成されたシンボルを受信
する通信手段と、上記受信したシンボルを記憶する記憶
手段と、上記記憶されたシンボルを1つ以上読み出す読
み出し手段と、上記読み出されたシンボルを表示する表
示手段と、上記表示されたシンボルから1つのシンボル
を選択する選択手段と、上記選択されたシンボルから上
記撮影条件を復元し、復元された撮影条件を上記設定手
段に与える復元手段とを設けている。
【0012】請求項5の発明による撮影条件データベー
ス装置においては、データを送受信する通信手段と、上
記通信手段を介して受信した撮影装置が撮影した画像デ
ータとそのときに設定された撮影条件データとを1つの
シンボルと成すシンボル生成手段と、上記生成されたシ
ンボルを記憶する記憶手段と、上記記憶されたシンボル
を1つ以上読み出して上記通信手段から送信する読み出
し手段とを設けている。
ス装置においては、データを送受信する通信手段と、上
記通信手段を介して受信した撮影装置が撮影した画像デ
ータとそのときに設定された撮影条件データとを1つの
シンボルと成すシンボル生成手段と、上記生成されたシ
ンボルを記憶する記憶手段と、上記記憶されたシンボル
を1つ以上読み出して上記通信手段から送信する読み出
し手段とを設けている。
【0013】請求項9の発明による撮影システムにおい
ては、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段の撮
影条件を設定する設定手段と、上記撮影手段が撮影した
画像データとそのときに設定された撮影条件とを記録媒
体に記録し再生する記録再生手段と、上記再生された画
像データと撮影条件とを送信すると共にシンボルを受信
する第1の通信手段と、上記受信したシンボルを記憶す
る記憶手段と、上記記憶されたシンボルを1つ以上読み
出す読み出し手段と、上記読み出されたシンボルを表示
する表示手段と、上記表示されたシンボルから1つのシ
ンボルを選択する選択手段と、上記選択されたシンボル
から上記撮影条件を復元し、復元された撮影条件を上記
設定手段に与える復元手段とから成る撮影装置と上記第
1の通信手段とデータの通信を行う第2の通信手段と、
上記第2の通信手段を介して受信した上記画像データと
撮影条件とを1つのシンボルと成すシンボル生成手段
と、上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段と、上
記記憶されたシンボルを1つ以上読み出して上記第2の
通信手段から送信する読み出し手段とから成る撮影条件
データベース装置とを設けている。
ては、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段の撮
影条件を設定する設定手段と、上記撮影手段が撮影した
画像データとそのときに設定された撮影条件とを記録媒
体に記録し再生する記録再生手段と、上記再生された画
像データと撮影条件とを送信すると共にシンボルを受信
する第1の通信手段と、上記受信したシンボルを記憶す
る記憶手段と、上記記憶されたシンボルを1つ以上読み
出す読み出し手段と、上記読み出されたシンボルを表示
する表示手段と、上記表示されたシンボルから1つのシ
ンボルを選択する選択手段と、上記選択されたシンボル
から上記撮影条件を復元し、復元された撮影条件を上記
設定手段に与える復元手段とから成る撮影装置と上記第
1の通信手段とデータの通信を行う第2の通信手段と、
上記第2の通信手段を介して受信した上記画像データと
撮影条件とを1つのシンボルと成すシンボル生成手段
と、上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段と、上
記記憶されたシンボルを1つ以上読み出して上記第2の
通信手段から送信する読み出し手段とから成る撮影条件
データベース装置とを設けている。
【0014】請求項13の発明による撮影装置において
は、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段の撮影
条件を手動で設定する手動設定手段と、上記設定された
撮影条件とその撮影条件で上記撮影手段が撮影した画像
データとを関連させてシンボルを生成するシンボル生成
手段と、上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段
と、上記記憶されたシンボルを読み出す読み出し手段
と、上記読み出されたシンボルを表示する表示手段と、
上記表示されたシンボルから1つのシンボルを選択する
選択手段と、上記撮影手段を上記選択されたシンボルに
応じた撮影条件に自動的に設定する自動設定手段とを設
けている。
は、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段の撮影
条件を手動で設定する手動設定手段と、上記設定された
撮影条件とその撮影条件で上記撮影手段が撮影した画像
データとを関連させてシンボルを生成するシンボル生成
手段と、上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段
と、上記記憶されたシンボルを読み出す読み出し手段
と、上記読み出されたシンボルを表示する表示手段と、
上記表示されたシンボルから1つのシンボルを選択する
選択手段と、上記撮影手段を上記選択されたシンボルに
応じた撮影条件に自動的に設定する自動設定手段とを設
けている。
【0015】
【作用】請求項1の発明による撮影装置によれば、ユー
ザが過去に撮影した画像とそのときの撮影条件とをシン
ボルによって知ることができると共に、そのうちの適切
な1つを選択することにより、その撮影条件が自動的に
設定されて撮影を行うことができる。
ザが過去に撮影した画像とそのときの撮影条件とをシン
ボルによって知ることができると共に、そのうちの適切
な1つを選択することにより、その撮影条件が自動的に
設定されて撮影を行うことができる。
【0016】請求項5の発明による撮影条件データベー
ス装置によれば、撮影装置が撮影した画像データとその
ときの撮影条件とをシンボル化して記憶することにより
データ量を少くしながら画像とその撮影条件とをデータ
ベース化することができる。
ス装置によれば、撮影装置が撮影した画像データとその
ときの撮影条件とをシンボル化して記憶することにより
データ量を少くしながら画像とその撮影条件とをデータ
ベース化することができる。
【0017】請求項9の発明による撮影システムによれ
ば、画像データとその撮影条件とを少いデータ量で容易
にデータベース化することができ、またユーザはデータ
ベースから所望の画像が得られるシンボルを取り出し、
そのシンボルによる撮影条件を自動的に設定することが
できる。
ば、画像データとその撮影条件とを少いデータ量で容易
にデータベース化することができ、またユーザはデータ
ベースから所望の画像が得られるシンボルを取り出し、
そのシンボルによる撮影条件を自動的に設定することが
できる。
【0018】また、請求項13の発明による撮影装置に
よれば、予めユーザが手動で設定した撮影条件とこの撮
影条件で撮影した画像とを関連させたシンボルを生成し
て記憶しておき、次の撮影時にこれを読み出して表示
し、表示されたシンボルの1つをユーザが選択すると、
この選択されたシンボルと対応する撮影条件が自動的に
設定される。
よれば、予めユーザが手動で設定した撮影条件とこの撮
影条件で撮影した画像とを関連させたシンボルを生成し
て記憶しておき、次の撮影時にこれを読み出して表示
し、表示されたシンボルの1つをユーザが選択すると、
この選択されたシンボルと対応する撮影条件が自動的に
設定される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図に従って本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明の特徴を最もよく表すブロ
ック図であり、被写体の画像データと撮影条件をデータ
ベース化し、撮影者が好む画像を抽出しその撮影条件を
取出し、さらに撮影条件をカメラ部の撮影条件設定に容
易に反映させるシステムの全体図である。図2は被写体
を画像データとして取込む図1のカメラ部のブロック
図、図3は撮影条件とともに画像データを記録する図1
のVCR部のブロック図、図4は撮影条件とともに画像
データを再生する上記VCR部のブロック図、図5は再
生された画像データと撮影条件を簡潔にデータベース化
する図1のデータベース生成部のブロック図、図8は撮
影者が選択した画像データに付随する撮影条件をカメラ
部に反映させる図1の撮影条件設定部のブロック図であ
る。
態を説明する。図1は本発明の特徴を最もよく表すブロ
ック図であり、被写体の画像データと撮影条件をデータ
ベース化し、撮影者が好む画像を抽出しその撮影条件を
取出し、さらに撮影条件をカメラ部の撮影条件設定に容
易に反映させるシステムの全体図である。図2は被写体
を画像データとして取込む図1のカメラ部のブロック
図、図3は撮影条件とともに画像データを記録する図1
のVCR部のブロック図、図4は撮影条件とともに画像
データを再生する上記VCR部のブロック図、図5は再
生された画像データと撮影条件を簡潔にデータベース化
する図1のデータベース生成部のブロック図、図8は撮
影者が選択した画像データに付随する撮影条件をカメラ
部に反映させる図1の撮影条件設定部のブロック図であ
る。
【0020】図1において、1は被写体を撮影し画像デ
ータを生成するカメラ部、2は撮影条件とともに画像デ
ータを記録再生するVCR部、3は撮影条件と画像デー
タがデジタル記録される記録媒体、4は撮影条件と画像
データのシンボルを表示し選択するシンボル表示選択
部、5は撮影条件と画像データをデジタル通信するDI
F部である。10は上記1〜5の各部で構成され被写体
を画像データとして入力しデジタル通信可能なカムコー
ダ部である。
ータを生成するカメラ部、2は撮影条件とともに画像デ
ータを記録再生するVCR部、3は撮影条件と画像デー
タがデジタル記録される記録媒体、4は撮影条件と画像
データのシンボルを表示し選択するシンボル表示選択
部、5は撮影条件と画像データをデジタル通信するDI
F部である。10は上記1〜5の各部で構成され被写体
を画像データとして入力しデジタル通信可能なカムコー
ダ部である。
【0021】11は撮影条件と画像データをデジタル通
信するDIF部、12は撮影条件と画像データをシンボ
ル化するシンボル生成部、13はデータベースとして前
記シンボルを登録するためのシンボル編集選択部、14
は選択されたシンボルを記憶するシンボル記憶部であ
り、20は上記11〜14の各部で構成された撮影条件
と画像データのシンボル化データベース部で、パーソナ
ルコンピュータ等のデータ処理装置で実現される。
信するDIF部、12は撮影条件と画像データをシンボ
ル化するシンボル生成部、13はデータベースとして前
記シンボルを登録するためのシンボル編集選択部、14
は選択されたシンボルを記憶するシンボル記憶部であ
り、20は上記11〜14の各部で構成された撮影条件
と画像データのシンボル化データベース部で、パーソナ
ルコンピュータ等のデータ処理装置で実現される。
【0022】次に動作について説明する。まずカムコー
ダ部10の動作について述べる。被写体はカメラ部1で
所定の撮影条件のもとで撮影され、画像データとして入
力される。カメラ部1で設定された撮影条件(主に撮影
モード、絞り値、シャッタ速度)データと上記画像デー
タとはVCR部2に送られ、民生用デジタルVCR規格
(SDフォーマット)に基づき、画像データは圧縮符号
化され、撮影条件データはシステムデータとして、静止
画情報であることを示すSCフラグと検索するためのI
D(PPID)とが付加されて記録媒体3にデジタル記
録される。
ダ部10の動作について述べる。被写体はカメラ部1で
所定の撮影条件のもとで撮影され、画像データとして入
力される。カメラ部1で設定された撮影条件(主に撮影
モード、絞り値、シャッタ速度)データと上記画像デー
タとはVCR部2に送られ、民生用デジタルVCR規格
(SDフォーマット)に基づき、画像データは圧縮符号
化され、撮影条件データはシステムデータとして、静止
画情報であることを示すSCフラグと検索するためのI
D(PPID)とが付加されて記録媒体3にデジタル記
録される。
【0023】再生時には、VCR部2は記録媒体3にデ
ジタル記録された圧縮符号化された画像データと撮影条
件データを含むシステムデータとを再生し、上記符号化
画像データとシステムデータをDIF部5に転送する。
DIF部5では、上記符号化画像データとシステムデー
タが、IEEE1394で開示されているデジタルデー
タ高速通信規格に基づく通信フォーマットにデータ変換
されて送信される。
ジタル記録された圧縮符号化された画像データと撮影条
件データを含むシステムデータとを再生し、上記符号化
画像データとシステムデータをDIF部5に転送する。
DIF部5では、上記符号化画像データとシステムデー
タが、IEEE1394で開示されているデジタルデー
タ高速通信規格に基づく通信フォーマットにデータ変換
されて送信される。
【0024】このように、民生用デジタルVCRフォー
マット(SDフォーマット)に基づくカムコーダ部10
では、被写体を静止画データとして取込み、撮影条件デ
ータ(主に撮影モード、絞り値、シャッタ速度)と検索
ID(PPID)とともに記録再生し、デジタルデータ
のまま他のデジタル機器に通信することができる。
マット(SDフォーマット)に基づくカムコーダ部10
では、被写体を静止画データとして取込み、撮影条件デ
ータ(主に撮影モード、絞り値、シャッタ速度)と検索
ID(PPID)とともに記録再生し、デジタルデータ
のまま他のデジタル機器に通信することができる。
【0025】次にシンボル化データベース部20の動作
について述べる。上記符号化された画像データとシステ
ムデータはDIF部11でデジタル高速通信規格のフォ
ーマットから変換されて再生され、シンボル生成部12
に送られる。シンボル生成部12では、上記符号化画像
データのエッジ部を検出するような復号化処理により、
画像データは形状データとしてシンボル化される。ま
た、システムデータにおける撮影条件データは色信号に
変換され、後述するようにして画像データのシンボルを
カラー化する。このようにして画像データと撮影条件デ
ータは一つのシンボルで表現され、撮影者が一見して認
識できるデータに変換される。
について述べる。上記符号化された画像データとシステ
ムデータはDIF部11でデジタル高速通信規格のフォ
ーマットから変換されて再生され、シンボル生成部12
に送られる。シンボル生成部12では、上記符号化画像
データのエッジ部を検出するような復号化処理により、
画像データは形状データとしてシンボル化される。ま
た、システムデータにおける撮影条件データは色信号に
変換され、後述するようにして画像データのシンボルを
カラー化する。このようにして画像データと撮影条件デ
ータは一つのシンボルで表現され、撮影者が一見して認
識できるデータに変換される。
【0026】シンボル生成部11で生成された撮影条件
シンボルはシンボル編集選択部13に送られる。撮影者
は静止画データをモニタ等の別の手段により望む画像が
得られているかを判断する、望む画像であれば、その画
像のデータに対応するシンボルを選択することにより、
そのシンボルをシンボル記憶部14に記憶してデータベ
ース化する。
シンボルはシンボル編集選択部13に送られる。撮影者
は静止画データをモニタ等の別の手段により望む画像が
得られているかを判断する、望む画像であれば、その画
像のデータに対応するシンボルを選択することにより、
そのシンボルをシンボル記憶部14に記憶してデータベ
ース化する。
【0027】またシンボル編集選択部13では、上記シ
ンボルの撮影条件を補正したりする編集動作やシンボル
記憶部14からシンボルを読み出す動作、さらに読み出
されたシンボルを選択してデジタルデータ通信するため
のデータ変換部であるDIF部11にデータを送出する
動作も行われる。
ンボルの撮影条件を補正したりする編集動作やシンボル
記憶部14からシンボルを読み出す動作、さらに読み出
されたシンボルを選択してデジタルデータ通信するため
のデータ変換部であるDIF部11にデータを送出する
動作も行われる。
【0028】このようにシンボル化データベース部20
では撮影条件と画像データがシンボル化され、撮影者の
意志により選択された撮影条件を、再びDIF部11に
よりカムコーダ部10に送る動作を行う。このシンボル
化データベース部20のシステムは、一般にDIF部1
1の処理を専用ボードでハード的に構成し、シンボル生
成部12とシンボル編集選択部13をアプリケーション
ソフトで実現し、またシンボル記録部14をハードディ
スク(HDD)で構成するパーソナルコンピュータのシ
ステムである。
では撮影条件と画像データがシンボル化され、撮影者の
意志により選択された撮影条件を、再びDIF部11に
よりカムコーダ部10に送る動作を行う。このシンボル
化データベース部20のシステムは、一般にDIF部1
1の処理を専用ボードでハード的に構成し、シンボル生
成部12とシンボル編集選択部13をアプリケーション
ソフトで実現し、またシンボル記録部14をハードディ
スク(HDD)で構成するパーソナルコンピュータのシ
ステムである。
【0029】次に上記シンボルデータに基づいて、撮影
条件をカムコーダ部10の撮影条件設定に反映させる動
作について述べる。上記シンボルデータをデジタル通信
でDIF部5で受信すると、シンボルデータはVCR部
2を経由して表示選択部4に送られる。表示選択部4
は、撮影者が予め選択しておいた一つ以上の撮影条件の
シンボルを表示するもので、撮影者は今までに用いた撮
影条件を利用して被写体を取込みたいと望む場合に上記
シンボルを選択することにより、そのシンボルに付随す
る撮影条件データがカメラ部1に送られる。カメラ部1
では、上記撮影条件データに基づいて被写体を撮影し画
像データ化して取込み、上記画像データと撮影条件デー
タを再びVCR部2に送るのである。以降の動作は前述
の動作のくり返しとなり、シンボル化データベース部2
0に撮影条件のデータベースが構築されていく。
条件をカムコーダ部10の撮影条件設定に反映させる動
作について述べる。上記シンボルデータをデジタル通信
でDIF部5で受信すると、シンボルデータはVCR部
2を経由して表示選択部4に送られる。表示選択部4
は、撮影者が予め選択しておいた一つ以上の撮影条件の
シンボルを表示するもので、撮影者は今までに用いた撮
影条件を利用して被写体を取込みたいと望む場合に上記
シンボルを選択することにより、そのシンボルに付随す
る撮影条件データがカメラ部1に送られる。カメラ部1
では、上記撮影条件データに基づいて被写体を撮影し画
像データ化して取込み、上記画像データと撮影条件デー
タを再びVCR部2に送るのである。以降の動作は前述
の動作のくり返しとなり、シンボル化データベース部2
0に撮影条件のデータベースが構築されていく。
【0030】次に、図1の各部の詳細を説明する。ま
ず、カメラ部1について図2を用いて説明する。被写体
21は画像をレンズ光学系22により結像され、撮像素
子であるCCD25で電気信号に変換される。この電気
信号は信号処理部26でデジタル信号処理されてデジタ
ル画像データが生成される。
ず、カメラ部1について図2を用いて説明する。被写体
21は画像をレンズ光学系22により結像され、撮像素
子であるCCD25で電気信号に変換される。この電気
信号は信号処理部26でデジタル信号処理されてデジタ
ル画像データが生成される。
【0031】この過程において、撮影条件設定部23に
より設定された撮影条件に基づいてカメラマイコン24
が撮影条件を調整して画像入力処理が行われている。具
体的には、全自動モードで被写体を取込む場合、撮影条
件設定部23から全自動モードをカメラマイコン24に
指令する。カメラマイコン24はこの指令に応じて被写
体のフォーカスが合うようにフォーカスレンズを自動調
整し、被写体の光量が適切になるように絞り値とシャッ
タ速度を自動調整する。次にCCD25からの電気信号
が一定レベルに達するように感度調整をして、被写体の
白色の再現性を保つようにホワイトバランスを自動調整
する。
より設定された撮影条件に基づいてカメラマイコン24
が撮影条件を調整して画像入力処理が行われている。具
体的には、全自動モードで被写体を取込む場合、撮影条
件設定部23から全自動モードをカメラマイコン24に
指令する。カメラマイコン24はこの指令に応じて被写
体のフォーカスが合うようにフォーカスレンズを自動調
整し、被写体の光量が適切になるように絞り値とシャッ
タ速度を自動調整する。次にCCD25からの電気信号
が一定レベルに達するように感度調整をして、被写体の
白色の再現性を保つようにホワイトバランスを自動調整
する。
【0032】このような処理により、被写体は画像デー
タとして取込まれ、さらにデジタル処理されデジタルデ
ータとしてVCR部2に送られる。またカメラマイコン
24では、最終的に選択された撮影条件(シャッタ速
度、絞り、フォーカス、感度、ホワイトバランス)をデ
ジタルデータとしてVCR部2に送る。
タとして取込まれ、さらにデジタル処理されデジタルデ
ータとしてVCR部2に送られる。またカメラマイコン
24では、最終的に選択された撮影条件(シャッタ速
度、絞り、フォーカス、感度、ホワイトバランス)をデ
ジタルデータとしてVCR部2に送る。
【0033】以上のようにして生成された画像データと
撮影条件データは、民生用デジタルVCR規格にのっと
り図3のVCR部2により以下の手順で記録される。ま
ず、画像データはDCT部31で離散コサイン変換(D
CT)で周波数成分に変換される。変換された画像デー
タは重み付け部32で画像データの高い周波数成分を抑
圧するような重み付けが成されて画像データを圧縮す
る。次に可変長符号化部33で画像データの高域成分の
抑圧状態を符号化して画像データを圧縮符号化する。こ
の圧縮符号化された画像データはデータブロック生成部
34で所定の信号処理単位にまとめられる。
撮影条件データは、民生用デジタルVCR規格にのっと
り図3のVCR部2により以下の手順で記録される。ま
ず、画像データはDCT部31で離散コサイン変換(D
CT)で周波数成分に変換される。変換された画像デー
タは重み付け部32で画像データの高い周波数成分を抑
圧するような重み付けが成されて画像データを圧縮す
る。次に可変長符号化部33で画像データの高域成分の
抑圧状態を符号化して画像データを圧縮符号化する。こ
の圧縮符号化された画像データはデータブロック生成部
34で所定の信号処理単位にまとめられる。
【0034】一方、撮影条件データはシステムデータと
して取込まれ、カメラパック情報としてまとめられる。
民生用デジタルVCR規格では、システムデータは、図
1の記録媒体3としての磁気テープ媒体38の音声領域
の補助領域(AAUX)、ビデオ領域の補助領域(VA
UX)、サブコードエリア、あるいは磁気テープ媒体3
8のカセットケースに一体成形された補助記憶素子(M
IC)39に記憶することになっている。特に上記カメ
ラパック情報は、AAUX以外ならばいずれの部分にで
も記録可能な規格となっている。
して取込まれ、カメラパック情報としてまとめられる。
民生用デジタルVCR規格では、システムデータは、図
1の記録媒体3としての磁気テープ媒体38の音声領域
の補助領域(AAUX)、ビデオ領域の補助領域(VA
UX)、サブコードエリア、あるいは磁気テープ媒体3
8のカセットケースに一体成形された補助記憶素子(M
IC)39に記憶することになっている。特に上記カメ
ラパック情報は、AAUX以外ならばいずれの部分にで
も記録可能な規格となっている。
【0035】また、上記画像データを静止画として記録
する場合、検索用のID(PPID規格ではシステムデ
ータとは別)や静止画データであることを示すフラグ
(SCフラグ)を付加することも可能で、IDはサブコ
ードエリアに、静止画フラグはVAUXエリアに記録さ
れる。従って、上記システムデータやIDデータのう
ち、MIC39に記憶するものは一旦カムコーダ内のE
EPROM(電気的に書換え可能な読みだし専用メモ
リ)40に記憶され、最終的にMIC39に記憶され
る。これはMIC39は、民生用デジタルVCR規格に
おいてはOPTION規格であり、MICがない場合も
あるので、一旦EEPROM40に記憶するようにして
いる。
する場合、検索用のID(PPID規格ではシステムデ
ータとは別)や静止画データであることを示すフラグ
(SCフラグ)を付加することも可能で、IDはサブコ
ードエリアに、静止画フラグはVAUXエリアに記録さ
れる。従って、上記システムデータやIDデータのう
ち、MIC39に記憶するものは一旦カムコーダ内のE
EPROM(電気的に書換え可能な読みだし専用メモ
リ)40に記憶され、最終的にMIC39に記憶され
る。これはMIC39は、民生用デジタルVCR規格に
おいてはOPTION規格であり、MICがない場合も
あるので、一旦EEPROM40に記憶するようにして
いる。
【0036】また、上記データのうち磁気テープ媒体3
8の上記VAUX、サブコードエリアに記録するもの
は、データブロック生成部34に送られて所定の信号処
理単位にまとめられる。また符号化された画像データと
システムデータは、データの伝送経路による誤りの訂正
能力を付加するために、エラー訂正符号化部35で信号
処理単位ブロック毎にエラー訂正符号化処理される。さ
らに、上記データブロックは、磁気テープ媒体38の所
定のトラックエリアにデータが書込まれるように、トラ
ックデータ配列部36で並びかえられ、デジタル変調記
録部37でデジタル信号に変調され、磁気テープ媒体3
8にデジタル磁気記録される。このようにして、画像デ
ータと撮影条件データとが記録保持される。
8の上記VAUX、サブコードエリアに記録するもの
は、データブロック生成部34に送られて所定の信号処
理単位にまとめられる。また符号化された画像データと
システムデータは、データの伝送経路による誤りの訂正
能力を付加するために、エラー訂正符号化部35で信号
処理単位ブロック毎にエラー訂正符号化処理される。さ
らに、上記データブロックは、磁気テープ媒体38の所
定のトラックエリアにデータが書込まれるように、トラ
ックデータ配列部36で並びかえられ、デジタル変調記
録部37でデジタル信号に変調され、磁気テープ媒体3
8にデジタル磁気記録される。このようにして、画像デ
ータと撮影条件データとが記録保持される。
【0037】次に、記録保持された画像データと撮影条
件データを、VCR部2において民生用デジタルVCR
規格に従ってデータ転送される手順を図4を用いて説明
する。まず、磁気テープ媒体38に記録された画像デー
タはデジタル再生復調部41でデジタルデータに復元さ
れた後、信号処理データ配列部42でデータの属性に合
わせて信号処理できるように再生データを並びかえる。
さらにエラー訂正復号化部43で伝送経路上の誤りを検
出修正してデジタルデータを再生させた後に、データブ
ロック生成部44で圧縮符号化された画像データのブロ
ックを生成してDIF部5に送られる。DIF部5では
符号化された画像データブロックを、IEEE1394
規格の高速デジタルデータ通信フォーマットにのせるよ
うなフォーマット変換を施した後、伝送路にデータを送
り出す。
件データを、VCR部2において民生用デジタルVCR
規格に従ってデータ転送される手順を図4を用いて説明
する。まず、磁気テープ媒体38に記録された画像デー
タはデジタル再生復調部41でデジタルデータに復元さ
れた後、信号処理データ配列部42でデータの属性に合
わせて信号処理できるように再生データを並びかえる。
さらにエラー訂正復号化部43で伝送経路上の誤りを検
出修正してデジタルデータを再生させた後に、データブ
ロック生成部44で圧縮符号化された画像データのブロ
ックを生成してDIF部5に送られる。DIF部5では
符号化された画像データブロックを、IEEE1394
規格の高速デジタルデータ通信フォーマットにのせるよ
うなフォーマット変換を施した後、伝送路にデータを送
り出す。
【0038】一方、撮影条件データは、MIC39があ
る場合は、先に記録した撮影データを含むシステムデー
タをEEPROM40に読み出し、MIC39がない場
合には前述したようにEEPROM40のシステムデー
タをそのまま読み出してDIF部5に送り出す。このシ
ステムデータもまた、IEEE1394規格の高速デジ
タルデータ通信フォーマットにのせるようなフォーマッ
ト変換を施された後、伝送路にデータを送り出される。
る場合は、先に記録した撮影データを含むシステムデー
タをEEPROM40に読み出し、MIC39がない場
合には前述したようにEEPROM40のシステムデー
タをそのまま読み出してDIF部5に送り出す。このシ
ステムデータもまた、IEEE1394規格の高速デジ
タルデータ通信フォーマットにのせるようなフォーマッ
ト変換を施された後、伝送路にデータを送り出される。
【0039】以上説明したように、撮影条件データと画
像データは、民生用デジタルVCRの規格にのっとりデ
ータを記録保持された後、任意の時間に再生されデジタ
ル通信データとして、図1のシンボル化データベース部
20に送信される。
像データは、民生用デジタルVCRの規格にのっとりデ
ータを記録保持された後、任意の時間に再生されデジタ
ル通信データとして、図1のシンボル化データベース部
20に送信される。
【0040】ここで本発明の特徴であるシンボル化デー
タベース部20の動作について図5に従って説明する。
前記送信されたデジタルデータはDIF部11で通信フ
ォーマットを解凍して、符号化された画像データ並びに
システムデータに変換される。符号化された画像データ
は、画像データブロック抽出部52でデータが抽出さ
れ、画像シンボル化部55に送られる。画像シンボル化
部55では、前記画像データの内容が簡潔に認識できる
ように、シンボル化する部分である。
タベース部20の動作について図5に従って説明する。
前記送信されたデジタルデータはDIF部11で通信フ
ォーマットを解凍して、符号化された画像データ並びに
システムデータに変換される。符号化された画像データ
は、画像データブロック抽出部52でデータが抽出さ
れ、画像シンボル化部55に送られる。画像シンボル化
部55では、前記画像データの内容が簡潔に認識できる
ように、シンボル化する部分である。
【0041】この画像シンボル化部55の構成及び動作
を図6を用いて説明する。上記符号化された画像データ
のうち輝度信号成分を輝度信号データブロック抽出部7
0で抽出し、可変長復号部71で圧縮符号化された可変
長符号化輝度信号データを復号処理し、周波数領域の画
像データ(画像のDCTデータ)を復元する。このデー
タに対して低域成分を抑圧するような重み付け処理を低
域抑圧重み付け部72で施し、逆DCT変換処理をID
CT部73で施す。これにより画像データの輝度信号の
高域成分を取出した画像データが得られる。これは画像
でいうエッジを検出したことと同等の処理を施したこと
になる。この画像のエッジ部データに対して2値化処理
部74でローパスフィルタをかけて2値化し、さらに画
素数を圧縮することにより画像データの形状データをシ
ンボル化することができる。このシンボルデータによ
り、撮影者が画像の内容を認識することが可能となる。
このようにして、図5における画像シンボル化部55
で、画像データを図形としてシンボル化する。
を図6を用いて説明する。上記符号化された画像データ
のうち輝度信号成分を輝度信号データブロック抽出部7
0で抽出し、可変長復号部71で圧縮符号化された可変
長符号化輝度信号データを復号処理し、周波数領域の画
像データ(画像のDCTデータ)を復元する。このデー
タに対して低域成分を抑圧するような重み付け処理を低
域抑圧重み付け部72で施し、逆DCT変換処理をID
CT部73で施す。これにより画像データの輝度信号の
高域成分を取出した画像データが得られる。これは画像
でいうエッジを検出したことと同等の処理を施したこと
になる。この画像のエッジ部データに対して2値化処理
部74でローパスフィルタをかけて2値化し、さらに画
素数を圧縮することにより画像データの形状データをシ
ンボル化することができる。このシンボルデータによ
り、撮影者が画像の内容を認識することが可能となる。
このようにして、図5における画像シンボル化部55
で、画像データを図形としてシンボル化する。
【0042】一方、DIF部11で通信フォーマットを
解凍して復元されたデータの中で、システムデータとし
てコード化された撮影条件(撮影モード、絞り値、シャ
ッタ速度)についての処理について図5に従って説明を
続ける。まず、前記システムデータから撮影条件の中の
撮影モードデータを撮影モードデータ抽出部53で抽出
する。
解凍して復元されたデータの中で、システムデータとし
てコード化された撮影条件(撮影モード、絞り値、シャ
ッタ速度)についての処理について図5に従って説明を
続ける。まず、前記システムデータから撮影条件の中の
撮影モードデータを撮影モードデータ抽出部53で抽出
する。
【0043】本実施の形態においては、撮影条件とし
て、一般の撮影者が認識困難なAEモード(自動露出調
整モード)について取上げているので、それを例として
説明する。上記AEモードは、前述したように絞りとシ
ャッタ速度が制御変数となり、被写体の光量(露出)を
適正に保つ調整モードである。しかしながらこの絞り、
シャッタ速度、露出の設定により被写体の取込まれる画
像データの性質が大きく左右されることは前述した通り
である。ここで今一度簡単に述べるならば、絞りは被写
体の遠近感を、シャッタ速度は被写体の動きと鮮明さ
を、露出は被写体の明暗を左右する。
て、一般の撮影者が認識困難なAEモード(自動露出調
整モード)について取上げているので、それを例として
説明する。上記AEモードは、前述したように絞りとシ
ャッタ速度が制御変数となり、被写体の光量(露出)を
適正に保つ調整モードである。しかしながらこの絞り、
シャッタ速度、露出の設定により被写体の取込まれる画
像データの性質が大きく左右されることは前述した通り
である。ここで今一度簡単に述べるならば、絞りは被写
体の遠近感を、シャッタ速度は被写体の動きと鮮明さ
を、露出は被写体の明暗を左右する。
【0044】従って、AEモードといっても、絞り優先
にシャッタ速度と露出を決める絞り優先AEモード、シ
ャッタ速度優先に絞りと露出を決めるシャッタ速度優先
AEモード、露出優先でシャッタ速度と絞りを決める露
出優先AEモードが存在する。このため撮影モードデー
タ抽出部53では、上記3つのAEモードが手動のマニ
ュアルモードであるかを判別するデータを抽出する。こ
の撮影モードデータは、撮影条件シンボル化部56で4
段階の緑(G)信号に変換される。つまり露出優先A
E、絞り優先AE、シャッタ速度優先AE、マニュアル
露出調整の確実性に従い、4段階に緑信号の輝度を下げ
ていく信号を発生させる。
にシャッタ速度と露出を決める絞り優先AEモード、シ
ャッタ速度優先に絞りと露出を決めるシャッタ速度優先
AEモード、露出優先でシャッタ速度と絞りを決める露
出優先AEモードが存在する。このため撮影モードデー
タ抽出部53では、上記3つのAEモードが手動のマニ
ュアルモードであるかを判別するデータを抽出する。こ
の撮影モードデータは、撮影条件シンボル化部56で4
段階の緑(G)信号に変換される。つまり露出優先A
E、絞り優先AE、シャッタ速度優先AE、マニュアル
露出調整の確実性に従い、4段階に緑信号の輝度を下げ
ていく信号を発生させる。
【0045】次に、上記システムデータから撮影条件の
中の絞り値データを撮影条件絞りデータ抽出部54で抽
出する。この絞り値データは、撮影条件シンボル化部5
7で青(B)信号に変換される。つまり絞り値のレベル
により、青信号の輝度レベルが変化する。具体的には、
絞り値が小さい(開放状態)ならば明るい青信号が、絞
り値が大きい(絞込み状態)ならば暗い青信号が生成さ
れるようにデータ変換される。
中の絞り値データを撮影条件絞りデータ抽出部54で抽
出する。この絞り値データは、撮影条件シンボル化部5
7で青(B)信号に変換される。つまり絞り値のレベル
により、青信号の輝度レベルが変化する。具体的には、
絞り値が小さい(開放状態)ならば明るい青信号が、絞
り値が大きい(絞込み状態)ならば暗い青信号が生成さ
れるようにデータ変換される。
【0046】さらに上記システムデータから撮影条件の
中のシャッタ速度データを撮影条件シャッタ速度抽出部
63で抽出する。このシャッタ速度データは、撮影条件
シンボル化部64で赤(R)信号に変換される。つまり
シャッタ速度により、赤信号の輝度レベルが変化する。
具体的には、シャッタ速度が大きい(遅い)ならば明る
い赤信号が、シャッタ速度が小さい(速い)ならば暗い
赤信号が生成されるようにデータ変換される。
中のシャッタ速度データを撮影条件シャッタ速度抽出部
63で抽出する。このシャッタ速度データは、撮影条件
シンボル化部64で赤(R)信号に変換される。つまり
シャッタ速度により、赤信号の輝度レベルが変化する。
具体的には、シャッタ速度が大きい(遅い)ならば明る
い赤信号が、シャッタ速度が小さい(速い)ならば暗い
赤信号が生成されるようにデータ変換される。
【0047】以上のようにして撮影条件シンボル化部5
6、57、64で生成された緑青赤(GBR)のカラー
信号は、画像データのシンボルデータをカラー化するた
めにシンボルカラー処理部58に供給される。これによ
り生成されたシンボルデータはシンボル登録部59に送
られ、撮影者にデータベースとして登録するかどうかの
判断を受ける。
6、57、64で生成された緑青赤(GBR)のカラー
信号は、画像データのシンボルデータをカラー化するた
めにシンボルカラー処理部58に供給される。これによ
り生成されたシンボルデータはシンボル登録部59に送
られ、撮影者にデータベースとして登録するかどうかの
判断を受ける。
【0048】このシンボルデータについて図7を用いて
説明する。図7において、色信号のRBG(赤、青、
緑)成分をXYZ軸にとり、色バランスと撮影条件の性
質について述べる。前述したように、GBR成分は、撮
影モード(適正露出の確実度)、絞り値(画像の遠近
感)、シャッタ速度(画像のソフト感)に対応している
ので、各値が大きい(輝度100%)ならば、被写体を
ソフトに遠近感を確保して適正露出(明暗がクリア)で
画像データに取込んでいることになり、この時のカラー
信号は白ということになる。
説明する。図7において、色信号のRBG(赤、青、
緑)成分をXYZ軸にとり、色バランスと撮影条件の性
質について述べる。前述したように、GBR成分は、撮
影モード(適正露出の確実度)、絞り値(画像の遠近
感)、シャッタ速度(画像のソフト感)に対応している
ので、各値が大きい(輝度100%)ならば、被写体を
ソフトに遠近感を確保して適正露出(明暗がクリア)で
画像データに取込んでいることになり、この時のカラー
信号は白ということになる。
【0049】ここで、適正露出(G100%の露出優先
AEモード)の場合の色信号を考えてみる。絞り値が絞
り込み状態(B100%)でシャッタ速度が速い(R0
%)場合のカラー信号は緑色(図中A)で、画像として
は平面的な鮮明な画質で被写体を取込むので、スポーツ
のような離れた位置で動きの速い被写体を撮影するのに
適した撮影条件となる。
AEモード)の場合の色信号を考えてみる。絞り値が絞
り込み状態(B100%)でシャッタ速度が速い(R0
%)場合のカラー信号は緑色(図中A)で、画像として
は平面的な鮮明な画質で被写体を取込むので、スポーツ
のような離れた位置で動きの速い被写体を撮影するのに
適した撮影条件となる。
【0050】また、絞り値が絞り込み状態(B0%)で
シャッタ速度が遅い(R100%)場合のカラー信号は
オレンジ(図中B)で、画像としては平面的なソフトな
画質で被写体を取込むので、風景のような動きのない遠
い被写体を撮影するのに適した撮影条件となる。
シャッタ速度が遅い(R100%)場合のカラー信号は
オレンジ(図中B)で、画像としては平面的なソフトな
画質で被写体を取込むので、風景のような動きのない遠
い被写体を撮影するのに適した撮影条件となる。
【0051】さらに絞り値が解放状態(B100%)で
シャッタ速度が(R0%)場合のカラー信号は青緑色
(図中D)で、画像としては遠近感のある鮮明な画質で
被写体を取込むので、ポートレートのような近くで動き
のある人物の被写体を撮影するのに適した撮影条件とな
る。
シャッタ速度が(R0%)場合のカラー信号は青緑色
(図中D)で、画像としては遠近感のある鮮明な画質で
被写体を取込むので、ポートレートのような近くで動き
のある人物の被写体を撮影するのに適した撮影条件とな
る。
【0052】そして、絞り値が解放状態(B100%)
でシャッタ速度が遅い(R100%)場合のカラー信号
は白色(図中C)で、画像としては遠近感のあるソフト
な画質で被写体を取込むので、静物のような近くて動き
のない被写体を撮影するのに適した撮影条件となる。
でシャッタ速度が遅い(R100%)場合のカラー信号
は白色(図中C)で、画像としては遠近感のあるソフト
な画質で被写体を取込むので、静物のような近くて動き
のない被写体を撮影するのに適した撮影条件となる。
【0053】このようにカラー信号を一見すれば撮影条
件が認識できるようになされている。また、上述では適
正露出(G100%)について述べているが、適正露出
の確実度が低いマニュアルモード撮影(G0%)の場合
は、絞りとシャッタ速度の設定の自由度が広がるが、被
写体と画質との相関関係があいまいになるので、撮影者
は基本的に上述の相関関係を保つように絞りとシャッタ
速度を設定することを認識していく。従って、このシン
ボルデータは、形状により画像データの内容が推測で
き、色により撮影条件がかわるので、撮影者が一見した
だけで画像データと撮影条件を認識することができる。
件が認識できるようになされている。また、上述では適
正露出(G100%)について述べているが、適正露出
の確実度が低いマニュアルモード撮影(G0%)の場合
は、絞りとシャッタ速度の設定の自由度が広がるが、被
写体と画質との相関関係があいまいになるので、撮影者
は基本的に上述の相関関係を保つように絞りとシャッタ
速度を設定することを認識していく。従って、このシン
ボルデータは、形状により画像データの内容が推測で
き、色により撮影条件がかわるので、撮影者が一見した
だけで画像データと撮影条件を認識することができる。
【0054】また、撮影者は上記シンボル登録部59に
おいて、被写体を意図した撮影条件で意図した画像デー
タに取込めたかどうかを判断することができ、撮影者の
望む画像であるならば、選択されデータベース60に登
録される。さらに、撮影者はデータベース60から既存
の登録シンボルを取り出し、撮影条件(主に、撮影モー
ド、シャッタ速度、絞り値)を修正編集することをシン
ボル編集部61で行うことができる。
おいて、被写体を意図した撮影条件で意図した画像デー
タに取込めたかどうかを判断することができ、撮影者の
望む画像であるならば、選択されデータベース60に登
録される。さらに、撮影者はデータベース60から既存
の登録シンボルを取り出し、撮影条件(主に、撮影モー
ド、シャッタ速度、絞り値)を修正編集することをシン
ボル編集部61で行うことができる。
【0055】さらに撮影者はデータベース60から望む
シンボルデータをシンボル抽出部62で抽出し、DIF
部11にデータを送出できる。DIF部11では、IE
EE1394の高速デジタルデータ通信フォーマットに
シンボルデータを変換し、他のデジタル機器、例えばカ
ムコーダ部10にデータ転送する。
シンボルデータをシンボル抽出部62で抽出し、DIF
部11にデータを送出できる。DIF部11では、IE
EE1394の高速デジタルデータ通信フォーマットに
シンボルデータを変換し、他のデジタル機器、例えばカ
ムコーダ部10にデータ転送する。
【0056】これにより、撮影者は自分の好む画像の撮
影条件をデータベース60に登録し、さらに撮影条件を
自分の好む傾向に修正したりすることで、データベース
60を撮影者がカスタマイズすることができ、さらにそ
のデータベース60から撮影者が好む撮影条件を取り出
してデジタル転送することができる。
影条件をデータベース60に登録し、さらに撮影条件を
自分の好む傾向に修正したりすることで、データベース
60を撮影者がカスタマイズすることができ、さらにそ
のデータベース60から撮影者が好む撮影条件を取り出
してデジタル転送することができる。
【0057】最後に本発明の特徴の一つであるシンボル
による撮影条件の設定動作について図8に従って説明す
る。前記送信されたシンボルデータは、DIF部5で通
信フォーマットを解凍され、デジタルデータブロックに
変換される。このデジタルデータブロックからシンボル
データ抽出部80でシンボルデータがEEPROM40
に記憶される。ここで撮影者が被写体の取り込み動作に
入るとき、EEPROM40から上記シンボルデータが
読み出されシンボル表示部81に表示される。この表示
は、カムコーダ部10の液晶表示でも撮影者は撮影条件
をシンボルから連想できるので十分であるが、より確実
にするために本実施の形態では液晶カラービューファイ
ンダにオンスクリーン表示(OSD)することによりシ
ンボルのカラー信号表示を実現し、撮影者に情報を提供
することができる。
による撮影条件の設定動作について図8に従って説明す
る。前記送信されたシンボルデータは、DIF部5で通
信フォーマットを解凍され、デジタルデータブロックに
変換される。このデジタルデータブロックからシンボル
データ抽出部80でシンボルデータがEEPROM40
に記憶される。ここで撮影者が被写体の取り込み動作に
入るとき、EEPROM40から上記シンボルデータが
読み出されシンボル表示部81に表示される。この表示
は、カムコーダ部10の液晶表示でも撮影者は撮影条件
をシンボルから連想できるので十分であるが、より確実
にするために本実施の形態では液晶カラービューファイ
ンダにオンスクリーン表示(OSD)することによりシ
ンボルのカラー信号表示を実現し、撮影者に情報を提供
することができる。
【0058】撮影者は、複数あるこのシンボルデータか
ら被写体にあった過去の撮影条件をキー入力部82によ
り選択する。キー入力部82は、上下左右に動かすこと
により上記シンボルの一つを点灯させることができ、撮
影者が希望するシンボルを選択するときは、選択ボタン
で選択するようにしている。このように撮影者により選
択されたシンボルデータは撮影条件データデコード部8
3に送られ、そのカラー信号から撮影条件(主に、撮影
モード、シャッタ速度、絞り値)をデコードし、必要な
撮影条件設定部23に送られる。
ら被写体にあった過去の撮影条件をキー入力部82によ
り選択する。キー入力部82は、上下左右に動かすこと
により上記シンボルの一つを点灯させることができ、撮
影者が希望するシンボルを選択するときは、選択ボタン
で選択するようにしている。このように撮影者により選
択されたシンボルデータは撮影条件データデコード部8
3に送られ、そのカラー信号から撮影条件(主に、撮影
モード、シャッタ速度、絞り値)をデコードし、必要な
撮影条件設定部23に送られる。
【0059】具体的には、露出優先AEモードなら撮影
モード信号を、絞り優先AEモードなら撮影モードと絞
り値を、シャッタ速度優先AEモードなら撮影モードと
シャッタ速度を、マニュアルモードなら撮影モードとシ
ャッタ速度と絞り値を送る。撮影条件設定部23は、上
記データを受けてカメラマイコン24に撮影条件を設定
する。これにより撮影者は過去に用いて望む画像が得ら
れた撮影条件、あるいはそれをカスタマイズした撮影条
件を容易にカムコーダ部10に設定して撮影することが
できる。
モード信号を、絞り優先AEモードなら撮影モードと絞
り値を、シャッタ速度優先AEモードなら撮影モードと
シャッタ速度を、マニュアルモードなら撮影モードとシ
ャッタ速度と絞り値を送る。撮影条件設定部23は、上
記データを受けてカメラマイコン24に撮影条件を設定
する。これにより撮影者は過去に用いて望む画像が得ら
れた撮影条件、あるいはそれをカスタマイズした撮影条
件を容易にカムコーダ部10に設定して撮影することが
できる。
【0060】本実施の形態によれば、民生用デジタルV
CRフォーマットを利用しているので、撮影条件データ
ベースに付加データとして照合データ(例えば、記録媒
体の絶対トラックナンバー等)を付加することができ、
記録媒体の画像データと撮影条件シンボルデータとを照
合することができ、撮影者による画像検索が容易にな
る。また、上記照合データを用いてオリジナルの撮影条
件を記録媒体やMICに記録しておけば、撮影条件デー
タベースをカスタマイズしてもオリジナルデータと照合
することができるので、撮影者に安心感を与えることが
できる。
CRフォーマットを利用しているので、撮影条件データ
ベースに付加データとして照合データ(例えば、記録媒
体の絶対トラックナンバー等)を付加することができ、
記録媒体の画像データと撮影条件シンボルデータとを照
合することができ、撮影者による画像検索が容易にな
る。また、上記照合データを用いてオリジナルの撮影条
件を記録媒体やMICに記録しておけば、撮影条件デー
タベースをカスタマイズしてもオリジナルデータと照合
することができるので、撮影者に安心感を与えることが
できる。
【0061】また、本発明の他の実施の形態として、予
めユーザが手動で設定した撮影条件とこの撮影条件で撮
影した画像とを関連させたシンボルを生成して記憶して
おき、次の撮影時にこれを読み出して表示し、表示され
たシンボルの1つをユーザが選択すると、この選択され
たシンボルと対応する撮影条件が自動的に設定されるよ
うにしてもよい。
めユーザが手動で設定した撮影条件とこの撮影条件で撮
影した画像とを関連させたシンボルを生成して記憶して
おき、次の撮影時にこれを読み出して表示し、表示され
たシンボルの1つをユーザが選択すると、この選択され
たシンボルと対応する撮影条件が自動的に設定されるよ
うにしてもよい。
【0062】つまり画像と撮影条件とをリンクさせてシ
ンボル化しておき、例えば再生された複数のシンボル画
像を表示し、その中から好みの画像をクリックすること
によって、その時の撮影条件が自動的に設定されるもの
である。このクリック動作はビューカムのようなモニタ
が一体的に設けられたカムコーダで実施することができ
る。
ンボル化しておき、例えば再生された複数のシンボル画
像を表示し、その中から好みの画像をクリックすること
によって、その時の撮影条件が自動的に設定されるもの
である。このクリック動作はビューカムのようなモニタ
が一体的に設けられたカムコーダで実施することができ
る。
【0063】尚、各実施の形態におけるシンボルは撮影
した画像を縮小した画像であってもよい。
した画像を縮小した画像であってもよい。
【0064】また各実施の形態においては、撮影者が画
像を作り上げるときに比較的重視する撮影条件のなかで
露出と絞りとシャッタ速度について述べたが、それ以外
のズーム、感度、ホワイトバランスについても上述と同
様なことが言える。また、各実施の形態においては、カ
ラー信号をRGB成分に分けてのべているが、切り換え
式の単色カラー信号でも同様な効果が得られる。
像を作り上げるときに比較的重視する撮影条件のなかで
露出と絞りとシャッタ速度について述べたが、それ以外
のズーム、感度、ホワイトバランスについても上述と同
様なことが言える。また、各実施の形態においては、カ
ラー信号をRGB成分に分けてのべているが、切り換え
式の単色カラー信号でも同様な効果が得られる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる撮影装置によれば、ユーザは受信したシンボルに基
づいて画像とその撮影条件を一目で知ることができ、ま
たその1つを選択することにより、その撮影条件が自動
的に設定されるので、所望の画像を容易に撮影すること
ができる。
よる撮影装置によれば、ユーザは受信したシンボルに基
づいて画像とその撮影条件を一目で知ることができ、ま
たその1つを選択することにより、その撮影条件が自動
的に設定されるので、所望の画像を容易に撮影すること
ができる。
【0066】また、請求項5の発明による撮影条件デー
タベース装置によれば、画像と撮影条件とをシンボル化
して蓄積するので、データ量の少い簡潔なデータベース
を構築することができる。
タベース装置によれば、画像と撮影条件とをシンボル化
して蓄積するので、データ量の少い簡潔なデータベース
を構築することができる。
【0067】また、請求項9の発明による撮影システム
によれば、データ量の少い簡潔なデータベースを構築す
ることができると共に、データベースから任意のシンボ
ルを抽出して撮影装置に送ることにより、所望の画像と
なるような撮影条件を自動的に設定することができ、ユ
ーザは簡単に所望の画像を得るための撮影を行うことが
できる。
によれば、データ量の少い簡潔なデータベースを構築す
ることができると共に、データベースから任意のシンボ
ルを抽出して撮影装置に送ることにより、所望の画像と
なるような撮影条件を自動的に設定することができ、ユ
ーザは簡単に所望の画像を得るための撮影を行うことが
できる。
【0068】また、請求項13の発明による撮影装置に
よれば、撮影時にシンボルを読み出して表示し、表示さ
れたシンボルの1つをユーザが選択すると、この選択さ
れたシンボルと対応する撮影条件を自動的に設定するこ
とができる。
よれば、撮影時にシンボルを読み出して表示し、表示さ
れたシンボルの1つをユーザが選択すると、この選択さ
れたシンボルと対応する撮影条件を自動的に設定するこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】カムコーダ部のカメラ入力部のブロック図であ
る。
る。
【図3】カムコーダ部のVCR記録部のブロック図であ
る。
る。
【図4】カムコーダ部のVCR再生部のブロック図であ
る。
る。
【図5】データベース部のブロック図である。
【図6】データベース部のシンボル形状生成部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】シンボルデータと撮影条件の相関を説明する図
である。
である。
【図8】カムコーダ部の撮影条件設定部のブロック図で
ある。
ある。
【図9】カメラ撮影条件と画像データの相関を説明する
図である。
図である。
1 カメラ部 2 VCR部 3 記録媒体 4 シンボル表示選択部 5、11 DIF部 10 カムコーダ部 12 シンボル生成部 13 シンボル編集選択部 14 シンボル記憶部 20 シンボル化データベース部 23 撮影条件設定部 24 カメラマイコン 25 CCD 26 信号処理部 40 EEPROM 80 シンボルデータ抽出部 81 シンボル表示部 82 キー入力部 83 撮影条件デコード部
Claims (13)
- 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段の撮影条件を設定する設定手段と、 上記撮影手段が撮影した画像データとそのときに設定さ
れた撮影条件とを記録媒体に記録し再生する記録再生手
段と、 上記再生された画像データと撮影条件とを送信すると共
に、画像データと撮影条件とから生成されたシンボルを
受信する通信手段と、 上記受信したシンボルを記憶する記憶手段と、 上記記憶されたシンボルを1つ以上読み出す読み出し手
段と、 上記読み出されたシンボルを表示する表示手段と、 上記表示されたシンボルから1つのシンボルを選択する
選択手段と、 上記選択されたシンボルから上記撮影条件を復元し、復
元された撮影条件を上記設定手段に与える復元手段とを
備えた撮影装置。 - 【請求項2】 上記シンボルは、上記画像データから検
出されたエッジ部の形状を上記画像データに関するシン
ボルとして表現されていることを特徴とする請求項1記
載の撮影装置。 - 【請求項3】 上記シンボルは、上記撮影条件をその種
類に応じた色信号に変換したものであることを特徴とす
る請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項4】 上記シンボルは、上記撮影条件の種類に
応じた色信号に変換され、かつ各色信号は、各種類にお
ける値に応じた輝度を有する色信号であることを特徴と
する請求項1記載の撮影装置。 - 【請求項5】 データを送受信する通信手段と、 上記通信手段を介して受信した撮影装置が撮影した画像
データとそのときに設定された撮影条件データとを1つ
のシンボルと成すシンボル生成手段と、 上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段と、 上記記憶されたシンボルを1つ以上読み出して上記通信
手段から送信する読み出し手段とを備えた撮影条件デー
タベース装置。 - 【請求項6】 上記シンボル生成手段は、上記画像デー
タからエッジ部を検出する検出手段を有し、検出された
エッジ部の形状を上記画像データに関するシンボルとし
て表現することを特徴とする請求項5記載の撮影条件デ
ータベース装置。 - 【請求項7】 上記シンボル生成手段は、上記撮影条件
をその種類に応じた色信号に変換する変換手段を有する
ことを特徴とする請求項5記載の撮影条件データベース
装置。 - 【請求項8】 上記変換手段は、上記撮影条件の種類に
応じた色信号に変換する際に各種類における値に応じた
輝度を有する色信号に変換することを特徴とする請求項
7記載の撮影条件データベース装置。 - 【請求項9】 被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影
手段の撮影条件を設定する設定手段と、上記撮影手段が
撮影した画像データとそのときに設定された撮影条件と
を記録媒体に記録し再生する記録再生手段と、上記再生
された画像データと撮影条件とを送信すると共にシンボ
ルを受信する第1の通信手段と、上記受信したシンボル
を記憶する記憶手段と、上記記憶されたシンボルを1つ
以上読み出す読み出し手段と、上記読み出されたシンボ
ルを表示する表示手段と、上記表示されたシンボルから
1つのシンボルを選択する選択手段と、上記選択された
シンボルから上記撮影条件を復元し、復元された撮影条
件を上記設定手段に与える復元手段とから成る撮影装置
と、 上記第1の通信手段とデータの通信を行う第2の通信手
段と、上記第2の通信手段を介して受信した上記画像デ
ータと撮影条件とを1つのシンボルと成すシンボル生成
手段と、上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段
と、上記記憶されたシンボルを1つ以上読み出して上記
第2の通信手段から送信する読み出し手段とから成る撮
影条件データベース装置とを備えた撮影システム。 - 【請求項10】 上記シンボル生成手段は、上記画像デ
ータからエッジ部を検出する検出手段を有し、検出され
たエッジ部の形状を上記画像データに関するシンボルと
して表現することを特徴とする請求項9記載の撮影シス
テム。 - 【請求項11】 上記シンボル生成手段は、上記撮影条
件をその種類に応じた色信号に変換する変換手段を有す
ることを特徴とする請求項9記載の撮影システム。 - 【請求項12】 上記変換手段は、上記撮影条件の種類
に応じた色信号に変換する際に各種類における値に応じ
た輝度を有する色信号に変換することを特徴とする請求
項11記載の撮影システム。 - 【請求項13】 被写体を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段の撮影条件を手動で設定する手動設定手段
と、 上記設定された撮影条件とその撮影条件で上記撮影手段
が撮影した画像データとを関連させてシンボルを生成す
るシンボル生成手段と、 上記生成されたシンボルを記憶する記憶手段と、 上記記憶されたシンボルを読み出す読み出し手段と、 上記読み出されたシンボルを表示する表示手段と、 上記表示されたシンボルから1つのシンボルを選択する
選択手段と、 上記撮影手段を上記選択されたシンボルに応じた撮影条
件に自動的に設定する自動設定手段とを備えた撮影装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339869A JPH10178584A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339869A JPH10178584A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178584A true JPH10178584A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18331600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8339869A Pending JPH10178584A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 撮影装置、撮影条件データベース装置及び撮影システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10178584A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000165736A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Canon Inc | 撮影条件管理装置、撮影装置、撮影条件管理システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
US6577761B1 (en) | 1998-12-07 | 2003-06-10 | Toshiba Tec Corporation | Image processor and image processing system |
JP2005303737A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
US7336300B2 (en) | 1998-07-10 | 2008-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup control apparatus, image pickup control method, image pickup control system, and storage medium |
JP2010200362A (ja) * | 2010-04-26 | 2010-09-09 | Olympus Imaging Corp | カメラ及びこのカメラの表示制御装置とその表示制御方法 |
JP2010278882A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
US7864224B2 (en) | 2005-07-29 | 2011-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus and image pickup method |
US7936381B2 (en) | 1998-10-30 | 2011-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Management and setting of photographing condition of image sensing apparatus |
JP2012091260A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Makino Milling Mach Co Ltd | 撮像式工具測定装置および測定方法 |
US9453716B2 (en) | 2010-10-22 | 2016-09-27 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Method of measurement and apparatus for measurement of tool dimensions |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8339869A patent/JPH10178584A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7336300B2 (en) | 1998-07-10 | 2008-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup control apparatus, image pickup control method, image pickup control system, and storage medium |
US7349011B2 (en) | 1998-07-10 | 2008-03-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup control apparatus, image pickup control method, image pickup control system, and storage medium |
US7936381B2 (en) | 1998-10-30 | 2011-05-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Management and setting of photographing condition of image sensing apparatus |
JP2000165736A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Canon Inc | 撮影条件管理装置、撮影装置、撮影条件管理システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
US6577761B1 (en) | 1998-12-07 | 2003-06-10 | Toshiba Tec Corporation | Image processor and image processing system |
JP2005303737A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
US7864224B2 (en) | 2005-07-29 | 2011-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus and image pickup method |
JP2010278882A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
JP2010200362A (ja) * | 2010-04-26 | 2010-09-09 | Olympus Imaging Corp | カメラ及びこのカメラの表示制御装置とその表示制御方法 |
US9453716B2 (en) | 2010-10-22 | 2016-09-27 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Method of measurement and apparatus for measurement of tool dimensions |
JP2012091260A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Makino Milling Mach Co Ltd | 撮像式工具測定装置および測定方法 |
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