JPH08219218A - 流体圧ダンパ - Google Patents

流体圧ダンパ

Info

Publication number
JPH08219218A
JPH08219218A JP4364595A JP4364595A JPH08219218A JP H08219218 A JPH08219218 A JP H08219218A JP 4364595 A JP4364595 A JP 4364595A JP 4364595 A JP4364595 A JP 4364595A JP H08219218 A JPH08219218 A JP H08219218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ring
casing
resin
fluid pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4364595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3053161B2 (ja
Inventor
Satoshi Ito
智 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Powdered Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Powdered Metals Co Ltd filed Critical Hitachi Powdered Metals Co Ltd
Priority to JP4364595A priority Critical patent/JP3053161B2/ja
Publication of JPH08219218A publication Critical patent/JPH08219218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053161B2 publication Critical patent/JP3053161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転止め機構を形状および材質的に改良し
て、耐摩耗性や弾性、曲げ、圧縮強さなどをより向上で
き、構造が簡易な流体圧ダンパを実現する。 【構成】 ケーシング1の円筒室14に、回転翼21を
持つ軸2が回転可能に組み込まれ、かつ充填される粘性
流体により軸2の回転が制動される一方、ケーシング1
の内壁側と軸2側とに対応して設けられ、軸2が回転さ
れる過程で互いに係脱可能に係合することにより、軸2
に連結される蓋などの作動体を定位置で回転規制する回
転止め機構7を備えた流体圧ダンパにおいて、回転止め
機構7は、ケーシング1の内壁に装着される樹脂製のロ
ックリング8と、軸2の外周に装着される樹脂製の係合
リング9とで構成し、係脱可能に係合する凹部8aおよ
び凸部9aの一方をロックリング8の内周に、他方を係
合リング9の外周にそれぞれ一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転式の流体圧ダンパ
の内、特に、各種装置の蓋や便座等の作動体を定位置に
回転規制する回転止め機構付きの流体圧ダンパに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の流体圧ダンパは、特開平4−2
82036号等に記載されているように、ケーシングの
筒内壁に隔壁があり、その筒内にあって翼を備えた軸が
回転する構造をなして、筒内に油を満たしておいて翼を
回転すると、翼と隔壁間に油圧が生じると共に、翼と筒
の内壁間及び隔壁と軸間の隙間から油漏れが生じること
で、回転運動に適宜な制動を得るものである。これを用
いることにより、蓋や便座等の作動体は、前記軸を介し
て所定の制動された速度で開閉される。
【0003】また、流体圧ダンパには、例えば、前記作
動体が開状態にあり、この開状態から不用意に倒れて閉
じないようにする回転止め機構を備えたものもある。従
来の回転止め機構は、通常、ケーシングの内壁側と前記
軸側とに対応してコイルバネ及びボールと係止凹部とを
設け、前記軸が回転される過程でコイルばねで付勢され
たボールを係止凹部に係脱可能に係合する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の回転止め機構
は、コイルばねやボールなどを必要として部品点数が多
く、その組み付け構造も複雑になるなどという問題があ
る。そこで、本出願人は、ケーシングの内壁に係止溝を
設け、この係止溝に対し係脱可能に係合する樹脂成形品
である爪部付きのばね部材を前記軸側に装着した回転止
め機構を先に発明した(特願平6一111696号)。
この構造では、ばね部材が樹脂材等で爪部付きとして形
成可能であり、前記軸外周に容易に装着することもでき
ることから、コイルばねを配置する収納凹部等を形成す
る必要がなく、ボールに相当する爪部をばね部材の一部
に同時形成して部品点数を少なくできる。
【0005】なお、この種の装置構成部品は、殆どが樹
脂成形品であり、その樹脂材は安価であることを前提と
し、粘性流体特性、強度的にもそこそこ優れているPB
T樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)が多用され
ている。そこで、先の発明品をPBT樹脂で作成して性
能試験を繰り返し行うと共に、品質向上を更に検討した
ところ摺動特性、特に耐摩耗性や弾性、圧縮強さなどに
ついて更に向上できるが判明し、本発明に至った。
【0006】本発明の目的は、前記先の回転止め機構を
形状及び材質的に更に改良して、耐摩耗性や弾性、圧縮
強さなどをより向上でき、構造が簡易な流体圧ダンパを
提供することにある。他の目的は、以下の内容説明とと
もに明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の要
部である、ケーシング1内にあって隔壁11を突設した
円筒室14に、回転翼21を持つ軸2が回転可能に組み
込まれ、かつ充填される粘性流体により前記軸2の回転
が制動される一方、ケーシング1の内壁側と軸2側とに
対応して設けられ、軸2が回転される過程で互いに係脱
可能に係合することにより、軸2に連結される蓋などの
作動体を定位置で回転規制する回転止め機構7を備えた
流体圧ダンパにおいて、回転止め機構7は、ケーシング
1の内壁に設けられる樹脂製の固定リング8と、軸2の
外周に装着される樹脂製の回転リング9とからなり、係
脱可能に係合する凹部8a及び凸部9aの一方を固定リ
ング8の内周に、他方を回転リング9の外周にそれぞれ
一体に形成することにより、達成される。
【0008】前記構成においは、固定リング8及び回転
リング9は共にポリアミド樹脂で形成されるとことがよ
り好ましい。固定リング8はケーシング1の成形時に一
体に形成することも可能である。凸部9aは凸部真下に
あるリング肉厚の一部を除去した切欠部92を介して弾
縮変形可能に形成されていることがより好ましい。
【0009】以上の本発明において、凹部8a及び凸部
9aは互いに係脱可能に係合するものである。より具体
的な形状としては、凸部9aの場合は実施例に挙げた断
面半円状する以外に、断面扇形であってもよく、要は凹
形状に対し係合し易い形状が好ましい。凹部8aの場合
は係止突壁82と突起83とで区画形成し、特に係止突
起82を断面矩形など変形し難い硬い壁形状にすること
が好ましい。以下、本発明の流体圧ダンパを図に示す実
施例により説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明を適用した流体圧ダンパの縦断
面図、図2は前記流体圧ダンパの横断面図、図3は回転
止め機構の構成部材を示している。なお、図1(a)は
図2のA一A線断面図を示し、図1(b)は図2のB一
B線断面図であり、ホルダー6を省略して示している。
図において、流体圧ダンパは、ケーシング1と、ケーシ
ング1内に配置された回転翼21付きの軸2と、回転翼
21に付設されたシール部材3と、ケーシング1の開口
側に対し取り付けられる蓋5と、ロック用ホルダー6及
び回転止め機構7などを備えている。
【0011】(ダンパ全体構成)ケーシング1はコップ
形をなして、底に対応する部分(図2の左側)には粘性
流体の注入口12が設けられて、内側が軸受部13を兼
ね、外側が雌ねじに形成されて封印用ボルト16が螺着
可能な孔に形成されている。ケーシング1の内壁には2
個の隔壁11が円筒室14に突出している。軸2は、ケ
ーシング1からはみ出す突出部分2a側に軸穴24を持
ち、この軸穴24を利用してダンパ作用を必要とする蓋
等の軸を嵌合する構造である。また、この軸2は、ケー
シング内壁と摺接しシーリング41を周回溝内に配置す
る部分2b、1対の回転翼21を含む部分2c、軸受部
13に軸支される径小部分2dと、部分2aと部分2b
との間にあって回転止め機構7の回転リング9を装着す
る部分2eとを有している。
【0012】回転翼21には、流体通路22が設けられ
ると共に、シール部材3が付設されている。このシール
部材3はゴムなどからなり、図1(a)に示す如く片側
に長片状の弾性弁部31を持つ断面が略7の字形であ
る。また、シール部材3は、流体通路22を解放してい
る側に位置する短片状の係止部32と、回転翼21の先
端面を覆う摺接部33と、摺接部33の内面に設けられ
た突起34とを一体に有しており、回転翼21の先端面
側に対し係止部32を回転翼21の片側上側縁に引っ掛
け、かつ突部34を回転翼21の先端面に設けられた係
止溝に係合すると共に回転翼21の先端面を摺接部33
で覆った状態で装着されて、弾性弁部31が流体通路2
2の一方側開口を開閉可能に覆っている。なお、シール
部材3の装着形態は、特開平6ー111696号の図4
〜図7に示される構造でもよい。
【0013】(回転止め機構構成)前記回転止め機構7
は、ケーシング1の内壁に設けられた樹脂製の固定リン
グ8と、軸部分2eに装着された樹脂製の回転リング9
とで構成されている。この内、固定リング8は、外周に
一対の溝81を有し、ケーシング1の内周取付部に設け
られた対応するキー部14aに溝81を係合し位置決め
した状態で装着されている。固定リング8の内周には凹
部8aが係止突壁82と弾性突起83とで区画形成され
ている。係止突壁82と弾性突起83との突出寸法は略
同じに設定される一方、係止突壁82は溝81の底面側
に位置して幅広に設けられており、弾性突起83に比し
て変形し難くなっている。
【0014】回転リング9は、内周に一対の溝91を有
し、軸部分2eに設けられた対応するキー部25に溝9
1を係合し位置決めした状態で装着される。回転リング
9の外周には凹部8aに係脱可能に係合する弾性凸部9
aが設けられている。弾性凸部9aは、これの真下にあ
ってリング肉厚の一部を除去した断面円弧状の切欠部9
2を介して弾縮変形可能に形成されており、弾性突起8
3に比して変形に富んでいる。ここで、弾性凸部9aの
形状及び突出量は弾性突起83と略同じに設定され、回
転リング9の外径(凸部9aを除く外形)は固定リング
8の最内径(係止突壁82又は弾性突起83を含む内
径)よりも僅かに小さく設定されている。
【0015】なお、このような、凹部8a、弾性凸部9
aは、固定リング8の内周に凸部9aに相当する弾性凸
部及び切欠部92に相当する切欠部を設ける一方、回転
リング9の外周に凹部8aに相当する凹部を設けること
も可能である。
【0016】上記各部材の組立は、まず、シール部材3
が回転翼21に組み付けられると共に、固定リング8及
び回転リング9がケーシング1と軸部分2eとに組み付
けられる。その後、ケーシング1の円筒室14に対し、
回転翼21付きの軸2をシーリング41を介装した状態
で組み入れて、図2に示す如くシーリング42,43を
介装した蓋5をケーシング1に当てがった状態で、蓋5
側を覆うようホルダー6が組み付けられる。また、注入
口12から粘性流体を充填し、注入口12をボルト16
で塞ぐことにより完成される。
【0017】(ダンパ作用)以上の流体圧ダンパは、ダ
ンパ作用時を示す図1(a)の如く、軸2が矢印方向に
回転される過程において、流体通路22がシール部材3
の弾性弁部31により常に閉じられる。この結果、粘性
流体は隔壁11と軸2との間のはめ合隙間Xを通じて専
ら移動し、それに比例した強さの制動力で作動する。ま
た、軸2が逆回転される過程においては、粘性流体は流
体通路22内に入り込んで弾性弁部31を図1(a)の
想像線で示す如く開方向へ押圧して、流体通路22を解
放する。この結果、粘性流体ははめ合隙間Xに加えて、
流体通路22を通じて移動可能となり、それに比例した
弱い制動力で作動する。
【0018】そして、シール部材3は、回転翼21の先
端面部に固定されているので、ケーシング1の内壁に対
しシール部材3の当接する摺接部33外面のみが摩耗す
るだけである。このため、品質管理としては摺接部33
の厚さ管理及びその外面の摩耗を考慮するだけでよく、
精度面で緩和される。弾性弁部31は、流体通路22か
らの流体圧が加わったときだけ揺動変形し、流体通路2
2を解放する一方向弁の作用をする。またシール部材3
の形状は断面が略7の字であることから、回転翼21に
対する装着の向きを変えれば制動力を得る回転方向を変
更できる。
【0019】(回転止め作用)また、以上の回転止め機
構7は、軸2が所定角だけ回転することにより、回転リ
ング9の凸部9aが切欠部92の存在により弾縮変形し
固定リング8の弾性突起83を乗り越えて凹部8aと係
脱可能に係合したとき、その係合力が軸2に加わる回転
モーメントの抵抗として作用し、軸2の回り止めとな
る。つまり、この回転止め機構7は、軸2と一体に回転
する回転リング9の凸部9aをケーシング1側の凹部8
aに係合させて回り止めをし、凸部9aと凹部8aとの
係合力に抗して軸2を強く回転することにより弾性的に
係合解除し回転止めを解除する。このような軸2の回転
止め機構7は、例えば、軸穴24に軸を介して連結され
る弁座等の蓋(作動体)が開状態にあり、この開状態か
ら不用意に倒れて閉じないようにしたいときに用いられ
る。
【0020】この構成では、ケーシング1側に凹部8a
付き固定リング8を固定して設ける一方、凸部9a付き
回転リング9を軸2に装着し一体に回転するように構成
しているので、コイルばねで付勢するボールを凹部に係
合するような従来の回転止め機構に対して、コイルばね
を収納する部分等を形成する必要がなく、ボールに相当
する凸部9aを回転リング9と一体に成形して部品点数
を少なくでき、樹脂品であることから錆などの問題もな
く、しかも薄肉に形成できることからスペース的にも小
さくコンパクト化に優れている。また、特開平6ー11
1696号の構造に対し形状的に作成がより簡易であ
り、凸部9aがリング肉厚の一部を除去した切欠部92
を介して弾縮変形されることから弾性特性の低下が少な
く、凸部9aと凹部8aとの弾性的な係合がより安定か
つ確実に得られなどの利点がある。
【0021】なお、回転止め機構7の必要特性は、弾性
凸部9aについて滑り特性、耐摩耗性などが考えられ
る。また弾縮変形の構造に起因する弾性疲労強度ないし
は耐久性、圧縮強さ等が考えられ、この点では固定リン
グ8の凹部8aに対する回転リング9の弾性係脱構造に
関し、本願発明の如く回転リング9の外周に凸部9aを
設け、これの真下にリング肉厚の一部を除去した切欠部
92を設けるようにすると、回転リング9の外周にあっ
てアーム状の先端に凸部や爪を形成するものに対し、特
に、弾性疲労が発生し難く耐久性に優れていることが確
認された。
【0022】(材質試験)そして、本発明は、以上の回
転止め機構について、固定リング8及び回転リング9を
各種樹脂材によりぞれぞれ作成すると共に、それらをダ
ンパに組み込んだものについて摩擦・摩耗特性を検討し
た結果、材質により以下のような懸著な性能差が認めら
れた。次に、その代表的な構成を挙げて説明する。
【0023】固定リング8及び回転リング9の樹脂材だ
けを変え、他は同一条件に作成されたダンパについて、
次表1のような組合せで試験した。
【表1】 表1において、 PAはポリアミド樹脂(ナイロン6,
ナイロン66どちらでも同様であった。)を、POMは
ポリオキシメチレン(ポリアセタール)樹脂を、PBT
はポリブチレンテレフタレート樹脂を示している。な
お、材質選定に際しては、例えば、PBT樹脂はPOM
樹脂と愛称がよいといわれていることからその組合せを
設定し、PA樹脂は疲労特性がよいことからその組合せ
及び他との組合せを設定するなど考慮した。また、PO
M樹脂同士の組合せは一般に摩擦愛称が悪いといわれて
いるので除外した。
【0024】試験は、試料1〜4を組み込んだダンパに
より、作動体の開閉を1回とし500回、1000回、
1万回、2万回、3万回、4万回作動した各状態で評価
した。この評価の代表的なものを表1の右側に示し、ま
た作動サイクル(回)とロックトルク(Kgf−cm)
を図4にプロットした。表1に示す如く、試料1のもの
は5万回の時点で固定リング8の変形が多少認められた
ものの、ロックトルクの低下が少なく高い水準を維持で
きることが分かった。これに対し、試料2,3のものは
3万回の時点で試料2では固定リング8及び回転リング
9が、試料3では固定リング8が摩耗し、曲げ疲労によ
る変色が懸著であった。試料4のものは初期トルクが8
Kgf−cm 程度であったが、500回〜1000回の
時点で特に回転リング9の方が破壊されていた。以上の
ように、固定リング8及び回転リング9は共にPA樹脂
を用いることにより、これ以外の樹脂材質及びPA樹脂
と他の樹脂材質との組合せのものに対し、飛躍的に品質
向上できることが判明した。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る流体
圧ダンパは、回転止め機構を部品点数的及び設置スペー
ス的に最小限で採用でき、しかもコンパクト化や組立性
に優れると共に性能に優れたものを安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る流体圧ダンパの要部を
示す縦断面図である。
【図2】前記流体圧ダンパの横断面図である。
【図3】前記流体圧ダンパに設けられた回転止め機構の
構成部材を示す図である。
【図4】試料1〜3の性能試験結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 軸 5 蓋 7 回転止め機構 8 固定リング 8a 凹部 9 回転リング 9a 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内にあって隔壁を突設した円
    筒室に、回転翼を持つ軸が回転可能に組み込まれ、かつ
    充填される粘性流体により前記軸の回転が制動される一
    方、前記ケーシングの内壁側と前記軸側とに対応して設
    けられ、前記軸が回転される過程で互いに係脱可能に係
    合することにより、前記軸に連結される蓋などの作動体
    を定位置で回転規制する回転止め機構を備えた流体圧ダ
    ンパにおいて、 前記回転止め機構は、前記ケーシングの内壁に設けられ
    る樹脂製の固定リングと、前記軸の外周に装着される樹
    脂製の回転リングとからなり、係脱可能に係合する凹部
    及び凸部の一方を前記固定リングの内周に、他方を前記
    回転リングの外周にそれぞれ一体に形成したことを特徴
    とする流体圧ダンパ。
  2. 【請求項2】 前記固定リング及び前記回転リングが、
    共にポリアミド樹脂で形成されている請求項1に記載の
    流体圧ダンパ。
  3. 【請求項3】 前記固定リングが、前記ケーシングの成
    形時に一体に形成されている請求項1又は2に記載の流
    体圧ダンパ。
  4. 【請求項4】 前記凸部が、凸部真下にあるリング肉厚
    の一部を除去した切欠部を介して弾縮変形可能に形成さ
    れている請求項1に記載の流体圧ダンパ。
JP4364595A 1995-02-09 1995-02-09 流体圧ダンパ Expired - Fee Related JP3053161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4364595A JP3053161B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 流体圧ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4364595A JP3053161B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 流体圧ダンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08219218A true JPH08219218A (ja) 1996-08-27
JP3053161B2 JP3053161B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=12669609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4364595A Expired - Fee Related JP3053161B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 流体圧ダンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053161B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030037078A (ko) * 2001-11-02 2003-05-12 조승호 도어 힌지 유니트
KR100580328B1 (ko) * 2003-12-18 2006-05-22 주식회사 디엠티 비데기의 변좌 스톱퍼 구조
CN103485641A (zh) * 2013-10-15 2014-01-01 金烈水 双叶阻尼器
KR101347717B1 (ko) * 2012-09-11 2014-01-10 풍원공업 주식회사 도어 힌지
JP2014066261A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Nidec Sankyo Corp ダンパー装置
CN113069029A (zh) * 2021-05-06 2021-07-06 宁波瑞联维保轨道交通设备有限公司 止动构件、便器盖、便器座用止动组件及一种移动车辆马桶用便器盖、便器座套件

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030037078A (ko) * 2001-11-02 2003-05-12 조승호 도어 힌지 유니트
KR100580328B1 (ko) * 2003-12-18 2006-05-22 주식회사 디엠티 비데기의 변좌 스톱퍼 구조
KR101347717B1 (ko) * 2012-09-11 2014-01-10 풍원공업 주식회사 도어 힌지
JP2014066261A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Nidec Sankyo Corp ダンパー装置
CN103485641A (zh) * 2013-10-15 2014-01-01 金烈水 双叶阻尼器
CN113069029A (zh) * 2021-05-06 2021-07-06 宁波瑞联维保轨道交通设备有限公司 止动构件、便器盖、便器座用止动组件及一种移动车辆马桶用便器盖、便器座套件

Also Published As

Publication number Publication date
JP3053161B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497863A (en) Rotary damper
JP3053156B2 (ja) 流体圧ダンパ
US6840355B2 (en) Rotary damper device
US5887930A (en) Device for damping the movement of a movably supported structural part, in particular of a flap in an automotive vehicle of the like
JP4573190B2 (ja) 回転ダンパ
US5605208A (en) Rotary damper
US4574423A (en) Rotary damper having a clutch spring and viscous fluid
JP4509585B2 (ja) ダンパ及びこのダンパを備えたドアハンドル
US6095922A (en) Rotation damper
KR19980024257A (ko) 교축 밸브 제어 장치
JP5760812B2 (ja) トラックのテールゲート用の回転減速装置
JPH08219218A (ja) 流体圧ダンパ
EP2202425A1 (en) Damper
KR20050018613A (ko) 댐퍼
JP3342228B2 (ja) 回転ダンパー
JP2001280441A (ja) 動力伝達機構
EP0926382B1 (en) Rotary Damper
KR100646956B1 (ko) 댐퍼장치
JP2002177136A (ja) 炊飯器の蓋ヒンジ構造
JP2003021183A (ja) 回転型オイルダンパー
JP5200431B2 (ja) 便座の自立保持機構
JP2992922B2 (ja) ダンパー機構
US20240218913A1 (en) Rotary Damper and Production Method Therefor
JP4107744B2 (ja) 回転ダンパ
JP3373749B2 (ja) 自立保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees