JP6090353B2 - 作業機械のブームフット部 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のブームフット部に関し、特にその補強構造に関する。
従来より、作業機械の一例である油圧ショベルでは、クローラ等を有する下部走行体の上に上部旋回体を旋回自在に搭載し、この上部旋回体の前後方向に延びたブームフット部に挿通したブームフットピンを介してアタッチメントを上下方向に揺動可能に連結している。ブームフット部は、上部旋回体の底板に立設した左右一対の縦板と、一対の縦板間を連結する連結板とを備えている。この縦板には、配索物を通過させる側方開口部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2では、ブームフットピンの近傍においてサイドプレートの内側面に内側ダブリングプレートを溶接するとともに外側面に外側ダブリングプレートを溶接し、かつ、内側ダブリングプレート及び外側ダブリングプレートの上端面をそれぞれサイドプレートの上端に溶接されたトッププレートの下面に溶接している。
特許第3947009号公報 特許第2684025号公報
しかしながら、超小旋回ミニショベルのようにスペースの限られた作業機械では、ブームフット部を構成する縦板に大きな側方開口を設けるなどにより、旋回モータや配索物を搭載するようにすると、ブームフット部の剛性が低下してしまう。特に左右一対の縦板と後側連結板(横板)との溶接部において高応力が発生する、という問題がある。
一方で、特許文献1のように閉塞板で上方を完全に覆って強度を確保しようとすると、配索作業性が極めて悪化する。
また、運転席のフロアパネルが上方に迫っているので、左右一対の縦板及び後側連結板の高さには制限がある。
さらに、特許文献2のものでは、サイドプレートとトッププレートとダブリングプレートとが接合される部分は、断面が小さくかつ段差があるので、高応力が発生しやすい上に、ビード形状が悪くなりやすいビードの始端部及び終端部となるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業機械のブームフットピンにおいて、旋回モータ、配管類等を取り付けるための開口部を小さくしないようにしながら後側連結板の高さを上げることなく、縦板と後側連結板との接合部の応力を緩和することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、縦板と後側連結板との接合部の溶接構造に改善を加えた。
具体的には、第1の発明では、底板と、
上記底板に立設され、ブームフットピンが挿通されるブームフットピン取付孔が形成された左右一対の縦板と、
上記左右一対の縦板の後端部に直交する方向に連結される後側連結板と、
上記左右一対の縦板に配置されて上記後側連結板まで延びるダブリングプレートとを備えた作業機械のブームフット部を対象とし、
上記作業機械のブームフット部は、
上記左右一対の縦板の少なくとも一方は、上記後側連結板の上端よりも上方に延びる縦板突出部を有し、
上記ダブリングプレートの後端部は、該後端部の上面が上記後側連結板の上面と面一となるように突き合わされた状態で、上記縦板の側面と上記ダブリングプレートの後端部の上面との溶接と、上記縦板の後端面と上記後側連結板の上面との溶接とが段差なく連続溶接で接合されている。
すなわち、従来のダブリングプレートを接合する構成であれば、溶接の始端部又は終端部が高応力部と一致して強度が低下してしまうが、上記の構成によると、縦板の側面とダブリングプレートの後端部の上面との溶接と、縦板の後端面と後側連結板の上面との溶接とが段差なく連続溶接されるので、ビード形状が悪くなりやすい始端部及び終端部がなくなり、溶接の品質が安定し、強度が向上すると共に、周囲に比べて断面の小さい部分での段差を無くして応力集中が緩和されると共に、溶接施工性が格段に向上する。
第2の発明では、第1の発明において、
上記左右一対の少なくとも一方の縦板における上記ダブリングプレートの下方には、側方開口部が開口されている。
上記の構成によると、ダブリングプレートで剛性を保ちながら、応力集中を緩和する溶接構造とすることにより、縦板に比較的大きな側方開口部を設けて、スイベルジョイントの設置スペースを確保して油圧配管の配索作業を円滑に行うことができるようにしても、後側連結板の高さを高くして強度を確保する必要がない。なお、側方開口部は、左右一対の一方の縦板におけるダブリングプレートの下方にのみ設けてもよい。
第3の発明では、第2の発明において、
上記縦板の上記後側連結板との接合部近傍に位置する該後側連結板の上面及び上記ダブリングプレートの上面よりも上方に突出した縦板突出部に上端切欠が形成され、
上記ダブリングプレートは、上記ブームフットピン取付孔から上記後側連結板に向けて高さが低くなる傾斜部を有し、上記後側連結板との接合部が上面で面合わせとなるように直線部が設けられ、かつ上記傾斜部から該直線部は、曲線形状の曲線部でつながれており、
上記縦板突出部の上端切欠と上記ダブリングプレートの曲線部と上記側方開口部で周囲よりも断面が小さくなる領域が形成されている。
上記の構成によると、掘削作業等でブームフット周りが変形すると、断面が小さい領域から先に変形しようとするので、最も応力が発生しやすい部分を縦板と後側連結板(横板)との接合部から意図的にずらして接合部の応力集中の緩和を図ることができる。
第4の発明では、第3の発明において、
上記左右一対の縦板と上記後側連結板に連結されると共に、前端側の左右両端に前側に向かって延びる延長部が設けられた補強板を備え、
上記縦板突出部の上端切欠と上記ダブリングプレートの曲線部と上記側方開口部と上記延長部とで周囲よりも断面が小さくなる領域が構成されている。
上記の構成によると、補強板によりブームフット部の剛性を向上させながら、縦板と後側連結板との接合部ではなく、縦板突出部の上端切欠とダブリングプレートの曲線部と側方開口部と延長部とで形成される領域を意図的に強度の弱い部分とすることで、接合部への応力集中を避けることができる。
以上説明したように、本発明によれば、縦板に後側連結板の上端よりも上方に延びる縦板突出部を設け、ダブリングプレートの後端部の上面を後側連結板の上面と面一となるように突き合わせ、縦板の側面とダブリングプレートの後端部の上面との溶接と、縦板の後端面と後側連結板の上面との溶接とを段差なく連続溶接で接合したことにより、高応力の発生しにくい構成を達成できると共に、溶接施工性を改善して品質を安定させることができる。
また、第2の発明では、少なくとも一方の縦板におけるダブリングプレートの下方に側方開口部を開口したことにより、剛性を確保しながら、スイベルジョイントの設置スペースを確保できると共に、油圧配管の配索作業を円滑に行うことができる。
また、第3の発明では、縦板突出部の上端切欠とダブリングプレートの曲線部と側方開口部で周囲よりも断面が小さくなる領域を形成したことにより、最も応力が発生しやすい部分をずらして接合部の応力集中を効果的に緩和することができる。
さらに、第4の発明では、縦板突出部の上端切欠とダブリングプレートの曲線部と側方開口部と延長部とで周囲よりも断面が小さくなる領域を形成したことにより、ブームフット部の剛性を向上させながら、最も応力が発生しやすい部分をずらして接合部の応力集中を効果的に緩和することができる。
図4のI−I線断面図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図である。 旋回フレームをその周辺の配索物を含めて示す斜視図である。 旋回フレームを示す平面図である。 溶接部を現した旋回フレームを示す斜視図及びその一部拡大斜視図である。 溶接部を現した旋回フレームを示す斜視図及びその一部拡大斜視図である。 溶接部を現した旋回フレームを示す斜視図及びその一部拡大斜視図である。 図4のVIII−VIII線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施形態に係る作業機械としての油圧ショベル1を示し、この油圧ショベル1は、いわゆる超小旋回ミニショベルである。油圧ショベル1は、例えば、走行用クローラ2を有する下部走行体3と、この下部走行体3に旋回ベアリング4を介して旋回自在に連結される上部旋回体5とを備えている。上部旋回体5には、運転室6が設けられ、アタッチメント7及びこのアタッチメント7を揺動可能に支持するブームフットシリンダ8とを備えている。なお、説明の簡略化のために運転室6のオペレータから見た左右方向を左右方向として記載する。
上部旋回体5は、図3及び図4に示すように、旋回ベアリング4に連結される旋回フレーム9を有し、この旋回フレーム9には、ブームフット部10が設けられている。ブームフット部10は、旋回ベアリング4が連結される平坦な底板11と、この底板11に左右に所定の間隔を空けて立設される左右一対の縦板12,13とを備えている。左右一対の縦板12,13には、それぞれ側方開口部14及びブームフットピン(図示せず)が挿通されるブームフットピン取付孔15が貫通形成されている。図6及び図7に示すように、左右一対の縦板12,13の左右内側には、補強用のダブリングプレート12a,13aが溶接されている。本実施形態では、ブームフットピン取付孔15の部分もダブリングプレート12a,13aで補強されているが、この構造には限定されない。
左右一対の縦板12,13の後端部には、直交する方向(左右方向)に延びる横板としての後側連結板16が連結されている。なお、本実施形態では、後側連結板16は、底板11に垂直に結合されている。図5にも示すように、左側の縦板12は、後側連結板16の上端よりも上方に延びる縦板突出部21を有する。具体的には、縦板突出部21は、縦板12の後側連結板16との接合部近傍に位置する後側連結板16の上面16aとダブリングプレート12aの上面よりも上方に突出している。なお、右側の縦板13の縦板突出部21は、その後方の後側連結板16の上面16aと面一となっているが、それに限定されない。
左右一対の縦板12,13は、後側連結板16よりも前側で前側連結板17によって左右方向に連結されている。なお本実施形態では、前側連結板17にブームフットシリンダ8を支持する左右一対のシリンダ取付部ブラケット18が設けられている。
図3及び図4に示すように、底板11における左側の縦板12の左側には、旋回モータ40を固定するためのモータ用開口41が形成され、左側の縦板12の側方開口部14の真下には、図示しないスイベルジョイントを設けるための円形のスイベルジョイント用開口42が形成されている。旋回モータ40の左側方には、コントロールバルブ43が配置され、多数の油圧配管44が接続されている。これらの油圧配管44の大部分は、左側の縦板12の側方開口部14を通り、一部がスイベルジョイントに接続されて下部走行体3へ、残りがさらに右側の縦板13の側方開口部14(左側のものよりも小さい)を通ってアタッチメント7に接続されている。このように、左右いずれの側方開口部14も配索作業に欠かせない重要なものとなっている。
図6及び図7に示すように、左右一対の縦板12,13(ダブリングプレート12a,13a)と後側連結板16とは、補強板19で堅固に連結されている。
そして、図8に示すように、前側連結板17は、前端側が底板11から左右一対の縦板12,13(ダブリングプレート12a,13a)と溶接等により連結された状態で後方に向かって上方へ延びている。図4に示すように、前側連結板17後端側の左右両端は、後側連結板16に向かって延びる前側延長部17aを有する。前側延長部17aは、後側連結板16に向かって中凹状に曲線状に滑らかに延びている。一方、これに対応して図5及び図7に示すように、補強板19の前端側の左右両端は、前側連結板17に向かって略水平延びる、延長部としての後側延長部19aを有する。図4に示すように、平面視で左右一対の側方開口部14で挟まれた領域に、重なり合って連続した1つの上方開口部20を形成している。このように、本実施形態では、側方開口部14を左右一対の縦板12,13に適度な大きさに開口させた上に上方開口部20が確保されているので、油圧配管44の配索作業等の作業性が保たれている。
そして図5に拡大して示すように、左側のダブリングプレート12aの後端部は、この後端部の上面が後側連結板16の上面16aと面一となるように突き合わされた状態で、左側の縦板12の側面とダブリングプレート12aの後端部上面との溶接と、縦板12の後端面12bと後側連結板16の上面16aとの溶接とが段差なく連続した連続溶接30で接合されている。しかも、図7に拡大して示すように、本実施形態に係る縦板12の後端面12bと後側連結板16の上面16aとの連続溶接30は、角部の周囲を巻くように縦板12の側面まで連続している。
図1及び図8に示すように、縦板突出部21には、上端切欠22が形成されている。また、左側のダブリングプレート12aは、ブームフットピン取付孔15から後側連結板16に向けて高さが低くなる傾斜部23を有し、後側連結板16との接合部が上面で面合わせとなるように直線部24が設けられ、かつ傾斜部23から直線部24は、曲線形状の曲線部25でつながる形状をしている。これらの縦板突出部21の上端切欠22とダブリングプレート12aの曲線部25と側方開口部14とで、例えば図1に破線で囲むように、周囲よりも断面が小さくなる領域(最弱部26)が形成されている。図8に示すように、最弱部26の領域には、補強板19の後側延長部19aの少なくとも一部が含まれている。
このように、従来のダブリングプレートを接合する構成であれば、溶接の始端部又は終端部が高応力部と一致して強度が低下してしまうが、本実施形態では、左側の縦板12の側面とダブリングプレート12aの後端部上面との溶接と、左側の縦板12の後端面12bと後側連結板16の上面16aとの溶接とが連続した連続溶接30で接合されるので、ビード形状が悪くなりやすい始端部及び終端部がなくなり、溶接の品質が安定し、強度が向上する。また、連続溶接30により、周囲に比べて比較的断面の小さい部分での段差を無くして応力集中が緩和されると共に、溶接施工性が格段に向上する。
また、応力集中を緩和することで、縦板12に大きな側方開口部14を設けることができるので、スイベルジョイントの設置スペースを確保しながら、油圧配管の配索作業を円滑に行うことができる。
さらに本実施形態では、補強板19によりブームフット部10の剛性を向上させながら、縦板12と後側連結板16との接合部ではなく、縦板突出部21の上端切欠22とダブリングプレート12aの曲線部25と側方開口部14と後側延長部19aとで形成される領域を意図的に強度の弱い最弱部26とすることで、縦板12と後側連結板16との接合部への応力集中を避けることができるので、後側連結板16の高さを高くして強度を確保する必要がない。
本実施形態では、掘削作業等で、ブームフット部10の周りが変形すると、断面が小さい最弱部26が先に変形しようとするので、最も応力が発生しやすい部分を縦板12と後側連結板16との接合部から意図的にずらして接合部の応力集中の緩和を図ることができる。
したがって、本実施形態に係る油圧ショベル1では、旋回モータ、配管類等を取り付けるための側方開口部14を小さくしないようにしながら後側連結板16の高さを上げることなく、縦板12と後側連結板16との接合部の応力を緩和することができる。また、溶接施工性を改善して品質を安定させることができ、品質の安定した剛性の高い超小旋回ミニショベルが得られる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、連続溶接30は、左側の縦板12にのみ設けているが、右側の縦板12に設けてもよく、両方に設けてもよい。
また、上記実施形態では、左右一対の縦板12,13の左右内側には、補強用のダブリングプレート12a,13aを溶接したが、左右一対の縦板12,13の左右内側ではなく、左右外側にそれぞれ溶接したり、左右両側にそれぞれ溶接したりしてもよい。
また、上記実施形態では、右側の縦板13の側方開口部14は、左側の側方開口部14よりも小さいものとしたが、左側の側方開口部14よりも大きいものとしてもよいし、同じ大きさのものとしてもよい。さらに、側方開口部14は、左右一対の一方の縦板におけるダブリングプレートの下方にのみ設けてもよい。
また、上記実施形態では、ブームフットピン取付孔15の部分もダブリングプレート12a,13aで補強しているが、例えば、ブームフットピン取付孔15をボス部で補強し、そのボス部をダブリングプレート12a,13aで支持するような構造にしてもよい。
また、上記実施形態では、作業機械は、超小旋回ミニショベルである油圧ショベル1としたが、比較的大きな側方開口部を有するブームフット部を備えた他の作業機械でもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のブームフット部について有用である。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 走行用クローラ
3 下部走行体
4 旋回ベアリング
5 上部旋回体
6 運転室
7 アタッチメント
8 ブームフットシリンダ
9 旋回フレーム
10 ブームフット部
11 底板
12 左側の縦板
13 右側の縦板
12a,13a ダブリングプレート
12b 後端面
14 側方開口部
15 ブームフットピン取付孔
16 後側連結板(横板)
16a 上面
17 前側連結板
17a 前側延長部
18 シリンダ取付部ブラケット
19 補強板
19a 後側延長部(延長部)
20 上方開口部
21 縦板突出部
22 上端切欠
23 傾斜部
24 直線部
25 曲線部
26 最弱部
30 連続溶接
40 旋回モータ
41 モータ用開口
42 スイベルジョイント用開口
43 コントロールバルブ
44 油圧配管

Claims (4)

  1. 底板と、
    上記底板に立設され、ブームフットピンが挿通されるブームフットピン取付孔が形成された左右一対の縦板と、
    上記左右一対の縦板の後端部に直交する方向に連結される後側連結板と、
    上記左右一対の縦板に配置されて上記後側連結板まで延びるダブリングプレートとを備えた作業機械のブームフット部であって、
    上記左右一対の縦板の少なくとも一方は、上記後側連結板の上端よりも上方に延びる縦板突出部を有し、
    上記ダブリングプレートの後端部は、該後端部の上面が上記後側連結板の上面と面一となるように突き合わされた状態で、
    上記縦板の側面と上記ダブリングプレートの後端部の上面との溶接と、
    上記縦板の後端面と上記後側連結板の上面との溶接とが段差なく連続溶接で接合されている
    ことを特徴とする作業機械のブームフット部。
  2. 請求項1に記載の作業機械のブームフット部において、
    上記左右一対の少なくとも一方の縦板における上記ダブリングプレートの下方には、側方開口部が開口されている
    ことを特徴とする作業機械のブームフット部。
  3. 請求項2に記載の作業機械のブームフット部において、
    上記縦板の上記後側連結板との接合部近傍に位置する該後側連結板の上面及び上記ダブリングプレートの上面よりも上方に突出した上記縦板突出部に上端切欠が形成され、
    上記ダブリングプレートは、上記ブームフットピン取付孔から上記後側連結板に向けて高さが低くなる傾斜部を有し、上記後側連結板との接合部が上面で面合わせとなるように直線部が設けられ、かつ上記傾斜部から該直線部は、曲線形状の曲線部でつながれており、
    上記縦板突出部の上端切欠と上記ダブリングプレートの曲線部と上記側方開口部で周囲よりも断面が小さくなる領域が形成されている
    ことを特徴とする作業機械のブームフット部。
  4. 請求項3に記載の作業機械のブームフット部において、
    上記左右一対の縦板と上記後側連結板に連結されると共に、前端側の左右両端に前側に向かって延びる延長部が設けられた補強板を備え、
    上記縦板突出部の上端切欠と上記ダブリングプレートの曲線部と上記側方開口部と上記延長部とで周囲よりも断面が小さくなる領域が構成されている
    ことを特徴とする作業機械のブームフット部。
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