JP5674577B2 - ブーム - Google Patents

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Description

本発明は、フロントローダ等の作業機のブームに関するものである。
例えばフロントローダのブームには、前ブーム部と後ブーム部とがブーム長手方向中央部で屈曲されて上側に凸となる弓形形状に連結され、前ブーム部の後部側と後ブーム部の前部側との左右両側に左右一対のサイドプレートが配置固定され、一対のサイドプレート間に中央連結板が固着されて該中央連結板で前ブーム部の天板の後部側と後ブーム部の天板の前部側とが連結され、左右各サイドプレートの上部前側に、前ブーム構成体の先端部に連結される作業具を動かすための作業具シリンダ用の枢支部が設けられたものがある。
この種のブームでは、掘削作業等の際に応力が集中する作業具シリンダ用の枢支部周辺の強度をアップする方法として、枢支部周辺に補強板を追加することが考えられるが、この方法では見栄えが悪くなる。そこで、従来のブームでは、作業具シリンダ用の枢支部を設けるための左右サイドプレートの板厚を厚くして、強度の確保と外観上の体裁の向上を図っていた(例えば特許文献1)。
特開2007−262689号公報
従って、従来では左右サイドプレートの板厚を厚くしていたためにコストアップとブームの重量アップとなっていた。
本発明は上記問題点に鑑み、作業具シリンダ用の枢支部周辺の強度を確保でき、しかも安価で軽量化したブームを提供することを目的とする。
本発明における上記目的を達成するために、請求項1においては、作業具28を接地した姿勢で車体から水平方向に延びる後ブーム部27Bとブーム中央部で下方に伸びる前ブーム部27Aからなる弓形形状のブームであって、前ブーム部27Aと後ブーム部27Bは天板60a,60b及び左右側板61a,61bから構成されていて、前ブーム部27Aと後ブーム27Bの左右側板をブームシリンダ枢支部70と作業具シリンダ枢支部71を有する一対のサイドプレート58で連結すると共に、左右一対のサイドプレート58間に配置された中央連結板57で前ブーム部27Aの天板62aと後ブーム部27Bの天板62b及びサイドプレートを一体連結したものであって、中央連結板57は前ブーム部の天板62aの後部に固着された前部から中途部にかけて作業具枢支部71に近づくように突出した連結板突出部84が形成されている点にある。
請求項2においては、請求項1の発明において、前記連結板突出部84は、ブームが下降して作業具28が接地した状態で枢支部71の後方で上下にオーバーラップするように山形状に突出形成されているものである。
請求項3においては、請求項1又は2の発明において、中央連結板57は、前天板62aの後部に重合固着される前固着部75と、前固着部75から上側に屈曲しかつ前ブーム部27Aの天板62aの後部側から離間して前記枢支部71に近づくように突出傾斜した前傾斜部77と、前傾斜部77の突出端部から下降傾斜した後傾斜部78と、後傾斜部78の下端部から後方に延長突出された延長突出部80と、該延長突出部80から後方突出されて後ブーム部27Bの天板62bの前部に重合固着される後固着部81とを有し、前記連結板突出部84が前傾斜部77と後傾斜部78とで構成されているものである。
請求項1によれば、連結板突出部によって作業具シリンダ用の枢支ボス部周辺の強度を効果的に高めることができる。従って、枢支部周辺の強度を十分に確保した上で左右サイドプレートの板厚を薄く形成できるようになり、この点からコストダウンを図ってブームを安価で軽量化できるようになる。
請求項2によれば、作業具シリンダ用の枢支部周辺に最も大きな応力がかかるおそれのある、ブームを下降して作業具を接地させた状態の掘削作業等の際に、作業具シリンダ用の枢支部に対してその後方から連結板突出部をオーバーラップさせることによって、連結板突出部で作業具シリンダ用の枢支部周辺を極めて効果的に補強することができ、作業具シリンダ用の枢支部周辺の強度をより一層高めることができる。
請求項3によれば、前固着部と前傾斜部と後傾斜部と延長突出部と後固着部とを有する中央連結板によって前ブーム部の後部側と後ブーム部の前部側との連結部分の剛性を高めることもでき、前ブーム部の後部側と後ブーム部の前部側とを分厚く形成したり、中央連結板やサイドプレート等を分厚く形成する必要がなくなり、この点からもブームの構成材料を節約してブームを安価に製造できるようになる。
本発明の一実施形態を示すブームの中央部分の側断面図である。 同ブームの側面図である。 同図2のA矢視図である。 同フロントローダを装着した状態のトラクタの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4において、1はトラクタ(走行車両)であり、2は該トラクタ1の前部に着脱自在に装着されたフロントローダ(ローダ)である。
トラクタ1は左右一対の前後輪3,4を有すると共に、前部にエンジン、ラジエータ等を覆うボンネット7が設けられている。
トラクタ1側には、フロントローダ2を着脱自在に取り付けるためのローダ取付フレーム9が設けられている。
このローダ取付フレーム9は、トラクタ1の車体側から左右方向外方に突出するように設けられた支持台11と、この支持台11に立設されたメインフレーム12とを左右一対ずつ備えている。
フロントローダ2は、サイドフレーム15と、ブーム27と、ブームシリンダ29と、バケットシリンダ(作業具シリンダ)30とを左右一対備えていると共に、1つのバケット(作業具)28を備え、左右サイドフレーム15がそれぞれ左右メインフレーム12に着脱自在に取り付けられている。
図1〜図4において、ブーム27は左右一対設けられていて、ボンネット7の左右両側に配置されており、左右のブーム27はその前部側において、円筒状等の連結部材54によって相互に連結されている。
左右各ブーム27は、その基端側(後端側)が枢軸55によってサイドフレーム15の上部に左右方向の軸心回りに回動自在に枢支連結されていて上下揺動自在とされている。
また、左右各ブーム27の長手方向中途部と、左右各サイドフレーム15の上下方向中途部とにわたって複動式油圧シリンダからなる前記左右一対のブームシリンダ29が介装され、この左右ブームシリンダ29の伸縮によって左右のブーム27が上下に揺動可能とされている。
また、バケット(作業具)28の背面下部には、左右各ブーム27の先端側(前端側)が枢軸56を介して枢支連結され、バケット28の背面と後述する左右のサイドプレート58との間には、複動式油圧シリンダからなる前記左右一対のバケットシリンダ(作業具シリンダ)30が介装され、このバケットシリンダ30の伸縮によってバケット28が揺動可能(スクイ・ダンプ動作可能)とされている。
前記左右各ブーム27は、ブーム長手方向中央部で屈曲されて上側に凸となる弓形形状に形成されていると共に、前後の端部から長手方向中央部に行くに従って上下幅が漸次幅広となるように形成されている。
また、このブーム27は、長手方向中央部から前側の前ブーム部27Aと、長手方向中央部から後側の後ブーム部27Bと、これら前後のブーム部27A,27Bをブーム27の長手方向中央側で連結する中央連結板57と、ブーム27の長手方向中央側の左右両側に配置されたサイドプレート58とから主構成されている。
前ブーム部27Aは、本体59aと底板60aとから構成され、後ブーム部27Bは、本体59bと底板60bとから構成され、本体59aと本体59bとは略同一形状に形成され、底板60aと底板60bは略同一形状で部材の兼用化が図られている。
前ブーム部27Aの本体59aは、左右一対の側板61aと、該左右側板61aの上側縁部同志を連結する天板62aとから下側に開放状の断面コ字形に形成されている。後ブーム部27Bの本体59bは、左右一対の側板61bと、該左右側板61bの上側縁部同志を連結する天板62bとから下側に開放状の断面コ字形に形成されている。また、本体59a,59bは側面から見て上側に向けてやや凸となる湾曲状に形成されている。
この前後の本体59a,59bは、一枚の板材を折曲することで断面コ字形に形成されており、且つコ字形に曲げ加工した後に上側に凸となる湾曲状に曲げ加工されている。
前ブーム部27Aと後ブーム部27Bとは前後対称形状になるように前後逆向きに配置され、前ブーム部27Aと後ブーム部27Bとは中央連結板57により連結されている。
また、前ブーム部27Aの前端側には、左右側板61aに亘って貫通すると共に該側板61aに溶接固定された筒体からなる枢支部63が設けられ、この枢支部63に枢軸56を介してバケット28が回動自在に枢支連結されている。
また、後ブーム部27Bの後端側には、左右側板61bに亘って貫通すると共に該側板61bに溶接固定された筒体からなる枢支部64が設けられ、この枢支部64が枢軸55を介してサイドフレーム15に枢支されブーム27がサイドフレームに上下回動自在に連結されている。
前後の底板60a,60bは、平板で構成されており、天板62a,62bの下側で且つ左右側板61a,61b間に配置され、本体59a,59bを曲げ加工した後に、該底板60a,60bの左右の側縁部を左右側板61a,61bの内面に溶接固定している。底板60aの後端部と底板60bの前端部とが上下に重合されて互いに溶接されている。
底板60a,60bを側板61a,61bに溶接するにあたって、ブーム27の長手方向中央側において側板61a,61b間に溶接トーチを入れ易くするために、前後の本体59a,59bの、ブーム27の長手方向中央側の上部側に、切欠き部69が形成されており、ブーム27の前後の各端部側からブーム27の長手方向中途部にわたっては底板60a,60bを下側から側板61a,61bに溶接し、ブーム27の長手方向中央側では底板60a,60bを上側から側板61a,61bに溶接している。
前後の本体59a,59bに底板60a,60bを溶接固定した後、ブーム27の長手方向中央側で付き合わされて、前後の底板60a,60b同志が相互に溶接されると共に、中央連結板57及び左右のサイドプレート58を前後ブーム部27A,27Bに溶接することによって互いに連結されている。中央連結板57と左右のサイドプレート58とは溶接することによって連結されている。
左右のサイドプレート58は、ブーム27の長手方向中央側で前後の側板61a,61bにわたるように設けられ、前ブーム部27Aの後端側と後ブーム部27Bの前端側との左右両側に配置固定されている。左右各サイドプレート58の下端部の後側に、ブームシリンダ用のシリンダ枢支部70が設けられ、このシリンダ枢支部70は左右各サイドプレート58の外面にそれぞれ枢支ボスが溶接されている。
左右各サイドプレート58の上端部の前側には、作業具シリンダ用のシリンダ枢支部71が設けられている。このシリンダ枢支部71は、ブーム27が下降して作業具28が接地した状態(図4に示す状態)で前ブーム部の天板62aの後部側の上方に位置するように前ブーム部27Aから離間して配置され、左右各サイドプレート58の外面にそれぞれ枢支ボスが溶接されている。
一対のバケットシリンダ30は左右一対のブーム27に対応してそれぞれその真上に配置され、各バケットシリンダ30は各前ブーム部27Aの上側に該前ブーム部27Aに沿うように配置されている。一対のブームシリンダ29は左右一対のブーム27に対応してそれぞれその真下に配置され、各ブームシリンダ29は各後ブーム部27Bの下側に配置されている。ブームシリンダ用のシリンダ枢支部70に前記ブームシリンダ29の前端部が枢支連結され、バケットシリンダ用のシリンダ枢支部71に前記バケットシリンダ30の後端部が枢支連結されている。
中央連結板57は、平板を曲げ加工することにより形成されていて、前後の天板62a,62bにわたって設けられ、一対のサイドプレート58間に溶接により固着されている。また、中央連結板57は、前ブーム部27Aの天板62aの後部側と後ブーム部27Bの天板62bの前部側とに溶接により連結されている。
中央連結板57は、前ブーム部27Aの天板62aの後部に重合固着される前固着部75と、前固着部75から上側に屈曲しかつ前ブーム部27Aの天板62aの後部側から離間して枢支部71に近づくように突出傾斜した前傾斜部77と、前傾斜部77の突出端部から下降傾斜した後傾斜部78と、後傾斜部78の下端部から後方に延長突出された延長突出部80と、該延長突出部80から後方突出されて後ブーム部27Bの天板62bの前部に重合固着される後固着部81とを有している。中央連結板57は、その全長に亘って左右サイドプレート58間内に配置され、前固着部75及び後固着部81以外の前傾斜部77と後傾斜部78と延長突出部80とが、天板62aの後部側及び天板62bの前部側から上方に離れた位置で左右サイドプレート58を連結している。
中央連結板57には、前ブーム部27Aの天板62aの後部に固着された前部から中途部にかけて枢支部71に近づくように突出した連結板突出部84が形成されている。この連結板突出部84は、前傾斜部77と後傾斜部78とで構成されており、ブーム27が下降して作業具28が接地した状態で枢支部71の後方で上下にオーバーラップするように山形状に突出形成されている。
而して、中央連結板57の前固着部75と前傾斜部77と後傾斜部78と延長突出部80と後固着部81との左右両端が左右サイドプレート58の上部側内面に溶接され、前固着部75が前ブーム部27Aの天板62aの後部に溶接され、後固着部81が後ブーム部27Bの天板62bの前部に溶接されている。
なお、左右サイドプレート58の枢支部71後方にフック孔86が設けられている。
上記実施形態によれば、中央連結板57には、前ブーム部27Aの天板62aの後部に固着された前部から中途部にかけて枢支部71に近づくように突出した連結板突出部84が形成されているので、連結板突出部84によって作業具シリンダ用の枢支部71周辺の強度を効果的に高めることができる。従って、枢支部71周辺の強度を十分に確保した上で左右サイドプレート58の板厚を薄く形成できるようになり(例えば板厚が6.4mmあったものを4.6mmに変更できるようになり)、この点からコストダウン(例えば約30パーセントのコストダウン)を図ってブーム27を安価で軽量化できるようになる。しかも、連結板突出部84乃至中央連結板57は左右サイドプレート58間にあって外部から見えにくいため、連結板突出部84の形成によって外観上の体裁を損なうことがなくなり、ブーム27の外観上の体裁がよくなる。
また、連結板突出部84は、ブーム27が下降して作業具28が接地した状態で枢支部71の後方で上下にオーバーラップするように山形状に突出形成されているので、作業具シリンダ用の枢支部71周辺に最も大きな応力がかかるおそれのある、ブーム27を下降して作業具28を接地させた状態の掘削作業等の際に、作業具シリンダ用の枢支ボス部71に対してその後方から連結板突出部84をオーバーラップさせることによって、連結板突出部84で作業具シリンダ用の枢支部71周辺を極めて効果的に補強することができ、作業具シリンダ用の枢支部71周辺の強度をより一層高めることができる。
しかも、前固着部75と前傾斜部77と後傾斜部78と延長突出部80と後固着部81とを有する中央連結板57によって前ブーム部27Aの後部側と後ブーム部27Bの前部側との連結部分の剛性を高めることもでき、前ブーム部27Aの後部側と後ブーム部27Bの前部側とを分厚く形成したり、中央連結板57やサイドプレート58等を分厚く形成する必要がなくなり、この点からもブーム27を安価で軽量化できるようになる。
さらに、中央連結板57を前ブーム部27Aの天板62aの後部側と後ブーム部27Bの天板62bの前部側とに固着する際に、天板62aの後部側と天板62bの前部側とに対して中央連結板57を前後に簡単に位置変更して、天板62aの後部側と天板62bの前部側とに容易に固着することができ、連結板突出部84を作業具シリンダ用の枢支部71に対して必要最小限の間隔をおいて後方から可能な限り近づけて取り付けることができ、これにより、連結板突出部84による枢支部71周辺の補強効果を高めることができる。
なお、前記実施形態によれば、連結板突出部84は、ブーム27が下降して作業具28が接地した状態で枢支部71の後方で上下にオーバーラップするように山形状に突出形成されているが、これに代え、連結板突出部84は、ブーム27が下降して作業具28が接地した状態で枢支部71の下方から該枢支部71に近づくように突出形成されていてもよい。
また、連結板突出部84は、山形状に突出形成されたもの限らず、台形状又は四角形状に突出形成されていてもよい。
1 トラクタ
2 フロントローダ
27 ブーム
27A 前ブーム部
27B 後ブーム部
28 バケット(作業具)
57 中央連結板
58 サイドプレート
62a 天板
62b 天板
71 作業具シリンダ用のシリンダ枢支部
75 前固着部
77 前傾斜部
78 後傾斜部
80 延長突出部
81 後固着部
84 連結板突出部

Claims (3)

  1. 作業具(28)を接地した姿勢で車体から水平方向に延びる後ブーム部(27B)とブーム中央部で下方に伸びる前ブーム部(27A)からなる弓形形状のブームであって、前ブーム部(27A)と後ブーム部(27B)は天板(60a,60b)及び左右側板(61a,61b)から構成されていて、前ブーム部(27A)と後ブーム部(27B)の左右側板をブームシリンダ枢支部(70)と作業具シリンダ枢支部(71)を有する一対のサイドプレート(58)で連結すると共に、左右一対のサイドプレート(58)間に配置された中央連結板(57)で前ブーム部(27A)の天板(62a)と後ブーム部(27B)の天板(62b)及びサイドプレートを一体連結したものであって、中央連結板(57)は前ブーム部の天板(62a)の後部に固着された前部から中途部にかけて作業具枢支部(71)に近づくように突出した連結板突出部(84)が形成されており、
    前記連結板突出部(84)は、ブームが下降して作業具(28)が接地した状態で枢支ボス部(71)の後方で上下にオーバーラップするように山形状に突出形成されていることを特徴とするブーム。
  2. 中央連結板(57)は、前天板(62a)の後部に重合固着される前固着部(75)と、前固着部(75)から上側に屈曲しかつ前天板(62a)の後部側から離間して前記枢支ボス部(71)に近づくように突出傾斜した前傾斜部(77)と、前傾斜部(77)の突出端部から下降傾斜した後傾斜部(78)と、後傾斜部(78)の下端部から後方に延長突出された延長突出部(80)と、該延長突出部(80)から後方突出されて後天板(62b)の前部に重合固着される後固着部(81)とを有し、前記連結板突出部(84)が前傾斜部(77)と後傾斜部(78)とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブーム。
  3. 作業具(28)を接地した姿勢で車体から水平方向に延びる後ブーム部(27B)とブーム中央部で下方に伸びる前ブーム部(27A)からなる弓形形状のブームであって、前ブーム部(27A)と後ブーム部(27B)は天板(60a,60b)及び左右側板(61a,61b)から構成されていて、前ブーム部(27A)と後ブーム部(27B)の左右側板をブームシリンダ枢支部(70)と作業具シリンダ枢支部(71)を有する一対のサイドプレート(58)で連結すると共に、左右一対のサイドプレート(58)間に配置され
    た中央連結板(57)で前ブーム部(27A)の天板(62a)と後ブーム部(27B)の天板(62b)及びサイドプレートを一体連結したものであって、中央連結板(57)は前ブーム部の天板(62a)の後部に固着された前部から中途部にかけて作業具枢支部(71)に近づくように突出した連結板突出部(84)が形成されており、
    中央連結板(57)は、前天板(62a)の後部に重合固着される前固着部(75)と、前固着部(75)から上側に屈曲しかつ前天板(62a)の後部側から離間して前記枢支ボス部(71)に近づくように突出傾斜した前傾斜部(77)と、前傾斜部(77)の突出端部から下降傾斜した後傾斜部(78)と、後傾斜部(78)の下端部から後方に延長突出された延長突出部(80)と、該延長突出部(80)から後方突出されて後天板(62b)の前部に重合固着される後固着部(81)とを有し、前記連結板突出部(84)が前傾斜部(77)と後傾斜部(78)とで構成されていることを特徴とするブーム。
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