JP4940189B2 - バックホーのブーム構造 - Google Patents
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Description
本発明は上記問題点に鑑み、ブーム先端部材の溶接部分を極力少なくし、ブーム全体を製造容易でかつ安価に製造できるようにしたものである。
左右一対の側板と一対の側板の上端間を連結する上板と一対の側板の下端間を連結する下板とを有するブーム本体が板金により構成され、左右一対の側壁と左右一対の側壁を連結する連結壁とを有するブーム先端部材が鋳物により形成され、
ブーム先端部材の一対の側壁の先端側に、取付孔を有する一対の連結ボス部が一体に形成され、ブーム先端部材の下端側に、アームのブーム側への揺動を規制するアームストッパーが一体に設けられ、一対の側壁の基端側に、連結壁よりも基端側に突出する一対の取付片が一体に設けられ、該一対の取付片とブーム本体の一対の側板の先端部とが互いに重合するように、一対の取付片がブーム本体の一対の側板間に外嵌され、一対の側板と一対の取付片とが互いに溶接され、
上板先端部の左右両側部は一対の側板よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片が側板と共に上板先端部の両側部下面に溶接され、ブーム本体の下板の左右両側部は、一対の側板よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片が側板と共に下板の両側部上面に溶接され、
上板先端部の左右両側部下面と一対の取付片の上端面とは、ブームの基端側に向けて徐々に大きく離間するように互いに傾斜され、この離間部分で一対の取付片が側板と共に上板先端部の両側部に溶接され、下板先端部の左右両側部下面と一対の取付片の下端面とは、ブームの基端側に向けて徐々に大きく離間するように互いに傾斜され、この離間部分で一対の取付片が側板と共に下板の両側部に溶接されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、連結壁は、左右一対の側壁の下端部間を連結する下連結部と、左右一対の側壁の上端部間を連結する上連結部とを有し、ブーム本体の下板の先端が下連結部に接当又は近接されて溶接により固着され、ブーム本体の上板の先端が上連結部に接当又は近接されて溶接により固着され、下連結部に前記アームストッパーが下方突出するように一体に形成されている点にある。
図5はトラクタの後部に着脱自在に取り付けられるバックホー1を図示している。なお、トラクタの前部にフロントローダを設けると共に、後部に図5に示すバックホー1を設けることにより、TLB(作業車)が構成される。
このバックホー1は、トラクタの後部に着脱自在に連結されるメインフレーム2と、このメインフレーム2の後部に上下方向の軸芯回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット3と、このスイングブラケット3を左右に揺動するためのスイングシリンダ4と、スイングブラケット3に取り付けられた掘削作業装置5と、メインフレーム2の上部に設けられたコントロールボックス6と、メインフレーム2の左右両側に設けられる図示省略のアウトリガー装置とを備えている。
また、掘削作業装置5は、ブーム7を揺動させるブームシリンダ10と、アーム8を揺動させるアームシリンダ11と、バケット9を揺動させるバケットシリンダ12とを備えており、各シリンダ10,11,12は油圧シリンダからなる。
ブームシリンダ10のピストンロッドの先端側は、スイングブラケット3に枢軸32を介して左右軸回りに回動自在に枢支連結され、アームシリンダ11のピストンロッドの先端側は、アーム8の基部側に設けられた左右一対のブラケット板31に枢軸33を介して左右軸回りに回動自在に枢支連結されている。これにより、ブームシリンダ10の伸縮によってブーム7が上下揺動し、アームシリンダ11の伸縮によってアーム8が前後揺動するようになっている。なお、図1、図2、図4に示すように、ブーム本体15の上板19の先端側に、油圧ホースを保持するためのホース保持部材35が溶接等に取り付けられている。
左右一対の側壁36の連結壁37と一対の連結ボス部26との間に左右一対の第2補強リブ49が設けられている。一対の第2補強リブ49は、一対の側壁36に左右方向内方に突設され、連結壁37と連結ボス部26の内方突出部とを連結するようにブーム先端部材16の長手方向に配置されている。
ブーム本体15の先端部の上板19と下板20とは、左右一対の取付片38を上下に挟むように一対の取付片38の上下に配置されている。ブーム本体15の下板20の先端が、連結壁37の下端部である下連結部41に接当又は近接されて溶接により固着され、ブーム本体15の上板19の先端が、連結壁37の上端部である上連結部42に接当又は近接されて溶接により固着されている。
上板19(少なくとも上板19先端部)の左右両側部は一対の側板18よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片38が側板18と共に上板19先端部の両側部下面に溶接され、ブーム本体15の下板20(少なくとも下板20先端部)の左右両側部は、一対の側板18よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片38が側板18と共に下板20の両側部上面に溶接されている。
8 アーム
15 ブーム本体
16 ブーム先端部材
18 側板
19 上板
20 下板
26 連結ボス部
27 横軸
36 側壁
37 連結壁
38 取付片
41 下連結部
42 上連結部
51 溶接孔
Claims (4)
- 先端部に連結ボス部(26)が設けられていて連結ボス部(26)を介してアーム(8)の基端部が横軸(27)廻りに前後揺動自在に枢支されるバックホーのブーム構造であって、
左右一対の側板(18)と一対の側板(18)の上端間を連結する上板(19)と一対の側板(18)の下端間を連結する下板(20)とを有するブーム本体(15)が板金により構成され、左右一対の側壁(36)と左右一対の側壁(36)を連結する連結壁(37)とを有するブーム先端部材(16)が鋳物により形成され、
ブーム先端部材(16)の一対の側壁(36)の先端側に、取付孔(39)を有する一対の連結ボス部(26)が一体に形成され、ブーム先端部材(16)の下端側に、アーム(8)のブーム(7)側への揺動を規制するアームストッパー(45)が一体に設けられ、一対の側壁(36)の基端側に、連結壁(37)よりも基端側に突出する一対の取付片(38)が一体に設けられ、該一対の取付片(38)とブーム本体(15)の一対の側板(18)の先端部とが互いに重合するように、一対の取付片(38)がブーム本体(15)の一対の側板(18)間に外嵌され、一対の側板(18)と一対の取付片(38)とが互いに溶接され、
上板(19)先端部の左右両側部は一対の側板(18)よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片(38)が側板(18)と共に上板(19)先端部の両側部下面に溶接され、ブーム本体(15)の下板(20)の左右両側部は、一対の側板(18)よりも左右方向外方に突出され、一対の取付片(38)が側板(18)と共に下板(20)の両側部上面に溶接され、
上板(19)先端部の左右両側部下面と一対の取付片(38)の上端面とは、ブーム(7)の基端側に向けて徐々に大きく離間するように互いに傾斜され、この離間部分で一対の取付片(38)が側板(18)と共に上板(19)先端部の両側部に溶接され、下板(20)先端部の左右両側部下面と一対の取付片(38)の下端面とは、ブーム(7)の基端側に向けて徐々に大きく離間するように互いに傾斜され、この離間部分で一対の取付片(38)が側板(18)と共に下板(20)の両側部に溶接されていることを特徴とするバックホーのブーム構造。 - ブーム本体(15)の上板(19)と下板(20)とは、左右一対の取付片(38)を上下に挟むように一対の取付片(38)の上下に配置され、上板(19)の先端が、連結壁(37)の上端部に接当又は近接されて連結壁(37)の上端部に溶接され、下板(20)の先端が、連結壁(37)の下端部に接当又は近接されて連結壁(37)の下端部に溶接されていることを特徴とする請求項1に記載のバックホーのブーム構造。
- 連結壁(37)は、左右一対の側壁(36)の下端部間を連結する下連結部(41)と、左右一対の側壁(36)の上端部間を連結する上連結部(42)とを有し、ブーム本体(15)の下板(20)の先端が下連結部(41)に接当又は近接されて溶接により固着され、ブーム本体(15)の上板(19)の先端が上連結部(42)に接当又は近接されて溶接により固着され、下連結部(41)に前記アームストッパー(45)が下方突出するように一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックホーのブーム構造。
- 左右一対の取付片(38)に左右方向に貫通した溶接孔(51)が設けられ、溶接孔(51)の開口縁部がブーム本体(15)の側板(18)の先端部に溶接されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバックホーのブーム構造。
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