JP3477482B2 - オートテンショナ - Google Patents
オートテンショナInfo
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- JP3477482B2 JP3477482B2 JP18273494A JP18273494A JP3477482B2 JP 3477482 B2 JP3477482 B2 JP 3477482B2 JP 18273494 A JP18273494 A JP 18273494A JP 18273494 A JP18273494 A JP 18273494A JP 3477482 B2 JP3477482 B2 JP 3477482B2
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- Japan
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- friction damping
- swing
- damping member
- friction
- fixed
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プーリに巻き掛けら
れるベルトのテンションを一定に保持する摩擦式オート
テンショナに関する。
れるベルトのテンションを一定に保持する摩擦式オート
テンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦式オートテンショナとして、
図4に示す構造のものが知られている(公表特許公報昭
62−500041号)。すなわち、金属製揺動部材4
0と金属製固定部材41との間に、ブッシュ42、波板
ばね43、ブッシュ44および摩擦減衰部材45を順番
に挾み込んでいる。一方のブッシュ42は揺動部材40
に対してボス42aによって回り止めされている。他方
のブッシュ44はピン44aを上記ボス42a内に挿通
させることにより、波板ばね43を介在した状態で上記
ブッシュ42に対して回り止めされている。この波板ば
ね43は伸縮を許容されている。摩擦減衰部材45はブ
ッシュ44に対してダボ結合により固定されており、波
板ばね43によって押圧された状態で固定部材41側に
直接摺動され、ベルトのテンションを一定に保持するも
のである。この構造では、例えば揺動部材40の穴とブ
ッシュ42のボス42aとの間や、上記ボス42aとブ
ッシュ44のピン44aの間の嵌合隙間により、揺動部
材40の運動において摩擦減衰部材45の摩擦力が機能
しないという問題がある。そこで出願人は実開平5−8
3516号にて、揺動部材と固定部材との間に、直接摩
擦減衰部材を挾持して摩擦力を生じさせる摩擦式オート
テンショナを提案した。
図4に示す構造のものが知られている(公表特許公報昭
62−500041号)。すなわち、金属製揺動部材4
0と金属製固定部材41との間に、ブッシュ42、波板
ばね43、ブッシュ44および摩擦減衰部材45を順番
に挾み込んでいる。一方のブッシュ42は揺動部材40
に対してボス42aによって回り止めされている。他方
のブッシュ44はピン44aを上記ボス42a内に挿通
させることにより、波板ばね43を介在した状態で上記
ブッシュ42に対して回り止めされている。この波板ば
ね43は伸縮を許容されている。摩擦減衰部材45はブ
ッシュ44に対してダボ結合により固定されており、波
板ばね43によって押圧された状態で固定部材41側に
直接摺動され、ベルトのテンションを一定に保持するも
のである。この構造では、例えば揺動部材40の穴とブ
ッシュ42のボス42aとの間や、上記ボス42aとブ
ッシュ44のピン44aの間の嵌合隙間により、揺動部
材40の運動において摩擦減衰部材45の摩擦力が機能
しないという問題がある。そこで出願人は実開平5−8
3516号にて、揺動部材と固定部材との間に、直接摩
擦減衰部材を挾持して摩擦力を生じさせる摩擦式オート
テンショナを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開平
5−83516号に記載のオートテンショナにおいて
は、上記摩擦減衰部材が例えばポリエーテルサルホン
(PES)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
などの合成樹脂にて形成された場合、固定部材側の摺動
面との間でスティックスリップ現象を起こし、カチカチ
音のような音の発生の原因となることもあることが判明
した。この発明は、このような合成樹脂よりなる摩擦減
衰部材を使用した時のスティックスリップ現象を防止
し、カチカチ音の発生を防止することができるオートテ
ンショナを提供することを目的とする。
5−83516号に記載のオートテンショナにおいて
は、上記摩擦減衰部材が例えばポリエーテルサルホン
(PES)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
などの合成樹脂にて形成された場合、固定部材側の摺動
面との間でスティックスリップ現象を起こし、カチカチ
音のような音の発生の原因となることもあることが判明
した。この発明は、このような合成樹脂よりなる摩擦減
衰部材を使用した時のスティックスリップ現象を防止
し、カチカチ音の発生を防止することができるオートテ
ンショナを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するた
め、この発明に係るオートテンショナは、環状の金属製
固定部材と、先端部にプーリが取り付けられ基端部が上
記固定部材に揺動可能に支持され上記固定部材を構成す
る金属製部材とは摩擦係数が異なる金属で形成された揺
動部材と、上記固定部材と揺動部材間に装着され揺動部
材を上記プーリに巻き掛けられるベルト方向へ回動付勢
するばね部材と、上記固定部材と揺動部材間に挟持され
る状態で直接介在し摺動抵抗を与えるための摩擦減衰部
材とを有するオートテンショナにおいて、上記摩擦減衰
部材を合成樹脂から形成し、上記固定部材の環状端面と
それに対向する揺動部材の端面の一方もしくは両方の上
記摩擦減衰部材が摺動する面をランダムな凹凸面に形成
するとともに、この凹凸面の粗さを8Rz以上とし上記
摩擦減衰部材のスティックスリップに起因する摺動時の
音の発生を防止したことを特徴とする。また、上記凹凸
面をショットブラスト処理にて形成したことを特徴とす
る。
め、この発明に係るオートテンショナは、環状の金属製
固定部材と、先端部にプーリが取り付けられ基端部が上
記固定部材に揺動可能に支持され上記固定部材を構成す
る金属製部材とは摩擦係数が異なる金属で形成された揺
動部材と、上記固定部材と揺動部材間に装着され揺動部
材を上記プーリに巻き掛けられるベルト方向へ回動付勢
するばね部材と、上記固定部材と揺動部材間に挟持され
る状態で直接介在し摺動抵抗を与えるための摩擦減衰部
材とを有するオートテンショナにおいて、上記摩擦減衰
部材を合成樹脂から形成し、上記固定部材の環状端面と
それに対向する揺動部材の端面の一方もしくは両方の上
記摩擦減衰部材が摺動する面をランダムな凹凸面に形成
するとともに、この凹凸面の粗さを8Rz以上とし上記
摩擦減衰部材のスティックスリップに起因する摺動時の
音の発生を防止したことを特徴とする。また、上記凹凸
面をショットブラスト処理にて形成したことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】上記構成によれば、固定部材と揺動部材の一方
もしくは両方の摩擦減衰部材が摺動する面が粗さ8Rz
以上のランダムな凹凸面に形成されているため、摩擦減
衰部材が摺動してもスティックスリップ現象が起きず音
の発生が生じない。
もしくは両方の摩擦減衰部材が摺動する面が粗さ8Rz
以上のランダムな凹凸面に形成されているため、摩擦減
衰部材が摺動してもスティックスリップ現象が起きず音
の発生が生じない。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0007】図1および図2において、このオートテン
ショナは、先端にベルト巻き掛け用のプーリ12が取り
付けられ、基端側に揺動中心となる環状のハブ6を有す
る揺動部材としてのアルミニウム製揺動アーム2と、揺
動アーム2のハブ6に先端部が有底状の中空ボス3を貫
通させた状態で、揺動アーム2を揺動自在に支持する固
定部材としての有底筒状の固定ケース1と、固定ケース
1内に装着され、揺動アーム2をプーリ12に巻き掛け
られるベルト(図示せず)方向に回動付勢するねじりコ
イルばね15と、ボス3の先端部4に形成された段付部
5に嵌合され、かしめ等にて固定された固定部材の一部
を構成する環状の鉄製プレート9と、プレート9の端面
9aと揺動アーム2の基端側のハブ6の端面6aとの間
に直接接触して介在した、例えばPES樹脂やPEEK
樹脂からなる環状の合成樹脂製の摩擦減衰部材10と、
ハブ6をプレート9側へ弾性付勢して、プレート9とハ
ブ6との間に摩擦減衰部材10に対する挾持力を働かせ
る皿ばね11とを備えている。
ショナは、先端にベルト巻き掛け用のプーリ12が取り
付けられ、基端側に揺動中心となる環状のハブ6を有す
る揺動部材としてのアルミニウム製揺動アーム2と、揺
動アーム2のハブ6に先端部が有底状の中空ボス3を貫
通させた状態で、揺動アーム2を揺動自在に支持する固
定部材としての有底筒状の固定ケース1と、固定ケース
1内に装着され、揺動アーム2をプーリ12に巻き掛け
られるベルト(図示せず)方向に回動付勢するねじりコ
イルばね15と、ボス3の先端部4に形成された段付部
5に嵌合され、かしめ等にて固定された固定部材の一部
を構成する環状の鉄製プレート9と、プレート9の端面
9aと揺動アーム2の基端側のハブ6の端面6aとの間
に直接接触して介在した、例えばPES樹脂やPEEK
樹脂からなる環状の合成樹脂製の摩擦減衰部材10と、
ハブ6をプレート9側へ弾性付勢して、プレート9とハ
ブ6との間に摩擦減衰部材10に対する挾持力を働かせ
る皿ばね11とを備えている。
【0008】このオートテンショナは、上記摩擦減衰部
材10と、プレート9の端面9aまたはハブ6の端面6
aとの間で発生させた摩擦力による摺動抵抗によって、
ベルトのテンションを一定に保持する。なお、実施例の
場合には、鉄製プレート9と摩擦減衰部材10間の摩擦
係数が、アルミニウム製ハブ6と摩擦減衰部材10間の
摩擦係数よりも大きいため、摩擦減衰部材10は、ハブ
6の端面6a上を摺動する、すなわちハブ6の端面が摺
動面となる。しかし、鉄製プレート9の端面9a側を摩
擦減衰部材10の摺動面としたい場合には、ハブ6と摩
擦減衰部材10との間に回り止め部を形成してやればよ
い。
材10と、プレート9の端面9aまたはハブ6の端面6
aとの間で発生させた摩擦力による摺動抵抗によって、
ベルトのテンションを一定に保持する。なお、実施例の
場合には、鉄製プレート9と摩擦減衰部材10間の摩擦
係数が、アルミニウム製ハブ6と摩擦減衰部材10間の
摩擦係数よりも大きいため、摩擦減衰部材10は、ハブ
6の端面6a上を摺動する、すなわちハブ6の端面が摺
動面となる。しかし、鉄製プレート9の端面9a側を摩
擦減衰部材10の摺動面としたい場合には、ハブ6と摩
擦減衰部材10との間に回り止め部を形成してやればよ
い。
【0009】揺動アーム2の揺動先端に形成された軸部
13に対し、プーリ12が軸受14を介して回転自在に
取り付けられている。この軸受14は軸部13にボルト
18にて固定されている。また、揺動アーム2の基端側
には、上記ハブ6と、このハブ6の外周側にハブ6と同
心のボス7が突設されている。このハブ7には、固定ケ
ース1の後述するボス8に形成した切欠溝8aに嵌合さ
れるピン状突起7aが一体形成されている。このピン状
突起7aは揺動アーム2の必要以上の揺動を規制するス
トッパとして機能する。
13に対し、プーリ12が軸受14を介して回転自在に
取り付けられている。この軸受14は軸部13にボルト
18にて固定されている。また、揺動アーム2の基端側
には、上記ハブ6と、このハブ6の外周側にハブ6と同
心のボス7が突設されている。このハブ7には、固定ケ
ース1の後述するボス8に形成した切欠溝8aに嵌合さ
れるピン状突起7aが一体形成されている。このピン状
突起7aは揺動アーム2の必要以上の揺動を規制するス
トッパとして機能する。
【0010】上記ハブ6とボス7の間に、上記ねじりコ
イルばね15が装着され、ねじりコイルばね15の一方
の巻端は揺動アーム2側に固定され、他方の巻端は固定
ケース1側に固定されている。
イルばね15が装着され、ねじりコイルばね15の一方
の巻端は揺動アーム2側に固定され、他方の巻端は固定
ケース1側に固定されている。
【0011】上記固定ケース1は、ボス3の径方向外方
にボス3と同心のボス8を形成しており、ボス3の基端
側に上記皿ばね11の環状座部17を形成している。さ
らに、固定ケース1のボス3の外周と揺動アーム2のハ
ブ6の内周との間には、両部材3,6を滑らかに相対揺
動させるためのナイロン製等のブッシュ16が介在させ
てある。この樹脂製ブッシュ16は皿ばね11とハブ6
間に介在する環状フランジ16aを有している。
にボス3と同心のボス8を形成しており、ボス3の基端
側に上記皿ばね11の環状座部17を形成している。さ
らに、固定ケース1のボス3の外周と揺動アーム2のハ
ブ6の内周との間には、両部材3,6を滑らかに相対揺
動させるためのナイロン製等のブッシュ16が介在させ
てある。この樹脂製ブッシュ16は皿ばね11とハブ6
間に介在する環状フランジ16aを有している。
【0012】図1の実施例では既述したように、摩擦減
衰部材10は揺動アーム2のハブ6の端面6a上を摺動
するため、この端面6aをショットブラスト処理により
ランダムな凹凸面としている。さらに、この凹凸面の粗
さを8Rz以上としている。この粗さについては、図3
に示すテスト結果により設定されている。すなわち、図
3は、合成樹脂製摩擦減衰部材10が摺動する揺動アー
ム2のハブ6の端面6aの粗さを変え、それぞれの粗さ
の時の揺動アーム2の振動値を測定したものである。こ
こで、聴感音有りの基準である揺動アーム振動値10G
は、経験的にこの値以上になると音が聴き取れる程度に
発生することがわかっていることから、基準値とされて
いる。図3から明らかなように粗さが8Rz以上になる
と上記基準値を下回り、カチカチ音のような音が発生し
ないことがわかる。従って、このことから摩擦減衰部材
10がスティックスリップ現象を起こしていないことが
推定される。
衰部材10は揺動アーム2のハブ6の端面6a上を摺動
するため、この端面6aをショットブラスト処理により
ランダムな凹凸面としている。さらに、この凹凸面の粗
さを8Rz以上としている。この粗さについては、図3
に示すテスト結果により設定されている。すなわち、図
3は、合成樹脂製摩擦減衰部材10が摺動する揺動アー
ム2のハブ6の端面6aの粗さを変え、それぞれの粗さ
の時の揺動アーム2の振動値を測定したものである。こ
こで、聴感音有りの基準である揺動アーム振動値10G
は、経験的にこの値以上になると音が聴き取れる程度に
発生することがわかっていることから、基準値とされて
いる。図3から明らかなように粗さが8Rz以上になる
と上記基準値を下回り、カチカチ音のような音が発生し
ないことがわかる。従って、このことから摩擦減衰部材
10がスティックスリップ現象を起こしていないことが
推定される。
【0013】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明のオ
ートテンショナは、固定部材と揺動部材の一方もしくは
両方の摩擦減衰部材が摺動する面が粗さ8Rz以上のラ
ンダムな凹凸面に形成されているため、摩擦減衰部材が
摺動してもスティックスリップ現象が起きず音の発生が
生じない。
ートテンショナは、固定部材と揺動部材の一方もしくは
両方の摩擦減衰部材が摺動する面が粗さ8Rz以上のラ
ンダムな凹凸面に形成されているため、摩擦減衰部材が
摺動してもスティックスリップ現象が起きず音の発生が
生じない。
【図1】この発明にかかる一実施例であるオートテンシ
ョナの断面図である。
ョナの断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の実施例による音テスト結果である。
【図4】従来のオートテンショナの分解斜視図である。
1 固定ケース(固定部材)
2 揺動アーム(揺動部材)
6 ハブ
9 プレート(固定部材)
10 摩擦減衰部材
12 プーリ
15 ばね部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭57−192636(JP,A)
特開 昭59−205064(JP,A)
特開 平4−145253(JP,A)
特開 平5−177430(JP,A)
特開 平7−83296(JP,A)
特開 平8−21497(JP,A)
特開 平6−313465(JP,A)
国際公開94/002757(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 7/00 - 7/24
F16D 49/00 - 71/04
F16F 7/00 - 7/14
F16F 15/00 - 15/36
Claims (2)
- 【請求項1】 環状の金属製固定部材と、先端部にプー
リが取り付けられ基端部が上記固定部材に揺動可能に支
持され上記固定部材を構成する金属製部材とは摩擦係数
が異なる金属で形成された揺動部材と、上記固定部材と
揺動部材間に装着され揺動部材を上記プーリに巻き掛け
られるベルト方向へ回動付勢するばね部材と、上記固定
部材と揺動部材間に挟持される状態で直接介在し摺動抵
抗を与えるための摩擦減衰部材とを有するオートテンシ
ョナにおいて、上記摩擦減衰部材を合成樹脂から形成
し、上記固定部材の環状端面とそれに対向する揺動部材
の端面の一方もしくは両方の上記摩擦減衰部材が摺動す
る面をランダムな凹凸面に形成するとともに、この凹凸
面の粗さを8Rz以上とし上記摩擦減衰部材のスティッ
クスリップに起因する摺動時の音の発生を防止したこと
を特徴とするオートテンショナ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のオートテンショナにお
いて、上記凹凸面をショットブラスト処理にて形成した
ことを特徴とするオートテンショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18273494A JP3477482B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18273494A JP3477482B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | オートテンショナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828636A JPH0828636A (ja) | 1996-02-02 |
JP3477482B2 true JP3477482B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=16123510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18273494A Expired - Fee Related JP3477482B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | オートテンショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3477482B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3975719B2 (ja) * | 2001-10-19 | 2007-09-12 | 株式会社ジェイテクト | オートテンショナ |
DE10260558A1 (de) * | 2002-12-21 | 2004-07-01 | Ina-Schaeffler Kg | Spannvorrichtung für einen Zugmitteltrieb |
JP4687090B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2011-05-25 | 株式会社ジェイテクト | オートテンショナ |
DE102005046067A1 (de) * | 2005-09-27 | 2007-03-29 | Schaeffler Kg | Spanneinrichtung für ein Zugmittel, insbesondere einen Riemen |
CN114151520B (zh) * | 2021-10-11 | 2024-03-08 | 贵州吉利发动机有限公司 | 一种张紧器、发动机和车辆 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP18273494A patent/JP3477482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828636A (ja) | 1996-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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