JP4446937B2 - 建設機械の旋回フレーム - Google Patents

建設機械の旋回フレーム Download PDF

Info

Publication number
JP4446937B2
JP4446937B2 JP2005208954A JP2005208954A JP4446937B2 JP 4446937 B2 JP4446937 B2 JP 4446937B2 JP 2005208954 A JP2005208954 A JP 2005208954A JP 2005208954 A JP2005208954 A JP 2005208954A JP 4446937 B2 JP4446937 B2 JP 4446937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
plate
joined
frame
lower beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005208954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007022398A (ja
Inventor
康二 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2005208954A priority Critical patent/JP4446937B2/ja
Publication of JP2007022398A publication Critical patent/JP2007022398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4446937B2 publication Critical patent/JP4446937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、建設機械の旋回フレームに関するものであり、特に、油圧ショベル等の建設機械における旋回フレームにおいて、補強板等の他の部材を用いることなく、ブラケット部の一面側に接合された前面板と他面側に接合されたキャブ下梁とが該ブラケット部を介して交差する箇所への応力集中を緩和してブラケット部における溶接部分の耐久性を向上させ、長寿命化を図ることが可能な建設機械の旋回フレームに関するものである。
建設機械としての油圧ショベルは、下部走行体の上に旋回機構を介して上部旋回体が旋回自在に搭載されている。上部旋回体における旋回フレームの前方中央部にブーム等を含む作業機が俯仰動可能に取り付けられ且つ、前方一側部にキャブ等が設けられ、前方他側部には、工具等を収納する収納ボックス等が設けられている。
このような建設機械としての油圧ショベルにおける従来の旋回フレームとしては、例えば、図4乃至図6に示すようなものがある。図4及び図5に示すように、旋回フレーム1は、中央部に位置して前、後方向に延びるセンタフレーム2及びテールフレーム3と、これらの左右両側に位置するサイドフレーム4,5等で構成されている。
なお、旋回フレーム1は、テールフレーム3側に対し、センタフレーム2の位置する側が前方であり、以下、この明細書において、左側、右側と言うときは、このセンタフレーム2の位置する側を前方としたときの左側、右側を指している。
前記センタフレーム2における底板6の上面には前、後方向に延び前端側が左、右のブラケット部としてのブーム取付ブラケット7a,7bとなる左、右の縦板8a,8bが立設されている。また、左、右のブーム取付ブラケット7a,7bの曲げ強度を高めるため、前面板9の左、右両端側がブーム取付ブラケット7a,7bの対向内側にそれぞれ溶接により接合されている。左、右のブーム取付ブラケット7a,7bの下方前端側は、前面板9よりも前側に位置する部位が、左、右のシリンダ取付ブラケット10a,10bとなっている。
図6に示すように、前記前面板9は、鋼板等の平板材を、ほぼくの字状に屈曲することにより形成され、下端側が底板6に溶接により接合されてほぼ垂直に上方に延びた垂直板部9aと、該垂直板部9aの上端側から左、右のブーム取付ブラケット7a,7b間を斜め上向きに後方へ延びた傾斜板部9bとで構成されている。前面板9には、ほぼ四角形の開口部9cが形成されている。
前記センタフレーム2と左側のサイドフレーム4との間には、キャブ下梁11が設けられている。該キャブ下梁11は、左側の端部がサイドフレーム4に溶接により接合され、右側の端部は、左側のブーム取付ブラケット7aに溶接により接合され、その下端が底板6の上面に溶接により接合されている。
前記キャブ下梁11は、断面コ字状の梁材からなり、前側及び後側の側板部11a,11bと、該前側及び後側の側板部11a,11b間を連結した上板部11cとで形成されている。図6に示すように、キャブ下梁11は、その前側側板部11aが、前記前面板9の垂直板部9aに対して寸法aだけ前側に位置ずれしたオフセット位置に配設されている。この寸法aは、油圧ショベルの機種等によって異なる大きさに設定されるものである。
前記キャブ下梁11とサイドフレーム4の前部との間にはキャブ支持枠12が形成されている。該キャブ支持枠12は、前記キャブ下梁11の前方に位置して該キャブ下梁11と平行に延び、左端部がサイドフレーム4の前端に接合された横梁部13と、前端側が該横梁部13に接合され、左側のブーム取付ブラケット7aと平行に延びて、その後端側が前記キャブ下梁11及び底板6に溶接により接合された縦梁部14とで形成されている。
前記キャブ下梁11の後方に適宜に離間した位置に、キャブ取付梁15が設けられている。該キャブ取付梁15は、左側の端部がサイドフレーム4に溶接により接合され、右側の端部は左側の縦板8a及び底板6の上面に溶接により接合されている。
また、建設機械の旋回フレームに関する従来技術として、例えば次のようなものが知られている。この従来技術は、キャブ支持枠における縦梁部と左側のブーム取付ブラケットとの間隙部に位置してキャブ下梁の端部に、次のような補強板を設け、この補強板によって左側のブーム取付ブラケットとキャブ下梁との接合強度を高める構成としている。
前記補強板は、底板に対してほぼ垂直となるように立ち上がる前板部と、該前板部の上端から後方へL字状に折り曲げられ、底板に対してほぼ平行に延びた上板部とを持ち、その幅寸法は、前記縦梁部と左側のブーム取付ブラケット間の間隙長に対応させている。
そして、補強板は、前板部の下端側が底板の上面に溶接により接合され、上板部の後端は、キャブ下梁における側板部と上板部との間に位置する角隅部側に溶接により接合され、また、その左、右両側部は、左側のブーム取付ブラケットの外側面と縦梁部とに溶接により接合されている。
これにより、左側のブーム取付ブラケットとキャブ下梁との間の接合強度を高めて、左側のブーム取付ブラケットとキャブ下梁との溶接箇所に応力集中が発生するのを緩和し、これらの溶接部分における耐久性を向上させるようにしている。また、前記補強板は、上記L字状の他に、コ字形状もしくは前板部の上部側が大きく湾曲した形状としてもよいとしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3634723号公報(第7〜8頁、図1〜図8)。
図4乃至図6に示した従来技術においては、左側のブーム取付ブラケットの一面側に接合された前面板と他面側に接合されたキャブ下梁とが、該左側のブーム取付ブラケットを介して交差する構造になっている。この構造の場合、該左側のブーム取付ブラケットにおける交差箇所(図4及び図6中の符号Cで示す箇所)には、サイドフレーム及び縦梁部を介して前記キャブ下梁にかかるキャブの重量により曲げ応力が発生する。さらに建設機械の稼働時には、ブーム取付ブラケットに取り付けられた作業機に外部から加えられる横荷重等で生じる曲げ応力が加わって、左側のブーム取付ブラケットにおける前記交差箇所には、高い曲げ応力が集中して発生する。このため、ブーム取付ブラケットには曲げ変形等が生じるおそれがある。
また、特許文献1に記載の従来技術においては、次のような補強板によって左側のブーム取付ブラケットとキャブ下梁との間の接合強度を高めて、左側のブーム取付ブラケットとキャブ下梁との溶接箇所に応力集中が発生するのを緩和するようにしている。即ち、前記補強板は、前板部の下端側が底板の上面に溶接により接合され、上板部の後端は、キャブ下梁における側板部と上板部との間に位置する角隅部側に溶接により接合され、また、その左、右両側部は、左側のブーム取付ブラケットの外側面とキャブ支持枠における縦梁部とに溶接により接合されている。
しかしながら、左側のブーム取付ブラケットの外側面とキャブ支持枠における縦梁部間の間隙等はかなり狭い。このため、このような狭い箇所に対する補強板の溶接性が悪化するおそれがある。
そこで、補強板等の他の部材を用いることなく、ブラケット部を介して前面板とキャブ下梁とが交差する箇所への応力集中を緩和してブラケット部における溶接部分の耐久性を向上させ、長寿命化を図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、作業機が取り付けられる一対のブラケット部を構成する一対の縦板が所要間隔をおいて底板上に立設され前記一対のブラケット部間には当該各ブラケット部補強用の前面板が溶接により接合されたセンタフレームと、該センタフレームの両側方にそれぞれ設けられたサイドフレームと、一端部が一方の前記ブラケット部の他面と前記底板の上面とに溶接により接合され他端部が一方の前記サイドフレームに溶接により接合されたキャブ下梁とを有する建設機械の旋回フレームにおいて、
前記一方のブラケット部の一面側に接合された前記前面板と該一方のブラケット部の他面側に接合された前記キャブ下梁の一端部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成してなる建設機械の旋回フレームであって、
上記非溶接部は、前記ブラケットを介して形成される前記前面板と前記キャブ下梁における上板部との板体同士の交差箇所に切欠部を設けて前記応力集中を緩和できるように構成してなる建設機械の旋回フレームを提供する。
この構成によれば、一方のブラケット部の一面側に接合された前面板と他面側に接合されたキャブ下梁とが、該ブラケット部を介して交差する構造になっている場合、該ブラケット部における交差箇所には、サイドフレーム及び縦梁部を介してキャブ下梁にかかるキャブの重量により曲げ応力が発生する。さらに建設機械の稼働時には、ブラケット部に取り付けられた作業機に外部から加えられる横荷重等で生じる曲げ応力が加わって、ブラケット部における前記交差箇所には、高い曲げ応力が集中して発生する。これは、ブラケット部における前記交差箇所は剛性の変化が急で、構造物の不連続性が原因であると考えられる。これに対し、前記交差箇所における前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成することで、該交差箇所への曲げ応力の集中が効果的に緩和され、該曲げ応力によるブラケット部の曲げ変形等が抑えられる。
請求項2記載の発明は、作業機が取り付けられる一対のブラケット部を構成する一対の縦板が所要間隔をおいて底板上に立設され前記一対のブラケット部間には当該各ブラケット部補強用の前面板が溶接により接合されたセンタフレームと、該センタフレームの両側方にそれぞれ設けられたサイドフレームと、一端部が一方の前記ブラケット部の他面と前記底板の上面とに溶接により接合され他端部が一方の前記サイドフレームに溶接により接合されたキャブ下梁とを有する建設機械の旋回フレームであって、
前記一方のブラケット部の一面側に接合された前記前面板と該一方のブラケット部の他面側に接合された前記キャブ下梁の一端部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成してなる建設機械の旋回フレームにおいて、
上記キャブ下梁は、前側側板部及び後側側板部と該前側側板部及び後側側板部の各上辺間を連結する上板部とを備え、該キャブ下梁における前記上板部と上記前面板とが上記一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、上記非溶接部としての切欠部を形成してなる建設機械の旋回フレームを提供するものである。
この構成によれば、キャブ下梁における上板部と前面板とが一方のブラケット部を介して交差する場合に、該交差箇所における前面板側に切欠部を形成することで、非溶接部が容易且つ、確実に実現されて、該交差箇所への曲げ応力の集中が効果的に緩和される。
請求項1記載の発明は、一方のブラケット部の一面側に接合された前面板と該一方のブラケット部の他面側に接合されたキャブ下梁の一端部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成したので、前記交差箇所への曲げ応力の集中を効果的に緩和することができる。したがって、ブラケット部へのキャブ下梁の溶接部分の耐久性を向上させて長寿命化を図ることができるという利点がある。けだし、前記交差箇所における前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部として前記前面板と前記キャブ下梁における上板部との板体同士の交差箇所に切欠部を形成しておくことで、該交差箇所への曲げ応力の集中が効果的に緩和され、該曲げ応力による左側のブーム取付ブラケットの曲げ変形等が抑えられるからである。
請求項2記載の発明は、上記キャブ下梁は、前側側板部及び後側側板部と該前側側板部及び後側側板部の各上辺間を連結する上板部とを備え、該キャブ下梁における前記上板部と上記前面板とが上記一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、上記非溶接部としての切欠部を形成したので、非溶接部を容易且つ、確実に実現することができて、交差箇所への曲げ応力の集中を効果的に緩和することができるという利点がある。
補強板等の他の部材を用いることなく、ブラケット部を介して前面板とキャブ下梁とが交差する箇所への応力集中を緩和してブラケット部における溶接部分の耐久性を向上させ、長寿命化を図るという目的を、作業機が取り付けられる一対のブラケット部を構成する一対の縦板が所要間隔をおいて底板上に立設され前記一対のブラケット部間には当該各ブラケット部補強用の前面板が溶接により接合されたセンタフレームと、該センタフレームの両側方にそれぞれ設けられたサイドフレームと、一端部が一方の前記ブラケット部の他面と前記底板の上面とに溶接により接合され他端部が一方の前記サイドフレームに溶接により接合されたキャブ下梁とを有する建設機械の旋回フレームにおいて、前記一方のブラケット部の一面側に接合された前記前面板と他面側に接合された前記キャブ下梁における上板部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部としての切欠部を形成することにより実現した。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳述する。本実施例は、建設機械として油圧ショベルに適用されている。図1は要部平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2の部分正面図である。なお、図1乃至図3において前記図4乃至図6における構成要素と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略する。
まず、本実施例に係る建設機械の旋回フレームの構成を説明する。図1乃至図3に示すように、本実施例では、左側のブーム取付ブラケット7aの一面側に溶接により接合された前面板9と他面側に溶接により接合されたキャブ下梁11における上板部11cとが該左側のブーム取付ブラケット7aを介して交差する箇所における前記前面板9側に、応力集中緩和用の非溶接部としての切欠部16aが形成されている。
切欠部16aは、前面板9とキャブ下梁11における上板部11cとの板体同士の交差箇所をカバー可能な所要の大きさに形成されている。
次に、上述のように構成された建設機械のキャブ支持構造の作用を説明する。上記のように、左側のブーム取付ブラケット7aの一面側に接合された前面板9と他面側に接合されたキャブ下梁11における上板部11cとが該左側のブーム取付ブラケット7aを介して交差する構造になっている場合、該左側のブーム取付ブラケット7aにおける交差箇所には、サイドフレーム4及び縦梁部14を介してキャブ下梁11にかかるキャブの重量により曲げ応力が発生する。
さらに、建設機械の稼働時には、ブーム取付ブラケット7a,7bに取り付けられた作業機に外部から加えられる横荷重等により曲げ応力が生じ、この曲げ応力が、前記キャブ重量による曲げ応力に加わって、左側のブーム取付ブラケット7aにおける前記交差箇所には、高い曲げ応力が集中して発生する。これは、左側のブーム取付ブラケット7aにおける前記交差箇所は剛性の変化が急で、構造物の不連続性が原因であると考えられる。
これに対し、前記交差箇所における前面板9側に、応力集中緩和用の非溶接部として前記切欠部16aを形成しておくことで、該交差箇所への曲げ応力の集中が効果的に緩和され、該曲げ応力による左側のブーム取付ブラケット7aの曲げ変形等が抑えられる。
上述したように、本実施例に係る建設機械においては、前記前面板9とキャブ下梁11における上板部11cとが左側のブーム取付ブラケット7aを介して交差する箇所への曲げ応力の集中を効果的に緩和することができる。したがって、該左側のブーム取付ブラケット7aにおける溶接部分の耐久性を向上させて長寿命化を図ることができる。
また、非溶接部を切欠部16aとしたことで、該非溶接部を容易且つ、確実に実現することができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
本発明の実施例に係る建設機械の旋回フレームの要部平面図。 図1のA−A線に沿う拡大断面図。 図2の部分正面図。 従来の建設機械の旋回フレームの平面図。 図4の斜視図。 図4のB−B線に沿う部分の断面図。
符号の説明
1 旋回フレーム
2 センタフレーム
4,5 サイドフレーム
6 底板
7a,7b ブーム取付ブラケット(ブラケット部)
8a,8b 縦板
9 前面板
11 キャブ下梁
11c 上板部
16a 切欠部

Claims (2)

  1. 作業機が取り付けられる一対のブラケット部を構成する一対の縦板が所要間隔をおいて底板上に立設され前記一対のブラケット部間には当該各ブラケット部補強用の前面板が溶接により接合されたセンタフレームと、該センタフレームの両側方にそれぞれ設けられたサイドフレームと、一端部が一方の前記ブラケット部の他面と前記底板の上面とに溶接により接合され他端部が一方の前記サイドフレームに溶接により接合されたキャブ下梁とを有する建設機械の旋回フレームにおいて、
    前記一方のブラケット部の一面側に接合された前記前面板と該一方のブラケット部の他面側に接合された前記キャブ下梁の一端部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成してなる建設機械の旋回フレームであって、
    上記非溶接部は、前記ブラケットを介して形成される前記前面板と前記キャブ下梁における上板部との板体同士の交差箇所に切欠部を設けて前記応力集中を緩和できるように構成したことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。
  2. 作業機が取り付けられる一対のブラケット部を構成する一対の縦板が所要間隔をおいて底板上に立設され前記一対のブラケット部間には当該各ブラケット部補強用の前面板が溶接により接合されたセンタフレームと、該センタフレームの両側方にそれぞれ設けられたサイドフレームと、一端部が一方の前記ブラケット部の他面と前記底板の上面とに溶接により接合され他端部が一方の前記サイドフレームに溶接により接合されたキャブ下梁とを有する建設機械の旋回フレームにおいて、
    前記一方のブラケット部の一面側に接合された前記前面板と該一方のブラケット部の他面側に接合された前記キャブ下梁の一端部とが該一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、応力集中緩和用の非溶接部を形成してなる建設機械の旋回フレームであって、
    上記キャブ下梁は、前側側板部及び後側側板部と該前側側板部及び後側側板部の各上辺間を連結する上板部とを備え、該キャブ下梁における前記上板部と上記前面板とが上記一方のブラケット部を介して交差する箇所における前記前面板側に、上記非溶接部としての切欠部を形成してなることを特徴とする建設機械の旋回フレーム。
JP2005208954A 2005-07-19 2005-07-19 建設機械の旋回フレーム Expired - Fee Related JP4446937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208954A JP4446937B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 建設機械の旋回フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208954A JP4446937B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 建設機械の旋回フレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007022398A JP2007022398A (ja) 2007-02-01
JP4446937B2 true JP4446937B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=37783711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005208954A Expired - Fee Related JP4446937B2 (ja) 2005-07-19 2005-07-19 建設機械の旋回フレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4446937B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103240694A (zh) * 2013-05-13 2013-08-14 成都海凌达机械有限公司 用于限定装载机后车架大梁位置的装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102343943A (zh) * 2011-07-12 2012-02-08 北京北消防冻技术有限公司 一种改装车
JP6178284B2 (ja) * 2014-06-13 2017-08-09 株式会社クボタ 作業機の作業要素

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103240694A (zh) * 2013-05-13 2013-08-14 成都海凌达机械有限公司 用于限定装载机后车架大梁位置的装置
CN103240694B (zh) * 2013-05-13 2015-09-09 成都海凌达机械有限公司 用于限定装载机后车架大梁位置的装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007022398A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9187875B2 (en) Arm for construction machine
JP5019922B2 (ja) キャブ補強構造および作業機械用キャブ
JP4655815B2 (ja) 建設機械のキャビン
JP2007106286A (ja) 作業機械のキャブ
KR101837220B1 (ko) 건설 기계의 선회 프레임
KR20100137559A (ko) 건설 기계의 캡
JP5724752B2 (ja) キックアップフレームの接続構造
JP4446937B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP5674577B2 (ja) ブーム
JP2001342646A (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP2014105499A (ja) 建設機械のアッパーフレーム
JP5799722B2 (ja) 作業機械
JP2007063839A (ja) 建設機械用保護構造物及び建設機械用キャブ
WO2017065066A1 (ja) 作業機械用ブーム
JP2007069807A (ja) キャブおよび作業機械
JP4984923B2 (ja) 建設機械のアッパーフレーム
JP3836683B2 (ja) 作業機械の作業腕構造
JP4236942B2 (ja) 作業車両
JP2007051413A (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP4403854B2 (ja) 上部旋回体の旋回フレーム構造
JP4556538B2 (ja) 建設機械
JP4925366B2 (ja) 建設機械におけるキャブ用の補強材
JP6990353B2 (ja) 車体後部補強構造
JP5112149B2 (ja) 柱支持構造および建設機械用キャブ
JP5810822B2 (ja) 建設機械のアッパーフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090721

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090805

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees