JPH07301272A - 流体圧ダンパ - Google Patents

流体圧ダンパ

Info

Publication number
JPH07301272A
JPH07301272A JP11169694A JP11169694A JPH07301272A JP H07301272 A JPH07301272 A JP H07301272A JP 11169694 A JP11169694 A JP 11169694A JP 11169694 A JP11169694 A JP 11169694A JP H07301272 A JPH07301272 A JP H07301272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary blade
casing
fluid pressure
fluid passage
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11169694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3053156B2 (ja
Inventor
Satoshi Ito
智 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Powdered Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Powdered Metals Co Ltd filed Critical Hitachi Powdered Metals Co Ltd
Priority to JP11169694A priority Critical patent/JP3053156B2/ja
Publication of JPH07301272A publication Critical patent/JPH07301272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053156B2 publication Critical patent/JP3053156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンパ作用を得る軸回転方向を簡単に変更可
能であると共に、摺接箇所が少なく、構造が簡易で安価
に作成できること、また、ダンパの性能のばらっきや変
化に対処できるようにする調整手段を簡単な構成で付与
する。 【構成】 内壁に隔壁11を突設したケーシング1の円
筒室14に、回転翼21を備えた軸2が回転可能に組み
合わされると共に、粘性流体が充填された流体圧ダンパ
において、回転翼21に流体通路22を設ける一方、こ
の回転翼21の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接
する摺接部33と、流体通路22の一方側口を覆う弾性
弁部31とを一体に有するシール部材3を有し、シール
部材3がその摺接部33を回転翼21の先端面側に組み
付けられて回転翼21と一体に回転可能であり、かつ、
弾性弁部31が軸2の一方向の回転でのみ流体通路22
の他方側口を通じて入る粘性流体の流体圧を受けて揺動
し流体通路22の一方側口を解放可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転式流体圧ダンパに
関し、各種装置の蓋や便座等の開閉部に利用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】回転式の油圧ダンパは、機械工学便覧に
記載されているように、筒の内壁に隔壁があり、その筒
内にあって翼を備えた軸が回転する構造をなしており、
筒内に油を満たしておいて翼を回転すると、翼と隔壁間
に油圧が生じるとともに、翼と筒の内壁間および隔壁と
軸間の隙間から油漏れが生じることで、回転運動に適宜
な制動、すなわちダンパ作用を得るものである。この構
造では、軸の正逆回転とも同程度のダンパ作用を行な
う。
【0003】ところが、蓋の開閉などでは、自重で閉じ
るときにダンパを介して静かに閉じ、開けるときはダン
パ作用を必要としない場合もあり、軸回転方向の一方に
主としてダンパ作用があり、逆回転方向ではダンパ作用
が弱くなるようにした構成もある。その例としては、特
開平4−282036号や特開平3−267027号公
報記載の構造である。
【0004】前者は、図12(a)に示すような構造で
あり、ケーシング1の内壁に隔壁11があり、ケーシン
グ1内にあって回転翼21付きの軸2が回転するという
基本的な構造は前記したと同様であるが、回転翼21の
長さが短く、その先端面側に切り溝を設けて流体通路2
2とし、回転翼21とケーシング1の内壁との間に配置
された可動弁9Aを備えている。この可動弁9Aは、断
面形状が略コの字をなし、両側突出部の一方は閉鎖壁9
1、他方は流体通路22に対応する切欠部92を有して
おり、閉鎖壁91と切欠部92との間隔は回転翼21の
幅より広く形成されている。同図において、横中心線よ
り上は回転翼21が矢印方向に回転しダンパ作用をして
いる状態である。このときは、回転翼21の流体通路2
2は可動弁9Aの閉鎖壁91で塞がれている。これに対
し、横中心線より下は回転翼21が反対に回転しダンパ
作用をしている状態であり、ケーシング1内に入れられ
た油は流体通路22から可動弁9Aの切欠部92を経由
して漏れが大きくなる。ダンパ作用を高めるためには、
充填される流体の動粘度は10,000cSt(セッチ
ストークス)以上の高粘度のものを用いる必要がある。
【0005】後者は、図12(b)に示すような構造で
ある。可動弁9Bは、その一端が軸2に軸支されて軸2
と一体に回転可能であり、また、可動弁9Bの一方の回
転を規制するために軸2から突出するストッパ23を備
えている。同図において、横中心線より上は可動弁9B
が矢印方向に回転しストッパ23に揺動規制された状態
でダンパ作用をしている。これに対し、横中心線より下
は可動弁9Bが反対に回転し、このとき油圧で押されて
ケーシング1内壁との間の隙間が大きくなり、ダンパ作
用が小さくなった状態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の改良例
は、工夫された可動弁9Aまたは可動弁9Bによって、
ダンパ機能を専ら一方向に得るようにしたものである。
前者においては、可動弁9Aを組み込む際、その向きを
変えるだけでダンパ作用を得る軸回転方向を変更できる
という特長があるが、可動弁9Aの外周および内周面と
もに摺接する構造であり、また、可動弁9Aの閉鎖壁9
1と回転翼21とが接したときの隙間がダンパ性能に直
接影響を与えるので、各部材間の製作寸法誤差や摩耗に
起因してダンパ特性がばらっき易く品質安定性に問題が
ある。また、高粘度の流体を用いるため、環境温度の変
化で粘度の変位量が大きく、ダンパ特性の変化が著しい
という問題がある。同様に、後者のものも、可動弁9B
が回転する構造なので高精度の寸法精度が要求され、ま
た、ダンパ作用方向の変更には別の軸部材を準備しなけ
ればならず、簡単に行なうことができない。 なお、ダ
ンパの性能ないしは制動力を必要に応じて調整したい場
合もあり、これを構造簡易で達成したいという要求もあ
る。
【0007】本発明の目的は、ダンパ作用を得る軸回転
方向を簡単に変更可能であると共に、摺接箇所が少な
く、構造が簡易な流体圧ダンパを提供することにある。
他の目的は、従来構造では部品の精度、組み付け精度、
部品間の摩耗、温度変化による油の粘性変化等によるダ
ンパの性能ないしは制動力のばらっきや変化についての
配慮がなかったが、その調整手段をできるだけ簡単な構
成で付与し、所望するダンパ性能に調整できるようにす
ることにある。さらに他の目的は、軸の回転を所定の角
度位置に停止させる機構をより少ない部品数で可能にす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の要
部である、内壁に隔壁11を突設したケーシング1の円
筒室14に、回転翼21を備えた軸2が回転可能に組み
合わされると共に、粘性流体が充填された流体圧ダンパ
において、回転翼21に流体通路22を設ける一方、こ
の回転翼21の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接
する摺接部33と、流体通路22の一方側口を覆う弾性
弁部31とを一体に有する断面略7の字状のシール部材
3を有し、シール部材3がその摺接部33を回転翼21
の先端面側に組み付けられて回転翼21と一体に回転可
能であり、かつ、弾性弁部31が軸2の一方向の回転で
のみ流体通路22の他方側口を通じて入る粘性流体の流
体圧を受けて揺動し流体通路22の一方側口を解放可能
に構成することにより、達成される。
【0009】前記要部構成において、シール部材3が、
回転翼21の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接す
る摺接部33と、流体通路22の一方側口を覆う弾性弁
部31と、回転翼21の一側端面を覆う摺接部38とを
一体に有していることが好ましい。また、回転翼21が
流体通路22と共にこの回転翼21の先端面から軸心方
向に向かって流体通路22に通じる縦穴22aを有する
一方、シール部材3が回転翼21の先端面を覆うと共に
ケーシング内壁に接する摺接部33と、縦穴22aに挿
入されて縦穴22aの中で流体通路22を覆う弾性弁部
31とを一体に有している断面略Tの字状に形成されて
いることが好ましい。この場合、シール部材3が、回転
翼21の一側端面に沿って配置される摺接片39を有
し、この摺接片39により回転翼21の先端面から突出
する方向へ付勢されるようにすることがより好ましい。
【0010】前記要部構成において、ケーシング1は略
コップ状をなして、コップ状の開口側にボルト62締め
される閉じ蓋5を有すると共に、コップ状の開口端面と
閉じ蓋5の端面との間に弾性部材81を介在し、ボルト
62の締め付け力に応じて、ケーシング1の円筒室14
に対する軸2および回転翼21の軸方向の位置を変更可
能にした制動力調整機構8を備えていることが好まし
い。前記要部構成において、ケーシング1の内壁に設け
られた係止溝16と、軸2の外周に装着されて前記内壁
と摺接すると共に係止溝16と係脱可能に係合する爪部
72を持つばね部材71とからなる回転止め機構7を備
えていることがより好ましい。
【0011】以上の本発明において、粘性流体には各種
粘度の油、水等の液体、空気のような気体も含む。回転
翼に設けられる流体通路は、断面丸形や楕円形、または
図9の(a)と同様に回転翼の外径に通じる切り欠け状
に形成される。この場合、回転翼が樹脂製であるとき金
型構成により成形と同時に形成することも可能である。
前記回転翼の一部を覆うシール部材は、ゴム、金属、
樹脂のような弾性を示す材料を用いて成形したものであ
り、特にニトリルゴムの成形品や銅合金板製が好まし
い。また、前記粘性流体が気体の場合は、シール部材と
内筒壁間の潤滑およびシール性向上のため合成油を塗布
することが好ましい。前記回転止め機構のばね部材は、
樹脂や金属製の円盤の外径から切り溝を設けるとか、孔
明けして薄肉部を形成して、ばね体を形成したものや、
金属線ばねで形成される。なお、ケーシングに回転翼等
を備えた軸等を組み付け、粘性流体を充填する際に注入
したり、余剰流体を排出する出口は、ケーシングの軸心
部や外径部に設けることができ、ボルト等で封印され
る。また、ケーシングの隔壁の数および回転翼の数は、
1個以上あれば機能し、軸の必要回転角度、ダンパの性
能によって決定される。軸回転角度が100度前後の設
定では、通常、隔壁および回転翼が各2個設けられる。
以下、本発明の流体圧ダンパを図に示す実施例により説
明する。
【0012】
【実施例】図1(a),(b)は本発明の第1実施例で
ある流体圧ダンパの縦断面図、図2は前記流体圧ダンパ
の横断面図、図3は要部の斜視図、図4(a),
(b),(c)は要部の3例を示す拡大図である。な
お、各図において従来と同一部材ないしは部位には同じ
符号を付している。
【0013】各図に示す流体圧ダンパは、内壁に隔壁1
1を設けたケーシング1と、ケーシング1内に組み込ま
れる回転翼21付きの軸2と、回転翼21の先端面に固
定されたシール部材3と、ケーシング1の開口に対し流
体漏れ防止用のシーリング4と共に取り付けられる閉じ
蓋5とを備えている。
【0014】ケーシング1は略コップ形状をしている。
底に対応する部分には粘性流体の注入口12が設けられ
ており、内側が軸受部13を兼ね、外側が雌ねじに形成
されて封印用ボルト61が螺着可能な孔に形成されてい
る。ケーシング1の内壁には2個の隔壁11が円筒室1
4に突出している。軸2は、ケーシング1からはみ出す
突出部分側に軸穴24を持ち、ケーシング内壁と摺接し
シーリング4を周回溝内に配置する部分、図3に示した
1対の回転翼21を含む部分、および軸受部13に軸支
される径小軸部25とを一体に有している。なお、軸穴
24にはダンパ作用を必要とする蓋等の軸が嵌合され
る。
【0015】回転翼21には、図3に示す如く断面楕円
ないしは小判状の流体通路22が設けられるとともに、
先端面側に弾性弁部31を持つシール部材3が付設され
ている。このシール部材3は、片側に長片状の弾性弁部
31を持つ断面が略7の字形である。またシール部材3
は、図4(a)のように流体通路22を解放している側
に短片状の係止部32を一体に有し、回転翼21の先端
面側にあって、係止部32を回転翼21の片側上側縁に
引っ掛け、かつその先端面を摺接部33で覆った状態で
装着されており、弾性弁部31が流体通路22の一方側
開口を開閉可能に覆っている。
【0016】なお、シール部材3の脱落防止対策例とし
ては、係止部32に限られず、図4(b)の如く係止部
32を長く延ばすと共に、その延長部分に流体通路22
を解放する開口部34を形成する方法、同図(b)や
(c)の如く回転翼21の先端面に凹部や凹凸部を設け
ると共に、シール部材3側に対応する凸部35や凹凸部
36を設けて互いに嵌合する方法、同図(c)の如くシ
ール部材3側に係止突起37を設け、流体通路22の孔
縁に引っ掛ける方法が有効であり、これ以外にも適宜に
変更可能である。
【0017】上記各部材の組立は、ケーシング1の円筒
室14に対し、回転翼21付きの軸2をシーリング4を
介装した状態で組み入れて、注入口12から粘性流体を
充填した後、軸2を定位置に装着して、閉じ蓋5を当て
がり、複数本のボルト62を用いてケーシング1の開口
フランジ端面に設けられたねじ孔15に締め付けると共
に、注入口12がボルト61で塞がれることにより完成
される。
【0018】
【第1実施例の作用】以上の流体圧ダンパは、ダンパ作
用時を示す図1(a)の如く、軸2が矢印方向に回転さ
れる過程において、流体通路22がシール部材3の弾性
弁部31により常に閉じられる。この結果、粘性流体は
隔壁11と軸2との間のはめ合隙間16を通じて専ら移
動し、それに比例した強さの制動力で作動する。また、
同図(b)は軸2を逆転したときの状態を示している。
この逆回転される過程においては、粘性流体は流体通路
22内に入り込んで弾性弁部31を開方向へ押圧して、
流体通路22を解放する。この結果、粘性流体は隔壁1
1と軸2との間のはめ合隙間16に加えて、流体通路2
2を通じて移動可能となり、それに比例した弱い制動力
で作動する。
【0019】そして、前記流体圧ダンパの構成におい
て、シール部材3は、回転翼21の先端面部に固定され
ているので、ケーシング1の内壁に対しシール部材3の
当接する摺接部33外面のみが摩耗するだけである。し
たがって、品質管理としては摺接部33の厚さ管理およ
びその外面の摩耗を考慮するだけでよく、従来のように
シール部材3と回転翼21との当接部のはめ合寸法精度
や摩耗について考慮する必要がなくなり、精度的に大き
く緩和される。ここで、シール部材3は、ゴム質材料に
し、回転翼21とケーシング1の内壁との隙間よりも厚
く形成すると、その内壁に密着するようになり、粘性流
体のシール性が向上する。流体通路22を覆う弾性弁部
31は、流体通路22からの流体圧が加わったときだけ
揺動変形し、流体通路22を解放する一方向弁の作用を
する。また、シール部材3の形状は、断面が略7の字で
あることから、回転翼21に対する装着の向きを変えれ
ば制動力を得る回転方向を変更することができる。
【0020】また、図5から図7はシール部材3の構成
に機能を付加した3例を示している。図5(a),
(b)はシール部材3の第2実施例を示し、前記摺接部
33とは別にケーシング1におけるコップ形状の底に対
応する側に摺接部38を設けた例である。つまり、第2
実施例のシール部材3は、回転翼21の先端面を覆うと
共にケーシング内壁に接する摺接部33と、流体通路2
2の一方側口を覆う弾性弁部31と、回転翼21の一側
端面を覆う摺接部38とを一体に有している樹脂成形体
からなっている。この構成では、前記作用に加えて、摺
接部38がコップ形状の底面に対しても弾性的に接し、
その部分のシール性が確実に得られる。
【0021】図6(a),(b)はシール部材3の第3
実施例を示している。第3実施例のシール部材3は回転
翼21の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接する摺
接部33と、弾性弁部31aとを一体に有している断面
略Tの字状に形成さている。そして、回転翼21は流体
通路22と共にこの回転翼21の先端面から軸心方向に
向かって流体通路22に通じる縦穴22aを有してお
り、シール部材3の弾性弁部31aを縦穴22aに挿入
して縦穴22aの中で流体通路22を覆うようにした構
成例である。この場合、弾性弁部31aの基部31bが
縦穴22aに対して圧入されるよう厚く形成されてお
り、シール部材3は同図(b)の如く流体通路22の上
側部位において圧入された状態で係止されている。
【0022】図7(a),(b)はシール部材3の第4
実施例を示している。第4実施例は、第3実施例に対し
摺接片39を一体に形成した例である。つまり、シール
部材3は、摺接部33と、弾性弁部31aと、回転翼2
1の一側端面に沿って配置される摺接片39とを有して
いる。そして、回転翼21の一側端面に形成した長溝2
9に対し、摺接片39を配置した構成である。この場
合、長溝29は摺接片39よりもその長さが多少小さく
設定されている。したがって、摺接片39は第2実施例
の摺接部38と同様な作用、つまりがコップ形状の底面
に対しても弾性的に接し、その部分のシール性が確実に
得られることに加え、シール部材3を回転翼21の先端
面から突出する方向へ付勢する。この付勢力によって摺
接部33のシール性も確実に得られることとなる。
【0023】図8は本発明の第5実施例である流体圧ダ
ンパの横断面図、図9は要部の縦断面図である。なお、
第5実施例は前記流体圧ダンパに回転止め機構を付設し
た例であり、第1実施例と同一部材ないしは部位に同じ
符号を付し、要部のみを説明する。また、図1,図3,
図4およびその説明は第5実施例の流体圧ダンパでも共
通である。前記回転止め機構7は、閉じ蓋5の内端面に
接する軸2の周囲部に組み付けられており、軸2周りに
装着されるばね部材71と、ばね部材71の一部に設け
られて先端に爪部72を持つ係止用のばね片部73と、
ケーシング1の内壁に設けられた係止溝17とからな
る。また、ばね部材71は、内径に設けられた溝74を
有し、この溝74が軸2の径大端面寄りの外周部分に突
設されたキー部26に係合して回り止めされる。
【0024】
【第5実施例の作用】以上の回転止め機構7は、軸2が
回転することにより、ばね片部73の爪部72が係止溝
17に入り込んで係脱可能に係合したとき、そのばね片
部73のばね力および爪部72と係止溝17との係合力
が軸2に加わる回転モーメントの抵抗として作用し、軸
2の回り止めとなる。つまり、この回転止め機構7は、
軸2と一体に回転するばね部材71の爪部72をケーシ
ング1側の係止溝17に係合させて回り止めをし、前記
ばね力および係合力に抗して軸2を回転してばね部材7
1の爪部72と係止溝17との係止を解くことで回転止
めが解除される。このような軸2の回転止め機構7は、
例えば、軸穴24に軸を介して連結される蓋等が開状態
にあり、この開状態から不用意に倒れて閉じないように
したいとき等に用いられる。
【0025】この構成においては、ケーシング1の内壁
の延長部で閉じ蓋5寄りに係止溝17を設け、また、前
記内壁と軸2との間にあって係止溝17と係合可能な爪
部72を備えたばね部材71を軸2に固設して一体に回
転するように構成しているので、コイルばねで付勢する
ボールを凹部に係合するような従来の回転止め機構に対
して、コイルばねを収納する孔等を形成する必要がな
く、ボールに相当する爪部72をばね部材71と一体に
成形して部品点数を少なくでき、しかも薄肉に形成でき
ることからスペース的にも小さくコンパクト化に優れて
いる。
【0026】図10および図11は本発明の第6実施例
である流体圧ダンパを示し、図10は回転翼21の断面
を含む方向の横断面図、図11は隔壁11の断面を含む
方向の横断面図である。なお、第6実施例は前記流体圧
ダンパに制動力調整機構を付設した例であり、第1,5
実施例と同一部材ないしは部位に同じ符号を付し、要部
のみを説明する。また、図1,図3,図4,図9および
その説明は第6実施例の流体圧ダンパでも共通である。
前記制動力調整機構8は、ダンパの制動力を可変するた
めに、ケーシング1の底面側に対する軸2の隙間27a
および隔壁11に対する軸2の隙間27bを調整可能に
したものであり、ケーシング1の開口側端面と閉じ蓋5
との間に介装された弾性部材81を有している。この弾
性部材81は、合成ゴム製であり、所定厚の円盤状をな
し、閉じ蓋5の内側フランジに対応する貫通孔およびボ
トル62に対応する貫通孔が形成されている。
【0027】
【第6実施例の作用】以上の制動力調整機構8は、弾性
部材81をケーシング1の開口側端面と閉じ蓋5との間
に介在して、ケーシング1のねじ孔15にボルト62を
締め付けことにより、閉じ蓋5の押圧力で軸2が一体的
に円筒室14内に押し込まれる。すると、図10および
図11に示される隙間27aおよび隙間27bが減少し
て、そこから粘性流体の漏れないしは移動が少なくな
り、ダンパの制動力が強くなる。逆に、各ボルト62を
緩めると、弾性部材81の復帰力で閉じ蓋5が軸方向に
後退し、再び隙間27a,27bを図10および図11
の如く形成して、そこから粘性流体の漏れないしは移動
が多くなり、ダンパの制動力が低下する。この隙間27
a,27bはボルト62の締め付け力に反比例し、また
その移動が僅かでも制動力調整に有効である。
【0028】この構成においては、ケーシング1の開口
側端面と閉じ蓋5との間に介在される弾性部材81は、
隙間27a,27bの大きさをボルト62の締め付け力
に応じて可変する役割をなす。回転翼21と隔壁11と
の幅寸法を一致させておき、回転翼21の端面はケーシ
ング1の底側端面ないしは円筒室17の端面に当接する
ように閉じ蓋5の内側端面で押し付け、ケーシング1と
閉じ蓋5とをボルト締めすれば、回転翼21と相手部材
との隙間が狭くなり、回転翼21が回転したときにその
隙間27a,27bから漏れる流体は僅かとなる。した
がって、このような調整例としては、ケーシング1の内
壁に対しシール部材3の当接する摺接部33が摩耗した
り、流体粘度が下がってダンパ作用が低下した場合など
である。また、故意または部材の摩耗等により回転翼2
1と相手部材との隙間27a,27bが大きい場合は、
その隙間27a,27bからの流体漏れは大きくなる。
このような場合にも容易に補正することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る流体
圧ダンパは、構造が簡単な一方向弁を回転翼に付設した
ものであるから、性能に優れたダンパを安価に提供でき
る。ダンパの制動力調整機能を付与したものは、温度変
化や摩耗によるダンパ性能の変化を補正できるので、常
に最適なダンパ性能を持って、寿命をより長くでき、こ
れにより用途的な拡大も期待できる。また、軸回転止め
機能は部品数を最小限とし、設置スペースを薄くできる
ので、コンパクトで組み立て性が良好となる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る流体圧ダンパをその
作用と共に示す縦断面図である。
【図2】前記流体圧ダンパの横断面図である。
【図3】前記流体圧ダンパの回転翼部を示す斜視図であ
る。
【図4】前記流体圧ダンパのシール部材およびその変形
例を示す断面図である。
【図5】前記シール部材に付加機能を持たせた第2実施
例を示す要部図である。
【図6】前記シール部材に付加機能を持たせた第3実施
例を示す要部図である。
【図7】前記シール部材に付加機能を持たせた第4実施
例を示す要部図である。
【図8】前記流体圧ダンパに回転止め機構を付設した第
5実施例を示す断面図である。
【図9】前記回転止め機構の構造を示す断面図である。
【図10】前記流体圧ダンパに制動力調整機構を付設し
た第6実施例を示す断面図である。
【図11】前記制動力調整機構の構造を示す断面図であ
る。
【図12】従来の流体圧ダンパについて2例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1はケーシング、11は隔壁、17は係止溝 2は軸、21は回転翼、22は流体通路、22aは縦穴 3はシール部材、31及び31aは弾性弁部、33及び
38は摺接部、39は摺接片 5は閉じ蓋 62はボルト 7は回転止め機構、71はばね部材、72は爪部 8は制動力調整機構、81は弾性部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁に隔壁を突設したケーシングの円筒
    室に、回転翼を備えた軸が回転可能に組み合わされると
    共に、粘性流体が充填された流体圧ダンパにおいて、 前記回転翼に流体通路を設ける一方、この回転翼の先端
    面を覆うと共にケーシング内壁に接する摺接部と、前記
    流体通路の一方側口を覆う弾性弁部とを一体に有するシ
    ール部材を有し、前記シール部材がその摺接部を回転翼
    の先端面側に組み付けられて回転翼と一体に回転可能で
    あり、かつ、前記弾性弁部が前記軸の一方向の回転での
    み流体通路の他方側口を通じて入る粘性流体の流体圧を
    受けて揺動し流体通路の一方側口を解放可能であること
    を特徴とする流体圧ダンパ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材が、回転翼の先端面を覆
    うと共にケーシング内壁に接する摺接部と、前記流体通
    路の一方側口を覆う弾性弁部と、前記回転翼の一側端面
    を覆う摺接部とを一体に有している請求項1に記載の流
    体圧ダンパ。
  3. 【請求項3】 前記回転翼が前記流体通路と共に、この
    回転翼の先端面から軸心方向に向かって流体通路に通じ
    る縦穴を有する一方、前記シール部材が回転翼の先端面
    を覆うと共にケーシング内壁に接する摺接部と、前記縦
    穴に挿入されて縦穴の中で前記流体通路を覆う弾性弁部
    とを一体に有している断面略Tの字状からなる請求項1
    に記載の流体圧ダンパ。
  4. 【請求項4】 前記シール部材が、前記回転翼の一側端
    面に沿って配置される摺接片を有し、この摺接片により
    回転翼の先端面から突出する方向へ付勢されている請求
    項3に記載の流体圧ダンパ。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングは略コップ状をなして、
    コップ状の開口側にボルト締めされる閉じ蓋を有すると
    共に、前記コップ状の開口端面と閉じ蓋の端面との間に
    弾性部材を介在し、前記ボルトの締め付け力に応じて、
    ケーシングの円筒室に対する軸および回転翼の軸方向の
    位置を変更可能にした制動力調整機構を備えている請求
    項1から4の何れかに記載の流体圧ダンパ。
  6. 【請求項6】 ケーシングの内壁に設けられた係止溝
    と、前記軸の外周に装着されて前記内壁と摺接すると共
    に前記係止溝と係脱可能に係合する爪部を持つばね部材
    とからなる回転止め機構を備えている請求項1から5の
    何れかに記載の流体圧ダンパ。
JP11169694A 1994-04-28 1994-04-28 流体圧ダンパ Expired - Fee Related JP3053156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11169694A JP3053156B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 流体圧ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11169694A JP3053156B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 流体圧ダンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07301272A true JPH07301272A (ja) 1995-11-14
JP3053156B2 JP3053156B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=14567851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11169694A Expired - Fee Related JP3053156B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 流体圧ダンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053156B2 (ja)

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6405410B1 (en) 1999-06-17 2002-06-18 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Retractable assist grip and mounting method thereof
EP1457704A1 (en) * 2001-11-27 2004-09-15 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Rotary damper and automobile part comprising it and auxiliary mechanism of rotary operation
US6840355B2 (en) 2001-12-12 2005-01-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Rotary damper device
JP2006071097A (ja) * 2004-08-05 2006-03-16 Nifco Inc ワンウェイダンパーおよび電子機器
JP2006153034A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Tok Bearing Co Ltd 回転ダンパ
JP2006242253A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Fuji Latex Kk 回転ダンパー装置
US7111712B2 (en) * 2003-10-06 2006-09-26 Tok Bearing Co., Ltd. Rotating damper
JP2006342857A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 回転ダンパ
JP2007327578A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Tok Bearing Co Ltd 回転ダンパの弁機構
WO2008004726A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 I & T System Co., Ltd. A seat of commode opening/closing apparatus
CN100374756C (zh) * 2003-11-07 2008-03-12 株式会社利富高 阻尼器装置
US7416063B2 (en) 2004-08-05 2008-08-26 Nifco Inc. One-way damper and electronic devices using the one-way damper
JP2008537036A (ja) * 2005-03-21 2008-09-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 負荷トルク遮断装置を備えた伝動装置駆動ユニット
CN102146978A (zh) * 2010-02-10 2011-08-10 拓基轴承株式会社 旋转阻尼器
WO2012039182A1 (ja) 2010-09-22 2012-03-29 オイレス工業株式会社 回転ダンパ及びこの回転ダンパを具備した車輌用シート
WO2012132097A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
WO2012137778A1 (ja) * 2011-04-06 2012-10-11 株式会社ニフコ ダンパ
WO2013014891A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 オイレス工業株式会社 トラックのテールゲート用の回転減速装置
DE10224581B4 (de) * 2001-06-04 2013-05-23 Tok Bearing Co., Ltd. Drehdämpfer
JP2015194230A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 日本電産サンキョー株式会社 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
CN105714953A (zh) * 2016-03-13 2016-06-29 北京工业大学 一种旋转式粘滞阻尼器
US9669900B2 (en) 2015-04-14 2017-06-06 Shimano Inc. Chain tensioning device
CN107110270A (zh) * 2014-11-11 2017-08-29 奥依列斯工业株式会社 旋转式阻尼器
WO2017204000A1 (ja) 2016-05-23 2017-11-30 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
CN108006158A (zh) * 2018-01-12 2018-05-08 温州瓯海利尔达五金制品有限公司 一种单向阻尼器
WO2018168788A1 (ja) 2017-03-15 2018-09-20 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
CN108679143A (zh) * 2018-08-01 2018-10-19 东莞禾盈通用零部件有限公司 一种反向小角度有阻力阻尼器
CN109322961A (zh) * 2018-10-15 2019-02-12 厦门博维尔卫浴有限公司 一种阻尼器和使用阻尼器的缓冲装置
JP6474479B1 (ja) * 2017-10-31 2019-02-27 株式会社ソミック石川 ロータリダンパ
WO2019111714A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 オイレス工業株式会社 ダンパ
US10435111B2 (en) 2017-03-27 2019-10-08 Sram, Llc Fluid damper for a bicycle component
US10577053B2 (en) 2017-06-06 2020-03-03 Sram, Llc Damper for a bicycle component
US10844925B2 (en) 2016-05-25 2020-11-24 Oiles Corporation Rotary damper
US10882587B2 (en) 2017-06-26 2021-01-05 Sram, Llc Damper for a bicycle component
US11199240B2 (en) 2017-03-27 2021-12-14 Sram, Llc Fluid damper for a bicycle component
WO2022107423A1 (ja) 2020-11-19 2022-05-27 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
WO2022234731A1 (ja) 2021-05-06 2022-11-10 オイレス工業株式会社 ロータリダンパおよびブレーキシステム
WO2023199810A1 (ja) * 2022-04-13 2023-10-19 株式会社ソミックマネージメントホールディングス ロータリーダンパ及びバルブ並びにバルブの摩耗によるロータリーダンパのトルクの低下を防止する方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7575108B2 (en) 2007-04-12 2009-08-18 Nifco Inc. Damper
JP2013002539A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Nifco Inc 回転ダンパ
CN105650185B (zh) * 2016-02-02 2017-10-13 王湘冀 一种衰减自修复的旋转阻尼器

Cited By (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477739B2 (en) 1999-06-17 2002-11-12 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Retractable assist grip and mounting method thereof
US6526644B2 (en) 1999-06-17 2003-03-04 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Retractable assist grip and mounting method thereof
US6405410B1 (en) 1999-06-17 2002-06-18 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Retractable assist grip and mounting method thereof
DE10224581B4 (de) * 2001-06-04 2013-05-23 Tok Bearing Co., Ltd. Drehdämpfer
EP1457704A1 (en) * 2001-11-27 2004-09-15 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Rotary damper and automobile part comprising it and auxiliary mechanism of rotary operation
EP1457704A4 (en) * 2001-11-27 2006-01-11 Ishikawa Tekko Kk ROTARY DAMPER, AUTOMOTIVE PART COMPRISING THE DAMPER AND AUXILIARY MECHANISM FOR ROTARY MOTION
EP1691106A2 (en) 2001-11-27 2006-08-16 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Rotary damper, auto part having rotary damper and rotational motion assistant mechanism
EP1729031A2 (en) 2001-11-27 2006-12-06 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Rotary damper, auto part having rotary damper and rotational motion assistant mechanism
US6840355B2 (en) 2001-12-12 2005-01-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Rotary damper device
US7322450B2 (en) * 2003-10-06 2008-01-29 Tok Bearing Co., Ltd. Rotating damper
CN100439744C (zh) * 2003-10-06 2008-12-03 托克轴承株式会社 转动阻尼器
US7111712B2 (en) * 2003-10-06 2006-09-26 Tok Bearing Co., Ltd. Rotating damper
CN100374756C (zh) * 2003-11-07 2008-03-12 株式会社利富高 阻尼器装置
US7416063B2 (en) 2004-08-05 2008-08-26 Nifco Inc. One-way damper and electronic devices using the one-way damper
JP2006071097A (ja) * 2004-08-05 2006-03-16 Nifco Inc ワンウェイダンパーおよび電子機器
JP2006153034A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Tok Bearing Co Ltd 回転ダンパ
JP2006242253A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Fuji Latex Kk 回転ダンパー装置
JP2008537036A (ja) * 2005-03-21 2008-09-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 負荷トルク遮断装置を備えた伝動装置駆動ユニット
JP4741652B2 (ja) * 2005-03-21 2011-08-03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 負荷トルク遮断装置を備えた伝動装置駆動ユニット
JP2006342857A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 回転ダンパ
JP4714083B2 (ja) * 2006-06-08 2011-06-29 トックベアリング株式会社 回転ダンパの弁機構
JP2007327578A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Tok Bearing Co Ltd 回転ダンパの弁機構
WO2008004726A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 I & T System Co., Ltd. A seat of commode opening/closing apparatus
CN102146978A (zh) * 2010-02-10 2011-08-10 拓基轴承株式会社 旋转阻尼器
WO2012039182A1 (ja) 2010-09-22 2012-03-29 オイレス工業株式会社 回転ダンパ及びこの回転ダンパを具備した車輌用シート
WO2012132097A1 (ja) 2011-03-31 2012-10-04 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
US9121468B2 (en) 2011-03-31 2015-09-01 Oiles Corporation Rotary damper
JP2012219875A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Nifco Inc ダンパ
WO2012137778A1 (ja) * 2011-04-06 2012-10-11 株式会社ニフコ ダンパ
WO2013014891A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 オイレス工業株式会社 トラックのテールゲート用の回転減速装置
US9321491B2 (en) 2011-07-28 2016-04-26 Oiles Corporation Rotational speed reduction device for truck tailgate
JP2015194230A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 日本電産サンキョー株式会社 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器
CN107110270B (zh) * 2014-11-11 2019-11-08 奥依列斯工业株式会社 旋转式阻尼器
US10400846B2 (en) 2014-11-11 2019-09-03 Oiles Corporation Rotary damper
CN107110270A (zh) * 2014-11-11 2017-08-29 奥依列斯工业株式会社 旋转式阻尼器
US9669900B2 (en) 2015-04-14 2017-06-06 Shimano Inc. Chain tensioning device
CN105714953A (zh) * 2016-03-13 2016-06-29 北京工业大学 一种旋转式粘滞阻尼器
US10823247B2 (en) 2016-05-23 2020-11-03 Oiles Corporation Rotary damper
WO2017204000A1 (ja) 2016-05-23 2017-11-30 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
US10844925B2 (en) 2016-05-25 2020-11-24 Oiles Corporation Rotary damper
US11143262B2 (en) 2017-03-15 2021-10-12 Oiles Corporation Rotary damper
WO2018168788A1 (ja) 2017-03-15 2018-09-20 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
US11649875B2 (en) 2017-03-27 2023-05-16 Sram, Llc Fluid damper for a bicycle component
US11199240B2 (en) 2017-03-27 2021-12-14 Sram, Llc Fluid damper for a bicycle component
US10435111B2 (en) 2017-03-27 2019-10-08 Sram, Llc Fluid damper for a bicycle component
US10577053B2 (en) 2017-06-06 2020-03-03 Sram, Llc Damper for a bicycle component
US10882587B2 (en) 2017-06-26 2021-01-05 Sram, Llc Damper for a bicycle component
US11667350B2 (en) 2017-06-26 2023-06-06 Sram, Llc Damper for a bicycle component
JP2019082208A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社ソミック石川 ロータリダンパ
WO2019087635A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 株式会社ソミック石川 ロータリダンパ
JP6474479B1 (ja) * 2017-10-31 2019-02-27 株式会社ソミック石川 ロータリダンパ
WO2019111714A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 オイレス工業株式会社 ダンパ
CN111433487B (zh) * 2017-12-08 2022-05-17 奥依列斯工业株式会社 阻尼器
CN111433487A (zh) * 2017-12-08 2020-07-17 奥依列斯工业株式会社 阻尼器
JP2019100532A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 オイレス工業株式会社 ダンパ
US11287008B2 (en) 2017-12-08 2022-03-29 Oiles Corporation Damper
CN108006158A (zh) * 2018-01-12 2018-05-08 温州瓯海利尔达五金制品有限公司 一种单向阻尼器
CN108679143A (zh) * 2018-08-01 2018-10-19 东莞禾盈通用零部件有限公司 一种反向小角度有阻力阻尼器
CN109322961A (zh) * 2018-10-15 2019-02-12 厦门博维尔卫浴有限公司 一种阻尼器和使用阻尼器的缓冲装置
CN109322961B (zh) * 2018-10-15 2021-07-23 厦门博维尔卫浴有限公司 一种阻尼器和使用阻尼器的缓冲装置
WO2022107423A1 (ja) 2020-11-19 2022-05-27 オイレス工業株式会社 ロータリダンパ
KR20230104708A (ko) 2020-11-19 2023-07-10 오일레스고교 가부시키가이샤 로터리 댐퍼
WO2022234731A1 (ja) 2021-05-06 2022-11-10 オイレス工業株式会社 ロータリダンパおよびブレーキシステム
KR20240004571A (ko) 2021-05-06 2024-01-11 오일레스고교 가부시키가이샤 로터리 댐퍼 및 브레이크 시스템
WO2023199810A1 (ja) * 2022-04-13 2023-10-19 株式会社ソミックマネージメントホールディングス ロータリーダンパ及びバルブ並びにバルブの摩耗によるロータリーダンパのトルクの低下を防止する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3053156B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07301272A (ja) 流体圧ダンパ
US5497863A (en) Rotary damper
US6840355B2 (en) Rotary damper device
US6725984B2 (en) Rotary damper
US20040045398A1 (en) Damper
JP4582512B2 (ja) 回転ダンパ
CA2397289C (en) Rotary damper
JP2000199536A (ja) 回転ダンパ
CN110382904B (zh) 旋转式阻尼器
US5635655A (en) Apparatus, with oil damper, for opening and closing fall board of musical keyboard instrument
CN109154349B (zh) 旋转式阻尼器
US20140190779A1 (en) Rotational speed reduction device for truck tailgate
US5207620A (en) Autotensioner
JPH0510366A (ja) ダンパー機構
KR20090041348A (ko) 댐퍼
JP3814731B2 (ja) バルブ
WO2017204022A1 (ja) ロータリダンパ
JP2005188636A (ja) ロータリーダンパ
JPH0552228A (ja) 油圧式回転減速装置
US11287008B2 (en) Damper
US10900536B2 (en) Damper
US5630767A (en) Auto-tensioner
JPH08219218A (ja) 流体圧ダンパ
JP4107744B2 (ja) 回転ダンパ
WO2023281554A1 (ja) ロータリーダンパ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees