JPH0716099B2 - 多層回路パッケージ及びその製造方法 - Google Patents
多層回路パッケージ及びその製造方法Info
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- Y10T29/43—Electric condenser making
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- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部回路素子を持つ
カード及びボードなどの多層回路パッケージ及びその製
造方法に関し、特に構造的に一体埋め込み型の薄膜コン
デンサ手段を持つ多層回路のカードやボードに関する。
実施例では、多層セラミック回路パッケージなどの多層
回路パッケージあるいは、ポリイミドや、エポキシ含浸
ガラス・クロスの多層構造材を持つ多層回路パッケージ
に、少なくともパワー・コア、グラウンド・コア、第1
薄膜信号コア、第2薄膜信号コア、及びそれらの間の薄
膜誘電体が載置され、第1及び第2の薄膜信号コアと誘
電薄膜が薄膜コンデンサを形成する。
カード及びボードなどの多層回路パッケージ及びその製
造方法に関し、特に構造的に一体埋め込み型の薄膜コン
デンサ手段を持つ多層回路のカードやボードに関する。
実施例では、多層セラミック回路パッケージなどの多層
回路パッケージあるいは、ポリイミドや、エポキシ含浸
ガラス・クロスの多層構造材を持つ多層回路パッケージ
に、少なくともパワー・コア、グラウンド・コア、第1
薄膜信号コア、第2薄膜信号コア、及びそれらの間の薄
膜誘電体が載置され、第1及び第2の薄膜信号コアと誘
電薄膜が薄膜コンデンサを形成する。
【0002】
【従来の技術】電子回路には、抵抗器、コンデンサ、コ
イル、ダイオード、トランジスタなど数千あるいは数百
万もの電子回路素子を収容できる。回路素子は各々相互
に接続して回路を形成し、個々の回路を相互に接続して
機能ユニットを構成しなければならない。電力や信号は
これらの相互接続によって供給される。各機能ユニット
は機械的に支持し構造的に保護する必要がある。電気回
路は、機能させるには電気エネルギを要し、機能を維持
するには熱エネルギの除去を要する。回路素子及び回路
の保護・収容・冷却・相互接続には、チップ、モジュー
ル、回路カード、回路ボードなどの超小型電子パッケー
ジが用いられる。
イル、ダイオード、トランジスタなど数千あるいは数百
万もの電子回路素子を収容できる。回路素子は各々相互
に接続して回路を形成し、個々の回路を相互に接続して
機能ユニットを構成しなければならない。電力や信号は
これらの相互接続によって供給される。各機能ユニット
は機械的に支持し構造的に保護する必要がある。電気回
路は、機能させるには電気エネルギを要し、機能を維持
するには熱エネルギの除去を要する。回路素子及び回路
の保護・収容・冷却・相互接続には、チップ、モジュー
ル、回路カード、回路ボードなどの超小型電子パッケー
ジが用いられる。
【0003】集積回路内では、集積回路チップによっ
て、回路素子と回路素子、回路と回路の相互接続、放
熱、機械的保護が行われる。モジュール内に封止された
このチップは第1レベル・パッケージと呼ばれる。
て、回路素子と回路素子、回路と回路の相互接続、放
熱、機械的保護が行われる。モジュール内に封止された
このチップは第1レベル・パッケージと呼ばれる。
【0004】このほかパッケージ・レベルは少なくとも
1つある。この第2レベル・パッケージは回路カードで
ある。回路カードは少なくとも3つの機能に必要であ
る。第1に、所望の機能を実行するために必要な回路ま
たはビットの総カウントが第1レベル・パッケージすな
わちチップのカウントを超えるので、回路カードが用い
られる。第2に、第2レベル・パッケージすなわち回路
ボードは、第1レベル・パッケージすなわちチップやモ
ジュールに簡単には組み込めない構成素子のためのサイ
トを提供する。こうした構成素子には、コンデンサ、精
密抵抗器などがある。第3に、回路ボードは、他の回路
素子との間で信号を相互に接続する。
1つある。この第2レベル・パッケージは回路カードで
ある。回路カードは少なくとも3つの機能に必要であ
る。第1に、所望の機能を実行するために必要な回路ま
たはビットの総カウントが第1レベル・パッケージすな
わちチップのカウントを超えるので、回路カードが用い
られる。第2に、第2レベル・パッケージすなわち回路
ボードは、第1レベル・パッケージすなわちチップやモ
ジュールに簡単には組み込めない構成素子のためのサイ
トを提供する。こうした構成素子には、コンデンサ、精
密抵抗器などがある。第3に、回路ボードは、他の回路
素子との間で信号を相互に接続する。
【0005】ほとんどのアプリケーションに第3レベル
・パッケージがある。これはボード・レベルのパッケー
ジである。ボードは、複数のカードをつなぐコネクタを
備える。
・パッケージがある。これはボード・レベルのパッケー
ジである。ボードは、複数のカードをつなぐコネクタを
備える。
【0006】パッケージ設計すなわちカードやボードの
設計は、小さい面積での接続密度の増加に対応する必要
から進められている。高い接続密度に対応するために、
カードやボードは多層構造をとる。
設計は、小さい面積での接続密度の増加に対応する必要
から進められている。高い接続密度に対応するために、
カードやボードは多層構造をとる。
【0007】カードやボードは、デジタルとアナログの
両回路に用いられているが、デジタル回路用途が最も多
い。デジタル回路では、第1の個別電圧値まわりの狭い
帯域は論理“0”に、第2の個別電圧値まわりのもう1
つの狭い帯域は論理“1”に対応する。こうした特性を
有する信号は“デジタル信号”である。デジタル情報処
理は、これらデジタル信号の転送、格納、及びアプリケ
ーションに依存する。
両回路に用いられているが、デジタル回路用途が最も多
い。デジタル回路では、第1の個別電圧値まわりの狭い
帯域は論理“0”に、第2の個別電圧値まわりのもう1
つの狭い帯域は論理“1”に対応する。こうした特性を
有する信号は“デジタル信号”である。デジタル情報処
理は、これらデジタル信号の転送、格納、及びアプリケ
ーションに依存する。
【0008】デジタル情報処理では、信号は、あるバイ
ナリ・レベルから別のバイナリ・レベルに変化する。こ
の変化は、理想的には“ステップ機能”として転送され
る。しかしこの理想的なステップ機能は、抵抗、キャパ
シタンス、インダクタンス、パッケージ内の転送ライン
及び他の転送ラインの効果によって歪んでしまう。さら
にこのステップ機能は、理想的であるにしろ歪みがある
にしろ、また別の歪みとスプリアス信号すなわちノイズ
を、及び回路パッケージ内の他のライン上に誘起信号を
発生させる。したがってデジタル回路からノイズを取り
除くこと(フィルタリング)が必要がある。
ナリ・レベルから別のバイナリ・レベルに変化する。こ
の変化は、理想的には“ステップ機能”として転送され
る。しかしこの理想的なステップ機能は、抵抗、キャパ
シタンス、インダクタンス、パッケージ内の転送ライン
及び他の転送ラインの効果によって歪んでしまう。さら
にこのステップ機能は、理想的であるにしろ歪みがある
にしろ、また別の歪みとスプリアス信号すなわちノイズ
を、及び回路パッケージ内の他のライン上に誘起信号を
発生させる。したがってデジタル回路からノイズを取り
除くこと(フィルタリング)が必要がある。
【0009】フィルタリングは、デジタル回路パッケー
ジでは、適当なRC時定数及びバンド・パス特性を持つ
RCフィルタ回路を内部に設け、それにより信号ライン
を、たとえばパワー・ライン、グラウンド・ラインその
他のラインと容量を介して結合または遮断することによ
って行える。
ジでは、適当なRC時定数及びバンド・パス特性を持つ
RCフィルタ回路を内部に設け、それにより信号ライン
を、たとえばパワー・ライン、グラウンド・ラインその
他のラインと容量を介して結合または遮断することによ
って行える。
【0010】これらの目的を達成するためにキャパシタ
ンス/RC回路を内部に設ける試みについては周知のと
おりである。たとえばKevin W. Colvinによる、HIGHCAP
ACITANCE FLEXIBLE CIRCUITについての米国特許出願書
類H416(1988年1月5日公開)は、個別セラミック・コン
デンサを組み込んだ多層フレキシブル回路について説明
している。同特許の回路パッケージでは、容量素子が、
フレキシブル基板とは異なる物質のチップまたはウェハ
から成り、誘電定数が高く、各チップの対抗面は導電膜
を有する。
ンス/RC回路を内部に設ける試みについては周知のと
おりである。たとえばKevin W. Colvinによる、HIGHCAP
ACITANCE FLEXIBLE CIRCUITについての米国特許出願書
類H416(1988年1月5日公開)は、個別セラミック・コン
デンサを組み込んだ多層フレキシブル回路について説明
している。同特許の回路パッケージでは、容量素子が、
フレキシブル基板とは異なる物質のチップまたはウェハ
から成り、誘電定数が高く、各チップの対抗面は導電膜
を有する。
【0011】Sheldon H. Buttによる、MULTILAYER CIRC
UITRY についての米国特許出願第4682414号明細
書は、1面が凹部になった多層回路パッケージについて
述べている。同特許で説明されているように、第1の個
別電子素子は凹部内に配置され、第2の個別電子素子は
パッケージ表面に配置される。
UITRY についての米国特許出願第4682414号明細
書は、1面が凹部になった多層回路パッケージについて
述べている。同特許で説明されているように、第1の個
別電子素子は凹部内に配置され、第2の個別電子素子は
パッケージ表面に配置される。
【0012】Louis E. Gatesらによる、MICROELECTRONI
C PACKAGE についての米国特許第4705917号明細
書は、チップと個別コンデンサを配置・接続できる凹部
を設けるための開口を内部に持つ超小型電子パッケージ
を扱う。複数のセラミック層から形成され、層の一部が
内部に開口を持つ超小型電子パッケージについて説明さ
れている。内部の開口は、パッケージ内で凹部を成し、
これが個別素子を担持する。この明細書で取り上げられ
ている個別素子にはコンデンサが含まれる。
C PACKAGE についての米国特許第4705917号明細
書は、チップと個別コンデンサを配置・接続できる凹部
を設けるための開口を内部に持つ超小型電子パッケージ
を扱う。複数のセラミック層から形成され、層の一部が
内部に開口を持つ超小型電子パッケージについて説明さ
れている。内部の開口は、パッケージ内で凹部を成し、
これが個別素子を担持する。この明細書で取り上げられ
ている個別素子にはコンデンサが含まれる。
【0013】Candice Brownによる、CHIP ON BOARD PAC
KAGE FOR INTEGRATED CIRCUITDEVICES USING PRINTED C
IRCUIT BOARDS AND MEANS FOR CONVEYING THE HEATTO T
HE OPPOSITE SIDE OF THE PACKAGE FROM THE CHIP MOUN
TING SIDE TOPERMIT THE HEAT TO DISSIPATE THEREFROM
についての米国特許第4729061号明細書は、集積
回路ダイスを装着するために少なくとも1つのキャビテ
ィを内部に持つ回路パッケージについて説明している。
KAGE FOR INTEGRATED CIRCUITDEVICES USING PRINTED C
IRCUIT BOARDS AND MEANS FOR CONVEYING THE HEATTO T
HE OPPOSITE SIDE OF THE PACKAGE FROM THE CHIP MOUN
TING SIDE TOPERMIT THE HEAT TO DISSIPATE THEREFROM
についての米国特許第4729061号明細書は、集積
回路ダイスを装着するために少なくとも1つのキャビテ
ィを内部に持つ回路パッケージについて説明している。
【0014】Hirosi Oodairaらによる、A METHOD OF MA
KING A CIRCUIT BOARD AND ACIRCUIT BOARD PRODUCED T
HEREBYについての米国特許第4751126号明細書
は、フレキシブル基板が接合されたフレキシブル回路パ
ッケージについて述べている。コンデンサなどの個別回
路素子は、フレキシブル基板の塑性変形を利用すること
で、フレキシブル基板相互間に埋め込めると説明してい
る。
KING A CIRCUIT BOARD AND ACIRCUIT BOARD PRODUCED T
HEREBYについての米国特許第4751126号明細書
は、フレキシブル基板が接合されたフレキシブル回路パ
ッケージについて述べている。コンデンサなどの個別回
路素子は、フレキシブル基板の塑性変形を利用すること
で、フレキシブル基板相互間に埋め込めると説明してい
る。
【0015】Vincent J. Blackらによる、FLEXIBLE FIL
M CHIP CARRIER WITH DECOUPLINGCAPACITORSについての
米国特許第4744008号明細書は、表面に少なくと
も1つの個別遮断コンデンサを装着して回路化したポリ
イミド薄膜チップ・キャリヤから形成された超小型電子
パッケージについて説明している。
M CHIP CARRIER WITH DECOUPLINGCAPACITORSについての
米国特許第4744008号明細書は、表面に少なくと
も1つの個別遮断コンデンサを装着して回路化したポリ
イミド薄膜チップ・キャリヤから形成された超小型電子
パッケージについて説明している。
【0016】Alain CleiによるPROCESS FOR PRODUCING
HYBRID CIRCUITS WITH INTEGRATEDCAPACITORS AND RESI
STORS AND CIRCUITS OBTAINED BY THIS PROCESSについ
ての米国特許第4460938号明細書は、ハイブリッ
ド回路構造すなわち回路パッケージそのものではなく、
タンタル、電極、タンタルの自然酸化物の誘電体など、
バルブ金属を持つ薄膜コンデンサを加えた構造を取り上
げている。自然酸化物はタンタルの陽極酸化によって形
成される。
HYBRID CIRCUITS WITH INTEGRATEDCAPACITORS AND RESI
STORS AND CIRCUITS OBTAINED BY THIS PROCESSについ
ての米国特許第4460938号明細書は、ハイブリッ
ド回路構造すなわち回路パッケージそのものではなく、
タンタル、電極、タンタルの自然酸化物の誘電体など、
バルブ金属を持つ薄膜コンデンサを加えた構造を取り上
げている。自然酸化物はタンタルの陽極酸化によって形
成される。
【0017】Christopher H. BajorekらによるMULTIPLE
LAYER、CERAMIC CARRIER FORHIGH SWITCHING SPEED VL
SI CHIPS についての米国特許第4328520号明細
書は、薄いコンデンサ・シートをセラミック構造で積層
した超小型電子パッケージを扱う。コンデンサの電極板
は配電導体(パワー・プレーン)として使える。また電
極板を、パワー・プレインに至るかまたは貫通する導電
バイアに接続することもできる。容量素子は薄い金属シ
ートと誘電物質の積層である。この容量積層は、グリー
ン(未焼成)誘電体のグリーン(未焼成)シートとその
上の金属導体層を、所定個数の層対が得られるまで連続
して形成し、グリーン(未焼成)積層を焼成して容量積
層を形成し、外面を回路化することによって形成され
る。
LAYER、CERAMIC CARRIER FORHIGH SWITCHING SPEED VL
SI CHIPS についての米国特許第4328520号明細
書は、薄いコンデンサ・シートをセラミック構造で積層
した超小型電子パッケージを扱う。コンデンサの電極板
は配電導体(パワー・プレーン)として使える。また電
極板を、パワー・プレインに至るかまたは貫通する導電
バイアに接続することもできる。容量素子は薄い金属シ
ートと誘電物質の積層である。この容量積層は、グリー
ン(未焼成)誘電体のグリーン(未焼成)シートとその
上の金属導体層を、所定個数の層対が得られるまで連続
して形成し、グリーン(未焼成)積層を焼成して容量積
層を形成し、外面を回路化することによって形成され
る。
【0018】これに代わる、Bajorekらによる実施例で
は、容量積層は、グリーン(未焼成)シートをメタライ
ズし、メタライズされたグリーン(未焼成)シートの各
々を焼結し、メタライズされ焼成された各積層を、たと
えばガラスやブレージング材と接合し、その上面をメタ
ライズすることによって形成される。
は、容量積層は、グリーン(未焼成)シートをメタライ
ズし、メタライズされたグリーン(未焼成)シートの各
々を焼結し、メタライズされ焼成された各積層を、たと
えばガラスやブレージング材と接合し、その上面をメタ
ライズすることによって形成される。
【0019】David A. ThompsonによるCHIP PACKAGE WI
TH HIGH CAPACITANCE、STACKEDVLSI/POWER SHEETS EXT
ENDING THROUGH SLOTS IN SUBSTRATE についての米国特
許第4237522号明細書は、バス・ラインからチッ
プへ給電する、容量を介して接合された絶縁パワー・シ
ートについて説明している。絶縁パワー・シートは10
ミルの導体と0.5ミルの誘電層との厚膜積層である。
TH HIGH CAPACITANCE、STACKEDVLSI/POWER SHEETS EXT
ENDING THROUGH SLOTS IN SUBSTRATE についての米国特
許第4237522号明細書は、バス・ラインからチッ
プへ給電する、容量を介して接合された絶縁パワー・シ
ートについて説明している。絶縁パワー・シートは10
ミルの導体と0.5ミルの誘電層との厚膜積層である。
【0020】Wolf-Dieter MuenzによるELECTRIC THIN F
ILM CIRCUIT AND METHOD FOR ITSMANUFACTURE について
の米国特許第3949275号明細書は、対になった電
極の間に誘電層を配した薄膜コンデンサを持つ薄膜回路
について述べている。誘電層は、電極の形成に用いられ
る物質の自然酸化物である。電極は、バルブ金属から、
自然酸化物の誘電層は、電極物質の表面の陽極酸化によ
って形成される。
ILM CIRCUIT AND METHOD FOR ITSMANUFACTURE について
の米国特許第3949275号明細書は、対になった電
極の間に誘電層を配した薄膜コンデンサを持つ薄膜回路
について述べている。誘電層は、電極の形成に用いられ
る物質の自然酸化物である。電極は、バルブ金属から、
自然酸化物の誘電層は、電極物質の表面の陽極酸化によ
って形成される。
【0021】Takeo NishimuraによるMETHOD OF PRODUCI
NG THIN FILM INTEGRATED CIRCUITSについての米国特許
第3699011号明細書は、半導体の直下に薄膜コン
デンサを配置した薄膜回路を扱っている。薄膜コンデン
サでは、対になった電極に誘電層が挟まれており、誘電
層は、電極の形成に用いられる物質の自然酸化物であ
る。電極は、バルブ金属などの酸化可能な金属から形成
され、自然酸化物の誘電層は、電極物質の表面の陽極酸
化によって形成される。
NG THIN FILM INTEGRATED CIRCUITSについての米国特許
第3699011号明細書は、半導体の直下に薄膜コン
デンサを配置した薄膜回路を扱っている。薄膜コンデン
サでは、対になった電極に誘電層が挟まれており、誘電
層は、電極の形成に用いられる物質の自然酸化物であ
る。電極は、バルブ金属などの酸化可能な金属から形成
され、自然酸化物の誘電層は、電極物質の表面の陽極酸
化によって形成される。
【0022】William OrrによるTHIN FILM DISTRIBUTED
RC STRUCTURE についての米国特許第3665346号
明細書(米国特許第3542654号明細書の一部)
は、不活性基板上に位置し、不活性基板、陽極酸化可能
な抵抗膜、陽極酸化可能な抵抗膜上に形成された誘電酸
化物、及び誘電膜の対抗面に形成された導電対電極から
成る薄膜RC回路素子について述べている。抵抗膜は、
陽極酸化によって誘電自然酸化物が容易に形成される高
融点金属である。
RC STRUCTURE についての米国特許第3665346号
明細書(米国特許第3542654号明細書の一部)
は、不活性基板上に位置し、不活性基板、陽極酸化可能
な抵抗膜、陽極酸化可能な抵抗膜上に形成された誘電酸
化物、及び誘電膜の対抗面に形成された導電対電極から
成る薄膜RC回路素子について述べている。抵抗膜は、
陽極酸化によって誘電自然酸化物が容易に形成される高
融点金属である。
【0023】Dudley A. ChanceらによるCHIP CARRIER F
OR LARGE SCALE INTEGRATEDCIRCUITS AND A METHOD FOR
THE FABRICATION OF THE CARRIERについての欧州特許
出願第0083405号明細書(公開、米国特許第44
53176号明細書に対応)は、埋め込み型コンデンサ
構造を含むLSIチップのキャリヤについて述べてい
る。コンデンサを構成する方法は正確には説明されてい
ないが、コンデンサ構造の少なくとも1つの電極層は、
分割された複数の電極板から成る。電極板の各セグメン
トは、各バイア・ラインを通して個別にアドレスでき
る。バイア・ラインは、内部の電極セグメントから、キ
ャリヤのチップ装着面上の切断可能なリンクに伸びる。
切断可能なリンクは各々、レーザなどで切断すれば、コ
ンデンサの欠陥セグメントを修復あるいは除去できる。
OR LARGE SCALE INTEGRATEDCIRCUITS AND A METHOD FOR
THE FABRICATION OF THE CARRIERについての欧州特許
出願第0083405号明細書(公開、米国特許第44
53176号明細書に対応)は、埋め込み型コンデンサ
構造を含むLSIチップのキャリヤについて述べてい
る。コンデンサを構成する方法は正確には説明されてい
ないが、コンデンサ構造の少なくとも1つの電極層は、
分割された複数の電極板から成る。電極板の各セグメン
トは、各バイア・ラインを通して個別にアドレスでき
る。バイア・ラインは、内部の電極セグメントから、キ
ャリヤのチップ装着面上の切断可能なリンクに伸びる。
切断可能なリンクは各々、レーザなどで切断すれば、コ
ンデンサの欠陥セグメントを修復あるいは除去できる。
【0024】このほか埋め込み型コンデンサ構造を示し
た文献には次のものがある。
た文献には次のものがある。
【0025】a.SEMICONDUCTOR DEVICEに関する特許出
願第59−233109号明細書(1984年11月7日出
願、特開昭61−112369号として1986年5月30日
公開)は、チップ・キャリヤの外面に被着したコンデン
サについて述べている。コンデンサはパシヴェイション
層の上に被着され、(i)アルミニウムのグラウンド
層、(ii)窒化シリコン層に代表される誘電層、(i
ii)アルミニウムの電源層、及び(iv)SiO2絶
縁層を含む。
願第59−233109号明細書(1984年11月7日出
願、特開昭61−112369号として1986年5月30日
公開)は、チップ・キャリヤの外面に被着したコンデン
サについて述べている。コンデンサはパシヴェイション
層の上に被着され、(i)アルミニウムのグラウンド
層、(ii)窒化シリコン層に代表される誘電層、(i
ii)アルミニウムの電源層、及び(iv)SiO2絶
縁層を含む。
【0026】b.PLUG-IN PACKAGE WITH CAPACITORに関
する特許出願第59−127869号明細書(1984年6
月21日出願、特開昭61−6846号として1986年1月1
3日公開)は、電源をフィルタしてパッケージに装着さ
れたチップに供給するために内部に個別コンデンサ・チ
ップを用いることについて述べている。
する特許出願第59−127869号明細書(1984年6
月21日出願、特開昭61−6846号として1986年1月1
3日公開)は、電源をフィルタしてパッケージに装着さ
れたチップに供給するために内部に個別コンデンサ・チ
ップを用いることについて述べている。
【0027】c.PACKAGE FOR SEMICONDUCTOR DEVICEに
関する特許出願第57−192963号明細書(1982年
11月11日出願、特開昭59−82753号として1984年
5月12日公開) は、コンデンサを構造的、電気的に、埋
め込み型メモリ・チップとパッケージの接地面との間に
配置した超小型電子パッケージについて述べている。
関する特許出願第57−192963号明細書(1982年
11月11日出願、特開昭59−82753号として1984年
5月12日公開) は、コンデンサを構造的、電気的に、埋
め込み型メモリ・チップとパッケージの接地面との間に
配置した超小型電子パッケージについて述べている。
【0028】d.SEMICONDUCTOR INTEGRATED CIRCUIT D
EVICE に関する特許出願第57−164460号明細書
(1982年9月21日出願、特開昭59−54254号とし
て1984年3月29日公開)は、樹脂を埋め込んだコンデン
サを構造上また電気的に、メモリ・チップとパッケージ
の電源面との間に配置した超小型電子パッケージについ
て述べている。
EVICE に関する特許出願第57−164460号明細書
(1982年9月21日出願、特開昭59−54254号とし
て1984年3月29日公開)は、樹脂を埋め込んだコンデン
サを構造上また電気的に、メモリ・チップとパッケージ
の電源面との間に配置した超小型電子パッケージについ
て述べている。
【0029】e.SEMICONDUCTOR DEVICEに関する特許出
願第57−115045号明細書(1982年6月30日出
願、特開昭59−5654号として1984年1月12日公
開)は、フリップ・チップ基板内またはフリップ・チッ
プ表面に配置できるコンデンサを取り上げている。コン
デンサはチップ電源と並列である。
願第57−115045号明細書(1982年6月30日出
願、特開昭59−5654号として1984年1月12日公
開)は、フリップ・チップ基板内またはフリップ・チッ
プ表面に配置できるコンデンサを取り上げている。コン
デンサはチップ電源と並列である。
【0030】J.M. BrownlowによるSTRESS AVOIDANCE IN
COFIRED TWO MATERIAL CERAMICS、IBM Technical Disc
losure Bulletin、Vol. 22、(9) (1980年2月)、pp. 425
6-4257は、パッケージの作製に用いられる構造セラミッ
ク材と、比較的厚い内部コンデンサに用いられる高キャ
パシタンス・セラミクスとの間の熱膨張係数の違いによ
る問題を取り上げている。構造セラミック層が焼結され
てチタン酸基の高キャパシタンス誘電体になるときに生
じる高応力とクラックの問題に触れている。この問題に
対して1つ解決法を提示している。つまりコンデンサ
(チタン酸基とその電極)は最初、たとえば樹脂とセラ
ミックのスラリから樹脂セラミックを形成し、次に樹脂
金属パターンを樹脂セラミック・シートに対してスクリ
ーニングすることによって形成される。コンデンサをモ
ノリシック・パッケージ構造から機械的に分離し、それ
によって熱応力を回避するために、樹脂の含有量が多い
ペーストが用いられる。
COFIRED TWO MATERIAL CERAMICS、IBM Technical Disc
losure Bulletin、Vol. 22、(9) (1980年2月)、pp. 425
6-4257は、パッケージの作製に用いられる構造セラミッ
ク材と、比較的厚い内部コンデンサに用いられる高キャ
パシタンス・セラミクスとの間の熱膨張係数の違いによ
る問題を取り上げている。構造セラミック層が焼結され
てチタン酸基の高キャパシタンス誘電体になるときに生
じる高応力とクラックの問題に触れている。この問題に
対して1つ解決法を提示している。つまりコンデンサ
(チタン酸基とその電極)は最初、たとえば樹脂とセラ
ミックのスラリから樹脂セラミックを形成し、次に樹脂
金属パターンを樹脂セラミック・シートに対してスクリ
ーニングすることによって形成される。コンデンサをモ
ノリシック・パッケージ構造から機械的に分離し、それ
によって熱応力を回避するために、樹脂の含有量が多い
ペーストが用いられる。
【0031】R.O. LussowによるINTERNAL CAPACITORS A
ND RESISTORS FOR MULTILAYERCERAMIC MODULES、IBM Te
chnical Disclosure Bulletin、Vol. 20、(9) (1978年2
月)、pp. 3436-3437 は、配置されたバイア内にグリー
ン(未焼成)誘電ペーストを付着させ、グリーン(未焼
成)パッケージを焼成して容量素子を形成することによ
って、埋め込み型内部コンデンサを形成することについ
て述べている。
ND RESISTORS FOR MULTILAYERCERAMIC MODULES、IBM Te
chnical Disclosure Bulletin、Vol. 20、(9) (1978年2
月)、pp. 3436-3437 は、配置されたバイア内にグリー
ン(未焼成)誘電ペーストを付着させ、グリーン(未焼
成)パッケージを焼成して容量素子を形成することによ
って、埋め込み型内部コンデンサを形成することについ
て述べている。
【0032】C.H. Bajorek、D.A. Chance、C.W. Ho、及
びE.E. ShapiroによるINTEGRATED、LOW INDUCTANCE、SM
ALL AREA CAPACITORS FOR VLSI SEMICONDUCTOR PACKAGE
S、IBM Technical Disclosure Bulletin、Vol. 25、(2)
(1982年7月)、pp. 883-888 は、電子パッケージ用の低
インダクタンス・パラレル・プレート・コンデンサ構造
について説明している。パラレル・プレート・コンデン
サは、同文献の図2A及び図2Dで多層セラミック・イ
ンタポーザの一部として、図2B及び図2Cでは半導体
チップの直下のポケット・パッケージ内にフラッシュ・
マウントされるものとして説明されている。
びE.E. ShapiroによるINTEGRATED、LOW INDUCTANCE、SM
ALL AREA CAPACITORS FOR VLSI SEMICONDUCTOR PACKAGE
S、IBM Technical Disclosure Bulletin、Vol. 25、(2)
(1982年7月)、pp. 883-888 は、電子パッケージ用の低
インダクタンス・パラレル・プレート・コンデンサ構造
について説明している。パラレル・プレート・コンデン
サは、同文献の図2A及び図2Dで多層セラミック・イ
ンタポーザの一部として、図2B及び図2Cでは半導体
チップの直下のポケット・パッケージ内にフラッシュ・
マウントされるものとして説明されている。
【0033】従来の技術はこのように、超小型電子パッ
ケージにキャパシタンスを提供するために様々な方法及
び構造を提示している。これには、埋め込み型薄膜コン
デンサ、サーフェス・マウント型コンデンサ、サーフェ
ス・フィルム型コンデンサ、多様な凹部、インサート、
中空内の個別コンデンサが含まれる。個別コンデンサを
回路パッケージに装着するには別に作製ステップが必要
になる。また、個別コンデンサを使用すると、RC時定
数、バンド・パス幅、容量結合、及び容量遮断を指定す
る上でフレキシビリティがなくなる。
ケージにキャパシタンスを提供するために様々な方法及
び構造を提示している。これには、埋め込み型薄膜コン
デンサ、サーフェス・マウント型コンデンサ、サーフェ
ス・フィルム型コンデンサ、多様な凹部、インサート、
中空内の個別コンデンサが含まれる。個別コンデンサを
回路パッケージに装着するには別に作製ステップが必要
になる。また、個別コンデンサを使用すると、RC時定
数、バンド・パス幅、容量結合、及び容量遮断を指定す
る上でフレキシビリティがなくなる。
【0034】厚膜作製方法すなわちグリーン(未焼成)
誘電体と金属導体のインタリーブ層を連続して積層・焼
結する方法は、すべての面で満足のいく解決法ではな
い。多レベル・バイアが必要である。コンデンサ・パラ
メータ、誘電体の厚み、及び電極領域を設計段階で制御
するする方法は少ない。さらに、パッケージ内の厚膜ヘ
テロ構造は、構造パッケージ材に熱膨張の不一致をもた
らす。
誘電体と金属導体のインタリーブ層を連続して積層・焼
結する方法は、すべての面で満足のいく解決法ではな
い。多レベル・バイアが必要である。コンデンサ・パラ
メータ、誘電体の厚み、及び電極領域を設計段階で制御
するする方法は少ない。さらに、パッケージ内の厚膜ヘ
テロ構造は、構造パッケージ材に熱膨張の不一致をもた
らす。
【0035】したがって、パッケージの構造、熱、及び
電気的な整合性を維持しながらパッケージ・キャパシタ
ンスを具体的に指定できる、簡易なパッケージ作製方法
が必要なことは明らかである。
電気的な整合性を維持しながらパッケージ・キャパシタ
ンスを具体的に指定できる、簡易なパッケージ作製方法
が必要なことは明らかである。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、内
部キャパシタンス手段の作製を含めた簡易な電子パッケ
ージ作製方法を提供することにある。
部キャパシタンス手段の作製を含めた簡易な電子パッケ
ージ作製方法を提供することにある。
【0037】この発明の目的には、論理回路のチップ及
びモジュールに使用できるパッケージ表面を拡大し、パ
ッケージ密度を上げるために、パッケージ表面から受動
素子を取り除くことも含まれる。
びモジュールに使用できるパッケージ表面を拡大し、パ
ッケージ密度を上げるために、パッケージ表面から受動
素子を取り除くことも含まれる。
【0038】この発明の目的には、作製プロセスにおい
てパッケージ及び回路キャパシタンスについて具体的な
値を得ることも含まれる。
てパッケージ及び回路キャパシタンスについて具体的な
値を得ることも含まれる。
【0039】この発明の目的には、電子パッケージの構
造、熱、及び電気的な整合性を維持しながら、内部キャ
パシタンスを確保することも含まれる。
造、熱、及び電気的な整合性を維持しながら、内部キャ
パシタンスを確保することも含まれる。
【0040】この発明の目的には、電子パッケージに内
部キャパシタンス構造を薄膜によって形成する方法を提
供することも含まれる。
部キャパシタンス構造を薄膜によって形成する方法を提
供することも含まれる。
【0041】この発明の目的には、薄膜内部コンデンサ
を持つ電子パッケージを提供することも含まれる。
を持つ電子パッケージを提供することも含まれる。
【0042】この発明の目的には、コンデンサと能動素
子が、少数のバイア及びスルーホールを通して配線され
る部分などで配線ルートを簡略にした電子パッケージを
提供することも含まれる。
子が、少数のバイア及びスルーホールを通して配線され
る部分などで配線ルートを簡略にした電子パッケージを
提供することも含まれる。
【0043】この発明の目的には、スルーホール及びハ
ンダ・ジョイントを少なくし、これに伴って、ドリル・
ユニット時間を短縮し、製品の歩留まりと信頼性を向上
したパッケージを提供することも含まれる。
ンダ・ジョイントを少なくし、これに伴って、ドリル・
ユニット時間を短縮し、製品の歩留まりと信頼性を向上
したパッケージを提供することも含まれる。
【0044】この発明の目的には、コンデンサと能動素
子を近接させることでライン・ディレイを抑えることも
含まれる。
子を近接させることでライン・ディレイを抑えることも
含まれる。
【0045】この発明の目的には、高導電率の電極を持
つ内部薄膜コンデンサを提供することも含まれる。
つ内部薄膜コンデンサを提供することも含まれる。
【0046】この発明の目的には、高誘電定数の誘電体
を持つ内部薄膜コンデンサを提供することも含まれる。
を持つ内部薄膜コンデンサを提供することも含まれる。
【0047】この発明の目的には、高誘電係数の自然酸
化物を容易に形成するY、Ti、Zr、Ta、Hf、N
b、Mo、Wなどのような金属よりも導電率の高い電極
と、これに挟まれた高誘電係数の薄膜すなわち、これま
でのY、Ti、Bi、Sb、Zr、Ta、Hf、Nd、
Mo、及びWの酸化物に見られる程度の相対誘電定数を
持つ誘電体とを組み合わせたことを特徴とする電子パッ
ケージを提供することも含まれる。
化物を容易に形成するY、Ti、Zr、Ta、Hf、N
b、Mo、Wなどのような金属よりも導電率の高い電極
と、これに挟まれた高誘電係数の薄膜すなわち、これま
でのY、Ti、Bi、Sb、Zr、Ta、Hf、Nd、
Mo、及びWの酸化物に見られる程度の相対誘電定数を
持つ誘電体とを組み合わせたことを特徴とする電子パッ
ケージを提供することも含まれる。
【0048】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、ここで
述べる薄膜作製方法及びこの方法によって作製される多
層薄膜電子回路パッケージによって達成され、従来技術
の欠点が克服される。
述べる薄膜作製方法及びこの方法によって作製される多
層薄膜電子回路パッケージによって達成され、従来技術
の欠点が克服される。
【0049】“薄膜電子回路パッケージ”は、内部薄膜
コンデンサを1つ以上含む電子回路パッケージをいう。
“内部コンデンサ”は、電子回路パッケージ内にあり、
少なくとも1つの電極面がバイアまたはスルーホールに
よってアクセス可能なコンデンサをいう。“薄膜コンデ
ンサ”は、コンデンサの電極の一方または両方が厚さ約
100ミクロン未満、コンデンサの誘電層の厚みが約1
2ミクロン未満、及び誘電層が薄膜形成法によって形成
されるコンデンサをいう。“薄膜形成法”は、薄膜デバ
イスを作製する電子分野で用いられ、蒸着、化学的気相
成長(CVD)、プラズマCVD、粒子ビーム・エピタ
キシ、スパッタリング、同時スパッタリング、反応性ス
パッタリングなどを含めたエピタキシャル製造法をい
う。こうしたエピタキシャル法は、自然酸化物誘電体を
形成する、下層の電極構造の酸化とは区別すべきもので
ある。
コンデンサを1つ以上含む電子回路パッケージをいう。
“内部コンデンサ”は、電子回路パッケージ内にあり、
少なくとも1つの電極面がバイアまたはスルーホールに
よってアクセス可能なコンデンサをいう。“薄膜コンデ
ンサ”は、コンデンサの電極の一方または両方が厚さ約
100ミクロン未満、コンデンサの誘電層の厚みが約1
2ミクロン未満、及び誘電層が薄膜形成法によって形成
されるコンデンサをいう。“薄膜形成法”は、薄膜デバ
イスを作製する電子分野で用いられ、蒸着、化学的気相
成長(CVD)、プラズマCVD、粒子ビーム・エピタ
キシ、スパッタリング、同時スパッタリング、反応性ス
パッタリングなどを含めたエピタキシャル製造法をい
う。こうしたエピタキシャル法は、自然酸化物誘電体を
形成する、下層の電極構造の酸化とは区別すべきもので
ある。
【0050】グラウンド・プレーンまたはコアを含め
て、信号プレーン/コアまたはパワー・プレーン/コア
としての第1導電プレーンは、この発明の実施例に従っ
て、コンデンサ電極として用いるために回路化される。
この後、誘電薄膜が、CVD、粒子ビーム・エピタキ
シ、スパッタリング、反応性スパッタリング、反応性同
時スパッタリングなどの薄膜形成方法によって形成され
る。誘電薄膜の形成方法は、下層の電極物質の陽極酸化
よりもエピタキシャル成長の方が望ましい。導電物質の
薄膜は、たとえばスパッタリングによる銅薄膜として誘
電薄膜の上に形成される。導電物質の薄膜は、マスクを
通してスパッタリングによってパターンを形成するか、
フォトリソグラフィやエッチングによってパターンを形
成してもよい。この後、誘電体、導体または両方の層
を、薄膜コンデンサの上に被着して、複合積層回路パッ
ケージを形成することもできる。コンデンサは、バイア
またはスルーホールを通して配線されるのが通常であ
る。
て、信号プレーン/コアまたはパワー・プレーン/コア
としての第1導電プレーンは、この発明の実施例に従っ
て、コンデンサ電極として用いるために回路化される。
この後、誘電薄膜が、CVD、粒子ビーム・エピタキ
シ、スパッタリング、反応性スパッタリング、反応性同
時スパッタリングなどの薄膜形成方法によって形成され
る。誘電薄膜の形成方法は、下層の電極物質の陽極酸化
よりもエピタキシャル成長の方が望ましい。導電物質の
薄膜は、たとえばスパッタリングによる銅薄膜として誘
電薄膜の上に形成される。導電物質の薄膜は、マスクを
通してスパッタリングによってパターンを形成するか、
フォトリソグラフィやエッチングによってパターンを形
成してもよい。この後、誘電体、導体または両方の層
を、薄膜コンデンサの上に被着して、複合積層回路パッ
ケージを形成することもできる。コンデンサは、バイア
またはスルーホールを通して配線されるのが通常であ
る。
【0051】信号コアまたはプレーン、パワー・コア/
プレーン、グラウンド・コア/プレーンなどの導電素子
は、この発明に従って、金属導体かまたは導電ポリマか
ら形成できる。薄膜金属導体、厚膜金属導体、金属箔導
体などとして、金属導体から形成されるのが最も一般的
である。信号コア、グランド・コア、及びパワー・コア
としての導体が金属であれば、金属導体は、Al及び周
期表のIB族(Cu、Ag、Au)の金属から選択され
るのが最も一般的である。なかでも望ましいのはCuで
ある。それはCuが、特にTi、Ta、Zr、Hf、
W、Moなど安定した自然酸化物を容易に形成する金属
と比べて導電率が高いことによる。一般に、金属導体の
厚みは約100Åないし約100ミクロンである。
プレーン、グラウンド・コア/プレーンなどの導電素子
は、この発明に従って、金属導体かまたは導電ポリマか
ら形成できる。薄膜金属導体、厚膜金属導体、金属箔導
体などとして、金属導体から形成されるのが最も一般的
である。信号コア、グランド・コア、及びパワー・コア
としての導体が金属であれば、金属導体は、Al及び周
期表のIB族(Cu、Ag、Au)の金属から選択され
るのが最も一般的である。なかでも望ましいのはCuで
ある。それはCuが、特にTi、Ta、Zr、Hf、
W、Moなど安定した自然酸化物を容易に形成する金属
と比べて導電率が高いことによる。一般に、金属導体の
厚みは約100Åないし約100ミクロンである。
【0052】誘電体は薄膜であり、厚みは次式によって
求められる。
求められる。
【0053】C=εS/DここでCは所望のキャパシタ
ンス、εは誘電薄膜の誘電率(イプシロン)、Sは2つ
の電極が互いに重なる面積、dは2つの電極の間隔であ
り、誘電薄膜の厚みにほぼ等しい。誘電物質の薄膜は約
100Åないし10ミクロンの厚みが望ましい。
ンス、εは誘電薄膜の誘電率(イプシロン)、Sは2つ
の電極が互いに重なる面積、dは2つの電極の間隔であ
り、誘電薄膜の厚みにほぼ等しい。誘電物質の薄膜は約
100Åないし10ミクロンの厚みが望ましい。
【0054】誘電体の厚みdは、キャパシタンスを正確
に制御するためには、同じく正確に制御しなければなら
ない。正確な厚み制御は、この発明に従って、制御可能
な薄膜形成法によって可能である。これは、下層のバル
ブ金属電極を陽極酸化して自然酸化物を形成するのとは
区別される誘電体の真空蒸着によって行える。たとえば
真空蒸着した誘電物質の薄膜は、反応性スパッタリング
による薄膜などでよい。
に制御するためには、同じく正確に制御しなければなら
ない。正確な厚み制御は、この発明に従って、制御可能
な薄膜形成法によって可能である。これは、下層のバル
ブ金属電極を陽極酸化して自然酸化物を形成するのとは
区別される誘電体の真空蒸着によって行える。たとえば
真空蒸着した誘電物質の薄膜は、反応性スパッタリング
による薄膜などでよい。
【0055】コンデンサの誘電薄膜を形成するためには
各種の誘電物質を使用できる。たとえば無機物質のほ
か、ポリイミドやポリフッ化炭素などの有機ポリマがあ
る。スパッタリング可能な誘電体の代表としてはセラミ
クスが挙げられる。代表的なセラミクスは、チタン酸カ
ルシウム、チタン酸バリウム、酸化アルミニウム、酸化
ベリリウム、窒化アルミニウムの群から選択されたもの
である。
各種の誘電物質を使用できる。たとえば無機物質のほ
か、ポリイミドやポリフッ化炭素などの有機ポリマがあ
る。スパッタリング可能な誘電体の代表としてはセラミ
クスが挙げられる。代表的なセラミクスは、チタン酸カ
ルシウム、チタン酸バリウム、酸化アルミニウム、酸化
ベリリウム、窒化アルミニウムの群から選択されたもの
である。
【0056】この発明の電子回路パッケージには、少な
くとも、パワー・コアまたはプレーン、グラウンド・コ
ア/プレーン、第1信号コア/プレーン、第2信号コア
/プレーン、及び上述のように作製された一体埋め込み
型薄膜コンデンサが含まれる。一体埋め込み型薄膜コン
デンサは、第1及び第2の信号コアを容量的に結合若し
くは減結合するように働く。第1信号コアは、構造上、
少なくとも1つの第1電極で終端する少なくとも1つの
第1ワイヤを、第2信号コアは、少なくとも1つの第2
電極で終端する少なくとも1つの第2ワイヤを含む。第
1電極の少なくとも一部は、第2電極の少なくとも一部
に重なり、誘電物質の薄膜によって第2電極から離隔さ
れる。第1電極、第2電極、及び誘電物質の薄膜によっ
て、一体埋め込み型薄膜コンデンサが定義される。
くとも、パワー・コアまたはプレーン、グラウンド・コ
ア/プレーン、第1信号コア/プレーン、第2信号コア
/プレーン、及び上述のように作製された一体埋め込み
型薄膜コンデンサが含まれる。一体埋め込み型薄膜コン
デンサは、第1及び第2の信号コアを容量的に結合若し
くは減結合するように働く。第1信号コアは、構造上、
少なくとも1つの第1電極で終端する少なくとも1つの
第1ワイヤを、第2信号コアは、少なくとも1つの第2
電極で終端する少なくとも1つの第2ワイヤを含む。第
1電極の少なくとも一部は、第2電極の少なくとも一部
に重なり、誘電物質の薄膜によって第2電極から離隔さ
れる。第1電極、第2電極、及び誘電物質の薄膜によっ
て、一体埋め込み型薄膜コンデンサが定義される。
【0057】薄膜コンデンサと直列の信号コアの1つ
は、この発明の実施例に従って地電位におかれる。ま
た、薄膜コンデンサと直列の信号コアの1つは、電源電
位としてもよい。
は、この発明の実施例に従って地電位におかれる。ま
た、薄膜コンデンサと直列の信号コアの1つは、電源電
位としてもよい。
【0058】上述の回路パッケージ(カードまたはボー
ド)の実施例に含まれる項目は次の(a)、(b)及び
(c)を含む。(a)少なくとも1つの第1銅電極で終
端する少なくとも1つの第1薄膜銅ワイヤを含む第1信
号コア。(b)少なくとも1つの第2電極で終端する少
なくとも1つの第2薄膜銅ワイヤを含む第2信号コア。
第1銅電極の少なくとも一部は、第2銅電極の少なくと
も一部と重なり、そしてこの重なった部分の大きさは先
に定義した表面面積Sである。(c)第1銅電極と第2
銅電極の間に配置され、反応性スパッタリングによる誘
電物質の薄膜。ここで、誘電物質の厚さは先に定義した
厚みdである。
ド)の実施例に含まれる項目は次の(a)、(b)及び
(c)を含む。(a)少なくとも1つの第1銅電極で終
端する少なくとも1つの第1薄膜銅ワイヤを含む第1信
号コア。(b)少なくとも1つの第2電極で終端する少
なくとも1つの第2薄膜銅ワイヤを含む第2信号コア。
第1銅電極の少なくとも一部は、第2銅電極の少なくと
も一部と重なり、そしてこの重なった部分の大きさは先
に定義した表面面積Sである。(c)第1銅電極と第2
銅電極の間に配置され、反応性スパッタリングによる誘
電物質の薄膜。ここで、誘電物質の厚さは先に定義した
厚みdである。
【0059】第1電極、第2電極、及び誘電物質の薄膜
によって、多層回路カード内の一体埋め込み型薄膜コン
デンサが形成される。
によって、多層回路カード内の一体埋め込み型薄膜コン
デンサが形成される。
【0060】この発明は、内部薄膜コンデンサを持つ電
子パッケージと、電子パッケージの構造、熱、及び電気
的な整合性を維持しながら、パッケージ・キャパシタン
スについて具体的な値を得る機能を有する、内部薄膜キ
ャパシタンス手段のための簡易な電子パッケージ作製方
法とを提供するものである。この発明の電子パッケージ
は、少数のバイアやスルーホールを介したコンデンサと
能動素子の配線など、配線ルートを簡略化したものであ
る。これにより、能動デバイスに使用できる表面領域が
増加して接続密度が高まるだけではなく、バイアやスル
ーホール及びハンダ・ジョイントが少なくて済み、これ
に伴って、ドリル・ユニット時間が短縮され、製品の歩
留まりと信頼性が向上するほか、薄膜コンデンサと能動
素子を近接させることでライン・ディレイも抑えられ
る。
子パッケージと、電子パッケージの構造、熱、及び電気
的な整合性を維持しながら、パッケージ・キャパシタン
スについて具体的な値を得る機能を有する、内部薄膜キ
ャパシタンス手段のための簡易な電子パッケージ作製方
法とを提供するものである。この発明の電子パッケージ
は、少数のバイアやスルーホールを介したコンデンサと
能動素子の配線など、配線ルートを簡略化したものであ
る。これにより、能動デバイスに使用できる表面領域が
増加して接続密度が高まるだけではなく、バイアやスル
ーホール及びハンダ・ジョイントが少なくて済み、これ
に伴って、ドリル・ユニット時間が短縮され、製品の歩
留まりと信頼性が向上するほか、薄膜コンデンサと能動
素子を近接させることでライン・ディレイも抑えられ
る。
【0061】
【実施例】この発明の実施例のフローチャートを図1に
示した。この発明の方法は、コンデンサ形成ステップ
に、電子パッケージを作製する一般的なステップを取り
入れている。電子パッケージを作製する一般的なプロセ
スについては、たとえばDonald P. Seraphin、Ronald L
asky、Che-Yo LiによるPrinciples ofElectronic Packa
ging、McGraw-Hill Book Company、New York、New Yor
k、(1988)、Rao R. Tummala、Eugene J. Rymaszewskiに
よるMicroelectronic PackagingHandbook、Van Nostran
d Reinhold、New York、New York (1988) で説明されて
いる。
示した。この発明の方法は、コンデンサ形成ステップ
に、電子パッケージを作製する一般的なステップを取り
入れている。電子パッケージを作製する一般的なプロセ
スについては、たとえばDonald P. Seraphin、Ronald L
asky、Che-Yo LiによるPrinciples ofElectronic Packa
ging、McGraw-Hill Book Company、New York、New Yor
k、(1988)、Rao R. Tummala、Eugene J. Rymaszewskiに
よるMicroelectronic PackagingHandbook、Van Nostran
d Reinhold、New York、New York (1988) で説明されて
いる。
【0062】埋め込み型薄膜コンデンサを作製する第1
ステップは、第1導電プレーンの回路化である。回路化
ステップは図1のブロック10に示した。第1導電プレ
ーンは、信号プレーンまたはコア、グラウンド・プレー
ン/コア、またはパワー・プレーン/コアである。回路
化された第1導電プレーン/コアの領域は、コンデンサ
の第1電極領域である。
ステップは、第1導電プレーンの回路化である。回路化
ステップは図1のブロック10に示した。第1導電プレ
ーンは、信号プレーンまたはコア、グラウンド・プレー
ン/コア、またはパワー・プレーン/コアである。回路
化された第1導電プレーン/コアの領域は、コンデンサ
の第1電極領域である。
【0063】次に、図2のブロック20に示すとおり、
第1導電プレーンの上に誘電薄膜が形成される。この誘
電膜は、陽極酸化法とは区別される、薄膜エピタキシ法
によって形成される。誘電薄膜を形成する代表的なエピ
タキシ法には、蒸着、化学的気相成長(CVD)、グロ
ー放電プラズマ蒸着、マイクロ波プラズマ蒸着などのプ
ラズマCVD、粒子ビーム・エピタキシ、及びスパッタ
リングがある。代表的なスパッタリング法には、ターゲ
ット物質の原子を基板に被着する簡易スパッタリング、
2つ以上のターゲットからのターゲット物質原子を基板
に同時にまたは連続して被着する同時スパッタリング、
スパッタリング時に存在する基板とガス成分の反応物を
被着する反応性スパッタリング、及びスパッタリング・
ターゲットの物質とガス成分の反応物を基板に被着する
反応性スパッタリングがある。
第1導電プレーンの上に誘電薄膜が形成される。この誘
電膜は、陽極酸化法とは区別される、薄膜エピタキシ法
によって形成される。誘電薄膜を形成する代表的なエピ
タキシ法には、蒸着、化学的気相成長(CVD)、グロ
ー放電プラズマ蒸着、マイクロ波プラズマ蒸着などのプ
ラズマCVD、粒子ビーム・エピタキシ、及びスパッタ
リングがある。代表的なスパッタリング法には、ターゲ
ット物質の原子を基板に被着する簡易スパッタリング、
2つ以上のターゲットからのターゲット物質原子を基板
に同時にまたは連続して被着する同時スパッタリング、
スパッタリング時に存在する基板とガス成分の反応物を
被着する反応性スパッタリング、及びスパッタリング・
ターゲットの物質とガス成分の反応物を基板に被着する
反応性スパッタリングがある。
【0064】この後、図1のブロック30に示すよう
に、導電物質の第2薄膜が、誘電薄膜の上に形成され
る。この第2導電膜は、スパッタリングによる銅の薄膜
でよい。
に、導電物質の第2薄膜が、誘電薄膜の上に形成され
る。この第2導電膜は、スパッタリングによる銅の薄膜
でよい。
【0065】図1のブロック10、30に示す回路化ス
テップは様々な方法で行える。たとえば導電物質の薄膜
すなわち導電物質の第1及び第2の薄膜は、マスクを通
したスパッタリングによって回路化すなわちパターンを
形成できる。また、ウェット・エッチング、ドライ・エ
ッチングなど従来のフォトリソグラフィ及びエッチング
によって各層にパターンを形成してもよい。その後、誘
電体、導体、または両方の層を薄膜コンデンサの上に形
成すれば、複合積層回路パッケージが形成される。通
常、コンデンサは、上下の層のバイアまたはスルーホー
ルを介して配線される。
テップは様々な方法で行える。たとえば導電物質の薄膜
すなわち導電物質の第1及び第2の薄膜は、マスクを通
したスパッタリングによって回路化すなわちパターンを
形成できる。また、ウェット・エッチング、ドライ・エ
ッチングなど従来のフォトリソグラフィ及びエッチング
によって各層にパターンを形成してもよい。その後、誘
電体、導体、または両方の層を薄膜コンデンサの上に形
成すれば、複合積層回路パッケージが形成される。通
常、コンデンサは、上下の層のバイアまたはスルーホー
ルを介して配線される。
【0066】この発明の方法及び装置は、銅導電コア及
びプレーンとあわせて説明しているが、導電素子が金属
導体または導電ポリマから形成できることは理解されよ
う。導電コア/プレーンは、薄膜金属導体、厚膜金属導
体、金属箔導体など、金属導体が最も一般的である。信
号コア、グラウンド・コア、パワー・コアとしての導体
が金属であれば、金属導体は、Cu、Al及びAgより
成る群から選択されるのが最も普通である。なかでも望
ましいのはCuである。それはCuが、特に陽極酸化に
よって自然誘電酸化物すなわちバルブ金属が容易に形成
される金属と比べて導電率が高いことによる。一般に、
金属導体は、厚み約100Åないし約100ミクロンの
薄膜金属導体である。
びプレーンとあわせて説明しているが、導電素子が金属
導体または導電ポリマから形成できることは理解されよ
う。導電コア/プレーンは、薄膜金属導体、厚膜金属導
体、金属箔導体など、金属導体が最も一般的である。信
号コア、グラウンド・コア、パワー・コアとしての導体
が金属であれば、金属導体は、Cu、Al及びAgより
成る群から選択されるのが最も普通である。なかでも望
ましいのはCuである。それはCuが、特に陽極酸化に
よって自然誘電酸化物すなわちバルブ金属が容易に形成
される金属と比べて導電率が高いことによる。一般に、
金属導体は、厚み約100Åないし約100ミクロンの
薄膜金属導体である。
【0067】この発明の方法では、図1のブロック20
の被着ステップで誘電薄膜の厚みを精密に制御できる。
誘電薄膜の設計厚みは次式で求められる。
の被着ステップで誘電薄膜の厚みを精密に制御できる。
誘電薄膜の設計厚みは次式で求められる。
【0068】C=εS/DここでCは所望キャパシタン
ス、εは、誘電薄膜の誘電率(イプシロン)、Sは2つ
の電極の重なり面積、dは2つの電極の間隔であり、誘
電薄膜の厚みにほぼ等しい。作製時の間隔dの精密制御
は、被着プロセスの関数である。
ス、εは、誘電薄膜の誘電率(イプシロン)、Sは2つ
の電極の重なり面積、dは2つの電極の間隔であり、誘
電薄膜の厚みにほぼ等しい。作製時の間隔dの精密制御
は、被着プロセスの関数である。
【0069】誘電体の厚みdは、キャパシタンスを精密
に制御するためには、同じく精密に制御しなければなら
ない。精密な厚み制御は、この発明に従って、エピタキ
シャル薄膜形成法によって可能である。これは誘電体の
真空蒸着によって行える。たとえば真空蒸着した誘電物
質の薄膜は、反応性スパッタリングによる薄膜などでよ
い。その場合、スパッタ付着レートは通常、約0.5な
いし40Å毎秒のオーダであり、スパッタリングの時間
と電位を精密に制御できる。誘電物質の薄膜は、約10
0Åないし約10ミクロンの厚みが望ましい。
に制御するためには、同じく精密に制御しなければなら
ない。精密な厚み制御は、この発明に従って、エピタキ
シャル薄膜形成法によって可能である。これは誘電体の
真空蒸着によって行える。たとえば真空蒸着した誘電物
質の薄膜は、反応性スパッタリングによる薄膜などでよ
い。その場合、スパッタ付着レートは通常、約0.5な
いし40Å毎秒のオーダであり、スパッタリングの時間
と電位を精密に制御できる。誘電物質の薄膜は、約10
0Åないし約10ミクロンの厚みが望ましい。
【0070】コンデンサ面積をコンデンサ電極の間隔で
割った商S/dは、電子パッケージの所望の回路特性に
よって求められ、具体的なコンデンサ面積値Sと電極間
隔dは、熱、機械系、配線性、及び加工性を考慮するこ
とによって求められる。コンデンサの形状はこの発明で
は重要でなく、通常は、ワイヤ間の電磁誘導、加工性、
バイアやスルーホールの位置などのファクタによって求
められ、たとえば円形、四角形、あるいはS字形なども
考えられる。
割った商S/dは、電子パッケージの所望の回路特性に
よって求められ、具体的なコンデンサ面積値Sと電極間
隔dは、熱、機械系、配線性、及び加工性を考慮するこ
とによって求められる。コンデンサの形状はこの発明で
は重要でなく、通常は、ワイヤ間の電磁誘導、加工性、
バイアやスルーホールの位置などのファクタによって求
められ、たとえば円形、四角形、あるいはS字形なども
考えられる。
【0071】コンデンサの誘電薄膜を形成するためには
各種の誘電物質を使用できる。たとえば無機物質のほ
か、ポリイミドやポリフッ化炭素などの有機ポリマがあ
る。スパッタリング可能な誘電体の代表としては、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸バリウム、酸化アルミニウ
ム、酸化ベリリウム及び窒化アルミニウムから成る群か
ら選択されたものがある。チタン酸カルシウムやチタン
酸バリウムなどの物質は通常、多成分スパッタリング・
ターゲットからスパッタされるか、または酸素中で別々
のターゲットからの反応物が同時にスパッタされる。酸
化ベリリウムや窒化アルミニウムなどの物質は通常、多
成分スパッタリング・ターゲットからスパッタされる
か、または、たとえば大気を含む酸素中ではベリリウム
のスパッタリング・ターゲットから、窒素を含むガス中
ではアルミニウムのスパッタリング・ターゲットからの
反応物がスパッタされる。
各種の誘電物質を使用できる。たとえば無機物質のほ
か、ポリイミドやポリフッ化炭素などの有機ポリマがあ
る。スパッタリング可能な誘電体の代表としては、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸バリウム、酸化アルミニウ
ム、酸化ベリリウム及び窒化アルミニウムから成る群か
ら選択されたものがある。チタン酸カルシウムやチタン
酸バリウムなどの物質は通常、多成分スパッタリング・
ターゲットからスパッタされるか、または酸素中で別々
のターゲットからの反応物が同時にスパッタされる。酸
化ベリリウムや窒化アルミニウムなどの物質は通常、多
成分スパッタリング・ターゲットからスパッタされる
か、または、たとえば大気を含む酸素中ではベリリウム
のスパッタリング・ターゲットから、窒素を含むガス中
ではアルミニウムのスパッタリング・ターゲットからの
反応物がスパッタされる。
【0072】誘電定数の大きい物質を、導電率の高い電
極にエピタキシャル付着させれば、Cu、Ag、Au、
Alの電極のように導電率の高い電極と、Y、Ti、B
i、Sb、Zr、Ta、Hf、Nb、Mo、W等の酸化
物と同等の、大きな誘電定数の誘電体とのマッチングが
可能である。このような誘電薄膜のエピタキシャル付着
により、(1)誘電定数の大きい自然酸化物を容易に形
成するY、Ti、Zr、Ta、Hf、Nb、Mo、W等
の金属の導電率よりも高い導電率の電極と、(2)これ
らに挟まれた誘電定数の大きい薄膜すなわち、これまで
Y、Ti、Bi、Sb、Zr、Ta、Hf、Nd、M
o、及びWの酸化物で実現された値と同等の相対誘電定
数を持つ誘電体とを具備する、内部薄膜コンデンサを含
む電子パッケージを設計・製造できる。
極にエピタキシャル付着させれば、Cu、Ag、Au、
Alの電極のように導電率の高い電極と、Y、Ti、B
i、Sb、Zr、Ta、Hf、Nb、Mo、W等の酸化
物と同等の、大きな誘電定数の誘電体とのマッチングが
可能である。このような誘電薄膜のエピタキシャル付着
により、(1)誘電定数の大きい自然酸化物を容易に形
成するY、Ti、Zr、Ta、Hf、Nb、Mo、W等
の金属の導電率よりも高い導電率の電極と、(2)これ
らに挟まれた誘電定数の大きい薄膜すなわち、これまで
Y、Ti、Bi、Sb、Zr、Ta、Hf、Nd、M
o、及びWの酸化物で実現された値と同等の相対誘電定
数を持つ誘電体とを具備する、内部薄膜コンデンサを含
む電子パッケージを設計・製造できる。
【0073】この発明の電子回路パッケージ101、埋
め込み型薄膜コンデンサ141、付加コア201、21
1、1チップ235を、図2の簡略化したファントム図
に示した。この電子回路パッケージには、少なくともパ
ワー・コアまたはプレーン111a、グラウンド・コア
/プレーン111b、第1信号コア/プレーン121、
第2信号コア/プレーン131、及び一体埋め込み型薄
膜コンデンサ141が含まれる。薄膜コンデンサ141
は、上述のように作製される。一体埋め込み型薄膜コン
デンサ141は、たとえば第1(121)及び第2(1
31)の信号コアを容量的に結合若しくは減結合する。
第1信号コア121は、構造的に、少なくとも1つの第
1電極125で終端する少なくとも1つの第1ワイヤ1
23、第2信号コア131は、少なくとも1つの第2電
極135で終端する少なくとも1つの第2ワイヤ133
を含む。第1電極125の少なくとも一部は、第2電極
135の少なくとも一部を覆い、誘電物質の薄膜151
によって離隔される。
め込み型薄膜コンデンサ141、付加コア201、21
1、1チップ235を、図2の簡略化したファントム図
に示した。この電子回路パッケージには、少なくともパ
ワー・コアまたはプレーン111a、グラウンド・コア
/プレーン111b、第1信号コア/プレーン121、
第2信号コア/プレーン131、及び一体埋め込み型薄
膜コンデンサ141が含まれる。薄膜コンデンサ141
は、上述のように作製される。一体埋め込み型薄膜コン
デンサ141は、たとえば第1(121)及び第2(1
31)の信号コアを容量的に結合若しくは減結合する。
第1信号コア121は、構造的に、少なくとも1つの第
1電極125で終端する少なくとも1つの第1ワイヤ1
23、第2信号コア131は、少なくとも1つの第2電
極135で終端する少なくとも1つの第2ワイヤ133
を含む。第1電極125の少なくとも一部は、第2電極
135の少なくとも一部を覆い、誘電物質の薄膜151
によって離隔される。
【0074】第1電極125、第2電極135、及び誘
電物質の薄膜151によって、この発明の一体埋め込み
型薄膜コンデンサ141が定義される。
電物質の薄膜151によって、この発明の一体埋め込み
型薄膜コンデンサ141が定義される。
【0075】薄膜コンデンサ141と直列の信号コア1
21または131の1つは、この発明の実施例に従って
地電位におかれる。また、薄膜コンデンサ141と直列
の信号コア121または131の1つを電源電位とする
ことも可能である。この発明の薄膜コンデンサ141
は、バイア221を介して回路パッケージの他のプレー
ンと直列になっている。
21または131の1つは、この発明の実施例に従って
地電位におかれる。また、薄膜コンデンサ141と直列
の信号コア121または131の1つを電源電位とする
ことも可能である。この発明の薄膜コンデンサ141
は、バイア221を介して回路パッケージの他のプレー
ンと直列になっている。
【0076】回路パッケージ101は、実施例として
は、先に述べたようにカードまたはボードとするのが望
ましい。回路パッケージに含まれるのは次の(a),
(b)及び(c)である。(a)厚み約12ないし約1
00ミクロンの銅ワイヤなど、少なくとも1つの第1薄
膜銅ワイヤ123を含み、厚みが同じく約12ないし約
100ミクロンの、少なくとも1つの第1銅電極125
で終端する第1信号コア121。(b)厚み約100Å
ないし約100ミクロン、一般には約3ミクロンないし
約100ミクロンの、少なくとも1つの第2薄膜銅ワイ
ヤ133を含み、厚みが同じく約100Åないし約10
0ミクロン、一般には約3ミクロンないし約100ミク
ロンの、少なくとも1つの第2電極135で終端する第
2信号コア131。 第1銅電極125の少なくとも一
部は、第2銅電極135の少なくとも一部と重なり、こ
の重なった部分の面積は先に定義した表面面積Sであ
る。ここで注意しておきたいが、第1電極125または
第2電極135の1つは、入力電位すなわちパワー・プ
レーンまたは地電位すなわちグラウンド・プレーンに配
置できる。(c)第1銅電極125と第2銅電極135
との間の誘電物質の反応性スパッタリングによるエピタ
キシャル成長薄膜151。誘電薄膜151の厚みdは、
物質の誘電定数、面積S、及びコンデンサ141の所要
キャパシタンスCによって求められる。得られる誘電体
151の厚みは、先に定義したdである。誘電薄膜15
1の厚みdは、一般には約100Åないし10ミクロン
である。
は、先に述べたようにカードまたはボードとするのが望
ましい。回路パッケージに含まれるのは次の(a),
(b)及び(c)である。(a)厚み約12ないし約1
00ミクロンの銅ワイヤなど、少なくとも1つの第1薄
膜銅ワイヤ123を含み、厚みが同じく約12ないし約
100ミクロンの、少なくとも1つの第1銅電極125
で終端する第1信号コア121。(b)厚み約100Å
ないし約100ミクロン、一般には約3ミクロンないし
約100ミクロンの、少なくとも1つの第2薄膜銅ワイ
ヤ133を含み、厚みが同じく約100Åないし約10
0ミクロン、一般には約3ミクロンないし約100ミク
ロンの、少なくとも1つの第2電極135で終端する第
2信号コア131。 第1銅電極125の少なくとも一
部は、第2銅電極135の少なくとも一部と重なり、こ
の重なった部分の面積は先に定義した表面面積Sであ
る。ここで注意しておきたいが、第1電極125または
第2電極135の1つは、入力電位すなわちパワー・プ
レーンまたは地電位すなわちグラウンド・プレーンに配
置できる。(c)第1銅電極125と第2銅電極135
との間の誘電物質の反応性スパッタリングによるエピタ
キシャル成長薄膜151。誘電薄膜151の厚みdは、
物質の誘電定数、面積S、及びコンデンサ141の所要
キャパシタンスCによって求められる。得られる誘電体
151の厚みは、先に定義したdである。誘電薄膜15
1の厚みdは、一般には約100Åないし10ミクロン
である。
【0077】第1電極125、第2電極135、及び誘
電物質の薄膜151によって、多層回路パッケージ10
1内の一体埋め込み型薄膜コンデンサ141が定義され
る。
電物質の薄膜151によって、多層回路パッケージ10
1内の一体埋め込み型薄膜コンデンサ141が定義され
る。
【0078】この発明は、次の例を通してさらに理解し
やすくなろう。
やすくなろう。
【0079】例電子パッケージのプロトタイプを作製し
た(図3)。信号/パワー・コア302aは、1オンス
(36ミクロン)の銅箔(プレーン)311aと0.5
オンス(18ミクロン)の銅箔(プレーン)325bを
テフロンの誘電層305bに積層して形成した。プレー
ン311aとプレーン325bは、従来のプリント回路
基板フォトリソグラフィ手段によって回路化し、パワー
・プレーン311a及び信号/コンデンサ電極プレーン
325bを形成した。
た(図3)。信号/パワー・コア302aは、1オンス
(36ミクロン)の銅箔(プレーン)311aと0.5
オンス(18ミクロン)の銅箔(プレーン)325bを
テフロンの誘電層305bに積層して形成した。プレー
ン311aとプレーン325bは、従来のプリント回路
基板フォトリソグラフィ手段によって回路化し、パワー
・プレーン311a及び信号/コンデンサ電極プレーン
325bを形成した。
【0080】回路化に続き、第1信号/コンデンサ電極
(プレーン)325bの上にチタン酸バリウムBaTi
O3 の薄膜351bをスパッタした。この薄膜は厚さが
約1000Åであった。この後、誘電薄膜351bに対
する銅層(プレーン)335bのスパッタ・シーディン
グに続いて、酸/銅メッキによって銅を総厚み0.5オ
ンス(18ミクロン)まで追加被覆することによって第
2コンデンサ電極を形成した。第2コンデンサ電極プレ
ーン335bは、パターン化して、スルーバイア321
bにつながるランドに伸びる第2電極を形成した。第1
信号プレーン(電極)325b、誘電薄膜351b、及
び第2コンデンサ電極プレーン335bによって第1コ
ンデンサが定義される。
(プレーン)325bの上にチタン酸バリウムBaTi
O3 の薄膜351bをスパッタした。この薄膜は厚さが
約1000Åであった。この後、誘電薄膜351bに対
する銅層(プレーン)335bのスパッタ・シーディン
グに続いて、酸/銅メッキによって銅を総厚み0.5オ
ンス(18ミクロン)まで追加被覆することによって第
2コンデンサ電極を形成した。第2コンデンサ電極プレ
ーン335bは、パターン化して、スルーバイア321
bにつながるランドに伸びる第2電極を形成した。第1
信号プレーン(電極)325b、誘電薄膜351b、及
び第2コンデンサ電極プレーン335bによって第1コ
ンデンサが定義される。
【0081】第2内部薄膜コンデンサは、電子回路パッ
ケージ301内に、第1コンデンサ層の形成に用いたも
のと同じ手段によって形成した。信号/パワー・コア3
02bは、1オンス(約28.4g)の銅箔(プレー
ン)311bと0.5オンス(約14.2g)の銅箔層
(プレーン)335aをテフロンの誘電体305dに積
層して形成した。信号/パワー・コア302bは、回路
化して、第2パワー・プレーン311bと第1コンデン
サ電極を含む第2信号プレーン335aを形成した。
ケージ301内に、第1コンデンサ層の形成に用いたも
のと同じ手段によって形成した。信号/パワー・コア3
02bは、1オンス(約28.4g)の銅箔(プレー
ン)311bと0.5オンス(約14.2g)の銅箔層
(プレーン)335aをテフロンの誘電体305dに積
層して形成した。信号/パワー・コア302bは、回路
化して、第2パワー・プレーン311bと第1コンデン
サ電極を含む第2信号プレーン335aを形成した。
【0082】回路化の後、第2信号プレーン335aの
上にチタン酸バリウムBaTiO3の薄膜351aをス
パッタした。この薄膜351aも約1000Åの厚みで
あった。この後、銅薄膜のスパッタ・シーディングと総
厚み18ミクロンまでの電解銅メッキによって、第2コ
ンデンサ層の第2コンデンサ電極(プレーン)325a
を形成した。プレーン325aは、パターン化して第2
コンデンサ・プレーンの第2コンデンサ電極を形成し
た。第2信号プレーン/電極335a、誘電薄膜351
a、及び第2コンデンサ電極(プレーン)325aによ
って、第2内部薄膜コンデンサが定義される。この第2
内部薄膜コンデンサは、図3のプレーンには示していな
いスルーバイアで終端する。
上にチタン酸バリウムBaTiO3の薄膜351aをス
パッタした。この薄膜351aも約1000Åの厚みで
あった。この後、銅薄膜のスパッタ・シーディングと総
厚み18ミクロンまでの電解銅メッキによって、第2コ
ンデンサ層の第2コンデンサ電極(プレーン)325a
を形成した。プレーン325aは、パターン化して第2
コンデンサ・プレーンの第2コンデンサ電極を形成し
た。第2信号プレーン/電極335a、誘電薄膜351
a、及び第2コンデンサ電極(プレーン)325aによ
って、第2内部薄膜コンデンサが定義される。この第2
内部薄膜コンデンサは、図3のプレーンには示していな
いスルーバイアで終端する。
【0083】2つの内部コンデンサ層を持つ多層積層
は、構造全体を積層することによって完成させた。この
シーケンスをボトムアップ式に示すと、0.5オンス
(18ミクロン)の銅箔(プレーン)303b、テフロ
ン誘電層305a、第1パワー/信号/コンデンサコア
302a、第2テフロン誘電層305b、及びトップの
0.5オンス(18ミクロン)銅箔(プレーン)303
aである。次にこの多層積層にスルーバイア321a、
321bを設けた。次に、積層の表面及びスルーバイア
321a、321b内に電解メッキ銅を被着して、内部
コンデンサと積層表面を接続した。そして多層積層の外
面をパターン化して、第3信号/素子装着プレーン30
3a及び第4信号/素子装着プレーン303bを形成し
た。
は、構造全体を積層することによって完成させた。この
シーケンスをボトムアップ式に示すと、0.5オンス
(18ミクロン)の銅箔(プレーン)303b、テフロ
ン誘電層305a、第1パワー/信号/コンデンサコア
302a、第2テフロン誘電層305b、及びトップの
0.5オンス(18ミクロン)銅箔(プレーン)303
aである。次にこの多層積層にスルーバイア321a、
321bを設けた。次に、積層の表面及びスルーバイア
321a、321b内に電解メッキ銅を被着して、内部
コンデンサと積層表面を接続した。そして多層積層の外
面をパターン化して、第3信号/素子装着プレーン30
3a及び第4信号/素子装着プレーン303bを形成し
た。
【0084】この発明については、特定の実施例及び変
形例について説明しているが、これは、本発明の適用範
囲を制限するものではなく、特許請求の範囲にによって
のみ制限されるものである。
形例について説明しているが、これは、本発明の適用範
囲を制限するものではなく、特許請求の範囲にによって
のみ制限されるものである。
【0085】
【発明の効果】本発明により、薄膜内部コンデンサを持
つ電子パッケージ及びその作製方法が得られる。
つ電子パッケージ及びその作製方法が得られる。
【図1】この発明の方法を簡略に示すフローチャートで
ある。
ある。
【図2】この発明の回路パッケージのファントム斜視図
である。
である。
【図3】「例」の説明どおりに作製され、この発明の埋
め込み型薄膜コンデンサを2個含む回路パッケージ断面
図である。
め込み型薄膜コンデンサを2個含む回路パッケージ断面
図である。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・アンソニー・シューマシャ アメリカ合衆国ニューヨーク州、エンディ コット、コベントリ・ロード 53番地 (56)参考文献 特開 昭62−171197(JP,A) 特開 昭62−86793(JP,A) 特開 昭57−124812(JP,A) 特開 昭62−118560(JP,A) 特開 昭53−68870(JP,A) 特開 昭52−22162(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】(a)第1薄膜銅電極を有する第1薄膜銅
ワイヤを含む第1信号コアと、(b)上記第1薄膜銅電
極に重なる第2薄膜銅電極を有する第2薄膜銅ワイヤを
含む第2信号コアと、(c)上記第1薄膜銅電極と上記
第2薄膜銅電極との間の誘電物質のエピタキシャル薄膜
とを含み、上記第1薄膜銅電極、上記第2薄膜銅電極及
び上記誘電物質のエピタキシャル薄膜によって、多層回
路パッケージ内の一体埋め込み型薄膜コンデンサが形成
される多層回路パッケージ。 - 【請求項2】上記第1薄膜銅ワイア及び上記第2薄膜銅
ワイアは、スパッタリングにより形成された層であるこ
とを特徴とする請求項1の多層回路パッケージ。 - 【請求項3】上記誘電物質のエピタキシャル薄膜は、チ
タン酸カルシウム、チタン酸バリウム、酸化アルミニウ
ム、酸化ベリリウム及び窒化アルミニウムより成る群か
ら選択された材料を反応性スパッタリングして形成され
た薄膜であることを特徴とする請求項1の多層回路パッ
ケージ。 - 【請求項4】第1信号コア、第2信号コア、並びに該第
1及び第2の信号コアを容量的に結合する一体埋め込み
型薄膜コンデンサ手段を含む多層回路パッケージの製造
方法において、(a)第1電極を有する第1信号コアを
誘電体基板上でパターン化して形成する工程と、(b)
上記第1電極の上に、チタン酸カルシウム、チタン酸バ
リウム、酸化アルミニウム、酸化ベリリウム及び窒化ア
ルミニウムより成る群から選択された材料を反応性スパ
ッタリングして誘電体薄膜を形成する工程と、(c)上
記第1電極に重なる第2電極を有する第2信号コアを上
記誘電体薄膜の上でパターン化して形成する工程とを含
む上記多層回路パッケージの製造方法。 - 【請求項5】上記第1信号コア及び第2信号コアは、
銅、アルミニウム及び銀から成る群から選択された金属
であることを特徴とする請求項4の多層回路パッケージ
の製造方法。 - 【請求項6】上記工程(a)は、上記金属を上記誘電体
基板上にスパッタすることを含み、そして上記工程
(c)は、上記金属を上記誘電体薄膜上にスパッタする
ことを含むことを特徴とする請求項5の多層回路パッケ
ージの製造方法。
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