JPH0717494B2 - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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JPH0717494B2
JPH0717494B2 JP2034385A JP3438590A JPH0717494B2 JP H0717494 B2 JPH0717494 B2 JP H0717494B2 JP 2034385 A JP2034385 A JP 2034385A JP 3438590 A JP3438590 A JP 3438590A JP H0717494 B2 JPH0717494 B2 JP H0717494B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアミノ酸系界面活性剤で被覆することにより水
分散性を改良した無機顔料を含有する粉末状の浴用剤に
関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題) 近年美容と健康に対する関心が高まり、種々の浴用剤が
開発されている。大別すると無機塩類浴用剤,発泡性浴
用剤,芳香性浴用剤,バスオイル,ミルクバスなどがあ
げられるが、これらの中でもミルクバスは特に美容と健
康に優れたものとして古くから用いられている。
ミルクバスとして最もよく知られたものは牛乳風呂であ
るが現実には牛乳が浴用剤として用いられることはほと
んどない。その理由は牛乳が生ものであって腐敗しやす
く、工業的に生産管理し難いこと及び牛乳には独特性の
臭いがあり、この臭いに対して好悪が分かれるためであ
る。この解決法として乳成分をサイクロデキストリンに
よって包接化合物とした後、浴用剤として用いられる方
法(特公昭63-2925号)があるが、実用的には濁度の面
で十分な効果が得られない等の欠点があり、そのため種
々の油脂類と各種乳化剤を組合せて乳化状態を安定にし
たり(特開昭61-227519号)、水に不溶性の白色の無機
顔料を親水性の高分子物質で被覆して分散状態を保った
りすることが試みられている(特開昭63-57516号)。ま
た白色顔料と種々の界面活性剤を併用して白色顔料の安
定性を向上させる方法も試みられている(特開平1-1497
14号)。一方、白色無機顔料にアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩類や高級アルコールの硫酸エステル塩等のアニオ
ン界面活性剤や或いはポリオキシアルキレンフェニルエ
ーテル類やソルビタン脂肪酸エステル類等のノニオン性
界面活性剤で被覆することも試みられている。しかしな
がらこれらの無機顔料は浴湯中に投入すれば、本質的に
しばらく後には必ず浴槽底に沈殿するとか、一部の粒子
が浴湯に浮遊するとかの問題があり、実用的には十分解
決されていない。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、水不溶性の白色の無機顔料をアミノ酸系界面活
性剤で被覆すればこれらの無機顔料の水分散性が大幅に
改良されることを見出し、これを用いることによって分
散性が良く、かつ分散が安定した白色乳濁状の浴用剤を
つくることに成功した。
即ち、本発明はアシル化されたNを有するアミノ酸系界
面活性剤で被覆された水不溶性で好ましくは白色の無機
顔料を含有してなる浴用剤である。
以下本発明を詳しく説明する。
水不溶性の無機顔料としては、通常白色もしくはそれに
近い色の顔料を用いるのが好ましく、その例としては亜
鉛華,酸化マグネシウム,炭酸カルシウム,ケイ酸,ケ
イ酸カルシウム,マイカ,カオリン,ベントナイト,合
成ケイ酸アルミニウム,天然ケイ酸アルミニウム,炭酸
マグネシウム,タルク,酸化チタンなどが挙げられる。
これらは単独又は2種以上混合して用いることが出来
る。好ましいのは亜鉛華,酸化チタン,炭酸カルシウ
ム,炭酸マグネシウム,タルク,カオリンである。所望
により有色顔料を用いてもよく、白色と有色顔料を混用
してもよい。
アシル化されたNを有するアミノ酸系界面活性剤とはア
シル化されたNのほかにカルボキシル基やスルホン酸基
のような酸性基を有する界面活性剤を指し、それはたと
えばアシルアミノカルボン酸、アシルアミノスルホン酸
型またはアミドアミン型(通称イミダゾリン型)の界面
活性剤を包含する。アミドアミン型界面活性剤はイミダ
ゾリン環を形成する状態ではアシル化されたNを有しな
いが、水に溶解すると環の開裂によりNがアシル化され
たアミノ基もしくは第4級アンモニウム塩型のNを生成
することが知られている。
アシル基の炭素数は普通10〜20程度である。
アシルアミノカルボン酸もしくはスルホン酸型の界面活
性剤の例としてはN−アシルサルコシン,N−アシルアラ
ニン,N−アシルタウリン,N−アシルグルタミン酸などが
挙げられる。これらは通常アルカリ金属塩やエタノール
アミン塩のような有機アンモニウム塩の形で用いられ
る。N−アシルグルタミン酸はモノ塩およびジ塩を形成
しうるが、中性塩であるモノ塩を用いるのが一般に好ま
しい。
アミドアミン塩型界面活性剤の例としては、2−アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリニウムベタインが挙げられ、水中でそのイミダゾ
リン環が開裂してアシル化されたアミノ基もしくはアン
モニウム基ならびにカルボキシル基を有する界面活性剤
となる。
アシルアミノカルボン酸型もしくはアルシアミノスルホ
ン酸型界面活剤の具体例としては、ココイルサルコシン
ナトリウム,ラウロイルサルコシンナトリウム,ミリス
トイルサルコシンナトリウム,ココイルサルコシンカリ
ウム,ラウロイルアラニンナトリウム,ココイルアラニ
ンナトリウム,ミリストイルアラニンナトリウム,ココ
イルグタミン酸ナトリウム,ラウロイルグルタミン酸ナ
トリウム,ミリストイルグルタミン酸ナトリウム,パル
ミトイルグルタミン酸ナトリウム,ステアロイルグルタ
ミン酸ナトリウム,ココイルタウリンナトリウム,ラウ
ロイルタウンナトリウム,ミリストイルタウリンナトリ
ウム,パルミトイルタウリンナトリウム,ステアロイル
タウリンナトリウム,ココイルタウリンカリウム,ラウ
ロイルタウリンカリウムなどが挙げられ、アミドアミン
型界面活性剤の具体例の具体例としては、2−牛脂アル
キル(もしくはウンデシル)−N−カルボキシメチル−
H−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが挙げ
られる。これらは1種または2種以上混合して用いるこ
とができる。
上記の具体例の中で、特に好ましいのはココイルグルタ
ミン酸ナトリウム,ラウロイルグルタミン酸ナトリウ
ム,ラルロイルサルコシンナトリウム,ラウロイルタウ
リンナトリウムである。
本発明の界面活性剤に加えて、ラウリル硫酸ナトリウム
のようなアニオン系界面活性剤やポリオキシエチレンア
ルキルエーテルのようなノニオン系界面活性剤、あるい
はラウリルジメチルアミンオキシド、ココイルジメチル
アミンオキシドのようなアミンオキシド系界面活性剤を
併用することもできる。
本発明のアミノ酸系界面活性剤で被覆された無機顔料に
おいて、界面活性剤と顔料との割合は、好ましくは前者
20〜80部(重量、以下同じ)に対して後者80〜20部、特
に好ましくは前者40〜60部に対して後者60〜40部であ
る。
上記の界面活性剤被覆顔料は、たとえば次のようにして
製造することができる。
精製した水100〜200重量部にアミノ酸系界面活性剤20〜
80重量部を加え30〜80℃で10〜30分攪拌して均一溶解し
た後攪拌しながら、微粒粉状の無機顔料80〜20重量部を
徐々に添加する。添加終了後さらに10〜60分攪拌を続け
て全体が均一になるようにする。その後この分散液を乾
燥後粉砕又は噴霧乾燥して30〜300メッシュの粉末とす
る。
以上によって目的とするアミノ酸系界面活性剤で被覆さ
れた無機顔料粉末を得ることができる。
本発明の特長である浴湯中で無機顔料が安定した分散状
態で存在するそのためには上記の重量比は特に重要であ
る。即ち好ましいのは水100〜200重量部、アミノ酸系界
面活性剤20〜80重量部,白色無機顔料80〜20重量部であ
り、特に好ましくは水120〜180重量部,アミノ酸系界面
活性剤40〜60重量部,無機顔料60〜40重量部である。
水が上記範囲より少なすぎるとアミノ酸系界面活性剤が
均一に無機顔料を被覆しなくなってバラツキが大きくな
り、多すぎると活性剤の無機顔料への被覆量が少なすぎ
て水中分散性が低下することになる。また、アミノ酸系
界面活性剤が無機顔料に比べて少なすぎると被覆が不完
全となり、多すぎると遊離の活性剤が残って浴湯の泡立
ちの原因となり好ましくない。
アミノ酸系界面活性剤で被覆された無機顔料の水分は2
%以下、好ましくは1%以下にるすことが望ましい。水
分が多いと他の浴用剤成分を混合した時には凝縮した
り、均一に混ざらないという影響ができるからである。
またアミノ酸系界面活性剤で被覆された無機顔料の粒径
は30〜300メッシュの範囲が好ましいが、とくに好まし
いのは100〜200メッシュの範囲である。この範囲を外れ
粒径が小さすぎると粒子が相互に凝結して沈殿を生じる
ようになり、大きすぎると浴湯に遊離したり浴槽中での
分散状態にばらつきが生じるなどの影響がでてくるから
である。
本発明のアミノ酸系界面活性剤で被覆した顔料粉末を白
色顔料を用いて製造し、これに通常の浴用剤成分を配合
することにより、浴湯を乳白濁させ、ミルク風呂の高級
なイメージを有する浴用剤を調製することができる。こ
の場合、浴用剤全体に占めるアミノ酸系界面活性剤被覆
白色顔料の割合は1〜50重量%が好ましい。1重量%以
下になると白濁の効果が少なく50重量%以上だと浴湯が
白くなりすぎてかえって不快感を伴うことになる。有色
顔料を用いる場合も混濁の効果について略同様の傾向が
ある。
本発明の浴用剤には以下に示す成分を適宜選択して配合
することができる。
1) 無機塩類 塩化ナトリウム,塩化カリウム,硫酸ナトリウム,硝酸
カリウム,硝酸ナトリウム,硫酸アルミニウム,ポリリ
ン酸ナトリム,塩化アンモニウム,チオ硫酸ナトリウ
ム,炭酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,硫酸マグネシウ
ム等。
2) 無機酸類 硼酸,メタ珪酸,無水珪酸等。
3) 有機酸類 安息香酸,クエン酸,乳酸,フマル酸,酒石酸,ピロリ
ドンカルボン酸,コハク酸,リンゴ酸等。
4) 生薬類 センキュウ,橙皮,トウキ,ショウキョウ末,ニンジ
ン,ケイヒ,シャクヤク,ハッカ葉,オウゴン,サンシ
シ,ショウブ,ガイヨウ,ビャクシ,ジュウヤク,サフ
ラン,オウバク,チンピ,ウイキョウ,カンピ末,カミ
ツレ,メリッサ,ローズマリー,マロニエ,西洋ノコギ
リ草,アルニカ,ニワトコ,ヨモギ,サンショウ,オト
ギリソウ,ユズ,ボダイジュ,ホップ等。
5) 油脂類 イソプロピルパルミテート,イソプロピルミリステー
ト,スクワラン,トリ(カプリル−カプリン酸)グリセ
ライド,糖油,オリーブ油,ホホバ油,ダイズ油,流動
パラフィン,白色ワセリン,アボカド油,カカオ油,シ
リコン油等。
6) 色素類 赤色2号,黄色4号,緑色3号,青色1号,赤色213
号,だいだい色205号,黄色202号の(1),黄色203
号,緑色204号,青色2号等の厚生省令タール色素別表
第I及び第IIの色素,クロロフィル,リボフラビン,β
−カロチン,アンナット,カンタキサンチン,クロシ
ン,コチニール,ベニバナ,アントラキノン等の食品添
加剤として認められる天然色素等。
7) アルコール類 エタノール,イソプロピルアルコール,ステアリルアル
コール,セチルアルコール,ラノリンアルコール,ヘキ
サデシルアルコール等。
8) 多価アルコール類 グリセリン,プロピレングリコール,ソルビトール,ジ
グリセリン,ブチレングリコール,ポリグリセリン等。
9) エステル類 乳酸ミリスチル,乳酸セチル,ミリスチン酸イソプロピ
ル,ミリスチン酸ミリスチル,パルミチン酸イソプロピ
ル等。
10) その他 イオウ,鉱砂,湯の花,中性白土,サリチル酸ナトリウ
ム,カルボキシメチルセルロースナトリウム,卵黄末,
雲母末,ポリビニルピロリドン等。
本発明の浴用剤には上記に示したもの以外にも必要に応
じて牛乳成分,脱脂粉乳,ホエー粉,カゼイン,カゼイ
ンナトリウム,カゼインカルシウム,無糖練乳,無糖練
乳成分等の乳成分,生乳の香りを付与するめたのミルク
フレーバー等が添加使用されうる。また、殺菌防腐剤,
金属封鎖剤,香料,各種植物エキス,各種動物エキス,
水の軟化剤,分散剤等の広い範囲の配合剤を適宜添加使
用することもできる。
本発明の浴用剤は一般に無機塩類等の上記浴用剤成分に
本発明のアミノ酸系界面活性剤で被覆された無機顔料粉
末を加え、これを混合機に入れて常温下均一攪拌混合す
ることによって製造することができる。
混合機は粉体を攪拌,混合するために使用されるもので
あればどのようなものでも使用できるが、通常、ナウタ
ーミキサ,スクリューミキサ,リボンミキサ,V字型混合
機などが使用される。混合は通常室温で行われる。混合
時間は成分が均一に混合するのに必要な時間であればよ
く、上記の例にあげた混合機を使う場合には通常3〜60
分間で良い。
次に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが本発明
はこれらに限定されるものではない。
実施例に先だち、テスト方法と評価方法について説明す
る。
〈テスト方法〉 浴用剤として通常使用される濃度(30g/180l)の1/10ス
ケールでテストする。即ち、40〜43°の温水18lを入れ
たポリ容器に粉末の浴用剤3gを入れ、下記の段階ごとに
浴用剤の水中への入り具合、分散性及び乳濁の状態など
を観察し、目視にて判定する。
1) 浴用剤を温水に投入したときの状態と軽くかりき
混ぜたときの状態をみる。
水分散性テスト :投入したとき浴用剤がスムーズにお湯に入っていき、
かき混ぜたときスムーズに分散するかどうかをみる。
((スムーズに分散るものを良とする。)) 浮遊物テスト :かき混ぜたとき浮遊物がないかどうかをみる。
((浮遊物が少ないものを良とする。)) 泡立ちテスト :かき混ぜたとき泡立ちがないかどうかをみる。
((泡立ちが少ないものを良とする。)) 乳濁度テスト :かき混ぜたときのお湯の乳濁している程度をみる。
((よく乳濁しているものを良とする。)) 2) 次に24時間静置後、容器よりお湯を流し出したと
き、底部に残存する沈殿物量をみる。
(24時間後沈降性テスト) ((残存する沈殿物量が少ないものを良とする。)) 〈評価〉 実施例の結果を表−1にそして比較例の結果を表−2に
示す。
表−1の実施例の浴用剤は次のようにして調製した。
(実施例の浴用剤の調製方法) 精製した水130〜170重量部にアミノ酸系界面活性剤40〜
60重量部を加え50〜60℃で20分攪拌して均一溶解した後
攪拌しながら、微粉末状の白色無機顔料40〜80重量部を
徐々に添加する。添加終了後さらに30〜40分攪拌を続け
て全体が均一になるようにする。
その後この分散液を乾燥後粉砕して100〜200メッシュの
粉末とする。
以上によって得られたアミノ酸系界面活性剤で被覆され
た白色無機顔料粉末に表−2に示す割合で添加物を加え
たのちV型混合機で10分間よく混合して調製する。
表−2の比較例(A)の浴用剤は次のようにして調製し
た。
〔比較例(A)の浴用剤の調製方法−白色無機顔料粉末を界面活性剤で被覆しない場合〕
白色無機顔料粉末とアミノ酸系界面活性剤及び種々なる
添加物を表−2に示した割合で加え、V型混合機で10〜
20分間良く混合したのち粉砕して100〜200メッシュの粉
末として浴用剤を調製する。
表−3の比較例(B)の浴用剤は次のようにして調製し
た。
〔比較例(B)の浴用剤の調製方法−白色無機顔料粉末
を本発明以外の界面活性剤で被覆した場合〕 本発明以外の界面活性剤を用い実施例と同様の方法で10
0〜200メッシュの粉末の浴用剤を調製する。
本発明であるアミノ酸系界面活性剤で被覆された白色無
機顔料粉末を含有する粉末状の浴用剤は表−1に示した
如く、評価テストに於いて全て良好な結果を示し極めて
優れた性能であった。
一方、比較例の白色無機顔料粉末を界面活性剤で被覆し
なかった場合(表−2)及び白色無機顔料粉末を本発明
以外の界面活性剤で被覆した場合(表−3)のものにつ
いては評価テストに於いて満足するには至らなかった。
(発明の効果) 本発明によれば、浴湯に投入することにより無機顔料が
浴湯中に分散して白濁等の混濁を生じ、その混濁が長時
間安定に保持される浴用剤が提供される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アシル化されたNを有するアミノ酸系界面
    活性剤で被覆された水不溶性で好ましくは白色の無機顔
    料を含有してなる粉末状の浴用剤。
  2. 【請求項2】アシル化されたNを有するアミノ酸系界面
    活性剤がアシルアミノ基およびカルボキシル基もしくは
    スルホン酸基を有する請求項1記載の浴用剤。
  3. 【請求項3】アシル化されたNを有するアミノ酸系界面
    活性剤がアミノ基のアシル化されたサルコシン、アラニ
    ン、タウリンもしくはグルタミン酸の塩または2−アル
    キル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ
    ミダゾリニウムベタインの1種もしくは2種以上である
    請求項1記載の浴用剤。
  4. 【請求項4】アミノ酸系界面活性剤と無機顔料の割合が
    前者20〜80重量部に対し後者80〜20重量部、好ましくは
    前者40〜60重量部に対し後者60〜40重量部である請求項
    1記載の浴用剤。
  5. 【請求項5】水分が2%以下、好ましく1%以下である
    請求項1記載の浴用剤。
  6. 【請求項6】粉末の粒径が30〜300メッシュ、好ましく
    は100〜200メッシュである請求項1記載の浴用剤。
  7. 【請求項7】アシル化されたNを有するアミノ酸系界面
    活性剤を水に溶解し、その溶液に無機顔料の微粉末を添
    加して攪拌し、次いで乾燥、粉砕するか噴霧乾燥するこ
    とを特徴とする粉末状浴用剤の製造法。
  8. 【請求項8】水100〜200重量部、好ましくは120〜180重
    量部、アミノ酸系界面活性剤20〜80重量部、好ましくは
    40〜60重量部、無機顔料80〜20部、好ましくは60〜40重
    量部を用いる請求項7記載の製造法。
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