JPH07220807A - ロック付きコネクタハウジング - Google Patents

ロック付きコネクタハウジング

Info

Publication number
JPH07220807A
JPH07220807A JP6023550A JP2355094A JPH07220807A JP H07220807 A JPH07220807 A JP H07220807A JP 6023550 A JP6023550 A JP 6023550A JP 2355094 A JP2355094 A JP 2355094A JP H07220807 A JPH07220807 A JP H07220807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
lock arm
connector housing
housing
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6023550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3074432B2 (ja
Inventor
Masanori Tsuji
将典 辻
Yoshihisa Kashiyama
誠久 樫山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP06023550A priority Critical patent/JP3074432B2/ja
Priority to DE19502387A priority patent/DE19502387C2/de
Publication of JPH07220807A publication Critical patent/JPH07220807A/ja
Priority to US08/760,898 priority patent/US5664961A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3074432B2 publication Critical patent/JP3074432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ックに必要な挿入荷重が確保でき、且つ解
除性が向上されると共に、ロックアームの強度面での信
頼性が確保できるロック付きコネクタハウジングを提供
することにある。 【構成】 相手ハウジング2の係止部4に係合する係止
突起10とロック解除部11を有するロックアーム9の
前端部両側をハウジング1の上部壁面5に立設した一対
の保護壁6上に設けられた前方支持部8で支持し、かつ
後端部を折り返してバンド部12を形成させ、該バンド
部12の末端をハウジング1の上部壁面5に後方支持部
13で支持させると共に、ロックアーム9の両側端に前
方から後方にかけて高さがテーパ状に減少する補強用リ
ブ14を設けた。この補強用リブ14とバンド部12を
備えたロックアーム9により嵌ロックが可能となると
共に、ロック解除力は小さくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のワイヤハー
ネスの電気接続に使用されるコネクタハウジングに関す
るものであり、詳しくはコネクタハウジングの外壁面上
に設けられるロックアームがロック時又はロック解除時
に過剰撓みにより破損されるのを防止するロック付きコ
ネクタハウジング(以下、単にハウジングと言う。)に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタ相互の嵌合ロック用にハ
ウジング外壁に設けられる可撓性を有するロックアーム
としては、例えば実開昭62−18979号公報等に開
示されている両持ちタイプのものが知られている。図5
に示すように、接続端子が収容される端子収容室42が
内設された雄型ハウジング31の前部は、前記接続端子
に対応する別型の接続端子が収容される端子収容室43
が内設された雌型ハウジング32の前部に設けられた套
体部33に嵌入されるように構成されている。この套体
部33の一外壁面上には係止部34を有する係止室35
が設けられている。また、雄型ハウジング31の一外壁
面36上には、前後端を支持部37,38によって支持
された両持ちのロックアーム39が設けられている。こ
のロックアーム39には、前記係止部34に係止される
係止突起40と、コネクタ相互の嵌合状態を解除するた
めのロック解除部41が設けられている。
【0003】このロックアーム39の肉厚39aは、前
方及び後方が厚く、中央付近が薄くなるように一体的に
構成されているため、特に中央付近は硬質合成樹脂製で
あっても可撓性を有している。上記構成においては、雄
型ハウジング31が雌型ハウジング32の套体部33に
嵌入されると、先づ係止突起40前端の傾斜面が係止部
34前端に当接して押し下げられる。次いで係止突起4
0が係止部34に係止され、雄型ハウジング31は雌型
ハウジング32に嵌合ロックされる。また、コネクタ相
互の嵌合状態を解除する時は、ロック解除部41が押圧
されると、ロックアーム39が撓んで係止突起40が係
止部34から解除される。この状態で、雄型ハウジング
31を後方へ引張れば、雄型ハウジング31は雌型ハウ
ジング32から引き離すことができる。
【0004】図6に示すように、嵌合ロック時及びロッ
ク解除時に、ロックアーム39が押圧されて撓むが、肉
厚39aが係止突起40後端付近で薄くなっているの
で、係止突起40の移動は殆んど平行移動に近い。よっ
て、例えばロック解除に必要な変位は、係止突起40の
高さh1 によって決まり、片持ちタイプのロックアーム
のロック解除時の変位に比べ、撓み空間h2 が小さくて
済む。これにより、ハウジングの小型化が図れるばかり
でなく、嵌合ロック後のガタ付きの原因となる係合隙間
δも小さくすることができ、ロック機構の摩耗や騒音を
防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロックアーム39では、慣性ロックを得るため
に嵌合ロック時に係止突起40が雌型ハウジング32の
係止部34を乗り越えるためには、大きな挿入力が必要
となる。そのため、ロックアーム39前端の支持部37
には大きな挿入荷重がかかり、図7(a)に示すよう
に、過度の挿入力によりロックアーム39が塑性変形し
たり、破損するという問題がある。また、ロック解除時
には、ロック解除部41によりロックアーム39が押圧
される際、後端の支持部38に大きな解除荷重がかかる
ため、図7(b)に示すように、過度の解除力によりロ
ックアーム39が塑性変形したり、破損するという問題
がある。
【0006】更に、挿入荷重はある程度大きく、解除荷
重は小さいことが望ましいが、図6に示したようなロッ
クアーム39の支持構造では、挿入荷重と解除荷重とが
大差なく、挿入時の慣性ロックに主眼が置かれるため、
解除時の作業性が悪いという問題がある。また更には、
ロックアーム39の全体の肉厚39aがテーパ状に変化
しているので薄肉になる係止突起の部位において、強度
面での信頼性が低下するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題点にかん
がみてなされたものであり、慣性ロックに必要な挿入荷
重が確保でき、且つ解除性が向上されると共に、ロック
アームの強度面での信頼性が確保できるロック付きコネ
クタハウジングを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、相
手コネクタハウジングの係止部に係合する係止突起と、
相手コネクタハウジングとの嵌合解除用のロック解除部
を上部に備え、前後端部がコネクタハウジング上に固定
された両持ちのロックアームがコネクタハウジングの一
外壁面上に設けられたロック付きコネクタハウジングに
おいて、前記ロックアームの両側部を保護する一対の保
護壁が前記外壁面上に立設されると共に、前記ロックア
ームの前端部の両側が前記保護壁の前方内壁面で支持さ
れ、該ロックアームの後端部が折り返されてバンド部が
形成され、該バンド部端部が前記外壁面上の支持部で支
持されることを特徴とするロック付きコネクタハウジン
グにより達成することができる。また、上記目的は、ロ
ックアームの両側端の前方から後方にかけて高さがテー
パ状に減少する補強用リブが設けられていることにより
達成することができる。
【0009】
【作 用】本発明に係わるロック付きコネクタハウジン
グにおいては、ロックアームの両側部を保護する一対の
保護壁が外壁面上に立設されると共に、ロックアームの
前端部の両側が保護壁の前方内壁面で支持され、該ロッ
クアームの後端部が折り返されてバンド部が形成され、
該バンド部端部が前記外壁面上の支持部で支持され、し
かもロックアームの両側端の前方から後方にかけて高さ
がテーパ状に減少する補強用リブが設けられている。こ
れにより、挿入嵌合時にロックアームの前端部に作用す
る応力は両側の保護壁に分散されるため、ロックアーム
の挿入時の破損等を防止することができると共に、ロッ
クアームの係止突起は相手ハウジングの係止部に慣性ロ
ックされる。また、嵌合解除時にロック解除部が押圧さ
れると、バンド部の弾性作用によりロックアームが下方
に撓んで係止突起が係止部から外れてロックが解除され
る。この時の押圧力は嵌合時の挿入力に比べて小さくて
済み、解除時の作業性が向上すると共に、ロックアーム
の後端部に作用する応力も小さくなるので、ロックアー
ムの解除時の破損等を防止することができる。
【0010】更に、ロックアームの両側端に設けられた
テーパ状の補強用リブにより、ロックアームの強度アッ
プと共に、ロックアームの屈曲位置が決まるためロック
アームの肉厚を均一化することができる。よって、製造
上のコスト削減を図れると共に、ロックアームの信頼性
を向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のロック付きコネクタハウジン
グの一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。図1
は本発明の一実施例であるロック付きコネクタハウジン
グの斜視図、図2は図1におけるロックアームのA−A
断面図、図3はハウジングの嵌合及び解除時の作用説明
図、図4は嵌合時の断面図である。
【0012】先ず、図4に示すように、雄型ハウジング
1の前部が、二点鎖線で示した相手雌型ハウジング2の
套体部2a内に嵌入され、係止突起10が係止部4を乗
り越えて係合されると、コネクタ相互の嵌合が完了す
る。これにより、雄型ハウジング1内に内設された端子
収容室18に嵌挿された電線W付きの雌型端子16と、
雌型ハウジング2内に内設された端子収容室19に嵌挿
された電線W付きの雄型端子17とが電気接続される。
この雌型ハウジング2前部の一外壁面には、箱状の係止
室3が突出して設けられている。この係止室3の前端に
は雄型ハウジング1を嵌合ロックするための係止部4が
設けられている。
【0013】図1に示すように雄型ハウジング1には、
ハウジング外壁面5上に立設された一対の保護壁6で挟
まれた係止部7が突出して設けられている。この係止部
7内には、前端部の両側を保護壁6に一体的に支持され
た前方支持部8を有する帯板状のロックアーム9が後方
へ延設されている。このロックアーム9上には、雌型ハ
ウジング2の係止部4に係止される係止突起10と、こ
の係止突起10を係止部4から外すためのロック解除部
11が一体的に設けられている。また、ロックアーム9
の後端部は折り返されてU字状のバンド部12を形成
し、末端は外壁面5上の後方支持部13に一体的に支持
されている。即ち、雄型ハウジング1上に一体的に設け
られたロックアーム9は、前端部を対向した2ヶ所の前
方支持部8,8及び後方支持部13の3ヶ所で支持され
ている。
【0014】また、上記ロックアーム9の両側端には、
前方から後方の中央付近にかけて、その高さがテーパ状
に減少する補強用リブ14が一体的に設けられている。
図2に示すように、補強用リブ14はロックアーム9側
端下方から垂設されており、ロックアーム9の両側端を
補強すると共に、この補強用リブ14の後端部が実質的
に屈曲する変曲点になっている。更に、ロック解除部1
1の幅を拡大して手指で押圧し易くするために、両側の
保護壁6の後部の間隔は斜面部15を介して拡幅されて
いる。
【0015】上述した構成に基づいて、先ず図3(a)
に示すように嵌合前の雄型ハウジング1のロックアーム
9は屈曲しておらず、直線状の無負荷状態にある。次
に、図3(b)に示すように雄型ハウジング1の前部が
雌型ハウジング2の前部に嵌入されると、係止突起10
の前端斜面が係止部4の前端に当接する。更に、大きな
挿入荷重を加えると係止突起10はロックアーム9を下
方に撓ませた状態で係止部4に押圧されながら移動し、
やがて係止部4を通過して係合ロックされ、ロックアー
ム9の撓みは元に戻る。上記挿入荷重のピークは係止突
起10の前端斜面が係止部4の下部に入り込む時であ
り、この挿入荷重の慣性力により係止突起10は瞬時に
係止部4を通過して完全係合される。
【0016】また、上記挿入荷重はロックアーム9の補
強用リブ14の高さ変化を設計段階で設定することによ
り所望の荷重値に調整することができる。更に、補強用
リブの高さは、ロックアーム9の前方が高く、後方へ行
くにつれて減少しているので、係止突起10が係止部4
に押圧された時、上下方向で平行移動に近い変位をす
る。よって、ロックアーム9の撓み量も小さくすること
ができるので、雄型ハウジング1の小型化を図ることが
できる。また更には、慣性ロックのためにロックアーム
9の前端部には大きな挿入荷重が作用するが、ロックア
ーム9の両側端が保護壁6の前方支持部8に支持されて
いるため、挿入荷重が分散される。そのため、前方支持
部8が変形や破損したりすることはなく、ロックアーム
9の信頼性が向上する。
【0017】次に、図3(c)に示すように嵌合ロック
を解除する時は、ロック解除部11を手指で押圧する
と、バンド部12の弾性作用と相まってロックアーム9
が特に変曲点を中心に屈曲することで下方に撓む。これ
により、係止突起10が係止部4から解除され、雄型ハ
ウジング1を引き出せば雄型ハウジング1と雌型ハウジ
ング2とは相互に離脱させることができる。上述したよ
うに、ロックアーム9の後端部は折り曲げられて弾性作
用を有するバンド部12が形成されているので、ロック
解除部11の押圧力、即ち解除力は小さくて済む。よっ
て、ロックアーム9の後方支持部13にかかる押圧荷重
も小さくなり、後方支持部13が変形や破損したりする
ことはなく、更に信頼性が向上する。
【0018】また、係止突起10は係止部4から容易に
離脱させることができるので、嵌合解除作業をより効率
的に行うことができる。更に、補強用リブ14及びロッ
クアーム9の肉厚は均一であるため、金型構造が簡単化
されて廉価になると共に、鋳巣の発生も防止できるので
生産性かつ信頼性を向上させることができる。
【0019】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のでなく、適宜な変更を行うことにより、他の態様でも
実施することができる。例えば、補強用リブ14は本実
施例ではロックアーム9の両側端に垂設されていたが、
中央部に1本設けられていても差支えない。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の構成によ
れば、ロックアームの前端部両側が、一対の保護壁に前
方支持部で支持されているので、挿入荷重を両保護壁に
分散させることができる。よって、ロックアームが変形
したり破損したりすることはなく、信頼性を著しく向上
させることができる。また、ロックアームの後端部は折
り返されてバンド部が形成され、末端が後方支持部で支
持されているため、ロック解除時のロック解除部の押圧
力が小さくて済み、解除作業の効率化を図ることができ
る。更に、ロックアームに補強用リブが前方から中央付
近にかけてテーパ状に設けられたことで、ロックアーム
の撓み時の変曲点を設定することができるため、ロック
解除するためのロックアームの撓み量が小さくて済み、
ハウジングの小型化を図ることができる。また更に、ロ
ックアーム及び補強用リブの肉厚を均一化できることか
ら、金型が簡単化できるので製造コストの削減と生産性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック付きコネクタハウジングの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるロックアームのA−A断面図であ
る。
【図3】図1における嵌合及び解除時のロックアームの
作動説明図であり、図3(a)は嵌合前の無負荷状態を
示し、図3(b)は相手ハウジングに嵌入させ、嵌合途
中の状態を示し、図3(c)は嵌合解除時の状態を示
す。
【図4】図1における相手ハウジングとの嵌合状態を示
す断面図である。
【図5】従来のロック付きコネクタハウジングを示す斜
視図である。
【図6】図5におけるロックアームの作動説明図であ
る。
【図7】図5における嵌合及び解除時のロックアームの
作動説明図であり、図7(a)は嵌合途中の状態を示
し、図7(b)は嵌合解除時の状態を示す。
【符号の説明】
1 雄型ハウジング 2 雌型ハウジング 4 係止部 5 上部壁面 6 保護壁 8 前方支持部 9 ロックアーム 10 係止突起 11 ロック解除部 12 バンド部 13 後方支持部 14 補強用リブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロックアーム39では、嵌合ロック時に係止突
起40が雌型ハウジング32の係止部34を乗り越える
ためには、大きな挿入力が必要となる。そのため、ロッ
クアーム39前端の支持部37には大きな挿入荷重がか
かり、図7(a)に示すように、過度の挿入力によりロ
ックアーム39が塑性変形したり、破損するという問題
がある。また、ロック解除時には、ロック解除部41に
よりロックアーム39が押圧される際、後端の支持部3
8に大きな解除荷重がかかるため、図7(b)に示すよ
うに、過度の解除力によりロックアーム39が塑性変形
したり、破損するという問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】更に、挿入荷重はある程度大きく、解除荷
重は小さいことが望ましいが、図6に示したようなロッ
クアーム39の支持構造では、挿入荷重と解除荷重とが
大差なく、挿入時のロックに主眼が置かれるため、解除
時の作業性が悪いという問題がある。また更には、ロッ
クアーム39の全体の肉厚39aがテーパ状に変化して
いるので薄肉になる係止突起の部位において、強度面で
の信頼性が低下するという問題がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題点にかん
がみてなされたものであり、ロックに必要な挿入荷重が
確保でき、且つ解除性が向上されると共に、ロックアー
ムの強度面での信頼性が確保できるロック付きコネクタ
ハウジングを提供することにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作 用】本発明に係わるロック付きコネクタハウジン
グにおいては、ロックアームの両側部を保護する一対の
保護壁が外壁面上に立設されると共に、ロックアームの
前端部の両側が保護壁の前方内壁面で支持され、該ロッ
クアームの後端部が折り返されてバンド部が形成され、
該バンド部端部が前記外壁面上の支持部で支持され、し
かもロックアームの両側端の前方から後方にかけて高さ
がテーパ状に減少する補強用リブが設けられている。こ
れにより、挿入嵌合時にロックアームの前端部に作用す
る応力は両側の保護壁に分散されるため、ロックアーム
の挿入時の破損等を防止することができると共に、ロッ
クアームの係止突起は相手ハウジングの係止部にロック
される。また、嵌合解除時にロック解除部が押圧される
と、バンド部の弾性作用によりロックアームが下方に撓
んで係止突起が係止部から外れてロックが解除される。
この時の押圧力は嵌合時の挿入力に比べて小さくて済
み、解除時の作業性が向上すると共に、ロックアームの
後端部に作用する応力も小さくなるので、ロックアーム
の解除時の破損等を防止することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタハウジングの係止部に係合
    する係止突起と、相手コネクタハウジングとの嵌合解除
    用のロック解除部を上部に備え、前後端部がコネクタハ
    ウジング上に固定された両持ちのロックアームがコネク
    タハウジングの一外壁面上に設けられたロック付きコネ
    クタハウジングにおいて、 前記ロックアームの両側部を保護する一対の保護壁が前
    記外壁面上に立設されると共に、前記ロックアームの前
    端部の両側が前記保護壁の前方内壁面で支持され、該ロ
    ックアームの後端部が折り返されてバンド部が形成さ
    れ、該バンド部端部が前記外壁面上の支持部で支持され
    ることを特徴とするロック付きコネクタハウジング。
  2. 【請求項2】 前記ロックアームの両側端の前方から後
    方にかけて高さがテーパ状に減少する補強用リブが設け
    られている請求項1記載のロック付きコネクタハウジン
    グ。
JP06023550A 1994-01-27 1994-01-27 ロック付きコネクタハウジング Expired - Lifetime JP3074432B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06023550A JP3074432B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 ロック付きコネクタハウジング
DE19502387A DE19502387C2 (de) 1994-01-27 1995-01-26 Verriegelndes Steckverbindergehäuse
US08/760,898 US5664961A (en) 1994-01-27 1996-12-06 Connector housing with lock

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06023550A JP3074432B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 ロック付きコネクタハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07220807A true JPH07220807A (ja) 1995-08-18
JP3074432B2 JP3074432B2 (ja) 2000-08-07

Family

ID=12113603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06023550A Expired - Lifetime JP3074432B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 ロック付きコネクタハウジング

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5664961A (ja)
JP (1) JP3074432B2 (ja)
DE (1) DE19502387C2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10241781A (ja) * 1997-02-20 1998-09-11 Amp Japan Ltd コネクタカバー及びそれを用いたコネクタ組立体
JP2007121671A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Cable Ltd 光コネクタ
JP2008052980A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yazaki Corp コネクタ構造
JP2013030323A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Yazaki Corp コネクタ
JP2020064709A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 日本端子株式会社 慣性ロックコネクタ

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL117574A0 (en) * 1995-04-03 1996-07-23 Bristol Myers Squibb Co Processes for the preparation of cyclobutanone derivatives
JP3285305B2 (ja) * 1995-12-22 2002-05-27 矢崎総業株式会社 半嵌合防止コネクタ
JP3770334B2 (ja) * 1995-12-27 2006-04-26 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 コネクタハウジング
JP3476988B2 (ja) * 1995-12-28 2003-12-10 矢崎総業株式会社 電装品ユニットの組付構造およびその組付方法
JPH09226416A (ja) * 1996-02-20 1997-09-02 Yazaki Corp 電装モジュールの組付け構造
JP3394146B2 (ja) * 1996-12-26 2003-04-07 矢崎総業株式会社 コネクタの電線接続構造
DE19807058A1 (de) * 1998-02-19 1999-08-26 Grote & Hartmann Steckverbindergehäuse
TW422459U (en) * 1999-06-17 2001-02-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector assembly
TW419155U (en) * 1999-06-15 2001-01-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector assembly
TW417892U (en) * 1999-06-15 2001-01-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Penetrating type connector
TW422445U (en) * 1999-06-17 2001-02-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Piercing-through type electrical connector
JP2005190807A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
US7070438B2 (en) * 2004-03-31 2006-07-04 Jst Corporation Connector lever lock
JP4739712B2 (ja) * 2004-09-01 2011-08-03 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2007220557A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Tyco Electronics Amp Kk 電気コネクタ組立体
DE102006060620B4 (de) * 2006-12-21 2008-10-02 Tyco Electronics Amp Gmbh Steckverbinder mit einem Gehäuse mit einem Betätigungselement und einem Rastmittel
DE102007045972B4 (de) * 2007-09-25 2010-01-14 Tyco Electronics Amp Gmbh Steckerelement mit gekrümmter Haltevorrichtung
KR101540809B1 (ko) * 2008-10-09 2015-07-30 타이코에이엠피(유) 동축케이블용 커넥터
JP5680435B2 (ja) * 2011-02-14 2015-03-04 矢崎総業株式会社 シールドコネクタの係止構造
JP2013020873A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Yazaki Corp 端子及びそれを備えたコネクタ
US8616911B2 (en) * 2011-12-19 2013-12-31 International Business Machines Corporation Power line connector apparatus including a rib and resilient retaining ring
JP5282156B1 (ja) * 2012-04-27 2013-09-04 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JP6933126B2 (ja) * 2017-12-26 2021-09-08 住友電装株式会社 コネクタハウジング及びコネクタ
EP4167393A1 (de) * 2021-10-13 2023-04-19 Rosenberger Hochfrequenztechnik GmbH & Co. KG Steckverbindergehäuse, sowie spritzgiessverfahren und spritzgiessvorrichtung zur herstellung eines steckverbindergehäuses
DE102021127033B3 (de) 2021-10-19 2022-11-10 Md Elektronik Gmbh Steckverbinderanordnung zum verbinden von signalleitern

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3544951A (en) * 1968-06-28 1970-12-01 Deutsch Co Elec Comp Coupling with deflectable arms
JPS6064588A (ja) * 1983-09-19 1985-04-13 Mitsubishi Electric Corp 位置検出装置
JPS6218979A (ja) * 1985-07-15 1987-01-27 Mitsubishi Electric Corp インバ−タ装置の制御方法
JP2563323Y2 (ja) * 1990-10-22 1998-02-18 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2506098Y2 (ja) * 1991-02-12 1996-08-07 矢崎総業株式会社 雄型コネクタ
JP2585191Y2 (ja) * 1991-03-26 1998-11-11 矢崎総業株式会社 端子係止具付コネクタ
JP2596169Y2 (ja) * 1992-06-22 1999-06-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
JP2904380B2 (ja) * 1992-09-09 1999-06-14 矢崎総業株式会社 コネクタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10241781A (ja) * 1997-02-20 1998-09-11 Amp Japan Ltd コネクタカバー及びそれを用いたコネクタ組立体
JP2007121671A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Cable Ltd 光コネクタ
JP4658774B2 (ja) * 2005-10-28 2011-03-23 日立電線株式会社 光コネクタ
JP2008052980A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yazaki Corp コネクタ構造
JP2013030323A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Yazaki Corp コネクタ
US8777651B2 (en) 2011-07-27 2014-07-15 Yazaki Corporation Connector
JP2020064709A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 日本端子株式会社 慣性ロックコネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3074432B2 (ja) 2000-08-07
US5664961A (en) 1997-09-09
DE19502387A1 (de) 1995-08-03
DE19502387C2 (de) 2003-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07220807A (ja) ロック付きコネクタハウジング
JP3397298B2 (ja) コネクタ
JP3301522B2 (ja) コネクタ
JP2907373B2 (ja) コネクタのロック結合検知構造
JP2000311738A (ja) 電気コンタクト
JP3400679B2 (ja) ロックアームの変形防止構造
JP5985797B2 (ja) 電気コネクタ及びハーネス
JPH1055839A (ja) 接触圧力を調節した雌側電気的接触端子
JPH0346957B2 (ja)
JP2001023729A (ja) コネクタ
US6497585B2 (en) Half-fitting prevention connector
US6796837B2 (en) Connector with lock piece that longitudinally deforms
KR930006689Y1 (ko) 코넥터
JPH10189102A (ja) 電気コンタクト
EP3879637B1 (en) Connector lock structure
JPH1092503A (ja) ターミナル係止構造
JP3143306B2 (ja) 箱型電装部品の取付構造
JP4440094B2 (ja) 合体コネクタ
JP3246894B2 (ja) コネクタ
JP3304055B2 (ja) コネクタカバー
JP2003257532A (ja) コネクタ
EP1085614B1 (en) Half-fitting prevention connector
JPH0810927Y2 (ja) コネクタ用ロック装置
JP2905383B2 (ja) 電気接続箱への電気部品の係止構造及び、電気接続箱からの電気部品の取り外し方法
JPH04342973A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term