JP2003199932A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003199932A JP2002001197A JP2002001197A JP2003199932A JP 2003199932 A JP2003199932 A JP 2003199932A JP 2002001197 A JP2002001197 A JP 2002001197A JP 2002001197 A JP2002001197 A JP 2002001197A JP 2003199932 A JP2003199932 A JP 2003199932A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リーチ状態成立後において遊技者に対して積極
的に遊技に参加しているという感覚をもたせることがで
き、しかも、パチンコホール側に対しても稼働を上げ売
り上げの向上に寄与できるようにすること。 【解決手段】パチンコ遊技機は、始動条件の成立(始動
入賞)により可変表示装置30が変動を開始し、可変表
示装置30の変動がリーチ状態を経て予め定められた所
定結果で停止したとき(左右中列図柄が同一図柄で停止
したとき)に大当りが発生する。そして、リーチ状態が
成立した時点から可変表示装置30が変動を停止する予
定時点までの期間(変動時間内)に、遊技者の操作によ
り発射された遊技球の個数が所定個数に達したとき、こ
の到達時点で可変表示装置30の変動を強制的に停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
詳しくは、可変表示装置の変動がリーチ状態を経て予め
定められた所定結果で停止したときに大当りが発生する
パチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、いわゆる「フィーバー
機」と称される第1種パチンコ遊技機は、遊技盤に、数
字、記号、図形、キャラクタ等(通常、図柄と称され
る。)を変動表示するカラー液晶表示器またはCRTな
ど(通常、可変表示装置と称される。)を設け、遊技者
の操作により発射された遊技球が始動入賞口に入球する
と、可変表示装置の変動を開始させ、通常、可変表示装
置に、上から下あるいは右から左に3列の図柄を流動的
に変動表示させ、その後3列のうちから2列の図柄を比
較的短い時間間隔を置いて順に停止させ、これら2つの
停止図柄が互いに予め定められた特定の関係(通常、
「7」と「7」や「○」と「○」等の同一図柄となる関
係)をもたない場合には、ハズレとなり、残り1列の図
柄を直ちに停止させて可変表示装置の変動を停止させ、
一方、上記2つの停止図柄が特定の関係をもつ場合に
は、大当り(特別遊技状態)への予告ともいえるリーチ
状態が発生し、このリーチ状態から大当りへと発展する
のではという期待感を遊技者にもたらすために、残りの
1列の図柄を比較的長時間変動させた後停止させ、この
停止図柄が上記2つの停止図柄と特定の関係(通常、
「7」と「7」と「7」や「○」と「○」と「○」等の
同一図柄となる関係)をもたない場合には、ハズレとな
り、一方、特定の関係をもつ場合には大当り(特別遊技
状態)が発生する。大当りが発生すると、可変入賞装置
(大入賞口)の開閉扉が開放され、この開放状態の可変
入賞装置に遊技球が所定個数(例えば10個)入るかあ
るいは所定時間が経過すると開閉扉が閉塞して第1ラウ
ンドが終了し、その後、通常は第2ラウンド、第3ラウ
ンド、第4ラウンド、…と継続し、最終ラウンド(例え
ば第15ラウンド)が終了することによって大当りが終
了する。この大当りのとき、開放状態の可変入賞装置に
多くの遊技球が入球するようになるため、可変入賞装置
への入球に対する景品球(例えば、1個の入賞球に対し
て景品球は13個である。)がパチンコ遊技機前面下部
の球受皿に多数払い出され、これにより遊技者は有利な
特典を享受することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなパチンコ遊技機においては、遊技球が始動入賞
口に入球した時点で大当りかハズレか、リーチ状態とな
るか否か、大当り図柄またはハズレ図柄をどの図柄に決
めるか等がパチンコ遊技機内部の演算処理回路で決定さ
れるため、遊技者によっては、始動入賞口への入球後
は、パチンコ遊技機が一方的に遊技を進行させているだ
けで、自分が積極的に遊技に参加しているという実感を
もてないという不満が生じている。
【0004】また、パチンコホール側にとっては、リー
チ状態の成立時点からハズレまたは大当りが判明するま
での間は、遊技者が遊技球の発射を停止させて無駄な発
射を行わないため、稼働の低下を招き、売り上げの低下
につながるという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような従来のパチンコ遊
技機の問題点を解決し、リーチ状態成立後において遊技
者に対して積極的に遊技に参加しているという感覚をも
たせることができ、しかも、パチンコホール側に対して
も稼働を上げ売り上げの向上に寄与できるパチンコ遊技
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ遊技機
は、始動条件の成立により可変表示装置が変動を開始
し、該可変表示装置の変動がリーチ状態を経て予め定め
られた所定結果で停止したときに大当りが発生するパチ
ンコ遊技機において、前記リーチ状態が成立した時点か
ら前記可変表示装置が変動を停止する予定時点までの変
動時間内に、遊技者の操作により発射された発射球数が
所定個数に達したとき、この到達時点で前記可変表示装
置の変動を強制的に停止させるようにしたことを特徴と
する。
【0007】また、前記到達時点で乱数を取得し、該取
得した乱数が所定値であった場合、遊技者にとって有利
な特典を付与するようにする。
【0008】また、前記変動時間内において変動時間の
残り時間及び/又は前記発射球数の表示を行う表示部を
備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は、一実施形態に係るパチンコ遊技機
の正面を示す。このパチンコ遊技機は、以下の説明にお
いて図示されていない部品、装置等もあるが、遊技者が
電動式発射装置の操作ハンドル1を操作すると、上球受
皿2から発射レール上に遊技球が1球ずつ所定の時間間
隔で送られ、発射レール上の遊技球がハンマーで打球さ
れ発射される。発射された遊技球は誘導レール3に導か
れて遊技盤の遊技領域4内へ放出される。遊技領域4内
に放出された遊技球は、風車5や釘6に当たって複雑な
動きをしながら落下し、大半の遊技球はいずれの入賞口
にも入球することなくアウト口7から機外へ排出される
が、数少ない遊技球は普通入賞口8または始動入賞口9
に入球する。
【0011】遊技球が普通入賞口8に入球した場合に
は、普通入賞検出器10から普通入賞検出信号が主基板
等演算処理回路60(図2、図4)に入力され、予め決
められた所定個数(例えば5個)の景品球が賞球払出装
置によって上球受皿2に払い出される。
【0012】また、遊技球が始動入賞口9に入球した場
合には、始動入賞検出器20から始動入賞検出信号が演
算処理回路60に入力され、上記と同様に予め定められ
た所定個数(例えば5個)の景品球が賞球払出装置によ
って上球受皿2に払い出されるとともに、遊技盤の中央
に位置する可変表示装置30が変動を開始する。可変表
示装置30は、横方向に3列の可変表示部31、32、
33を備え、これらの可変表示部31、32、33が上
から下へ3列の図柄をそれぞれ流動的に変動表示させ、
その後3列のうちから左列31と右列33の図柄を比較
的短い時間間隔を置いて順に停止させ、これら2つの停
止図柄が同一図柄でない場合(例えば「7」と「7」以
外の図柄との場合)には、ハズレとなり、中列32の図
柄を直ちに停止させて変動表示を停止し、一方、左列3
1及び右列33の停止図柄が同一図柄の場合(例えば、
「7」と「7」との場合)には、大当りへの予告ともい
えるリーチ状態が発生する。
【0013】リーチ状態成立後は、従来と同様に中列3
2の図柄のみが依然として変動表示されるが、本実施形
態の場合、この中列32の図柄の変動表示を停止するタ
イミングが従来とは異なっている。つまり、従来の場合
には、中列32の図柄は比較的長時間変動した後に停止
するが、本実施形態の場合には、リーチ状態が成立した
時点から中列32の図柄が変動を停止する予定時点まで
の変動時間内に、遊技者の操作により発射された遊技球
の個数が所定個数に達したとき、この到達時点で中列3
2の図柄の変動表示を停止させるようにしている。ここ
で、発射された遊技球は発射検出器40によって検出さ
れる。発射検出器40は、発射装置によって発射された
発射球が誘導レール3から遊技領域4内に入ったことを
確実に検出できる位置に設置される。発射検出器40
は、発射球との接触、非接触を問わず発射球の通過を電
気信号として検出可能なものであればよい。図6は、発
射検出器40の一実施形態を示している。この発射検出
器40は、誘導レール3の出口に設けられた従前からの
可動片11を利用し、発射球が可動片11を押し上げて
遊技領域4内に入るとき、可動片11がマイクロスイッ
チ41をオンさせ、このマイクロスイッチ41から球検
出信号が演算処理回路60に入力されるよう構成されて
いる。
【0014】中列図柄の変動停止時、中列図柄の停止図
柄が右列図柄及び左列図柄の停止図柄と同一図柄でない
場合には、ハズレとなる。一方、同一図柄の場合(例え
ば、「7」と「7」と「7」との場合)には大当り(特
別遊技状態)が発生する。大当りが発生すると、可変入
賞装置(大入賞口)50の開閉扉51が開放され、この
開放状態の大入賞口50に遊技球が所定個数(例えば1
0個)入るかあるいは所定時間が経過すると、開閉扉5
1が閉塞して第1ラウンドが終了する。その後、通常は
第2ラウンド、第3ラウンド、第4ラウンド、…と継続
し、最終ラウンド(例えば第15ラウンド)が終了する
ことによって大当りが終了する。この大当りのとき、開
閉扉51が閉塞状態のときだったらアウト球となる遊技
球が開放状態の開閉扉51によって大入賞口50へと導
かれるようになることから、多数の遊技球が大入賞口5
0に入球するようになる。このため、大入賞口50への
入賞に対して払い出される景品球(例えば、1個の入賞
球に対して景品球は13個である。)が上球受皿2(上
球受皿2が満杯になると下球受皿12)に多数払い出さ
れ、これにより遊技者は有利な特典を享受する。
【0015】図2は、上記のようなパチンコ遊技機の基
本的なブロック図を示す。図2において、主基板及び図
柄制御基板により構成される演算処理回路60は、始動
入賞検出器20及び発射検出器40と接続されるととも
に可変表示装置30および可変入賞装置50と接続され
ている。
【0016】演算処理回路60は、始動入賞検出器20
から始動入賞検出信号を入力すると乱数発生手段61に
よって乱数を取得し、遊技状態決定手段62によりこの
取得した乱数に基づいて、ハズレか大当りか、ハズレの
場合リーチを発生させるかどうか、リーチ状態成立時点
(可変表示装置におけるリーチ表示開始時点)から変動
停止までの変動時間、大当り図柄及びハズレ図柄を何に
するかなど各種の遊技状態を決定する。そして、この決
定された遊技状態に基づいて、表示制御手段63は可変
表示装置30の表示を制御するとともに開閉制御手段6
4は可変入賞装置50の開閉扉51の開閉を制御する。
このような演算処理回路60による演算処理は、従来か
らのパチンコ遊技機においても同様に行われている。
【0017】本実施形態に係る演算処理回路60は、変
動停止信号発生手段65を備えることを特徴とする。変
動停止信号発生手段65は、遊技状態決定手段62から
リーチ状態の成立(可変表示装置30におけるリーチ表
示開始)を知らせる信号を受けることによって動作を開
始し、変動時間(上記のように、可変表示装置30にお
けるリーチ表示開始時点から変動停止までの時間)の
間、発射検出器40からの球検出信号に基づいて発射球
を計数する。そして、上記変動時間内に所定個数例えば
10個の発射球を計数したとき、変動停止信号発生手段
65は表示制御手段63に変動停止信号を送り、この変
動停止信号を受けた表示制御手段63は、可変表示装置
30の中列図柄を停止させる。また、変動時間内に発射
球が所定個数まで到達しなかった場合、変動停止信号発
生手段65は、変動時間が経過した時点で変動停止信号
を表示制御手段63に送り、可変表示装置30は中列図
柄を停止する。
【0018】さらに、表示制御手段63は、変動時間
中、変動停止信号発生手段65における発射球計数手段
及び残り時間(変動時間から経過時間を減算した時間)
計数手段からの発射球数信号及び残り時間信号に基づい
て、可変表示装置30の発射球表示部34及び残り時間
表示部35に発射球数及び残り時間を表示させる。な
お、残り時間については、可変表示装置30自体が計数
するようにしてもよい。
【0019】停止した中列図柄が大当り図柄である場
合、可変表示装置30は、大当りデモ表示を行った後、
ラウンド毎のラウンド表示を行う。また、開閉制御手段
64は、大当りデモ表示終了と同時に可変入賞装置50
の開閉扉51を開放して第1ラウンドを開始させる。こ
の第1ラウンドにおいて可変入賞装置50に所定個数の
遊技球が入賞すると、開閉扉51を一旦閉塞した後、第
2ラウンドが開始し、以後同様に開閉扉51が開閉して
第15ラウンドで大当りが終了する。
【0020】上述したような演算処理回路60による演
算処理は、図3に示すフローチャートによって表すこと
もできる。図3において、演算処理回路60は、始動入
賞検出器20からの信号に基づいて始動入賞の有無を判
定し(S1)、始動入賞が有ると、乱数を取得する(S
2)とともに、可変表示装置30に変動表示を開始させ
る(S3)。そして、取得した乱数から大当りかどうか
を判定する(S4)。
【0021】ハズレの場合、リーチを発生させるかどう
かを判定し(S5)、リーチを発生させない場合、所定
時間経過後(S6)、ハズレ図柄で可変表示装置30の
変動を停止させる(S7)。また、ハズレであってリー
チを発生させる場合、所定時間経過後(S8)、左右列
図柄を停止させ、つまりリーチ状態を成立させ(S
9)、変動時間内に発射球の個数が所定個数(例えば1
0個)に達したとき、ハズレ図柄となる中列図柄を停止
させ(S10、S11、S12)、一方、変動時間内に
発射球の個数が所定個数に達しなかった場合には、変動
時間経過後、ハズレ図柄となる中列図柄を停止させる
(S10、S11、S12)。
【0022】一方、大当りの場合、所定時間経過後(S
8)、左右列図柄を停止させ、つまりリーチ状態を成立
させ(S9)、変動時間内に発射球の個数が所定個数
(例えば10個)に達したとき、大当り図柄となる中列
図柄を停止させ(S10、S11、S12)、一方、変
動時間内に発射球の個数が所定個数に達しなかった場合
には、変動時間経過後、大当り図柄となる中列図柄を停
止させる(S10、S11、S12)。
【0023】以上説明したように、本実施形態に係るパ
チンコ遊技機は、始動条件の成立(始動入賞)により可
変表示装置30が変動を開始し、可変表示装置30の変
動がリーチ状態を経て予め定められた所定結果で停止し
たとき(左右中列図柄が同一図柄で停止したとき)に大
当りが発生するパチンコ遊技機において、リーチ状態が
成立した時点から可変表示装置30が変動を停止する予
定時点までの期間(変動時間内)に、遊技者の操作によ
り発射された遊技球の個数が所定個数に達したとき、こ
の到達時点で可変表示装置30の変動を強制的に停止さ
せるようにした。このため、本実施形態によると、遊技
者は、リーチ状態成立後において遊技球を発射させると
可変表示装置30の変動を停止させることができるとい
う認識をもつようになることから、自らが遊技に積極的
に参加しているという感覚をもつことができ、しかも、
パチンコホール側においては、リーチ状態成立後の発射
球の増加により稼働を上げ売り上げを向上させることが
できる。
【0024】また、可変表示装置30に変動残り時間及
び発射球数の表示を行う表示部34、35を設けたた
め、遊技者は、これらの表示で遊技状態を確認しながら
遊技を楽しむことができる。
【0025】図4は、他の実施形態に係るパチンコ遊技
機の基本的なブロック図を示す。図4において、演算処
理回路60は、発射球カウント手段66を備える。この
発射球カウント手段66は、上述した変動停止信号発生
手段65と同様、遊技状態決定手段62からリーチ状態
成立を知らせる信号を受けることによって動作を開始
し、発射検出器40からの球検出信号に基づいて発射球
数を計数する。但し、発射球カウント手段66は、変動
時間内に発射球の個数が所定個数に達したとき、乱数発
生手段61を動作させる。
【0026】発射球カウント手段66により乱数発生手
段61が乱数を発生するようになった場合、遊技状態決
定手段62は、乱数発生手段61から乱数を取得し、こ
の取得した乱数に基づいて、ハズレか大当りかを決定
し、変動停止信号発生部67から表示制御手段63に変
動停止信号を送り可変表示装置30の中列図柄を直ちに
停止させる。この中列図柄の停止図柄は、今回ハズレで
あっても始動入賞時に大当りであった場合は大当り図柄
となり、また、今回も始動入賞時もハズレの場合はハズ
レ図柄となり、また、始動入賞時にハズレであったが今
回は大当りであった場合は大当り図柄となる。一方、変
動時間内に発射球が所定個数まで到達しなかった場合、
発射球カウント手段66は、変動時間が経過した時点で
変動停止信号を表示制御手段63に送り、可変表示装置
30は中列図柄を停止する。
【0027】さらに、表示制御手段63は、変動時間
中、発射球カウント手段66からの発射球数信号及び残
り時間(変動時間から経過時間を減算した時間)信号に
基づいて、可変表示装置30の発射球表示部34及び残
り時間表示部35に発射球数及び残り時間を表示させ
る。なお、残り時間については、可変表示装置30自体
が計数するようにしてもよい。
【0028】この演算処理回路60によるその他の演算
処理は、上述した先の実施形態の演算処理回路60によ
る演算処理と同様であるため、説明を省略する。
【0029】この演算処理回路60による演算処理は、
図5に示すフローチャートによって表すこともできる。
図5において、S1〜S11までの演算処理は、上述し
た先の演算処理回路60によるS1〜S11までの演算
処理と同様であるため、その説明を省略する。本実施形
態の場合、変動時間内に発射球が所定個数に達すると、
乱数を取得し(S14)、取得した乱数に基づいて大当
りかハズレかを判定する(S15)。大当りの場合は、
大当り図柄となる中列図柄を停止させ(S16)、ハズ
レの場合は、中列図柄(始動入賞時に大当りの場合は大
当り図柄となり、ハズレの場合はハズレ図柄となる中列
図柄)を停止させる(S13)。また、変動時間内に発
射球が所定個数に到達しなかった場合は、変動時間経過
時に中列図柄を停止させる(S13)。
【0030】以上説明したように、この実施形態に係る
パチンコ遊技機は、リーチ状態成立後変動時間内に発射
球が所定個数に到達した時点で乱数を取得し、この取得
した乱数が所定値(大当り)であった場合、大当りとな
るため遊技者は有利な特典を享受できるようになる。
【0031】なお、この実施形態は、乱数取得時に大当
りを発生させる例を示したが、大当りの代わりに、大当
りに比べてラウンド数が少ない小当りを発生させるよう
にしてもよい。
【0032】また、上記各実施形態では、可変表示装置
30に発射球数表示部34及び残り時間表示部35を設
けたが、これらの表示部34、35はパチンコ遊技機に
おいて遊技者が見ることが可能な他の箇所に設けてもよ
く、また、いずれかの表示部34又は35のみを設ける
ようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によると、リー
チ状態成立後に遊技者の操作によって可動表示装置の変
動表示を強制的に停止できるようにしたため、リーチ状
態成立後において遊技者に対して積極的に遊技に参加し
ているという感覚をもたせることができ、しかも、パチ
ンコホール側に対しても稼働を上げ売り上げの向上に寄
与できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】上記パチンコ遊技機の基本的なブロック図であ
る。
【図3】演算処理回路による演算処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】他の実施形態に係るパチンコ遊技機の基本的な
ブロック図である。
【図5】演算処理回路による演算処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】発射検出器の構成図である。
【符号の説明】
20 始動入賞検出器 30 可変表示装置 34 発射球数表示部 35 残り時間表示部 40 発射検出器 50 可変入賞装置 60 演算処理回路 61 乱数発生手段 62 遊技状態決定手段 65 変動停止信号発生手段 66 発射球カウント手段 67 変動停止信号発生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動条件の成立により可変表示装置が変
    動を開始し、該可変表示装置の変動がリーチ状態を経て
    予め定められた所定結果で停止したときに大当りが発生
    するパチンコ遊技機において、 前記リーチ状態が成立した時点から前記可変表示装置が
    変動を停止する予定時点までの変動時間内に、遊技者の
    操作により発射された発射球数が所定個数に達したと
    き、この到達時点で前記可変表示装置の変動を強制的に
    停止させるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記到達時点で乱数を取得し、該取得し
    た乱数が所定値であった場合、遊技者にとって有利な特
    典を付与するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記変動時間内における変動時間の残り
    時間及び/又は前記発射球数の表示を行う表示部を設け
    たことを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ遊
    技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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