JPH07155426A - 雀球遊技機 - Google Patents

雀球遊技機

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Publication number
JPH07155426A
JPH07155426A JP30692793A JP30692793A JPH07155426A JP H07155426 A JPH07155426 A JP H07155426A JP 30692793 A JP30692793 A JP 30692793A JP 30692793 A JP30692793 A JP 30692793A JP H07155426 A JPH07155426 A JP H07155426A
Authority
JP
Japan
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ball
entrance
game
tile
tiles
Prior art date
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Pending
Application number
JP30692793A
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English (en)
Inventor
Masanori Sakamoto
正範 坂本
Satoru Kurihara
覚 栗原
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Sammy Industries Co Ltd
Original Assignee
Sammy Industries Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP30692793A priority Critical patent/JPH07155426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技者の麻雀知識の程度にかかわらず、全て
の遊技者が公平に遊技の興趣を満喫することができる雀
球遊技機を提供する。 【構成】 聴牌判断手段243により、現在の手牌の組
み合わせが、予め定めた複数の和了役のうちのどれか一
つが完成する聴牌状態かどうかを判断し、聴牌判断手段
243により聴牌状態であると判断された場合には、自
摸牌判断手段244が、次にどの麻雀牌に対応する入球
口に打球を入球させると当該和了役が完成するかを判断
する。そして、入球口表示手段(例えば入賞球指示ラン
プ140)により、自摸牌判断手段244の判断結果に
基づき、入球させるべき入球口を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雀球遊技機に関し、特
に麻雀知識の乏しい初心者であっても麻雀遊技を楽しめ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雀球遊技機においては、
遊技部内に麻雀牌の種類に対応する複数の入球口が設け
てあり、この入球口に打球が入球すると、対応する麻雀
牌が表示装置に表示されて、この表示された麻雀牌が麻
雀遊技における自摸牌となる。遊技者は、予め定められ
た和了役が完成するように、各麻雀牌に対応した入球口
を狙い、できるだけ高得点の和了役となるように打球発
射装置を操作する。
【0003】そして、予め定められた和了役が完成する
と、その和了役の得点に対応するメダルが賞として払い
出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の雀球遊技機で遊技を行うには、麻雀に関する知識が必
要であり、麻雀に関する知識が全くなかったり、または
知識が曖昧な初心者にあっては、せっかく和了役が完成
する可能性がある聴牌状態になっているにもかかわら
ず、その事実に気が付かななかったり、次にどの入球口
に入球させればよいかが分からないため、得られるべき
利益を失ってしまう等、遊技の興趣が損なわれることと
なっていた。
【0005】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑み提案されたものであり、その目的と
するところは、遊技者の麻雀知識の程度にかかわらず、
全ての遊技者が公平に遊技の興趣を満喫することができ
る雀球遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、現在の手牌の組み合わせが、予め定めた複数の和了
役のうちのどれか一つが完成するための聴牌状態となっ
たことを判断する聴牌判断手段(243)と、該聴牌判断手
段(243)の判断結果に基づき、次にどの麻雀牌に対応す
る入球口(110)に打球を入球させると当該和了役が完成
するかを判断する自摸牌判断手段(244)と、該自摸牌判
断手段(244)の判断結果に基づき、入球させるべき入球
口(110)を表示する入球口表示手段(例えば入賞球指示
ランプ140)とからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、聴牌判断手段(2
43)では、現在の手牌の組み合わせが、予め定めた複数
の和了役のうちのどれか一つが完成する聴牌状態かどう
かを判断する。聴牌判断手段(243)により聴牌状態であ
ると判断された場合には、自摸牌判断手段(244)が、次
にどの麻雀牌に対応する入球口(110)に打球を入球させ
ると当該和了役が完成するかを判断する。
【0008】そして、入球口表示手段(例えば入球口指
示ランプ140)により、自摸牌判断手段(244)の判断結果
に基づき、入球させるべき入球口(110)を表示する。し
たがって、遊技者は、入球口表示手段(入球口指示ラン
プ140)により表示された入球口(110)を狙って打球を発
射すればよいので、麻雀遊技を全く知らなかったりある
いは麻雀知識が乏しい初心者であっても、雀球遊技機(1
0)における遊技を楽しむことができ、遊技の興趣を損な
うことがない。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜5は、本発明の一実施例を示すものであ
り、図1は雀球遊技機の正面図、図2は遊技盤の正面
図、図3は図2の部分拡大概略図、図4は本発明の概略
構成を示したブロック図、図5は本発明の雀球遊技機に
おける処理手順の一部を示したフローチャートを各々示
す。
【0010】図1中、10は雀球遊技機を示すものであ
り、この雀球遊技機10は、その前面には遊技盤20を有
し、遊技盤20の下方には捨て牌の指示等を行う操作部30
を設け、操作部30の右側下方には打球の発射操作を行う
ハンドル状の打球発射操作部40を設け、雀球遊技機10の
前面の下方にはメダル受皿50が設けてある。上記した遊
技盤20の表面には、図2で示すように、ガイドレール60
等で囲まれ遊技部70が設けてあり、この遊技部70内に
は、ほぼ中央に手牌等の表示を行うための表示装置であ
る液晶表示装置80を設け、液晶表示装置80の上方には特
別入賞装置90を設け、特別入賞装置90の左右にはそれぞ
れ特別入賞装置始動口100を設け、液晶表示装置80の周
囲及び下方には、複数種類の牌にそれぞれ対応した入球
口110…が設けてあり、その他の遊技部70内には風車12
0、サイドランプ130等が設けてある。
【0011】上記した入球口110は、それぞれが麻雀牌
の各種に対応している。具体的には、液晶表示装置80の
左側の入球口110が「白」に、液晶表示装置80の右側の
入球口110が「中」に、特別入賞装置90の上方の入球口1
10が「発」に対応している。また、液晶表示装置80の下
部に横並びに設けた18個の入球口が、左から順に、
「一万」「二万」「三万」「四筒」「五筒」「六筒」
「七万」「八万」「九万」「一筒」「二筒」「三筒」
「四万」「五万」「六万」「七筒」「八筒」「九筒」に
対応している。さらに、左サイドランプ130の下方の入
球口110が「東」「南」「一索」に、右サイドランプ130
の下方の入球口110が「西」「北」「九索」に、それぞ
れ対応している。また、各入球口110には、各入球口110
への入球を検出するための入球センサ111(図4)が設
けられている。
【0012】そして、遊技盤20の内部には、それぞれ入
球口表示手段である入球口指示ランプ140が設けてあ
る。この入球口指示ランプ140は、一般的なランプやL
ED等からなり、後に詳述する自摸牌判断手段244の判
断結果にもとづき、図2,3に示すように各入球口110の
上方で点灯、あるいは点滅し、遊技者は、その点灯又は
点滅を確認することができる。
【0013】また、特別入賞装置90は、いわゆるアタッ
カーからなり、常には特別入賞装置90内に打球を受け入
れ難い状態となっており、特別入賞装置90が作動する条
件が整うと、アタッカーが開いて特別入賞装置90内に打
球を受け入れやすい状態に変換する。そして、この特別
入賞装置90に入球した場合には、上記した牌の種類の中
から任意の牌を選択することができる。
【0014】上記した操作部30は、右側にメダル投入口
150と、メダル返却ボタン160とを並設し、左側には各入
球口110にそれぞれ対応する複数種類の牌のうちから一
つの牌を選択するための複数の牌選択スイッチ170…が
左右に並設してあり、この牌選択スイッチ170の下方に
は、貯留メダル投入スイッチ180、貯留メダル払出スイ
ッチ190、精算ボタン200、ヘルプスイッチ210、リーチ
スイッチ220、自摸切スイッチ230が左右に並設してあ
る。
【0015】液晶表示装置80は、STNタイプやTFT
タイプの液晶ディスプレイからなり、表示面に種々の表
示、例えば、メダル貯留枚数表示、得点表示、特別入賞
装置作動回数表示、捨牌表示、和了役表示、チャンス和
了役表示、遊技球数表示、風牌表示、表ドラ表示、裏ド
ラ表示、手牌表示、自摸牌表示等が行われるとともに、
遊技のデモンストレーション表示や、種々の説明表示等
を行うことができる。
【0016】雀球遊技機10内の適宜箇所には、雀球遊技
機10の遊技を電気的に制御するための電気的制御装置24
0が設けてある。この電気的制御装置240は、CPU(中
央演算装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RA
M(ランダムアクセスメモリ)等を有するマイクロコン
ピュータからなり、入出力制御手段を介して各機器と電
気的に連絡している。
【0017】この電気的制御装置240のうち本発明に関
する部分を、図4に示すブロック図を用いて説明する。
電気的制御装置の入力側には、入球口110に入球した打
球を検出する入球センサ111が接続されている。そし
て、電気的制御装置の出力側には、入球口表示手段であ
る入球口指示ランプ140が接続されている。
【0018】電気的制御装置240は、入球センサ111から
の入球信号にもとづいて、現在の手牌の組合せを把握す
る手牌把握手段241と、予め定めた複数種類の和了役を
記憶した和了役記憶手段242と、前記手牌把握手段241に
もとづいて現在の手牌の組合せが、前記和了役記憶手段
242に記憶された複数種類の和了役のうちのどれか一つ
が完成するための聴牌状態となったことを判断する聴牌
判断手段243と、この聴牌判断手段243の判断結果にもと
づき、次にどの麻雀牌に対応する入球口110に打球を入
球させると当該和了役が完成するかを判断する自摸牌判
断手段244と、この自摸牌判断手段244にもとづいて入球
させるべき入球口110の入球口表示手段である入球口指
示ランプ140の点灯又は点滅を制御するランプ点灯制御
手段245とを備える。
【0019】以下、上記した雀球遊技機10における遊技
手順を説明するとともに、図5のフローチャートに基づ
き入球口指示処理の手順を説明する。メダル投入口150
にメダルが投入されると、遊技が開始し、遊技者が打球
発射操作部40を操作して遊技部70内に打球が発射できる
状態となる。1遊技において、発射できる球数は24個
である。このとき、液晶表示装置80に表示されていた遊
技のデモンストレーション画面が遊技用画面に切り替わ
り、遊技開始条件が整ったことを遊技者に知らせる。
【0020】遊技開始条件が整うと、遊技者は、打球発
射操作部40を操作して遊技部70内に打球を発射する。遊
技部70内には、牌の種類に対応した複数の入球口110…
が設けてあり、打球は入球口110…のいずれかに入球す
る。そして、入球した打球は、入球センサ111によって
検出され、打球が入球した入球口110に対応する牌が液
晶表示装置80に表示される。このとき、表示される牌
は、ソートされて並び替えられる。並び替える順序は、
例えば、左から万子牌、筒子牌、索子牌、風牌、三元牌
の順になり、それぞれの種類の牌の中では、昇順に並び
替えられる。尚、各種類の牌は4個まで表示することが
でき、ある牌が4個表示されている場合に、その牌と同
一の牌に対応する入球口110に打球が入球しても、その
打球は失格球となる。例えば、「一万」「一万」「一
万」「一万」が表示されている場合に、「一万」に対応
する入球口110に打球が入球したとしても、液晶表示装
置80に5個目の「一万」を表示することができず、当該
打球は失格球となる。
【0021】また、液晶表示装置80には雀球遊技機10内
に貯留されているメダル枚数、現在の得点、捨牌及びリ
ーチ棒、ビッグチャンスとなる和了役が1種類、チャン
スとなる和了役が3種類、残りの遊技球数、表ドラ、現
在の風牌等が表示される。13球目の打球が入球口110
に入球した時点で配牌が完了したことになり、14球目
の打球が入球口110に入球した後、液晶表示装置80に表
示された牌の中のどれか1牌に対応する牌選択スイッチ
170を操作して当該牌を捨てるか、自摸切スイッチ230を
操作して自摸切りすると、次の打球を発射できる状態と
なる。
【0022】そして、発射された打球が入球口110に入
球すると、液晶表示装置80の遊技球数表示から「1」が
減算されて表示されるとともに、打球が入球した入球口
110に対応する牌が表示される。遊技中には、聴牌状態
であり、かつ遊技球数表示に「1」以上の表示がある場
合には、牌を捨てる以前に、リーチスイッチ220を操作
してリーチをかけることができる。リーチスイッチ220
を操作した後、牌選択スイッチ170を操作して手牌中か
ら牌を捨てるか、自摸切スイッチ230を操作して自摸切
りを行うと、液晶表示装置80に捨牌及びリーチ棒が表示
される。このとき、同時に裏ドラが表示される。
【0023】全ての打球、すなわち24球の打球が入球
口110に入球し遊技が終了するまでの間に、予め定めた
和了役となる牌の組み合わせが完成した場合には、今ま
での表示が和了役の説明表示に変わり、その時点におけ
る得点が表示される。この和了役の説明表示は、例え
ば、和了役の種類とドラ及び裏ドラの数等である。尚、
本実施例では、1遊技で獲得できる得点は10点までで
ある。
【0024】ここで、和了役が2種類以上同時に成立し
た場合には、それぞれの和了役に与えられるべき得点が
加算されて与えられる。また、手牌中に予め定めた表ド
ラ及び裏ドラと同一の牌がある場合には、そのドラ牌に
対しても得点が加算される。一方、遊技が終了するまで
の間に、予め定めた和了役の組み合わせが完成しない場
合には、液晶表示装置80に「ゲームオーバー」である旨
の表示がなされる。
【0025】和了役記憶手段242に記憶された和了役及
び和了役に対して与えられる得点は、例えば、1点役と
して、「平上がり」、「平和」、「タンヤオ」、「一盃
口」、「混一色」、「三暗刻」、「白」、「発」、
「中」、「東西南北の風牌」の10種類があり、2点役
として、「清一色「、「七対子」、「四暗刻」、「リー
チ一発」の4種類があり、3点役として、「チャン
タ」、「二盃口」、「三連刻」の3種類があり、5点役
として、「小三元」、「純チャンタ」の2種類があり、
10点役として、「一気通貫」、「大三元」、「小四
喜」、「大四喜」、「字一色」、「国士無双」、「九連
宝燈」、「清老頭」の8種類がある。また、表ドラ及び
裏ドラには、それぞれ1個につき1点が与えられる。こ
の得点の1点がメダル1枚に該当する。
【0026】また、入賞に係る和了役が完成した場合で
あっても、遊技球数表示が「1」以上である場合には、
自摸切スイッチ230あるいは牌選択スイッチ170を操作す
ると、遊技を続行することができる。和了役の説明表示
がなされている状態で精算ボタン200または貯留メダル
投入スイッチ180を操作すると、獲得した得点が、メダ
ル貯留枚数表示の得点に加算されて表示される。そし
て、貯留メダル投入スイッチ180を操作した場合には、
自動的に次の遊技に移行する。
【0027】遊技が終了するまでの間に、チャンス和了
役表示と同一の和了役が完成すると、液晶表示装置80に
和了役の説明表示とチャンス条件成立表示が交互に表示
されてチャンス条件が成立したことを遊技者に知らせる
とともに、次回の遊技において、特別入賞装置90を1回
作動させることができる。このチャンス条件が成立して
いる間に、特別入賞装置始動口100を打球が通過する
と、特別入賞装置90が作動して特別入賞装置90内に打球
を受け入れやすい状態に変換する。そして、特別入賞装
置90内に打球が5個入球するか、あるいは当該遊技が終
了すると、特別入賞装置90は、通常状態、すなわち特別
入賞装置90内に打球を受け入れ難い状態に変換する。
【0028】そして、特別入賞装置90内に打球が入球す
ると、自摸牌表示として「?」が表示され、この状態で
牌選択スイッチ170を操作すると、遊技者が所望する任
意の牌を選択することができ、遊技者が牌を選択する
と、「?」の表示が選択した牌の表示に変わる。遊技が
終了するまでの間に、ビッグチャンス和了役表示と同一
の和了役が完成すると、液晶表示装置80に和了役の説明
表示とビッグチャンス条件成立表示が交互に表示されて
ビッグチャンス条件が成立したことを遊技者に知らせる
とともに、次回の遊技において、特別入賞装置90を最高
14回作動させることができる。
【0029】このビッグチャンス条件が成立している間
に、特別入賞装置始動口100を打球が通過すると、特別
入賞装置90が作動して特別入賞装置90内に打球を受け入
れやすい状態に変換する。そして、特別入賞装置90内に
打球が5個入球するか、あるいは当該遊技が終了する
と、特別入賞装置90は、通常状態、すなわち特別入賞装
置90内に打球を受け入れ難い状態に変換する。この状態
が、最高14回繰り返されるのであるが、ビッグチャン
ス成立条件が整っている場合であっても、1回の遊技終
了時に予め定めた和了役を完成させることができなかっ
た場合には、ビッグチャンス成立条件は無効となる。し
たがって、ビッグチャンス成立条件が整っていて、毎遊
技において予め定めた和了役を完成させることができれ
ば、特別入賞装置90を最高14回作動させることができ
るのである。
【0030】ビッグチャンス条件成立時においてもチャ
ンス条件成立時と同様に、特別入賞装置90内に打球が入
球すると、自摸牌表示に「?」が表示され、この状態で
牌選択スイッチ170を操作すると、遊技者が所望する任
意の牌を選択することができ、遊技者が牌を選択する
と、「?」の表示が選択した牌の表示に変わる。したが
って、チャンス条件成立時まはたビッグチャンス条件成
立時においては、全遊技球である24球中5球までを遊
技者が所望する任意の牌として扱うことができるため、
遊技者は所望の和了役を完成させ易くなり、遊技者にと
って有利な状態となる。
【0031】上記したビッグチャンス和了役は、例え
ば、「一気通貫」「九連宝燈」「清老頭」のうちのどれ
か1種類の和了役であり、チャンス和了役は、例えば、
「一気通貫」、「九連宝燈」、「清老頭」、「国士無
双」、「字一色」、「小三元」、「七対子」、「平
和」、「タンヤオ」のうちのどれか3種類の和了役であ
る。尚、ビッグチャンス和了役とチャンス和了役には重
複した和了役があるが、両和了役として同時に表示され
ることはない。すなわち、ビッグチャンス和了役に選択
された和了役はチャンス和了役としては選択されず、反
対にチャンス和了役に選択された和了役はビッグチャン
ス和了役としては選択されないのである。
【0032】遊技を終了して貯留メダルの払い出しを受
けたい場合には、貯留メダル払出スイッチ190を操作す
ると、メダル貯留枚数表示として表示された枚数のメダ
ルが、メダル受皿50に払い出される。また、遊技中に貯
留枚数が10枚を超えた場合には、自動的に10枚を超
えた数のメダルがメダル受皿50に払い出される。遊技中
に、和了役が完成する見込みが無くなる等、当該遊技を
終了して次の遊技を開始したい場合には、自摸切スイッ
チ230等の操作を行わないで、貯留メダル投入スイッチ1
80を操作すればよい。この場合、メダル貯留枚数表示に
「1」以上の表示がある場合には、自動的に次の遊技に
進む。
【0033】一般的な遊技処理は、上記した通りである
が、配牌が完了した後以降、遊技終了までに聴牌状態と
なった場合には、図5のフローチャートに示すように、
入球口指示処理が行われる。この入球口指示処理におい
ては、液晶表示装置80の手牌表示に13牌が表示されて
いる状態、すなわち、配牌が完了し、自摸切スイッチ23
0を操作して1牌を捨てた後であって、打球発射操作部4
0を操作して次の打球を発射する前に、手牌把握手段241
によって把握された現在の手牌の組合せが、和了役記憶
手段242に記憶された複数種類の和了役のうちのどれか
一つの和了役が聴牌した状態となっているか否かが聴牌
判断手段243により判断される。
【0034】ここで、聴牌判断手段243により聴牌状態
であると判断されると、自摸牌判断手段244により、当
該和了役が完成するためには次にどの牌を自摸ればよい
か、すなわち、どの入球口110を狙って打球を発射すれ
ばよいかが判断される。そして、自摸牌判断手段244の
判断結果に基づき、ランプ制御手段245の制御によっ
て、該当する麻雀牌に対応する入球口110に対応して設
けられた入球口指示ランプ140が点灯または点滅し、遊
技者に対して狙うべき入球口110を指示する。
【0035】遊技者は、入球口指示ランプ140が点灯し
た入球口110を狙って、打球発射操作部40を操作すれば
よい。上記した入球口指示処理は、自模数が10牌に達
するまで繰り返され、自摸数が10牌に達すると入球口
指示処理を終了する。ここで自模数が10牌に達したか
どうかを判断することから、最初の配牌及び自摸に使用
する14球を加えると、遊技者に与えられる打球数は、
アウト球を除き全部で24球となる。ただし、入球口指
示処理の終了の条件は、自模数が10牌達したことに限
られず、自模数が10牌以上であっても、自模数が10
牌以下であってもよい。このように、入球口指示処理の
終了の条件である自模数を変更することで、ゲームの難
易度を容易に変更することができる、すなわち自模数を
少なくすれば、ゲームの難易度を高くすることができ、
逆に自模数を多くすればゲームの難易度を低くすること
ができる。また、この場合には、最初の配牌及び自摸に
使用する14球には変更がなくとも、自模数が変わるこ
とにより、遊技者に与えられる打球数は、減少または増
加する。
【0036】尚、遊技者が入球口指示ランプ140の指示
に従わず、より高得点となる和了役を目指して打球発射
操作部40を操作しても一向に差し支えない。この場合、
聴牌状態が変化する毎に、自摸牌判断手段244により狙
うべき入球口110が判断され、対応する入球口指示ラン
プ140が点灯する。また、上記した実施例では、聴牌状
態となった場合は、必ず入球口指示手段である入球口指
示ランプ140を点灯させているが、ヘルプスイッチ210が
操作された場合にのみ入球口指示ランプ140を点灯させ
るように構成してもよい。また、入球口指示手段は、上
記した入球口指示ランプ140のみではなく、液晶表示装
置80も入球口指示手段の一構成要素として、聴牌状態に
おいて液晶表示装置80に狙うべき入球口110に対応する
麻雀牌を表示するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、聴牌判断手段により聴牌状態であ
ると判断されると、自摸牌判断手段が、次にどの麻雀牌
に対応する入球口に打球を入球させると当該和了役が完
成するかを判断し、入球口表示手段である入球口指示ラ
ンプを点灯して狙うべき入球口を遊技者に指示する。
【0038】したがって、遊技者は、入球口表示手段で
ある入球口指示ランプが点灯している入球口を狙って遊
技を行えばよいので、麻雀遊技を全く知らなかったりあ
るいは麻雀知識が乏しい初心者であっても、雀球遊技機
における遊技を楽しむことができる。さらに、遊技者間
の麻雀に対する熟練度の相違に基づく不公平を解消で
き、遊技の興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雀球遊技機の正面図である。
【図2】本発明に係る雀球遊技機の遊技盤の正面図であ
る。
【図3】図2の部分拡大概略図である。
【図4】本発明の概略構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の雀球遊技機における処理手順の一部を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 雀球遊技機 20 遊技盤 30 操作部 40 打球発射操
作部 50 メダル受皿 60 ガイドレー
ル 70 遊技部 80 液晶表示装
置 90 特別入賞装置 100 特別入賞装
置始動口 110 入球口 111 入球セン
サ 120 風車 130 サイドラ
ンプ 140 入球口指示ランプ 150 メダル投
入口 160 メダル返却ボタン 170 牌選択ス
イッチ 180 貯留メダル投入スイッチ 190 貯留メダ
ル払出スイッチ 200 精算ボタン 210 ヘルプス
イッチ 220 リーチスイッチ 230 自摸切ス
イッチ 240 電気的制御装置 241 手牌把握
手段 242 和了役記憶手段 243 聴牌判断
手段 244 自摸牌判断手段 245 ランプ制
御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の表面に設けた遊技部内に、複数種
    類の麻雀牌にそれぞれ対応した入球口を設け、打球が入
    球した入球口の組み合わせが予め定めた和了役を構成す
    ると、遊技者に賞としてのメダルを払い出す雀球遊技機
    において、 現在の手牌の組み合わせが、予め定めた複数の和了役の
    うちのどれか一つが完成するための聴牌状態となったこ
    とを判断する聴牌判断手段と、 該聴牌判断手段の判断結果に基づき、次にどの麻雀牌に
    対応する入球口に打球を入球させると当該和了役が完成
    するかを判断する自摸牌判断手段と、 該自摸牌判断手段の判断結果に基づき、入球させるべき
    入球口を表示する入球口表示手段とからなることを特徴
    とする雀球遊技機。
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