JP3821098B2 - ミシン - Google Patents

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    • D05B87/02Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はミシンに関し、特に、縫製開始直後の縫目において糸の端部が布の裏面に引き込まれるミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、縫針に自動で糸を通すことが可能な糸通し手段を備えたミシンが提案されてきた。例えば、特許文献1には、糸を糸案内溝などにより案内して糸保持部等で保持した状態で、縫針の目孔に貫入されたフックでその糸を捕捉し、そのフックを引き抜くことで上糸を目孔に通す技術が記載されている。また、特許文献2には、縫製中に糸切れした糸を、縫製時に保持していた第1の糸挟み器の糸を第2の糸挟み器が捕捉し、その第2の糸挟み器が捕捉した糸を糸押出し器により縫針の目孔に通し、更に、第3の糸挟み器が目孔を通された糸を捕捉し、その第3の糸挟み器が上昇して糸を完全に目孔に通す技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−173676号公報
【特許文献2】
特開昭51−24353号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1, 2における技術では、縫製開始直後の縫目において、糸の端部が布の上面に出てしまい、作業者はその糸の端部を鋏で切り、その糸端を布の裏面に引き込まなければならず、無駄な労力や時間が必要であった。
【0005】
本発明の目的は、縫製開始直後の縫目形成の際に、糸の端部が裏面に引き込まれるミシンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のミシンは、ヘッド部に針棒を装備したミシンにおいて、前記ヘッド部に設けられ縫針の目孔に糸通し可能な状態に糸掛けした糸の端部を切断可能な糸切り刃と、切断後の糸端を保持可能な保持部と、前記縫針の目孔に糸通しフックにより糸通しする糸通し手段と、前記縫針の目孔を通って下方へ延びる糸を糸払いする糸引き部材を含む糸引き手段であって前記糸通しフックにより前記縫針の目孔に糸通しされたループ状の糸を前記糸引き部材により引くことで糸ループを解消させる糸引き手段とを設け、前記針棒に設けた前記縫針の目孔から前記保持部に保持された前記糸端までの糸量が、縫製開始直後の縫目において糸の端部が布の裏面に引き込まれる糸量となるように、前記糸切り刃の取付け位置を設定し、且つ前記糸通しフックにより前記縫針の目孔に通されてループ状に形成された糸ループを前記糸引き部材で引くことで前記糸ループを解消可能に前記糸引き部材の糸引きストロークを設定したものである。
【0007】
このミシンによれば、糸通しの際に作業者が糸切り刃で糸の端部を切断し、保持部でその糸端を保持する。その際、縫針の目孔から保持部に保持された糸端までの糸量が、縫製開始直後の縫目において糸の端部が布の裏面に引き込まれる糸量となる。
また、糸通しの際に糸通しフックにより縫針の目孔に通されて、糸通しフックと縫針の目孔との間でループ状に形成された糸ループを、糸引き手段における糸引き部材を糸引きストローク駆動することで解消する。
【0008】
【0009】
【0010】
請求項に記載のミシンは、請求項1記載のミシンにおいて、複数の針棒を有し、それら複数の針棒に夫々縫針を備えたものである。このミシンは、複数の針棒を切換えることで、複数の種類の糸で縫製する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、3台の多針式の刺繍用ミシンを備え、3つの同じ刺繍模様を同時に帽子を縫製可能な工業用若しくは準職業用の多頭式ミシンに本発明を適用した一例である。
【0012】
まず、多頭式ミシンMについて説明する。尚、作業者が位置する方向を前方とし、作業者から見て左右上下を左右上下とする。図1に示すように、多頭式ミシンMは、左右方向に延びる刺繍機本体フレーム1と、刺繍機本体フレーム1の上面の後部側に配設された左右方向へ延びる略矩形状のミシン支持板2を有し、ミシン支持板2上に3台の同一構造の多針式の刺繍用ミシンM1〜M3が左右方向に一列状に並設されている。
【0013】
3台の刺繍用ミシンM1〜M3の夫々のアーム部3の先端部に設けられたヘッド部4の前端部には、6本の針棒10を上下動可能に支持する針棒ケース5が左右方向に移動可能に配設されている。一方、アーム部3には、脚柱部6が連なり、脚柱部6の下端部に連なるベッド本体部7には、ミシン支持板2上に固定されている。ベッド本体部7の前端部からはシリンダベッド8が前方に延び、シリンダベッド8の前端部には糸輪捕捉機(図示略)等が設けられている。多頭式ミシンMの右端部には、作業者が各種操作をするための操作パネル9も設けられている。
【0014】
図3, 図4に示すように、各ヘッド部4には、針棒ケース5と、ミシンモータ(図示略)から針棒10に上下方向の駆動力を伝達する昇降駆動機構30と、針棒10と昇降駆動機構30との間の駆動力の伝達を切断するための針棒釈放機構31と、糸引き部材62を含む糸引き機構32と、縫針15の目孔に糸通しフック83により糸通しする糸通し機構33等が設けられている。
【0015】
図2, 図3に示すように、各針棒ケース5は、上下方向に延びる6本の針棒10と、夫々の針棒10に対応した位置に揺動可能に装着された6本の天秤11と、針棒ケース5に固定され針棒10をガイドする第1針棒ガイド部材12と第2針棒ガイド部材13と、左右方向に延び両端を針棒ケース5に固着された固定板17に支持された第1糸保持部材14と、各縫針15に対応するように設けられた第2糸保持部材16、押さえ足24等が設けられている。
【0016】
針棒10の中央部には、昇降駆動機構30からの駆動力が伝達される連結ピン18aを有する連結部材18が固着され、連結部材18と第1針棒ガイド部材12との間には、針棒10を上方へ付勢する圧縮バネ19が針棒10に外嵌されている。各針棒10の下端部には、縫針15が装着され、6本の縫針15には、糸立台20の糸立21から刺繍用の糸Tが夫々供給される。第1糸保持部材14は、糸引き機構32により引かれた糸Tを保持するためのものであり、2枚のフック型のマジックテープ(登録商標)のフック面を向かい合わせて重ねた糸保持テープ14aと、その糸保持テープ14aを挟持する補強板14bを有する。
【0017】
第2糸保持部材16は、糸通しの際、縫針15の目孔15aに糸Tを通す前に糸通しフック83に掛けられた糸Tの糸端部を一時的に保持するためのものであり、糸切り刃16aによって切断された糸Tを保持する保持部16bと、先端が前方に引き起こされて糸Tを保持部16bへとガイドするガイド部16cとを有し、作業者は、右方からガイド部16cの後側に右方から左方へと糸Tを通し、糸切り刃16aまで糸Tがガイドされたら前側の下方に糸Tを引くことで、糸Tを糸切り刃16aにより切断し保持部16bと針棒ケース5の前面で糸Tを挟持し、糸端部を保持させる。
【0018】
糸切り刃16aの取り付け位置は、縫製開始直後の縫目において、縫針15により布の裏面に引き込まれた糸Tが糸輪捕捉器により捕捉されて更に引き込まれることで、糸切り刃16aにより切断された糸Tの端部が布の裏面に引き込まれる糸量となるように設定されている。
また、糸切り刃16aの取り付け位置は、縫製開始直後の縫目形成時の縫針15の降下の際に、糸Tの端部が縫針15の目孔15aから抜けない糸量に切断可能に設定されている。即ち、縫針15の目孔15aと糸切り刃16aとの距離は、目孔15aとシリンダベッド8に取り付けられた針板の針穴との距離よりも長い距離に設定されている。
【0019】
針棒ケース5を左右に移動させて所望の1つの縫針15をシリンダベッド8の先端部の針穴(図示略)に対向する縫製位置に切換えて針棒10の1つが選択されると、ミシンモータの回転駆動力が駆動軸22、Vベルト23等により上下方向の駆動力として昇降駆動機構30に伝達され、昇降駆動機構30の上下駆動により針棒10が上下に揺動駆動され、その針棒10に対応する天秤11も上下に揺動駆動されて、その針棒10の縫針15と糸輪捕捉器との協動により選択された色の糸Tで縫目が形成される。
【0020】
図3, 図5, 図6に示すように、昇降駆動機構30は、針棒10と平行に設けられた基針棒35と、基針棒35に摺動可能に且つ回転不能に支持された駆動部材36と、駆動部材36と共に上下駆動可能に且つ基針棒35に対して回転可能に支持された伝達部材37と、一端が駆動部材36に当接し他端が伝達部材37に当接して伝達部材37が針棒10に駆動力を伝達可能な伝達位置に付勢する第1巻きバネ38とを有する。
【0021】
駆動部材36は、基針棒35に外嵌された上部駆動部材36aと下部駆動部材36bと、それらを連結する連結部36cを有し、上部駆動部材36aには、第1巻きバネ38が外嵌され、下部駆動部材36bの左側面には、伝達部材37の回転を所定角度で規制するためのストッパー39が固着されている。
【0022】
伝達部材37は、上部駆動部材36aと下部駆動部材36bの間に装着され、連結ピン18aを係合するための第1, 第2係合部材40, 41と、針棒釈放機構31からの針棒10を釈放するための回転駆動力が伝達される当接柱42とを有する。第1係合部材40は、釈放状態の連結ピン18aが当接した際に、図6の矢印Aの方向に伝達部材37を回転させるための傾斜部40aを有する。
【0023】
針棒釈放機構31は、パルスモータであって固定部材45に装着された駆動モータ46と、駆動モータ46の出力軸46aに噛合されたセクターギヤ47と、固定部材48に固着されたガイドピン49a, 49bによりガイドされて上下方向に移動可能に装着された被ガイド板50と、被ガイド板50の中央部に下端部が揺動可能に連結された第1リンク部材51と、第1リンク部材51の上端部に揺動可能に連結された第2リンク部材52と、第2リンク部材52と共に揺動する当接部材53と、固定部材48に固定されたストッパー54などを有する。セクターギヤ47の前半部の下端部は、被ガイド板50の下端部に固着された当接ピン55に当接している。尚、固定部材45, 48は、左側のミシンフレーム56に固定されている。
【0024】
当接部材53は、固定部材48に回動可能に支持されると共に第2リンク部材52にビス57により固定された軸部53aと、伝達部材37の当接柱42に当接する第1当接部53bと、ストッパー54に当接する第2当接部53cとを有する。軸部53aの右端部には、一端を固定部材48に螺合されたネジ58に固定された第2巻きバネ59が外嵌されており、針棒10をジャンプさせる時以外、当接部材53は、第2巻きバネ59により図3に示す矢印Cの方向に付勢され、第2当接部53cがストッパー54に当接している。
【0025】
針棒釈放機構31により、針棒10をジャンプさせて釈放する際には、駆動モータ46を駆動して図3の矢印Dの方向にセクターギヤ47を回動させて被ガイド板50を下方へ移動させる。被ガイド板50の移動により第1リンク部材51の下端が下方へ移動し、その移動に伴い第2リンク部材52が軸部53aの軸心の周りを矢印Cの逆方向に当接部材53と共に回転する。当接部材53は、この回転により第1当接部53bと当接している伝達部材37の当接柱42を押圧して、当接柱42がストッパー39に当接するまで、伝達部材37を図6の矢印Aの方向に回転させる(図6の二点鎖線で示す当接柱42参照)。この回転により、第1, 第2係合部材40, 41と連結ピン18aとの係合が解除されるので、針棒10が圧縮バネ19により付勢されて上限位置までジャンプし、昇降駆動機構30の昇降駆動力が針棒10に伝達されない釈放状態になる。
【0026】
逆に、釈放状態から昇降駆動機構30の昇降駆動力を伝達可能な伝達状態にするには、ミシンモータにより伝達部材37を上方に駆動させて、傾斜部40aに連結ピン18aを上方から当接させることで、伝達部材37が図6の矢印Aの方向に回転し、更に、伝達部材37を上昇させて連結ピン18aが第1, 第2係合部材40, 41の間に位置すると、伝達部材37が巻きバネ38の付勢力により矢印Bの方向に回転し、連結ピン18aが第1, 第2係合部材40, 41に係合して伝達状態になる。
【0027】
糸引き機構32は、縫製終了時若しくは針替え時に縫針15の目孔15aを通って下方へ延びる糸Tを糸払いし、また、糸通しの際には縫針15の目孔15aに通されて糸通しフック83に掛けられたループ状の糸ループLを解消するためのものである。
【0028】
図3、図5、図6に示すように、糸引き機構32は、駆動モータ46と、被検出体60が形成されたセクターギヤ47と、糸引き部材62の原点位置を検出するための糸引き部材用原点検出器61と、糸引き部材62と、両端を糸引き部材62とセクターギヤ47に揺動可能に連結された連結板63と、糸引き部材62をガイドするガイド部材64と、ガイド部材64の蓋部材65とを有する。糸引き部材62は、連結板63に揺動可能に連結される立設部62aと、糸Tを引くためのフック状のフック部62bとを有し、ガイド部材64と蓋部材65により挟持されてガイド部材64に形成されたガイド溝64aに摺動可能に支持されている。糸引き部材62をガイドするガイド溝64は、針棒釈放機構31を駆動させるために駆動モータ46が矢印Dの方向に回転した際に、糸引き部材62が、図4及び図6に示す待機位置から更に後方に移動可能に形成されている。糸引き部材用原点検出器61は、受光素子と発光素子とを備えたフォトインタラプタであって、被検出体60の下端部のエッジが受光素子と発光素子との間を通過した時の糸引き部材62の位置を原点位置として検出する。
【0029】
糸引き機構32は、糸払いの際、駆動モータ46から駆動力が伝達されたセクターギヤ47が、図3に示す矢印Eの方向に回転し、その回転に伴い連結板63が下方前方に駆動され、連結板63の下端部に連結された糸引き部材62はガイド溝64aにガイドされつつ第1糸保持部材14の間を通過して縫針15の下方にフック部62bが達する糸払い位置まで摺動し、目孔15aを通って下方へ延びる糸Tにフック部62bを係合させる(図3に示す二点鎖線参照)。この状態で糸引き部材62を待機位置へと戻すと、糸引き部材62に係合された糸Tは第1糸保持部材14の間を通過する際に、糸Tが第1糸保持部材14の糸保持テープ14aで保持される。
【0030】
図4、図5に示すように、糸通し機構33は、パルスモータである糸通しモータ70と、糸通しモータ70の出力軸70aに噛合し右側のミシンフレーム73に固定されたガイドピン72a, 72bがガイド溝71aに係合されたラック71と、一端をラック71の下端部に固定された連結ピン74に連結され他端をガイドフレーム77に固定された連結突部75に連結されてラック71を上方に付勢する引っ張りバネ76と、右側のミシンフレーム73に固定されガイド溝77aが形成されたガイドフレーム77と、ガイドフレーム77の右側に位置しラック71の下端部に連結ピン74を介して連結されたクランク板78と、クランク板78の下端部にガイド溝77aに係合された第1被ガイドピン79を介して揺動可能にガイドフレーム77の左側に連結された直方体状のリンクブロック80と、リンクブロック80の先端部に固定され糸通しフック83へと糸Tをガイドする傾斜部81a, 82aを有する左右1対の糸掛部材81, 82と、1対の糸掛部材81, 82との間に挟持され糸Tが掛けられるフック部83aを有する糸通しフック83と、糸通しフック83の位置を検出するための糸通しフック用検出器(図示略)とを有する。
【0031】
リンクブロック80の中央部には、ガイド溝77aに係合された第2被ガイドピン84が固定されている。ガイド溝77aは、傾斜部77bと水平部77cとを有し、糸通しの際、リンクブロック80を最初は下方前方にガイドし、その後水平方向前方にガイドする。
【0032】
次に、図を参照して糸引き機構32及び糸通し機構33による糸通しについて説明する。まず、作業者が操作パネル9上の糸通しスイッチを操作すると、図7に示す糸通しフック83と糸引き部材62が共に待機状態にある状態から、糸通しモータ70によりラック71がガイドピン72a, 72bでガイドされつつ下方に移動し、ラック71と連結されているクランク板78とそのクランク板78に連結されたリンクブロック80が、最初ガイド溝77aの傾斜部77bに沿って下方前方に移動し、その後、水平部77cに沿って水平方向前方に移動する。リンクブロック80は、図4, 図9に示すように、糸通しフック83のフック部83aが縫針15の目孔15aを挿通するまで移動し、第2被ガイドピン84がガイド溝77aの前端部に当接した糸掛位置で停止する。
【0033】
次に、図2, 図4に示すように、作業者が、糸ガイド85, 86等にガイドされた糸Tを右方から糸掛部材81, 82に掛け、その糸Tを第2糸保持部材16の糸切り刃16aで切断し、糸Tの自由端部を保持部16bと針棒ケース5の前面とで挟持し、保持させる。この際、図9, 図10に示すように、糸掛部材81, 82に掛けられた糸Tを作業者が上方に引くことで、糸Tは、糸掛部材81, 82の傾斜部81a, 82aにより糸通しフック83へとガイドされて、フック部83aに掛けられる。
【0034】
次に、再度、作業者により糸通しスイッチが操作されると、糸通しモータ70により糸通しフック83を後方に所定距離離隔させて、縫針15の後側に位置するループ解消位置で停止させる。次に、駆動モータ46を図3に示す矢印Eの方向に回転させて、糸引き部材用原点検出器61により糸引き部材62の原点が検出されたら、図8に示すように、駆動モータ46に所定数のパルスを送ることで糸引き部材62を糸引き位置まで糸払いの際と同一の軌跡で移動させて、糸引き部材62のフック部62bを糸ループLに挿通させて、フック部62bに糸ループLの自由端側Fを係合させる。
糸引き部材62の待機位置から糸引き位置までの移動距離(以下、糸引きストローク)は、第2糸保持部材16の糸切り刃16aにより切断された糸Tの端部のうち、縫針15の目孔15aから糸保持部16bに保持された糸Tにより形成された糸ループを解消可能に設定されている。即ち、糸引きストロークは、縫針15の目孔15aから糸保持部16bの間の糸量の略半分程度の距離に設定されている。
【0035】
この際、糸Tの自由端が第2糸保持部材16の糸保持が解消されて糸Tの緊張が緩み、且つ、糸通しフック83に糸ループLが係合した状態なので、図11に示すように、糸通しフック83と目孔15aの間の糸ループLが下方に垂れることなく、左右方向の幅が大きくなり、更に、図8に示すように、糸通しフック83のフック部83aが縫針15の目孔15aよりも下方に位置するので糸ループLが糸引き部材62に対して略垂直になるので、糸引き部材62が確実に糸ループLの間を通過して糸Tに係合することができる。
【0036】
次に、糸引き部材62を、駆動モータ46により待機位置まで復帰させると、糸通しフック83と縫針15の目孔15aとの間に保持された糸ループLの自由端側Fが引かれて、目孔15aから抜けると共に糸通しフック83からも外れて、糸ループLが解消され、更に糸引き部材62がその糸Tの自由端側Fを引きつつ第1糸保持部材14を通過することで、糸Tが第1糸保持部材14の糸保持テープ14aで保持される。そして糸Tが完全に目孔15aに糸通しされた状態になる。次に、糸通しモータ70により糸通しフック83を待機位置へと戻し、糸通しが終了する。
【0037】
操作パネル9は、縫製などに関する種々の指令を入力するためのものであって、ディスプレイ90と糸通しスイッチなどを有する入力手段91とフレキシブルディスクドライブ93(FDD)などを備えている。
【0038】
次に、以上説明した多頭式ミシンMの作用効果について説明する。
【0039】
この多頭式ミシンMによれば、第2糸保持部材16の糸切り刃16aの取り付け位置が、縫製開始直後の縫目において、縫針15により布の裏面に引き込まれた糸Tが糸輪捕捉器により捕捉されて更に引き込まれることで、糸切り刃16により切断された糸Tの糸端が布の裏面に引き込まれる糸量となるように設定されているので、糸Tの糸端が布の表面に出ることがない。それゆえ、作業者は、糸Tの端部を切断したり、糸端を布の裏面に引き込む必要がなく、無駄な労力や時間を削減することができる。
また、糸切り刃16aの取り付け位置が、縫製開始直後の縫目において、糸Tの端部が縫針15の目孔15aから糸Tが抜けない糸量に切断することが可能に配置されているので、糸抜けによる再度の糸通しをする労力や時間が不要になっている。
糸引き部材62の糸引きストロークが、糸通しフック83により縫針15の目孔15aに通されてループ状に形成された糸ループLを解消可能に構成されているので、糸通しの際に、作業者が糸ループLを手作業で解消する必要がなく、無駄な労力や時間を削減することができる。
【0040】
次に、前記の実施の形態を部分的に変更した変更の形態について説明する。
【0041】
1)上述した実施の形態においては、1つのヘッド部4に複数の縫針15や針棒10が設けられた針棒ケース5を備えた刺繍用ミシンM1〜M3に本願発明を適用したが、1つのヘッド部に1本の縫針を備えたミシンに適用してもよい。
【0042】
2)上述した実施の形態においては、複数の刺繍用ミシンM1〜M3を備えた多頭式ミシンMに本願発明を適用したが、1体のミシンを備えた単頭式のミシンに適用してもよい。
【0043】
3)上述した実施の形態においては、工業用や準職業用の多頭式ミシンMに適用したが、個人向けの家庭用ミシンにおいて本願発明を適用してもよい。
【0044】
4)上述した実施の形態においては、布移動機構と縫針15を上下動させるための昇降駆動機構30や駆動力伝達手段などが分離不可能に構成されているが、特許3178022号公報に示すように、布移動機構を昇降駆動機構や駆動力伝達手段などと分離可能に構成してもよい。
【0045】
5)上述した実施の形態においては、糸通しフック83や糸引き部材62の位置が縫針15に対して後方に位置するが、縫製動作や被縫製物の着脱に支障がない限り、糸通しフックや糸引き部材の両方若しくはどちらか一方を縫針よりも前方若しくは側方に設けてもよい。
【0046】
6)上述した実施の形態においては、糸通しフック83と糸Tが係合している状態で、糸引き部材62が糸ループL内を通過して糸Tと係合するが、糸通しフックと糸との係合が解除された状態で糸引き部材が糸ループに係合するように構成してもよい。
【0047】
7)上述した実施の形態においては、第1糸保持部材14の糸保持テープ14aの間で糸Tを保持しているが、糸が不用意に移動せず、縫製に際し第1糸保持部材による糸の保持を適宜解消できる限り、単に糸が部材の上に載置するようにして糸を保持しても良い。また、縫製開始時には、第1糸保持部材14が動作することなく、第1糸保持部材14で保持している糸Tを縫針15が引くことで糸保持が解消されているが、第1糸保持部材がアクチュエータなどで糸の保持を積極的に解消するように構成しても良い。
【0048】
8)上述した実施の形態においては、糸引き部材62は直線状の経路を往復移動するが、円弧状の経路を往復移動したり、一方向にだけ経路を移動するようにミシンを構成してもよい。上述した実施の形態においては、糸通し時の動作と糸払いの際の移動とで糸引き部材62の移動距離が異なるものの、直線状の経路は同じであるが、この直線状の経路を糸通しの際と糸払いの際で替えてもよい。
【0049】
9)上述した実施の形態においては、図1における前方に作業者が位置する多頭式ミシンMに本願発明が適用されているが、単頭式のミシン等において、図1における右方若しくは左方に作業者が位置するミシンに本願発明を適用してもよい。このようなミシンにおいては、作業者の位置が変わるため、例えば、糸通しフックや糸引き部材の軌道が作業者の方向に向かって移動するように、上述の実施の形態とは異なる軌道で糸通しフックや糸引き部材が移動するように構成するのが望ましい。
【0050】
10)上述した実施の形態においては、円筒状の帽子枠装置で被縫製物を移動して縫製するための多頭式ミシンMにおいて本願発明を適用したが、平面状の刺繍枠で被縫製物を移動して縫製するミシンにおいて本願発明を適用してもよい。また、刺繍枠を備えずに、送り歯、送りローラ、或いは、作業者が手動などにより被縫製物を移動可能に構成してもよい。
【0051】
11)上述した実施の形態においては、図11に示すように、糸ループLの自由端側Fが縫針15に対して左側に位置するため、糸引き部材62のフック部62bが左側に開口するように構成されているが、糸ループの自由端側が縫針に対して右側に位置するように構成し、糸引き部材のフック部が右側に開口するように構成してもよい。
【0052】
12)上述した実施の形態においては、糸Tを切断する第2糸保持部材16の糸切り刃16aと保持部16bが略同じ位置に形成されているが、糸を切断する糸切り刃とその切断された糸を保持する保持部とを別部材とし、別々の位置に配設してもよい。
【0053】
13)上述した実施の形態においては、第2糸保持部材16の糸切り刃16aが複数の縫針15に対応した針棒ケース5の前面部に設けられているが、所定の糸量になるようにヘッド部に設けてもよい。
【0054】
14)上述した実施の形態においては、第2糸保持部材16の糸切り刃16aが各縫針15に対して設けているが、糸切り刃を左右方向に移動可能に構成し、糸切り刃を1個だけ設けてもよい。
【0055】
15)上述した実施の形態においては、糸引き部材62、針棒釈放機構31、糸通し機構33を駆動するためのアクチュエータにパルスモータである駆動モータを適用したが、他の種類のモータ、ソレノイド、エアシリンダなどを適用してもよい。
【0056】
16)各第2糸保持部材16の取付位置を調整可能とし、各縫針15との間の距離を個別に変更できるようにしてもよい。このようにすることで糸の種類等に応じて最適な距離を縫針15毎に設定することができる。
【0057】
17)上述した多頭式ミシンMは、円筒状のシリンダベッド8を有するベッド7を備えているが、平型のベッドであってもよい。
【0058】
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記の実施の形態に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更の形態をも包含するものである。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載のミシンによれば、糸切り刃により切断された糸の糸端が、縫製開始直後の縫目が形成される際に、布の裏面に引き込まれるので、作業者は布の表面に出た糸の端部を切断し、布の裏面に引き込む必要がないので、縫製における労力と時間を削減することができる。
また、糸切り刃により切断された糸の端部により、糸通しの際、縫針の目孔と糸通しフックの間に形成された糸ループを、糸引き部材を糸引きストローク駆動することで解消できる。それゆえ、糸通しの際に作業者が糸ループを解消するための労力や時間を削減することができる。
【0060】
【0061】
【0062】
請求項に記載のミシンによれば、複数種の刺繍糸による縫製ができる。その他、請求項1同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る多頭式のミシンの全体図である。
【図2】針棒ケースの正面図である。
【図3】刺繍用ミシンにおける主要部の左側面図である。
【図4】刺繍用ミシンにおける主要部の右側面図である。
【図5】刺繍用ミシンにおける主要部の正面図である。
【図6】刺繍用ミシンにおける主要部の平面図である。
【図7】刺繍ミシンの糸通しの動作を説明する右側面図である。
【図8】刺繍ミシンの糸通しの動作を説明する右側面図である。
【図9】糸掛状態における縫針の目孔周辺の縦断面図である。
【図10】糸掛状態における縫針の目孔周辺の平面図である。
【図11】糸ループが形成された状態における縫針の目孔周辺の平面図である。
【符号の説明】
M 多頭式ミシン
4 ヘッド部
10 針棒
15 縫針
15a 目孔
16a 糸切り刃
16b 保持部
32 糸引き機構
33 糸通し機構
62 糸引き部材
83 糸通しフック
L 糸ループ
T 糸

Claims (2)

  1. ヘッド部に針棒を装備したミシンにおいて、
    前記ヘッド部に設けられ縫針の目孔に糸通し可能な状態に糸掛けした糸の端部を切断可能な糸切り刃と、
    切断後の糸端を保持可能な保持部と
    前記縫針の目孔に糸通しフックにより糸通しする糸通し手段と、
    前記縫針の目孔を通って下方へ延びる糸を糸払いする糸引き部材を含む糸引き手段であって前記糸通しフックにより前記縫針の目孔に糸通しされたループ状の糸を前記糸引き部材により引くことで糸ループを解消させる糸引き手段とを設け、
    前記針棒に設けた前記縫針の目孔から前記保持部に保持された前記糸端までの糸量が、縫製開始直後の縫目において糸の端部が布の裏面に引き込まれる糸量となるように、前記糸切り刃の取付け位置を設定し、且つ前記糸通しフックにより前記縫針の目孔に通されてループ状に形成された糸ループを前記糸引き部材で引くことで前記糸ループを解消可能に前記糸引き部材の糸引きストロークを設定した、
    ことを特徴とするミシン。
  2. 複数の針棒を有し、それら複数の針棒に夫々縫針を備えたことを特徴とする請求項1記載のミシン。
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