JPH01188029A - アナログ‐デジタルコンバータに用いるエンコード装置 - Google Patents

アナログ‐デジタルコンバータに用いるエンコード装置

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JPH01188029A
JPH01188029A JP63308699A JP30869988A JPH01188029A JP H01188029 A JPH01188029 A JP H01188029A JP 63308699 A JP63308699 A JP 63308699A JP 30869988 A JP30869988 A JP 30869988A JP H01188029 A JPH01188029 A JP H01188029A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/36Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
    • H03M1/361Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/14Conversion to or from non-weighted codes
    • H03M7/16Conversion to or from unit-distance codes, e.g. Gray code, reflected binary code

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−a的には、アナログ−デジタルコンバータ
において使用するためのエンコーダ装置に係り、特に、
アナログ−デジタルコンバータにおいて変換プロセス中
に発生するエラーを最少にするために使用される特殊な
エンコーダ装置に係るものである。
従来の技術 アナログ信号をデジタル形態に変換する最も基本的な装
置の1つは、並列型のアナログ−デジタルコンバータで
あり、このようなコンバータにおいては、アナログ入力
信号が、コンバータの作動範囲の各ステップを表わす多
数の基準信号と同時に比較される。nビットのデジタル
出力を有するコンバータの場合には、基準レベルが2 
n−1個あり、そしてこれと同数の比較回路がある。例
えば、8ビットコンバータの場合には、ゼロとフルスケ
ール入力値との間の増分ステップに対応する255個の
基準レベルと、255個の比較器がある。
アナログ入力信号が並列関係に配列されたこれら多数の
比較器、すなわち比較器の配列体に並列に供給されると
、この入力信号より小さい基準レベルを入力として有し
ている比較器が、同じ2進状態の出力信号、例えば論理
“1”の出力信号を発生し、一方、他の比較器は、逆の
2進状態の出力、例えば論理“0”の出力を発生する。
このため、出力コードをしばしば温度計コードと称する
所望のデジタル出力は、個々の比較器の出力の和として
得ることができる。例えば、半スケールの入力信号が変
換回路に送られて、128個の比較器から論理“1″出
力が与えられる場合には、所望のデジタル出力信号は1
28であり、即ち分数形態では128/256に比例し
たデジタル量となる。然して、比較器の“l”出力の個
数をカウントするために加算器を組み込むことは簡単で
はなく、今日製造されている実質上全ての高分解能並列
型アナログ−デジタルコンバータは、上記したような比
較器配列体を形成する多数個の比較器によって並列的に
それぞれ発生される一連の出力、ナなわち比較器出力の
配列体における単一の1−0遷移、すなわち論理“1”
の出力信号と論理“0”の出力信号との2進状態の移り
変り部の位置を検出することに基いて作動を行なうもの
であって、遷移の位置が検知されると、これが所望のデ
ジタルコードに変換されてリードオンリメモリ回路に記
憶される。
然し乍ら、比較器出力の配列体には1−0遷移が2つ以
上生じることがあるので、上記の変換法にはエラー発生
のおそれがある。このような多数の遷移は、種々様々な
原因で生じ、例えば、入力信号に急激なスキューがあっ
たり或いは比較器の特性が整合していなかったりするこ
とによって生じる。従来の解決策を用いて、ワン・イン
・n遷移コードからこれに対応する2進コードへ変換を
行なう場合には、2つの遷移コードが与えられることに
より、出力コードが2つのコードの論理和−片方しか正
しくない−となる。この複合出力と、入力信号に等価な
正しい2進コードとの差は、特定のコード及び入力信号
にもよるが、ゼロからフルスケールの50%以上まで変
化する。
この問題に対する一般の解決策は、遷移の検出時に得ら
れるワン・イン・nコードからの変換を行なう時に、標
準的な2進コードではなくて、グレイコードとして知ら
れている公知の2進コードを使用することである。標準
2進コードに本来ある問題及びグレイコードの利点は、
簡単な例から理解できよう。1−0遷移が2つ検出され
、これらが1ビット位置離れていると仮定しよう。標準
2進コードでは、2つの遷移が例えば 00000010及び0000−0011というコード
に変換される。これらは各々10進値で2及び3である
。これら2つのコードの論理和をとると、000000
11となり、これは正しい結果に完全に等しいか、或い
は1ビットのエラーであるかのいずれかである。然して
、2つの遷移が01111111及び10000000
 (10進値で127及び128に相当する)という2
進コードに等価であったとする。これらコードの論理和
をとると、11111111即ち10進値で255とな
る。それ故、どちらの遷移が正しいかによるが、エラー
は01111111又は10000000となる。この
エラーを10進数で表わすと、127又は128であり
、これは正しい値のほぼ100%そしてフルスケールの
値の50%となる。
グレイコードの場合には、コードの各ステップ即ち増分
によって1つのビット位置で状態が変化するだけである
。1ビット離れて2つの隣接した1−0遷移が検出され
た場合には、グレイコードを用いると、エラーが2nの
1部に限定される。
例えば、10進数127及び128をグレイコードで表
わすと、各々、01000000及び11000000
である。これらコードの論理和をとると、110000
00となる。従って、−般に、2つの隣接したグレイコ
ードの論理和は、常に2つのコードの一方に等しい。そ
れ故、論理和演算の結果が正しいコードの場合はエラー
がゼロとなり、或いは又、コードにおけるビット位置の
数をnとすれば、エラーが2′″の1部となる。
又、グレイコードを使用した場合には、保護作用も与え
られるが、これは、検出された遷移がビット位置で2つ
以上離れている時にはわずかな程度のものとなる。
遷移の検出として最も一般的に使用されている考え方に
おいては、比較器出力の配列体における各2進出力信号
が並列的に配列された多数個のアンドゲート、すなわち
アンドゲート配列体における各アンドゲートにそれぞれ
2進入力信号として供給されて、比較器出力配列体、換
言すればアンドゲート配列体に対する2進入力信号の配
列体の1−0遷移点においてだけアンドゲートが論理“
1″出力を発生するようにしている。このようなアンド
ゲート配列体では、2つの遷移が1ビット位置だけ離れ
ている場合にこれを指示することができない。換言すれ
ば、この最も一般的に使用されている遷移検出構成では
、グレイコードの使用によって最も良好に防護されたエ
ラーは生じない。それ故、ビット位置で2つ以上離れた
多数の遷移に対してグレイコードがどのような作用を及
ぼすかを検討することが重要である。
ビット位置で2つ以上離れた遷移によって生じるエラー
は、グレイコードを使用しても除去もしくは減少されず
、それ故、このようなエラーを著しく減少するような並
列型アナログ−デジタルコンバータが強く要望される。
本発明は、この要望を満たすものである。
発明の構成 本発明は、多数の同時入力から生じるエラーを著しく減
少する2進エンコード手段に関する。基本的に、このエ
ンコード手段は、ワン・イン・(2”−1)入力を、最
下位ビット位置以外はグレイコードと同じであるような
nビット出力に変換するように作動する。最下位ビット
の値は、1からnまでの10進値に対応する範囲にわた
って歩進されるコードとして、標準2進カウンタのよう
に、交互に1及び0になる。
更に詳述すると、本発明は並列型アナログ−デジタルコ
ンバータにおいて使用するためのエンコーダ装置に関す
るもので、本発明のエンコーダ装置は、−船釣に云うと
、2進入力信号の配列体における論理“1”の2進状態
と論理“O”の2進状態との間の遷移を検出し、単に1
個の2進出力信号だけが上記2進入力信号配列体におい
て検出された遷移の位置を表わす選択された2進状態を
有している2進出力信号の配列体を形成させる遷移検出
手段と;上記遷移検出手段からの2進出力信号配列体を
受け入れるように接続されていて、最下位ビットを除(
全てのビットがグレイコードの特性を有し最下位ビット
が標準2進コードの様式で交互にその2進状態を変化す
る所望の2進出力コードを形成する2進エンコード手段
と;を備えていて、上記2進入力信号配列体における多
数の遷移の表示に起因して発生するエラーを著しく減少
させることをその構成および機能上の特徴とするもので
ある。
上記の所望の2進出力コードは、最下位の次のビット位
置及びこれより上位のビット位置において、コードが成
る増分レベルから次の増分レベルへ進む時に1つ以下の
ビット位置が値を変えることを特徴とするものである。
然し乍ら、最下位ビット位置では、コードが成るレベル
から次のレベルに進む時にも、常にその値は交互に0及
び1となる。正しい遷移と正しくない遷移とが成る程度
離れている場合、この変型コードでは、グレイコードに
勝る顕著な改善が得られる。又、本発明のコンバータは
、ここから出力を与える前に、変型グレイコードから標
準2進コードへ変換を行なう手段も備えている。
以上の説明から明らかなように、本発明は、エンコード
化の特定の用途、例えば並列型のアナログ−デジタル変
換に対し、グレイコード及び2進コードを使用した場合
に勝る著しい改善をもたらす。本発明のエンコード手段
は、2つ以上のビット位置離れた不明確な入力を処理す
るのに特に有用である。本発明の他の特徴及び効果は、
添付図面を参照した以下の詳細な説明より明らかとなろ
う。
実施例 解説のための添付図面に示すように、本発明は、主とし
て、並列型アナログ−デジタルコンバータの改良に係る
。並列型のアナログ−デジタル変換は、第1図に参照番
号10で示されたアナログ入力信号を、共通の基準電圧
信号源12から送られる複数の基準レベルの各々と比較
することによって行なわれる。基準信号′a12は電圧
分割器14に接続され、ゼロからフルスケールまでの範
囲内の各増分に対して1つづつの複数の基準レベルが形
成される。nビットコンバータの場合には、電圧分割器
14から2’−1個の基準レベルが得られ、これらの基
準レベルは、並列的に配列された2n−1個の比較器1
6の配列体における各比較器16にそれぞれ基準信号入
力として送られる。
比較器16に送られる基準レベルの各々は、装置の全範
囲の各増分ステップに相当する。基準レベルは、変換す
ることのできるフルスケール入力電圧の1/nの増分だ
け互いに離れている。1つの典型的な構成は、最低の基
準レベ・ルがその範囲の最低ステップの中間点にあるよ
うな構成である。
例えば、8ビットコンバータの場合には、測定可能な入
力電圧範囲に256個のステップがある。
最低の基準レベルは、全基準電圧のV2n即ち115/
2にセットすることができ、この値より低い入力信号は
ゼロとして処理される。同様に、最高の基準レベルは全
基準電圧の5111512であり、これより高い入力信
号はフルスケールレベルであると考えられる。
変換プロセス中には、2n−1個の比較が比較器16で
同時に行なわれ、成る2進状態例えば“1”の比較器出
力がm個と、逆の2進状態の比較器出力が(2’ −1
−m)個形成される。ライン18に現われる比較器出力
はエンコーダ20に送られ、それに対応するnビット2
進出力がライン22に形成される。以下で詳細に述べる
ように、エンコード20は2つの別々の段階を実行する
第1の段階は、比較器出力配列体に生じる1から0への
遷移を検出して、ワン・イン・ (2”−1)コードを
形成することであり、そして第2の段階はこのコードを
成る種の2進コードに変換することである。
並列作動のアナログ−デジタル変換では、急激なスキュ
ーのある入力信号や比較器の大きな特性ずれによって比
較器出力配列体に1−〇遷移が2の以上生じることがあ
るために、エラーが発生するおそれが著しく大きい。以
下の説明から明らかなように、これら多数の遷移が生じ
ると、エンコーダ20からの出力にエラーが生じ、エラ
ーの大キサは、エンコーダ20に用いられた2進エンコ
ード化の形式にもよるが、潜在的にかなり大きなものと
なる。
比較器出力配列体に生じる1−0遷移の検出は、典型的
に、第2a図又は第2b図に示すような並列的に配置さ
れた2’−1個のアンドゲートの配列体によって行なわ
れる。第2a図においては、各アンドゲート24が2つ
の入力を有しているが、このアンドゲート配列体の最も
上のアンドゲート24だけは入力が1つである。アンド
ゲート24の出力はライン26に現われる。比較器16
からの各ライン18は、それに対応するアンドゲートの
一方の入力に接続される。各アンドゲートの他方の入力
は、次に高いレベルの比較器出力から送られ、反転され
てからアンドゲートに与えられる。
最も下(最低電圧)の位置から最も上の位置に向ってア
ンドゲート24に番号を付けたとすると、番号iのアン
ドゲートの出力は次のようになる。
C8・Ci + 1 但し、C8は比較器iからの出力であり、そして記号“
・”は論理積演算を表わしている。アンドゲートの1つ
に2個の1もしくは2個のOが送られた場合には、その
出力がOとなることが明らかである。i番目の比較器の
出力が1であり且つ(i+1)番目の比較器の出力が0
である場合、即ち、比較器出力配列体に1−〇遷移が生
じた場合にのみ、位置iに“1”出力が得られる。最も
レベルの高いアンドゲートは入力が1つしかないから、
当然ながら、そのレベルの比較器出力が“1”であった
場合には、最高レベルに“遷移”が生じたとされ、フル
スケールの入力信号が指示される。
アンドゲート論理回路の作動は、参照番号28で示され
た“変換”信号によって制御され、この信号はライン3
0を経て各々の比較器へ送られる。
又、この変換信号は、反転された形態で、ライン、32
を経て送られて、アンドゲート24を作動可能にする。
第2b図の構成も、第2a図と同様であるが、各アンド
ゲート24′は3つの入力を有し、そして最も上と最も
下のアンドゲートは各々2つの入力を有している。第2
a図の構成と同様に、第i番目のアンドゲートの一方の
入力は第i番目の比較器の出力から送られ、そしてその
他方の入力は第(i+1)番目の比較器の出力を反転し
たものである。各アンドゲート24′への第3の入力は
第(i+1)番目の比較器の出力から送られる。
一般に、第i番目のアンドゲートの出力は、次式%式% 但し、C1は、前記と同様、第i番目の比較器の出力を
表わしている。
実際には、第2b図の3入力アンドゲート構成では、遷
移検出を指示するのに1−1−0の比較器出力シーケン
スが必要であり、一方、第2a図の2入力アンドゲート
構成では、X−1−0のシーケンスが必要とされるだけ
である。但し、Xの値は不定である。コンバータを集積
回路の形態で製造する際に常に重要視されるコストとい
う点から考えれば、特に、本発明に関連して用いる時に
は、第2a図に示した2入力アンドゲートの遷移検出構
成が好ましい。
アンドゲートの出力26は、理論的には、比較器16か
らの出力配列体に生じる正しい1−0遷移を表わしてい
る単一のワン・イン・ (2’−1)信号を含んでいる
はずである。第3図は、ライン26に現われる遷移信号
を、出力ライン40の8ビット標準2進信号に変換する
ための一般のエンコード技術を示している。第3図のエ
ンコード論理回路は、4個の7ビットラツチ41−44
を含んでおり、その各々は、7本の入力ラインと7本の
出力ラインを有している。アンドゲート出力26のうち
の最初の63本は、ラッチ41の7つの入力に選択的に
接続される。アンドゲート出力26は、26.1,26
.2.・・・・・・というように番号で指示されている
。ラッチ入力とアンドゲート出力ラインとの交点に印さ
れた黒い点は、論理和接続を示すもので、これはラッチ
出力と8本の2進出力ライン40との交点に印された黒
い点についても同じである。
ライン26とラッチ41の入力との交点は、ライン26
が延びて来るところのアンドゲートの位置に等価な2進
コードをラッチ41にロードするようにプログラムされ
ることが明らかであろう。
従って、ライン26.1が“l”であると、2進コード
0000001がラッチ41にロードされ、ライン26
.2が“l”であると、2進コード0000010がラ
ッチ41にロードされ、・・・・・・というようになる
。ラッチ41の出力は、対応する出力ライン40に直結
される。従って、ライン26.1から26.63までの
いずれかに“1”出力が現われると、それに対応する2
進コード0000001ないし0111111がラッチ
41にラッチされ、2進出力ライン40に出力される。
アンドゲートの出力26.64ないし 26.127も同様にラッチ42の入力に選択的に接続
される。ライン26.64から生じるラッチコードは1
000000であるが、ライン26.65ないし26.
127から生じるラッチコードは、ライン26.1ない
し26.63に現われる入力によってランチされるコー
ドと各々同じである。即ち、ライン26.65は、ラッ
チコード0000001を形成し・・・・・・等々であ
る。ラッチ42の出力側では、ラッチの6個の下位ビッ
トがそれに対応する6ビットの出力ライン40に接続さ
れる。更に、ラッチ42からの7本の出力ラインのいず
れかに出力が現われると、出力ライン40の第7ビット
位置に出力が生じる。それ故、ライン26.64ないし
26.127に出力が現われると、2進出力01000
000ないし01111111がライン40に現われる
同様に、ライン26.128ないし26.191はラッ
チ43の入力ラインに接続され、そしてライン26.1
92ないし26.255はラッチ44の入力ラインに接
続される。ラッチ43及び44の入力の接続は、ラッチ
42の場合と実際上同じである。然し乍ら、ラッチ43
の出力側では、7つの出力位置のいずれかに“1”出力
が現われると、出力ライン40の第8ビット位置に出力
が生じる。同様に、ラッチ44の場合には、7つの出力
位置のいずれかに“1”出力が現われると、出力ライン
40の第7及び第8ビット位置に出力が生じる。従って
、ライン40の出力コードは、ライン26.1ないし2
6.255に現われる入力に各々対応する。ooooo
otないし11111111の範囲の標準2進コードで
ある。
以上に詳細に述べた公知技術の説明から明らかなように
、並列型のアナログ−デジタルコンバータの標準2進コ
ード化法には大きな欠点がある1゜第3図より明らかな
ように、ライン26に2つ以上の“1”入力が発生され
た場合には、これによってライン40に生じる出力コー
ドは、同じ入力信号を別々に与えたことにより生じる2
つのコードの論理和となる。例えば、ライン26.1及
び26.2の両方が“1゛状態である場合には、コード
00000001及びooooooioの論理和である
コード00000011がライン40に出力される。1
0進数で表わすと、“1”及び“2”の同時入力(片方
のみが正しい)から“3”という結果が得られる。この
例の場合は、このような結果が生じても大きく影響しな
いが、ライン26.127及び26.128に同時に“
1”入力が与えられた場合について考慮されたい。即ち
、正しいコードが1000°0000又は011111
11のいずれかである時に、出力40に現われる合成出
力は11111111となってしまう。従って、エラー
は、正しい値の約100%、そしてフルスケール値の約
50%となる。
標準2進コードの代りにグレイコードを使用すると、ビ
ットの分離が1である場合、最大エラーは、21′1と
いうフルスケールのほんの1部まで滅少される。ビット
の分離とは、正しいl−0遷移点との間の距離をビット
位置数で表わしたものである。正のビット分離は、正し
い遷移点が正しくない遷移点よりも比較器出力配列体の
ゼロ端に接近していることを意味し、一方、負のビット
分離は、正しい遷移点が正しくない遷移点よりも比較器
出力配列体のフルスケール端に接近していることを意味
する。
重要なことに、−例として上記したものと同じ形成のエ
ラー、即ち、ビット分離が1であるような遷移によるエ
ラーは、第2a図及び第2b図に示したアンドゲート論
理回路では、該回路の性質上、発生しない。例えば、第
2a図において、001100というアンドゲート出力
シーケンスを形成するに要する比較器出力について考え
る。
001000という遷移が生じるためには、00111
1という入力が必要であり、そして000100という
遷移が生じるためには、000111という入力が必要
である。この構成では第3比較器の出力が同時にOと1
になることはないので、1ビット位置離れて2つの遷移
が発生することは、アンドゲートでは排除される。
グレイコードも、よりわずかではあるが、1ビット位置
以上離れた遷移によるエラーの発生を減少するように作
用するが、並列型のアナログ−デジタルコンバータにグ
レイコードを使用する場合には尚も改善の余地がある。
本発明によれば、ワン・イン・ (2’−1)遷移コー
ドから2進コードへの変換は、最下位ビット位置以外の
全ての位置ではグレイコードの特性を有していてこの最
下位ビットが標準2進コードと同様に変化するような変
型グレイコードによって行なわれる。0から15まで1
0進僅に対し、標準2進コードと、グレイコードと、こ
の新規なコードとの比較を表1に示す。
表    1 10進値 2進コード グレイコード 新規なコーFo
o    oooo   oooo   ooo。
第4図は、新規な出力コードをライン40に発生するた
めに第3図の2進変換回路をいかに変型するかを示して
いる。明瞭化のためアンドゲート24からの入力ライン
26が構成し直されているが、この場合も7ビット入カ
ライン及び出力ラインを有するラッチ41ないし44と
、8ビットの出力ライン40を備えている。入力ライン
26とラッチ入力との間の相互接続、及びラッチ出力と
出力ライン40との間の相互接続については、標準2進
コードではなく新規な変型グレイコードでエンコードを
行なうように選択的に接続がなされる。
通常は、標準2進コードの出力が要求されるので、コン
バータは、このライン40の変型グレイコードを標準2
進コードに変換する手段も備えている。この変換手段が
参照番号50で示されており(第4図)、これは、デコ
ーダ及び標準2進エンコーダのような一般の部品を含ん
でいる。
検出された2つの1−0遷移に相当する2つの2進コー
ドの論理和をとることによって生じる工ラーは、2つの
遷移によって生じる出力を、正しい遷移のみを用いて得
られる出力と比較することによって、計算できる。この
ようにして、色々な2進コード、デジタル出力に含まれ
る色々なビット数、正しい遷移点と正しくない遷移点と
の間の色々なビット分離に対し、エラーを容易に計算す
ることができる。表2ないし9は、ビット長さが4から
10までの2進出力コードに対し、ビット分離が2ない
し5及び−2ないし−5の場合に生じるエラーを、標準
2進コード、グレイコード、及び新規な変型グレイコー
ドについて示している。
ビット分離が2である場合−正であるか負であるかに拘
りなく−の最も一般的なエラーに対し、本発明のエンコ
ーダの使用によって性11ヒが著しく改善される。ピー
クエラー、平均エラー及びRMS (実効)エラーは、
全て、−ICのグレイコードを使用した場合よりも著し
く少ない。グレイコードに比べると、ビット分離が負の
場合にはその全てに対し、そしてビット分離が正の場合
には偶数の分離+2及び+4に対して、同等もしくは改
善された性能が得られる。正の分離+3及び+5の場合
には若干の性能低下がみられ、又、その他の更に大きい
負の奇数ビット分離の場合にも若干の性能低下が生じる
。ビット分離が+2及び−2の場合の表2及び6は、特
に、2入力アンドゲートを用いた好ましい実施例に適用
される。3入力アンドゲートの構成自体は、ビット分離
が2の時に成る程度の保護作用を与える。
以上の説明より明らかなように、本発明は、公知の並列
型アナログ−デジタルコンバータに著しい進歩をもたら
す。特に、本発明は、ワン・イン・ (2’−1)コー
ドから2進コードへ変換する際にグレイコードに勝る改
善された性能を発揮する。特定の実施例を一例として詳
細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに
種々の変更がなされ得ることは明らかであろう。従って
、本発明は、特許請求の範囲のみによって規定されるも
のとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の並列型アナログ−デジタルコンバータ
の簡単なブロック図、 第2a図は、比較器の出力配列体に生じる1−0遷移を
検出するようにコンバータの比較器をこれに対応する数
の2入力アンドゲートに接続したところを示すN単な論
理図、 第2b図は、第2a図と同様であるが、遷移を検出する
ための3入力アンドゲートを示す論理図、第3図は、第
2a図又は第2b図の遷移検出アンドゲートからのワン
・イン・ (2”−1)信号を標4!2進コードに変換
する2進エンコード回路を示す論理図、そして 第4図は、第3図と同様であるが、本発明による変型グ
レイコードへの変換を示す論理図である。 10・・・・・・アナログ入力信号、 12・・・・・・共通の基準電圧信号源、14・・・・
・・変圧分割器、 16・・・・・・比較器、 20・・・・・・エンコーダ、 24・・・・・・アンドゲート、 41〜44・・・・・・ランチ、 50・・・・・・変換手段。 蔵、zb

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログ−デジタルコンバータにおいて使用する
    ためのエンコード装置であって、 2進入力信号の配列体における論理“1”の2進状態と
    論理“0”の2進状態との間の遷移を検出し、単に1個
    の2進出力信号だけが上記2進入力信号配列体において
    検出された遷移の位置を表わす選択された2進状態を有
    している2進出力信号の配列体を形成させるための遷移
    検出手段と; 上記遷移検出手段からの2進出力信号配列体を受け入れ
    るように接続されていて、最下ビットを除く全てのビッ
    トがグレイコードの特性を有し最下位ビットが標準2進
    コードの様式で交互にその2進状態を変化する所望の2
    進出力コードを形成する2進エンコード手段と; を備えていて、上記2進入力信号配列体における多数の
    遷移の表示に起因して発生するエラーを著しく減少させ
    る、ことを特徴とするエンコード装置。
  2. (2)上記遷移検出手段は、それぞれ少くとも2個の入
    力を有するアンドゲートの配列体を含んでおり、 上記アンドゲート配列体における一端部のアンドゲート
    を除く各アンドゲートは、それぞれ上記2進入力信号配
    列体の1個の配列位置にある2進入力信号を1個の入力
    として受け入れると共に上記配列位置に隣接する位置に
    ある2進入力信号の反転信号を別の入力として受け入れ
    、それによって、各アンドゲートは、対応配列位置にあ
    る2進入力信号が特定2進状態と同じ2進状態を有しそ
    れに隣接する位置にある2進入力信号が特定2進状態と
    反対の2進状態を有する時にだけそれぞれ特定2進状態
    の2進出力信号を発生することができる、特許請求の範
    囲第(1)項記載のエンコード装置。
  3. (3)上記2進エンコード手段は、 nビットの2進出力を発生するためのn個の2進出力ラ
    インと、 上記遷移検出手段からの2進出力信号に対応する2^n
    −1個の入力ラインと、 上記各入力ラインをそれぞれ上記2進出力ラインの選択
    された組合せに接続して、上記2進出力ライン上に、そ
    の第2ビットないし第nビットの位置においてはグレイ
    コードの特性を有しその第1ビットすなわち最下位ビッ
    トの位置においては標準2進コードの交番特性を有する
    所望の2進コードを形成させるように構成された相互接
    続手段と、 を含んでいる、特許請求の範囲第(1)項に記載のエン
    コード装置。
JP63308699A 1983-08-22 1988-12-06 アナログ‐デジタルコンバータに用いるエンコード装置 Granted JPH01188029A (ja)

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JPS60100833A (ja) 1985-06-04
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