JP3857323B2 - ボックスブームリフトアーム組立体 - Google Patents
ボックスブームリフトアーム組立体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3857323B2 JP3857323B2 JP50553699A JP50553699A JP3857323B2 JP 3857323 B2 JP3857323 B2 JP 3857323B2 JP 50553699 A JP50553699 A JP 50553699A JP 50553699 A JP50553699 A JP 50553699A JP 3857323 B2 JP3857323 B2 JP 3857323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- wall
- lift arm
- arm assembly
- boom lift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/38—Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
- E02F3/382—Connections to the frame; Supports for booms or arms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/065—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks non-masted
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/283—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a single arm pivoted directly on the chassis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/34—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/34—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines
- E02F3/3405—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines and comprising an additional linkage mechanism
- E02F3/3408—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines and comprising an additional linkage mechanism of the parallelogram-type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Shovels (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
技術分野
本発明は、一般に矩形の箱状断面を有する負荷を担持する構造物に関し、とりわけ、横方向負荷、ねじり負荷、曲げ負荷及び軸方向負荷を受けるホイールローダーのボックスブームリフトアームに関する。
背景技術
ホイールローダー等の現在の建設機械は、スラブリフトアーム等の負荷を担持する構造物、又は時々、種々の接続手段によって機械のフレームへ取り付けられるボックスブームリフトアームを一般に有する。ボックスブームリフトアームは、一般に、横断して溶接される中央部によって接続される一つ以上の鋳造物から製造される中空の一体の構造物である。
ホイールローダーの操作中において、ボックスブームリフトアーム組立体が、しばしば厳しいこともある高い負荷を受けることは極めて一般的である。それゆえ、構造物の要素の破損を最小限にするように、ボックスブームリフトアーム組立体にかけられる負荷を担持及び分布することが望ましい。改良された機械性能については、ボックスブームリフトアーム組立体の重量を最小化し、その一方で高い強度性能を維持することはさらに望ましい。さらに、ボックスブームリフトアーム組立体の製造及び溶接工程を簡単にすることは好ましい。
荷物を運搬する構造物を製造するための構造及び方法が、以下の特許において開示されている。1975年9月2日にジョウン.W.ヤンシーに発行された米国特許第3902295号及び1984年1月31日にハーベイ.A.ネルに発行された米国特許第4428173号は、掘削機に使用されるブームの詳細を示す。1988年9月6日にアンソニー.L.ガーマンに発行された米国特許第4768173号及び1992年10月6日にトシユキ ワカに発行された米国特許第5152659号は、ローダータイプの機械用のブームの詳細を示す。米国特許第4768917号において示されている形状において、ブームアームは溶接された中央部によって共に溶接される二つの中空の端鋳造物からなる。ボックスアーム上の負荷は、ブームアームの横断溶接された中央部において受けられ、それは、構成要素の寿命全体を減じる可能性がある。米国特許第5152659号において示されている形状において、ブーム組立体は、複数の溶接された重なるC形状の通路で形成される一対のブームアームを具備する。C形状の通路の重なりは、機械の重量を増加させ、溶接工程を複雑にする。
本発明は、以上に記載されたような問題を克服することが向けられている。
発明の開示
本発明の一態様において、建設機械用のボックスブームリフトアーム組立体は、所定の長さ延びる上壁及び底壁を有する。上壁及び底壁の各々は、所定の幅を有する中央部と、中央部から外方向に拡開しかつ、中央部の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている第一端部と、第一端部と反対のほぼU時形状で外方向に拡開しかつ、中央部の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている分岐した第二端部を有する。一対の内側壁は、上壁及び底壁の長さに実質的に等しい所定の幅を有する。対の内側壁は、第一端部及び第二端部を各々有し、上壁と底壁との間に配置され、内側壁の所定長さ全体に実質的に沿って、それに固定的に接続される。内側壁の第一端部は、上壁及び底壁の第一端部と共に拡開する端部を形成する。一対の外側壁は、所定の長さを有する。対の外側壁の各々は、第一端部及び第二端部を有し、内側壁の所定長さに沿って所定位置において、第一端部において対の内側壁の一つへ接続され、上壁及び底壁のU字形状の第二端部間に配置され、上壁及び底壁へ固定的に接続される。外側壁の第二端部は、内側壁の第二端部と上壁及び底壁の第二端部と共に、一対の足部を有する分岐した端部を形成する。
本発明は、各内側壁及び外側壁の所定長さに実質的に沿って、一対の上側壁及び底側壁へ固定的に接続される上壁及び底壁を有するボックスブームリフトアーム組立体を有する。対の内側壁及び外側壁の独特の構造及び接続は、機械の重量を増加させることなく、ボックスブームリフトアーム組立体の疲労特性、負荷分布及び強度を改良する。
【図面の簡単な説明】
図1は、ホイールローダー上の一般の環境で示される本発明の実施形態を示す略等角図である。
図2は、ホイールローダー上の一般の環境で示される本発明の実施形態を示す側面図である。
図3は、本発明の実施形態の等角図である。
図4は、本発明の実施形態の上面図である。
図5は、本発明の実施形態の側面図である。
図6は、本発明の実施形態の等角図である。
図7は、7−7によって包囲される図6内の領域の拡大等角図である。
図8は、本発明の実施形態の部分的底面図である。
発明を実施するための最良の態様
本発明は、種々の変形及び別の形態が可能である一方で、この特別な実施形態は、図面において例として示されており、ここに詳細に記載される。しかしながら、本発明を開示された特定の形態に制限する意図はないが、逆に、本発明は、添付された請求の範囲におい規定されるような本発明の精神及び範囲内に属する全ての変形物、均等物及び代替物に及ぶということが理解されるべきである。
添付図面を参照すると、ホイールローダー等の建設機械(図示せず)の使用のためのボックスブームローダー機構10が開示されており、この機構10は、リンク装置16及び連結器17と協働して、建設機械(図示せず)の、非関節機械用のエンジンフレーム又は関節付きの機械用の非エンジンの端フレーム等のフレーム(図示せず)へ作業器具14を接続するということが理解される。図1及び2に示されている作業器具は、ホイールローダーと関連して一般に使用されるバケットであるが、多数の異なる工具のいずれかが使用されることができるということが理解されるべきである。ボックスブームローダー機構は任意の種類の建設機械で使用されることができるということも理解されるべきである。さらに、任意の種類のリンク装置が、器具14への直接的な接続のための連結器を用いて、又は連結器なしで使用されることができるということが理解されるべきである。
ボックスブームローダー機構10は、フレーム(図示せず)と作業器具14との間に直接的に位置決めされる、図3〜8により明確に示されているボックスブームリフトアーム組立体18を有する。ボックスブームリフトアーム組立体18は、長手方向を通して延びる矩形断面で溶接製造される、閉鎖された箱部である。ボックスブームリフトアーム組立体18は、建設機械(図示せず)によって形成される中央線と一致する垂直平面上に実質的に位置決めされる。ボックスブームリフトアーム組立体18は、建設機械のホイールベースの長さの約0.9〜1.1倍の長さだけ延びる一対の離間した内側壁22、26を有する。各内側壁22、26は、板鋼からなる一枚のシート又は任意の他の適切な種類の材料から構成される。離間した内側壁22、26の長さにほぼ等しい長さを実現するために、上壁30の長さの約0.4〜0.6倍の位置32で、5〜15°の角度で上壁30が形成される。上壁30は、機械のトレッド幅の約15〜25%の幅を有する中央部34を有する。第一端部38は、中央部34からほぼ魚尾形状で外側に拡開し、中央部34の幅の約1.8〜2.2倍の範囲の連続した、妨げられない幅を有する平坦な縁部40で終わっている。分岐した第二端部42は、第一端部38の反対であり、中央部34から外側にほぼU字形状で拡開し、中央部34の幅の約2.0〜2.3倍の範囲の幅で終わっている。図3においてより明確に理解されるように、上壁30の第一端部38及び分岐した第二端部42は、一片の板鋼又は任意の他の適切な種類の材料からなる中央部34と一体形成されている。上壁30は、離間した内側壁22、26のほぼ所定長さ全体に沿って、連続した非横断溶接を通して、底面44において、一対の離間した内側壁22、26によって形成される上面46へ固定的に接続される。非横断溶接部は、内側壁22、26のほぼ境界全体を横断する。底壁50は、間にある横断溶接部を通して、分岐した第二板部材58へ固定的に接続された第一板部材54を具備する。第二板部材58と組み合わせて離間した内側壁22、26の長さにほぼ等しい長さを実現するように、板部材54の長さのほぼ半分の位置62に、約5〜15°の角度で第一板部材54が形成される。第一及び第二板部材54、58は、離間した内側壁22、26のほぼ所定長さ全体に沿って、連続する非横断溶接部を通して、一対の離間した内側壁22、26によって形成されている底面70へ上面66で固定的に接続される。第一部材54及び分岐した第二部材58は、中央部74と、第一端部78と、各中央部34に対応する幅及び構造を有する底壁50の分岐した第二端部80と、上壁30の第一端部38及び分岐した第二端部42を形成し、これらは、一対の内側壁22、26によって形成されるように、これら一対の内側壁22、26との離間関係で位置決めされている。上壁30の第一端部38、78と一対の内側壁22、26の各々の第一端部82、86との接続部は、底壁50の第一部材54と共に、それぞれ、連結器端部88を形成する。一対の外側壁94、98は、一片の板鋼又は任意の他の適切な材料から構成され、各々は、上壁30の長さの約0.2〜0.4倍の長さを有する。一対の外側壁94、98の各々は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部42、80のU字形状に対応するほぼU字形状を形成するように、第一位置100で形成される。この対の外側壁94、98の各々は、第一及び第二端部106、110、114、118それぞれを有する。この対の外側壁94、98の各々は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部42、80の外側部分122間に配置されている。この対の外側壁94、98は、第一端部106、114において、対の内側壁22、26の各一つへ溶接される。この対の外側壁94、98は、外側壁94、98の長さにほぼ沿って延びる連続的な非横断溶接部によって、上壁30、50の外側部分122へ固定的に接続されている。対の外側壁94、98の第二端部110、118は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部と、対の内側壁22、26それぞれの各々の第二端部126、130とほぼ共平面関係で第一端部106、114において溶接されており、連結器の端部88と対向する一対の足部138、142を有する分岐した端部134を形成する。分岐した端部134の対の足部138、142の各々は、周辺部と、中央部34の幅の約0.5〜0.75倍の幅を有する。閉鎖板146は、内側壁板22、26と、第二端部126、130近傍の対の足部138、142との間に位置決めされ、離間した内側壁板22、26間の距離と、離間した上壁板と底壁板30、50の間の距離それぞれとほぼ等しい所定の長さ及び幅を有する。閉鎖板146は内側壁板22、26に沿って、上壁板30の分岐した端部42、80と第二底壁板58との間において、周辺に溶接され、実質的にボックスブームリフトアーム組立体18を実質的に閉鎖する。
ボックスブームリフトアーム組立体18及び特に板の外形は、本発明の範囲から逸脱することなく当業界で知られているように異ならせることができるということが理解されるはずである。
対の内側壁22、26それぞれの第二端部126、130及び対の外側壁94、98の第二端部110、118は、足部138、142の遠部162において一対の輪郭付けられたフレームボス取付面154、158を共に形成する、内側に延びる半円形状を有する。対の内側壁22、26の第一端部82、86は、それぞれ輪郭付けられた連結器ボス取付表面186を形成する半円形状である。各内側壁22、26は、長手方向に沿ったいくつかの点からなる、それらを横切った移行幅を有する。図5をより特別に参照すると、点Aから点Bの対の内側壁22、26の半円形状の第一端部82、86は、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約5%の弧長を有し、点Bから点Cは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約20〜30%の長さを有し、水平面から約2°で角度付けられており、点Cから点Dは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約25%の長さを有し、水平面から約10°で角度付けられており、点Dから点Eは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約45〜55%の長さを有し、水平面から約4°で角度付けられている。点Eから点Fの対の内側壁22、26の半円形状の第二端部126、130は、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約5%の弧長を有し、点Fから点Gは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約40〜60%の長さを有し、水平面から約5°で角度付けられており、点Gから点Aは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約40〜50%の長さを有し、水平面から約7°で角度付けられている。点Cは、底壁50の第一板部材54の曲げ位置及び角度に対応する。点Gは、上壁30の曲げ位置及び角度に対応する。
全ての寸法及び説明は、理解の目的のために付与されただけであり、本発明が使用される機械又は環境に依存して変形させることができるということが注意されるべきである。
図7においてより明確に理解されるように、丸い鋼ストック又は任意の他の適切な材料からなるフレームピンボス190は、輪郭付けられたフレームボス取付面154、158それぞれの各々に配置され、各内側壁22、26と外側壁94、98と上壁及び底壁30、50との間における周辺部に延びる複数の溶接部によって、足部138、142へ固定的に接続されている。丸い鋼ストック又は任意の他の適切な材料からなる下側連結器ピンボス198は、輪郭付けられた連結器ボス取付面186内に配置され、内側壁22、26と外側壁94、98と上壁及び底壁30、50との間における周辺部に延びる複数の溶接部によって、連結器端部88において固定的に接続されている。
離間したラック板及びダンプ板200、204は、上壁30の上面208へ溶接されている。ラック板200は、一対の離間した外方向突出部212、216を有し、これら突出部の全ては、上壁30の上面208の上方に上昇させられており係止パッドとして機能する。ダンプ板204の外方向突出部220は、ダンプ板204を実質的に横断して延びる、ラック係止部200の外方向突出部212、216の総距離にほぼ等しい長さを有する。ラック板及びダンプ板200、204の外方向突出部212、216、220は、接触面228を有し、別個の所定位置それぞれで上面208上に配置されている。ラック板及びダンプ板200、204は、バケット14の所定角度に対応しかつ、リンク装置16に機能的に付随した、最小及び最大リフト操作範囲(図示せず)の特定部分に関して位置決めされている。ラック板及びダンプ板200、204は、上壁30の上面208に沿った別個の位置に配置された一つの板とすることができ、連鎖構造又は任意の適切な構造に機能的に付随されているということが注意されるべきである。ラック板及びダンプ板200、204の外方向突出部(212、216、220)それぞれは、本発明の範囲を逸脱することなく、一つ又は二つの係止パッド又一はその任意の組合せを有することができるということも注意されるべきである。リフトピンボス板組立体240は、実質的に第一板部材54と第二板部材58との間の接続部における実質的に底壁50の中央部74において溶接されており、底壁50の長手部分の一部分に沿って延びるボックスブームリフトアーム組立体長さの約17〜20%の長さを有する。リフトピンボス板組立体240は、一対の外方向に延びる壁252、256を有する。リフトシリンダ264は、第一端部268においてボックスブームリフトアーム組立体18へ公知の方法でピン(図示せず)によって枢動可能に接続されており、外方向に延びる壁252、256間のピンジョイント270を形成する。リフトシリンダ264の第二端部272は、フレーム(図示せず)へ枢動可能に接続されている。傾斜シリンダ276は、第一端部280でリンク装置16へ枢動可能に接続され、第二端部284でフレーム(図示せず)へ枢動可能に接続されている。リフトシリンダ264及び傾斜シリンダ276は協働して、ボックスブームリフトアーム組立体18及びリンク装置16それぞれとの接続によって作動操作を遂行させるようにバケット14を制御可能に位置決めする。
産業の利用性
ボックスブームリフトアーム組立体18の開示された実施形態の好適な製造方法は、強さの性能の向上でより一様に製造できる。まず、上壁板30は、所定の長さに切断され、位置32において曲げ通路に沿って形成される。次に、第一及び第二底壁板54、58は、所定の長さに切断され、第一底壁板54は位置62において曲げ通路に沿って形成される。次いで、内側壁板22、26は、形成された上壁板30と、形成された第一底壁板54及び第二底壁板58の組合せの所定長さに対応する所定長さに切断される。点A〜G、特に点C及びGの移行幅は、上壁板30、底壁板50の形状に対応し、組み立てられた時に箱部分を付与する。次いで、対の外側壁94、98は、所定長さに切断され、位置100において第一曲げ通路に沿って形成される。
ボックスブームリフトアーム組立体18等の溶接された構造物を製造する時の最も重要な段階の一つは、一様な溶接及び満足できる製造許容を維持することである。次の段階は、取付具(図示せず)に板54、58を位置決めすることを含むということに注意すべきである。次いで、第一底板54を第二底板58に各中央部74においてこれらの幅を横断して溶接する。次に、取付具(図示せず)において離間した関係で対の内側壁板22、26を位置決めし、対の一内側壁板22、26を第一及び第二底壁板54、58にタック溶接する。次いで、フレームピンボス190及び連結器ピンボス198を、対の内側壁板22、26及び第一及び第二底壁板54、58の各一つ上で、各遠視的な位置内でタック溶接する。次に、取付具(図示せず)内に上底壁板54、58を位置決めし、上底壁板54、58を対の内側壁板22、26にタック溶接する。次いで、閉鎖板146を対の内側壁板22、26間の位置でタック溶接する。次に、リフトピンボス板組立体240及びラック板及びダンプ板200、204は、遠視的な位置において、ボックスブームリフトアーム組立体ヘタック溶接される。
最後の段階は、溶接中における残留応力を緩和するように、公知の方法で、対の内側壁板22、26の長さ全体に実質的に沿って非横ビードで上壁板30及び底壁板50を対の内側壁板22、26へ溶接する段階を含む。次に、各足部138、142の周縁部全体にほぼ沿ってフレームピンボス190を溶接し、連結器端部88の周縁部全体に沿って連結器ピンボス198を溶接する。次いで、所定位置で閉鎖板146を溶接し、実質的にボックスブームリフトアーム組立体18を包囲する。次に、上壁板30及び第二底壁板58の外部122かつ上壁板30と第二底壁板58との間において対の外側壁板94、98を位置決めし、対の外側壁板94、98の各々の第一端部は各内側壁板22、26と当接する。次いで、対の外側壁板94、98を各内側壁板22、26、上壁板及び底壁板30、50及び各フレームピンボス190に溶接する。次に、上壁板及び底壁板30、50を対の外側壁板94、98に、連続的な非横断ビードで、対の外側壁板94、98の長さ全体に実質的に沿って溶接し、対の内側壁板22、26を外側壁板94、98に溶接する。次いで、各フレームピンボス190を対の外側壁板94、98へ、各足一部138、142の周縁部全体に完全に沿って溶接する。次に、リフトピンボス板組立体240及びラック板及びダンプ板200、204をボックスブームリフトアーム組立体18へ溶接する。
フレームピンボス190、連結器ピンボス198及び閉鎖板146のボックスブームリフトアーム組立体18への最終溶接により、箱部分を包囲する手段を付与し、汚物及び水等の異物の連続する進入を防ぐということが理解されるべきである。
ボックスブームリフトアーム組立体18上の負荷及び力は、操作の種々の要因に極端に厳しく依存するということがよく知られている。それゆえ、構成要素の形状から生じる強度及び負荷性能の増加及び、製造技術の向上は、厳然としている。例えば、板鋼及び丸い鋼ストックから製造されるボックスブームリフトアーム組立体18の簡単な構造は、ボックスブームリフトアーム組立体18長さ全体を通して維持される、高さ及び幅だけが変わる矩形断面を生み出す。さらに、板鋼及び丸い鋼ストックからなる完全な溶接製造によるボックスブームリフトアーム組立体18は、ボックスブームリフトアーム組立体18の一端部から他端部への真っ直ぐな負荷通路を生み出すことによって、横断溶接の接合部を実質的になくし、疲労特性を改良する。ボックスブームリフトアーム組立体18の断面特性は、低い重量対強度性能比をさらに付与する。分岐した端部134の増加された幅は、ボックスブームリフトアーム組立体18の負荷を広げるように形成され、それはねじり強さ及び横方向強さを増加させる。中央部の幅のほぼ二倍まで連結器端部88の増加された幅は、ボックスブームリフトアーム組立体18の機械的強さを改良するのに役立つ。ボックスブームリフトアーム組立体18の端部近傍の連結器端部88の局所的に増加された幅及び滑らかな移行部は、バケット14又は工具から、ボックスブームリフトアーム組立体18及び取り囲む連鎖構造への負荷移行部のためのより良好な通路を付与する。上壁の上面208上におけるラック及びダンプ係止部200、204の位置決めは、大きなフットプリントに増加された領域を付与し、最大及び最小のリフティング中における負荷のより大きな分布を実現する。リフトシリンダ264は、リフトシリンダ力のより大きなフットプリント及びよりよい分布のために、リフトピンボス板組立体240を通して、ボックスブームリフトアーム組立体18の底壁へ接続されている。
本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、開示及び添付した請求の範囲の考察から得られることができる。
本発明は、一般に矩形の箱状断面を有する負荷を担持する構造物に関し、とりわけ、横方向負荷、ねじり負荷、曲げ負荷及び軸方向負荷を受けるホイールローダーのボックスブームリフトアームに関する。
背景技術
ホイールローダー等の現在の建設機械は、スラブリフトアーム等の負荷を担持する構造物、又は時々、種々の接続手段によって機械のフレームへ取り付けられるボックスブームリフトアームを一般に有する。ボックスブームリフトアームは、一般に、横断して溶接される中央部によって接続される一つ以上の鋳造物から製造される中空の一体の構造物である。
ホイールローダーの操作中において、ボックスブームリフトアーム組立体が、しばしば厳しいこともある高い負荷を受けることは極めて一般的である。それゆえ、構造物の要素の破損を最小限にするように、ボックスブームリフトアーム組立体にかけられる負荷を担持及び分布することが望ましい。改良された機械性能については、ボックスブームリフトアーム組立体の重量を最小化し、その一方で高い強度性能を維持することはさらに望ましい。さらに、ボックスブームリフトアーム組立体の製造及び溶接工程を簡単にすることは好ましい。
荷物を運搬する構造物を製造するための構造及び方法が、以下の特許において開示されている。1975年9月2日にジョウン.W.ヤンシーに発行された米国特許第3902295号及び1984年1月31日にハーベイ.A.ネルに発行された米国特許第4428173号は、掘削機に使用されるブームの詳細を示す。1988年9月6日にアンソニー.L.ガーマンに発行された米国特許第4768173号及び1992年10月6日にトシユキ ワカに発行された米国特許第5152659号は、ローダータイプの機械用のブームの詳細を示す。米国特許第4768917号において示されている形状において、ブームアームは溶接された中央部によって共に溶接される二つの中空の端鋳造物からなる。ボックスアーム上の負荷は、ブームアームの横断溶接された中央部において受けられ、それは、構成要素の寿命全体を減じる可能性がある。米国特許第5152659号において示されている形状において、ブーム組立体は、複数の溶接された重なるC形状の通路で形成される一対のブームアームを具備する。C形状の通路の重なりは、機械の重量を増加させ、溶接工程を複雑にする。
本発明は、以上に記載されたような問題を克服することが向けられている。
発明の開示
本発明の一態様において、建設機械用のボックスブームリフトアーム組立体は、所定の長さ延びる上壁及び底壁を有する。上壁及び底壁の各々は、所定の幅を有する中央部と、中央部から外方向に拡開しかつ、中央部の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている第一端部と、第一端部と反対のほぼU時形状で外方向に拡開しかつ、中央部の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている分岐した第二端部を有する。一対の内側壁は、上壁及び底壁の長さに実質的に等しい所定の幅を有する。対の内側壁は、第一端部及び第二端部を各々有し、上壁と底壁との間に配置され、内側壁の所定長さ全体に実質的に沿って、それに固定的に接続される。内側壁の第一端部は、上壁及び底壁の第一端部と共に拡開する端部を形成する。一対の外側壁は、所定の長さを有する。対の外側壁の各々は、第一端部及び第二端部を有し、内側壁の所定長さに沿って所定位置において、第一端部において対の内側壁の一つへ接続され、上壁及び底壁のU字形状の第二端部間に配置され、上壁及び底壁へ固定的に接続される。外側壁の第二端部は、内側壁の第二端部と上壁及び底壁の第二端部と共に、一対の足部を有する分岐した端部を形成する。
本発明は、各内側壁及び外側壁の所定長さに実質的に沿って、一対の上側壁及び底側壁へ固定的に接続される上壁及び底壁を有するボックスブームリフトアーム組立体を有する。対の内側壁及び外側壁の独特の構造及び接続は、機械の重量を増加させることなく、ボックスブームリフトアーム組立体の疲労特性、負荷分布及び強度を改良する。
【図面の簡単な説明】
図1は、ホイールローダー上の一般の環境で示される本発明の実施形態を示す略等角図である。
図2は、ホイールローダー上の一般の環境で示される本発明の実施形態を示す側面図である。
図3は、本発明の実施形態の等角図である。
図4は、本発明の実施形態の上面図である。
図5は、本発明の実施形態の側面図である。
図6は、本発明の実施形態の等角図である。
図7は、7−7によって包囲される図6内の領域の拡大等角図である。
図8は、本発明の実施形態の部分的底面図である。
発明を実施するための最良の態様
本発明は、種々の変形及び別の形態が可能である一方で、この特別な実施形態は、図面において例として示されており、ここに詳細に記載される。しかしながら、本発明を開示された特定の形態に制限する意図はないが、逆に、本発明は、添付された請求の範囲におい規定されるような本発明の精神及び範囲内に属する全ての変形物、均等物及び代替物に及ぶということが理解されるべきである。
添付図面を参照すると、ホイールローダー等の建設機械(図示せず)の使用のためのボックスブームローダー機構10が開示されており、この機構10は、リンク装置16及び連結器17と協働して、建設機械(図示せず)の、非関節機械用のエンジンフレーム又は関節付きの機械用の非エンジンの端フレーム等のフレーム(図示せず)へ作業器具14を接続するということが理解される。図1及び2に示されている作業器具は、ホイールローダーと関連して一般に使用されるバケットであるが、多数の異なる工具のいずれかが使用されることができるということが理解されるべきである。ボックスブームローダー機構は任意の種類の建設機械で使用されることができるということも理解されるべきである。さらに、任意の種類のリンク装置が、器具14への直接的な接続のための連結器を用いて、又は連結器なしで使用されることができるということが理解されるべきである。
ボックスブームローダー機構10は、フレーム(図示せず)と作業器具14との間に直接的に位置決めされる、図3〜8により明確に示されているボックスブームリフトアーム組立体18を有する。ボックスブームリフトアーム組立体18は、長手方向を通して延びる矩形断面で溶接製造される、閉鎖された箱部である。ボックスブームリフトアーム組立体18は、建設機械(図示せず)によって形成される中央線と一致する垂直平面上に実質的に位置決めされる。ボックスブームリフトアーム組立体18は、建設機械のホイールベースの長さの約0.9〜1.1倍の長さだけ延びる一対の離間した内側壁22、26を有する。各内側壁22、26は、板鋼からなる一枚のシート又は任意の他の適切な種類の材料から構成される。離間した内側壁22、26の長さにほぼ等しい長さを実現するために、上壁30の長さの約0.4〜0.6倍の位置32で、5〜15°の角度で上壁30が形成される。上壁30は、機械のトレッド幅の約15〜25%の幅を有する中央部34を有する。第一端部38は、中央部34からほぼ魚尾形状で外側に拡開し、中央部34の幅の約1.8〜2.2倍の範囲の連続した、妨げられない幅を有する平坦な縁部40で終わっている。分岐した第二端部42は、第一端部38の反対であり、中央部34から外側にほぼU字形状で拡開し、中央部34の幅の約2.0〜2.3倍の範囲の幅で終わっている。図3においてより明確に理解されるように、上壁30の第一端部38及び分岐した第二端部42は、一片の板鋼又は任意の他の適切な種類の材料からなる中央部34と一体形成されている。上壁30は、離間した内側壁22、26のほぼ所定長さ全体に沿って、連続した非横断溶接を通して、底面44において、一対の離間した内側壁22、26によって形成される上面46へ固定的に接続される。非横断溶接部は、内側壁22、26のほぼ境界全体を横断する。底壁50は、間にある横断溶接部を通して、分岐した第二板部材58へ固定的に接続された第一板部材54を具備する。第二板部材58と組み合わせて離間した内側壁22、26の長さにほぼ等しい長さを実現するように、板部材54の長さのほぼ半分の位置62に、約5〜15°の角度で第一板部材54が形成される。第一及び第二板部材54、58は、離間した内側壁22、26のほぼ所定長さ全体に沿って、連続する非横断溶接部を通して、一対の離間した内側壁22、26によって形成されている底面70へ上面66で固定的に接続される。第一部材54及び分岐した第二部材58は、中央部74と、第一端部78と、各中央部34に対応する幅及び構造を有する底壁50の分岐した第二端部80と、上壁30の第一端部38及び分岐した第二端部42を形成し、これらは、一対の内側壁22、26によって形成されるように、これら一対の内側壁22、26との離間関係で位置決めされている。上壁30の第一端部38、78と一対の内側壁22、26の各々の第一端部82、86との接続部は、底壁50の第一部材54と共に、それぞれ、連結器端部88を形成する。一対の外側壁94、98は、一片の板鋼又は任意の他の適切な材料から構成され、各々は、上壁30の長さの約0.2〜0.4倍の長さを有する。一対の外側壁94、98の各々は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部42、80のU字形状に対応するほぼU字形状を形成するように、第一位置100で形成される。この対の外側壁94、98の各々は、第一及び第二端部106、110、114、118それぞれを有する。この対の外側壁94、98の各々は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部42、80の外側部分122間に配置されている。この対の外側壁94、98は、第一端部106、114において、対の内側壁22、26の各一つへ溶接される。この対の外側壁94、98は、外側壁94、98の長さにほぼ沿って延びる連続的な非横断溶接部によって、上壁30、50の外側部分122へ固定的に接続されている。対の外側壁94、98の第二端部110、118は、上壁及び底壁30、50それぞれの分岐した第二端部と、対の内側壁22、26それぞれの各々の第二端部126、130とほぼ共平面関係で第一端部106、114において溶接されており、連結器の端部88と対向する一対の足部138、142を有する分岐した端部134を形成する。分岐した端部134の対の足部138、142の各々は、周辺部と、中央部34の幅の約0.5〜0.75倍の幅を有する。閉鎖板146は、内側壁板22、26と、第二端部126、130近傍の対の足部138、142との間に位置決めされ、離間した内側壁板22、26間の距離と、離間した上壁板と底壁板30、50の間の距離それぞれとほぼ等しい所定の長さ及び幅を有する。閉鎖板146は内側壁板22、26に沿って、上壁板30の分岐した端部42、80と第二底壁板58との間において、周辺に溶接され、実質的にボックスブームリフトアーム組立体18を実質的に閉鎖する。
ボックスブームリフトアーム組立体18及び特に板の外形は、本発明の範囲から逸脱することなく当業界で知られているように異ならせることができるということが理解されるはずである。
対の内側壁22、26それぞれの第二端部126、130及び対の外側壁94、98の第二端部110、118は、足部138、142の遠部162において一対の輪郭付けられたフレームボス取付面154、158を共に形成する、内側に延びる半円形状を有する。対の内側壁22、26の第一端部82、86は、それぞれ輪郭付けられた連結器ボス取付表面186を形成する半円形状である。各内側壁22、26は、長手方向に沿ったいくつかの点からなる、それらを横切った移行幅を有する。図5をより特別に参照すると、点Aから点Bの対の内側壁22、26の半円形状の第一端部82、86は、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約5%の弧長を有し、点Bから点Cは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約20〜30%の長さを有し、水平面から約2°で角度付けられており、点Cから点Dは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約25%の長さを有し、水平面から約10°で角度付けられており、点Dから点Eは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約45〜55%の長さを有し、水平面から約4°で角度付けられている。点Eから点Fの対の内側壁22、26の半円形状の第二端部126、130は、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約5%の弧長を有し、点Fから点Gは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約40〜60%の長さを有し、水平面から約5°で角度付けられており、点Gから点Aは、全ボックスブームリフトアーム組立体長さの約40〜50%の長さを有し、水平面から約7°で角度付けられている。点Cは、底壁50の第一板部材54の曲げ位置及び角度に対応する。点Gは、上壁30の曲げ位置及び角度に対応する。
全ての寸法及び説明は、理解の目的のために付与されただけであり、本発明が使用される機械又は環境に依存して変形させることができるということが注意されるべきである。
図7においてより明確に理解されるように、丸い鋼ストック又は任意の他の適切な材料からなるフレームピンボス190は、輪郭付けられたフレームボス取付面154、158それぞれの各々に配置され、各内側壁22、26と外側壁94、98と上壁及び底壁30、50との間における周辺部に延びる複数の溶接部によって、足部138、142へ固定的に接続されている。丸い鋼ストック又は任意の他の適切な材料からなる下側連結器ピンボス198は、輪郭付けられた連結器ボス取付面186内に配置され、内側壁22、26と外側壁94、98と上壁及び底壁30、50との間における周辺部に延びる複数の溶接部によって、連結器端部88において固定的に接続されている。
離間したラック板及びダンプ板200、204は、上壁30の上面208へ溶接されている。ラック板200は、一対の離間した外方向突出部212、216を有し、これら突出部の全ては、上壁30の上面208の上方に上昇させられており係止パッドとして機能する。ダンプ板204の外方向突出部220は、ダンプ板204を実質的に横断して延びる、ラック係止部200の外方向突出部212、216の総距離にほぼ等しい長さを有する。ラック板及びダンプ板200、204の外方向突出部212、216、220は、接触面228を有し、別個の所定位置それぞれで上面208上に配置されている。ラック板及びダンプ板200、204は、バケット14の所定角度に対応しかつ、リンク装置16に機能的に付随した、最小及び最大リフト操作範囲(図示せず)の特定部分に関して位置決めされている。ラック板及びダンプ板200、204は、上壁30の上面208に沿った別個の位置に配置された一つの板とすることができ、連鎖構造又は任意の適切な構造に機能的に付随されているということが注意されるべきである。ラック板及びダンプ板200、204の外方向突出部(212、216、220)それぞれは、本発明の範囲を逸脱することなく、一つ又は二つの係止パッド又一はその任意の組合せを有することができるということも注意されるべきである。リフトピンボス板組立体240は、実質的に第一板部材54と第二板部材58との間の接続部における実質的に底壁50の中央部74において溶接されており、底壁50の長手部分の一部分に沿って延びるボックスブームリフトアーム組立体長さの約17〜20%の長さを有する。リフトピンボス板組立体240は、一対の外方向に延びる壁252、256を有する。リフトシリンダ264は、第一端部268においてボックスブームリフトアーム組立体18へ公知の方法でピン(図示せず)によって枢動可能に接続されており、外方向に延びる壁252、256間のピンジョイント270を形成する。リフトシリンダ264の第二端部272は、フレーム(図示せず)へ枢動可能に接続されている。傾斜シリンダ276は、第一端部280でリンク装置16へ枢動可能に接続され、第二端部284でフレーム(図示せず)へ枢動可能に接続されている。リフトシリンダ264及び傾斜シリンダ276は協働して、ボックスブームリフトアーム組立体18及びリンク装置16それぞれとの接続によって作動操作を遂行させるようにバケット14を制御可能に位置決めする。
産業の利用性
ボックスブームリフトアーム組立体18の開示された実施形態の好適な製造方法は、強さの性能の向上でより一様に製造できる。まず、上壁板30は、所定の長さに切断され、位置32において曲げ通路に沿って形成される。次に、第一及び第二底壁板54、58は、所定の長さに切断され、第一底壁板54は位置62において曲げ通路に沿って形成される。次いで、内側壁板22、26は、形成された上壁板30と、形成された第一底壁板54及び第二底壁板58の組合せの所定長さに対応する所定長さに切断される。点A〜G、特に点C及びGの移行幅は、上壁板30、底壁板50の形状に対応し、組み立てられた時に箱部分を付与する。次いで、対の外側壁94、98は、所定長さに切断され、位置100において第一曲げ通路に沿って形成される。
ボックスブームリフトアーム組立体18等の溶接された構造物を製造する時の最も重要な段階の一つは、一様な溶接及び満足できる製造許容を維持することである。次の段階は、取付具(図示せず)に板54、58を位置決めすることを含むということに注意すべきである。次いで、第一底板54を第二底板58に各中央部74においてこれらの幅を横断して溶接する。次に、取付具(図示せず)において離間した関係で対の内側壁板22、26を位置決めし、対の一内側壁板22、26を第一及び第二底壁板54、58にタック溶接する。次いで、フレームピンボス190及び連結器ピンボス198を、対の内側壁板22、26及び第一及び第二底壁板54、58の各一つ上で、各遠視的な位置内でタック溶接する。次に、取付具(図示せず)内に上底壁板54、58を位置決めし、上底壁板54、58を対の内側壁板22、26にタック溶接する。次いで、閉鎖板146を対の内側壁板22、26間の位置でタック溶接する。次に、リフトピンボス板組立体240及びラック板及びダンプ板200、204は、遠視的な位置において、ボックスブームリフトアーム組立体ヘタック溶接される。
最後の段階は、溶接中における残留応力を緩和するように、公知の方法で、対の内側壁板22、26の長さ全体に実質的に沿って非横ビードで上壁板30及び底壁板50を対の内側壁板22、26へ溶接する段階を含む。次に、各足部138、142の周縁部全体にほぼ沿ってフレームピンボス190を溶接し、連結器端部88の周縁部全体に沿って連結器ピンボス198を溶接する。次いで、所定位置で閉鎖板146を溶接し、実質的にボックスブームリフトアーム組立体18を包囲する。次に、上壁板30及び第二底壁板58の外部122かつ上壁板30と第二底壁板58との間において対の外側壁板94、98を位置決めし、対の外側壁板94、98の各々の第一端部は各内側壁板22、26と当接する。次いで、対の外側壁板94、98を各内側壁板22、26、上壁板及び底壁板30、50及び各フレームピンボス190に溶接する。次に、上壁板及び底壁板30、50を対の外側壁板94、98に、連続的な非横断ビードで、対の外側壁板94、98の長さ全体に実質的に沿って溶接し、対の内側壁板22、26を外側壁板94、98に溶接する。次いで、各フレームピンボス190を対の外側壁板94、98へ、各足一部138、142の周縁部全体に完全に沿って溶接する。次に、リフトピンボス板組立体240及びラック板及びダンプ板200、204をボックスブームリフトアーム組立体18へ溶接する。
フレームピンボス190、連結器ピンボス198及び閉鎖板146のボックスブームリフトアーム組立体18への最終溶接により、箱部分を包囲する手段を付与し、汚物及び水等の異物の連続する進入を防ぐということが理解されるべきである。
ボックスブームリフトアーム組立体18上の負荷及び力は、操作の種々の要因に極端に厳しく依存するということがよく知られている。それゆえ、構成要素の形状から生じる強度及び負荷性能の増加及び、製造技術の向上は、厳然としている。例えば、板鋼及び丸い鋼ストックから製造されるボックスブームリフトアーム組立体18の簡単な構造は、ボックスブームリフトアーム組立体18長さ全体を通して維持される、高さ及び幅だけが変わる矩形断面を生み出す。さらに、板鋼及び丸い鋼ストックからなる完全な溶接製造によるボックスブームリフトアーム組立体18は、ボックスブームリフトアーム組立体18の一端部から他端部への真っ直ぐな負荷通路を生み出すことによって、横断溶接の接合部を実質的になくし、疲労特性を改良する。ボックスブームリフトアーム組立体18の断面特性は、低い重量対強度性能比をさらに付与する。分岐した端部134の増加された幅は、ボックスブームリフトアーム組立体18の負荷を広げるように形成され、それはねじり強さ及び横方向強さを増加させる。中央部の幅のほぼ二倍まで連結器端部88の増加された幅は、ボックスブームリフトアーム組立体18の機械的強さを改良するのに役立つ。ボックスブームリフトアーム組立体18の端部近傍の連結器端部88の局所的に増加された幅及び滑らかな移行部は、バケット14又は工具から、ボックスブームリフトアーム組立体18及び取り囲む連鎖構造への負荷移行部のためのより良好な通路を付与する。上壁の上面208上におけるラック及びダンプ係止部200、204の位置決めは、大きなフットプリントに増加された領域を付与し、最大及び最小のリフティング中における負荷のより大きな分布を実現する。リフトシリンダ264は、リフトシリンダ力のより大きなフットプリント及びよりよい分布のために、リフトピンボス板組立体240を通して、ボックスブームリフトアーム組立体18の底壁へ接続されている。
本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、開示及び添付した請求の範囲の考察から得られることができる。
Claims (12)
- 所定の長さ延びる上壁及び底壁(30、50)であって、前記上壁及び底壁(30、50)の各々は、所定幅を有する中央部(34、74)と、前記中央部(34、74)から外方向に拡開しかつ前記中央部(34、74)の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている第一端部(38、78)と、前記第一端部(38、78)と対向する前記中央部(34、74)からほぼU字形状で外方向に拡開しかつ前記中央部(34、74)の所定幅よりも大きな所定幅で終わっている第二端部(42、80)とを有する上壁及び底壁(30、50)と、
前記上壁及び底壁(30、50)の長さにほぼ等しい所定長さを有する一対の内側壁(22、26)であって、前記一対の内側壁(22、26)の各々は、第一端部及び第二端部(82、126、86、130)を有し、前記上壁と前記底壁(30、50)との間に配置され、前記内側壁(22、26)の所定長さ全体にほぼ沿って前記上壁及び前記底壁(30、50)へ固定的に接続され、前記内側壁(82、86)の第一端部は、前記上壁及び底壁(30、50)の第一端部(38、78)と共に拡開する端部(88)を形成する一対の内側壁(22、26)と、
所定の長さを有する一対の外側壁(94、98)であって、前記対の外側壁(94、98)の各々は、第一端部及び第二端部(106、110、114、118)を有し、前記第一端部(106、114)において前記内側壁(22、26)の所定長さに沿って所定位置において前記対の内側壁(22、26)の一つへ固定的に接続され、前記上壁及び底壁(30、50)のU字形状の第二端部(42、80)間に配置され、前記上壁及び底壁(30、50)へ固定的に接続されており、前記外側壁(94、98)の第二端部は、前記内側壁(22、26)の第二端部(126、130)及び前記上壁及び底壁(30、50)の第二端部(42、80)と共に、一対の足部(138、142)を有する分岐した端部(134)を形成する一対の外側壁(94、98)とを具備する、建設機械用ボックスブームリフトアーム組立体(18)。 - 前記対の内側壁(22、26)及び前記上壁(30)は、連続的な非横断溶接部を通して固定的に接続され、前記対の内側壁(22、26)及び前記底壁(50)は、前記外側壁(94、98)の所定長さにほぼ沿って延びる連続的な非横断溶接部を通して固定的に接続される請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記上壁及び底壁(30、50)の前記第一端部(38、78)は、分岐されておらず、各々が、平坦な縁部(40)を有し、所定の幅は、連続的でありかつ妨げられていない請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記底壁(50)は、前記底壁(50)の前記中央部(74)の所定幅を実質的に横断して延びる連続的な横断溶接部を通して固定的に接続される第一板及び第二板(54、58)から形成され、前記上壁(30)は一枚の板から製造される請求項2に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記上壁板(30)及び底壁板(50)が前記内側壁板(22、26)とほぼ等しい所定長さを実現するように、前記上壁板(30)は、所定位置及び角度で第一曲げ通路に沿って形成され、前記底壁(50)の前記第一板(54)は、所定位置及び角度で形成される請求項4に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記対の内側壁(22、26)の各々は、一枚の平坦な板であって、前記上壁(30)の前記一枚板及び前記底壁(50)の第一板(54)における各曲げ部に対応し、所定長さに沿って所定位置における移動幅を有する一枚の平坦な板である請求項5に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記対の内側壁(22、26)の第一及び第二端部(82、126、86、130)を有し、前記対の外側壁(94、98)の第二端部(110、118)は半円形状であり、一対のフレームピンボス(190)は、前記半円形状の第二端部(126、130)及び前記対の外側壁(94、98)の第二端部(110、118)内に配置されかつ、前記第二端部間に延びており、前記対のフレームピンボス(190)の各一つが、対の足部(138、142)の一つへ前記第二端部に沿って固定的に接続され、連結器ピンボス(198)は、前記対の内側壁(22、26)の半円形状の第一端部(82、86)内に配置され、拡開する端部(88)の所定幅に沿って延び、前記第一端部に沿って固定的に接続される、請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記ボックスブームリフトアーム組立体(18)を閉鎖するように、前記対の足部(138、142)間において、前記対の内一側壁板(22、26)及び前記上板及び底板(30、50)へ固定的に接続される閉鎖板(146)を有する請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- ラック及びダンプ係止部(200、204)は、前記上壁(30)の外面(208)上の少なくとも一つの所定位置において配置され、前記ラック及びダンプ係止部(200、204)は、前記上壁(30)の外面(208)の上方に上昇させられている接触面(228)を有する外方突出部(212、216、220)を有する請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 離間したラック及びダンプ係止部(200、204)は、前記上壁(30)の外面(208)上の所定位置に配置され、前記ラック及びダンプ係止部(200、204)の各々は、前記上壁(30)の外面(208)の上方に上昇させられている接触面(228)を有する外方突出部(212、216、220)を有する請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記ラック及びダンプ係止部(200、204)は、前記上壁(30)の上面(208)へ溶接される板(200、204)へ接続される請求項10に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
- 前記底壁(50)のほぼ中央部(74)において、溶接されかつ、前記底壁(50)の所定長さに沿って所定長さ延びるリフトピンボス板組立体を有する、請求項1に記載のボックスブームリフトアーム組立体(18)。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5131697P | 1997-06-30 | 1997-06-30 | |
US60/051,316 | 1997-06-30 | ||
PCT/US1998/010680 WO1999000554A1 (en) | 1997-06-30 | 1998-05-26 | Box boom lift arm assembly |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002507260A JP2002507260A (ja) | 2002-03-05 |
JP3857323B2 true JP3857323B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=21970545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50553699A Expired - Fee Related JP3857323B2 (ja) | 1997-06-30 | 1998-05-26 | ボックスブームリフトアーム組立体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5993139A (ja) |
EP (1) | EP0993529B1 (ja) |
JP (1) | JP3857323B2 (ja) |
DE (1) | DE69804459T2 (ja) |
WO (1) | WO1999000554A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6461099B1 (en) * | 2000-10-16 | 2002-10-08 | Caterpillar Inc | Loader linkage with rack stops |
CA2446908A1 (en) * | 2001-05-22 | 2002-11-28 | Liebherr-Werk Bischofshofen Gmbh | Wheel loader |
US6698114B2 (en) | 2001-11-01 | 2004-03-02 | Clark Equipment Company | Lift arm support and storage construction for small loader |
US7165929B2 (en) * | 2001-12-20 | 2007-01-23 | Caterpillar Inc | Load bearing member arrangement and method |
US6846152B2 (en) * | 2002-12-03 | 2005-01-25 | Caterpillar Inc. | Overshot loader for autonomous operation |
US6957705B2 (en) * | 2003-08-26 | 2005-10-25 | Deere & Company | Loader linkage |
DE102006004207B4 (de) * | 2006-01-30 | 2015-02-12 | Lanz Baumaschinen Gmbh | Gegabelter Ausleger für einen Bagger |
JP4948080B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2012-06-06 | 株式会社クボタ | ブーム |
CN101688382B (zh) | 2007-04-25 | 2012-08-29 | 株式会社小松制作所 | 工作装置大臂 |
DE102012002041A1 (de) * | 2011-12-01 | 2013-06-06 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | Arbeitsgerät mit einem Ausleger |
US9662746B2 (en) | 2014-07-28 | 2017-05-30 | Caterpillar Inc. | Linkage assembly for implement system of machine |
US9650756B2 (en) | 2014-07-28 | 2017-05-16 | Caterpillar Inc. | Stick for linkage assembly of machine |
US9376783B2 (en) | 2014-07-28 | 2016-06-28 | Caterpillar Inc. | Boom for linkage assembly of machine with fork reinforcement plate |
US9388027B2 (en) * | 2014-10-23 | 2016-07-12 | Caterpillar Inc. | Guard for machine linkage system with two pads |
JP6756567B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2020-09-16 | 株式会社小松製作所 | 作業機用の箱形構造体 |
DE102017121516A1 (de) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | Liebherr-France Sas | Baggerausleger und Bagger |
US11235808B2 (en) | 2019-10-25 | 2022-02-01 | Caterpillar Inc. | Space frame center upper frame connection |
EP4299836A1 (en) * | 2022-07-01 | 2024-01-03 | Sandvik Mining and Construction Oy | Bucket stopper plate and lift arm comprising bucket stopper plate |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1410683A (fr) * | 1963-12-18 | 1965-09-10 | Schaeff Kg Maschfab Karl | Excavatrice actionnée hydrauliquement et destinée à être accrochée à des véhicules porteurs |
DE1456538A1 (de) * | 1966-04-16 | 1969-01-02 | Alfred Hagelstein Maschinenfab | Vorrichtung zur auswechselbaren Halterung von Arbeitsgeraeten an Lademaschinen |
US3589539A (en) * | 1969-06-27 | 1971-06-29 | Hein Werner Corp | Backhoe having an articulated gooseneck boom |
US3648871A (en) * | 1970-02-19 | 1972-03-14 | Layton Mfg Co | Vehicle loader |
CA962233A (en) * | 1972-07-31 | 1975-02-04 | John L. Grundon | Boom assembly for a crane |
US3890696A (en) * | 1973-05-10 | 1975-06-24 | Earl R Buske | Tow truck boom and method of constructing same |
US4034876A (en) * | 1974-05-28 | 1977-07-12 | Caterpillar Tractor Co. | Boom construction and method for making same |
US3902295A (en) * | 1974-05-28 | 1975-09-02 | Caterpillar Tractor Co | Boom construction and method for making same |
US4069637A (en) * | 1976-08-09 | 1978-01-24 | Caterpillar Tractor Co. | Tubular section boom |
US4153167A (en) * | 1977-07-07 | 1979-05-08 | Caterpillar Tractor Co. | Cross tube construction |
FR2418840A1 (fr) * | 1978-03-01 | 1979-09-28 | Poclain Sa | Engin de travaux publics comportant un godet et un bras de demolition |
FR2445481A1 (fr) * | 1978-12-29 | 1980-07-25 | Poclain Sa | Structure mecano-soudee d'un bras de force |
BR8009053A (pt) * | 1980-04-09 | 1982-03-09 | Caterpillar Tractor Co | Estrutura sustentadora de carga e metodo para a sua fabriccao |
JPS5862226A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-13 | Kobe Steel Ltd | 油圧シヨベル用ブ−ムの製造方法 |
US4392314A (en) * | 1982-02-16 | 1983-07-12 | J. I. Case Company | Boom and dipper stick construction |
US4768917A (en) * | 1986-10-23 | 1988-09-06 | Vme Americas Inc. | Loader boom mechanism |
US4776750A (en) * | 1987-04-23 | 1988-10-11 | Deere & Company | Remote control system for earth working vehicle |
US5125787A (en) * | 1989-11-22 | 1992-06-30 | Ford New Holland, Inc. | Backhoe boom construction |
JPH03180628A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-06 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械のフロント構造物 |
JPH0726415B2 (ja) * | 1989-12-13 | 1995-03-22 | 株式会社クボタ | 作業機のブームアセンブリ |
US5400531A (en) * | 1992-08-20 | 1995-03-28 | Brown; Hilton T. | Excavator device |
JP3446847B2 (ja) * | 1994-11-08 | 2003-09-16 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
US5595471A (en) * | 1994-11-28 | 1997-01-21 | Caterpillar Inc. | Linkage arrangement |
US5599158A (en) * | 1994-11-28 | 1997-02-04 | Caterpillar Inc. | Linkage arrangement for a wheel loader |
-
1998
- 1998-03-25 US US09/048,249 patent/US5993139A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-26 JP JP50553699A patent/JP3857323B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-26 WO PCT/US1998/010680 patent/WO1999000554A1/en active IP Right Grant
- 1998-05-26 DE DE69804459T patent/DE69804459T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-26 EP EP98923769A patent/EP0993529B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69804459D1 (de) | 2002-05-02 |
EP0993529A1 (en) | 2000-04-19 |
EP0993529B1 (en) | 2002-03-27 |
DE69804459T2 (de) | 2002-11-07 |
JP2002507260A (ja) | 2002-03-05 |
WO1999000554A1 (en) | 1999-01-07 |
US5993139A (en) | 1999-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3857323B2 (ja) | ボックスブームリフトアーム組立体 | |
JP3857324B2 (ja) | ボックス・ブーム・ローダー機構 | |
US3902295A (en) | Boom construction and method for making same | |
JP4030833B2 (ja) | 作業機の長尺構造部材 | |
US4428173A (en) | Load carrying structure and method of manufacture therefor | |
EP2711466B1 (en) | Arm for construction machinery | |
US6854951B2 (en) | Vertical lift type arm device | |
GB2343174A (en) | Boom of bucket excavators and method of manufacturing same | |
EP2711467B1 (en) | Arm for construction machinery | |
US7338080B2 (en) | Truck frame for construction machine | |
JP3863193B2 (ja) | 傾動リンク機構 | |
WO2011153324A2 (en) | Lift arm assembly | |
US6572323B2 (en) | Lift arm structure for a work vehicle | |
AU2002362034A1 (en) | Method and apparatus for reinforcing a load bearing member | |
EP3612683B1 (en) | Loader lift arm assembly for a power machine | |
WO2012122439A2 (en) | Tilt cylinder support structure | |
JP2012241423A (ja) | 建設機械用アーム | |
US6699000B2 (en) | Machine having a working arm | |
JP4303160B2 (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
KR200187218Y1 (ko) | 용접 구조물 | |
KR100764118B1 (ko) | 중장비용 아암 구조물 보강부재 | |
JPH11254178A (ja) | 溶接強度構造物 | |
JPS583904Y2 (ja) | 掘削機のブ−ム | |
JP2020037794A (ja) | 油圧ショベル | |
JP2004092143A (ja) | 作業機のブラケット構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |