JPH03163245A - オートテンショナー - Google Patents
オートテンショナーInfo
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- JPH03163245A JPH03163245A JP29906789A JP29906789A JPH03163245A JP H03163245 A JPH03163245 A JP H03163245A JP 29906789 A JP29906789 A JP 29906789A JP 29906789 A JP29906789 A JP 29906789A JP H03163245 A JPH03163245 A JP H03163245A
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- Japan
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- tension arm
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- fixed
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- belt
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ベルト駆動機構においてベルトに適切な張力
を付与するオートテンショナーに関するものである。
を付与するオートテンショナーに関するものである。
←従来技術）
駆動ブーりと従動ブーりの間に伝動ベルトが巻掛けられ
たベルト伝動装置においては、張力付与手段としてオー
トテンショナーが使用されることが多い。オートテンシ
ョナーは初期にはアイドラープーリをねじりスプリング
や引張スプリングよって単にベルトに押し当てるだけの
構或であった。
たベルト伝動装置においては、張力付与手段としてオー
トテンショナーが使用されることが多い。オートテンシ
ョナーは初期にはアイドラープーリをねじりスプリング
や引張スプリングよって単にベルトに押し当てるだけの
構或であった。
しかし、近年自動車の補機駆動伝動を中心に一本のベル
トによって多軸の従動輪を駆動する多軸伝動機構が開発
され、この多軸伝動機構においては旧来のベルト伝動と
異なり、使用するベルトが非常に長くまた負荷のかかり
方は変動が多い。
トによって多軸の従動輪を駆動する多軸伝動機構が開発
され、この多軸伝動機構においては旧来のベルト伝動と
異なり、使用するベルトが非常に長くまた負荷のかかり
方は変動が多い。
そのため多軸伝動はベルトに振動が発生しやすい欠点が
ある。従って、多軸伝動に使用されるオートテンショナ
ーは旧来のブーりに一定張力を与える機能に加えて振動
を減衰する機能を有することが要求される。
ある。従って、多軸伝動に使用されるオートテンショナ
ーは旧来のブーりに一定張力を与える機能に加えて振動
を減衰する機能を有することが要求される。
そこで、本出願人は先にベルトの振動を減衰する手段と
して円板状の摩擦部材と摺動部材を有し、これらをねじ
りスプリングとは別個のスプリングにより押圧し、一定
の摩擦力を発生させるダンピング機能を有するオートテ
ンショナーを提案した。
して円板状の摩擦部材と摺動部材を有し、これらをねじ
りスプリングとは別個のスプリングにより押圧し、一定
の摩擦力を発生させるダンピング機能を有するオートテ
ンショナーを提案した。
（特願昭６３年２５８８７０号）
（発明が解決しようとする課題）
先に本出願人が開示したオートテンショナーは、アイド
ラープーリがねじりスプリングによってベルトに押圧さ
れると共にダンピング手段によってテンションアームの
回転には一定のブレーキが加えられる。
ラープーリがねじりスプリングによってベルトに押圧さ
れると共にダンピング手段によってテンションアームの
回転には一定のブレーキが加えられる。
そのため、ベルトには一定の張力が加えられると共に、
振動は減衰され多軸駆動用のオートテンショナーとして
誠に好ましい特性を有する。
振動は減衰され多軸駆動用のオートテンショナーとして
誠に好ましい特性を有する。
しかし、その反面従来のオートテンショナーは、円板状
の摩擦板を使用すること、及びねじりスプリングとは別
個に圧縮スプリングを必要とするためどうしても外形が
大形にならざるを得ない欠点があった。
の摩擦板を使用すること、及びねじりスプリングとは別
個に圧縮スプリングを必要とするためどうしても外形が
大形にならざるを得ない欠点があった。
また、摩擦板等を軸方向へ摺動させる必要からテンショ
ナー軸にスプライン加工を施さねばならない欠点があっ
た。
ナー軸にスプライン加工を施さねばならない欠点があっ
た。
そこで、本発明は従来技術のオートテンシヨナーの有す
る利点を保持しつつ上記欠点を補うオートテンショナー
を提案することを目的とする．（課題を解決するための
手段） しかして、上記の目的を達或するための本発明の特徴は
、他部材へオートテンシヨナーを固定する固定部材に固
定されたテンショナー軸と、一端にアイドラープーリが
回転可能に固定されたテンションアームを持ち、テンシ
ョンアームはテンショナー軸に回転可能に固定されると
共にテンションアームによって一定の回転方向へ付勢さ
れているオートテンショナーにおいて、テンションアー
ムには磁性材料より成る吸着板が固定され、該吸着板に
は磁石が磁着されているオートテンショナーにある。
る利点を保持しつつ上記欠点を補うオートテンショナー
を提案することを目的とする．（課題を解決するための
手段） しかして、上記の目的を達或するための本発明の特徴は
、他部材へオートテンシヨナーを固定する固定部材に固
定されたテンショナー軸と、一端にアイドラープーリが
回転可能に固定されたテンションアームを持ち、テンシ
ョンアームはテンショナー軸に回転可能に固定されると
共にテンションアームによって一定の回転方向へ付勢さ
れているオートテンショナーにおいて、テンションアー
ムには磁性材料より成る吸着板が固定され、該吸着板に
は磁石が磁着されているオートテンショナーにある。
上記の構或の内、吸着板と磁石は取付方法が逆であって
もよい。即ち、上記した構戒にかわって磁石をテンショ
ンアームに固定し、吸着板を該磁石に磁着させる構戒と
しても同様の作用効果が得られる。また、テンションア
ーム自体を磁性材料で製作すれば吸着板はかならずしも
必要としない。
もよい。即ち、上記した構戒にかわって磁石をテンショ
ンアームに固定し、吸着板を該磁石に磁着させる構戒と
しても同様の作用効果が得られる。また、テンションア
ーム自体を磁性材料で製作すれば吸着板はかならずしも
必要としない。
本発明のオートテンショナーは従来技術のオートテンシ
ョナーと同様にアイドラープーリをベルトの背面あるい
は内面に当接させて使用される。
ョナーと同様にアイドラープーリをベルトの背面あるい
は内面に当接させて使用される。
テンションアームは、テンションアームによって一定の
回転方向に付勢されているためベルトに所定の張力を与
えることができる。
回転方向に付勢されているためベルトに所定の張力を与
えることができる。
ベルトに振動が発生すると、アイドラーブーリを介して
テンションアームが揺動する。ところが、本発明におい
てはテンションアームに磁石が磁着されているため、テ
ンションアームの角速度の変化、特に揺動の方向が変化
する位置において磁石がテンションアームから遅れて両
者の位置がずれる。
テンションアームが揺動する。ところが、本発明におい
てはテンションアームに磁石が磁着されているため、テ
ンションアームの角速度の変化、特に揺動の方向が変化
する位置において磁石がテンションアームから遅れて両
者の位置がずれる。
この際、磁石と吸着板は相互に接した状態でこすれ合い
熱を発生させて振動のエネルギーを消費する。吸着板及
び磁石の取付位置はテンションアーム（テンションアー
ムと連動する部分を含む）の、どの位置に取り付けても
よいが、磁石の揺動速度を大きく取って大きな熱量を発
生させるという点からなるべく回転中心から遠い位置に
取り付けることが望ましい。また、バランスがくずれ、
かえつて振動を助長する結果とならないように、形状が
環状であり、且つテンションアームの回転軸と同心状に
配置することが好ましい。磁石の吸着力は、オートテン
ショナーの振動によって容易にはずれず、たとえはずれ
ても自動的に再度吸着する程度に強いことが必要である
。
熱を発生させて振動のエネルギーを消費する。吸着板及
び磁石の取付位置はテンションアーム（テンションアー
ムと連動する部分を含む）の、どの位置に取り付けても
よいが、磁石の揺動速度を大きく取って大きな熱量を発
生させるという点からなるべく回転中心から遠い位置に
取り付けることが望ましい。また、バランスがくずれ、
かえつて振動を助長する結果とならないように、形状が
環状であり、且つテンションアームの回転軸と同心状に
配置することが好ましい。磁石の吸着力は、オートテン
ショナーの振動によって容易にはずれず、たとえはずれ
ても自動的に再度吸着する程度に強いことが必要である
。
（実施例）
以下、更に本発明の具体的実施例について説明する。
第１図は本発明の具体的実施例のオートテンショナーの
断面図であり、第２図は本実施例において装着される吸
着板、摩擦板、磁石の斜視図である。
断面図であり、第２図は本実施例において装着される吸
着板、摩擦板、磁石の斜視図である。
第１図において（１）はオートテンショナーを示す。オ
ートテンショナー（１）はエンジン等の他部材（２）に
固定するための取付座となる固定部材（３）、テンショ
ナー軸（４）、テンションアーム（５）、アイドラーブ
ーリ（６）、ねじりコイルばね（７）、吸着板（８〉、
磁石（９）、摩擦部材（１０）等によって構戒される。
ートテンショナー（１）はエンジン等の他部材（２）に
固定するための取付座となる固定部材（３）、テンショ
ナー軸（４）、テンションアーム（５）、アイドラーブ
ーリ（６）、ねじりコイルばね（７）、吸着板（８〉、
磁石（９）、摩擦部材（１０）等によって構戒される。
順次説明すると、固定部材（３）は外形が碗状であり、
円板状の取付座部（１１）の周辺に辺部（１８）が壁状
に設けられたものである．テンショナー軸（４）は本実
施例においては、固定部材（３）の中央に一休的に設け
られており、固定部材（３）の固定座部（１１）より離
れるに従って段状に先細になっている軸である。テンシ
ョナー軸（４）は即ち固定座部（１１）より近い方から
磁石装着部（１２）、該磁石装着部（１２）より細いこ
ろがり軸受当接部（１３）を有する。
円板状の取付座部（１１）の周辺に辺部（１８）が壁状
に設けられたものである．テンショナー軸（４）は本実
施例においては、固定部材（３）の中央に一休的に設け
られており、固定部材（３）の固定座部（１１）より離
れるに従って段状に先細になっている軸である。テンシ
ョナー軸（４）は即ち固定座部（１１）より近い方から
磁石装着部（１２）、該磁石装着部（１２）より細いこ
ろがり軸受当接部（１３）を有する。
そして、テンショナー軸（４）にはころがり軸受当後部
（１３）側より固定部材（３）側へ貫通する取付ボルト
孔（１４）が設けられている。テンションアーム（５）
は、外形形状が碗状の取付部（１５）とアーム部（１６
）が一体に結合されたものである。ここで取付部（１５
）は更に外壁部（２６）と芯部（１７）よりなる。外壁
部（２６）は外形が先述の固定部材（３）の辺部（１８
）よりもやや大きく内径は概ね同一であり、最端部は固
定部材（３）の辺部（１８）の最外端が挿入されるよう
に内径が大きく作られている。芯部（１７）には軸受を
挿入すべく孔（２０）が設けられている。
（１３）側より固定部材（３）側へ貫通する取付ボルト
孔（１４）が設けられている。テンションアーム（５）
は、外形形状が碗状の取付部（１５）とアーム部（１６
）が一体に結合されたものである。ここで取付部（１５
）は更に外壁部（２６）と芯部（１７）よりなる。外壁
部（２６）は外形が先述の固定部材（３）の辺部（１８
）よりもやや大きく内径は概ね同一であり、最端部は固
定部材（３）の辺部（１８）の最外端が挿入されるよう
に内径が大きく作られている。芯部（１７）には軸受を
挿入すべく孔（２０）が設けられている。
一方、テンションアーム（５）のアーム部（１６）は板
状であり、取付部（１５）の一端より延設され先端にア
イドラーブーリ（６）が回転可能に固定されている。ア
イドラープーリ（６）及びその固定手段は公知のものと
何ら異になるものではないので詳細説明は略する。ねじ
りコイルばね（７）は両端が固定部材（３）及びテンシ
ョンアーム（５）に係合可能に折り返されている（図示
せず）。
状であり、取付部（１５）の一端より延設され先端にア
イドラーブーリ（６）が回転可能に固定されている。ア
イドラープーリ（６）及びその固定手段は公知のものと
何ら異になるものではないので詳細説明は略する。ねじ
りコイルばね（７）は両端が固定部材（３）及びテンシ
ョンアーム（５）に係合可能に折り返されている（図示
せず）。
また、ねじりコイルばね（７）の素線の断面形状は長方
形であり、コンパクト化が図られている。
形であり、コンパクト化が図られている。
吸着板（８）は綱、ニッケル等の磁性材料、即ち磁石に
吸着されつる材料を素材とし、円板状の吸着部（３０）
に円筒状のボス部（３１）が一体に設けられたものであ
る。吸着部（３０）には取付用の孔（３２）が２つ設け
られている。ボス部の孔（３３）はテンショナー軸（４
）の磁石装着部（１２）の太さよりも大きい直径を持つ
。摩擦部材（１０）は磁石（９）と又は吸着部材の間で
所定の摩擦力を発生させ、且つ円滑に摺動するように設
けられるものであり、厚さ０．５〜２ｍｍ程度の硬質ゴ
ム、ナイロン、アスベスト等より或り、中心に吸着部材
（８）のボス部（３１）の外径より大きい孔（３４）が
設けられている。磁石（９）は円筒状の永久磁石である
． 本実施例のオートテンショナー（１）は公知のそれと同
様、固定部材（３）の凹面とテンションアーム（５）の
凹面が向き合った状態でテンショナー軸（４）にテンシ
ョンアーム（５）の取付部（１５）の孔が挿入され、孔
（２１）ところがり軸受取付部（１３）の間に玉軸受（
２８）が装着され、更に固定部材（３）とテンションア
ーム（５）の間にねじりコイルばね（７）が、その両端
がそれぞれ固定部材（３）、テンションアーム（５）に
係止され、数キログラムの力で巻き締められた状態で装
着されて成るものである。
吸着されつる材料を素材とし、円板状の吸着部（３０）
に円筒状のボス部（３１）が一体に設けられたものであ
る。吸着部（３０）には取付用の孔（３２）が２つ設け
られている。ボス部の孔（３３）はテンショナー軸（４
）の磁石装着部（１２）の太さよりも大きい直径を持つ
。摩擦部材（１０）は磁石（９）と又は吸着部材の間で
所定の摩擦力を発生させ、且つ円滑に摺動するように設
けられるものであり、厚さ０．５〜２ｍｍ程度の硬質ゴ
ム、ナイロン、アスベスト等より或り、中心に吸着部材
（８）のボス部（３１）の外径より大きい孔（３４）が
設けられている。磁石（９）は円筒状の永久磁石である
． 本実施例のオートテンショナー（１）は公知のそれと同
様、固定部材（３）の凹面とテンションアーム（５）の
凹面が向き合った状態でテンショナー軸（４）にテンシ
ョンアーム（５）の取付部（１５）の孔が挿入され、孔
（２１）ところがり軸受取付部（１３）の間に玉軸受（
２８）が装着され、更に固定部材（３）とテンションア
ーム（５）の間にねじりコイルばね（７）が、その両端
がそれぞれ固定部材（３）、テンションアーム（５）に
係止され、数キログラムの力で巻き締められた状態で装
着されて成るものである。
尚、図示しないが固定部材（３）とテンションアーム（
５）は相互に回転角度を一定量に制限する係合爪を有し
、一定回転角を越える自由回転は許さない。従って、テ
ンションアーム（５）はねじりコイルばね（７）が巻き
緩む方向に常時付勢されている。
５）は相互に回転角度を一定量に制限する係合爪を有し
、一定回転角を越える自由回転は許さない。従って、テ
ンションアーム（５）はねじりコイルばね（７）が巻き
緩む方向に常時付勢されている。
そして、更に本実施例のオートテンショナーは特徴的な
構或として、テンションアーム（５）の芯部（１７）の
底面に吸着板（８）がビス（図示せず）によって一休的
に固定され、吸着板のボス部（３１）の外面にはｊｌｍ
板（１０）が配された状態で磁石（９）が磁着されてい
る。テンショナー軸（４）にテンションアーム（５）の
芯部（１７）が装着された状態の時、磁石（９）の底面
（３３）は固定部材（３）の内底部と接することなく、
且つ わずがな隙間のみが存在するように設定されて
いる。テンションアーム（５）を手動で動かしてテンシ
ョンアーム（５）の動作しろを設けた状態でアイドラー
ブーリ（６）をベルトに押し当てて使用する。この時、
テンションアーム（５）はねじりコイルばね（７）によ
って一定の力で付勢されているので、ベルトには一定の
張力が与えられる。
構或として、テンションアーム（５）の芯部（１７）の
底面に吸着板（８）がビス（図示せず）によって一休的
に固定され、吸着板のボス部（３１）の外面にはｊｌｍ
板（１０）が配された状態で磁石（９）が磁着されてい
る。テンショナー軸（４）にテンションアーム（５）の
芯部（１７）が装着された状態の時、磁石（９）の底面
（３３）は固定部材（３）の内底部と接することなく、
且つ わずがな隙間のみが存在するように設定されて
いる。テンションアーム（５）を手動で動かしてテンシ
ョンアーム（５）の動作しろを設けた状態でアイドラー
ブーリ（６）をベルトに押し当てて使用する。この時、
テンションアーム（５）はねじりコイルばね（７）によ
って一定の力で付勢されているので、ベルトには一定の
張力が与えられる。
また、負荷の変動やエンジンの回転数の変動によってベ
ルトが振動する時、テンションアーム（５）も、ベルト
と共に振動する。この時磁石（３３）も吸着板（８）と
の間の磁力によってテンションアーム（５）と共に揺動
するが、テンションアーム（５）の速度が変化する時磁
石はその慣性によってずれ動く。
ルトが振動する時、テンションアーム（５）も、ベルト
と共に振動する。この時磁石（３３）も吸着板（８）と
の間の磁力によってテンションアーム（５）と共に揺動
するが、テンションアーム（５）の速度が変化する時磁
石はその慣性によってずれ動く。
そのため、磁石（３３）と摩擦板（１０）間あるいは摩
擦板（１０）と吸着部材（８）の間で摩擦が発生し、テ
ンションアームの揺動エネルギーは熱として消費され、
ベルトの振動を減衰、収斂させる。テンションアームの
振動速度が過大の時は磁石（３３）は吸着板（８）から
離れるが磁石（３３）の背面と固定部材（３）との間の
隙間がわずかで有るため、磁石（３３）の磁力によって
再び吸着板に磁着する。
擦板（１０）と吸着部材（８）の間で摩擦が発生し、テ
ンションアームの揺動エネルギーは熱として消費され、
ベルトの振動を減衰、収斂させる。テンションアームの
振動速度が過大の時は磁石（３３）は吸着板（８）から
離れるが磁石（３３）の背面と固定部材（３）との間の
隙間がわずかで有るため、磁石（３３）の磁力によって
再び吸着板に磁着する。
本実施例において摩擦板は磁石の摺動を円滑にさせる働
きがあり、設けることが好ましいが発明の楕或において
必須の部材ではない。吸着板（８）はテンションアーム
（５）をアルミニウム等の非磁性材料をもって製作する
場合はテンションアーム（５）とは別個に製作すること
が必要であるが、テンションアーム（５）を綱等の磁性
材料で製作する場合はテンションアーム（５）の一面を
もって共用してもよい。
きがあり、設けることが好ましいが発明の楕或において
必須の部材ではない。吸着板（８）はテンションアーム
（５）をアルミニウム等の非磁性材料をもって製作する
場合はテンションアーム（５）とは別個に製作すること
が必要であるが、テンションアーム（５）を綱等の磁性
材料で製作する場合はテンションアーム（５）の一面を
もって共用してもよい。
本実施例において磁石は筒状のものを使用したがブロッ
ク状のものを用いてもよく、更にテンショナー軸と同心
状に配さなくてもよい。
ク状のものを用いてもよく、更にテンショナー軸と同心
状に配さなくてもよい。
例えば、テンションアーム（５）のアーム部（１６）や
碗状部（２６）に吸着部材と共に配してもよい。この場
合、テンションアームの揺動によって磁石がずれた次の
瞬間に磁力によって磁石が元の位置に復帰し、磁石がこ
の間の往復によって吸着部材と摩擦するため、より効率
よく振動を減衰させることができる。
碗状部（２６）に吸着部材と共に配してもよい。この場
合、テンションアームの揺動によって磁石がずれた次の
瞬間に磁力によって磁石が元の位置に復帰し、磁石がこ
の間の往復によって吸着部材と摩擦するため、より効率
よく振動を減衰させることができる。
しかし、その反面テンションアームに過大な振動が加わ
った時、磁石が外れてしまうことがあるので注意を要す
る。
った時、磁石が外れてしまうことがあるので注意を要す
る。
尚、磁石には永久磁石ばかりでなく電磁石も利用可能で
ある。
ある。
（効果）
本発明のオートテンショナーは、テンションアームに磁
性体より成る吸着板と共にに磁石が磁着されたものであ
るため、テンションアームに磁性材料より成る吸着板と
共定磁石が磁着されたものであるため、テンションアー
ムが振動した時磁石はその磁石によって吸着板に接した
状態で相互に摺動する。
性体より成る吸着板と共にに磁石が磁着されたものであ
るため、テンションアームに磁性材料より成る吸着板と
共定磁石が磁着されたものであるため、テンションアー
ムが振動した時磁石はその磁石によって吸着板に接した
状態で相互に摺動する。
そのため、吸着板と磁石の間で摩擦が起こり、熱の発生
により振動エネルギーを消費し、ベルト４． の振動を減衰収斂する．磁石は一般に圧縮コイルスプリ
ングよりも小型化が容易であるから本発明の振動減衰機
構は、従来のそれよりも格段に小型化が可能である。
により振動エネルギーを消費し、ベルト４． の振動を減衰収斂する．磁石は一般に圧縮コイルスプリ
ングよりも小型化が容易であるから本発明の振動減衰機
構は、従来のそれよりも格段に小型化が可能である。
更に、本発明のオートテンシヨナーは構造が単純であっ
てスプライン加工等が不要であり、容易に製作すること
ができる効果がある。
てスプライン加工等が不要であり、容易に製作すること
ができる効果がある。
第１図は本発明の具体的実施例におけるオートテンショ
ナーの断面図である。第２図は、本実施例において装着
される吸着板、摩擦板、磁石の斜視図である。 （１） オートテンショナー （３） 固定部材 （４） テンショナー軸 （５） テンションアーム （６） アイドラーブーリ （７） ・ねじりコイルバネ （８） ・吸着板 （９） ・磁石 （１０）・ ・摩擦板
ナーの断面図である。第２図は、本実施例において装着
される吸着板、摩擦板、磁石の斜視図である。 （１） オートテンショナー （３） 固定部材 （４） テンショナー軸 （５） テンションアーム （６） アイドラーブーリ （７） ・ねじりコイルバネ （８） ・吸着板 （９） ・磁石 （１０）・ ・摩擦板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、他部材へオートテンシヨナーを固定する固定部材に
固定されたテンシヨナー軸と、一端にアイドラープーリ
が回転可能に固定されたテンションアームを持ち、テン
ションアームはテンシヨナー軸に回転可能に固定される
と共にテンションアームによって一定の回転方向へ付勢
されているオートテンシヨナーにおいて、テンションア
ームには磁性材料より成る吸着板が固定され、該吸着板
には磁石が磁着されていることを特徴とするオートテン
シヨナー。 ２、他部材へオートテンシヨナーを固定する固定部材に
固定されたテンシヨナー軸と、一端にアイドラープーリ
が回転可能に固定されたテンションアームを持ち、テン
ションアームはテンシヨナー軸に回転可能に固定される
と共にテンションアームによって一定の回転方向へ付勢
されているオートテンシヨナーにおいて、テンションア
ームには磁石が固定され該磁石には磁性材料より成る吸
着板が磁着されていることを特徴とするオートテンシヨ
ナー。 ３、他部材へオートテンシヨナーを固定する固定部材に
固定されたテンシヨナー軸と、一端にアイドラープーリ
が回転可能に固定されたテンションアームを持ち、テン
ションアームはテンョナー軸に回転可能に固定されると
共にテンションアームによって一定の回転方向へ付勢さ
れているオートテンショナーにおいて、テンションアー
ムは磁性材料により成り、磁石が磁着されていることを
特徴とするオートテンシヨナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29906789A JPH03163245A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | オートテンショナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29906789A JPH03163245A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | オートテンショナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03163245A true JPH03163245A (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=17867774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29906789A Pending JPH03163245A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | オートテンショナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03163245A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004030985A3 (en) * | 2002-09-30 | 2004-08-12 | Fenner Inc | Bi-directional belt tensioner |
| US6855079B2 (en) * | 2002-09-30 | 2005-02-15 | Fenner, Inc. | Bi-directional belt tensioner |
| DE4429270B4 (de) * | 1994-03-18 | 2009-04-09 | Unitta Co. | Riemenspanner |
| US7883436B2 (en) | 2004-09-15 | 2011-02-08 | Fenner U.S., Inc. | Bi-directional tensioner |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5872757A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-04-30 | リテンス・オウトモ−テイブ・インコ−ポレイテイド | ベルト張り装置 |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP29906789A patent/JPH03163245A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5872757A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-04-30 | リテンス・オウトモ−テイブ・インコ−ポレイテイド | ベルト張り装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4429270B4 (de) * | 1994-03-18 | 2009-04-09 | Unitta Co. | Riemenspanner |
| WO2004030985A3 (en) * | 2002-09-30 | 2004-08-12 | Fenner Inc | Bi-directional belt tensioner |
| US6855079B2 (en) * | 2002-09-30 | 2005-02-15 | Fenner, Inc. | Bi-directional belt tensioner |
| US7837582B2 (en) | 2002-09-30 | 2010-11-23 | Fenner, Inc. | Bi-directional belt tensioner |
| US7883436B2 (en) | 2004-09-15 | 2011-02-08 | Fenner U.S., Inc. | Bi-directional tensioner |
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