JPH07193509A - サーモメータ・バイナリ・エンコード方法 - Google Patents

サーモメータ・バイナリ・エンコード方法

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JPH07193509A
JPH07193509A JP6295741A JP29574194A JPH07193509A JP H07193509 A JPH07193509 A JP H07193509A JP 6295741 A JP6295741 A JP 6295741A JP 29574194 A JP29574194 A JP 29574194A JP H07193509 A JPH07193509 A JP H07193509A
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thermometer
binary
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/14Conversion to or from non-weighted codes
    • H03M7/16Conversion to or from unit-distance codes, e.g. Gray code, reflected binary code
    • H03M7/165Conversion to or from thermometric code
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/36Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type

Abstract

(57)【要約】 【構成】 サーモメータ・コードをJ個の更に小さいサ
ーモメータ・コードに区切り、別々に小さいサーモメー
タ・コードをバイナリ・コードに変換し、その結果を処
理することにより、サーモメータ・コードをバイナリ・
コードに変換する。サーモメータ・コードの区画の1個
のみが完全なN−K+1ビット・バイナリ・コードB
(J)に変換される点が従来と異なる。残りのJ−1個
のコード区切りは、対応するサーモメータ・コード区画
を表すバイナリ・コードのM個の下位ビットのみを表す
Mビット・コードに変換される。 【効果】 従来より少ないハードウエア量でサーモメー
タ・バイナリ・エンコードが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーモメータ・バイナ
リ・エンコード方法、特に入力サーモメータ・コード内
の整列(シーケンス)が乱れたエラーにより生じる出力
バイナリ・コード内のエラーを軽減するサーモメータ・
バイナリ・エンコード方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーモメータ・コードは、データ・ワー
ドの連続ビットが累進的に大きな数に割り当てられるこ
とにより数値を表す。その数値以下に割り当てられた全
てのサーモメータ・コード・ビットは、論理真状態(例
えば、論理1)に設定され、その数値より大きい値を有
する全てのビットは、論理偽状態(例えば、論理0)に
設定される。通常のアナログ・デジタル変換器(AD
C)では、基準電圧は、累進的に更に1組の更に小さい
基準電圧量レベルに分割される。各量レベルに関する比
較器は、アナログ入力電圧をその電圧量と比較し、入力
電圧が電圧量基準より高いければ、出力真状態を生成す
る。全ての比較器の出力は、関係する基準電圧量レベル
振幅の順番で並べたときに、入力電圧の大きさを表すサ
ーモメータ・コードのビットを形成する。
【0003】他の殆どの通常に用いられているコードと
比較すると、サーモメータ・コードは、必要とされるビ
ット数の点から見て有効に数値を表すことができない。
例えば、8ビットのサーモメータ・コードは、9個の異
なる数(0ー8)のいずれか1つしか表すことができ
ず、然るに8ビットのバイナリ・コードは、256の異
なる数値を表すことができる。ADCのサーモメータ・
コード出力は、コード化回路により、外部のデータ処理
回路にデータとして送られる前に、もっと小型で効率的
なバイナリ・コードに変換される。
【0004】サーモメータ・コードのビットの整列が乱
れている、即ち、コード内の論理真ビットが1つ又は複
数の介在論理偽ビットにより分離されるときに問題が起
きる。例えば、サーモメータ・コード“0001110
1”は、整列乱れエラーを含んでいる。整列乱れエラー
の“スパン(間隔)”は、コード内の最高桁の1及びシ
ーケンス内の最高桁の1間の介在ビットの数に等しい。
この例では、整列乱れエラーのスパンは、3である。整
列乱れエラーは、個々の比較器が全て同一の速度で切り
替わらずに、高周波数入力信号をサンプルするADCに
より生じる。例えば、ADCが入力信号電圧をサンプル
するときにその信号が立ち下がる場合、高速の下位桁比
較器は、相対的に遅い高位桁比較器の出力状態が切り替
わる前に、低レベル出力状態に切り替わる。整列乱れの
あるサーモメータ・コードが入力信号として、サーモメ
ータ・バイナリ・エンコーダに供給されると、エンコー
ダの出力はサンプルされた電圧の実際の大きさとは殆ど
無関係になる。多くのADCでは、整列乱れのあるサー
モメータ・コードを生成するサンプル電圧の最も近い大
きさの良好な近似値は、整列乱れのあるサーモメータ・
コード内の論理的真ビットを単純に数える(加算する)
ことにより得られる。この様に、エンジニアは、論理的
真ビットの和としてサーモメータ・コードの値を決め
る。
【0005】しかし、通常のシステムでは、サーモメー
タ・コードの個々のビットを直接に加算するためのロジ
ック段のコスト及び処理時間が、極端にかかる。実際の
サーモメータ・バイナリ・エンコーダは、入力コードに
整列乱れコードが無いときは、入力サーモメータ・コー
ドの値に等しい出力バイナリ・コードを生成するが、整
列乱れエラーがある場合には、その値は、入力サーモメ
ータ・コードの値から全く異なることがある。バイナリ
出力コードの値及びサーモメータ入力コードの値の差
は、“エンコード・エラー”と呼ばれる。本明細書で
“サーモメータ・バイナリ・エンコーダ”、“サーモメ
ータ・コードのバイナリ表現”、“サーモメータ・コー
ドをバイナリに変換”その他の用語は、サーモメータ・
コードを、整列乱れ入力がある場合にエンコード・エラ
ーを含むバイナリ・コードに変換する装置及び方法に関
係する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−8691
9号明細書(第1特開昭)には、例えば、64ビット入
力サーモメータ・コード内の整列乱れエラーから生じる
7ビット出力バイナリ・コード内のエンコード・エラー
を減少させるエラー許容サーモメータ・バイナリ・エン
コーダが記載されている。サーモメータ・コードの64
の1ビット信号は、4つの16ビットの小集合にグルー
プ化される。各サーモメータ・コードの小集合は、別個
の従来のサーモメータ・バイナリ・エンコーダにより5
ビット・バイナリ形式にエンコードされる。4個のエン
コーダのバイナリ・コード出力は加算され、64ビット
のサーモメータ・コードを表す最終的バイナリ・コード
を生成する。16ビット・サーモメータ・コードの小集
合は、各々が64ビットのサーモメータ・コード内の整
列乱れエラーのスパンが4より小さい限りは、普通の1
6ビット・サーモメータ・コードのままである。よっ
て、64ビットのサーモメータ・コードに関するエラー
のスパンが4よりも小さければ、記載された装置では、
エンコード・エラーが生じない。スパンが4以上である
と、エンコード・エラーが発生するが、通常は、それは
従来のサーモメータ・バイナリ変換器内のエンコード・
エラーよりも小さい。しかし、記載された装置は、ビッ
トを計数する装置よりハードウエア及び処理時間が少な
いが、依然として多量のハードウエア及び処理時間を必
要とする。
【0007】サーモメータ・バイナリ変換に関する他の
問題は、サーモメータ・コードの1ビットが“メタステ
ーブル”、即ち高及び低論理レベル間で電圧が中間であ
る無効論理レベルであるときに起こる。
【0008】比較器の出力は、理想的にはサンプルされ
る入力信号のレベルに応じた2つのレベルの一方とな
る。しかし、実際には、比較器は、入力信号電圧が比較
器に印加される基準電圧に十分に近いとき、高及び低レ
ベル論理レベル間のいずれかのレベルの出力を生成す
る。サンプルされるときに入力信号が高速に変化してい
るとすると、幾つかの比較器は、メタステーブル出力信
号を同時に生成することがある。無効ビットがエンコー
ドに伝わるのを防止するために、ADCのサーモメータ
・コード出力は、入力信号が無効(メタステーブル)レ
ベルであるときであっても、出力を安定した高又は低論
理レベルにする正帰還回路を有するクロック動作するラ
ッチのパイプラインに供給される。各ラッチの安定した
出力は、コード変換回路に供給される。しかし、この解
決方法は、サーモメータ・コードの各ビットに対して多
くのラッチを必要とするので、ハードウエアが膨大にな
る。
【0009】特開昭62−86918号明細書(第2特
開昭)の記載では、サーモメータ・バイナリ・コード変
換器は、単一段ラッチ・アレイを使用して、サーモメー
タ・コードの最下位ビットを除く全てのビットを安定化
する。変換器は、次にサーモメータ・コードをグレイ・
タイプ(隣接)バイナリ・コードに変換し、グレイ・コ
ードの最下位ビットのみがメタステーブルとなる。グレ
イ・コードは、次にラッチ・パイプラインにより安定化
される。グレイ・コードは、続いて標準バイナリ形式に
変換される。グレイ・コードは、サーモメータ・コード
よりもビット数が少ないので、特定のクロック速度に対
して同程度の安定性を生成するために必要なラッチ段の
数は、大幅に削減される。しかし、第1従来例の装置で
は、幾つかのエラーに応答して、非モノリシック出力を
生成することがある。
【0010】そこで、サーモメータ・コードをバイナリ
・コードに即座に変換し、整列乱れ及びメタステーブル
・サーモメータ・コード・ビットの両方によるエラーを
制限し、ハードウエア及び処理時間が最小限でよいサー
モメータ・バイナリ・エンコーダが求められている。
【0011】したがって、本発明の目的は、特定の範囲
の入力整列乱れエラー・スパンに対してコード化エラー
無くサーモメータ・コードをバイナリ・コードに変換
し、更に大きな整列乱れエラー・スパンに対してはコー
ド化エラーを最小限にし、従来よりのハードウエア量を
減少させるサーモメータ・バイナリ・エンコード方法の
提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるサ
ーモメータ・バイナリ・エンコーダは、1組J個の入力
段エンコーダE(1)〜E(J)、出力エンコーダDを
含む。好適には、J=2Kであり、Kは0より大きい整
数である。各々がサーモメータ・コードTの各ビットを
表す1組のデジタル入力信号は、入力を入力段エンコー
ダE(1)〜E(J)に夫々供給するサーモメータ・コ
ードT(1)〜T(J)を更に表すJ個の信号集合にグ
ループ化される。エンコーダE(J)は、サーモメータ
・コードT(J)を表す出力バイナリ・コードB(J)
を生成する。エンコーダE(1)〜E(J)は、Mビッ
トの出力バイナリ・コードをG(1)〜G(J−1)を
生成する。各バイナリ・コードG(1)〜G(J−1)
は、サーモメータ・コードT(1)〜T(J−1)を夫々
表すバイナリ・コードの下位Mビットを表す。Mは、1
より大きい整数である。出力エンコーダDは、コードG
(1)〜G(J−1)を処理し、入力サーモメータ・コ
ードTに相当するバイナリ・コードYを表す1組のデジ
タル出力信号を生成する。
【0013】本発明の実施例によれば、出力段エンコー
ダDは、1組(J−1)個のエンコーダA(1)〜A
(J−1)及び追加エンコーダLを含む。各エンコーダ
A(I)(I=1〜(J−1))は、2つの入力端を有
する。バイナリ・コードB(J)の下位Mビットは、各
エンコーダA(1)〜A(J−1)の第1入力端に供給
される。残りのバイナリ・コードG(1)〜G(J−
1)は、エンコーダA(1)〜A(J−1)の第2入力
端に夫々供給される。各エンコーダA(I)は、2つの
入力端のG(I)及びG(J)間の差に応じてセット
{1−2M-1 、・・・、2M-1}から選択された値を有
する出力バイナリ残りコードを生成する。エンコーダL
は、コードR(1)〜R(J−1)と共にコードB
(J)を処理して、サーモメータ・コードTに相当する
出力バイナリ・コードYを表す出力信号を生成する。
【0014】本発明の他の実施例によれば、出力段エン
コーダDは1組(J−1)個の第2段エンコーダC
(1)〜C(J−1)及び1組3個の加算器S1、S2
及びS3を含む。各エンコーダC(I)は、2つの入力
端を有する。バイナリ・コードG(J)即ちコードB
(J)の下位Mビットは各エンコーダC(1)〜C(J
−1)の第1入力端及び残りのバイナリ・コードG
(1)〜G(J−1)はエンコーダC(1)〜C(J−
1)の第2入力端に夫々供給される。エンコーダC
(J)〜C(J−1)は、出力バイナリ・コードF
(I)〜F(J−1)を夫々生成し、各エンコーダC
(I)の出力コードF(I)は、2つの入力G(I)及
びG(J)間の差に応じたセット{−1,0,1}から選
択された値を有する。加算器S1はコードG(1)〜G
(J)を加算して、バイナリ出力コードYの下位Mビッ
トY(L)を生成する。加算器S2は、加算器S1のキ
ャリー・ビット出力及びコードF(I)〜F(J−1)
を加算して、出力バイナリ・コードYの次のKビットY
(M)を生成する。加算器S3は、加算器S2のキャリ
ー/ボロー・ビット出力(H(J)の幅に拡張されたビ
ット)をコードH(J)、即ちB(J)の残りのビット
に加算し、出力バイナリ・コードYの残りのビットY
(H)を生成する。
【0015】
【実施例】本発明のサーモメータ・バイナリ・エンコー
ダは、サーモメータ・コードTを意味する一組のデジタ
ル入力信号を、バイナリ・コードYを意味する一組の出
力信号に変換し、YはTを表す。2Nビット・サーモメ
ータ・コードは、その下位Xビットを真(論理1)に
し、その残りビットを偽(論理0)に設定することによ
って、0〜2Nビットの各数値Xを表す。標準重み付け
バイナリ・コード又はグレイ(隣接)バイナリ・コード
は、N+1ビットを使用して0〜2Nの各数値を表す。
表1は、N=3に関して、サーモメータ・コードを標準
バイナリ及びグレイ・コードと比較する。
【0016】
【表1】 グレイ・コードは、Xが増加すると、1ビットのみが変
化するように決められている。
【0017】サーモメータ・コードのビットに、整列乱
れエラーが生じるとき、即ちコード内の論理真ビットが
1つ又は複数の介在偽ビットにより分離されるとき、問
題が生じる。例えば、サーモメータ・コード“0001
0011”は、整列乱れエラーを含んでいる。整列乱れ
エラーのスパンは、最高桁“1”ビット及びシーケンス
内最高桁“1”ビット間の介在ビットの数に等しい。こ
の例では、スパンが2である。整列乱れエラーは、AD
Cの個々の比較器の全てが同一の速度で切り替わらず
に、ADCが高周波数入力信号をサンプルしてサーモメ
ータ・コードを生成することにより生じる。例えば、入
力信号電圧がADCがそれをサンプルする時点に立ち下
がると、高速下位桁比較器は低速高位桁比較器の前に低
出力状態に切り替わる。整列乱れのあるサーモメータ・
コードが入力信号として通常のサーモメータ・バイナリ
・エンコーダとして印加されるとき、エンコーダの出力
はサンプルされた電圧の実際の大きさに対して殆ど無関
係になる。多くのADCに関して、整列乱れサーモメー
タ・コードを生成するサンプル電圧に最も近い大きさの
良好な近似値は、整列乱れサーモメータ・コード内の論
理的真ビットを単純に数える(加算する)ことにより得
られる。この様に、エンジニアは、論理的真ビットの和
としてサーモメータ・コードの値を決める。しかし、バ
イナリ・コードを生成するためにサーモメータ・コード
のビットを直接に加算するためのサーモメータ・バイナ
リ・エンコーダは、多量のロジック・ハードウエア及び
処理時間を必要とし、高速動作に対しては実用的ではな
い。したがって、サーモメータ・コードをバイナリ・コ
ードに変換し、バイナリ・コードがサーモメータ・コー
ドの真のビットの合計にできるだけ近い値を表す更に効
率的な方法を見付け出す必要がある。
【0018】2Nビット・サーモメータ・コードは、1
組のJ個のサーモメータ・コードT(1)+T(2)・
・・T(J)に区切ることができる。ここで、Jは好適
には2の累乗である。各サーモメータ・コードは、サー
モメータ・コードTのI番目のビット及びその後のJ番
目毎のビットを含んでいる。1〜2Nの番号が付けられ
た1組のビットとして表される2Nビットのサーモメー
タ・コードTに関して、 T={2N、・・・、2、1} Tの各区画T(I)は、1組のビットから成る。 T(I)={(2N−J)+I、・・・、2J+I、J+I、I} [1] サーモメータ・コードの値が、論理真ビットの合計に等
しいと定義すれば、サーモメータ・コードの値はその区
画の値の合計に等しい。 T=T(J)+T(J−1)+・・・+T(1) [2]
【0019】上述の第1特開昭明細書に記載されたサー
モメータ・バイナリ・エンコーダは、式[2]を使用し
て2Nビット・サーモメータ・コードをバイナリ・コー
ドに変換する。このエンコードでは、最初に入力コード
TをJ個の区画に区切り(ここで、J=2K)、次に各
コード区画T(1)〜T(J)を対応するバイナリ・コ
ードに変換し、その結果のJ個のバイナリ・コードを合
計する。この結果は、サーモメータ・コードがJより小
さい整列乱れのスパンを有する場合に、サーモメータ・
コードに等しい。その理由は、各コード区画には、整列
乱れエラーは無いからである。
【0020】整列乱れエラーのスパンがJ以上の場合に
は、その結果はサーモメータ・コードの値(即ち、論理
真ビットの合計)には等しくはならないが、多くの従来
の変換器出力よりは、サーモメータ・コード値の良好な
近似値となる。サーモメータ・コードの区画から得られ
るJ個のN−K+1ビット・バイナリ・コードを安定化
させ、合計することは、サーモメータ・コードTの2N
個の単一ビットを安定化させ、合計することよりは、必
要とするハードウエアが少ない。しかし、1組2K 個の
N−K+1ビット・コードを安定化させ、合計すること
は、Nが大きくなるにつれて、膨大な動作となる。
【0021】本発明は、更にサーモメータ・コードをバ
イナリ・コードに変換するために必要なハードウエア量
を減少させる。本発明は、式[2]の右側が次の様に書
き直すことができることを利用している。 T=J×T(J)+[T(J−1)−T(J)]+・・+[T(1)−T(J) ] [3] 各サーモメータ・コードT(I)をバイナリ・コードB
(I)に変換する場合、次の式に従ってTを表すバイナ
リ・コードYを求めることができる。 Y=J×B(J)+[B(J−1)−B(J)]+・・+[B(1)−B(J) ] [4]
【0022】標準のサーモメータ・グレイ・バイナリ・
エンコーダを考えると、Tに整列乱れエラーのスパンが
無いとすると、B(I)−B(J)は、セット{0、
1}内の1つの値を有する。スパンがJより小さいと
き、B(I)−B(J)はセット{−1、0、1、2}
内の1つの値を有する。スパンがJ×(2M-2−1)以
下であると、B(I)−B(J)は{1−2M-1、・・
・2M-1}内の1つの値を有する。
【0023】関数XMod2Mは、セット{1−2M-1
・・・2M-1}内の許容可能な値を有する残りのX/2M
として定義される。B(I)のM個の下位ビット及びB
(J)のM個の下位ビット間の差から[B(I)−B
(J)]Mod2Mを求めることができる。 R=[B(I)−B(J)]Mod2M=[G(I)−G(J)]Mod2M [5] ここで、G(I)は、B(I)のM個の下位ビットによ
り形成されるコードである。J×(2M-2−1)以下の
スパンを有するT内の整列乱れエラーに関しては、R
(I)=B(I)+B(J)であることに留意された
い。次の式に従ってTを表すバイナリ・コードYを求め
ることができる。 Y=J×B(J)+R(J−1)+・・・+R(1) [6]
【0024】次の方法により、入力サーモメータ・コー
ドTを出力バイナリ・コードYに変換する。 1.式[1]に従って、サーモメータ・コードTをサー
モメータ・コードT(1)〜T(J)に区切る。 2.サーモメータ・コードT(1)〜T(J−1)対応
するMビット・バイナリ・コードG(1)〜G(J−
1)に変換する。ここで、G(I)はT(1)のバイナ
リ変換値のM個の下位ビットである。更に、サーモメー
タ・コードT(J)を対応するN−K+1ビット・バイ
ナリ・コードに変換する。 3.式[5]に従ってR(1)〜R(J−1)を求め
る。 4.式[6]に従ってYを求める。
【0025】Yのこの値は、Jより小さい整列乱れエラ
ー・スパンに対してTの値を与え、J×(2M-2−1)
以下のエラー・スパンに対して第1特開昭に記載された
装置と同一の結果を与える。
【0026】図1は、以上の処理を行う本発明に関する
サーモメータ・バイナリ・エンコーダを示すブロック図
である。2Nビット・コードTは、1〜(2N−J)+J
と記す2N個のデジタル入力信号のセットにより表され
る。ここで、J=2Kであり、Kは0より大きい整数で
ある。入力信号1はサーモメータ・コードTの最下位を
表し、入力信号(2N−J)+Jは最上位ビットを表
す。デジタル入力信号は、サーモメータ・コードT
(1)〜T(J)を表すJ個の小集合にグループ化され
る。グループ化するパターンは、I=1〜Jに関して
は、コードT(1)を表す信号小集合は、式[1]に示
す様に、コードT,ビットI及びその後J番目毎のビッ
トで始まる。この様に、サーモメータ・コードTは、上
述のステップ1に従って区切られる。
【0027】ステップ2は、1組のJ個の入力段エンコ
ーダE(1)〜E(J)により実行される。サーモメー
タ・コードT(1)〜T(J−1)は、入力信号として
エンコーダE(1)〜E(J−1)に夫々供給される。
これらのエンコーダは、対応するMビットの出力バイナ
リ・コードG(1)〜G(J−1)を夫々生成する。エ
ンコーダE(J)は、サーモメータ・コードT(J)を
等価のN−K+1バイナリ・コードB(J)に変換す
る。
【0028】ステップ3及び4は、出力段エンコーダD
により実行される。バイナリ・コードG(1)〜G(J
−1)及びB(J)は、全て入力信号としてエンコーダ
Dに供給する。エンコーダDは、これらのコードを処理
し、Jより小さいエラー・スパンに対しては元の入力サ
ーモメータ・コードTを表す値、J以上のエラー・スパ
ンに対してはそれに近似する値を有する出力バイナリ・
コードYを表す1組のN+1個のデジタル出力信号を生
成する。
【0029】エンコーダE(1)〜E(J)は、好適に
は当業者には周知の再生(regenerative)サーモメータ
・グレイ・バイナリ・エンコーダである。第2特開昭明
細書に記載されたエンコーダが、ここでは使用されてい
る。図2は、図1のエンコーダE(1)〜E(J)の何
れか1個を実現するサーモメータ・グレイ・バイナリ・
エンコーダを示すブロック図である。
【0030】図2では、クロック信号に応答して、再生
ラッチ回路10は、エンコーダ12の入力端への入力サ
ーモメータ・コードT(I)をラッチする。エンコーダ
12は、サーモメータ・コードをグレイ・コードに変換
する。クロック信号に応答して、エンコーダ12は一連
の再生ラッチ回路14を介してグレイ・コード信号出力
を、出力バイナリ・コードを生成するグレイ・バイナリ
・エンコーダ16の入力端に供給する。 本発明では、
Jより小さいIに関して上述した様に、出力コードB
(I)のM個の下位ビットのみが、コードG(I)を形
成するために使用される。したがって、上位桁出力ビッ
トを生成するサーモメータ・バイナリ・エンコーダ14
の部分は、エンコーダE(1)〜E(J−1)を形成す
るときに、与える必要がない。
【0031】第2特開昭に記載するように、ラッチ回路
10は入力サーモメータ・コードの最下位ビット以外の
全てを通常は安定化する。サーモメータ・コードは、ま
ず隣接バイナリ・コード(例えば、グレイ・コード)に
変換されるので、サーモメータ・コードのメタステーブ
ル・ビットはグレイ・コードの最下位ビットのみにしか
伝わらない。そのビットは、ラッチ回路14により次に
安定化される。
【0032】図1の入力B(J)及びG(1)〜G(J
−1)に基づくYに関する値を生成する機能を有するエ
ンコーダを構成するには多数のエンコード手段を使用す
る。図3は、図1のエンコードDの好適なブロック図を
示す。図3に示す様に、エンコードDは、各々が2つの
入力端を有する1組のエンコーダA(1)〜A(J−
1)を含む。バイナリ・コードG(1)〜G(J−1)
は、夫々対応するエンコーダA(1)〜A(J−1)の
1つの入力端に供給される。コードB(J)の最下位ビ
ットG(J)は、各エンコーダA(I)の他の入力端を
駆動する。エンコーダA(1)〜A(J−1)は、式
[5]に従って残りの出力コードR(1)〜R(J−
1)を夫々生成する。この様に、エンコーダA(1)〜
A(J−1)は、上述の様にステップ3を行う。
【0033】コードB(J)及び残りのコードR(1)
〜R(J−1)は、入力信号として、他のエンコーダL
に供給される。このエンコーダLは、式[6]に従って
出力バイナリ・コードYを表す出力信号を生成する。
【0034】図4は、図1のエンコーダDの他の実施例
を示す。B(J)=2MH(J)+G(J)とし、G
(J)はB(J)のM個の下位ビットにより形成される
コードであり、H(J)はB(J)の残りの上位ビット
により形成されるコードである 。F(I)=2-M[(G(J)−G(I))+(G(I)−G(J)MOD2M ] [7] とすると、式[5]、[6]及び[7]から Y=2MJH(J)+2M[F(J−1)+・・+F(1)]+[G(J)]+ ・・・G(1)] [8] 定義により、F(1)は、次の表2に示すようにG
(I)及びG(J)の関数である。
【0035】
【表2】
【0036】図4は、式[8]及び表2を使用してコー
ドB(J)及びG(1)〜G(J−1)からYを求める
図1のエンコーダDの他の実施例である。図4に示す様
に、エンコーダDは、1組の3個の加算器S1、S2及
びS3、1組のJ−1個のエンコーダC(1)〜C(J
−1)を含む。
【0037】コードG(1)〜G(J−1)は、対応す
るエンコーダC(1)〜C(J−1)の1つの入力端に
供給される。コード(J)即ちコードB(J)の下位M
ビットは、各エンコーダC(1)〜C(J−1)の第2
入力端に供給される。各エンコーダC(I)は、表2に
示す関係に従って−1、0又は1の値を有する出力F
(I)を生成する。
【0038】加算器S1は、K個のキャリー・ビットP
と共に出力バイナリ・コードYの下位MビットY(L)
を生成するためにMビットのコードG(1)〜G(J−
1)を加算する。加算器S2は、加算器S1からのK個
のキャリー・ビットをF(1)〜F(J−1)に加算し
て、2個のキャリー・ボロー・ビットZと共に出力バイ
ナリ・コードYの次のMビットY(M)を生成する。加
算器S3は、加算器S2のコードZ出力のキャリー/ボ
ロー・ビット(Zは、ビット・エクステンダBE)によ
りN−K−M+1ビットに拡張される。)をコードB
(J)の上位ビットH(J)に加算し、Y(H)、即ち
出力バイナリ・コードYの上位N−K−M+1を生成す
る。出力バイナリ・コードYを表す信号は、Y=[Y
(H)、Y(M)、Y(L)]であるYの1ビットを各
々が表すN+1バイナリ信号により形成される。
【0039】図3のエンコーダを構成するために必要な
ロジック素子は、R(1)〜R(J−1)がJ×B
(J)に加算される前に範囲0〜J−1に制限される
と、大幅に削減することができる。これは、Jより小さ
いエラー・スパンを有する幾つかの入力コードに対して
出力値をTの理想値を異ならせる。
【0040】図5は、N=4、K=1及びM=2である
場合の変更されたサーモメータ・バイナリ・エンコーダ
のブロック図である。この様な場合、式[6]は Y=2×B(2)+R(1) [9] ここで、R(1)は、セット{0。1}に制限される。
図5のエンコーダは入力サーモメータ・コード・ビット
T1〜T15を受け取り、4ビットのバイナリ・コード
出力Yを生成する。ビットT1〜T15は、式[1]の
従って、上述では次の様に2個のサーモメータ・コード
の小集合T(1)及びT(2)に区切られる。 T(1)=(T15、T13、・・・T3、T1) T(2)=(T14、T12、・・・T4、T2)
【0041】コードT(2)は、入力信号としてサーモ
メータ・グレイ・バイナリ変換器20に供給される。変
換器20は、ビットB(2,2)B(2,1)B(2,
0)により形成されるN−K(3)ビット出力コードB
(2)を生成する。エンコーダ20は、J=2に対して
図1のエンコーダE(J)を使用する。コードT(1)
は、ビットQ(1,1)及びQ(1,0)を含むMビット
(2ビット)の出力コードQ(1)を生成するサーモメ
ータ・グレイ変換器22に供給される。図5のエンコー
ダ22は、図1のエンコーダE(1)の一部を使用す
る。B(2)の下位Mビット及びコードQ(1)は、出
力として単一ビット・コードR(1)=G(1)−G
(2)を供給する。図5のエンコーダ24は、図1のエ
ンコーダE(1)の残り及び図3のエンコーダA(1)
を使用する。
【0042】エンコーダ20及び24の出力は、式
[9]のコードB(2)及びR(1)を含む。式[9]
に従ってサーモメータ・コードTをバイナリ・コードY
に変換する処理を完成するために、最終段エンコーダ2
5はB(2)にJを乗算し、その結果をR(1)に加算
する。しかし、この場合、出力段エンコーダ25の機能
は、R(1)を出力コードのYの最下位ビット位置Y
(0)に割り当て、ビットB(2,2)、B(2,1)
及びB(2,0)を出力コードYの残りのビット位置Y
(3)、Y(2)及びY(1)に割り当てることによ
り、簡単に実行される。
【0043】上述の様に、本発明は、サーモメータ・コ
ードをJ個の更に小さいサーモメータ・コードに区切
り、別々に小さいサーモメータ・コードをバイナリ・コ
ードに変換し、その結果を処理することにより、サーモ
メータ・コードをバイナリ・コードに変換する。本発明
は、サーモメータ・コードの区画の1個のみが完全なN
−K+1ビット・バイナリ・コードB(J)に変換され
る点が従来と異なる。残りのJ−1個のコード区切り
は、対応するサーモメータ・コード区画を表すバイナリ
・コードのM個の下位ビットのみを表すMビット・コー
ドに変換される。1個のN−K+1ビット・コード及び
K−1個のMビット・コードを発生するために必要と
されるロジック回路は、2K個のN−K+1ビット・コ
ードを発生するロジック回路よりも小型で速い。本発明
による変換器が大幅に少ないハードウエアで実現された
としても、それでもなお、J個より少ない整列乱れエラ
ーのスパンに対して理想的出力(即ち、論理的真サーモ
メータ・コード・ビットの合計)を供給し、J×(2
M-2−1)個以下のエラー・スパンに対しては、第1特
開昭に記載された従来の装置と同様に理想に近い結果が
得られる。
【0044】
【発明の効果】本発明のサーモメータ・バイナリ・エン
コード方法によれば、特定の範囲の入力整列乱れエラー
・スパンに対してコード化エラーが無くサーモメータ・
コードをバイナリ・コードに変換し、更に大きな整列乱
れエラー・スパンに対してはコード化エラーを最小限に
し、従来よりハードウエア量を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサーモメータ・バイナリ・エンコ
ード方法を実現するためのサーモメータ・バイナリ・エ
ンコーダのブロック図。
【図2】図1のエンコーダ内のサーモメータ・グレイ・
バイナリ・エンコーダを示すブロック図。
【図3】図1のエンコーダ内の出力段エンコーダの一実
施例を示すブロック図。
【図4】図1のエンコーダ内の出力段エンコーダの他の
実施例を示すブロック図。
【図5】本発明の方法を実現するサーモメータ・バイナ
リ・エンコーダの簡略図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーモメータ・コードTを形成する1組
    のデジタル入力信号を、上記サーモメータ・コードTを
    表すバイナリ・コードYを形成する複数のデジタル出力
    信号に変換するサーモメータ・バイナリ・エンコード方
    法であって、 上記1組のデジタル入力信号をJ個の小集合に区切り、
    各小集合が1組のサーモメータ・コードT(1)〜T
    (J)の個々の1個を形成するようにし(Jは1より大
    きい整数)、 上記サーモメータ・コードT(J)を処理して、サーモ
    メータ・コードをT(J)を表すバイナリ・コードB
    (J)及び該コードB(J)の下位部分から成るコード
    G(J)を生成し、 サーモメータ・コードT(1)〜T(J−1)を処理し
    て、夫々バイナリ・コードG(1)〜G(J−1)を生
    成し、各バイナリ・コードG(1)〜G(J−1)がサ
    ーモメータ・コードT(1)〜T(J−1)を夫々表す
    バイナリ・コードの下位部分から成るようにし、 コードB(J)及びコードG(1)〜G(J)を処理し
    て、上記バイナリ・コードYを形成する上記複数のデジ
    タル出力信号を生成することを特徴とするサーモメータ
    ・バイナリ・エンコード方法。
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