JP5582167B2 - 建設機械 - Google Patents

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
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    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • E02F3/325Backhoes of the miniature type

Description

本発明は、建設機械に関するものである。
従来より、下部走行体と、下部走行体上に搭載された上部旋回体と、上部旋回体上に搭載されたキャブとを備えた建設機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、キャブの周辺に配設されているブーム角検出装置等の機器との干渉を回避するために、キャブの側面部の一部を内側へ向けて凹ませた凹面部を形成した構成が開示されている。
このように、キャブと機器との干渉を回避するために、キャブ全体を持ち上げてその高さ位置を変更するのではなく、キャブの側面部の一部を凹ませた構成とすることで、建設機械の全高を低く抑えて建設機械を輸送する際の高さ規制をクリアできるようにしている。
特開平8−284206号公報
しかしながら、特許文献1の建設機械では、キャブの側面部の一部を内側へ向けて凹ませた凹面部を形成しているから、キャブの支柱や側面板をフロアプレートに締結固定するためのフロア締結面であるサイドシルも同様に、内側へシフトした位置に配設されてしまう。そのため、左右のサイドシルの間隔が狭くなってしまい、これに伴い、キャブ内の作業スペースが狭くなって作業性が悪くなるという問題があった。ここで、作業スペースを十分に確保するために、キャブ内のコントロールボックス等の機器を小さく設計することも考えられるが、機器の共通化ができなくなる等の問題があり、好ましくない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、上部旋回体に搭載された機器とキャブとの干渉を回避しつつ、キャブ内の空間を広く確保できるようにすることにある。
本発明は、下部走行体と、該下部走行体上に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体のアッパーフレーム上に支持されたキャブと、該アッパーフレームに搭載された機器とを備えた建設機械を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記キャブは、床面をなすフロアプレートと、該フロアプレートの周縁に沿って延びて該フロアプレート上に固定される下縁枠と、該下縁枠の四隅からそれぞれ立設した支柱枠とを備え、
前記フロアプレートの周縁には、その一部が上方に膨出したフロア側膨出部が設けられ、
前記下縁枠には、前記フロア側膨出部に対応してその一部が上方に膨出した枠側膨出部が設けられ、
前記機器は、その一部が平面視で前記フロア側膨出部の上面に重なり合う一方、その上端部が側面視で該フロア側膨出部の側面に重なり合うように該フロア側膨出部の下方に配設されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、キャブのフロアプレートの周縁には、その一部が上方に膨出したフロア側膨出部が設けられる。下縁枠には、フロア側膨出部に対応してその一部が上方に膨出した枠側膨出部が設けられる。機器は、その一部が平面視でフロア側膨出部の上面に重なり合う一方、その上端部が側面視でフロア側膨出部の側面に重なり合うようにフロア側膨出部の下方に配設される。
このような構成とすれば、上部旋回体に搭載された機器とキャブのフロアプレートとの干渉をフロア側膨出部によって回避するとともに、車両幅方向の両側にそれぞれ配設されている下縁枠の間隔を従来と同程度に維持することができる。これにより、広く確保された空間内で下縁枠の取り付け作業を行うことができるので、作業性が向上する。また、キャブ内の空間を広く確保するために、コントロールボックス等の機器を小さく設計する必要もないため、機器の共通化を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記フロア側膨出部の長手方向の少なくとも一端側には、下方に向かって斜め外方に傾斜して拡がるフロア側傾斜部が形成され、
前記枠側膨出部の長手方向の前記フロア側傾斜部が形成された側には、該フロア側傾斜部に対応した枠側傾斜部が形成されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、フロア側膨出部の長手方向の少なくとも一端側には、フロア側傾斜部が形成される。フロア側傾斜部は、下方に向かって斜め外方に傾斜して拡がっている。枠側膨出部の長手方向のフロア側傾斜部が形成された側には、フロア側傾斜部に対応した枠側傾斜部が形成される。
このような構成とすれば、キャブの下縁枠をフロアプレートに組み付ける作業を行いやすくなる。具体的に、キャブの下縁枠は、クレーン等によって吊り下げられた状態で、フロアプレートに向かって徐々に降下させていくことにより、フロアプレート上に載置される。ここで、下縁枠の枠側傾斜部は、下方に向かって拡がるテーパー状に形成されているから、下縁枠の枠側傾斜部をフロアプレートのフロア側傾斜部に対してスムーズに嵌合させることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記枠側膨出部よりも上方に配設され、少なくとも一端が前記キャブの支柱枠に連結されたキャブ補強梁と、
上端が前記キャブ補強梁に連結され、下端が前記枠側膨出部の上面に連結された連結梁とを備えたことを特徴とするものである。
第3の発明では、枠側膨出部よりも上方には、キャブ補強梁が配設される。キャブ補強梁の少なくとも一端は、キャブの支柱枠に連結される。キャブ補強梁には、連結梁の上端が連結される。枠側膨出部の上面には、連結梁の下端が連結される。
このような構成とすれば、枠側膨出部を連結梁で吊り下げた状態で保持することができるので、下縁枠の枠側膨出部が撓むのを防止することができる。
本発明によれば、上部旋回体に搭載された機器とキャブのフロアプレートとの干渉をフロア側膨出部によって回避するとともに、車両幅方向の両側にそれぞれ配設されている下縁枠の間隔を従来と同程度に維持することができる。これにより、広く確保された空間内で下縁枠の取り付け作業を行うことができるので、作業性が向上する。
本発明の実施形態に係る建設機械の構成を示す斜視図である。 アッパーフレームの構成を示す平面図である。 キャブの構成を示す斜視図である。 フロア側膨出部及び枠側膨出部周辺の構成を示す斜視図である。 下縁枠をフロアプレートに固定する前の状態を示す正面断面図である。 下縁枠をフロアプレートに固定した状態を示す正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建設機械の構成を示す斜視図である。図1に示すように、建設機械10は、クローラ式の下部走行体11の上に、旋回可能な上部旋回体12が搭載された油圧ショベルである。
上部旋回体12には、アタッチメント14、エンジンルーム15、アッパーフレーム20、及びキャブ30等が設けられている。なお、本実施形態の建設機械10は、後方小旋回型である。旋回半径が小さくなるように、上部旋回体12は相対的に小さく構成されており、上部旋回体12の後部の外郭線は、上方から見て円弧状に形成されている。
アタッチメント14は、上部旋回体12の前部に設置され、ブーム14a、アーム14b、バケット14c等で構成されている。ブーム14a等のそれぞれは、油圧制御された油圧シリンダ14dの伸縮に連動して動作し、掘削等の作業を行う。これらブーム14a等の操作は、キャブ30において行われる。
エンジンルーム15は、上部旋回体12の後部に設けられている。エンジンルーム15の内部には、図示は省略するが、エンジンや油圧機器等が密集した状態で収容されている。この建設機械10では、エンジンルーム15の後部は、カウンターウエイト16によって覆われている。
キャブ30は、矩形箱形の運転室であり、アタッチメント14に隣接して上部旋回体12の左前部に設置されている。キャブ30の周囲は、パネル部材32によって覆われており、パネル部材32の左側面には、作業者がキャブ30に出入りするためのドア32aが設けられている。
図2は、アッパーフレームの構成を示す平面図である。図2に示すように、アッパーフレーム20は、底板21や左右一対の縦板22、サイドデッキ24等で構成されている。
底板21は、水平方向に拡がる肉厚な金属板であり、その中央部分が下部走行体11に旋回自在に支持されている。底板21の上には、一対の縦板22が立設されている。
縦板22は、肉厚な金属板で構成され、底板21から立設させた状態で底板21の上面に接合されている。左右一対の縦板22は、左右方向に離間し且つ前後方向に延びるように配置されている。なお、左側の縦板22は、後方に向かって延びる途中で左側に傾斜している。縦板22の前部には、ブーム14aが回動自在に支持されている。
底板21の旋回中心位置には、スイベルジョイント50(機器)が設けられている。スイベルジョイント50の近傍で且つ一対の縦板22の間には、上部旋回体12を旋回させる旋回モータ51が配設されている。
スイベルジョイント50は、下部走行体11及び上部旋回体12にそれぞれ設けられた油圧チューブ(図示省略)同士を接続するものであり、上部旋回体12の旋回動作に連動して回動することで、油圧チューブがねじれないように保持している。スイベルジョイント50は、その一部が平面視でキャブ30のフロアプレート31の右縁に重なり合っている。なお、スイベルジョイント50とフロアプレート31との干渉を回避させるための構成については後述する。
一対の縦板22の間には、肉厚な金属板で構成された縦板連結板23が配設されている。縦板連結板23の左右両端部は、縦板22の板面に接合されている。これにより、一対の縦板22同士が縦板連結板23によって連結されている。
キャブ30の床面を構成しているフロアプレート31の四隅には、防振機能を有するキャブマウント36が配設されている。サイドデッキ24は、キャブ30の配置に対応して、底板21の左前部から張り出すように取り付けられた枠形状の部材であり、詳しくは後述する。サイドデッキ24には、キャブ30の四隅の配置に対応して、マウント台座部27が設けられている。マウント台座部27の上面には、丸孔が開口している。この丸孔にキャブマウント36が設置される。キャブ30のフロアプレート31は、キャブマウント36を介してサイドデッキ24に支持される。従って、建設機械10の作動時に発生するアッパーフレーム20の揺れは、キャブマウント36で軽減され、キャブ30が大きく揺れないように構成されている。
サイドデッキ24は、底板21の左端部側に配設されて前後方向に延びる左側部フレーム24aと、左側部フレーム24aの前端部に連結されて右方に延びる前部フレーム24bと、前部フレーム24bの右端部に連結されて後方に延びるとともにその後端部が底板21に接合された右側部フレーム24cとによって枠形状に形成されている。前部フレーム24bの左右両端部には、マウント台座部27が設けられており、このマウント台座部27は、キャブ30の前部側のキャブマウント36を支持している。
キャブ30の後部寄りの位置で且つ左側の縦板22と左側部フレーム24aとの間には、横梁25が配設されている。横梁25は、底板21から立設する板材で形成され且つ左側の縦板22と左側部フレーム24aとを連結する連結部26と、連結部26の車両幅方向の両端部からそれぞれ車両後方に延びてキャブ30の後部側のキャブマウント36を支持するマウント台座部27とを有する。マウント台座部27は、連結部26の左右両端部にそれぞれ接合されて連結部26と一体形成されている。
横梁25よりも車両前方には、下方が開口した断面凹状の補強梁28が配設されている。補強梁28の左右両端部は、縦板22の板面と左側部フレーム24aの板面とにそれぞれ接合されている。これにより、左側の縦板22と左側部フレーム24aとが補強梁28によって連結されている。
図3は、キャブの構成を示す斜視図である。図3に示すように、キャブ30の周囲を覆うパネル部材32は、矩形箱形の枠体33によって支持されている。枠体33は、キャブ30のフロアプレート31の周縁に沿って延びてフロアプレート31上に締結固定される下縁枠34と、下縁枠34の四隅から立設する支柱枠35と、キャブ30の天井部に沿って延びて支柱枠35の上端部同士を連結する上縁枠(図示省略)とを有している。
図4にも示すように、フロアプレート31の右縁部には、その一部が上方に膨出したフロア側膨出部31aが設けられている。フロア側膨出部31aの下方には、スイベルジョイント50の一部が平面視でフロアプレート31に重なり合うように配設されている(図6参照)。このように、フロアプレート31にフロア側膨出部31aを設けることで、スイベルジョイント50とフロアプレート31との干渉を回避するようにしている。フロア側膨出部31aの長手方向の両端部には、下方に向かって斜め外方に傾斜して拡がるフロア側傾斜部31bが形成されている。
右側の下縁枠34には、フロア側膨出部31aに対応してその一部が上方に膨出した枠側膨出部34aが設けられている。枠側膨出部34aの長手方向の両端部には、フロア側傾斜部31bに対応して、下方に向かって斜め外方に傾斜して拡がる枠側傾斜部34bが形成されている。枠側膨出部34a及び枠側傾斜部34bの右側端縁には、上方に延びる立設部34cが設けられている。立設部34cは、右側のパネル部材32の内面側に接合されている。
図4に示すように、下縁枠34の枠側膨出部34aよりも上方には、キャブ補強梁37が配設されている。キャブ補強梁37は、一端が右側後方の支柱枠35に連結される一方、他端が右側の下縁枠34における枠側膨出部34aよりも前方位置に連結されている。
キャブ補強梁37と枠側膨出部34aとは、連結梁38によって連結されている。具体的に、連結梁38の上端がキャブ補強梁37に連結される一方、下端が枠側膨出部34aの上面に連結されている。これにより、枠側膨出部34aは、連結梁38によってキャブ補強梁37に吊り下げられた状態で保持されることとなり、枠側膨出部34aの撓みを抑えることができる。
キャブ30の枠体33は、締結ボルト45によってフロアプレート31上に締結固定されている。具体的に、枠体33をフロアプレート31上に取り付ける際には、図4及び図5に示すように、図示しないクレーンによって枠体33を吊り上げ、フロアプレート31のフロア側膨出部31aの真上に下縁枠34の枠側膨出部34aを位置付けた状態で、枠体33を徐々に降下させていく。そして、枠側膨出部34aとフロア側膨出部31aとを嵌合させながら、フロアプレート31上に下縁枠34を載置させる。
その後、枠側膨出部34aに形成された挿通孔44及びフロア側膨出部31aに形成された挿通孔31cに締結ボルト45のネジ部を挿通させ、フロア側膨出部31aの下面に接合された締結ナット46に締結ボルト45を締結させることで、枠側膨出部34a及びフロア側膨出部31aを締結固定させる(図6参照)。
また、フロアプレート31には、その周縁部に沿って複数のネジ孔41が形成されており、下縁枠34には、ネジ孔41に対応して複数の挿通孔44が形成されている。そして、下縁枠34の挿通孔44に締結ボルト45のネジ部を挿通させてネジ孔41に締結することで、下縁枠34がフロアプレート31上に締結固定される。
以上のように、本実施形態に係る建設機械10によれば、上部旋回体12に搭載されたスイベルジョイント50とキャブ30のフロアプレート31との干渉をフロア側膨出部31aによって回避するとともに、左右両側に配設されている下縁枠34の間隔を従来と同程度に維持することができる。これにより、広く確保された空間内で下縁枠34の取り付け作業を行うことができるので、作業性が向上する。
また、フロア側膨出部31a及び枠側膨出部34aの両端部に、それぞれフロア側傾斜部31b及び枠側傾斜部34bを形成したから、キャブ30の下縁枠34をフロアプレート31に組み付ける作業を行いやすくなる。具体的に、キャブ30の下縁枠34は、クレーン等によって吊り下げられた状態で、フロアプレート31に向かって徐々に降下させていくことにより、フロアプレート31上に載置される。ここで、下縁枠34の枠側傾斜部34bは、下方に向かって拡がるテーパー状に形成されているから、下縁枠34の枠側傾斜部34bをフロアプレート31のフロア側傾斜部31bに対してスムーズに嵌合させて位置合わせすることができる。
《その他の実施形態》
なお、本実施形態では、キャブ30のフロアプレート31の右縁にスイベルジョイント50の一部が重なり合っているから、フロアプレート31の右縁部にフロア側膨出部31aを設けるとともに、右側の下縁枠34に枠側膨出部34aを設けることで、スイベルジョイント50とフロアプレート31との干渉を回避するようにしているが、この形態に限定するものではない。
例えば、キャブ30が上部旋回体12の右側寄りの位置に配設された構成であれば、フロアプレート31の左縁がスイベルジョイント50の一部と重なり合うこととなるため、この場合には、フロアプレート31の左端部にフロア側膨出部31aを設けるようにすればよい。
また、本実施形態では、フロア側膨出部31aによって干渉を回避させる機器の一例として、スイベルジョイント50について説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、スイベルジョイント50ではなく、別の機器が平面視でフロアプレート31に重なり合う位置に配設されていれば、その位置にフロア側膨出部31aを形成することで、その機器との干渉を回避させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、右側の支柱枠35にキャブ補強梁37を連結させているが、左側の支柱枠35についても同様にキャブ補強梁37を連結させてもよい。
また、本実施形態では、キャブ補強梁37の一端を支柱枠35に連結させ、他端を下縁枠34に連結させた構成について説明したが、この形態に限定するものではなく、例えば、キャブ補強梁37の両端をそれぞれ前後の支柱枠35に跨るように連結させてもよい。
以上説明したように、本発明は、上部旋回体に搭載された機器とキャブとの干渉を回避しつつ、キャブ内の空間を広く確保できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
11 下部走行体
12 上部旋回体
20 アッパーフレーム
30 キャブ
31 フロアプレート
31a フロア側膨出部
31b フロア側傾斜部
34 下縁枠
34a 枠側膨出部
34b 枠側傾斜部
35 支柱枠
37 キャブ補強梁
38 連結梁
50 スイベルジョイント(機器)

Claims (3)

  1. 下部走行体と、該下部走行体上に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体のアッパーフレーム上に支持されたキャブと、該アッパーフレームに搭載された機器とを備えた建設機械であって、
    前記キャブは、床面をなすフロアプレートと、該フロアプレートの周縁に沿って延びて該フロアプレート上に固定される下縁枠と、該下縁枠の四隅からそれぞれ立設した支柱枠とを備え、
    前記フロアプレートの周縁には、その一部が上方に膨出したフロア側膨出部が設けられ、
    前記下縁枠には、前記フロア側膨出部に対応してその一部が上方に膨出した枠側膨出部が設けられ、
    前記機器は、その一部が平面視で前記フロア側膨出部の上面に重なり合う一方、その上端部が側面視で該フロア側膨出部の側面に重なり合うように該フロア側膨出部の下方に配設されていることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1において、
    前記フロア側膨出部の長手方向の少なくとも一端側には、下方に向かって斜め外方に傾斜して拡がるフロア側傾斜部が形成され、
    前記枠側膨出部の長手方向の前記フロア側傾斜部が形成された側には、該フロア側傾斜部に対応した枠側傾斜部が形成されていることを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1又は2において、
    前記枠側膨出部よりも上方に配設され、少なくとも一端が前記キャブの支柱枠に連結されたキャブ補強梁と、
    上端が前記キャブ補強梁に連結され、下端が前記枠側膨出部の上面に連結された連結梁とを備えたことを特徴とする建設機械。
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