JPH07100093B2 - 糸切り機構付きミシン - Google Patents

糸切り機構付きミシン

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JPH07100093B2
JPH07100093B2 JP1285662A JP28566289A JPH07100093B2 JP H07100093 B2 JPH07100093 B2 JP H07100093B2 JP 1285662 A JP1285662 A JP 1285662A JP 28566289 A JP28566289 A JP 28566289A JP H07100093 B2 JPH07100093 B2 JP H07100093B2
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    • D05BSEWING
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    • D05B47/04Automatically-controlled tensioning devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は糸切り付きミシンに関し、特に縫製開始部分の
上糸端部が布地の裏側に短く残るようにしたものに関す
る。
〔従来技術〕
従来、例えば特開昭56−139793号公報に記載のように、
縫製終了時に針板と釜との間において下軸の駆動を介し
て可動刃を固定刃に係合させて上糸と下糸とを自動的に
切断する糸切り機構を備えたミシンは既に知られてい
る。
この糸切り機構付きミシンにおいて縫針の目孔から上糸
の糸端までの糸量が短かい場合には縫製開始時の第1針
目に縫針の目孔から上糸の糸端が抜けてしまうので、こ
れを防止する為目孔から糸端までの糸量を多く残して切
断するようになっている。
一方、糸供給源と天秤の間において上糸に適度の張力を
付与する糸調子機構が設けられており、この糸調子機構
で付加する抵抗力を解除する時期は、布地を着脱するた
めに押え足を上昇させる時、糸切り機構の可動刃で上糸
を所定量繰出した状態で可動刃と固定刃とで上糸を切断
する時、などのタイミングである。
特に、糸切り機構付きミシンでは、糸切り作動が終了し
縫製作動を終了する時期は縫針が最上位置にある時であ
りこの時期は天秤によって上糸が最も引き上げられるタ
イミングより若干早いため、縫製開始時の天秤の上昇分
の糸量と、数針の後布送りを介して上糸が押え足に押え
られるまでの間釜による上糸ループ形成時縫針の目孔か
ら上糸が抜けずに上糸と下糸とが交絡し得るに足るだけ
のかなりの糸量とを目孔から残して切断する必要があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記糸切り機構付きミシンで縫製する場合、上糸が目孔
から抜けるのを防止できるが、目孔から糸端までの糸量
が長いのでその上糸が布地の裏側に長く残り、第2針目
以降の下糸と絡み合い、第15図に示すように鳥の巣状に
絡まって、縫製品質が極端に低下するという問題があ
る。尚、第15図において符号Nsは上糸、符号Bsは下糸、
符号Wは布地である。
本発明の目的は、上糸の端部が布地の裏側に下糸と絡み
合わずに短かく残るような糸切り機構付きミシンを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る糸切り機構付きミシンは、ミシンモータに
より駆動されベッドの針板の針孔を挿通して上下に往復
駆動される縫針と、縫針の上下動と同期して駆動される
天秤と、針板の下方に配設され縫針と協働して上糸と下
糸とを交絡させる釜と、針板と釜との間において上糸と
下糸とを切断するための糸切り機構と、糸供給源と天秤
との間の上糸に抵抗力を付加する糸調子機構と、糸調子
機構により上糸に付加される抵抗力を解除するための糸
緩め機構とを備えたミシンにおいて、ミシンモータ起動
開始信号を受けたとき、縫製開始時に糸調子機構におい
て上糸を緩めるためにミシンモータ起動から所定期間糸
緩め機構を作動させる上糸緩め制御手段と、最上位置に
位置した縫針の下方近傍の糸捕捉位置と最上位置に位置
した縫針の側方近傍の糸保持位置と保持した上糸を開放
する開放位置とに亙って移動可能な糸保持部材と、この
糸保持部材と協働して上糸の端部を保持する保持力付与
部材とを含み、前記所定期間の間、上糸の端部を糸保持
位置に保持する上糸端部保持手段とを設けたものであ
る。
〔作用〕
本発明に係る糸切り機構付きミシンにおいては、縫製作
動終了時に糸切り機構によって上糸と下糸とが自動的に
切断される。
縫製終了状態において天秤はその最上位置に達しない位
置にあるので、縫製開始時天秤は上昇作動の後下降作動
するがこのとき糸調子機構で上糸に抵抗力を付加してお
くと糸供給源から上糸が供給されないので、縫針の目孔
からかなりの糸量を残しておかない限り、天秤の上下動
と縫針の下降作動と釜による上糸ループ形成作動の間に
上糸端部が天秤の方へ引張られて縫針の目孔から外れて
しまうことになるけれども、これを糸緩め機構と糸緩め
制御手段と上糸端部保持手段とで次のように防止するよ
うになっている。即ち、糸緩め制御手段は、ミシンモー
タ起動開始信号を受けたとき、ミシンモータ起動から所
定期間糸緩め機構を作動させるのでこの所定期間の間糸
調子機構で上糸に付加する抵抗が除去され、必要量の上
糸が糸供給源から供給され、上糸に殆んど張力が作用し
ないので、また、前記所定期間の間、上糸端部保持手段
により上糸の端部が縫針の近傍位置に保持されるので、
上糸が目孔から外れることはない。
第1針目において縫針の下降後天秤も下降し釜により上
糸ループが形成されるときに目孔から延びた上糸の端部
には布地から小さな抵抗しか作用しないので上糸端部は
剣先で引張られて布地の裏側へ引き込まれ、目孔から上
糸糸端までの糸量は殆んど変化せず、第1針目の上糸と
下糸との結節は生じない。
〔発明の効果〕
本発明に係る糸切り機構付きミシンによれば、以上説明
したように、糸切り機構付きミシンに糸緩め機構と糸緩
め制御手段と上糸端部保持手段を設けたことにより、縫
製開始直後の所定期間の間糸調子機構において上糸を緩
め且つ上糸端部保持手段により上糸の端部を縫針の近傍
位置に保持することにより、縫針の目孔から上糸端部が
外れるのを確実に防止し、その後第1針目のとき上糸端
部を布地の裏側へ確実に引き込ませ且つ目孔から上糸糸
端までの糸量を略一定に保持することが出来る。これに
より、目孔から上糸糸端までの糸量が必要最小量となる
ような糸切り機構を設け、縫製開始部の上糸が下糸と鳥
の巣状に絡まることなく布地の裏側に短かく残るように
縫製し、縫製品質を大幅に向上させることが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は糸切り機構と糸緩め機構とを備えたミシンに
本発明を適用した場合のものである。
先ず、糸駒(図示略)から繰り出される上糸Nsに抵抗力
を付加する糸調子機構1とこの抵抗力を除去する糸緩め
機構2について説明する。
第1図・第2図に示すように、ミシンMのアーム部6の
頭部8において、機枠5に前後方向移動自在に糸調子軸
10が支持され、この糸調子軸10には固定糸調子皿11と可
動糸調子皿12と圧縮バネ13とが挿通され、糸調子軸10の
前端部には上糸Nsに付加する抵抗力を調節する調節ノブ
14が螺合されており、調節ノブ14を時計方向又は反時計
方向に回転させることによりバネ13のバネ力が変化して
1対の糸調子皿11・12の間に挟んだ上糸Nsに作用する抵
抗力が調節される。尚、可動糸調子皿12は糸調子軸10の
段部に前方から係合しており、糸調子軸10をバネ13のバ
ネ力に抗して前方へ移動させると可動糸調子皿12は固定
糸調子皿11から離間して上糸Nsに付加される抵抗力が解
除されるようになっている。
前記糸調子軸10の後側には糸緩め軸15が機枠5に前後動
自在に支持され、この糸緩め軸15の前端は糸調子軸10の
後端に当接し、その後端は糸緩め板16のカム部17に当接
している。このカム部17には糸緩め軸15を前方へ押動さ
せる作動部とこの作動部より段落ちした段落ち部とを有
している。糸緩め板16の駆動部18は連杆19を介して糸緩
めソレノイド20のプランジャー21に連結されている。こ
の糸緩めソレノイド20はブラケット22で機枠5に固着さ
れ、プランジャー21は圧縮バネ23により第1図にて常に
左方へ付勢されている。従って、糸緩めソレノイド20に
通電していないときには糸緩め軸15がカム部17の段落ち
部に当接して糸調子軸10を前方へ押動しないので、上糸
Nsには調節された抵抗力が付加されている。しかし、糸
緩めソレノイド20に通電すると連杆19が第1図にて右方
へ移動し糸緩め板16が時計方向に回転され、糸緩め軸15
はカム部17の作動部により押されて糸調子軸10を前方へ
押動するので、可動糸調子皿12は固定糸調子皿11から離
間して上糸Nsに付加される抵抗力が解除される。
次に、上糸Ns及び下糸Bsを切断する糸切り機構3につい
て説明するが、これは特開昭56−139793号公報に記載さ
れているものと同様のものなので簡単に説明する。
第3図・第4図に示すように、ベッド部7には縫針24が
挿通する針孔(図示略)を設けた針板27が取付けられ、
針板27の下方の機枠5には下軸28が回転自在に枢支さ
れ、この下軸28の左端部には剣先29と外釜30及び中釜31
とを備えた一般に釜と称する全回転式糸環捕捉器32が配
設され、ボビン(図示略)を収容するボビンケース33を
装着した状態で、縫針24の上下動と協働して上糸Nsと下
糸Bsとを交絡させて加工布Wに縫目を形成するようにな
っている。
糸環捕捉器32の前側の機枠5には固定刃34がその略前半
部でビス止めされ、この固定刃34の後半部は糸環捕捉器
32に沿って針板27の針孔近傍部まで円弧状に延び、その
先端部には刃部35が形成されている。尚、符号36は中釜
31の回転を拘束する中釜止めであり、符号37は縫製時に
剣先29から外れた上糸Bsが引き上げられる際、固定刃34
に絡み付くのを防止する遮蔽板である。
糸環捕捉器32の後側の機枠5には、下軸28と同一軸線の
周りに往復回動し得るように可動刃保持体38が回転自在
に枢支され、可動刃保持体38の取付け部39には可動刃40
がビス止めされている。この可動刃40の円弧状の左端部
には、糸さばき部41と糸捕捉用溝部42及び刃部43が形成
されている。一方、可動刃40を回動させるために、図示
外のカム駆動機構で回動される揺動軸44に揺動腕45が固
着され、この揺動腕45には連結レバー46を介して可動刃
保持体38の連結部47が連結されている。更に、カム駆動
機構を下軸28の回転により駆動させるためにカム駆動機
構は糸切りソレノイド48(第9図参照)の駆動軸に連結
されている。尚、符号49は可動刃40を第3図に示す非切
断位置に保持するように揺動腕45を第3図にて反時計方
向へ回動付勢させる巻きバネである。従って、後述のよ
うに縫製終了時に所定のタイミングで糸切りソレノイド
48に通電されると、下軸28の回転でカム駆動機構が駆動
されて揺動軸44が矢印方向に回動するので、揺動腕45及
び連結レバー46を介して可動刃保持体38が第3図にて時
計方向に回転されて可動刃40も時計方向に回転され、上
糸Nsの糸環が外釜30の剣先29から外れて引き上げられる
タイミングで可動刃40が加工布Wに連なる上糸Ns及び下
糸Bsを同時に補足して固定刃34の刃部35と係合して切断
する。ここで、切断された上糸Nsの縫針24の目孔25から
糸端までの長さ(以下、上糸端部長さという)は、糸捕
捉用溝部42の長さに比例するので、この糸捕捉用溝部42
の長さを短くすれば、上糸端部長さを短くすることがで
きる。
次に、縫製終了時に切断された上糸Nsの上糸端部を保持
する上糸端部保持機構51及び糸保持用駆動機構52につい
て説明する。
第5図〜第8図に示すように、ミシンMの頭部8の後側
には取付け板53がビス止めされ、上下方向向きに配設さ
れた第2ソレノイド(双安定ラッチングソレノイド)54
がブラケット58により取付け板53の略左半部に固着さ
れ、上下方向向きに配設された第1ソレノイド59がブラ
ケット61により取付け板53の略右半部に固着されてい
る。この第2ソレノイド54には上動ソレノイド55と下動
ソレノイド56とが設けられ(第12図参照)、上動ソレノ
イド55が駆動されるとプランジャー57が第12図に示すよ
うに上動(矢印U方向)してその上動位置に保持され、
また下動ソレノイド56が駆動されるとプランジャー57が
下動(矢印D方向)してその下動位置に保持される。第
2ソレノイド54の直ぐ上側には側面視略コ字状の第1出
力リンク62が前後方向向きのピン65で取付け板53に回動
自在に枢支されるとともに、その直ぐ下側には側面視略
コ字状の第2出力リンク66が前後方向向きのピン69で取
付け板53に回動自在に枢支されている。
第1出力リンク62の駆動腕部63は第2ソレノイド54のプ
ランジャー57の上端部に固着した連結部材70に回動可能
に枢着され、第1出力リンク62の揺動腕部64はその長孔
64aに略L字状の第1リンク71の第1アーム72に固着し
たピン74を嵌めて第1リンク71に連結されている。この
第1リンク71はその基端部でスペーサ75を介して前後方
向向きの段付きビス76で取付け板53に回動可能に枢支さ
れ、第1リンク71の第2アーム73の下端部は段付きビス
77で第2リンク78の右端部に回転自在に連結されてい
る。第2リンク78の左端部はピン79で第3リンク80の下
端部に回転自在に連結されるとともに第4リンク81の上
端部に回動自在に連結され、第4リンク81の下端部は糸
掴みリンク部材82の駆動腕部83の右端部にピン85で回転
自在に連結されている。
一方、第2出力リンク66の駆動腕部67はその長孔67aに
第2ソレノイド54のプランジャー57の下端部に固着した
連結部材86に固着したピン87を嵌めて連結部材86に連結
され、第2出力リンク66の揺動腕部68の右端部はピン88
で第5リンク89の上端部で回転自在に連結され、第5リ
ン89の下端部はピン90で糸保持リンク91の第1アーム92
に連結されている。
取付け板53の下端部には前後方向向きのボス部53aが固
着され、前後方向向きの枢支軸94がこのボス部53a及び
取付け板53を挿通して回転可能に枢支され、枢支軸94の
前端部にはホルダ取付け板95が固着され、このホルダ取
付け板95には糸保持ホルダ96がビス止めされ、更に糸保
持ホルダ96にはバネ部材からなる保持力付与部材97がビ
ス止めされている。この保持力付与部材97の先端部分は
下方に凸の湾曲状の糸押え部98(弾性当接部)に形成さ
れている。
前記枢支軸94の後端部には段部が設けられたボス部99を
有する糸保持リンク91が固着されている。従って、第5
リンク89の上方又は下方への移動により糸保持リンク91
が反時計方向又は時計方向に回動し、枢支軸94とホルダ
取付け板95と糸保持ホルダ96とを介して保持力付与部材
97が糸保持リンク91に同期して反時計方向又は時計方向
に回動する。
一方、平面視略コ字状の糸掴みリンク部材82の駆動腕部
83の基端部と揺動腕部84の基端部とに夫々枢支軸94が挿
通して糸掴みリンク部材82は枢支軸94に回転可能に枢支
され、揺動腕部84には糸保持部材100がビス止めされて
いる。尚、符号102はスペーサである。この糸保持部材1
00の前端部分は枢支軸94を中心とする円弧状に形成さ
れ、その円弧状部分の左端部には縫針24の目孔25を挿通
し下方に延びる上糸Nsを捕捉するフック部101(糸捕捉
部)が形成され、保持力付与部材97の糸押え部98がこの
フック部101の上面の凹部に弾性的に当接してフック部
材101と協働して上糸Nsの端部を保持し得るようになっ
ている。従って、第4リンク81の上方又は下方への移動
により糸掴みリンク部材82が反時計方向又は時計方向に
回動し、糸保持部材100が反時計方向又は時計方向に回
動する。前記揺動腕部84と取付け板53との間の枢支軸94
に外装された巻きバネ103の一端部が糸掴みリンク部材8
2の基端部に係止され、他端部は糸保持リンク91の第2
アーム93に固着したピン104に係止され、糸掴みリンク
部材82は糸保持リンク91に対して第7図にて常に反時計
方向に回動付勢されるとともに糸保持リンク91は糸掴み
リンク部材82に対して常に時計方向に付勢されているの
で、糸押え部98がフック部101に確実に当接し得るよう
になっている。尚、糸掴みリンク部材82の駆動腕部83と
揺動腕部84とは約30度の開角となっている。
前記第1ソレノイド59のプランジャー60の下端部には前
後方向向きのピン105が固着され、側面視略コ字状の第
3出力リンク106がブラケット61の下端部に固着した前
後方向向きのピン109で回転自在に枢支され、第3出力
リンク106の当接部107が常にピン105に下方から当接す
るように、第3出力リンク106はピン109に外装された巻
きバネ110により第7図にて時計方向に回動付勢されて
いる。第3出力リンク106の揺動腕部108は第3リンク80
の上端部にピン111で回転自在に連結されている。尚、
符号26は針棒、符号112は押え棒、符号113は押え足であ
る。
次に、上糸端部保持機構51及び糸保持用駆動機構52の作
用について、第7図・第12図・第13図(a)〜第13図
(c)に基いて説明する。
上動ソレノイド55が駆動されると、プランジャー57が上
動して第12図に示す上動位置に移動し、連結部材70を介
して第1出力リンク62、第1リンク71、第2リンク78、
第4リンク81、糸掴みリンク部材82、糸保持部材100が
夫々実線位置に移動する。このときの糸保持部材100の
位置を退避位置とする。一方、プランジャー57の上動位
置に移動するのに伴って、連結部材86を介して第5リン
ク89、糸保持リンク91、ホルダ取付け板95、糸保持ホル
ダ96、保持力付与部材97が夫々実線位置に移動する。こ
のときの保持力付与部材97の位置を退避位置とする(第
13図(a)参照)。この退避位置のとき糸保持部材100
は反時計回り方向へ大きく回動し、そのフック部101は
針板27の上方へ大きく離れた位置となる。
次に、下動ソレノイド56が駆動されると、プランジャー
57が下動して第12図に示す下動位置に移動し、連結部材
70を介して第1出力リンク62、第1リンク71、第2リン
ク78、第4リンク81、糸掴みリンク部材82、糸保持部材
100が夫々一点鎖線位置に移動する。このときの糸保持
部材100の位置を糸保持位置とする。この糸保持位置の
とき糸保持部材100のフック部101は最上位置にある縫針
24の右方近傍の位置となる。一方、プランジャー57の下
動に伴って、連結部材86を介して第2出力リンク66、第
5リンク89、糸保持リンク91、ホルダ取付け板95、糸保
持ホルダ96、保持力付与部材97が夫々第12図の一点鎖線
位置に移動する(第13図(c)参照)。このとき、保持
力付与部材97の糸押え部98がフック部101の凹みに係合
し上糸Nsを保持し得ることになる。
この状態で、第1ソレノイド59が駆動されると、プラン
ジャー60が下動し、ピン105を介して第3出力リンク10
6、第3リンク80、第4リンク81、糸掴みリンク部材8
2、糸保持部材100が夫々第12図の二点鎖線位置に移動す
る。このとき、糸保持部材100のフック部101は最上位置
にある縫針24の下方近傍に位置して縫針24の目孔25から
下方へ延びた上糸Nsの端部を捕捉する。このときの糸保
持部材100の位置を糸捕捉位置とする。また、第1ソレ
ノイド59の駆動が停止されると、巻きバネ110のバネ力
により第3出力リンク106、第3リンク80、第4リンク8
1、糸掴みリンク部材82が夫々第12図の一点鎖線位置に
復帰するので、糸保持部材100はそのフック部101で上糸
端部を捕捉した状態で糸保持位置に復帰移動し、保持力
付与部材97の糸押え部98と協働して上糸端部が保持され
る(第13図(c)参照)。
更に、上動ソレノイド55が駆動されると、糸保持部材10
0と保持力付与部材97とが退避位置に夫々移動するが、
第2リンク78と第3リンク80と第4リンク81とで4節リ
ンクが構成されているので、その退避位置への移動開始
直後においては、糸保持部材100の移動速度が保持力付
与部材97の移動速度より遅くなり、第13図(b)に示す
ように保持力付与部材97の糸押え部98がフック部101か
ら外れ、上糸端部が解放される。このときの糸保持部材
100の位置がを解放位置である。
次に、ミシンMの制御系の全体構成について、第9図の
ブロック図に基いて説明する。糸切りソレノイド48、糸
緩めソレノイド20、上動ソレノイド55、下動ソレノイド
56、第1ソレノイド59及びミシンモータ115が夫々駆動
回路116〜121に対応して接続され、各駆動回路116〜121
は制御装置Cの入出力インターフェイス130に夫々接続
されている。
操作パネル122は、縫製開始直後からの糸緩み機構2に
よる上糸Nsの緩め時間(第2所定期間)を設定する緩め
時間設定キーや縫製開始から上糸Nsの糸端部を解放する
までの解放時間(第1所定期間)を設定する解放時間設
定キー及び縫針24の交換時や縫針24に上糸Nsを通す作業
をするときに糸保持部材100や保持力付与部材97を強制
的に退避位置に夫々移動させるための退避移動指令キー
などを備えており、各キー操作により設定された設定デ
ータや指令信号を入出力インターフェイス130に出力す
る。
足踏みペダル123は、前踏み位置と水平な中立位置と後
踏み位置との3位置を有し、踏込み信号として、オペレ
ータの踏込み位置により前踏み位置のときにはミシン起
動指令信号(「H」レベル)を、中立位置のときにはミ
シン停止指令信号(「L」レベル)を、また後踏み位置
に踏み込まれたときには糸切り信号を夫々入出力インタ
ーフェース130に出力する。
針上信号発生器124は、ミシンモータ115で駆動されるミ
シン主軸(図示略)に設けられた所定の円周方向位置に
小さな開口を形成してなる金属性のディスク部材の回転
位置を近接スイッチで検出し縫針24が最上位置のときに
針上信号を入出力インターフェイス130に出力する。針
下信号発生器125も針上信号発生器124と同様に構成さ
れ、縫針24が最下位置のときに針下信号を入出力インタ
ーフェイス130に出力する。
制御装置CはCPU132とこのCPU132にデータバスなどのバ
ス131を介して接続された入出力インターフェイス130、
ROM133及びRAM140とから構成されている。
ROM133には、上糸保持制御や糸緩め制御を含む上糸処理
制御の制御プログラムが格納されている。RAM140には、
設定された糸緩め時間データを格納する糸緩め設定時間
データメモリ141、設定された上糸Nsの解放時間データ
を格納する上糸解放設定時間データメモリ142、足踏み
ペダル123が中立位置を経て後踏み位置に踏み込まれた
ときにセットし後踏み位置に踏み込まれないときにリセ
ットする糸切りフラグを格納する糸切りフラグメモリ14
3、針下信号発生器125から入力される針下信号をカウン
トする針下信号カウンタ(その内容をIとする)144、C
PU132で演算した結果を一時的に格納する各種のメモリ
が設けられている。
次に、ミシンMの制御装置Cで行なわれる上糸処理制御
のルーチンについて第10図のフローチャートに基いて、
第11図・第12図・第13図(a)〜第13図(c)を参照し
ながら説明する。但し、説明を理解し易いように、踏込
みペダル123が前踏み位置に踏み込まれて、S1〜S11が実
行されて縫製が実行中の段階から説明する。尚、縫製実
行中においては、糸保持部材100と保持力付与部材97と
が、第13図(a)に示す退避位置に移動している。尚、
図中Si(i=1、2、3・・は各ステップであり、第11
図のT1〜T7は夫タイミングを示す。
縫製実行中T1のときに足踏みペダル123を操作して中立
位置を経て後踏み位置に踏み込まれたとき(踏込み信号
が「L」レベル)には糸切りフラグメモリ143の糸切り
フラグがセットされ(S12)、針下信号発生器125から2
つの針下信号が入力されカウンタIが「2」となったT2
のとき(S13〜S15)、糸切りソレノイド48及び糸緩めソ
レノイド20が夫々駆動され、上糸Nsに作用する抵抗力が
解除された状態で上糸Nsと下糸Bsとが切断される(S1
6)。その後、針上信号発生器124から針上信号が入力さ
れると(S17)、糸切りソレノイド48及び糸緩めソレノ
イド20の駆動が夫々停止され(S18)、ミシンモータ115
の駆動が停止されるとともにブレーキ信号でミシンモー
タ115内のブレーキが作動してT3のときにミシンモータ1
15が確実に停止する(S19)。
ミシンモータ115が停止したT3のときに、下動ソレノイ
ド56が所定時間(例えば、60msec)駆動される(S2
0)。従って、前述したように糸掴みリンク部材82及び
糸保持リンク91が第12図の実線位置から一点鎖線位置に
移動するので、糸保持部材100及び保持力付与部材97が
第13図(c)に示す糸保持位置に移動する。そして、第
1ソレノイド59が所定時間(例えば、60msec)駆動され
る(S21)。従って、糸保持部材100だけが糸捕捉位置に
移動して縫針24の目孔25から延びる上糸Nsの糸端部をフ
ック部101で捕捉した状態で再度糸保持位置に移動復帰
し、保持力付与部材97の糸押え部98と協働してこの上糸
端部が保持される。
次に、縫製を開始するために足踏みペダル123を操作し
て前踏み位置に踏み込まれたとき(踏込み信号が「H」
レベル)には(S2)、制御装置C内に設けられた第1タ
イマM1に所定時間t1(例えば、100msec)が格納されて
カウントが開始され(S3)、所定時間t1が経過してT5の
ときに(S4)、ミシンモータ駆動信号によりミシンモー
タ115が駆動されると、糸緩め設定時間データメモリ141
の設定データt2と上糸解放設定時間データメモリ142の
設定データt3とが夫々制御装置C内の第2タイマM2と第
3タイマM3に夫々格納され(S6)、ミシンモータ起動か
ら第2タイマM2がタイムアップするまで、例えば縫針24
がその最上位置から最下位置まで下降し糸環捕捉器32に
より上糸ループ形成される期間の間糸緩めソレノイド20
が駆動され(S7・S8)、第2タイマM2がタイムアップし
たT6の後第3タイマM3がタイムアップしたT7の後、例え
ば縫針24が最上位置から下降して上糸Nsのループが形成
され上糸Nsと下糸Bsとの交絡(結節)が形成される期間
の経過後(S9・S10)、上動ソレノイド55が所定時間
(例えば、60msec)駆動される(S11)。このとき、糸
保持部材100と保持力付与部材97とが第13図(c)に示
す糸保持位置から第13図(a)の退避位置への移動開始
直後の糸保持部材100の解放位置(第13図(b)参照)
のときに上糸端部が解放される。その後連続して縫製が
実行され、S11以降の制御が実行される。
以上説明したように、縫製開始直後の糸緩め期間t2の間
糸緩め機構2により上糸Nsを緩めるので、天秤の上下動
に伴う張力が上糸Nsに殆ど作用せず、上糸端部保持機構
51から上糸端部が勝手に外れることがない。また、縫製
開始から第1針目の上糸Nsと下糸Bsとの交絡が形成され
るまで上糸端部を上糸端部保持機構51で保持するので、
目飛びが生じたり縫針24の目孔25から上糸Nsの糸端が抜
けたりすることがない。
更に、上糸端部保持機構51は最上位置に位置した縫針24
の側方近傍位置に上糸端部を保持するようになっている
ので、上糸端部の長さが短くなるように糸切り機構3で
上糸Nsを切断できる。従って、上糸端部長さを短くでき
るので、第14図に示すように第2針目以降の縫製作動に
より上糸Nsの端部が布地Wの裏側に移動して表側に残ら
なくなり、しかも上糸端部が下糸Bsと鳥の巣状に絡み合
うことがなく、糸摘み作業をする必要がなくなり、各縫
始め部分の縫製品質を格段に向上させることができる。
尚、前記実施例における糸調子機構1、糸緩め機構2、
糸切り機構3は一例を示すものにすぎず、これらに代え
て既存周知の種々の構造のものを用い得ることは勿論で
あり、また糸保持用駆動機構52及び上糸端部保持機構51
も一例を示すものにすぎず既存の種々のものは勿論、本
実施例のものに種々の変形や改造を加えたものを用い得
ることは言うまでもない。
尚、前記実施例では、糸保持用駆動機構52及び上糸端部
保持機構51をも組み込んだ糸切り機構付きミシンMにつ
いて説明したが、本発明ではこれらの機構51・52は必ず
しも必要ではなく省略可能である。この場合においても
糸緩め制御は必要で、第11図の期間t2において糸調子機
構1において上糸Nsを緩めるので、この所定期間の間糸
調子機構1で上糸Nsに付加する抵抗が除去され、必要量
の上糸Nsが糸供給源から供給され、上糸Nsに殆ど張力が
作用しないので、上糸Nsが目孔から外れることはない。
第1針目において縫針24の下降後天秤も下降し糸環捕捉
器32により上糸ループが形成されるときに目孔から延び
た上糸Nsの端部には布地Wから小さな抵抗しか作用しな
いので上糸端部は剣先で引張られて布地Wの裏側へ引き
込まれ、目孔から上糸糸端までの糸量は殆ど変化せず、
第1針目の上糸Nsと下糸Bsとの結節は生じない。
このように、縫製開始直後に、上糸Nsを緩めて縫針24の
目孔から上糸端部が外れるのを確実に防止し且つ上糸端
部を布地Wの裏側へ確実に引き込ませ且つ目孔から上糸
糸端までの糸量を略一定に保持することができる。これ
により、目孔から上糸糸端までの糸量が必要最小量とな
るような糸切り機構3を設け、縫製開始部の上糸Nsが下
糸Bsと鳥の巣状に絡まることなく布地Wの裏側に短く残
るように縫製し、縫製品質を大幅に向上させることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第14図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は一部を切欠いて示したミシンのアーム部の正面図、
第2図はミシンの部分側面図、第3図はベッド部の要部
縦断部分側面図、第4図は糸環捕捉器及び糸切り装置の
部分斜視図、第5図は糸保持用駆動機構の部分側面図、
第6図は糸保持用駆動機構と上糸端部保持機構の側面
図、第7図は第6図VII−VII線断面図、第8図は第7図
VIII−VIII線断面図、第9図はミシンの制御系のブロッ
ク図、第10図は上糸保持制御や糸緩め制御を含む上糸処
理制御のルーチンの概略フローチャート、第11図は各種
信号のタイムチャート、第12図は上糸端部保持機構及び
糸保持用駆動機構の機構図、第13図(a)〜(c)は夫
々糸保持機構の各状態を示す部分正面図、第14図は縫製
開始部の上糸の糸端部を示す布地の拡大断面図、第15図
及び第16図は夫々従来技術に係る第14図相当図である。 M……ミシン、1……糸調子機構、3……糸切り機構、
11……固定糸調子皿、12……可動糸調子皿、15……糸緩
め軸、20……糸緩めソレノイド、24……縫針、27……針
板、30……外釜、31……中釜、34……固定刃、40……可
動刃、48……糸切りソレノイド、51……上糸端部保持機
構、52……糸保持用駆動機構、54……第2ソレノイド、
55……上動ソレノイド、56……下動ソレノイド、59……
第1ソレノイド、71……第1リンク、78……第2リン
ク、80……第3リンク、100……糸保持部材、101……フ
ック部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンモータにより駆動されベッドの針板
    の針孔を挿通して上下に往復駆動される縫針と、縫針の
    上下動と同期して駆動される天秤と、針板の下方に配設
    され縫針と協働して上糸と下糸とを交絡させる釜と、針
    板と釜との間において上糸と下糸とを切断するための糸
    切り機構と、糸供給源と天秤との間の上糸に抵抗力を付
    加する糸調子機構と、糸調子機構により上糸に付加され
    る抵抗力を解除するための糸緩め機構とを備えたミシン
    において、 ミシンモータ起動開始信号を受けたとき、縫製開始時に
    糸調子機構において上糸を緩めるためにミシンモータ起
    動から所定期間糸緩め機構を作動させる上糸緩め制御手
    段と、 最上位置に位置した縫針の下方近傍の糸捕捉位置と最上
    位置に位置した縫針の側方近傍の糸保持位置と保持した
    上糸を開放する開放位置とに亙って移動可能な糸保持部
    材と、この糸保持部材と協働して上糸の端部を保持する
    保持力付与部材とを含み、前記所定期間の間、上糸の端
    部を糸保持位置に保持する上糸端部保持手段と、 を設けたことを特徴とする糸切り機構付きミシン。
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