JP2775904B2 - 自動糸掛けミシン - Google Patents

自動糸掛けミシン

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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B49/00Take-up devices, e.g. levers, for the needle thread
    • D05B49/02Take-up devices, e.g. levers, for the needle thread operated by cams or linkages

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、縫製に先立って、天秤部への糸掛け動作を
実行する自動糸掛けミシンに関する。
[従来の技術] 従来、ミシンの縫製準備に際して作業者を煩わせる上
糸の天秤部への糸掛け作業(以下、天秤糸掛けという)
を簡略化した提案が数多くなされている。
例えば実公昭56−27900号や米国特許第3561002号の提
案では、天秤を覆うカバーにスリットを設け、作業者が
このスリットに沿って上糸を誘導すると、スリットの下
部にある天秤先端に上糸が乗る様になされていた。この
後、天秤を振り上げれば上糸が天秤先端に掛かって天秤
部へ張られた状態になる。このため、天秤を初めに下方
の位置へ下げておく必要があるが、通常、ミシンを停止
した状態では天秤は針棒と共に上昇位置にある。従っ
て、作業者は、天秤を一旦下げてから上糸をスリットに
誘導するという手順を守らなければならなかった。
これに対し、上昇位置にある天秤を予め下方へ下げる
ことなく天秤糸掛けを自動的に行うものとして、特開昭
47−19948号や実公昭63−228号の提案がなされた。これ
らの提案では、天秤揺動経路に上糸を張り渡す糸掛け用
張り渡し部材を設け、天秤振り下ろしの際に外側へ押し
退けてもたるまない様に構成していた。従って、作業者
は上糸をこの糸掛け用張り渡し部材に掛けて所定の張力
とした後に天秤を往復揺動させればよかった。
[発明が解決しようとする課題] しかし、通常のミシンにおいては、天秤部分の上糸は
糸取り部にて折り返された後に天秤に掛けられるため、
この糸取り部と天秤との両方に所定の順番で上糸を掛け
ねばならないということが、作業者を煩わせていた原因
であった。
また、縫製開始時の縫目の乱れを防止するために、こ
れら糸取り部及び天秤に上糸をたるまない様に自然な緊
張状態にて準備しなければならないという点も作業者の
手を煩わせる要因となっていた。
これに対し、上述の各従来技術では、糸取り部への糸
掛けは作業者が実行しており、結局天秤糸掛けにおい
て、作業者が自らの手で実行しなければならない作業が
未だ多くあった。しかも、天秤糸掛けを実行するため
に、例えば天秤を一旦下げてから出なければならないと
か、糸掛け用張り渡し部材には上糸が緊張状態となる様
に、しっかりと上糸を掛けておかなければならないとい
いった準備作業のための手順等が必要となっていた。
このため、従来の技術では、天秤糸掛けの自動化は未
だ不十分であり、煩雑な準備作業を解消して自動化を行
ったものとはいえなかった。
本発明の自動糸掛けミシンは、かかる課題を解決し、
天秤及び糸掛け部への糸掛けを自動化することを目的と
している。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の自動糸掛けミシンは、天秤の揺動動作によ
り、糸道の一端に設けた糸掛け部及び前記天秤先端の糸
保持部への糸掛け動作を実行する自動糸掛けミシンであ
って、前記天秤に、前記糸保持部より先端側に突出する
突出部を形成し、該天秤が前記糸掛け部側へ揺動される
際に、前記糸道を横切って準備された上糸に前記突出部
を当接させ、該当該した上糸を前記糸保持部側へ誘導す
ると共に前記糸掛け部を越える位置まで押し運ぶ上糸運
搬部材と、前記糸保持部に形成され、前記誘導される上
糸を前記糸保持部内へ進入させる進入間隙と、該進入間
隙から前記糸保持部内へ進入した上糸が再び外部へ退出
することを阻止する退出阻止部材と、前記糸掛け部を越
える位置まで押し運ばれた上糸を、該糸掛け部に掛かる
側へ前記糸道を乗り越させる乗り越し部材とを備えるこ
とを特徴とする。
[作用] 本発明の自動糸掛けミシンにおいては、天秤の下方へ
の揺動動作の際に、上糸運搬部材が、天秤揺動経路を横
切って準備された上糸に天秤先端の突出部を当接させ、
この上糸を糸掛け部を越える位置まで押し運ぶ。する
と、乗り越し手段が、この糸掛け部を越える位置まで押
し運ばれた上糸を、糸掛け部に掛かる側へ糸道を乗り越
させる。従って、上糸が糸掛け部に掛かる。
一方、この押し運び・乗り越し動作の間に、上糸運搬
部材は、突出部に当接した上糸を天秤の糸保持部側へ誘
導している。この誘導された上糸は、進入間隙を介して
糸保持部内へ進入する。一旦糸保持部内へ進入した上糸
は、退出阻止部材によって再び外部へ退出するのを阻止
される。この結果、天秤先端の糸保持部への糸掛けが完
了する。
この様に、本発明の自動糸掛けミシンは、天秤の揺動
動作により、糸道の一端に設けた糸掛け部及び天秤先端
の糸保持部の両方に上糸を掛け渡す。
[実施例] 次に、本発明を具体化し、さらに縫針の目孔へのいわ
ゆる針孔糸通しをも自動化した全自動糸掛け糸通しミシ
ンの実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図に全自動糸掛け糸通しミシンのミシンヘッド1
を面板3方向から見た斜視図を示す。
ミシンヘッド1の上部には、糸立て棒5と、この糸立
て棒5に取り付けられた糸駒7から引き出された上糸w
を前面側へ折り返す上部糸掛け9とが設けられている。
さらにミシンヘッド1には、上部糸掛け9の直前から上
面を横切って正面に回り、正面上部から下部へ下ると共
に面板3の下部前面を経た後に背面まで至る案内溝11が
設けられている。
また、ミシンヘッド1の正面側には、案内溝11を挟ん
で上下に一つずつ押しボタンスイッチSW1,SW2が設けら
れている。下方のスイッチSW1は縫製開始を指示する起
動スイッチであり、上方のスイッチSW2は後述する天秤
糸掛け及び針孔糸通しの実行を指示する糸通しスイッチ
である。以下、SW1を起動スイッチ、SW2を糸通しスイッ
チという。
案内溝11は、第2図に示す様に、正面から見ると、糸
調子皿13の二枚の皿15−15間を通り、糸道17の中間部近
傍を糸取りバネ19の上方で斜めに横切り、そのまま下が
って針棒21の下部に設けられた針棒糸案内23を巻いてな
だらかに面板3の下部前方を湾曲した経路をなし、さら
に背面へ所定量だけ回り込んでいる。この背面へ回り込
んだ案内溝11の終点部25には糸切り用のカッター27が取
り付けられている。
また、案内溝11の正面部分のミシンヘッド1内部に
は、糸道17の前方側を上下に揺動する天秤30が配設され
ている。
天秤30は、第3図に示す様に、アーム部31と、このア
ーム部31の先端に設けられた糸保持部33と、アーム部31
の他端に設けられた基部35とを備える。
糸保持部33は、上糸wをすくい上げることができる様
に下方から上方へ屈曲した鈎爪37と、鈎爪37の上を覆う
と共にこの鈎爪37よりもさらに先端側まで突出する覆い
棒38と、この覆い棒38に固定された押えカバー39とを備
える。そして、鈎爪37と押えカバー39とにより、図示の
様に、面板3側から見ると閉空間とされた、やや湾曲し
た細長い糸保持孔40が形成されている。
また、鈎爪37は、第2図に示す如く、先端が押えカバ
ー39の内側に隠れる様に、糸道17側へ折れ曲がった折曲
先端41を有している。
一方、押えカバー39は、第4図(イ)〜(ハ)に示す
様に、上方から見て糸道17を抱え込む様に断面「コ」字
状に折り曲げられた一枚の板材からなり、糸道17の前方
側に位置する前板42と、後方側に位置する後板43と、両
板42,43を糸道17の正面側で連結する連結板44とからな
る。各板42〜44は、端面が角のない湾曲状に形成されて
いる。但し、後板43の下面先端部分には、鈎爪37の先端
が露出する大きさの切欠き45が形成されており、この部
分には角が形成される。
天秤30の基部35は、第3図に示す様に、上軸46と平行
に配設された副軸47に揺動可能に取り付けられており、
この取り付け部分の近傍にカム孔48が形成されている。
カム孔48には、上軸46に固着された天秤クランク49のク
ランクピン49aが挿通される。カム孔48は、クランクピ
ン49aの回転半径とほぼ等しい曲率に形成された中央の
円弧部48aと、副軸47側の端部に形成された直線部48b
と、もう一方の端部に形成された小さな曲率の短円弧部
48cとからなり、上軸46の回転により、天秤30を図示矢
印の様に円弧運動させる。なお、第4図(イ)に一点鎖
線で示す様に、この円弧運動において天秤30が糸道17の
下端部50を越える位置まで揺動可能とする様に、カム孔
48及びクランクピン49aの取り付け関係が決定されてい
る。
また、糸道17の図示左側の端部形状は、円弧運動の際
に押えカバー39の後板43に設けた切欠き45が描く軌跡の
直後に隣接する様に、この円弧軌跡とほぼ同一の曲率の
円弧状とされている。そして、下端部50において初めて
この切欠き45の直後から遠ざかる様になされている。
さらに、糸道17の下端部50には、上方へくぼんだ凹入
部51を有する糸受け52が配設されている。糸受け52の凹
入部51に対向する位置には、押えローラ53が近傍・離間
可能に配設されている。押えローラ53は、縫製時には、
図示しないカム機構により、糸受け52に近接・離間し、
上糸wの張力を調節する働きをする。なお、天秤30と糸
受け52との中間部には、糸取りバネ19及び糸道17を巻く
様にガイド部材55が配設されている。
また、第2図に示す様に、天秤部分より先の案内溝11
の裏側には、針棒21の前方側に並設されて針孔糸通しを
実行する糸通し棒61の下端部が位置している。
この糸通し棒61の下端部には、縫針62の目孔63の正面
又は背面に上糸wを張り渡す糸張り部材64と、この張り
渡された上糸wを目孔63内へ取り込む糸通し部材65とが
取り付けられている。
糸張り部材64は、第5図に示す様に、針棒糸案内23に
近い側から、ミシンヘッド1の前方に向かって背面側へ
回り込む様にほぼ同じ高さに並んで配設された第1の糸
張り部66,第2の糸張り部67及び第3の糸張り部68と、
これら三つの糸張り部66,67,68より上方やや離れてかつ
さらに背後へ回り込んだ位置に配設された糸端保持部材
70とを備える。なお、この糸端保持部材70は、内装され
たバネにより下方に付勢された押え皿82と受け板80との
間で上糸wを挟持する様になされている。
また、糸通し部材65は、糸通し棒61を挟んで第3の糸
張り部68と対向する位置に設けられている。なお、この
第3の糸張り部68及び糸通し部材65は、糸通し棒61に固
着されている。従って、この第3の糸張り部68及び糸通
し部材65は、糸通し棒61が回動すると、これと同方向に
同角度回動する。
糸通し棒61は、実公昭54−43878号に開示されたと同
様に、ガイド部材95に設けられた回動カム孔96と、糸通
し棒61の上部に貫通固定された係合ピン97の一端とを係
合させ、ガイド部材95の上下動に伴って所定量下降した
後に、この係合ピン97が回動カム孔96に沿って摺動する
ことにより回動される様になされている。本実施例で
は、ガイド部材95の頭部を、パルスモータ105にて上下
動される押し下げ部材100を介して押し下げることによ
り糸通し棒61を下降・回動させている。
次に、案内溝11に沿って上糸wを糸道17を横切って糸
端保持部材70まで案内する様子を説明する。
まず、ミシンヘッド1の針棒21後方側に配設された押
え足レバー56を操作して押え足57を上げて糸調子皿13を
開放状態とする。次に、第1図及び第2図に示す様に、
糸駒7から上糸wを引出して上部糸掛け9に掛けた後、
案内溝11に沿って正面から背面まで案内していく。する
と、上糸wは、ミシンヘッド1の正面側で糸調子皿13の
皿15−15間に案内され、糸取りバネ19に上方から掛か
り、続いて針棒糸案内23に掛かった後、糸張り部材64の
所定位置に掛かってゆく。糸張り部材64においては、第
5図に示す様に、上糸wは、針棒糸案内23に掛かった
後、第1の糸張り部材66の下側に巻き付き、第2の糸張
り部67の下を通り、さらに第3の糸張り部68に巻き付い
てから、糸端保持部材70の押え皿82と受け板80との間に
保持される。
この後、糸通しスイッチSW2を押下すると、電子制御
回路120により所定の制御処理が実行されて天秤糸掛け
及び針孔糸通しが実行される。
まず、電子制御回路120の制御系統について第7図に
て説明する。
電子制御回路120は、CPU,ROM,RAM等を備える通常のマ
イクロコンピュータである。電子制御回路120には、入
力側に起動スイッチSW1及び糸通しスイッチSW2が接続さ
れ、出力側にはミシンモータドライバ122とパルスモー
タドライバ124を介してミシンモータ125とパルスモータ
105が接続されている。また、電子制御回路120には、上
軸46の位相角度から針棒最上位置(以下、NP1という)
の時に検出信号を送出するNP1センサ130と、同じく天秤
最上位置(以下、NP2という)の時に検出信号を送出す
るNP2センサ132とが接続されている。なお、NP1センサ1
30は、針孔糸通しを実行する際に、前述の糸張り部材64
及び糸通し部材65が押え足57と衝突しない様に制御する
のに用いる。また、NP2センサ132は、縫製の終了時に図
示しない釜からの糸抜けを良好にすべく、天秤振り上げ
位置にてミシンモータ125を停止する制御に用いる。
さらに、電子制御回路120には、押え足レバー56と連
動して押え足57が上昇した状態、即ち糸調子皿13が開放
状態の時に検出信号を送出する押え足上位置センサ134
が接続されている。
次に、この電子制御回路120の実行する制御処理につ
いて説明する。第8図にその制御処理のフローチャート
を示す。
ミシンに電源を投入すると、まず、初期化が実行さ
れ、パルスモータ105その他各種モータの原点セットを
実行する(ステップ1;以下、ステップのことを単にSと
表す)。
次に、糸通しスイッチSW2が押下されてオン状態とな
ったか否かを判断する(S2)。糸通しスイッチSW2がオ
ン状態になると、次の処理に進み、起動スイッチSW1が
オフ状態であるか否かを判断する(S3)。この処理で起
動スイッチSW1がオフ状態であると判断された場合に
は、押え足57が上位置、即ち糸調子皿13が開放状態であ
るか否かを判断する(S4)。起動スイッチSW1がオン状
態の場合又は押え足57が上げられていない場合には、以
下の処理へ進まずS2へ戻る。即ち、糸通しスイッチSW2
は、モメンタリに作動するスイッチであって、S3又はS4
が否定判断の場合は再び押下されないと以下の処理が実
行されない。
一方、起動スイッチSW1がオフ状態であり、かつ押え
足112が上位置にある場合にのみ次の処理に進んで、ミ
シンモータ125を駆動する(S5)。
ミシンモータ125が駆動されて上軸46が回転すると、
第9図(イ)〜(ハ)に示す様に、天秤糸掛けが実行さ
れる。その動作について説明する。
天秤30は、前述の様に、上軸46の回転に伴い、糸道17
の端部に沿って上下に円弧を描いて揺動する。
この揺動において、天秤30が振り下ろされる際に、前
述の案内作業によって案内溝11に沿って糸道17のほぼ中
央を横切って準備された上糸wに、天秤30の先端の押え
カバー39の下端部が当接する。この時第9図(ロ)に示
す様に、上糸wは、押えカバー39の前板42と後板43の各
下端面にて捉えられており、特に後板43側では切欠き45
に掛かる格好になる。この結果、図示の様に、上糸wは
若干左下がりになり、鈎爪37の折曲先端41と前板42との
間に形成される進入間隙58に進入しようとする格好にな
る。しかし、この状態では、糸道17の端面及び切欠き45
に阻止されて、未だ糸保持孔40内へ捕捉されてはいな
い。
天秤30は、こうして上糸wと当接したまま、さらに下
方に振り下ろされて上糸wを糸道17に沿って引き出して
いく。この時、上糸wは、その端を糸端保持部材70に挟
まれて保持されているため、下流側では単に緊張状態に
なるだけである。一方、上流側は糸調子皿13が開放状態
であるから何等抵抗が働かない。従って、上糸wは、上
流の糸駒7側から引き出される。
こうして、当初は緩く若干のたるみを有する状態で案
内溝11に案内されていた上糸wは、天秤30の下降と共
に、第9図(イ)に記号Aで示す様に、糸取りバネ19を
下方へ弾性変形させる状態になり、縫製時とほぼ対応す
る自然な緊張状態になりつつ糸駒7から引き出されてい
く。
天秤30は、上軸46の回転に伴い更に下降して、図示記
号Bに示す様に、糸道17の下端部50を越える位置(以
下、乗り越し位置という)Xに至る。この乗り越し位置
Xでは、糸道17の端面は切欠き45から遠ざかる形状とさ
れているため、上糸wは後方への移動を阻止されなくな
る。また、乗り越し位置Xでは、糸調子皿13と天秤30先
端との位置関係及び糸取りバネ19のはね上げ動作によっ
て、上糸wが斜め上方に引き上げられる。
この結果、上糸wは、前板42側では、その下端の湾曲
面に沿って進入間隙58を通過し、糸保持孔40内へ進入す
る。また、後板43側では、その切欠き45から外れる。従
って、上糸wは、糸受け52の凹入部51内に侵入すると共
に、糸保持孔40の奥部に進入してこれら両者に完全に掛
かった状態となる。なお、糸道17の下端部50は、この乗
り越し位置Xにおいて、前述の様に切欠き45からは上方
へ大きく遠ざかる格好であるが、糸保持孔40の奥部より
は下側に留められている。従って、さらに上軸46が回転
して天秤30の揺動動作が振り上げに変わったとしても、
糸保持孔40の奥部は糸道17の下端部50を越えることはな
い。また、上糸wは、今度は押えカバー39に掛かってい
ないから、糸道17の手前側を天秤30の揺動と共に移動さ
れるだけである。よって、もはや糸道17に対して手前側
から向こう側へ越えることができない。この結果、糸保
持孔40及び糸受け52に捕捉された上糸wは外れることが
ない。また、この振り上げ動作の際には、図示記号Cの
様に上流側と下流側の両方から上糸wが引き出される。
上糸wには、糸受け52での屈曲抵抗及び鈎爪37での屈曲
抵抗が働き、さらに、針棒糸案内23でも水平方向へ略90
度曲げられており、その上、糸端保持部材70が上糸wの
端を保持しているから、縫製時とほぼ同様の自然な緊張
状態にて天秤部へ張り渡される。即ち、針棒糸案内23に
て略90度曲げられた位置で糸端保持部材70が上糸wを保
持することにより、縫製時に上糸wが縫針62の目孔63に
挿通しているのとほぼ同様の状態となっていることの作
用による。
以上の様にして、糸受け52及び天秤30の糸保持孔40へ
の天秤糸掛けが完了する。
なお、この天秤糸掛け動作は、天秤30が上方から下方
へ揺動されれば完了するが、天秤30がその揺動経路上の
どの位置にあっても確実に作業を実行する様に、上軸46
が1回転以上したか否かを確認し(S6)、さらに続いて
実行される針孔糸通しとの関係から、上軸40の位相角度
がNP1となりNP1センサ130が検出信号を出力したか否か
を確認した後に(S7)、ミシンモータ125を停止する(S
8)。
この結果、天秤30が最初に下側にあったとしても、一
旦上昇した後に再び下降する際に、前述の天秤糸掛けが
実行される。従って、S6及びS7の処理を実行することに
より、かかる場合にも天秤30は上昇・下降・上昇を行
い、天秤糸掛けが確実に実行される。
こうして天秤糸掛けが完了した後に、パルスモータ10
5を駆動して針孔糸通しを実行する(S9)。
針孔糸通しについて第6図(イ)〜(ハ)を参照しつ
つ簡単に説明する。
パルスモータ105が正転されると、糸通し棒61が下降
し、糸通しフック90が目孔63と同じ高さになると、回転
カム孔96の作用によって糸通し棒61がその高さで回動す
る。この結果、第6図(ロ)に示す様に、糸張り部材64
が拡開状態となると、第1,第2の糸張り部66,67は縫針6
2を手前側から向こう側へ越える位置まで回動した状態
となり、上糸wが縫針62の目孔63正面側へ張り渡され
る。
一方、糸通し部材65も回動して、糸通しフック90が目
孔63を挿通して正面側へ突き出されている。この結果、
上糸wは糸通しフック90に捕捉され、パルスモータ105
の逆転により、上糸wを捕捉したまま目孔63から抜け出
す。この時、上糸wは上流側及び下流側からほぼ等しい
量が引き出される。従って、下流側では受け板80と押え
皿82の間から抜け落ちる。また、上流側では鈎爪37と目
孔63との間をピンと張り渡すことになる。こうして、針
孔糸通しが完了すると共に、天秤30から目孔63の間の上
糸wが自然な緊張状態となる。
以上説明した様に、本実施例によれば、作業者は、案
内溝11に沿って上糸wを案内して糸通しスイッチSW2を
押下するという簡単な操作をするだけで、天秤30への糸
掛けと糸受け52への糸掛けという折り返し経路への煩雑
な準備作業をする必要がない。
また、天秤30の揺動動作により天秤糸掛けを実行する
構成としたから、天秤糸掛け専用の部材等を設ける必要
がない。しかも、天秤30の揺動という縫製時の動作をそ
のまま生かして天秤糸掛けを実行するから、この天秤糸
掛け動作により天秤30及び糸受け52に掛け渡された上糸
wは、縫製時とほぼ同様の自然な緊張状態となる。従っ
て、そのまま縫製を開始しても、縫製開始時の縫目の乱
調を招かない。
さらに、天秤30の揺動軌跡に沿って糸道17の端面を形
成していることから、上糸wが乗り越し位置Xを越えて
糸受け52まで確実に運搬される。また、押えカバー39が
この糸道17をまたぐ構成とし、特に後板43に切欠き45を
設けたから、この運搬作業は一層確実である。
加えて、鈎爪37と押えカバー39とにより形成される糸
保持孔40の奥部が糸道17の下端部50より上になる様にな
されているから、一旦糸保持孔40に捕捉された上糸wが
糸道17をミシンヘッド1の内部側から正面側へと乗り越
えることがない。また、押えカバー39の後板43から外れ
ているから、糸道17を手前側から向こう側へと乗り越え
ることもない。従って、一旦糸受け52に掛かり、さらに
糸保持孔40に捕捉された上糸wはもはや簡単には外れな
い。
また、押えカバー39を、特に上端面には角を有さない
湾曲形状としているから、天秤30が最初に下側にあっ
て、上軸46の回転により上昇から先に始まる場合であっ
ても、上糸wを天秤30の背中に掛け上げてしまうことが
ない。しかも、実施例の制御において、上軸46が1回転
以上し、かつ針棒21がNP1位置になってからミシンモー
タ125を停止する構成を採用しているから、天秤30がど
の位置にあろうとも天秤糸掛けは確実に実行される。
加えて、従来の技術である特開昭47−19948号及び実
公昭63−228号の提案では、天秤揺動経路に設けた糸掛
け用張り渡し部材にしっかりと上糸を掛けておかない
と、上糸が天秤に押し退けられて振り上げ時に天秤先端
に掛からないという問題があり、天秤糸掛けに際して、
作業者は相当の注意を払って糸掛け用張り渡し部材に上
糸を準備しなければならなかった。これに対し、本実施
例では、基本的に、天秤30により上糸wを押し退ける構
成を採用していない。また、前述の様に最初に下位置に
ある場合も、天秤30の上昇と共に上糸wは簡単に滑り落
ちる。従って、本実施例によれば、上糸wは案内溝11に
沿って全体として若干たるんだ状態であっても何ら問題
がない。この結果、作業者の準備作業を極めて簡単なも
のとしている。
また、実施例の天秤揺動の機構によれば、カム孔48の
作用により振り上げ速度が速くなるから、糸道17の下端
部50を越えた後に素早く上糸wを引き上げることができ
る。従って、上糸wは乗り越し位置X付近でたるむこと
がない。この結果、上糸wが糸保持孔40と糸受け52に確
実に掛かかるのに有効に作用している。
さらに、天秤糸掛けに際して、上流側の糸調子皿13を
開放状態として上糸wを自由に引き出せる状態とし、し
かも下流側に糸端保持部材70を備えて上糸wを保持する
構成としたから、上糸wが下流側から逆流することがな
い。従って、天秤糸掛けが実行されたが、例えば下流側
の上糸wが逆流し、その端が針棒糸案内23より上方へ引
き上げられてしまうといったことがない。即ち、一連の
折り返し経路から縫針62に至るのに必要な糸量を確実に
確保した上で、天秤糸掛けを実行できるのである。
上記実施例において、押えカバー39の前板42と後板43
の各下端面が上糸運搬部材に、糸保持孔40及びそれを構
成する鈎爪37及び押えカバー39が退出阻止部材に、糸取
りバネ19が乗り越し部材に、それぞれ相当する。
なお、逆流を防止するための構成としては、外にも種
々工夫でき、例えば天秤30と針棒糸案内23との間に何ら
かの例えば糸調子皿と同様の構成の保持具等を設けてお
いてもよい。
こうして逆流を防止してしかも自然な緊張状態に上糸
wを張り渡せる上に、針孔糸通しをも実行させているか
ら、作業者は直ちに縫製を開始でき、しかも縫目の乱調
を招くことがない。
なお、実施例においては、天秤30の鈎爪37の先端41を
折れ曲がった状態に形成している。この結果、上糸wが
糸保持孔40へ捕捉され易くしかも外れにくいという作用
・効果を奏する。従って、糸保持孔40の奥部が糸道17の
下端部50より常に上方にある様に形成していなくても、
一旦保持された上糸wが糸保持孔40から簡単に外れるこ
とはない。この様に、上糸wが糸保持孔40から外れるの
を防止する構成は外にも種々採用することができる。例
えば、鈎爪37の反り返りを大きくする構成でもよい。
また、糸取りバネ19が天秤30の下流側にあって上糸w
をはね上げる作用により、上糸wが糸道17の下端部50を
乗り越し易くなっているのであるが、この下端部50と糸
調子皿13との位置関係だけでも十分乗り越し動作を実行
させることができる。従って、糸取りバネ19は、天秤30
の上流側に配置する構成、例えば、糸受け52と一体の構
成であってもよい。
さらに、この実施例では、糸道17を天秤揺動軌跡に併
せた端面形状としたが、上述の様に、切欠き45の作用に
よっても十分乗り越し位置Xまで上糸wを運搬できる。
従って、糸道17を天秤揺動軌跡から遠ざかった位置に端
面を有する形状としても構わない。このとき、糸保持孔
40への上糸wの捕捉は、揺動途中においてほぼ完了する
ことになるが、上糸wを乗り越し位置Xまで運搬できれ
ば何ら問題はない。
加えて、天秤30は、上糸wに当接してこれを乗り越し
位置Xまで運搬できるものであればよく、副軸47周りに
揺動する機構のものに限らない。例えば、第10図
(イ),(ロ)に変形例として示す様に、通常のミシン
に採用される様な天秤クランクのクランクピン周りをリ
ンク機構により「8」の字軌跡を描いて揺動するもので
あってもよい。
この変形例においては、天秤230の揺動機構が異な
り、揺動軌跡が図示矢印の様に略「8」の字状となるこ
とから糸道217の端面形状を天秤振り下げ時の軌跡に併
せている点を除けば、前述の実施例と同様に、上糸wが
乗り越し位置Xまで運搬され、糸調子皿213の配置置関
係や糸取りバネ219のはね上げ動作等によって糸道217の
下端部250を乗り越し、糸受け252に掛かる。またこの変
形例では、押えカバー239を、断面略「ロ」字状となる
様に形成して天秤230先端の覆い棒238に取り付け、糸道
217をその空間部分290に包み込む形に形成している。
この変形例においても、作業者は上糸wを所定の案内
溝に沿って案内するだけでよく、極めて簡単な準備作業
により、糸受け252及び天秤230への糸掛けが実行でき
る。
以上本発明の実施例及び変形例を説明したが、本発明
は何らこれに限定されず、例えば、押えカバー39を配置
することなく糸道の手前側のみで覆い棒38が上糸wに当
接して乗り越し位置Xまで運搬する構成や天秤30が水平
に揺動するミシンに応用した構成とする等、その要旨を
逸脱しない範囲の種々なる態様を採用できる。
発明の効果 以上説明した様に、本発明によれば、天秤が糸掛け部
側へ揺動する際に、上糸運搬部材が糸道を横切って準備
された上糸を糸掛け部を越える位置まで押し運び、乗り
越し部材がこれを糸掛け部に掛かる側へ糸道を乗り越さ
せると共に、この天秤揺動動作の際に、上糸運搬部材が
上糸を糸保持部の進入間隙へ誘導するから、天秤への糸
掛けと糸掛け部への糸掛けの両方を実行することができ
る。
しかも、退出阻止部材が糸保持部内に進入した上糸が
再び外部へ退出するのを阻止しているから、糸保持部に
進入間隙を設けてオープンとしているにもかかわらず、
一旦天秤糸掛けがなされた後に、天秤が糸掛け部から遠
ざかる側へ揺動される際に、上糸がこの進入間隙から外
部へ退出することがない。従って、確実に上糸を捕捉す
ることができる。
また、天秤の揺動により糸掛けを実行する構成として
いるから、糸掛け専用の部材を設ける必要もなく、その
上、縫製時と同様の自然な状態の糸掛けを実行すること
ができる。
さらに、天秤糸掛けに先立って上糸を準備する場合
に、この上糸は全体としてたるんだままでよいから、こ
の準備作業も極めて簡単である。
以上の結果、天秤及び糸掛け部への折り返し経路への
糸掛けという煩雑な準備作業をする必要がなく、極めて
操作の簡単なミシンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の外観を示す斜視図、第2図はその案内
溝の構成を示す正面図、第3図は天秤の揺動動作を示す
説明図、第4図(イ)は天秤部の正面図、第4図(ロ)
はその一部平面図、第4図(ハ)は同じく一部背面図、
第5図はその糸通し棒下端に設けられた糸張り部材の斜
視図、第6図は(イ)〜(ハ)は糸張り部材の糸張り動
作を示す平面図、第7図は実施例の制御系統の構成を表
すブロック図、第8図はその制御系統の実行する制御処
理のフローチャート、第9図(イ)〜(ハ)は天秤の糸
掛け動作を説明する説明図、第10図(イ)は変形例の天
秤部の正面図、第10図(ロ)はその一部平面図である。 w……上糸、7……糸駒 9……上部糸掛け、11……案内溝 13,213……糸調子皿 17,217……糸道 19,219……糸取りバネ 30,230……天秤、31……アーム部 33……糸保持部、37……鈎爪 38,238……覆い棒 39,239……押えカバー 40……糸保持孔、41……折曲先端 45……切欠き、58……進入間隙 46……上軸、47……副軸 50,250……下端部 52,252……糸受け

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天秤の揺動動作により、糸道の一端に設け
    た糸掛け部及び前記天秤先端の糸保持部への糸掛け動作
    を実行する自動糸掛けミシンであって、 前記天秤に、前記糸保持部より先端側に突出する突出部
    を形成し、 該天秤が前記糸掛け部側へ揺動される際に、前記糸道を
    横切って準備された上糸に前記突出部を当接させ、該当
    接した上糸を前記糸保持部側へ誘導すると共に前記糸掛
    け部を越える位置まで押し運ぶ上糸運搬部材と、 前記糸保持部に形成され、前記誘導される上糸を前記糸
    保持部内へ進入させる進入間隙と、 該進入間隙から前記糸保持部内へ進入した上糸が再び外
    部へ退出することを阻止する退出阻止部材と、 前記糸掛け部を越える位置まで押し運ばれた上糸を、該
    糸掛け部に掛かる側へ前記糸道を乗り越させる乗り越し
    部材と を備えることを特徴とする自動糸掛けミシン。
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