JPH0461595B2 - - Google Patents

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JPH0461595B2
JPH0461595B2 JP62143635A JP14363587A JPH0461595B2 JP H0461595 B2 JPH0461595 B2 JP H0461595B2 JP 62143635 A JP62143635 A JP 62143635A JP 14363587 A JP14363587 A JP 14363587A JP H0461595 B2 JPH0461595 B2 JP H0461595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
output shaft
armature
electromagnetic clutch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62143635A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63310380A (ja
Inventor
Katsuo Matsunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP62143635A priority Critical patent/JPS63310380A/ja
Publication of JPS63310380A publication Critical patent/JPS63310380A/ja
Publication of JPH0461595B2 publication Critical patent/JPH0461595B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は電磁クラツチを内蔵する超音波モータ
に関する。
<従来の技術> 例えば特開昭61−277380号公報に開示されてい
るような、弾性体に圧電セラミツクスを貼付した
ステータに、時間と共に移動する進行波を発生さ
せ、これと対面接触したロータを回転させる進行
波方式等、種々の型式の超音波モータが提案され
ている。このような超音波モータは、低速で高ト
ルクが得られ、回転体の慣性質量が小さいため応
答性が良く、しかも静止時の保持トルクが大きい
ことから、外力に対する逆転止めが減速ギヤなし
で可能であり、構造が簡単であるため軽量小型化
が計れる等、種々の特徴を有している。
しかしながら、用途によつては、静止時の保持
トルクが大きい点が欠点となる場合もある。例え
ば、特願昭61−291941号公報等に開示されている
定速走行装置のアクチユエータとしてこのような
超音波モータを適用しようとした場合を想定する
と、定速走行状態を解除せんとする場合には、ス
ロツトルを迅速に閉じる必要があり、超音波モー
タの静止時の保持トルクがむしろ抵抗として作用
すると、解除時のスロツトル動作を阻害する不都
合が生じるからである。
<発明が解決しようとする問題点> そのため、別途断続装置を付設することを要
し、従つて、超音波モータの小型、軽量であるこ
とが十分に活用されないと云う問題が発生する。
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の
主な目的は、停止時にあつては、出力端をフリー
な状態とするべく電磁クラツチを備える改良され
た超音波モータを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> このような目的は、本発明によれば、進行弾性
波を発生させる電気−機械変換振動子を有する弾
性体からなるステータと、該ステータに対して回
転自在に支持され、かつ前記ステータと面接触し
得るロータと、該ロータの中心軸に対して軸線方
向移動可能に支持されたアーマチユア及び該アー
マチユアに対して磁気吸引力を及ぼす電磁石から
なる電磁クラツチとを有する電磁クラツチ付超音
波モータであつて、前記ロータを前記ステータか
ら離間する向きに弾発付勢する第1のばね手段
と、前記ロータと前記アーマチユアとの間に両者
に対して係合状態を設けられて前記アーマチユア
を前記磁石から離間する向きに付勢する第2のば
ね手段とを有し、前記アーマチユアが、前記第2
のばね手段を介し、かつ前記第1のばね手段の付
勢力に抗して前記ロータを前記ステータに向けて
押圧付勢する方向に前記磁石に吸引されるように
してなることを特徴とする電磁クラツチ付超音波
モータを提供することにより達成される。
<作用> このようにすれば、静止時は第1及び第2のば
ね手段の釣合によつてロータが浮動的状態となる
ので自由にロータ(出力軸)を回転させることが
できる。そして電磁石に通電すると、アーマチユ
アが第2のばね手段を撓ませて電磁石に吸着され
ると同時に、第1のばね手段も撓せるのでロータ
がステータに密接する。この状態で圧電素子を駆
動すればロータが回転し、圧電素子を駆動しなけ
れば比較的高い保持トルクが得られる。
<実施例> 以下、本発明の好適実施例を添付の図面につい
て詳しく説明する。
第1図は本発明に基づく超音波モータMを示し
ている。この超音波モータMのケーシング1は、
3つの部分1a,1b,1cを重合してなるもの
であり、一方端の部分1aと中央の部分1b内に
駆動装置部分Dが受容され、中央の部分1bと他
方端の部分1c内に電磁クラツチ部分Cが受容さ
れている。
出力軸2は、一方端の部分1a及び中央の部分
1bの中央部に設けられた軸受部材3a,3bを
介して回転自在に軸支されている。出力軸2の基
端は、電磁クラツチ部分C内に位置し、出力軸2
の遊端は、一方端の部分1aの軸線方向端壁より
外部に突出しており、この出力軸2のケーシング
1から突出した軸端には、スナツプリング2aに
て抜け止めされた上で第1の皿ばね2bが介装さ
れている。これにより出力軸2は、第1図の上方
に向けて常時弾発付勢されている。また、出力軸
2の駆動装置部分D内に位置する部分には、円板
上をなすロータ4が固着されている。
ロータ4に対向する中央部の1bの内面には、
ステータ部材5が、2層構造をなす圧電素子6を
介して合成樹脂製ねじ7により固定されている。
このステータ部材5の外周部には、環状凸部5a
が突設されており、環状凸部5aには、公知のよ
うにスリツト5bが設けられている。そして環状
凸部5aの軸線方向遊端面が、ロータ4に貼設さ
れた摩擦材8に当接し得るようにされている。
電磁クラツチ部分C内に於ける他方端の部分1
cの底壁内面には、コイル9を内蔵する環状のヨ
ーク10が固着されている。また、出力軸2に於
けるヨーク10と中央の部分1bとの間の部分に
は、環状をなすアーマチユア11が緩挿されてい
る。アーマチユア11は、出力軸2の基端に装着
されたスナツプリング12及びワツシヤ13を介
して抜け止めされた上で出力軸2に緩挿された第
2の皿ばね14により、ヨーク10から離反する
向きに常時付勢されている。
次に本実施例の作動の要領を説明する。
コイル9が非励磁状態にあつては、アーマチユ
ア11がギヤツプgをもつてヨーク10の端面か
ら離反しているため、皿ばね14が概ね自然状態
にある。また、前記したように出力軸2は、第1
の皿ばね2bにより第2の皿ばね14の付勢力に
相反する方向に付勢されており、出力軸2或いは
ロータ4は、両皿ばね2a,14の釣り合にによ
り浮動的な状態にある。従つて、出力軸2或いは
ロータ4に対して実質的に何等の付勢力も作用せ
ず、出力軸2を外力により自由に回転させること
ができる。
次にコイル9を励磁すると、アーマチユア11
とヨーク10との間に磁気吸引力により第2の皿
ばね14が撓み、出力軸2が第1の皿ばね2bの
付勢力に抗して第1図に於ける下向きの付勢力を
受ける。その結果、ロータ4が摩擦材8を介して
環状凸部5aの軸線方向端面に圧接されるため、
圧電素子6を駆動すれば超音波モータの原理に基
づき出力軸2が回転駆動され、圧電素子6を駆動
しなければ、出力軸2が第2の皿ばね14による
下向きの付勢力を受けることから、摩擦材8と環
状凸部5aとの摩擦力により、出力軸2の外力に
よる回転を阻止する保持トルクが得られる。
上記実施例に於ては、ステータ部材5を挾んで
ロータ4とは相反する側に電磁クラツチ部分Cを
設けるものとしたが、上記実施例と同様の原理に
基づき、ロータ4を挾んでステータ部材5とは相
反する側に電磁クラツチ部分Cを設けることも可
能である。また本発明の用途も定速走行制御装置
のアクチユエータに限らず、例えばドアロツクア
クチユエータ等、あらゆる用途に適用可能であ
る。
<発明の効果> このように本発明によれば、電磁クラツチ付超
音波モータのコンパクトな構成を損なわずに停止
時にロータとステータとを非接触にして出力軸を
フリーな状態にすることができるので、超音波モ
ータの用途を拡大する上に、その効果は極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく電磁クラツチ付超音波
モータの好適実施例を示す縦断面図である。 1……ケーシング、1a〜1c……部分、2…
…出力軸、2a……スナツプリング、2b……第
1の皿ばね、3a,3b……軸受、4……ロー
タ、5……ステータ部材、5a……環状凸部、5
b……スリツト、6……圧電素子、7……ねじ、
8……摩擦材、9……コイル、10……ヨーク、
11……アーマチユア、12……スナツプリン
グ、13……ワツシヤ、14……第2の皿ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 進行弾性波を発生させる電気−機械変換振動
    子を有する弾性体からなるステータ5と、該ステ
    ータ5に対して回転自在に支持され、かつ前記ス
    テータ5と面接触し得るロータ4と、該ロータ4
    の中心軸2に対して軸線方向移動可能に支持され
    たアーマチユア11及び該アーマチユア11に対
    して磁気吸引力を及ぼす電磁石9,10からなる
    電磁クラツチとを有する電磁クラツチ付超音波モ
    ータであつて、 前記ロータ4を前記ステータ5から離間する向
    きに弾発付勢する第1のばね手段2bと、 前記ロータ4と前記アーマチユア11との間に
    両者に対して係合状態に設けられて前記アーマチ
    ユア11を前記電磁石9,10から離間する向き
    に付勢する第2のばね手段14とを有し、 前記アーマチユア11が、前記第2のばね手段
    14を介し、かつ前記第1のばね手段2bの付勢
    力に抗して前記ロータ4を前記ステータ5に向け
    て押圧付勢する方向に前記電磁石9,10に吸引
    されるようにしてなることを特徴とする電磁クラ
    ツチ付超音波モータ。
JP62143635A 1987-06-09 1987-06-09 電磁クラッチ付超音波モ−タ Granted JPS63310380A (ja)

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JP62143635A JPS63310380A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 電磁クラッチ付超音波モ−タ

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JP62143635A JPS63310380A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 電磁クラッチ付超音波モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS63310380A JPS63310380A (ja) 1988-12-19
JPH0461595B2 true JPH0461595B2 (ja) 1992-10-01

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ID=15343346

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JP62143635A Granted JPS63310380A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 電磁クラッチ付超音波モ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6489978A (en) * 1987-09-28 1989-04-05 Miki Pulley Kk Supersonic motor
CN108832840B (zh) * 2018-05-30 2019-12-03 北京工业大学 一种基于压电材料的供电汽车加热座椅

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552393A (en) * 1978-05-12 1980-01-09 Sp Pk I Tekunorogichiesukoe Bi Vibration motor
JPS59185180A (ja) * 1983-04-04 1984-10-20 Canon Inc 超音波モ−タ
JPS6399786A (ja) * 1986-10-13 1988-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波モ−タ

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