JP3373749B2 - 自立保持装置 - Google Patents

自立保持装置

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JP3373749B2
JP3373749B2 JP04592197A JP4592197A JP3373749B2 JP 3373749 B2 JP3373749 B2 JP 3373749B2 JP 04592197 A JP04592197 A JP 04592197A JP 4592197 A JP4592197 A JP 4592197A JP 3373749 B2 JP3373749 B2 JP 3373749B2
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勝彦 林
新吉 矢島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器の便座や便
蓋、あるいは開閉蓋等の回動体を倒れないように起立状
態に保持する自立保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器の便座や便蓋、あるいは開閉蓋等の
回動体を倒れないように起立した状態に自立保持する自
立保持装置は既に知られている。例えば、特開平8−1
82635号公報に記載の自立保持装置では、ダンパ装
置につながる回動軸と、回動軸の外周側に配置した筒状
の外枠とに、それぞれ第1ニードルと第2ニードルを設
けている。第1ニードルは回動軸に設けた凹溝に嵌入さ
れ、第2ニードルは外枠に設けたスリットに遊嵌されて
いる。外枠の外側には、C字状に形成されて内方向に弾
性を有するバネ部材が同外枠を包囲するように装着され
ていて、第2ニードルを回動軸に向かって付勢してい
る。この自立保持装置では、回動体に開方向や閉方向へ
の回転トルクが与えられて回動軸がその方向にそれぞれ
回転すると、その途中で第1ニードルと第2ニードルと
が係合し、その回転を一時的に規制して起立状態に保持
し、バネ部材の付勢力よりも大きな回転トルクが与えら
れると、第1ニードルが第2ニードルを押し上げて通過
し移動方向に回転させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−18263
5号公報に記載の自立保持装置では、第2ニードルがス
リットに遊嵌されているため、ガタが大きく第1ニード
ルとの係合時にブレてスリットと第2ニードルとの間で
当接音が発生したり、第1ニードルとの係合がなくなる
と、C字状のバネ部材の付勢力により回動軸側に勢い良
く戻されて回動軸と衝突し衝突音の発生が懸念される。
バネ部材をC字状に形成するのは加工に手間がかかる
上、寸法精度が確保しにくく第2ニードルに対する付勢
力が不安定となって自立保持力のバラツキが大きい。外
枠へのバネ部材の装着時にバネ部材の開放側を広げて嵌
め込むので、装着作業がやりにくい。バネ部材が内方向
に撓む弾性を有するので、第1ニードルが第2ニードル
を乗り越えるときに開放側が外側に押し開かれ、湾曲し
た内周面に引張応力が作用して繰り返し使用による疲労
破壊が生じ易い。本発明は、静粛性、耐久性に優れる共
に、安定した自立保持力を得られ加工性や作業性も良い
自立保持装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、回動体と一
体回動する回動軸に設けた第1係合部に回動軸の回動途
中で係脱する第2係合部を、回動軸を包囲するように設
けられた保持壁に軸方向に延出形成した保持部で両側か
ら保持すると共に、第2係合部を回動軸に向かって付勢
する付勢手段を、両端に戻り方向への復元力が残り、か
つ中央部の第1係合部または第2係合部に復元力の働く
方向とは反対の面を当接するように回動軸を支持するケ
ースに設けている。第1係合部と第2係合部とが係合す
ると、板状のバネ部材の中央部が復元力に抗して押され
て曲率半径の小さくなる方向に蓄勢されるため、その内
周面に圧縮応力が作用しバネ部材の耐久性が良くなる。
付勢手段を板状のバネ部材で構成すると加工性が良く寸
法も出し易い。第2係合部が、保持壁に設けた保持部に
よって両側から保持されているので、第1係合部との係
合時に第1係合部の移動方向にブレることがない。付勢
手段は、第1係合部と第2係合部との係脱に係わらず、
その両端の外側端面を回転軸を支持するケースの内側に
向かって膨設された押圧部によって付勢状態に押圧され
て、バネ部材の両端に戻り方向への復元力が残り、かつ
中央部の第1係合部または第2係合部に復元力の働く方
向とは反対の面を当接するようにケースに設けられたバ
ネ収納部に湾曲して収納される。
【0005】本発明では、回動体と一体回動する回動軸
に設けた第1係合部と回動軸の回動途中で係脱する第2
係合部を、第1係合部の移動軌道側に向かって付勢する
付勢手段に一体形成するので、第2係合部が第1係合部
との係合時に第1係合部の移動方向にブレなくなる。
【0006】第2係合部を第1係合部よりも外側に設
け、保持部の幅を狭める方向に保持壁を付勢するように
付勢手段を設けると、第2係合部が第1係合部により押
し上げられて板状のバネ部材の中央部が復元力に抗して
押されて曲率半径の小さくなる方向に蓄勢されるため、
その内周面に圧縮応力が作用しバネ部材の耐久性が良く
なる。第1係合部が第2係合部を通過し両者の係合が解
除されると、抑えていた中央部が内側に向かって弾性復
帰するので、バネ部材の弾性復帰が進むにつれて回動軸
に向かって戻る第2係合部を保持する力が増し、回動軸
に向かう第2係合部の勢いが抑えられる。
【0007】バネ部材の付勢力を調整する調整機構を設
けると、第1係合部と第2係合部との係合解除力、すな
わち、回動軸と一体回動する回動体に対する自力保持力
を任意に調整することができるようになる。
【0008】便器の便座または便蓋に適用する場合、便
器に固定されるケースに設けた内孔に摺動可能に回動軸
を支軸し、この回動軸に便座または便蓋を連結すると共
に、第1係合部を回動軸の外周からケースの内孔側へ突
出して設け、このケースに、内孔よりも回動軸側に突出
すると共に回動軸の回動途中で第1係合部によって退く
第2係合部を進退自在に保持する保持部と、第2係合部
を回動軸側へ付勢する板状のバネ部材の、第2係合部を
付勢する面とは逆側の面を付勢状態に押圧する押圧部と
を設けて自立保持装置を構成しても良い。
【0009】板状のバネ部材からなる付勢手段をケース
に一対で設けると、所定の付勢力を得ようとする場合に
1つのバネ部材が受け持つ付勢力を低く設定でき、バネ
部材の板厚を薄くでき、加工性やケースへの装着性が良
くなる。
【0010】板状のバネ部材や第2係合部を回動軸を挟
んでそれぞれ対称的に設けると、付勢手段の押圧力が第
2係合部を介して回動軸にバランス良く伝えられ、回動
軸の回動中心が安定する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかる自立保持装置は、
図1に示す便器1の回動体となる便座2に適用される。
便座2は、便器1に固定される樹脂製のケース3に軸支
された回動軸4にヒンジ部2aを介して固定され、便器
1に対して開閉自在となっている。便座2は、図1に実
線で示す全開位置から2点鎖線で示す全閉位置までの間
で開閉され、その開閉角度θを110°前後に設定され
ている。便座2の回動位置は、符号Eで示す便座2の中
心線で以下示す。図中矢印Oは開方向を示し、矢印Cは
閉方向を示す。自立保持装置は、便座2と、回動軸4と
同一軸中心となるように設けられた入力軸6に支持され
た便蓋5の閉方向への回転時に、その回転速度を緩衝す
る図2、図3に示すダンパ装置7と一体的に設けられて
いる。
【0012】ダンパ装置7は、便座用ダンパ部8と便蓋
用ダンパ部9の2つユニットから構成されている。便座
用ダンパ部8と便蓋用ダンパ部9とは、それぞれケース
8A,9A内に設けた油室8B,9B内に粘性流体とな
るオイルを収容している。ケース9A内には、一方弁1
0を設けたロータ11が回転自在に設けられている。ケ
ース9Bは、蓋9Cによって密閉されている。
【0013】ケース8Bには、回転軸4が挿入されてい
る。回動軸4は、中空軸であって便座用ダンパ部8のロ
ータを構成し、その外周の一部を突設して一方弁12を
形成しており、ケース8Aに回動自在に支持されてい
る。回動軸4の中空部には、入力軸6が挿通されてい
る。入力軸6の一端6aはロータ11に連結され、他端
6bは回動軸4から突出して図1に示す便蓋5のヒンジ
部5aに固定されている。一方弁10,12は、便座2
と弁蓋5がそれぞれ全開位置から各角度90°よりやや
閉方向に置かれる起立位置までは流動抵抗が少なく、起
立位置から閉方向Cに回動するときに閉弁され、開方向
Oに回動するときに開弁される周知の構成となってい
る。ケース8Aは、一方を蓋8Cで塞がれ他方を回動軸
4によって密閉されている。ロータ11と回動軸4に
は、それぞれ符号13で示す複数のシールリングが介装
されている。符号14は、蓋8C,9Cをケース8A,
9Aに固定するネジをそれぞれ示す。
【0014】自立保持装置のケース3は、回動軸4を挿
通させる孔3Bが形成された端面3Cを外側にしてケー
ス8Aの端面8Dに、端面3C側に設けたナット15A
に各ケース8A,9Aを挿通するボルト15Bを締め込
んでダンパ装置7と一体化されている。
【0015】自立保持装置は、上述したケース3と、図
4に示すように、回動軸4に設けた第1係合部となる第
1ニードル16,17、第1ニードル16,17と係脱
する第2係合部となる第2ニードル18,19、ケース
3の内部に回動軸4を包囲するように設けられた環状の
内孔となる保持壁20と、この保持壁20の軸方向に向
かって延出形成され第2ニードル18,19をそれぞれ
保持する保持部となるスリット21,22、及びスリッ
ト21,22の幅を狭める方向に保持壁20を付勢する
付勢手段としての板状のバネ部材23,24を備えてい
る。
【0016】第1ニードル16,17は、金属製で円柱
状を成し、回動軸4の外周面に軸方向に延出形成した半
円柱状の凹溝25,26内に略半分圧入されており、回
動軸4の外周面から保持壁20側へ突出している。凹溝
25,26は、回動軸4上の対向する部位に設けられて
いて、第1ニードル16,17を点対称に配置してい
る。
【0017】保持壁20は、回動軸4の外側に位置する
ように孔3Bの円周方向に配置され、回動軸4の外周面
との間に外周面から突出する第1ニードル16,17の
突出部を収納する空間Sを持つようにケース3に一体成
型されている。ケース3の内周面3Aと保持壁20との
間には、バネ部材23,24を湾曲させて挿入する湾曲
したバネ収納部27,28が形成されている。
【0018】スリット21,22は、互いに対向するよ
うに保持壁20に配置され、かつ保持壁20の軸方向
(高さ方向)に向かって第2ニードル18,19の軸方
向の長さと略同寸法に延出形成されている。スリット2
1,22は、円周方向に開口していてバネ収納部27,
28と空間Sとを連通している。スリット21,22
は、図5に示すように、バネ部材23,24の付勢を受
けない状態時に、外径開口部21a,22aが内径開口
部21b,22bよりも広くなるように設けられてい
る。内径開口部21b,22bの幅W1は、バネ部材2
3,24の付勢を受けない状態時に第2ニードル18,
19が空間S側に約半分位突出する幅に設定されてい
る。外径開口部21a,22aの幅W2は、第2ニード
ル18,19の直径より幾分大きく設定され、バネ収納
部27,28側から第2ニードル18,19をスリット
21,22内に落とし込めるようになっている。スリッ
ト21,22は、バネ部材23,24の付勢を受けない
状態時でも第2ニードル18,19を両側から保持し、
第2ニードル18,19を第1ニードル16,17と係
合可能な位置に保持している。第2ニードル18,19
は、スリット21,22にそれぞれ軽圧入されて第1ニ
ードル16,17よりも外側に配置されており、第1ニ
ードル16,17と係合するとバネ収納部27,2側に
退くようになっている。
【0019】第1ニードル16,17と第2ニードル1
8,19は、回動軸4とスリット21,22に装着され
た状態において、それぞれ保持壁20の内周面20aと
回動軸4の外周面に軽接触しており、回動軸4の回動中
心がズレないようになっている。
【0020】バネ部材23,24は、バネ収納部27,
28の湾曲率よりも緩い弓状に湾曲形成されている。バ
ネ部材23,24としては、湾曲させない板状のバネ部
材を用いても無論構わないが、バネ収納部27,28へ
の装着性を考慮すると本形態の如く弓状に湾曲してある
方が好ましい。
【0021】バネ部材23,24は、その両端23a,
23b及び24a,24bに戻り方向への復元力が残
り、かつ中央部23c,24cの第2係合部18,19
と保持壁20に復元力の働く方向とは反対の面となる内
周面23f,24fをそれぞれ当接するように、バネ収
納部27,28に湾曲して収納されている。このように
収納されたバネ部材23,24は、保持壁20を図5に
2点鎖線で示すように内側に撓ませており、第2ニード
ル18,19を回動軸4側へ付勢すると共に、スリット
21,22の幅W1,W2を縮め、スリット21,22
に第2ニードル18,19を回動軸4の回動方向に移動
しないように強固に挟持させている。つまり、スリット
21,22は、第2係合部18,19を回動軸4の回動
に対しては両側から規制すると共に、第2バネ収納部2
7,28に向かっては進退可能に保持している。
【0022】バネ収納部27,28に臨むケース3の内
周面3Aには、バネ部材23の両端23a,23bの外
側端面23c,23dと、バネ部材24の両端24a,
24bの外側端面24c,24dとを付勢状態に押圧す
る押圧部となる円弧状の凸部29A,29Bと円弧状の
凸部30A,30Bとがそれぞれケース3の内側に向か
って膨設されている。つまり、バネ部材23,24の、
第2ニードル18,19を付勢する内周面と逆側の外周
面の端部面23c,23d,24c,24dは、凸部2
9A,29B及び凸部30A,30Bによって、それぞ
れケース3の内側に向かって付勢された状態に保持され
ている。
【0023】第1ニードル16,17と第2ニード1
8,19の位置関係は、便座2が全開位置にある時には
第1ニードル16,17が第2ニードル18,19より
も開方向側に位置し、便座2が自重で閉方向に向かって
倒れる角度になった時には第1ニードル16,17が第
2ニードル18,19よりも閉方向側に位置するように
配置されてケース3内に組み込まれている。バネ収納部
27,28及びスリット20,21には、グリスが塗布
されている。
【0024】このような構成の自立保持装置の動作を説
明する。図1に示す全開位置から矢印C方向に向かう回
転トルクが便蓋2に与えられると、回動軸4が同方向に
回動し、図4に示すように2点鎖線で示す初期位置に置
かれた第1ニードル16,17が保持壁20の内周面2
0aに沿って移動して実線で示すように第2ニードル1
8,19の左側に当接し、便座2が起立状態に保持され
る。回転トルクがバネ部材23,24の付勢力よりも大
きいと、図6に示すように第1ニードル16,17が第
2ニードル18,19を押し上げ、同第2ニードルが外
側に向かって僅かに退く。この時、第2ニードル18,
19は、スリット21,22に軽圧入されているので、
第1ニードル16,17に押されても第1ニードル1
6,17の回転方向(左右)にブレることがない。
【0025】第2ニードル18,19が押し上げられる
と、保持壁20に摺接していたバネ部材23,24の中
央部24c,24cがスリット21,22から退いた第
2ニードル18,19で外側に押され保持壁20から離
れバネ部材23,24の曲率半径の小さくなる方向に蓄
勢される。第1ニードル16,17は、バネ部材23,
24に圧縮応力を与えながら第2ニードル18,19の
下部を通過する。
【0026】第1ニードル16,17が、図7に示すよ
うに第2ニードル18,19を通過すると、スリット2
1,22から退いた第2ニードル18,19がバネ部材
23,24の付勢力により回動軸4に向かって移動す
る。この時、保持壁20にもバネ部材23,24の付勢
力が与えられるので、スリット21,22の両側の保持
壁20が回動軸4側に向かって弾性変形して撓み、スリ
ット21,22の幅W1,W2が狭くなり、第2ニード
ル18,19が両側から強固に挟持されスリット21,
22内に強く保持される。従って、第2ニードル18,
19が回動軸4に向かってバネ部材23,24の付勢力
で弾性的に移動しても、その移動途中でスリット21,
22により強く挟持されるため勢い良く回動軸4の外周
面に衝突することがなくなり、衝突音が発生が極めて少
なくなる。
【0027】保持壁20には、バネ部材23,24の付
勢力がスリット21,22の幅W1,W2を狭めるよう
に与えられているので、スリット21,22の内壁とな
る保持壁20の端面が摩耗してスリット21,22の幅
が広くなっても自動的に幅が狭められ、第2ニードル1
8,19の保持状態を長期に渡って安定保持することが
できる。この結果、自立保持装置の耐久性が向上すると
共に、第2ニードル18,19と回動軸4との衝突音や
第2ニードル18,19のブレにより発生する騒音を長
期に渡って防止できる。
【0028】第1ニードル16,17と第2ニードル1
8,19との係脱によりバネ部材23,24の曲率が変
化する時、バネ部材23の両端23a,23bは凸部2
9A,29B上を、バネ部材24の両端24a,24b
は凸部29A,29B上をそれぞれ摺動するが、各凸部
が円弧状に形成されているため、各バネ部材の両端の摺
動がスムーズに行われる。バネ部材23,24は、弓型
あるいは板状であるので加工性が良く、寸法も正確に出
せて安定した付勢力が得られる。また、バネ収納部2
7,28に収納するときに、従来のC字状に形成したバ
ネ部材のように両端を広げて装着しなくて済むため作業
性も良い。バネ部材23,24が、ケース3内のバネ収
納部27,28に収納されるので、塗布したグリスに埃
などが付着することがないと共に、グリス自体がケース
3外の構成物に付着しなくなる。グリスが塗布されるこ
とで、第1ニードル16,17と第2ニードル18,1
9との当接音や、第2ニードル18,19との摺接によ
るストット21,22の摩耗を低減することができる。
【0029】第2ニードル18,19やバネ部材23,
24は、回動軸4を挟んで点対称に配置されているの
で、第2ニードル18,19が回動軸4にバランス良く
押圧され、回動軸4や保持壁20の偏摩耗を防止でき
る。バネ部材23,24を2つ用いて自立保持力を設定
しているので、1枚のバネ部材で自立保持力を設定する
場合よりもバネ部材の厚さを薄くできる。このことは、
バネ部材23,24の加工性やバネ収納部27,28へ
の装着時に撓ませ易く作業性が良くなる。
【0030】第1ニードル16,17が第2ニードル1
8,19の下を通過すると、便座2はその自重により閉
方向に回動し、便座用ダンパ部8によって適度な調速を
受けながら閉位置に向かって回動し、図8に示すように
第1ニードル16,17が第2ニードル18,19から
徐々に離れる。そして、便座2が便器1と接触すること
でね便座2の回動が停止し全閉位置をとる。
【0031】便座2を全閉位置から開方向に向かって回
転させると、回動軸4が図8に示す位置から反時計回り
に回転し、第1ニードル16,17が保持壁20の内周
面20aに沿って移動し、図7に示すように第2ニード
ル18,19に閉方向側から当接する。開方向への回転
トルクがバネ部材23,24の付勢力よりも大きいと、
図6に示すように第1ニードル16,17がバネ部材2
3,24の付勢力に抗して第2ニードル18,19を押
し上げて回転する。更に便座2を回転させると、図4に
示すように第1ニードル16,17が第2ニードル1
8,19を通過し、押し上げられていた第2ニードル1
8,19がバネ部材23,24の付勢力により回動軸4
に向かって移動する。この結果、第1ニードル16,1
7は第2ニードル18,19によって閉方向への移動を
妨げられ、便座2が起立状態に保持される。
【0032】第1ニードル16,17が第2ニードル1
8,19の下部を通過するときには、バネ部材23,2
4の付勢力によりクリック感(抵抗感)があるので、こ
のクリック感を感じるまで便座2を開方向に回転移動さ
せることで、便座2を確実に自立保持位置まで回動させ
ることができる。
【0033】図9に示すように、バネ部材23,24の
付勢力を調整する調整機構31をケース3に設けても良
い。調整機構31は、ケース3に設けたねじ孔32と、
ねじ33から構成されている。ねじ孔32は、ケース3
の外周面からバネ収納部28まで貫通して形成されてお
り、ねじ33の先端33aがバネ部材24の端部24a
と当接するようになっている。
【0034】このような調整機構31では、ねじ33を
締め込めとバネ部材24の端部24aが内側に押される
ためバネ部材24の付勢力が大きくなり、巻戻すと付勢
力が弱められる。従って、第1ニードル16,17と第
2ニードル18,19との係合解除力、すなわち、回動
軸4に設けた便座2に対する自立保持力を任意に調整す
ることができる。
【0035】調整機構31が装着されていると、長期間
の使用によりバネ部材23,24の付勢力が低下した場
合に、ねじ33を締め込むことで付勢力を増やせるの
で、自立保持装置の耐久性を向上できる。また、便座2
の種類が変化してその重量が変化した場合でも、ねじ3
3によりバネ部材24の付勢力を便座2の重量に合わせ
て設定できるので、種々の便座2に適用することが可能
となり、自立保持装置を便座2の種類ごとに設けなくて
済むのでコスト低減を図れる。また、バネ部材24の付
勢力を調整できるので、バネ部材24に最初から強いバ
ネ力の材質を用いなくても良く、バネ部材24を薄くで
きる。このことは、バネ部材24の加工性が良くなると
共に、バネ収納部28への装着作業も容易に行えるよう
になり、作業性の向上を図れる。また、ねじ33とねじ
孔32という簡素な構成であるので、部品点数も少なく
低コストでバネ部材24の付勢力を調整できる。
【0036】図9では調整機構31をバネ部材24側に
設けて、バネ部材24の付勢力を調整可能としている
が、バネ部材23側にも同様の調整機構31を設けるこ
とでバネ部材23,24の付勢力を調整できるようにな
る。このようにバネ部材23,24の双方の付勢力を調
整できると、第2ニードル18,19を介して回動軸4
にかかる押圧力をバランス良く調整できるので、回動軸
4や保持壁20の内周面20aの偏摩耗を低減できる。
【0037】上述した自立保持装置では、第2係合部と
して円柱状の第2ニードル18,19を用いたが、これ
に限定されるものではない。図10は、第2係合部を別
な形態とした自立保持装置を示す。この自立保持装置で
は、ケース3のバネ収納部27,28に収納されるバネ
部材40,41に第2係合部と成る突起部42,43を
一体形成して設けている。突起部42,43は、板状の
バネ部材40,41の中央部を回動軸4に向かってV字
状を成し、回動軸4の外周面にその先端が摺接するよう
になっている。
【0038】バネ収納部27,28の両端には、バネ部
材40の端部40a,40bとバネ部材41の端部41
a,41bをそれぞれ押圧して内側に向かって湾曲させ
る押圧部となる円弧状の凸部45A,45B,46A,
46Bが設けられている。バネ部材40,41は、バネ
収納部27,28に装着されることで、突起部42,4
3を保持壁20に点対称に形成し、間隔Sとバネ収納部
27,28とを連通する溝部47,48から回動軸4に
設けた第1ニードル16,17の移動軌道側に向かって
付勢されている。溝部47,48は突起部42,43と
干渉しないように十分な幅を持っている。
【0039】バネ部材40の端面40c,40dとバネ
部材41の端面40c,41dとは、バネ収納部27の
端面27a,27bとバネ収納部28の端面28a,2
8bとに、それぞれ第1ニードル16,17と突起部4
2,43とが接触しない状態の時に当接しており、突起
部42,43の位置決めをしている。この形態において
も、バネ収納部28,29と溝部47,48には、グリ
スが塗布させている。
【0040】図10に示す第1ニードル16,17は、
回動軸4に装着される便座2が全閉位置にあるときの状
態を示す。この状態から便座2を矢印Oで示す開方向に
向かって回動させると、回動軸4が反時計回りに回動
し、第1ニードル16,17が保持壁20の内周面20
aに沿って移動し、突起部42,43に閉方向側から当
接する。この時、突起部42,43は溝部47,48に
対しては隙間を持って配置されているが、バネ部材4
0,41の両端がバネ収納部の端面27a,27abと
端面28a,28bとにそれぞれ当接されているので、
その位置が不用意にブレない。
【0041】開方向への回動トルクがバネ部材40,4
1の付勢力よりも大きいと、図10に2点鎖線で示すよ
うに第1ニードル16,17がバネ部材40,41の付
勢力に抗して突起部42,43を押し上げて回動する。
更に便座2を回動させると、第1ニードル16,17が
突起部42,43を通過し、第1ニードル16,17で
押し上げられていた突起部42,43がバネ部材40,
41の付勢力により回動軸4に向かって復帰する。この
結果、第1ニードル16,17は突起部42,43によ
って閉方向への移動を妨げられ、便座2が起立状態に保
持される。
【0042】このように第2係合部となる突起部42,
43をバネ部材40,41に一体形成すると、部品点数
が低減すると共に、第1ニードル16,17との係合時
に突起部42,43がブレなくなって騒音の低減を図る
ことができる。図10に示す第2係合部となる突起部4
2,43がバネ部材40,41に一体形成された自立保
持装置に、図9に示す調整機構31を装置しても良い。
【0043】発明の実施の形態の中では、回動体として
便座2を用いて説明したが、便座2に替えて便蓋5やそ
の他の開閉蓋を回動体として適用しても良い。第1及び
第2係合部としては、第1ニードル16,17や第2ニ
ードル18,19に替えて球体を用いても構わない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、第2係合部が、保持壁
に設けた保持部によって両側から保持されているので、
第1係合部との係合時にブレることがなくなり、雑音の
発生が極めて少なくなって静粛性が向上する。第1係合
部と第2係合部とが係合時に、付勢手段の中央部が復元
力に抗して押されて曲率半径の小さくなる方向に蓄勢さ
れるため、その内周面に圧縮応力が作用しバネ部材の耐
久性が良くなる。付勢手段を板状のバネ部材で構成して
いるので、加工性が良く寸法を正確に出せて付勢力のバ
ラツキが抑えられ安定した自立保持力が得られると共
に、付勢手段の装着性が良くなる。
【0045】本発明によれば、第2係合部が第1係合部
との係合時にブレなくなるので、静粛性が向上する。
【0046】本発明によれば、第1係合部が第2係合部
上を移動すると、第2係合部によりバネ部材の中央部が
外側に向かって持ち上げられるので、バネ部材の内周面
に圧縮応力が作用してバネ部材の耐久性が良くなる。ま
た、バネ部材の弾性復帰により保持部の幅が狭められる
ことで、保持部が摩耗してその幅が広くなっても自動的
に幅を狭められ、第2係合部との間に発生するガタがな
くなると共に、回動軸に向かって移動する第2係合部が
保持部で強固に保持されるので、回動軸との衝突音が極
めて低く静粛性と耐久性がより向上する。
【0047】本発明によれば、付勢手段の付勢力を調整
する調整機構で回動軸に設けた回動体に対する自力保持
力を任意に調整することができるようになるため、自立
保持力の低下による自立保持装置の交換時期を長くでき
耐久性が向上すると共に、様々な回動体に適応すること
ができ、コストの低減も図れる。
【0048】本発明によれば、バネ部材をケースに一対
で設けることで1つのバネ部材が受け持つ付勢力を低く
設定でき、バネ部材の板厚を薄くでき加工性が良くなる
と共に、ケースへの装着性が良くなり作業性が向上す
る。
【0049】本発明によれば、バネ部材や第2係合部を
回動軸を挟んでそれぞれ対称的に設けることで、バネ部
材の押圧力が第2係合部を介して回動軸にバランス良く
伝えられて回動軸の回動中心が安定し、回動軸やその周
部のケースの偏摩耗を極めて少なくでき、より一層の耐
久性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自立保持装置が適用された回動体の装着状態と
回動範囲を示す側面図である。
【図2】自立保持装置及び同装置が装着されたダンパ装
置の構成を示す一部破断平面図である。
【図3】自立保持装置とダンパ装置の構成を示す断面図
である。
【図4】本発明の一形態を示す自立保持装置の構成を示
す断面図である。
【図5】第2係合部と保持壁及び保持部の拡大図であ
る。
【図6】第1係合部が第2係合部を押し上げた時の状態
を示す断面図である。
【図7】自立保持状態を解除された時の自立保持装置の
状態を示す断面図である。
【図8】回動体が閉状態にある時の自立保持装置の状態
を示す断面図である。
【図9】調整機構を備えた自立保持装置の断面図であ
る。
【図10】第2係合部の別な形態を備えた自立保持装置
の断面図である。
【符号の説明】
1 便器 2 回動体 3 ケース 4 回動軸 5 便蓋 16,17 第1係合部 18,19,42,43 第2係合部 20 保持壁(内孔) 21,22,47,48 保持部23 ,24,40,41 付勢手段 31 調整機構 27,28 バネ収納部 29(A,B),30(A,B)押圧部 45(A,B),46(A,B)押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−229052(JP,A) 特開 平10−68412(JP,A) 特開 平8−182635(JP,A) 特開 平10−201670(JP,A) 実開 昭62−59496(JP,U) 登録実用新案3006755(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/10 A47K 13 - 17/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動体と一体回動する回動軸に設けた第1
    係合部と、 上記回動軸の回動途中で上記第1係合部と係脱する第2
    係合部と、 上記回動軸を包囲するように設けられた保持壁に、該保
    持壁の軸方向に向かって形成され上記第2係合部を両側
    から保持する保持部と、 上記第2係合部を上記回動軸に向かって付勢する付勢手
    段とを備え、 上記付勢手段は、板状のバネ部材で構成され、上記第1
    係合部と上記第2係合部との係脱に係わらず、その両端
    の外側端面を上記回転軸を支持するケースの内側に向か
    って膨設された押圧部によって付勢状態に押圧されて、
    上記バネ部材の両端に戻り方向への復元力が残り、かつ
    中央部の上記第1係合部または第2係合部に上記復元力
    の働く方向とは反対の面を当接するように上記ケースに
    設けられたバネ収納部に湾曲して収納されたされたこと
    を特徴とする自立保持装置。
  2. 【請求項2】回動体と一体回動する回動軸に設けた第1
    係合部と、 上記回動軸の回動途中で上記第1係合部と係脱する第2
    係合部を一体形成され、この第2係合部を上記第1係合
    部の移動軌道側に向かって付勢する付勢手段とを具備す
    る自立保持装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自立保持装置において、 上記第2係合部は、上記第1係合部よりも外側に設けら
    れ、上記付勢手段は上記保持部の幅を狭める方向に上記
    保持壁を付勢するように設けられたことを特徴とする自
    立保持装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の自立保持装置
    において、 上記付勢手段の付勢力を調整する調整機構を備えたこと
    を特徴とする自立保持装置。
  5. 【請求項5】便器に固定されるケースに設けた内孔に摺
    動可能に支軸されて上記便器の便座または便蓋に連結さ
    れた回動軸を有し、上記便座または便蓋に適用される自
    立保持装置において、 上記回動軸は、該回動軸の外周から上記ケースの内孔側
    へ突出した第1係合部を有し、 上記ケースは、該ケースの内孔より上記回動軸側に突出
    すると共に上記回動軸の回動途中で上記第1係合部によ
    って退く第2係合部を進退自在に保持する保持部と、上
    記第2係合部を上記回動軸側へ付勢する板状のバネ部材
    の、上記第2係合部を付勢する面とは逆側の面を付勢状
    態に押圧する押圧部とを備え、 上記第1係合部と第2係合部との係合時に上記便座また
    は便蓋を起立状態に保持することを特徴とする自立保持
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかに記載の自立保持
    装置において、 上記板状のバネ部材は、上記ケースに一対に設けられて
    いることを特徴とする自立保持装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の自立保持装置において、 上記板状のバネ部材と第2係合部とを上記回動軸を挟ん
    でそれぞれ対称的に設けたことを特徴とする自立保持装
    置。
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