JPH0716381A - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

ミシンの糸切り装置

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JPH0716381A
JPH0716381A JP28942993A JP28942993A JPH0716381A JP H0716381 A JPH0716381 A JP H0716381A JP 28942993 A JP28942993 A JP 28942993A JP 28942993 A JP28942993 A JP 28942993A JP H0716381 A JPH0716381 A JP H0716381A
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JP
Japan
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thread
blade
lower thread
movable blade
sewing machine
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JP28942993A
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Inventor
Tsukasa Ando
藤 宰 安
Shinji Suzuki
木 伸 治 鈴
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、移動刃の摩耗により上糸を傷
めることなく、切断後の下糸を保持することのできるミ
シンの糸切り装置を提供することである。 【構成】釜付近に固定刃を配設し、固定刃に対向する移
動刃30を釜の外周に回動可能に配設した。移動面30
の上面には溝面33が形成され、溝面33の奥端部には
刃部34が形成されているが、特に本発明では溝面33
に上下に貫通する枝部37a,37b付下糸捕捉スリッ
ト37が形成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミシンの糸切り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、縫製後のミシン糸を切断する
糸切りミシンでは、ミシン糸を釜装置の外周を回動する
移動刃によって捕捉した後、固定刃との協業によって切
断するようになっている。しかし、収縮性のあるミシン
糸を下糸として用いた場合には、切断後に縮んでしまっ
て次の縫い出しができないという問題があった。
【0003】そこで、本件出願人は以前に、切断後の下
糸を次の縫い出し時まで保持しておき、下糸が縮んでし
まうことのないミシンの糸切り装置を発明した。この糸
切り装置は図14に示されるように、釜装置1と固定刃
2との間に糸押さえ板3を配設したもので、糸押さえ板
3の上面は固定刃2側に押圧されている。そして、糸切
りの指示が入ると、移動刃4は固定刃2に向けて回転し
て上糸6、下糸7を捕捉する。移動刃4はさらに回転し
て固定刃2と糸押さえ板3との間に進入し、固定刃2と
ともにミシン糸(図示せず)を切断する。この後、下糸
は固定刃2と糸押さえ板3との間で挟持されるため、次
の縫製開始時には上糸によって容易に針板5の上に引っ
張り出すことができる、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た糸切り装置では、固定刃2と糸押さえ板3との間に移
動刃4が割り込まなければならなかったため、糸切りの
度に移動刃が固定刃2と糸押さえ板3に摺動し、特に固
定刃2と糸押さえ板3との間の挟持力によって移動刃4
の先端は摩耗しやすく、上糸を捕捉する際に移動刃4の
摩耗した部分を上糸が摺動することによって上糸が切れ
てしまう恐れがあった。また、固定刃2と糸押さえ板3
との間から移動刃4が後退する場合に、そのまま下糸を
引き抜いてしまうこともあり、結局、下糸を保持できな
いこともあった。
【0005】そこで、本発明は移動刃の摩耗により上糸
を傷めることなく、切断後の下糸を保持することのでき
るミシンの糸切り装置の提供を技術的課題とする。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた技術的解決手段は、釜付近に固
定される固定刃と、該固定刃に対向して前記釜の外周を
回動可能に配設され前記固定刃との協業によりミシン糸
を切断する移動刃とを備えたミシンの糸切り装置におい
て、前記移動刃は、前記移動刃の上面に形成され前記固
定刃と対向する先端部より後端側に向けて延びる溝面
と、該溝面の後端部に形成される刃部と、該刃部よりも
前記固定刃側に設けられる下糸保持手段を有しているこ
とを特徴とするミシンの糸切り装置である。
【0008】構成部品点数の増加とそれによるコストア
ップを抑制するため、前記下糸保持手段は、前記溝面の
底部に形成されていて前記溝部の始端から所定位置まで
延びる下糸保持スリットであることが好ましい。
【0009】また、前記下糸保持スリットは、下糸保持
を確実とするため、その終端から前記移動刃の前記先端
部に向けて斜めに延びる第1の枝部と、この枝部と下糸
保持スリットの始端との間から、前記移動刃の前記先端
部に向けて且つ第1の枝部とは反対方向に延びる第2の
枝部を有していることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明は次にように作用する。即ち、移動刃は
釜の外周を回転してミシン糸を捕捉するが、このとき下
糸及び上糸は移動刃上面の溝面へと導かれる。さらに移
動刃が回転することによって下糸は溝面から下糸保持手
段へと導かれて保持され、この状態のまま移動刃はさら
に回転して固定刃に摺動し、固定刃とともに下糸と上糸
を切断する。この後移動刃は逆方向に回転して元の位置
に戻るが、釜装置より延びる下糸は下糸保持手段に保持
された状態のまま、移動刃とともに後退する。そして、
次回の縫製開始時に釜を回転した上糸によって下糸は引
っ張られ、下糸保持手段より抜ける。
【0011】このように、下糸は回転する移動刃に保持
されるようになっているため、従来のように移動刃が固
定刃と糸押さえ板との間に割り込む必要がない。従っ
て、移動刃が強い摩擦力で摩耗する恐れがなく、上糸も
下糸も傷めない。
【0012】また、下糸保持手段が前記下糸保持スリッ
トである場合、ミシン糸の捕捉の際下糸及び上糸は緊張
されて捕捉なった状態で下糸保持スリット内に入り込
み、下糸は切断されると弛緩した状態となって、下糸保
持溝に摩擦力で保持されるものであり、移動刃にスリッ
ト加工を追加することで足り、構成部品点数の増加がな
いため、コストアップを抑制できる。
【0013】更に、前記下糸保持スリットは、その終端
から前記移動刃の前記先端部に向けて斜めに延びる第1
の枝部と、この枝部と下糸保持スリットの始端との間か
ら、前記移動刃の前記先端部に向けて且つ第1の枝部と
は反対方向に延びる第2の枝部を有している場合は、下
糸保持スリット内に入り込んだ下糸及び上糸が最終的に
第1の枝部及び第2の枝部にそれぞれ入り込み、移動刃
が待機位置に戻る際に下糸及び上糸が移動刃により強制
的に移動させられるので、下糸が下糸保持スリットから
抜ける可能性が低減する上、下糸と上糸とが下糸保持ス
リット内で分離して保持されているので、糸切断後のミ
シン針等による上糸の引き上げ時に上糸と下糸相互間の
摩擦力によって下糸が抜ける可能性が大幅に低減する。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図8に基づい
て説明する。
【0015】図1は、第1実施例の糸切り装置の配設さ
れたミシンの断面図を示す。ミシンベッド10の下面に
は、下軸11と同一回転する釜装置12が配設されてい
る。
【0016】また、ミシンベッド10の下面と釜装置1
2との間には、固定刃19の一端が固定されている。固
定刃19は、図3に示すように平板状の取り付け部19
aと、先端に刃部19cを備えた湾曲部19bより構成
さている。取り付け部19aにはネジ穴19dが穿設さ
れており、このネジ穴19dを介してネジ20(図1)
が固定刃19をミシンベッド10に固定している。
【0017】また、下軸11にはブッシュ13を介して
ホルダー14が摺動可能に配設されており、ホルダー1
4の一端には移動刃30がネジ止めされ、ホルダー14
の他端には駆動リンク16の一端が連結されている。駆
動リンク16の他端には糸切り駆動腕17がネジ18に
より連結されている。糸切り駆動腕17は糸切りの指示
が入ると揺動し、駆動リンク16、ホルダー14を介し
て移動刃30を回転させるようになっている。
【0018】移動刃30の拡大図を図2に示す。このよ
うに、移動刃30の側端部には2つのネジ穴31、32
が形成されており、このネジ穴31、32でホルダー1
4にネジ止めされるようになっている。移動刃30の上
面には、固定刃19に対向する先端部より後端部に向け
て延在する溝面33が形成されている。また、溝面33
の奥端部には、固定刃19に対向する刃部34が形成さ
れている。さらに、溝面33には、後述する下糸案内フ
ック部36(以下、フック部36と称する。)に沿って
一端が開き、且つ刃部34に向かって没入する下糸保持
スリット37が形成されている。下糸保持スリット37
は溝面33と異なり上下に貫通しており、移動刃30の
回転時に釜装置12と針板26との間を延びる下糸を保
持するようになっている。
【0019】溝面33の一方の側面には、上糸キャッチ
ャー35が固定刃19側に突出して形成されている。上
糸キャッチャー35の先端は、ネジ穴31、32側に下
がり傾斜して形成されており、捕捉された上糸が斜面3
5aに沿って移動刃30の後端側へ摺動しやすいように
なっている。また、上糸キャッチャー35が溝面33の
先端より突出して形成されることによって、溝面33の
先端部は上糸捕捉部35bとして作用する。
【0020】溝面33の他方の側面には、フック部36
が固定刃19側に突出して形成されている。フック部3
6の先端は、溝面33に向かって傾斜して形成されてお
り、捕捉された下糸が斜面36aに沿って下糸保持スリ
ット37内へ摺動しやすいようになっている。
【0021】次に、下糸として伸縮性のあるウーリー糸
を用いた場合における本実施例の作用を、図4乃至図8
に基づいて説明する。縫製作業が終了して糸切り開始の
指示が入ると、図4に示すように移動刃30が矢印A方
向への回転を開始する。このとき、上糸24は釜装置1
2をくぐっている状態にある。次に、図5に示すよう
に、移動刃30は回転しながら上糸24のループ内に上
糸キャッチャー35より割り込み、上糸24を上糸捕捉
部35bで引っ掛けて捕捉する。同時に、下糸25をフ
ック部36の斜面36aで下糸保持スリット37内へ導
く。捕捉されるときの上糸24及び下糸25は、移動刃
30によって引っ張られるために緊張した状態となって
いる。そして、移動刃30はさらに回転して固定刃19
の下面と摺動する。
【0022】図6に示すように、移動刃30の回転につ
れて上糸24及び下糸25は移動刃30の溝面33の上
面に位置し、移動刃30の刃部34と固定刃19の刃部
19cとの間で切断される。図7に示すように、切断直
後の上糸24は溝面33の先端の上糸捕捉部35bに位
置している。また、下糸25は、伸縮性のあるウーリー
糸であるため、切断されると引っ張り力による緊張がな
くなり、周方向に弛緩した状態となって、下糸保持スリ
ット37に摩擦力で保持される。こうして切断が終了す
ると、移動刃30は反転を始め、矢印B方向(図8)に
回転する。上糸切断後の上糸24は、ミシン針により上
方に引き上げられ、下糸25は下糸保持スリット37に
保持された状態のまま、移動刃30の待機位置まで戻
る。そして、移動刃30に保持された下糸25は、次回
の縫製開始時に釜装置12をくぐる上糸によって、針板
26上面に引き上げられる。
【0023】このように、第1実施例によれば、下糸が
移動刃30に形成された下糸保持スリット37に保持さ
れるため、次に縫製時に容易に引き出すことが可能とな
る。
【0024】また、従来では下糸を保持するために固定
刃と保持板との二部材で下糸を挟持するようになってい
たが、収縮性のある下糸の弛緩力に着目して下糸保持ス
リットに保持させたため、挟持力(保持力)の調節が不
要となる。また、移動刃のみで下糸を保持することが可
能になり、部品点数の低減ができる。さらに、従来のよ
うに固定刃と下糸押さえ板との間の空間に、移動刃を割
り込ませないため、移動刃が割り込みによる摺動で摩耗
することもなく、耐久性を向上させることができる。
【0025】次に、本発明の第2実施例について、図9
及び図10に基づいて説明する。この第2実施例は、前
述した第1実施例において、下糸保持スリット37に第
1の枝部37aと第2の枝部37bを追加したものであ
る。これら枝部37a,37bは、移動は30の先端部
側に向かって且つ互いに離間するように延びていて下糸
保持スリット37に対し斜めになっている。これら枝部
37a,37bの存在により、ミシン糸の捕捉の際に下
糸保持スリット37内に入り込んだ下糸25及び上糸2
4が最終的に図10のように第1の枝部37a及び第2
の枝部37bにそれぞれ入り込み、移動刃30が待機位
置に戻る際に下糸25及び上糸24が移動刃30により
強制的に牽引されるので、下糸25が下糸保持スリット
37から抜ける可能性が低減する上、下糸25と上糸2
4とが下糸保持スリット37内で分離して保持されてい
るので、糸切断後のミシン針等による上糸24の引き上
げ時に下糸25が抜ける可能性が大幅に低減する(下糸
25と上糸24とが下糸保持スリット37内で接触して
保持されている場合は上糸24の引き上げ時に上糸24
と下糸25相互間の摩擦力によって下糸25も抜ける可
能性がある)。
【0026】次に、本発明の第3実施例について、図1
1至図16に基づいて説明する。以下の説明において、
第1実施例と同じ部品については、第1実施例と同一符
号を付けることによって説明を省略する。
【0027】第3実施例でも、基本的は構成は第1実施
例と同じであるが、移動刃30に設けられた下糸保持手
段の構成が異なる。第3実施例の移動刃30では、溝面
33の先端部の下面、即ち固定刃19に対向する端部の
下面に、下糸保持板40が配設されている。下糸保持板
40は、移動刃30の下面に溶着される溶着面41と、
溶着面より下方に屈曲した後溝面33の下面に延在する
保持部42より構成されている。保持部42の先端部
は、上糸キャッチャー35及びフック部36の先端と溝
面33の先端部との間に位置するとともに、溶着面41
から後方に向けてやや傾斜して形成されている。その他
の構成については、第1実施例と略同一である。
【0028】次に第3実施例の作用について説明する。
第3実施例でも、下糸としてウーリー糸を使用した場合
について説明する。
【0029】縫製作業が終了して糸切り開始の指示が入
ると、移動刃30が固定刃19に向かって回転を始め、
第1実施例と同様に、上糸24と下糸は移動刃30の上
糸キャッチャー35あるいは下糸捕捉部36によって引
っ掛けられ、それぞれ溝面33上に導かれる。このと
き、針板26と釜12との間に掛けられた下糸25は、
図13に示すように移動刃30の下面と下糸保持板40
の保持部42との間へ通され、このまま保持される。そ
して、移動刃30はさらに回転して固定刃19の下面を
摺動し、固定刃19の刃部19cと移動刃30の刃部3
4とが接触すると、図14に示すように上糸24と下糸
25の切断が行われる。
【0030】切断後、移動刃30は反転して元の待機位
置に復帰するが、図15に図示されるように切断後の上
糸24はミシン針により上方に引き上げられ、下糸25
は移動刃30の下面と下糸保持板40の保持部42との
間で保持されたまま移動刃30とともに待機位置に移動
する。そして、次回の縫製開始時に釜装置12をくぐる
上糸によって、下糸25は針板26上面に引き上げられ
るようになっている。
【0031】このように、第3実施例でも、下糸25の
切断前に移動刃30と下糸保持板40の間で下糸25が
保持されるようになっている。このため、従来のように
固定刃と保持板の二部材間に移動刃30が入り込んで下
糸を挟持させる必要がなく、強い摺動力で移動刃30が
摩耗する恐れもない。このため、移動刃30の摩耗によ
って上糸24が傷ついて切れたりしない。また、第3実
施例において、収縮性のあるウーリー糸等の下糸を用い
る場合には、下糸自身の周方向の弛緩によって保持され
る面との間に摩擦力が生じ、抜けにくいものとなる。
【0032】尚、第3実施例では下糸保持板40の保持
部42と移動刃30との間には一定間隔が設けてあった
が、本発明は移動刃30に下糸保持手段が設けてあれば
よく、これに限定されるものではない。例えば、保持部
42を上方に湾曲させて移動刃30と接触させ、移動刃
30と保持部42との挟持力によって下糸を保持するよ
うにしても、前述の実施例と同様に移動刃の摩耗を防い
で耐久性及び上糸の傷つき防止を図ることが可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように固定刃と
保持板の二部材間に移動刃が入り込んで下糸を挟持させ
る必要がないため、強い摺動力で移動刃が摩耗する恐れ
がなく、移動刃の耐久性が向上するだけでなく、移動刃
の摩耗によって上糸が傷つくこともない。また、移動刃
自身に下糸保持手段を設けたために下糸保持手段と移動
刃との相対的な位置関係は変化せず、移動刃の回転によ
って下糸保持手段から下糸が外れるような不具合が解消
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における糸切り装置が配設
されたミシンの断面図を示す。
【図2】第1実施例の移動刃の斜視図を示す。
【図3】第1実施例の固定刃の斜視図を示す。
【図4】第1実施例において、糸捕捉前の糸切り装置を
示す。
【図5】第1実施例において、糸捕捉時の糸切り装置を
示す。
【図6】第1実施例において、糸切断時の糸切り装置を
示す。
【図7】第1実施例において、糸切断時の糸切り装置の
斜視図を示す。
【図8】第1実施例において、糸切断後、下糸が移動刃
に捕捉されて移動刃とともに待機位置に戻った状態を示
す。
【図9】第2実施例の移動刃の斜視図を示す。
【図10】第2実施例において、糸切断後、下糸及び上
糸がと移動刃の関係を示す。
【図11】第3実施例の移動刃の平面図を示す。
【図12】図11のC方向矢視図を示す。
【図13】第3実施例において、糸捕捉時の糸切り装置
を示す。
【図14】第3実施例において、糸切断時の糸切り装置
を示す。
【図15】第3実施例において、糸切断後に下糸が移動
刃に捕捉されて移動刃とともに待機位置に戻る状態を示
す。
【図16】従来の糸切り装置が配設されたミシンの断面
図を示す。
【符号の説明】
12 釜 19 固定刃 30 移動刃 33 溝面 34 刃部 37 下糸保持スリット(下糸保持手段) 37a 第1の枝部 37b 第2の枝部 40 下糸保持板(下糸保持手段) 42 保持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釜付近に固定される固定刃と、該固定刃
    に対向して前記釜の外周を回動可能に配設され前記固定
    刃との協業によりミシン糸を切断する移動刃とを備えた
    ミシンの糸切り装置において、 前記移動刃は、前記移動刃の上面に形成され前記固定刃
    と対向する先端部より後端側に向けて延びる溝面と、該
    溝面の後端部に形成される刃部と、該刃部よりも前記固
    定刃側に設けられる下糸保持手段を有していることを特
    徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミシンの糸切り装置にお
    いて、前記下糸保持手段は、前記溝面の底部に形成され
    ていて前記溝部の始端から所定位置まで延びる下糸保持
    スリットであることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のミシンの糸切り装置にお
    いて、前記下糸保持スリットは、その終端から前記移動
    刃の前記先端部に向けて斜めに延びる第1の枝部と、こ
    の枝部と下糸保持スリットの始端との間から、前記移動
    刃の前記先端部に向けて且つ第1の枝部とは反対方向に
    延びる第2の枝部を有していることを特徴とするミシン
    の糸切り装置。
JP28942993A 1993-05-07 1993-11-18 ミシンの糸切り装置 Pending JPH0716381A (ja)

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