JPH07267584A - 走行式クレーン - Google Patents
走行式クレーンInfo
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- JPH07267584A JPH07267584A JP6326820A JP32682094A JPH07267584A JP H07267584 A JPH07267584 A JP H07267584A JP 6326820 A JP6326820 A JP 6326820A JP 32682094 A JP32682094 A JP 32682094A JP H07267584 A JPH07267584 A JP H07267584A
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- boom
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/62—Constructional features or details
- B66C23/64—Jibs
- B66C23/70—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
- B66C23/701—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
- B66C23/708—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic locking devices for telescopic jibs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/62—Constructional features or details
- B66C23/64—Jibs
- B66C23/70—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
- B66C23/701—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
- B66C23/705—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic telescoped by hydraulic jacks
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】供給管路付きの各部材のロックシリンダーを省
略可能な走行式クレーン。 【構成】各伸縮可能部材３〜６が一段式油圧式ピストン
−シリンダ−ユニットに基づくボルトロックの解除によ
り伸縮可能であり、かつ、各伸縮可能部材３〜６は、そ
の伸縮位置でそのロック位置の方向へバネ付勢されたロ
ックボルトによりボルトロックされる。ピストン−シリ
ンダ−ユニットのピストンロッドは外部部材２の内端を
閉成するブームブラケット部材に旋回可能に軸支され、
伸縮可能部材３〜６の収納部に連結可能な駆動体がシリ
ンダーのピストンロッドが進退する端部の近傍に配設さ
れている。ロックボルトはロックボルトのロック位置で
シリンダーのピストンロッドの出口側に配置された半径
方向油圧式ピストン−シリンダーユニットのピストンロ
ッドと連結可能であり、シリンダーを連結位置に位置決
めする手段が設けられている。
略可能な走行式クレーン。 【構成】各伸縮可能部材３〜６が一段式油圧式ピストン
−シリンダ−ユニットに基づくボルトロックの解除によ
り伸縮可能であり、かつ、各伸縮可能部材３〜６は、そ
の伸縮位置でそのロック位置の方向へバネ付勢されたロ
ックボルトによりボルトロックされる。ピストン−シリ
ンダ−ユニットのピストンロッドは外部部材２の内端を
閉成するブームブラケット部材に旋回可能に軸支され、
伸縮可能部材３〜６の収納部に連結可能な駆動体がシリ
ンダーのピストンロッドが進退する端部の近傍に配設さ
れている。ロックボルトはロックボルトのロック位置で
シリンダーのピストンロッドの出口側に配置された半径
方向油圧式ピストン−シリンダーユニットのピストンロ
ッドと連結可能であり、シリンダーを連結位置に位置決
めする手段が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多段式ブームを有する走
行式クレーンに関する。
行式クレーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】走行式クレーンは、その各伸縮可能部材
が一段式油圧式ピストン−シリンダ−ユニットでボルト
ロックの解除により伸縮可能であり、各伸縮可能部材
は、その伸縮位置でロック位置の方向へバネ付勢された
ロックボルトによりボルトロックされ、それにピストン
−シリンダ−ユニットのピストンロッドが外部部材の内
端を閉成するブームブラケット部材に旋回可能に軸支さ
れ、伸縮可能部材の収納部に連結可能な駆動体がシリン
ダーのピストンロッドが進退する端部の近傍に配設さ
れ、EP 0 476 225 A2から公知のこの種のクレーンには
外部部材ないし伸縮可能部材がその外端に揺動面に対し
て互いに対向する側で対称的にバネ付勢されたロックボ
ルトを有し、ロックボルトはこの嵌合部材によって穴に
嵌合されかつ空圧式ボルトロックシリンダによって弾発
力に坑してロック穴から向こうへ移動可能でありしかも
空気を放出することによってロック穴にロック可能であ
る。
が一段式油圧式ピストン−シリンダ−ユニットでボルト
ロックの解除により伸縮可能であり、各伸縮可能部材
は、その伸縮位置でロック位置の方向へバネ付勢された
ロックボルトによりボルトロックされ、それにピストン
−シリンダ−ユニットのピストンロッドが外部部材の内
端を閉成するブームブラケット部材に旋回可能に軸支さ
れ、伸縮可能部材の収納部に連結可能な駆動体がシリン
ダーのピストンロッドが進退する端部の近傍に配設さ
れ、EP 0 476 225 A2から公知のこの種のクレーンには
外部部材ないし伸縮可能部材がその外端に揺動面に対し
て互いに対向する側で対称的にバネ付勢されたロックボ
ルトを有し、ロックボルトはこの嵌合部材によって穴に
嵌合されかつ空圧式ボルトロックシリンダによって弾発
力に坑してロック穴から向こうへ移動可能でありしかも
空気を放出することによってロック穴にロック可能であ
る。
【０００３】この公知のクレーンには、多段式ブームの
各部材に伸縮可能な供給管路が敷設されなければならな
い。圧縮空気をボルトロックシリンダに供給することが
できるようにするために、多段式ブーム内への供給管路
の配置はコストがかかるばかりでなく、各部材ないし伸
縮部材間のより大きな中間スペースを必要とし、その結
果伸縮可能部材が本質的にこの嵌合部材の全断面を覆う
ことができないばかりでなく、対応する小断面によって
設計されなければならない。
各部材に伸縮可能な供給管路が敷設されなければならな
い。圧縮空気をボルトロックシリンダに供給することが
できるようにするために、多段式ブーム内への供給管路
の配置はコストがかかるばかりでなく、各部材ないし伸
縮部材間のより大きな中間スペースを必要とし、その結
果伸縮可能部材が本質的にこの嵌合部材の全断面を覆う
ことができないばかりでなく、対応する小断面によって
設計されなければならない。
【０００４】本発明の目的は、それゆえにはじめに述べ
たように、それに帰属する供給管路付きの各部材のロッ
クシリンダが省略可能なこの種のクレーンを製作するこ
とにある。
たように、それに帰属する供給管路付きの各部材のロッ
クシリンダが省略可能なこの種のクレーンを製作するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る走行式クレ
ーンは、この種の分野に係わるこの目的を解決するため
に、各伸縮可能部材にはその内端部に少なくとも１個の
ロックボルトが備えられ、そのロックボルトはバネによ
って半径伸張方向にロックのため当該部材を包囲する内
端部又は外端部に存在する穴に向かって付勢され、その
ロックボルトにはその端部に連結部材が設けられ、その
ロックボルトはロックボルトのロック位置でシリンダー
のピストンロッドの出口側に配置された半径方向の油圧
式ピストン−シリンダーユニットのピストンロッド又は
ピストンと連結可能であり、シリンダーを連結位置に位
置決めする手段が設けられている。
ーンは、この種の分野に係わるこの目的を解決するため
に、各伸縮可能部材にはその内端部に少なくとも１個の
ロックボルトが備えられ、そのロックボルトはバネによ
って半径伸張方向にロックのため当該部材を包囲する内
端部又は外端部に存在する穴に向かって付勢され、その
ロックボルトにはその端部に連結部材が設けられ、その
ロックボルトはロックボルトのロック位置でシリンダー
のピストンロッドの出口側に配置された半径方向の油圧
式ピストン−シリンダーユニットのピストンロッド又は
ピストンと連結可能であり、シリンダーを連結位置に位
置決めする手段が設けられている。
【０００６】本発明に係わる多段式クレーンによれば、
各伸縮可能部材はその内端部に半径方向に可動でバネに
よって付勢されたロックボルトのみが設けられ、それは
全体として共通の伸縮シリンダーに配置されたピストン
−シリンダーユニットによって作動されることができ、
その結果、各シリンダーに配置されるべきロックシリン
ダー又はロックボルト用の作動機構がなくなる。好まし
くは、各伸縮可能部材はロックボルトのみが設けられ、
それにはその包囲する部材の断面要素の上部側に水平位
置にそれに属する穴が設けられている。
各伸縮可能部材はその内端部に半径方向に可動でバネに
よって付勢されたロックボルトのみが設けられ、それは
全体として共通の伸縮シリンダーに配置されたピストン
−シリンダーユニットによって作動されることができ、
その結果、各シリンダーに配置されるべきロックシリン
ダー又はロックボルト用の作動機構がなくなる。好まし
くは、各伸縮可能部材はロックボルトのみが設けられ、
それにはその包囲する部材の断面要素の上部側に水平位
置にそれに属する穴が設けられている。
【０００７】この発明の追加の構成は、全ロックボルト
に設けられている連結部材が、環状円形盤から構成され
ている。この円形盤は、ロックボルトの軸部に連結され
ており、共通軸平面に位置している。半径方向のピスト
ン−シリンダーユニットを構成する対向連結部材は、断
面Ｕ字形の軸方向に延びる断面部材であり、それは脚部
の自由端に内方へ延びるリブが設置されている。このリ
ブは、ロックボルトの軸部との隙間を定義し、その大き
さは軸部の直径に等しく、また、脚部は互いにクリアラ
ンスを有し、そのクリアランスは円形盤の直径に等し
い。この構成によれば、各ロックボルトの連結係合は連
結ボルトにより行われ、作動されるピストン−シリンダ
ーユニットと容易に連結させる。この連結は、容易に円
形盤を越えて溝状の断面部が移動することによって生じ
る。
に設けられている連結部材が、環状円形盤から構成され
ている。この円形盤は、ロックボルトの軸部に連結され
ており、共通軸平面に位置している。半径方向のピスト
ン−シリンダーユニットを構成する対向連結部材は、断
面Ｕ字形の軸方向に延びる断面部材であり、それは脚部
の自由端に内方へ延びるリブが設置されている。このリ
ブは、ロックボルトの軸部との隙間を定義し、その大き
さは軸部の直径に等しく、また、脚部は互いにクリアラ
ンスを有し、そのクリアランスは円形盤の直径に等し
い。この構成によれば、各ロックボルトの連結係合は連
結ボルトにより行われ、作動されるピストン−シリンダ
ーユニットと容易に連結させる。この連結は、容易に円
形盤を越えて溝状の断面部が移動することによって生じ
る。
【０００８】この発明のもう一つの有利な特徴は、駆動
体が伸縮可能な多段式ブーム部材の収容部に連結される
とき、半径方向のピストン−シリンダーユニットは、ロ
ックボルトの収縮のみにより操作される。このような方
法で、各多段式ブーム部材をいつでも非ロック状態にす
ることが確実化される。
体が伸縮可能な多段式ブーム部材の収容部に連結される
とき、半径方向のピストン−シリンダーユニットは、ロ
ックボルトの収縮のみにより操作される。このような方
法で、各多段式ブーム部材をいつでも非ロック状態にす
ることが確実化される。
【０００９】好ましくは、各収容部は、移動可能なロッ
クボルトのために穴あるいは開口になっている。また、
駆動体は、ロックボルトのために互いに対向して配置さ
れたシリンダーを具備するブロックを構成しており、伸
縮調整ができ、ピストンあるいはピストンロッドによっ
て構成されている。
クボルトのために穴あるいは開口になっている。また、
駆動体は、ロックボルトのために互いに対向して配置さ
れたシリンダーを具備するブロックを構成しており、伸
縮調整ができ、ピストンあるいはピストンロッドによっ
て構成されている。
【００１０】特にすぐれた実施態様によれば、当該収容
部の穴は軸方向に延びる長孔から構成され、ロックボル
トは、その端部に環状バンド又はフランジを有してい
る。ロックボルトは、そのバンド又はつば部が穴に支持
されるので、長穴と係合し、その結果、ロックボルトが
偶発的に解除されるのが防止される。
部の穴は軸方向に延びる長孔から構成され、ロックボル
トは、その端部に環状バンド又はフランジを有してい
る。ロックボルトは、そのバンド又はつば部が穴に支持
されるので、長穴と係合し、その結果、ロックボルトが
偶発的に解除されるのが防止される。
【００１１】シリンダーを位置決めする手段は、好まし
くはブーム部材に設けられたマークを走査する備え付け
の反射型の光電変換検出装置から構成される。
くはブーム部材に設けられたマークを走査する備え付け
の反射型の光電変換検出装置から構成される。
【００１２】また、多段式ブーム部材は、好ましくは、
上部がＵ型の部材から構成され、その脚部が下方縁部で
半円形あるいは半楕円形縁に溶接されている部材から構
成される。多段式ブームを構成する各ブーム部材のこの
ような閉断面部は、欧州特許公開公報 No.499 208 A2
に開示されている。
上部がＵ型の部材から構成され、その脚部が下方縁部で
半円形あるいは半楕円形縁に溶接されている部材から構
成される。多段式ブームを構成する各ブーム部材のこの
ような閉断面部は、欧州特許公開公報 No.499 208 A2
に開示されている。
【００１３】当該発明による走行式クレーンは、非常に
簡単で安全な構造様式になっている。全リミットスイッ
チと電気的油圧的構成要素は、伸縮シリンダー上にあ
る。各多段式ブーム部材のロックのために、なんら特別
なパワー供給は必要ない。加えて、この伸縮クレーンに
はパワー供給管路がなく、いわゆる、”エネルギー供給
チェーン”、スイッチキャビネット、そしてそれに所属
する他の装置がない。
簡単で安全な構造様式になっている。全リミットスイッ
チと電気的油圧的構成要素は、伸縮シリンダー上にあ
る。各多段式ブーム部材のロックのために、なんら特別
なパワー供給は必要ない。加えて、この伸縮クレーンに
はパワー供給管路がなく、いわゆる、”エネルギー供給
チェーン”、スイッチキャビネット、そしてそれに所属
する他の装置がない。
【００１４】そのため、ロック動作は、多段式ブーム部
材の内端部で行われ、全ロック装置は各部材の端部にあ
り、一つの単一装置に溶接あるいは加工される。
材の内端部で行われ、全ロック装置は各部材の端部にあ
り、一つの単一装置に溶接あるいは加工される。
【００１５】エネルギー供給管路、例えば、波形の屈伸
ケーブルがないためにその断面を有する各多段式ブーム
部材は、囲んでいる部材の断面を完全に満たすことがで
き、その結果この多段式ブーム部材は、ブラケットのた
わみの減少により、より良い負荷運搬能力が達成され
る。
ケーブルがないためにその断面を有する各多段式ブーム
部材は、囲んでいる部材の断面を完全に満たすことがで
き、その結果この多段式ブーム部材は、ブラケットのた
わみの減少により、より良い負荷運搬能力が達成され
る。
【００１６】
【作用】本発明に係わる多段式クレーンによれば、各伸
縮可能部材はその内端部に半径方向に可動でバネによっ
て付勢されたロックボルトのみが設けられ、それは全体
として共通の伸縮シリンダーに配置されたピストン−シ
リンダーユニットによって作動されることができ、その
結果、各シリンダーに配置されるべきロックシリンダー
又はロックボルト用の作動機構がなくなる。
縮可能部材はその内端部に半径方向に可動でバネによっ
て付勢されたロックボルトのみが設けられ、それは全体
として共通の伸縮シリンダーに配置されたピストン−シ
リンダーユニットによって作動されることができ、その
結果、各シリンダーに配置されるべきロックシリンダー
又はロックボルト用の作動機構がなくなる。
【００１７】
【実施例】以下に、本発明の実施例の一つを図面に基づ
き詳細に説明する。
き詳細に説明する。
【００１８】図１〜図３には、外部部材２を有する多段
式ブーム１が示されている。外部部材２から、互いに伸
縮される多段式ブーム部材３〜６が伸縮されるようにな
っている。これらの各多段式ブーム部材３〜６を伸縮さ
せるために一段のピストン−シリンダーユニット７が設
けられている。
式ブーム１が示されている。外部部材２から、互いに伸
縮される多段式ブーム部材３〜６が伸縮されるようにな
っている。これらの各多段式ブーム部材３〜６を伸縮さ
せるために一段のピストン−シリンダーユニット７が設
けられている。
【００１９】外部ブーム部材２は、内端部がブームブラ
ケット部材８によって閉じられている。ブームブラケッ
ト部材８は、二股に分かれている軸支承脚９、１０を有
する。これらの軸支承脚９、１０には、同心の軸受け穴
１１が設けられている。これによって外部ブーム部材２
は、通常の方法でクレーン車の運搬台の上部にあるピボ
ットシャフトに旋回可能に支持される。さらに、ここで
は図示されていない方法により、外部部材２には、揺動
シリンダーのピストンロッドが軸支される。一段式油圧
ピストン−シリンダーユニット７のピストンロッド１２
は、その内端部にヘッド部材１３が設けられており、ピ
ストンロッド１２はこのヘッド部材１３によってブーム
ブラケット部材８に可撓的に回転可能に備え付けられ
る。
ケット部材８によって閉じられている。ブームブラケッ
ト部材８は、二股に分かれている軸支承脚９、１０を有
する。これらの軸支承脚９、１０には、同心の軸受け穴
１１が設けられている。これによって外部ブーム部材２
は、通常の方法でクレーン車の運搬台の上部にあるピボ
ットシャフトに旋回可能に支持される。さらに、ここで
は図示されていない方法により、外部部材２には、揺動
シリンダーのピストンロッドが軸支される。一段式油圧
ピストン−シリンダーユニット７のピストンロッド１２
は、その内端部にヘッド部材１３が設けられており、ピ
ストンロッド１２はこのヘッド部材１３によってブーム
ブラケット部材８に可撓的に回転可能に備え付けられ
る。
【００２０】ピストン−シリンダーユニット７のシリン
ダー１８は、ピストンロッド１２の出口端部につば状の
カラー１９が取付られている。このつば状のカラー１９
は、長手方向介在面の対向側にシリンダー穴を有し、こ
のシリンダー穴にピストンをロックするロックボルト２
０、２１が嵌合される。ロックボルト２０、２１は各多
段式ブーム部材を握持するためにかつそれらを伸張位置
又は収縮位置に移動させるために設けられている。一
方、ロックボルト３０−３３は収縮位置及び伸張位置で
互いに各多段式ブーム部材をロックする役割を果たす。
ダー１８は、ピストンロッド１２の出口端部につば状の
カラー１９が取付られている。このつば状のカラー１９
は、長手方向介在面の対向側にシリンダー穴を有し、こ
のシリンダー穴にピストンをロックするロックボルト２
０、２１が嵌合される。ロックボルト２０、２１は各多
段式ブーム部材を握持するためにかつそれらを伸張位置
又は収縮位置に移動させるために設けられている。一
方、ロックボルト３０−３３は収縮位置及び伸張位置で
互いに各多段式ブーム部材をロックする役割を果たす。
【００２１】多段式ブーム部材３〜６の内端部には、溶
接されたフレーム状の端部部材２２〜２５が設けられ、
多段式ブーム部材１の揺動面に対して対称的な対向側に
深鍋形状のブッシュ筒２６が設けられ、ロックボルト２
０、２１用の収容部が形成される。図１〜図３に示すよ
うに、多段式ブーム部材３〜６の収縮状態において、各
収容穴の中心線は、互いに等間隔になっており、その多
段式ブームは、欧州公開公報No.0 476225 A2 に開示さ
れている多段式ブームと対応する。
接されたフレーム状の端部部材２２〜２５が設けられ、
多段式ブーム部材１の揺動面に対して対称的な対向側に
深鍋形状のブッシュ筒２６が設けられ、ロックボルト２
０、２１用の収容部が形成される。図１〜図３に示すよ
うに、多段式ブーム部材３〜６の収縮状態において、各
収容穴の中心線は、互いに等間隔になっており、その多
段式ブームは、欧州公開公報No.0 476225 A2 に開示さ
れている多段式ブームと対応する。
【００２２】多段式ブーム部材３〜６の上壁は集中し
て、その端部にバネ付勢されたロックボルト３０〜３３
を有する。圧縮コイルバネ３４はロックボルト３０〜３
３を外方向に付勢し、これらをロッキング位置に移動さ
せる役割を果たす。
て、その端部にバネ付勢されたロックボルト３０〜３３
を有する。圧縮コイルバネ３４はロックボルト３０〜３
３を外方向に付勢し、これらをロッキング位置に移動さ
せる役割を果たす。
【００２３】これらのロックボルト３０〜３３は、伸縮
可能部材の被覆壁に設けられた穴に長手方向可動に垂直
に案内され、かつ、圧縮コイルバネ３４によって伸張方
向に付勢され、この圧縮コイルバネ３４は、一方の端部
がツバ部３５を形成するバンドに当接され、他方の端部
が、ロックボルト３０〜３３のハウジング状枠体の開口
部を閉成するキャップ部材３６内の段状の座ぐりに当接
されている。ロックボルト３０〜３３はそのつば部３５
が伸縮可能部材の被覆壁の穴の内縁部に当接される。そ
して、ロックボルト３０〜３３は、その内端部に集中し
てシャフト３７を担持し、そのシャフト３７はその内端
部に円形盤３８が設けられている。円形盤３８は、図３
に示すように、同一平面内に存する。
可能部材の被覆壁に設けられた穴に長手方向可動に垂直
に案内され、かつ、圧縮コイルバネ３４によって伸張方
向に付勢され、この圧縮コイルバネ３４は、一方の端部
がツバ部３５を形成するバンドに当接され、他方の端部
が、ロックボルト３０〜３３のハウジング状枠体の開口
部を閉成するキャップ部材３６内の段状の座ぐりに当接
されている。ロックボルト３０〜３３はそのつば部３５
が伸縮可能部材の被覆壁の穴の内縁部に当接される。そ
して、ロックボルト３０〜３３は、その内端部に集中し
てシャフト３７を担持し、そのシャフト３７はその内端
部に円形盤３８が設けられている。円形盤３８は、図３
に示すように、同一平面内に存する。
【００２４】多段式ブーム部材２〜５は、各部材の内外
端部にロックのためのロックボルト３０〜３３を保持す
るロック穴３９を有する。ロックボルト３０〜３３に
は、ロック穴３９を貫通した自由端部に輪環状のつば部
４０が設けられ、それは偶発的解除から保護する役割を
果たす。外部ロック穴３９は、図６に示すように、軸方
向に伸びる長穴として形成されている。ロックボルト
は、伸長されたブーム部材がロック位置で長穴３９の内
端に当接する。すなわち、図６に示すように、環状のつ
ば部４０は、ロック穴３９の下方の縁部に係合する。
端部にロックのためのロックボルト３０〜３３を保持す
るロック穴３９を有する。ロックボルト３０〜３３に
は、ロック穴３９を貫通した自由端部に輪環状のつば部
４０が設けられ、それは偶発的解除から保護する役割を
果たす。外部ロック穴３９は、図６に示すように、軸方
向に伸びる長穴として形成されている。ロックボルト
は、伸長されたブーム部材がロック位置で長穴３９の内
端に当接する。すなわち、図６に示すように、環状のつ
ば部４０は、ロック穴３９の下方の縁部に係合する。
【００２５】ピストンロッド１２の出口部のカラー１９
の近傍で多段式シリンダー１８には、ロックボルト２
０、２１と共にシリンダー穴が存在し、その上部に水平
面に対して直角にピストン−シリンダーユニット５０が
設けられ、そのピストン−シリンダーユニット５０のピ
ストン５１には、自由端上部に溝状の凹所５２が設けら
れており、この凹所５２は軸方向に伸びている。この凹
所５２の断面はＣ状又はＵ字状で、その脚部の上端に
は、ロックボルト３０〜３３の軸部３７との隙間を定義
するリブ５３が設けられている。ピストン−シリンダー
ユニット５０を有するシリンダー１８のカラー１９が各
ロックボルト３０〜３３へ移動されると、図４及び図５
に示すように、各円形盤３８は、溝状の凹所内に収ま
る。その結果、ロックボルト３０〜３３は、ピストン−
シリンダーユニット５０と連結され、かつ、圧縮バネ３
４の圧縮に基づくピストン５１の収縮によって、その非
ロック位置に移動されることができる。ピストン−シリ
ンダ−ユニット５０はピストン５１を円形盤３８と結合
させることによってボルト３０−３３を収縮させる役割
を果たす。
の近傍で多段式シリンダー１８には、ロックボルト２
０、２１と共にシリンダー穴が存在し、その上部に水平
面に対して直角にピストン−シリンダーユニット５０が
設けられ、そのピストン−シリンダーユニット５０のピ
ストン５１には、自由端上部に溝状の凹所５２が設けら
れており、この凹所５２は軸方向に伸びている。この凹
所５２の断面はＣ状又はＵ字状で、その脚部の上端に
は、ロックボルト３０〜３３の軸部３７との隙間を定義
するリブ５３が設けられている。ピストン−シリンダー
ユニット５０を有するシリンダー１８のカラー１９が各
ロックボルト３０〜３３へ移動されると、図４及び図５
に示すように、各円形盤３８は、溝状の凹所内に収ま
る。その結果、ロックボルト３０〜３３は、ピストン−
シリンダーユニット５０と連結され、かつ、圧縮バネ３
４の圧縮に基づくピストン５１の収縮によって、その非
ロック位置に移動されることができる。ピストン−シリ
ンダ−ユニット５０はピストン５１を円形盤３８と結合
させることによってボルト３０−３３を収縮させる役割
を果たす。
【００２６】ピストン−シリンダーユニット５０が備え
られた伸縮部材１８のカラー１９をロックボルト３０〜
３３の連結部材３８と作用させて位置決めするために、
シリンダー１８には反射型光電検出器５６が備えられ、
それは各伸縮可能部材の内壁面上のマークを走査する。
られた伸縮部材１８のカラー１９をロックボルト３０〜
３３の連結部材３８と作用させて位置決めするために、
シリンダー１８には反射型光電検出器５６が備えられ、
それは各伸縮可能部材の内壁面上のマークを走査する。
【００２７】図４は、２つの互いに伸長した状態でロッ
クされた多段式ブーム部材の一部を示している。このよ
うな多段式ブーム部材の断片形状は、欧州公開公報No.0
499208 A2 に記載された断片形状に対応している。
クされた多段式ブーム部材の一部を示している。このよ
うな多段式ブーム部材の断片形状は、欧州公開公報No.0
499208 A2 に記載された断片形状に対応している。
【００２８】各ブーム部材の伸縮のために、伸縮シリン
ダー１８のカラー状の縁部は、ブーム部材の対応する端
部部材の高さにまで移行され、そこで反射型光電検出器
５６によって位置が定められる。続いて、両側面のロッ
クボルト２０、２１が伸長される。このロックボルト２
０、２１を伸長する側面のシリンダーに取り付けられた
リミットスイッチによって、両ボルトが伸長され、か
つ、多段式ブーム部材の穴にロックされることが確保さ
れる。このロックによれば、まずピストン−シリンダー
ユニット５０が作動し、ピストン５１が伸長され、隣接
する多段式ブーム部材とのロックが解除される。ここ
で、内側の多段式ブームが望ましい長さに伸張されるた
とする。この位置で、ピストン５１が伸長され、伸ばさ
れた多段式ブーム部材を囲んでいるすぐ外側の多段式ブ
ーム部材のロック穴にロックボルトが嵌合され、伸ばさ
れた多段式ブーム部材がすぐ外側のブーム部材にロック
される。ピストン−シリンダーユニット５０に据え付け
られたリミトスイッチによって、各ロックボルトが完全
にロック穴に嵌合されることが確実化される。この多段
式ブーム部材の相互ロックによればそれに属するシリン
ダーを用いて両側面のロックボルト２０、２１を縮小さ
せることができる。この後に、多段式シリンダー１８
は、次の多段式ブーム部材の端部まで後退し、同じよう
な方法でロックされる。次の多段式ブーム部材の伸張も
同様にして行われる。また、各々の多段式ブーム部材の
収縮は、これと逆の行程により行われる。
ダー１８のカラー状の縁部は、ブーム部材の対応する端
部部材の高さにまで移行され、そこで反射型光電検出器
５６によって位置が定められる。続いて、両側面のロッ
クボルト２０、２１が伸長される。このロックボルト２
０、２１を伸長する側面のシリンダーに取り付けられた
リミットスイッチによって、両ボルトが伸長され、か
つ、多段式ブーム部材の穴にロックされることが確保さ
れる。このロックによれば、まずピストン−シリンダー
ユニット５０が作動し、ピストン５１が伸長され、隣接
する多段式ブーム部材とのロックが解除される。ここ
で、内側の多段式ブームが望ましい長さに伸張されるた
とする。この位置で、ピストン５１が伸長され、伸ばさ
れた多段式ブーム部材を囲んでいるすぐ外側の多段式ブ
ーム部材のロック穴にロックボルトが嵌合され、伸ばさ
れた多段式ブーム部材がすぐ外側のブーム部材にロック
される。ピストン−シリンダーユニット５０に据え付け
られたリミトスイッチによって、各ロックボルトが完全
にロック穴に嵌合されることが確実化される。この多段
式ブーム部材の相互ロックによればそれに属するシリン
ダーを用いて両側面のロックボルト２０、２１を縮小さ
せることができる。この後に、多段式シリンダー１８
は、次の多段式ブーム部材の端部まで後退し、同じよう
な方法でロックされる。次の多段式ブーム部材の伸張も
同様にして行われる。また、各々の多段式ブーム部材の
収縮は、これと逆の行程により行われる。
【００２９】なお、多段式ブーム部材の伸張と伸縮との
関係は、例えば、EPO 476 225の特許明細書の添付図面
の図５−図９に開示されている。
関係は、例えば、EPO 476 225の特許明細書の添付図面
の図５−図９に開示されている。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので供給管路付きの各部材のロックシリンダを省略可能
な走行式クレーンを製作できる。
ので供給管路付きの各部材のロックシリンダを省略可能
な走行式クレーンを製作できる。
【図１】四つの伸縮ブーム部材を収縮させた状態の伸縮
ブームの縦断面図である。
ブームの縦断面図である。
【図２】図１に対応する伸縮ブームの水平断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示す当該伸縮ブームの左部分の拡大図で
ある。
ある。
【図４】伸縮ブームの断面図である。
【図５】連結機構の正面図である。
【図６】連結部分の平面図である。
１…多段式ブーム ２…外部部材 ３〜６…ブーム部材 ７…ピストンシリンダーユニット ８…ブームブラケット部材 ９…支承脚 １１…同心宛 １２…ピストンロッド １８シリンダー １９…カラー ２０、２１…ピストンロックボルト ３０…被覆壁 ３４…圧縮バネ ３６…キャップ ３７…軸部 ３９…穴 ５０…ピストンシリンダーユニット
Claims (8)
- 【請求項１】各伸縮可能部材が一段式油圧式ピストン−
シリンダ−ユニットに基づくボルトロックの解除により
伸縮可能であり、かつ、各伸縮可能部材は、その伸縮位
置でそのロック位置方向へバネ付勢されたロックボルト
によりボルトロックされ、ピストン−シリンダ−ユニッ
トのピストンロッドが外部部材の内端を閉成するブーム
ブラケット部材に旋回可能に軸支され、伸縮可能部材の
収納部に連結可能な駆動体がシリンダーのピストンロッ
ドが進退する端部の近傍に配設され、各伸縮可能部材に
はその内端部に少なくとも１個のロックボルトが備えら
れ、そのロックボルトはバネによって半径伸張方向にロ
ックのため当該部材を包囲するブーム部材の内端部又は
外端部に存在する穴に向かって付勢され、そのロックボ
ルトにはその端部に連結部材が設けられ、そのロックボ
ルトはロックボルトのロック位置でシリンダーのピスト
ンロッドの出口側に配置された半径方向の油圧式ピスト
ン−シリンダーユニットのピストンロッド又はピストン
と連結可能であり、シリンダーを連結位置に位置決めす
る手段が設けられていることを特徴とする多段式ブーム
を有する走行式クレーン。 - 【請求項２】各伸縮可能部材にはロックボルトのみが設
けられ、それにはその包囲する部材の断面要素の上部側
に水平位置にそれに属するロック穴が設けられている請
求項１に記載の多段式ブームを有する走行式クレーン。 - 【請求項３】全ロックボルトに設けられている連結部材
が環状円形盤から構成され、この円形盤は、ロックボル
トを有する軸部に連結されかつ共通軸平面に位置し、半
径方向ピストン−シリンダーユニットの対向連結部材
が、軸方向に延びる断面Ｕ字状部分から構成され、その
脚部の自由端の先端部に、内方向に延びるリブが設置さ
れ、当該リブはロックボルトと軸部との隙間を定義し、
その大きさは軸部の直径に等しく、脚部は互いにクリア
ランスを有し、そのクリアランスは円形盤の直径に等し
いことを特徴とする請求項１及び請求項２に記載の多段
式ブームを有する走行式クレーン。 - 【請求項４】収容部を有する駆動体が収縮可能部材とを
連結されるとき、半径方向のピストン−シリンダーユニ
ットはロックボルトの収縮のため作動されることができ
る請求項１〜３に記載の多段式ブームを有する走行式ク
レーン。 - 【請求項５】収容部は、移動可能なボルト用の穴又はブ
ッシュ材から構成され、駆動体は形成された伸縮可能ボ
ルト用の相互に対向するシリンダーブロックから構成さ
れている請求項４に記載の多段式ブームを有する走行式
クレーン。 - 【請求項６】その穴は軸方向に延びる長孔から構成さ
れ、かつ、ロックボルトはその外端部に環状フランジ又
は隆起部を有する請求項１〜５に記載の多段式ブームを
有する走行式クレーン。 - 【請求項７】シリンダーを位置決めする手段はこの備え
付けられた反射型光電検出器から構成され、この反射型
光電検出器は備え付けられたマークを走査する請求項１
〜６に記載の多段式ブームを有する走行式クレーン。 - 【請求項８】その部材は閉断面部材から構成され、閉断
面部材の上部はＵ字形状部材によって形成され、その閉
断面部材の脚部は下方半円形又は下方楕円形の軸受縁部
によって溶接されている請求項２〜７に記載の多段式ブ
ームを有する走行式クレーン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4344795.3 | 1993-12-28 | ||
| DE4344795A DE4344795A1 (de) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | Fahrbarer Kran mit einem Teleskopausleger |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267584A true JPH07267584A (ja) | 1995-10-17 |
| JP3212467B2 JP3212467B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=6506438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32682094A Expired - Lifetime JP3212467B2 (ja) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | 走行式クレーン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5628416A (ja) |
| EP (1) | EP0661234B2 (ja) |
| JP (1) | JP3212467B2 (ja) |
| DE (2) | DE4344795A1 (ja) |
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