JP4030833B2 - 作業機の長尺構造部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基端部に枢支軸を挿入するボス部が形成される板材で構成されるアームもしくはブームなど長尺構造部材における連結要部を補強構造に構成された作業機の長尺構造部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば油圧ショベルの作業機として用いられているブーム先端に取付けられてショベルを支持するアームでは、図5(a)に示されるように、ボックス断面構造のアーム100、あるいは図5(b)に示されるように、ラウンド三角形断面構造のアーム100Aが知られている。これら構造のアーム100,100Aにおいては、ブーム(図示せず)の先端部に対してピン連結するために、基部下側にボス101(101a)が設けてあり、このボス101(101a)の周りを補強するために外側面に補強板102(102a)が溶接されている。また、基端部103(103a)にはこのアーム100(100A)を操作する油圧シリンダのピストンロッド(図示せず)を連結するためにブラケット104(104a)が溶接されて取付けられている。
【0003】
そのブラケット104(104a)を取付ける部分は、ボックス構造(ラウンド三角形断面構造)で形成されるアーム100(100A)の端面部を閉じるプレート105(105a)がアームを構成する側板端に沿わせて溶接されており、この溶接されたプレート105(105a)の表面に対してブラケット104(104a)を形成する板材が直交して溶接されて取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記作業機のアーム100(100A)にあっては、このような構成であるために、ボス101(101a)の取付部a,アームシリンダのロッドを連結するブラケット104(104a)とアーム端部を閉じるプレート105(105a)に対するブラケット104(104a)を形成する部材の溶接端部b,cあるいはアーム端面を閉じるプレートの終端部dにおいて亀裂が発生するという問題点がある。これらは、いずれも溶接接合部であるために、形状的な応力集中は避けられず、このために亀裂を防ぐため使用する板厚を厚くする、溶接喉厚を厚くする、あるいは溶接止端部をグラインダ加工するなどの対策がとられているが、部品の重量アップを招く結果となっている。
【0005】
また、前述のようにアーム100(100A)が溶接構造とされるので、ボス101(101a),補強プレート102(102a),ブラケット104(104a)は各々別個な部品であるので、これを組み立てて仮付け、本付けの各作業に多くの工数を要することになり、どうしても加工コストがアップするのが避けられないという問題がある。
【0006】
このほかに、図5(b)で示されるようなラウンド三角形断面のアーム100Aを、従来多く採用されている四角断面のブームと組み合わせようとする場合、従来の四角断面のアームに較べて底辺部の寸法が大きくなるので、連結のためのボス101a外端面間寸法(ボス幅)が、四角断面のブームの連結部ブラケット(トップブラケット)(図示省略)との組合せ寸法よりも大きくなって、組合せができないという問題点がある。そこで、組合せ可能となるように、ラウンド三角形断面アーム101Aのボス幅を狭めるようにすると、三角断面の底辺幅が小さくなり、同一板厚では断面剛性が下がって強度上使用できないことになり、板厚を上げるとラウンド三角形断面とする主目的の軽量化が不可となる。
【0007】
また、ラウンド三角形断面のアームにおいて、底辺が上側になるように反転させる構成にすると、前記ボス幅は小さくできて四角断面のブームとの組合せが可能となるが、応力的に苛酷なボス部が従来のラウンド三角形断面の下辺に配されるので、アームの側面からボス部の突出し長さが大きくなるために、より苛酷な構造となって実用的でないという問題がある。なお、ラウンド三角形断面の底辺部を下側にして軽量化を達成できる条件の下で四角断面のブームにおけるトップブラケット側を合わせるようにその組合せ面間の幅を大きくすると、ブームトップ部分にかかる捻りモーメントが大きくなり、トップ部の断面を大きくする必要があり、ブーム全体の設計変更を余儀なくされ、現実的でないという問題がある。
【0008】
また、四角形断面のアームにおいてもその軽量化を図るために、従来の構造に代わるものとして、板材を曲げ加工してコーナ部を形成する部材を用いて溶接個所を少なくするなどの試みがなされているが、やはり前述のようにブームの連結部ブラケットに対する連結構造部において、多くの部品を溶接することでは、当該部分での作業工数に変わりがなく、かつその構造上重量の軽減について目的を達成できるまでに到っていない。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、他の支持構造体との支持連結部を構成する部位を鋳造部材として、これに板材で構成される長尺部材を組合せて一体化され応力集中を回避できる構成とされた作業機の長尺構造部材を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による作業機の長尺構造部材は、第1に、
長尺部位の後部に基部構成部位が結合された作業機のラウンド三角形断面を有する長尺構造部材であって
前記長尺部位は、鋼板製で、その後部に下半部から後端にかけて開放された形状の開放縁を有し、
前記基部構成部位は、前記長尺部位の開放縁を覆うような形状とされ、前部位置に連結支持部となるボスが、後端部外面に操作シリンダのロッドが連結される二股状に平行するブラケットがそれぞれ設けられて鋳鋼にて一体形成され、
前記長尺部位の開放縁に前記基部構成部位の接合縁部を嵌め合わせて全周にわたって溶接することにより、前記長尺部位の後部に前記基部構成部位が一体化された
ことを特徴とするものである(第1発明)。
【0011】
本発明によれば、例えば油圧ショベルなどの作業機として用いられるアームの基部となる部位であって、他の部材(例えばブーム)との連結支持部となるボスおよび操作シリンダのロッドが連結されるブラケットを含む基部構成部位が鋳鋼で一体成形され、この基部構成部位がラウンド三角形断面を有する長尺部位と溶接にて接合されて一体化されているので、その溶接接合個所において支障が生じない状態に形成されることにより、従来発生していた局部的な応力集中個所をなくすることができ、かつ構成部品を一体化で加工性を高めて省力化ができ、従来の強度的な問題と製作時の問題とを一挙に解決することが可能になり、合理化を図りコストダウンできるという効果を奏するのである。
【0012】
また、他の部材と連結するためのボス部やブラケットが一体化されている基部構成部位とこれに繋がる長尺部位とが嵌め合わせによって一体化されているので、接合時において安定性の乏しい鋼板製の部材の端部を鋳鋼製の部材によって保形して安定された状態で溶接されることにな、加工性がよく、一体強固に接合されるという効果を奏する。
【0013】
本発明において、前記長尺部位は、その三角底辺部を上側に位置する形状にされたラウンド三角形断面であり、前記基部構成部位、前記長尺部位の断面形状に適合する形状形成されているのが好ましい(第2発明)。このようにすると、基部構成部位が鋳鋼で一体に形成できるので、例えば油圧ショベルの作業機におけるアームとして採用する場合でも、その基部に設けられる連結部ボスの幅寸法をブームのトップブラケット面間寸法に合わせることが可能となるので、従来の四角断面ブームと組み合わせて使用可能になる。
【0014】
また、本発明による作業機の長尺構造部材は、第2に、
長尺部位の後部に基部構成部位が結合された作業機のラウンド四角形断面を有する長尺構造部材であって、
前記長尺部位は、鋼板製で、その断面形状における幅方向のコーナ部外形が曲面に形成された扁平なU字形の上面部材と下面部材とが相対向して上下に配され、これら上面部材および下面部材の両フランジ部間が平板材で突合せ溶接して形成され、その後部に開放縁を有し、
前記基部構成部位は、前記長尺部位の開放縁を覆うような形状とされ、前部位置に連結支持部となるボスが、後端部外面に操作シリンダのロッドが連結される二股状に平行するブラケットがそれぞれ設けられて鋳鋼にて一体形成され、
前記長尺部位の開放縁に前記基部構成部位の接合縁部を嵌め合わせて全周にわたって溶接することにより、前記長尺部位の後部に前記基部構成部位が一体化された
ことを特徴とするものである。(第3発明)。
本発明によれば、基部構成部位が鋳鋼で一体に形成できるので、例えば油圧ショベルの作業機におけるアームとして採用する場合、その基部に設けられる連結部ボスを対応するブームのトップブラケットにそのまま適合させて連結することができる。しかも、その基部構成部位は鋳鋼にて成形されているので、従来のような強度低下を生じさせることもなく、許容最小限の肉厚で成形されたものを用いることで軽量化を図れると同時に、工作性も良好となって生産コストを低減できるという効果を奏する。
【0015】
前記各発明において、前記長尺部位の先端部には、鋳鋼で一体に形成される別途連結体の支持部となるボス含む先端部構成部位溶接により一体化されているのがよい(第発明)。こうすると、従来行われていたボスなどを別個部品として製作し、これを長尺部位の先端部に溶接することで生じていたアーク溶接部での強度低下や亀裂の発生などの不具合を解消して強化できるとともに、加工工数を低減できて、かつ補強が不用となることで軽量化が促進できるという効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による作業機の長尺構造部材の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0017】
図1には本実施形態の作業機のアーム正面図(a)とそのA−A視側面図(b)およびB−B線に沿った端面図(c)が、図2には要部の拡大断面図が、それぞれ示されている。
【0018】
この実施形態の長尺構造部材1は、油圧ショベルの作業機に用いられるアームに適用されたものである。この長尺構造部材1(以下、アーム1という)は、断面が図1(b)で示されるように、鋼板でラウンド三角形断面(三角形の各角部を円弧状に形成されている)に形成されたものであり、アームを形成する長尺部位2に対して基部構成部位6を鋳鋼で一体形状に形成され、その長尺部位2と基部構成部位6とを溶接により一体に接合して構成されている。
【0019】
このアーム1における長尺部位2は、先端にバケットなどのアタッチメントが取付けられるボス3が設けられ、後部を基部構成部位6と結合するように下半部から後端にかけて開放された形状の開放縁5にして、ラウンド三角形断面で所要長さ寸法に形成されている。なお、後部の上側には鋼板製のアタッチメント操作シリンダの取付ブラケット4が付設されている。
【0020】
一方、基部構成部位6は、前記長尺部位2における後部の開放部を覆うような形状に形成され、その前部位置にブームとの連結用のボス7がアームの軸線に直交して、また後端部外面にはアーム操作シリンダのロッドを連結するブラケット8が二股状に平行して、それぞれ設けられ、かつ前記長尺部位2の後部開放縁5との接合縁部9では、その接合部の形状に合わせて、図2に示されるように、嵌め合わせる段部9aが形成されている。
【0021】
このように形成される長尺部位2と基部構成部位6とは、予め所要形状寸法に製作された鋼板製の長尺部位2の後部開放縁5に、鋳造された基部構成部位6の接合縁部9を、その接合縁部9に沿って形成されている段部9aを前記後部開放縁5に嵌め合わせ、その後に接合縁部9と後部開放縁5とを接合状態に保持して溶接し一体に結合させる。したがって、長尺部位2と基部構成部位6との接合部10は、全周にわたって溶接される。
【0022】
このように異なる二種類の部材(長尺部位2と基部構成部位6)を組み合わせてアーム1を形成するに際しては、一方の長尺部位2が鋼板を曲げ加工して形成されている部材に対して、他方の基部構成部位6は鋳造によって成形されたものであるので、その基部構成部位6の接合縁部9の段部9aを基準にして、長尺部位2の後部開放縁5を嵌め合わせ、部分的に仮付けすれば、変則的な形状にされている後部開放縁5であっても、確実に保形されて正しく接合することができる。
【0023】
こうして組み合わされたアーム1は、その基部が前述のように鋳鋼製の部材で構成されているから、使用に際して外力を受けても局部的に応力集中が生じることはない。したがって、亀裂が発生するような問題を起こすことなく長期使用に耐えるものとすることができる。しかも、手数のかかる部分を一体成形とすることで、部品点数を最小限にでき、加工工数を少なくしてコストダウンを図ることができるという効果が得られる。
【0024】
次に、図3にラウンド三角形断面の底辺部を上側にしたアームの一実施形態を表わす図で、正面図(a),d−d断面図(b),右側面図(c)が、それぞれ示されている。
【0025】
この実施形態では、基本的に前記実施形態のアームと同様であり、長尺部位の断面形状が前述のアームと逆に形成されている点で相違する。したがって、前述のものと同一もしくは同様の部分については同一の符号で表わしている。
【0026】
このように形成されるアーム1Aにおいても、長尺部位2aは鋼板でラウンド三角形断面にして所要長さに形成され、基部構成部位6aを鋳鋼で所要形状にされ、基部構成部位6aの接合縁部9に形成されている段部9aを基準にして、長尺部位2aの後部開放縁5を前記実施形態のものと同様に嵌め合わせ、その後部開放縁5と前記基部構成部位6aの接合縁部9とを溶接にて一体に接合されて構成される。
【0027】
この形態においては断面がいわゆる逆三角になるが、連結用のボス7を基部構成部位として一体成形されるので、前記ボス7の幅寸法を従来型のものと同様に無理なく形成することができる。したがって、既存のブーム(図示せず)と組合わせて使用することができる。
【0028】
また、この形態では、使用に際して応力的に苛酷な前記ボス部7は、アーム1Aのラウンド三角形状の頂部を底辺に位置することになるが、鋳造一体構造であるので、ボス形成部の根元部分を曲面にするなど負荷に対応できる補強形状を任意選択することが可能であるため、負荷に対して安定した構造とすることができて、耐久性を備えたものとすることができる。
【0029】
以上の説明では、ラウンド三角形断面の長尺構造部材について記載したが、これを四角断面もしくはそれ以上の多角形断面のものにおいても採用することができる。
【0030】
図4には、ラウンド四角形断面の作業機のアーム全体斜視図(a)とそのC−C視断面図(b)が示されている。
【0031】
この実施形態のアーム1Bは、鋼板製の長尺部位20と、前記実施形態と同様に鋳鋼製の基部構成部位30および先端部構成部位36とを溶接により一体に結合してラウンド四角形断面構造とされている。
【0032】
前記長尺部位20は、図4(b)によって表わされるように、所要寸法でコーナ部が円弧面である扁平なU字形に形成された上面部材21と下面部材22とを所要間隔を取って上下に対向させて、それら上面部材21と下面部材22との平坦部から直交して屈曲する断面幅方向の両側の相対向するフランジ部21a,22a間を、所要寸法に裁断された鋼板材にてなる側板23と前記フランジ部21a,22aの端面とを突合せて溶接され、ラウンド四角形断面で、所要外形で所要長さ寸法に形成されている。
【0033】
前記基部構成部位30は、前記長尺部位20における後部の開放部を覆うような形状に形成され、その前部側面位置にブームとの連結用のボス部31がアーム1Bの軸線に直交して、また後端部にアーム操作シリンダのロッドを連結するブラケット32が二股状に平行して、それぞれ設けられている。さらに、上面前部にはアタッチメント操作シリンダの取付ブラケット33が一体に突設されている。そして、前記長尺部位20の後部開放縁24との接合縁部34は、前記実施形態のものと同様にその接合部の形状に合わせて、嵌め合わせる段部が形成され、この段部に前記長尺部位20の後部開放縁24を嵌合させて溶接結合される(図2参照)。
【0034】
また、前記先端部構成部位36は、鋳鋼製で所要外形寸法で先端にバケットなどのアタッチメントが取付けられるボス部37やリンク取付ボス部37'を軸線に直交するようにして一体に設けられ、後端の接合縁部38を前記基部構成部位30の接合縁部34と同様に段部にして、前記長尺部位20の前端縁25を嵌合させて溶接結合されるようになされている。
【0035】
このように構成される実施形態の作業機のアーム1Bでは、ラウンド四角形断面構造で、中間部である長尺部位20の先端側と基端側とに位置する形状複雑な部位を鋳鋼製の成形品によって構成されているので、それら鋳鋼製の成形品を許容される範囲で薄肉に成形すれば、複雑な溶接部分が解消されるので、加工性が良好となり、強度も高められて軽量化を促進させ得る効果が得られる。また、複雑な構造部を成形によって形成できるので外観的にも美麗に仕上られる。なお、このラウンド四角形断面のアーム1B(長尺構造部材)において、その長尺部位20を構成する上面部材21と下面部材22とは、鋼板を曲げ加工したもののほかに、ラウンド部分の肉厚を厚く形成した圧延形鋼を使用すれば、断面強度が向上してより強度を高めることができる。
【0036】
なお、前述のラウンド三角形断面のアーム1,1Aにおいても、その先端部構成部位として、前記ラウンド四角形断面のアーム1Bと同様に、図示省略するが、鋳鋼製の部位を長尺部位2,2aの先端部に溶接して一体構成することができる。こうすれば、前記実施形態と同様の効果が得られることになる。
【0037】
本発明によれば、作業機のアームのように他の部材(例えばブーム)と組み合わせて可動的に取付けられる長尺構造部材として、大きな負荷を受ける組み合わせ連結部を鋳鋼製の一体構造として強度を高める部材と寸法的に長尺に形成される鋼板製の部材とを接合して一体化することにより、従来強度的なネックと製造上のネックとを一挙に解決することが可能になる。また、ラウンド三角形断面構造のアームの場合、例えば油圧ショベルにおける従来から広く採用されている四角断面のブームと組み合わせて、作業機の軽量化を図ることができ、これに伴いカウンタウエイトの重量軽減、あるいは製作コストの改善を実現することができるという効果が得られるのである。もちろん、ラウンド四角形断面構造のものにおいても同様に強度を高めて軽量化を図ることができる。
【0038】
以上の説明では、作業機のアームについて記載したが、前述の油圧ショベルの作業機用のみならず、他の機械において採用される連結部を備える長尺構造部材においても同様であり、これらは本発明の範疇に属することはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態の作業機のアーム正面図(a)とそのA−A視側面図(b)およびB−B線に沿った端面図(c)である。
【図2】図2は、要部の拡大断面図である。
【図3】図3は、ラウンド三角形断面の底辺部を上側にしたアームの一実施形態を表わす図で、正面図(a),d−d断面図(b),右側面図(c)である。
【図4】図4は、ラウンド四角形断面の作業機のアーム全体斜視図(a)とそのC−C視断面図(b)である。
【図5】図5は、従来の作業機アームの全体斜視図で、四角断面構造のアーム(a)とラウンド三角形断面構造のアーム(b)である。
【符号の説明】
1,1A,1B アーム
2,2a,20 長尺部位
4 ブラケット
5,24 後部開放縁
6,6a,30 基部構成部位
7,31,37,37' ボス部
8,32,33 ブラケット
9,34,38 接合縁部
9a 段部
10 接合部
21 上面部材
22 下面部材
23 側板
25 長尺部位の前端縁

Claims (4)

  1. 長尺部位の後部に基部構成部位が結合された作業機のラウンド三角形断面を有する長尺構造部材であって
    前記長尺部位は、鋼板製で、その後部に下半部から後端にかけて開放された形状の開放縁を有し、
    前記基部構成部位は、前記長尺部位の開放縁を覆うような形状とされ、前部位置に連結支持部となるボスが、後端部外面に操作シリンダのロッドが連結される二股状に平行するブラケットがそれぞれ設けられて鋳鋼にて一体形成され、
    前記長尺部位の開放縁に前記基部構成部位の接合縁部を嵌め合わせて全周にわたって溶接することにより、前記長尺部位の後部に前記基部構成部位が一体化された
    ことを特徴とする作業機の長尺構造部材。
  2. 前記長尺部位は、その三角底辺部を上側に位置する形状にされたラウンド三角形断面であり、前記基部構成部位、前記長尺部位の断面形状に適合する形状形成されている請求項に記載の作業機の長尺構造部材。
  3. 長尺部位の後部に基部構成部位が結合された作業機のラウンド四角形断面を有する長尺構造部材であって
    前記長尺部位は、鋼板製で、その断面形状における幅方向のコーナ部外形が曲面に形成された扁平なU字形の上面部材と下面部材とが相対向して上下に配され、これら上面部材および下面部材の両フランジ部間平板材で突合せ溶接して形成され、その後部に開放縁を有し、
    前記基部構成部位は、前記長尺部位の開放縁を覆うような形状とされ、前部位置に連結支持部となるボスが、後端部外面に操作シリンダのロッドが連結される二股状に平行するブラケットがそれぞれ設けられて鋳鋼にて一体形成され、
    前記長尺部位の開放縁に前記基部構成部位の接合縁部を嵌め合わせて全周にわたって溶接することにより、前記長尺部位の後部に前記基部構成部位が一体化された
    ことを特徴とする作業機の長尺構造部材。
  4. 前記長尺部位の先端部には、鋳鋼で一体に形成される別途連結体の支持部となるボス含む先端部構成部位溶接により一体化されている請求項1〜3のうちのいずれかに記載の作業機の長尺構造部材。
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