JP3021486B2 - 自動糸通しミシン - Google Patents

自動糸通しミシン

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JP3021486B2
JP3021486B2 JP1263607A JP26360789A JP3021486B2 JP 3021486 B2 JP3021486 B2 JP 3021486B2 JP 1263607 A JP1263607 A JP 1263607A JP 26360789 A JP26360789 A JP 26360789A JP 3021486 B2 JP3021486 B2 JP 3021486B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、縫製に先立って、縫針の目孔への糸通し動
作を実行する自動糸通しミシンに関する。
[従来の技術] 従来、ミシンの縫製準備に際して、縫針の目孔への糸
通し作業(以下、針孔糸通しという)を自動化する試み
が数多くなされている。
針孔糸通しの基本的構成としては、例えば実公昭54−
43878号の提案がある。この提案では、針棒と平行に上
下動する糸通し棒が所定高さで回動することにより、こ
の糸通し棒下端に設けた糸通しフックを縫針の目孔に挿
通させ、この挿通した糸通しフックに作業者が上糸を掛
け渡して針孔糸通しを実行していた。
また、この糸通しフックへの上糸の掛け渡しについて
も機構的に行って作業者の手を煩わせないこととした提
案もある。例えば特開昭63−89194号である。この提案
では、糸通し棒の回転によって、縫針の目孔の正面に上
糸を張り渡す糸張り部材が記載されている。
こうした機構を用いて針孔糸通しを実行するに当り、
糸通しフックや糸張り部材が押え足等にぶつからない様
に、針棒を所定の上昇位置に移動させてから針孔糸通し
を実行する必要がある。
そこで、針孔糸通しに先立って、針棒が所定位置とな
る様に上軸を回転して針棒を上昇させる作業を行ってい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかし、通常のミシンは、上糸が縫針の目孔に挿通す
る前に針棒糸案内に掛けられた状態で縫製を行う。従っ
て、針孔糸通しの実行に先立って上糸供給源から引き出
した上糸は、予めこの針棒糸案内に掛けておく必要があ
った。このため、上述の針棒の上下動動作において、下
降の際には針棒糸案内に引かれる格好で上糸が上流側か
ら引き出され、一方針棒上昇時には、この引き出された
上糸が余ってたるみを生じていた。このたるみは、上下
動させる前の針棒の位置によってはかなり大きなものと
なった。
こうしたたるみが生じると、上述の糸張り部材では上
糸を十分に緊張状態とさせることができない場合があ
り、たるみの状態によっては、上糸が糸張り部材から外
れ落ちて糸張り動作を実行できない場合もあった。
この結果、従来のミシンでは、このたるみによって、
針孔糸通しの際に糸通しフックに上糸を掴ませることが
できず、針孔糸通しに失敗する場合があった。
かといって、針孔糸通しを実行した後に、上糸を針棒
糸案内に掛ける作業は極めて困難であり、縫製前の上糸
準備を簡便にするというそもそもの目的を達成できない
ことになる。
本発明の自動糸通しミシンは、かかる課題を解決し、
針棒上昇位置における針孔糸通しを確実に実行可能とす
ることを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の自動糸掛け糸通しミシンは、第1図に例示す
る様に、上糸供給源w1から引出されて針棒w2下端の針棒
糸案内w3に掛けられた上糸wの先端側を、縫針w4の目孔
w5の正面又は背面を横切る位置へ配設する上糸配設手段
M1と、該配設された上糸wを目孔w5内へ取り込んで糸通
し動作を実行する糸通し手段M2とを備える自動糸通しミ
シンにおいて、前記糸通し動作に際して前記針棒w2を上
下動させて該針棒w2を所定の糸通し位置へ移動させる針
棒上下動手段M3と、前記上糸を針棒糸案内w3に掛けられ
た後に、前記針棒w2の上下動動作に連動して、前記上糸
配設手段M1から前記上糸供給源w1に至る供給源側の上糸
wのたるみを吸収するたるみ吸収手段M4とを備え、当該
たるみ吸収手段M4は、前記糸通し動作に先立つ前記針棒
の上下動動作に連動して、前記上糸を引き上げる天秤30
であることを特徴とする。
また、請求項2記載の自動糸通しミシンは、前記糸通
し動作を開始するための操作手段を、ミシン正面側に設
けたことを特徴とする。
[作用] 本発明の自動糸通しミシンにおいては、針棒上下動手
段M3が、前記糸通し動作に先だって針棒w2を上下動して
この針棒w2を所定の糸通し位置へ移動させ、たるみ吸収
手段M4が、前記針棒w2の上下動動作に連動して、前記上
糸配設手段M1によって配設された上糸wに対し、その上
糸配設手段M1から前記上糸供給源w1に至る供給源側のた
るみを吸収する。従って、針棒w2の上下動に伴い、針棒
糸案内w3に掛けられた上糸wがたるみ始めたとしても、
前記たるみ吸収手段M4の作用により、たるみが大きくな
るまえに吸収される。この結果、針棒w2が前記糸通し位
置へ移動したときには上糸wに大きなたるみが全くな
く、前記糸通し手段M2は縫針w4の目孔w5への糸通しを確
実に実行することができる。
なお、前記たるみ吸収手段M4を、前記糸通し動作に先
立つ前記針棒w2の上下動動作に連動して、前記上糸wを
引き上げる天秤によって構成すれば、自動糸通しミシン
に新たな構成を追加することなくたるみ吸収手段M4を得
ることができるので、自動糸通しミシンの構成を簡略化
して、その製造コストを低減することができる。
また、ミシン正面側に設けられた操作手段により糸通
し動作を開始される。
[実施例] 次に、本発明を具体化した実施例を図面に基づき説明
する。なお、実施例のミシンは、針孔糸通しに加えて自
動的に天秤部への糸掛け(以下、天秤糸掛けという)も
実行し得る機能を備えた全自動糸掛け糸通しミシンであ
る。
第2図に全自動糸掛け糸通しミシンのミシンヘッド1
を面板3方向から見た斜視図を示す。
ミシンヘッド1の上部には、糸立て棒5と、この糸立
て棒5に取り付けられた糸駒7から引き出された上糸w
を前面側へ折り返す上部糸掛け9とが設けられている。
さらにミシンヘッド1には、上部糸掛け9の直前から上
面を横切って正面に回り、正面上部から下部へ下ると共
に面板3の下部前面を経た後に背面まで至る案内溝11が
設けられている。
また、ミシンヘッド1の正面側には、案内溝11を挟ん
で上下に一つずつ押しボタンスイッチSW1,SW2が設けら
れている。下方のスイッチSW1は縫製開始を指示する起
動スイッチであり、上方のスイッチSW2は後述する天秤
糸掛け及び針孔糸通しの実行を指示する糸通しスイッチ
である。以下、SW1を起動スイッチ、SW2を糸通しスイッ
チという。
案内溝11は、第3図に示す様に、正面から見ると、糸
調子皿13の二枚の皿15−15間を通り、糸道17の中間部近
傍を糸取りバネ19の上方で斜めに横切り、そのまま下が
って針棒21の下部に設けられた針棒糸案内23を巻いてな
だらかに面板3の下部前方を湾曲した経路をなし、さら
に背面へ所定量だけ回り込んでいる。この背面へ回り込
んだ案内溝11の終点部25には糸切り用のカッター27が取
り付けられている。
案内溝11の正面部分のミシンヘッド1内部には、糸道
17の前方側を上下に揺動する天秤30が配設されている。
天秤30はその先端部に、第4図(イ)〜(ハ)に示す
様に、上糸wをすくい上げることができる様に下方から
上方へ屈曲した鈎爪31と、鈎爪31の上を覆う様に配設さ
れた覆い棒32と、この覆い棒32に固定された押えカバー
33とを備える。そして、鈎爪31と押えカバー33とによ
り、第4図(イ)に示す様に、面板3側から見て、やや
湾曲した細長い糸保持孔34が形成されている。
押えカバー33は、第4図(ロ)に示す様に、上方から
見ると糸道17をまたぐ断面「コ」字状をなし、糸道17の
前方側に位置する前板35と、後方側に位置する後板36
と、両板35,36を糸道17の正面側で連結する連結板37と
からなる。
また、鈎爪31の先端は、前板35とオーバーラップし、
第3図に示す様に糸道17側へやや曲がっている。一方、
後板36には、第4図(ハ)に示す様に、この鈎爪31の先
端が露出する様に切欠き38が形成されている。
天秤30は、第5図に示す様に、上軸40と平行に配設さ
れた副軸41に揺動可能に取り付けられており、この取り
付け部分の近傍にカム孔42を形成した基部43を備える。
カム孔42には、上軸40に固着された天秤クランク44のク
ランクピン45が挿通される。カム孔42は、クランクピン
45の回転半径とほぼ等しい曲率に形成された中央の円弧
部46と、副軸41側の端部に形成された直線部47と、もう
一方の端部に形成された小さな曲率の短円弧部48とから
なり、上軸40の回転により、天秤30を図示矢印の様に円
弧運動させる。なお、この円弧運動において、天秤30
は、第4図(イ)に一点鎖線で示す様に、糸道17の下端
部50を越える位置まで揺動可能な様に、カム孔42とクラ
ンクピン45との取り付け関係が決定されている。
一方、糸道17の下端部50には、上方へくぼんだ凹入部
51を有する糸受け52が配設されている。糸受け52の凹入
部51に対向する位置には、押えローラ53が近接・離間可
能に配設されている。押えローラ53は、縫製時には、図
示しないカム機構により、糸受け52に近接・離間し、上
糸wの張力を調節する働きをする。また、天秤30と糸受
け52との中間部には、糸取りバネ19及び糸道17を巻く様
にガイド部材55が配設されている。
案内溝11の、これら天秤部分より先の面板3への湾曲
部分には、針棒21の前方側に並設された糸通し棒60の下
端部が位置している。この糸通し棒60の構成について説
明する。
面板3の内部には、第6図に示す様に、針棒21を支承
する枠体61が取り付けられており、糸通し棒60は、針棒
21と平行な軸線上を上下動及び回動可能にこの枠体61に
支承されている。この枠体61に支承された糸通し棒60の
下部には、この糸通し棒60の上下動及び回動により後述
のガイド機構及びリンク機構を作動させて、縫針60の目
孔63の正面に上糸wを張り渡す糸張り部材64と、この張
り渡された上糸wを目孔63内へ取り込む糸通し部材65と
が取り付けられている。
まず、糸張り部材64の構成を説明する。
糸張り部材64は、第7図(イ)に示す様に、針棒糸案
内23に近い側から、ミシンヘッド1の前方に向かって背
面側へ回り込む様にほぼ同じ高さに並んで配設された第
1の糸張り部66,第2の糸張り部67及び第3の糸張り部6
8と、これら三つの糸張り部66,67,68より上方やや離れ
てかつさらに背後へ回り込んだ位置に配設された糸端保
持部材70とを備える。
第1の糸張り部66の下部には、針棒21側に突出する糸
掛け爪71が形成されている。また、第2の糸張り部67の
下部には、第1の糸張り部66の糸掛け爪71のやや上方に
おいて、第1の糸張り部66よりも正面側へ突出する押え
爪72が形成されている。さらに、第3の糸張り部68の上
部には、第2の糸張り部67の押え爪72と並び、この押え
爪72とほぼ同じ高さで正面側へ突出する押え片73が形成
されている。
これらの内、第1,第2の糸張り部66,67は、第7図
(ロ)に示す様に、一枚の板材を断面略「ロ」字状に折
り曲げて一体に形成されている。これら両糸張り部66,6
7の配置関係を細かく説明すると、両糸張り部66,67が正
面から見て一部オーバーラップする様に、第2の糸張り
部67が第1の糸張り部66の若干後方に所定の隙間74を介
して離間されている。そして、第1,第2の糸張り部66,6
7は、糸通し棒60に回動自在に取り付けられた断面
「コ」字状の金具75に直接取り付けられている。
また、第3の糸張り部68は、一端を糸通し棒60に嵌合
されると共にピン76にて回り止めされた回動アーム77の
自由端に形成されている。
さらに、糸端保持部材70は、上糸wが案内された場合
に、この上糸wを下側から支える受け板80と、受け板80
に立設された支柱81に摺動自在に取り付けられた押え皿
82とを備える。この押え皿82は、支柱81に取り付けられ
たバネ83により下方に付勢されている。また、受け板80
の支柱81近傍には、この支柱81の接線方向に伸びる一本
の受け溝84が刻設されている。
この糸端保持部材70は、受け板80から延出された腕80
aの端部に下向きに立設された支軸80bを介して、第3の
糸張り部68に回動自在に支持されている。
一方、前述の「コ」字状の金具75の一端には、長手方
向中央部に太径部分を有する異形ピン85が遊嵌されてい
る。糸端保持部材70は、この異形ピン85と支柱81に各端
部を遊嵌された連結レバー86により、「コ」字状金具75
と連結されている。また、支柱81は、糸通し棒60に遊嵌
された摺動ガイド87の下面に形成されたガイド溝88に摺
動自在に係合されている。
摺動ガイド87は、糸通し棒60に対しては上下をE形止
め輪Eにて固定され、上面から垂直に配設された断面
「コ」字状の溝89を介して枠体61下部に水平に突設され
たピン61aと摺動自在に係合している。この摺動ガイド8
7は、「コ」字状の溝89により糸通し棒60を垂直に上下
動するガイドの役割を果たすと共に、下面のガイド溝88
を介して支柱81を水平方向にガイドする役割をも果たし
ている。
次に、糸通し部材65の構成を説明する。
糸通し部材65は、第8図に示す様に回動アーム77の背
面に取り付けられ、図示右方向に延出されると共に正面
側へ曲げられた糸通しフック90と、この糸通しフック90
を挟んで配設された二枚のフックガード91とを備える。
各フックガード91の先端には、第9図に示す様に、糸通
しフック90の先端の下向鈎92に向かって誘導溝93が形成
されている。
この様に構成された糸張り部材64及び糸通し部材65
は、糸通し棒60の上下動及び回動により所定位置で所定
タイミングのもとに作動する。
その上下動及び回動動作について、機構と共に説明す
る。
糸通し棒60には、第6図に示す様に、糸通し棒60の上
部を覆う様に配設されたガイド部材95が上下摺動自在に
取り付けられている。ガイド部材95は、上部所定位置に
斜めに刻設された長孔からなる回動カム孔96を備える。
糸通し棒60は、その上部に貫通固定された係合ピン97の
一端を介してこの回動カム孔96と係合している。なお、
糸通し部材60は、ガイド部材95の頂板と係合ピン97との
間に取り付けられたバネ98により上方から付勢されてい
る。この結果、係合ピン97は、通常は回動カム孔96の下
端に当接している。
また、ガイド部材95は、枠体61の上部に取り付けたバ
ネ99と連結されており、このバネ99によって上方へ付勢
されている。そして、このガイド部材95の上端には、糸
通し棒60と平行に摺動するラック100の上端に設けられ
た押え板101が上方から当接している。ラック100は、ギ
ア102〜104を介して専用のパルスモータ105により上下
に駆動される。
ラック100が下降すると、糸通し棒60はガイド部材95
と共に下降し、係合ピン97の図示左端側が、針棒21の所
定位置に取り付けられた当接部材106と当接すると、そ
の位置で停止する。当接部材106の取り付け位置は、縫
針62の目孔63の位置を考慮して決定されており、この糸
通し棒60の停止位置で、糸通し部材65の糸通しフック90
が目孔63の高さと一致する様になされている。さらにラ
ック100が下降すると、カム孔96に沿って係合ピン97が
摺動され、糸通し棒60が回動する。この回動動作によ
り、糸張り部材64及び糸通し部材65が、第10図(イ)〜
(ハ)に示す様に、回動する。
糸通し棒60が図示時計方向に回動すると、回動アーム
77がこの糸通し棒60と一体に時計方向に回動する。する
と、受け板80が図示左方へ押し出され、支柱81はガイド
溝88内を図示左方へ摺動する。これに伴い、連結レバー
86に引かれて「コ」字状金具75が糸通し棒60に対して図
示反時計方向へ回動する。この結果、第10図(ロ)に示
す様に、糸張り部材64に広がって第1,第2の糸張り部6
6,67と糸端保持部材70との間隔が最大となると共に、糸
通しフック90が縫針60の目孔63内へ挿通する。この状態
から、糸通し棒60が反対方向へ回動すると、第10図
(ハ)に示す様に、さっきとは逆の動きにより糸張り部
材64が縮んだ状態に復帰する。
次に、案内溝11を介して上糸wを準備する手順につい
て、第2図,第3図,第7図(イ)及び第10図(イ)を
参照しつつ説明する。
まず、ミシンヘッド1の針棒21後方側に配設された押
え足レバー110を操作して押え足112を上げて糸調子皿13
を開放状態とする。次に、糸駒7から上糸wを引出し、
上部糸掛け9に掛けた後、案内溝11に沿って正面から背
面まで案内していく。すると、上糸wは、ミシンヘッド
1の正面側で糸調子皿13の皿15−15間に案内され、糸取
りバネ19に上方から掛かり、続いて針棒糸案内23に掛か
った後、第1の糸張り部66の糸掛け爪71の上に掛かり、
さらに第2の糸張り部67の押え爪72の直下を通って第3
の糸張り部68の押え片73に下方から掛かる。その後、糸
端保持部材70の受け板80と押え皿82との間に侵入し、さ
らに回り込んでカッター27により切断される。
こうして糸張り部材64に上糸wが準備された状態が前
述の第10図(イ)である。上糸wは案内溝11の終点部25
まで回り込んでいるから、図示の様に、支柱81の根元部
分に食い込む様に糸端保持部材70に保持されている。な
お、上糸wは、案内溝11に沿って全体として若干のたる
みを持っている。
次に、全自動糸掛け糸通しミシンの制御系統の構成に
ついて第11図にて説明する。
この全自動糸掛け糸通しミシンの制御系統は、CPU,RO
M,RAM等を備え、天秤糸掛け,針孔糸通し及び縫製の制
御を司る電子制御回路120を中心に構成される。電子制
御回路120には、入力側に起動スイッチSW1及び糸通しス
イッチSW2が接続され、出力側にはミシンモータドライ
バ122とパルスモータドライバ124を介してミシンモータ
125とパルスモータ105が接続されている。また、電子制
御回路120には、上軸40の位相角度から針棒最上位置
(以下、NP1という)の時に検出信号を送出するNP1セン
サ130と、同じく天秤最上位置(以下、NP2という)の時
に検出信号を送出するNP2センサ132とが接続されてい
る。さらに、電子制御回路120には、押え足レバー110と
連動して押え足112が上昇した状態、即ち糸調子皿13が
開放状態の時に検出信号を送出する押え足上位置センサ
134と、第6図に示す様に糸通し棒60のガイド部材95の
頂部に取り付けられて糸通し棒60の上端が所定量以上突
出した時に作動して検出信号を送出する糸通し確認セン
サ136とが接続されている。
次に、この電子制御回路120の実行する制御処理につ
いて説明する。第12図にその制御処理のフローチャート
を示す。
前述の様に、糸駒7から上糸wを引き出して案内溝11
に沿って所定の位置へ案内する。ミシンに電源を投入す
ると、まず、初期化が実行され、パルスモータ105その
他各種モータの原点セットを実行する(ステップ1;以
下、ステップのことを単にSと表す)。
次に、糸通しスイッチSW2が押下されてオン状態とな
ったか否かを判断する(S2)。糸通しスイッチSW2がオ
ン状態になると、次の処理に進み、起動スイッチSW1が
オフ状態であるか否かを判断する(S3)。この処理で起
動スイッチSW1がオフ状態であると判断された場合に
は、押え足112が上位置、即ち糸調子皿13が開放状態で
あるか否かを判断する(S4)。起動スイッチSW1がオン
状態の場合又は押え足112が上げられていない場合に
は、以下の処理へ進まずS2へ戻る。即ち、糸通しスイッ
チSW2は、モメンタリに作動するスイッチであって、S3
又はS4が否定判断の場合は再び押下されないと以下の処
理が実行されない。
一方、起動スイッチSW1がオフ状態であり、かつ押え
足112が上位置にある場合にのみ次の処理に進んで、ミ
シンモータ125を駆動する(S5)。
ミシンモータ125が駆動されると、上軸40が回転す
る。この上軸40の回転により天秤クランク44も回転し、
天秤30が揺動されて天秤糸掛けが開始される。また、ク
ランクピン45に連結された針棒クランク142が、この天
秤クランク44の回転運動を上下の往復運動に変換し、こ
の往復運動を針棒抱き144を介して針棒21に伝える。こ
の結果、針棒21は上下動される。
ミシンモータ125は、上軸40が1回転以上したか否か
及び上軸40の位相角度がNP1となりNP1センサ130が検出
信号を出力したか否かを確認して停止される(S6,S7,S
8)。
本実施例では、このS7の処理において上軸40の位相角
度がNP1となったのを確認してから、ミシンモータ125を
停止することにより、後述する針孔糸通し動作を実行す
る際に糸通し部材65等が押え足112その他の部材に衝突
するのを防止している。
上述のS5〜S8の処理の間に実行される天秤糸掛けにつ
いて説明する。
第13図(イ)〜(ハ)に示す様に、天秤30が振り下ろ
される際に、案内溝11に沿って糸道17のほぼ中央を横切
って準備された上糸wに天秤30の先端の押えカバー33が
当接する。このとき、第13図(ロ)に示す様に、上糸w
は、押えカバー33の前板35と後板36の下面に当接してお
り、特に後板36側では切欠き38に掛かる格好になる。天
秤30は、上糸wと当接したままさらに下方に振り下ろさ
れて上糸wを糸道17に沿って引き出していく。
この時、上糸wは、上流側及び下流側から共に引き出
される。ただし、上糸wの端は糸端保持部材70に挟まれ
て保持されており、一方、糸調子皿13は開放状態にある
から、上糸wは下流側ではたるみがなくなる程度にたぐ
りよせられ、上流側から必要量が引き出されることにな
る。
天秤30が更に下降して糸道17の下端部50を越える位置
に至る。すると、前板35と後板36のまん中で上糸wが糸
保持孔34内へ落ち込むのを阻止していた糸道17がなくな
る。また、糸調子皿13と天秤30先端との位置関係及び糸
取りバネ19のはね上げ動作により、上糸wが斜め上方に
引き上げられる。この結果、上糸wは、押えカバー33の
切欠き38から外れ、糸受け52の凹入部51内に侵入すると
共に、糸保持孔34の奥部に掛かる。糸保持孔34の奥部は
糸道17の下端部50より上方にあるため、この状態から天
秤30が上方へ揺動しても再び下端部50を越えることはな
い。
以上の様にして、糸受け52及び天秤30の糸保持孔34へ
の天秤糸掛けが完了する。
この間、針棒21は、前述の様に針棒クランク142を介
して伝達される上下の往復運動を行っている。
ここで、第3図に示す様に、案内溝11に沿って案内さ
れた上糸wは、針棒糸案内23に掛かった後、図示左方へ
渡されている。従って、針棒21が下降し始めると、針棒
糸案内23によって上糸wは下方へ押されることになる。
この際、上述の様に、上糸wの端は糸端保持部材70に保
持されているから、上糸wは上流側から針棒糸案内23の
下降分の約2倍量だけ引き出される。なお、この際に
は、上糸wは針棒糸案内23によって張られた状態であ
り、たるみは生じていない。従って、糸張り部材64に当
初案内された状態を保っている。
一方、針棒21の上昇の際には、針棒糸案内23は、上糸
wには殆ど力を加えることなく上昇する。このため、針
棒21が下降する際に引き出された余分の上糸wが、この
ままでは、糸張り部材64側にたるみとして残ってしま
う。
しかし、天秤30の上下の揺動と針棒21の上下動とは連
動しているから、針棒21下降の際には天秤30が振り下げ
られ、針棒21上昇の際には天秤30が振り上げられてい
る。従って、前述のように針棒糸案内23によって引き出
されて余った上糸wは、第13図(イ)に一点鎖線で示す
様に、針棒21の上昇と共に実行される天秤30の振り上げ
動作に伴い、その鈎爪31によって上方へ引き上げられ
る。
従って、糸張り部材64の近傍において、上糸wのたる
みが残ることがない。この結果、糸張り部材64には、当
初案内溝11に沿って案内したと同じ状態が維持されて、
針棒21が最上位置に停止される(S7,S8)。
次に、パルスモータ105を正転する(S9)。なお、
「パルスモータ105が正転する」とは、ラック100を下降
させる方向に駆動する場合をいう。
パルスモータ105が正転されると、第10図(イ)〜
(ハ)及び第14図(イ)〜(ハ)に示す様に、針孔糸通
しが実行される。その動作について説明する。
パルスモータ105が正転されると、前述の様に、糸通
し棒60が下降する。糸通しフック90が目孔63と同じ高さ
になると、糸通し棒60はその高さで回動する。この結
果、第10図(ロ)に示す様に、糸張り部材64が拡開状態
となると、第1,第2の糸張り部66,67は縫針67を越える
位置に回動した状態となる。
この拡開動作の際には、上糸wの端部は、糸端保持部
材70に保持されているから、上糸wは、主に上流側から
引き出され、縫針62の目孔63正面に張り渡される。この
時、上糸wは、図示の様に、隙間74を介して第1の糸張
り部66の下側に入り込み、目孔63にほぼ当接する状態と
なる。
この目孔63に上糸wが当接した状態、即ち糸張り部材
64による糸張り動作においては、上糸wは、第2の糸張
り部67と糸端保持部材70との間に張り渡された状態とな
る。しかも、糸張り部材64の拡開時において、第10図
(イ),(ロ)に示す様に、糸端保持部材70はガイド溝
88に沿って、まっすぐに図示左方へ移動している。従っ
て、糸端保持部材70は、この図示左方への大きなストロ
ークにより上糸wを針棒糸案内23側から引き出すことに
なる。この結果、上述の天秤30の振り上げ時に、上糸w
のたるみを完全に吸収しきれない場合にも、この大きな
ストロークによって、残っていたたるみが解消される。
こうして、糸張り部材64による糸張り動作が実行され
るのと同時に、糸通し部材65が図示時計周りに回動して
いる。この結果、糸通しフック90が、第14図(イ)に示
す様に、目孔63を挿通して正面側へ突き出されると共
に、上糸wが、フックガード91の誘導溝93を通って下向
鈎92に引っ掛かる。
こうして目孔63を挿通した糸通しフック90に上糸wが
引っ掛かったか否かを、糸通し確認センサ136のオン信
号により確認する(S10)。糸通し確認センサ136がオン
となったら、タイマーをセットして所定時間経過するま
でパルスモータ105を正転し続ける(S12)。この処理
は、機差等によって上糸wが糸通しフック90に掛かって
いない場合があることを考慮したものであり、上糸wが
糸通しフック90に確実に掛かってから次の動作に移るた
めのものである。
所定時間経過した後に、今度はパルスモータ105を逆
転する(S13)。なお、この際に、これまでの正転に要
したパルス数Cが電子制御回路120内の所定のメモリ領
域に記憶される。
パルスモータ105が逆転されると、糸通し棒60が回動
して、第10図(ハ)に示す様に、糸張り部材64が縮んだ
状態に復帰し、糸通し部材65も回動して、目孔63から糸
通しフック90が抜け出す。さらに糸通し棒60が回動し
て、係合ピン97が回動カム孔96の下端に当接するとこの
回動は停止し、今度は糸通し棒60がガイド部材95と共に
上昇する。
この結果、第14図(ロ),(ハ)に示す様に、糸通し
フック90に引っ掛かった上糸wは目孔63を挿通して引き
出される。この時上糸wの糸端は、支柱81の表面から外
側へ移動し、溝84に沿って受け板80と押え皿82との間か
ら外れ落ちる。
パルスモータ105は、逆転直前に記憶した正転時のパ
ルス数Cと一致するパルス数だけ逆転され、停止される
(S14,S15)。
以上の結果、天秤糸掛けと針孔糸通しが完了し、次に
起動スイッチSW1が押下されてオン状態となると縫製制
御が開始される(S16)。
縫製制御が指示されると、まず押え足112が下げられ
ているか否かを判断し(S17)、押え足112が上位置にあ
る場合にはS16に戻って縫製を開始しない。
一方、押え足112が下げられている場合には、ミシン
モータ125が駆動されて縫製が実行される(S18)。この
ミシンモータ125による縫製は、もう一度起動スイッチS
W1が押下されてオフ状態となるまで続行される(S1
9)。
起動スイッチSW1が押下されてオフ状態となった場合
には、NP2センサ132から検出信号が送出されるのを待っ
てミシンモータ125を停止する(S20,S21)。
この結果、天秤30が最上位置に振り上げられた状態、
従って針棒21も上昇して縫針62が布から抜けた状態で上
軸40が停止し、図示しない糸釜からの糸抜けがスムーズ
に実行される。
以上説明した様に、本実施例によれば、針孔糸通しに
先立って針棒21を最上位置近傍へ上昇させるから、針孔
糸通しの際に、糸張り部材64及び糸通し部材65が押え足
112等の縫針62周辺の部材に衝突することがない。
また、この針棒21を最上位置近傍へ上昇させる際に並
行して天秤糸掛けを実行しているから、針棒21の下降時
に生じる余分の糸量を天秤30の振り上げ動作によって吸
収することができる。従って、針棒21の下降に伴って上
糸wが引き出されたにも関わらず、この引き出された上
糸wがたるんで糸張り部材64の各爪71,72等から外れ落
ちるといったことがない。この結果、その後の糸張り部
材64による糸張り動作によって、上糸wは所定通りの緊
張状態にて縫針62の目孔63正面に張り渡される。
ことことから、針孔糸通しの際に、糸通し部材65等が
押え足112等に衝突することなくスムーズに作動し、し
かも、目孔63を挿通した糸通しフック92に確実に上糸w
を引っ掛けることができる。この結果、針孔糸通しを確
実に実行することができる。
なお、本実施例において、天秤30がたるみ吸収手段に
相当する。
さらに、本実施例の様に、針棒糸案内23の上流と下流
の両方でたるみ吸収を実行すれば、たるみはほぼ完全に
解消されて、針孔糸通しに失敗することは殆どない。
加えて、本実施例によれば、針棒糸案内23に上糸wを
掛けて針孔糸通しを実行しているから、この針孔糸通し
が終了すれば、直ちにそのまま縫製を開始できる。
なお、本実施例の構成に代えて、例えば自動糸調子ミ
シン等の上糸供給モータを用いてたるみを吸収する構成
としてもよく、新たにたるみ吸収専用のモータを設ける
構成とすることも可能である。
また、本実施例では、上糸wを目孔63の正面に所定の
緊張状態で張り渡す構成を採用したが、目孔63の正面又
は背面で適度にたるんだ状態で配設し、この配設された
上糸wをエア等で目孔63内へ吹き込む構成とした針孔糸
通し装置を備えるミシンに適用することもできる。この
様なミシンであっても、上糸wがたるめば、上糸を目孔
に狙いを定めることができなくなり、針孔糸通しに失敗
する。しかし、本実施例同様に、糸通しに先立ってたる
み吸収を実行することにより、この問題を解決できる。
さらに、針棒の上昇位置は最上位置近傍に限らず、例
えば押え足112を下げて針孔糸通しを実行する構成であ
れば、最上位置近傍まで上昇させる必要はない。
以上本発明の実施例を説明したが、本発明は何らこれ
に限定されず、例えば、糸通しフック90が上糸wを目孔
63内へ引き込む構成に代えて押し込む構成とする等、そ
の要旨を逸脱しない範囲の種々なる態様を採用できる。
発明の効果 以上説明した様に、本発明によれば、針棒を上下動し
て糸通し位置へ移動させてから針孔糸通しを実行するか
ら、スムーズに針孔糸通しを実行することができる。し
かも、上糸を針棒糸案内に掛けた後に針棒の上下動を実
行するにも拘わらず、たるみ吸収手段がその針棒の上下
動動作に連動して上糸配設手段から上糸供給源に至る供
給源側の上糸のたるみを吸収するから、上糸がたるんで
上糸配設手段から外れ落ちることにより所定位置から外
れたり、或は所定位置に配設できなくなるといったこと
がない。
以上の結果、本発明の自動糸通しミシンは、極めて取
り扱い易く、しかも針孔糸通しを確実に実行することが
できる。
さらに、天秤によってたるみ吸収手段を構成してお
り、自動糸通しミシンに新たな構成を追加することなく
たるみ吸収手段M4を得ることができるので、自動糸通し
ミシンの構成を簡略化して、その製造コストを低減する
ことができる。
また、ミシン正面側に設けられた操作手段により糸通
し動作を開始されるので、操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を例示するブロック図、第2図
は、実施例の外観を示す斜視図、第3図は、その案内溝
の構成を示す正面図、第4図(イ)は天秤部の正面図、
第4図(ロ)はその一部平面図、第4図(ハ)は同じく
一部背面図、第5図は、天秤の揺動動作を示す説明図、
第6図は、針棒及び糸通し棒の構成を示すミシンヘッド
内の背面図、第7図(イ)はその糸通し棒下端に設けら
れた糸張り部材の斜視図、第7図(ロ)は糸張り部材の
拡開状態における断面図、第8図は糸張り部材の一部と
糸通し部材の平面図、第9図は糸通し部材の一部側面
図、第10図(イ)〜(ハ)は糸張り部材の糸張り動作を
示す平面図、第11図は実施例の制御系統の構成を表すブ
ロック図、第12図はその制御系統の実行する制御処理の
フローチャート、第13図(イ)〜(ハ)は天秤の糸掛け
動作を説明する説明図、第14図(イ),(ロ)は糸通し
部材の糸通し動作を示す斜視図、第14図(ハ)は同じく
断面図である。 M1……上糸配設手段、M2……糸通し手段 M3……針棒上下動手段、M4……たるみ吸収手段 w……上糸、w1……上糸供給源 w2……針棒、w3……針棒糸案内 w4……縫針、w5……目孔 7……糸駒、9……上部糸掛け、11……案内溝 21……針棒、23……針棒糸案内、30……天秤 60……糸通し棒、62……縫針 63……目孔、64……糸張り部材 65……糸通し部材、70……糸端保持部材 88……ガイド溝、105……パルスモータ 110……押え足レバー、120……電子制御回路 125……ミシンモータ、130……NP1センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上糸供給源w1から引出されて針棒w2下端の
    針棒糸案内w3に掛けられた上糸wを先端側を、縫針w4の
    目孔w5の正面又は背面を横切る位置へ配設する上糸配設
    手段M1と、 該配設された上糸wを目孔w5内に取り込んで糸通し動作
    を実行する糸通し手段M2と を備える自動糸通しミシンにおいて、 前記糸通し動作に際して前記針棒w2を上下動させて該針
    棒w2を所定の糸通し位置へ移動させる針棒上下動手段M3
    と、 前記上糸を針棒糸案内w3に掛けられた後に、前記針棒w2
    の上下動動作に連動して、前記上糸配設手段M1から前記
    上糸供給源w1に至る供給源側の上糸wのたるみを吸収す
    るたるみ吸収手段M4と を備え、 前記たるみ吸収手段M4が、前記糸通し動作に先立つ前記
    針棒の上下動動作に連動して、前記上糸を引き上げる天
    秤30であることを特徴とする自動糸通しミシン。
  2. 【請求項2】前記糸通し動作を開始するための操作手段
    を、ミシン正面側に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の自動糸通しミシン。
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