JP4503257B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明はパチンコ機やスロットマシン等の遊技機において当たり遊技の不正取得防止に関する。
一般に、パチンコ機では、始動入賞部品への球の始動入賞により当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果が対応付けられた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を抽出する当たり外れ抽選が行われ、当たりの抽選結果が得られた場合に当たり遊技となる。
また、スロットマシンでは、遊技開始操作手段の操作のタイミングで当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果が対応付けられた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を抽出する当たり外れ抽選が行われ、当たりの抽選結果が得られた場合に当たり遊技となる。
また、当たり外れ抽選により当たりの抽選結果が得られた場合に、主制御装置が表示制御装置や音制御装置等の副制御装置に一定のタイミングで当たり予告情報(当たり予告コマンド)を送信して副制御装置に当たり予告演出を行わせる。例えば表示器に当たり予告図柄を表示させる当たり予告情報を表示制御装置に送信したり、スピーカを介して当たり予告の音を発生させる当たり予告情報を音制御装置に送信するパチンコ機やスロットマシン等の遊技機もある。
しかしながら、例えば巡回形のカウンタで形成された当たり外れ抽選カウンタは一定のタイミング(例えば主制御装置の1回の処理サイクル時間である4ms毎)でカウント動作を行っているので、当たりの抽選結果を1回得た後に、遊技者がいわゆる体感機やぶら下がり基板と呼ばれるような不正支援機等を用いて、当たりの抽選結果が割り付けられた当たり外れ抽選カウンタのカウント値、即ち、当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を把握できる可能性がある。この当たりカウント値の配置の周期性を把握できれば、一定のタイミングでカウント動作を行っている当たり外れ抽選カウンタが当たりカウント値をカウントする時期を把握できるようになり、遊技者はこの当たり外れ抽選カウンタが当たりカウント値をカウントする時期を狙って始動入賞を狙うことにより当たり抽選結果を得ることができる可能性が高くなり、当たり遊技を不正取得しやすくなる。
また、当たり外れ抽選結果を判定した後、一定時間経過後に副制御装置に当たり予告情報を送信する遊技機においては、当たり予告情報の送信時の音などを確認することにより当たり予告情報の送信タイミングを把握される可能性がある。当たり外れ抽選結果を判定した後に一定のタイミングで送信される当たり予告情報の送信タイミングを把握されると、不正支援機等を用いて当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を把握されやすくなる。
また、主制御装置から副制御装置に送信する当たり遊技中の効果音出力要求コマンドの送信タイミングをランダムに変化させることで、この効果音出力要求コマンドを受けた副制御装置によりスピーカを介して出力される効果音が当たり遊技中の遊技者によるいわゆる目押しの補助とならないようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−157663号公報
特許文献1のスロットマシンでは、遊技者の図柄停止ボタンの操作により回胴表示装置のリール図柄が当たり図柄で揃った後の当たり遊技中に送信される効果音出力要求コマンドの送信タイミングをランダムに変化させているだけであり、当たり外れ抽選カウンタのカウント動作は一定のタイミングで行われている。
従って、上述したように、不正支援機を用いて、当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を不正に把握され、当たり遊技を不正取得されやすいという課題があった。
本発明は、遊技者が不正支援機を用いたとしても、当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を把握しにくいようにでき、当たり遊技を不正取得しにくいようにできる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る遊技機は、制御装置が、始動入賞部品への球の始動入賞あるいは遊技開始操作手段の操作により当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果を対応付けた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を取得し、この取得した当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に当たり遊技を行う遊技機において、制御装置が、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に生じた始動入賞数を記憶する始動入賞数記憶部と、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中の当たり外れ抽選により得られた当たり外れ抽選結果を記憶する当たり外れ抽選結果記憶部と、当たり外れ抽選結果判定手段とカウント動作制御手段とカウント動作停止時間抽選手段とカウント動作停止時間抽選カウンタとカウント動作停止時間知識と始動入賞計数カウンタとを備え、当たり外れ抽選結果判定手段が当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に、カウント動作停止時間抽選手段がカウント動作停止時間抽選カウンタのカウント値を取得し、カウント動作停止時間抽選カウンタのカウント値毎に停止時間情報を対応付けたカウント動作停止時間知識に上記取得したカウント値を照合して停止時間情報を取得し、カウント動作制御手段が上記取得した停止時間情報に基づく停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止した後にカウント動作を再開し、始動入賞計数カウンタが当たり外れ抽選カウンタのカウント動作停止中に生じた始動入賞を記憶し、制御装置がカウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を当たり遊技後に行う構成とした。
請求項2では、制御装置が、始動入賞部品への球の始動入賞あるいは遊技開始操作手段の操作により当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果を対応付けた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を取得し、この取得した当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に当たり遊技を行う遊技機において、制御装置が、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に生じた始動入賞数を記憶する始動入賞数記憶部と、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中の当たり外れ抽選により得られた当たり外れ抽選結果を記憶する当たり外れ抽選結果記憶部と、当たり外れ抽選結果判定手段とカウント動作制御手段と始動入賞計数カウンタとを備え、当たり外れ抽選結果判定手段が当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に、カウント動作制御手段が予め当たりの抽選結果に付加された停止時間情報を取得して、この停止時間情報に基づく停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止した後にカウント動作を再開し、始動入賞計数カウンタが当たり外れ抽選カウンタのカウント動作停止中に生じた始動入賞を記憶し、制御装置がカウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を当たり遊技後に行う構成とした。
請求項1によれば、当たりの抽選結果を得た場合に当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止したので、当たりの抽選結果を得た後は、当たり外れ抽選カウンタが当たりカウント値をカウントする時期がずれることになるので、遊技者が不正支援機を用いたとしても、当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を把握しにくいようにでき、当たり遊技を不正取得しにくいようにできる。また、当たりの抽選結果が得られる毎に停止時間抽選が行われて当たりの抽選結果が得られる毎に異なる停止時間が設定される可能性が高くなるので、さらに当たりカウント値の配置の周期性を把握しにくくできる。さらに、制御装置が当たり遊技後にカウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を行うので、始動入賞による図柄変動から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に保留可能な始動入賞(始動記憶)の数の最大数分より多い当たり外れ抽選結果が得られるようになり、遊技者に有利な遊技を提供できる。
請求項によれば、カウント動作停止時間抽選を行うことなく、当たりの抽選結果毎に当たり外れ抽選カウンタを停止させることができ、請求項のカウント動作停止時間抽選を行う場合と同様な効果が得られる
図1は本発明の遊技機としてのパチンコ機の構成を示すブロック図、図2はパチンコ機の制御の流れの概要を示す図、図3は当たり外れ知識を示す図、図4はカウント動作停止時間知識を示すである。
図1に示すようにパチンコ機は遊技盤1の前面である意匠盤面1aにおいてガイドレール2で囲まれた内側の遊技領域3に始動入賞部品4、当たり外れ抽選による当たり外れ図柄を表示する表示器5、可変入賞部品6、保留数表示手段7を備える。ガイドレール2の外側部分と内側部分との間は球通路8になっている。始動入賞部品4としては遊技領域3から球を取込んで遊技盤1の裏側に排出する取込型や遊技領域3から球を取込んで遊技領域3に排出する球通過型がある。表示器5は例えば液晶表示器のように電気的に表示形態の変えられる画像を表示画面5aに表示する表示器である。可変入賞部品6は前後方向に開閉する開閉体12を有するアタッカや大入賞口と呼ばれるような形態である。また、例えば遊技盤1の裏側には、始動入賞部品4に取込まれた球を検出する始動入賞球検出器11、電気的に動作して可変入賞部品6の開閉体12を開閉するアクチュエータ13、開閉体12の開放中に可変入賞部品6に取込まれた球を検出する可変入賞球検出器14などが設けられ、遊技盤1の裏側又は遊技盤1を格納した図外の遊技機枠の裏側には主制御装置15を備える。
本発明の遊技機の制御装置としての主制御装置15は、CPU,記憶装置,入出力ポート等を備えたいわゆるコンピュータで構成され、具体的には以下のような機能構成を備えたものである。即ち、図1に示すように、主制御装置15は、入賞検出手段21、遊技状態設定手段22、当たり外れ抽選手段23、当たり外れ抽選カウンタ24、当たり外れ知識25、図柄変動時間計測タイマ26、当たり外れ抽選結果記憶部27、開閉駆動手段28、始動入賞数計数カウンタ29、始動入賞数記憶部30、カウント動作停止時間抽選手段31、カウント動作停止時間抽選カウンタ32、カウント動作停止時間知識33、カウント動作停止時間計測タイマ34、未抽選数記憶カウンタ35、当たり外れ抽選結果判定手段100、カウント動作制御手段101、当たり予告情報送出手段102、抽選補償手段103を備える。上記各手段、タイマ、カウンタは、RAMで構成された主記憶装置にROMから転送されるプログラム及びデータと、これらプログラム及びデータにより処理を行うCPUとで具現化される。尚、主記憶装置はその時点でCPUが使用中、又は使用頻度の高いプログラム及びデータを記憶するものであり、従って、主記憶装置は、各記憶部27,30を備える。また、各知識はROMに格納されており、主制御装置15の起動によりROMから主記憶装置に読み込まれる。
表示器5による図柄表示は本発明のパチンコ機の副制御装置としての表示制御装置40により制御され、表示制御装置40は、CPU(中央処理装置),記憶装置,入出力ポート等を備えたいわゆるコンピュータで構成され、具体的には以下のような機能構成を備えたものである。即ち、図1に示すように、表示制御装置40は、表示設定手段40A、図柄変動時間計測タイマ41、情報記憶部42、画像記憶部43、画像処理手段44を備える。上記各手段、タイマは、RAMで構成された主記憶装置にROMから転送されるプログラム及びデータと、これらプログラム及びデータにより処理を行うCPUとで具現化される。尚、主記憶装置はその時点でCPUが使用中、又は使用頻度の高いプログラム及びデータを記憶するものであり、従って、主記憶装置は、情報記憶部42を備える。情報記憶部42には主制御装置15から送られてくる当たり外れ図柄停止情報(当たり外れ図柄停止コマンド)、当たり予告情報(当たり予告コマンド)等が記憶される。また、画像記憶部43には、当たり外れ図柄の変動パターン画像,背景画像等の画像が記憶されており、画像処理手段44が情報記憶部42に記憶された情報に基づいて画像記憶部43から画像を取出して表示器5の表示画面5aに画像を表示する画像表示処理を行う。尚、画像処理手段44が、情報記憶部42に記憶された情報とこの情報により処理を行う専用PU(処理装置)とで具現化される場合もある。
まず、図2に基づいて実施形態によるパチンコ機の遊技制御の流れの概要を説明する。
始動入賞部品4に取込まれた球が始動入賞球検出器11で検出され、この始動入賞検出信号が主制御装置15の入賞検出手段21に入力されて識別された場合、即ち、始動入賞があると(ステップ1001)、入賞検出手段21から遊技状態設定手段22に始動入賞信号が送信され、遊技状態設定手段22は表示制御装置40に図柄変動開始情報(図柄変動開始コマンド)を送信し、これにより、画像処理手段44が当たり外れ図柄の図柄変動表示を行う(ステップ1002)。遊技状態設定手段22は表示制御装置40に図柄変動を指示するとともに当たり外れ抽選手段23に当たり外れ抽選を行わせる(ステップ1003)。遊技状態設定手段22は当たり外れ抽選により取得した当たり外れ抽選結果50を当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶し(ステップ1004)、当たり外れ抽選結果50に付加された当たり外れ図柄停止情報52を表示制御装置40に送信する。表示制御装置40の表示設定手段40Aは主制御装置15から送られてくる当たり外れ図柄停止情報52等の情報を情報記憶部42に記憶する。そして、当たり外れ抽選結果判定手段100は、当たり外れ抽選で取得した当たり外れ抽選結果50が当たりの抽選結果50Aであるか外れの抽選結果50Bであるかを判定し(ステップ1005)、当たりの抽選結果50Aであると判定されたならば(ステップ1005でYES)、カウント動作制御手段101は当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止する(ステップ1006)。具体的には、当たり外れ抽選結果判定手段100は当たりの抽選結果50Aであると判定したならば、カウント動作制御手段101はカウント動作停止時間抽選手段31にカウント動作停止時間抽選を行わせ、これにより得られた停止時間をカウント動作停止時間計測タイマ34にセットするとともに当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止させ、カウント動作停止時間計測タイマ34からタイムアップ信号を入力すると当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を再開させる。カウント動作の再開後に、当たり予告情報送出手段102は、上記当たりの抽選結果50Aに当たり予告情報53が付加されているか否かを判定し、付加されていれば当該当たり予告情報53を表示制御装置40,音制御装置75,表示灯制御装置77等の各副制御装置に送る(ステップ1007)。これにより、各副制御装置は当たり予告情報53を受信してその当たり予告情報53の内容に従って演出部品を駆動して当たり予告演出を行う。当たり予告演出後、画像処理手段44が情報記憶部42に記憶されている当たり外れ図柄停止情報52に従って表示器5の当たり外れ変動図柄を当たり図柄で停止表示し(ステップ1008)、当たり図柄で停止表示された後、遊技状態設定手段22は当たり遊技を設定する(ステップ1009)。
尚、当たり外れ抽選により取得された当たり外れ抽選結果50が外れの抽選結果50Bであれば(ステップ1005でNO)、画像処理手段44が情報記憶部42に記憶されている当たり外れ図柄停止情報52に従って表示器5の当たり外れ変動図柄を外れ図柄で停止表示する(ステップ1010)。この場合、当たり予告情報送出手段102は、外れの抽選結果50Bに当たり予告情報53が付加されているか否かを判定し、付加されていれば当該当たり予告情報53を各副制御装置に送信する。これにより、各副制御装置が嘘の当たり予告演出を行った後に、表示制御装置40の画像処理手段44が表示器5の当たり外れ変動図柄を外れ図柄で停止表示する。以下、詳説する。
主制御装置15が電力供給で起動し、図外の遊技機枠の前側に設けられた図外の受皿に球が入れられた状態において、遊技者が遊技機枠の前側に設けられた球発射操作機構61を操作すると、主制御装置15が遊技機枠の内部に設けられた球発射機構62を駆動し、球発射機構62が受皿から供給された球を1個ずつ球発射操作機構61による操作量に応じた発射力で遊技領域3に向けて発射する。そして、遊技領域3に発射された球が始動入賞部品4に入賞すると、始動入賞球検出器11が始動入賞検出信号を入賞検出手段21に出力する。一方、遊技領域3には始動入賞部品4や可変入賞部品6以外の図示を省略した入賞部品も設けられており、上記遊技領域3に発射された球が図外の入賞部品に入賞した場合には、その入賞部品に入賞した球を検出した図外の球検出器が入賞検出信号を入賞検出手段21に出力する。そのようなことから、主制御装置15の入賞検出手段21は入賞信号が主制御装置15のマイクロコンピュータに入力された入力ポートの位置の違いで、どの入賞部品に対応する球検出器からの入賞検出信号であるかを識別する。即ち、始動入賞球検出器11と入賞検出手段21とにより始動入賞を検出する始動入賞検出手段が構成される。
始動入賞があれば(図2のステップ1001)、入賞検出手段21が始動入賞検出信号を識別した判断結果である始動入賞信号を遊技状態設定手段22に出力する。これにより遊技状態設定手段22が表示制御装置40に図柄変動開始情報を出力し、当たり外れ抽選手段23に始動入賞信号を出力する。これにより表示制御装置40の画像処理手段44が当たり外れ図柄の変動表示を開始し(図2のステップ1002)、当たり外れ抽選手段23が当たり外れ抽選を行う(図2のステップ1003)。
表示制御装置40では、表示設定手段40Aが、図柄変動開始情報の入力により変動パターン画像表示情報(変動パターン画像表示コマンド)を取得して、この変動パターン画像表示情報を情報記憶部42に記憶する。表示設定手段40Aは、変動パターン画像表示情報を情報記憶部42に記憶したら、図柄変動指示信号を画像処理手段44に出力する。画像処理手段44は、図柄変動指示信号を受けると、情報記憶部42に記憶された変動パターン画像表示情報に従って変動パターン画像を画像記憶部43から取出して表示器5の表示画面5aに表示する。即ち、当たり外れ図柄の図柄変動表示を行う(図2のステップ1002)。尚、変動パターン画像表示情報(画像記憶部43に記憶されている変動パターン画像の中からどの変動パターン画像を表示させるかを示す情報)は、例えば、表示設定手段40Aが、図柄変動開始情報(例えば論理「1」の信号)を入力したタイミングで抽選を行って取得する。この場合の抽選は、後述する当たり外れ抽選と同様の手法で行えばよい。
また、遊技状態設定手段22が始動入賞信号を入力した際に予め決められた図柄変動時間を計測する図柄変動時間計測タイマ26をセットし、表示設定手段40Aが図柄変動指示信号を画像処理手段44に送るとともに予め決められた図柄変動時間を計測する図柄変動時間計測タイマ41をセットする。よって、図柄変動時間の開始とともに、画像処理手段44が表示器5の当たり外れ図柄の図柄変動を開始する。
当たり外れ抽選手段23は主制御装置15の1回の処理サイクル時間である例えば4ms毎に例えば巡回形のカウンタで形成された当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を行い、遊技状態設定手段22が始動入賞信号を入力した際のタイミングで当たり外れ抽選カウンタ24のカウント値を乱数値として取得し、取得したカウント値を当たり外れ知識25に照合してそのカウント値に対応付けられた当たり外れ抽選結果50を抽出する。遊技状態設定手段22は当たり外れ抽選手段23により抽出された当たり外れ抽選結果50を当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶する。
当たり外れ知識25は例えば図3に示すように当たり外れ抽選カウンタ24のカウント値(乱数値)A毎に当たり外れ抽選結果50が割り付けられたテーブルより構成される。
当たり外れ抽選結果50は、当たり外れ識別子51と当たり外れ図柄停止情報52、あるいは、当たり外れ識別子51と当たり外れ図柄停止情報52と当たり予告情報53とから構成される。
図3に示すように、当たりの抽選結果50Aには当たり予告情報53が付加されているものと当たり予告情報53が付加されていないものがあり、また、外れの抽選結果50Bにも当たり予告情報53が付加されているものと当たり予告情報53が付加されていないものがある。従って、当たり予告情報53が付加されている外れの抽選結果50Bを取得した場合には、嘘の当たり予告が遊技者に提供されることになる。また、遊技者に当たり予告が提供されなくても当たり遊技となる場合がある。従って、当たり予告情報53の内容に従った当たり予告が遊技者に提供される場合には、遊技者に当たりではないかとの期待感を抱かせる演出がなされ、遊技性が向上する。
当たりの抽選結果50Aは例えばビット情報「1」である当たりを示す当たり外れ識別子51と表示器5の表示画面5aに当たり図柄を停止表示させるための当たり外れ図柄停止情報52とを有し、外れの抽選結果50Bは例えばビット情報「0」である外れを示す当たり外れ識別子51と表示器5の表示画面5aに外れ図柄を停止表示させるための当たり外れ図柄停止情報52とを有する。当たり図柄は、例えば表示器5の表示画面5aの上,中,下の3列及び2つの斜め列のうちのいずれかに揃うように停止表示される「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」、「4,4,4」、「5,5,5」、「6,6,6」、「7,7,7」、「8,8,8」、「9,9,9」、「第1絵図柄,第1絵図柄,第1絵図柄」「第2絵図柄,第2絵図柄,第2絵図柄」「第3絵図柄,第3絵図柄,第3絵図柄」であり、当たりの抽選結果50Aの当たり外れ図柄停止情報52は、上記いずれかの当たり図柄を表示画面5aの上,中,下の3列及び2つの斜め列のうちのいずれかに揃うように停止表示させるための情報である。
尚、上記では表示器5の表示画面5a中に9つの当たり外れ図柄を停止表示する場合を示したが、表示器5の表示画面5a中の例えば横一列に3つの当たり外れ図柄を停止表示したり、表示器5の表示画面5a中に1つの当たり外れ図柄を停止表示してもよい。
遊技状態設定手段22は、当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶された当たり外れ抽選結果50の当たり外れ図柄停止情報52を表示制御装置40に出力する。表示設定手段40Aは、入力した当たり外れ図柄停止情報52を情報記憶部42に記憶し、図柄変動時間計測タイマ41からのタイムアップ信号を受けて、画像処理手段44にタイムアップ信号を出力する。画像処理手段44は、タイムアップ信号を受けると、情報記憶部42に記憶された当たり外れ図柄停止情報52に従って当たり外れ図柄を停止表示させる(図2のステップ1008,1010)。
当たり外れ抽選結果50が当たりの抽選結果50Aの場合、表示設定手段40Aは図柄変動時間計測タイマ41からのタイムアップ信号を受け、画像処理手段44が当たりの抽選結果50Aの当たり外れ図柄停止情報52に従って当たり図柄に揃うように図柄を停止表示することになる。一方、主制御装置15の遊技状態設定手段22は、図柄変動時間計測タイマ26からのタイムアップ信号を受けて開閉駆動手段28に可変入賞部品6の開閉体12の開閉を指示する。これにより、開閉駆動手段28がアクチュエータ13を駆動し、アクチュエータ13が開閉体12を所定回数又は所定時間開閉する。つまり、上記始動入賞に伴う図柄変動に続く可変入賞部品6の開閉体12の開閉による当たり遊技と呼ばれる一連の遊技が行われる。即ち、表示器5の表示画面5aに当たり図柄が揃うように停止表示された後に当たり遊技に移行する。
当たり外れ抽選結果50が外れの抽選結果50Bの場合には、表示設定手段40Aは図柄変動時間計測タイマ41からのタイムアップ信号を受け、画像処理手段44が外れの抽選結果50Bの当たり外れ図柄停止情報52に従って当たり図柄以外の図柄、即ち、外れ図柄を停止表示することになる。一方、遊技状態設定手段22は、図柄変動時間計測タイマ26からのタイムアップ信号を受けて上記始動入賞に伴う一連の遊技に関する制御を終了する。
以下、図2のステップ1005以降を詳説する。
当たり外れ抽選結果判定手段100は、当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶された当たり外れ抽選結果50が当たりの抽選結果50Aであるか否かを当たり外れ識別子51により判定する。当たり外れ抽選結果判定手段100による判定で当たりの抽選結果50Aであると判定されたら(ステップ1005のYES)、カウント動作制御手段101は、カウント動作停止時間抽選手段31にカウント動作停止時間抽選を行わせ、これにより得られた停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止する(ステップ1006)。
カウント動作停止時間抽選手段31は主制御装置15の1回の処理サイクル時間である例えば4ms毎に例えば巡回形のカウンタで形成されたカウント動作停止時間抽選カウンタ32のカウント動作を行い、当たり外れ抽選結果判定手段100が当たりの抽選結果50Aを判定したタイミングでカウント動作停止時間抽選カウンタ32のカウント値を乱数値として取得し、取得したカウント値をカウント動作停止時間知識33に照合してそのカウント値に対応付けられた停止時間情報を抽出し、カウント動作制御手段101に出力する。
カウント動作停止時間知識33は、例えば図4に示すように、カウント動作停止時間抽選カウンタ32のカウント値(乱数値)B毎に異なる停止時間情報36が対応付けられたデータテーブルより構成される。
カウント動作制御手段101は、カウント停止時間抽選により得られたカウント停止時間抽選結果である停止時間情報36による停止時間をカウント動作停止時間計測タイマ34にセットするとともに当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止させ、このカウント動作停止時間計測タイマ34からのタイムアップ信号を受けた場合に当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を再開させる。即ち、カウント動作制御手段101は、カウント停止時間抽選で得た停止時間情報36による停止時間をカウント動作停止時間計測タイマ34にセットした後このタイマ34からのタイムアップ信号を受けるまでの間、当たり外れ抽選手段23へのカウントタイミングクロックの供給を停止することにより、当たり外れ抽選手段23による当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止させ(例えば主制御装置15の1回の処理サイクル時間である4ms毎のカウントタイミングクロックの供給を停止する)、カウント動作停止時間計測タイマ34からのタイムアップ信号を受けると当たり外れ抽選手段23へのカウントタイミングクロックの供給を再開し、これにより、当たり外れ抽選手段23による当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を再開させる。
また、当たり予告情報送出手段102は、カウント動作停止時間計測タイマ34からのタイムアップ信号を受けて、取得した当たりの抽選結果50Aに当たり予告情報53が付加されているか否かを判定し、付加されていれば、各副制御装置に当たり予告情報53を送信する。各副制御装置は当たり予告情報53を受信してその当たり予告情報53の内容に従って演出部品を駆動して当たり予告演出を行う。例えば、表示制御装置40に当たり予告図柄を表示させる当たり予告情報53を送信して、演出部品としての表示器5に当たり予告情報53の内容に従った当たり予告図柄を表示させたり、音制御装置75に当たり予告音を発音させる当たり予告情報53を送信して、演出部品としてのスピーカ76を介して当たり予告情報53の内容に従った当たり予告としての特殊音等を出力させたり、表示灯制御装置77に当たり予告点灯、点滅等を指示する当たり予告情報53を送信して、演出部品としてのランプ78を介して当たり予告情報53の内容に従った当たり予告としてのランプ点灯,点滅駆動を行わせたりする。尚、当たり予告情報送出手段102は、当たり外れ抽選で取得した外れの抽選結果50Bに当たり予告情報53が付加されていると判定すれば、その当たり予告情報53を副制御装置に送信する。これにより、副制御装置は嘘の当たり予告を演出することになる。
よって、当たりの抽選結果50Aを得た場合に、カウント動作停止時間抽選によって得られた停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止するため、当たりの抽選結果50Aを得た後は、当たり外れ抽選カウンタ24が当たりカウント値をカウントする時期がずれることになるので、遊技者が不正支援機を用いたとしても、当たり外れ抽選カウンタ24の当たりカウント値の配置の周期性を把握しにくくなり、当たり遊技を不正取得しにくいようになる。
また、当たりの抽選結果50Aが得られる毎に停止時間抽選を行うので、当たりの抽選結果50Aが得られる毎に異なる停止時間が設定される可能性が高くなり、さらに当たりのカウント値の配置の周期性を把握しにくくできる。
また、当たりの抽選結果50Aを得た場合はカウント動作停止時間抽選で得られた停止時間を経過してから当たり予告情報53を副制御装置に送出するので、副制御装置に当たり予告演出を行わせることができて遊技性を向上できるとともに、遊技者に当たり予告情報53の送信タイミングを把握されたとしても、当たりの抽選結果50Aを得た後は、当たり外れ抽選カウンタ24の当たりカウント値をカウントする時期がずれるので、当たり外れ抽選カウンタ24の当たりのカウント値の配置の周期性を把握しにくくなる。すなわち、副制御装置に当たり予告演出を行わせることができて遊技に面白さを付与できるとともに、当たり遊技を不正取得しにくいようにできる。
また、外れの抽選結果50Bであっても当たり予告情報53が送信される場合があり、当たり予告情報53が送信されても当たりの抽選結果50Aによるものか外れの抽選結果50Bによるものかは当たり外れ図柄が停止表示されるまではわからないので、当たりの抽選結果50Aを得た場合の当たり予告情報53の送信タイミングも把握しにくくなり、当たり外れ抽選カウンタ24の当たりのカウント値の配置の周期性を把握することがさらに困難になる。
当たり遊技においては、開閉駆動手段28が可変入賞部品6の開閉体12を所定回数又は所定時間開閉する遊技が行われる。そして、遊技領域3に発射された球が開閉体12の開放中に可変入賞部品6に入賞すると、当該入賞した球を検出した可変入賞球検出器14が入賞検出手段21に可変入賞検出信号を出力し、入賞検出手段21が当該可変入賞検出信号に基づく賞球払出信号を球払出制御部63に出力し、球払出制御部63は球払出機構64を制御する。これにより、球払出機構64が始動入賞に対応する数の賞球としての球を受皿に払い出す。尚、当たり遊技では、可変入賞部品6内に入った球により特定の条件が満たされれば開閉体12が閉じられた後に再び開くが、特定の条件が満たされなければ開閉体12が閉じて当たり遊技が終了する。例えば、球が可変入賞部品6の図外の普通入賞部に特定数(例えば10個)入賞するまでの間に可変入賞部品6の図外の特定入賞部への入賞があったという条件や、所定の時間内に特定入賞部への入賞があったという条件などの特定の条件を満たす度に開閉体12は一旦閉じられる。この一旦閉じるまでの間をラウンドといい、特定の条件が成立すれば、ラウンドは所定回数までは継続する。従って、例えば最大ラウンド数が16ラウンドであるとすれば、特定の条件が成立すれば、16ラウンドまで継続する。特定の条件が成立しなければ条件が成立しなかったラウンドでラウンド継続が終了して、当たり遊技が終了する。
また、始動入賞に伴う図柄変動からこの始動入賞による外れの抽選結果50Bに基づいて図柄変動を終了するまでの一連の遊技中、又は、始動入賞に伴う図柄変動からこの始動入賞による当たりの抽選結果50Aに基づいて当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中において、当該始動入賞の球とは別に遊技領域3に発射された球により始動入賞が1以上あると、始動入賞毎に当たり外れ抽選手段23による当たり外れ抽選が行われ、その当たり外れ抽選結果50が当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶される。即ち、図1に示すように、当たり外れ抽選結果記憶部27は現在制御中の当たり外れ抽選結果50を格納する記憶部27aと後発の始動入賞に基づく例えば4つ分の当たり外れ抽選結果50を先入れ先出し方式(FIFO)で格納及び上記記憶部27aに出力する先入れ先出し記憶部27bとを備え、最初の始動入賞に基づく当たり外れ抽選結果50はまず記憶部27aに記憶され、上述した始動入賞に伴う一連の遊技中での始動入賞に基づく当たり外れ抽選結果50は先入れ先出し記憶部27bに順次記憶される。始動入賞に伴う一連の遊技が終了すると、図柄変動時間計測タイマ26からのタイムアップ信号が先入れ先出し記憶部27bに出力され、これにより先入れ先出し記憶部27bに記憶されていた最先の当たり外れ抽選結果50が記憶部27aに転送され、記憶される。
また、遊技状態設定手段22は入賞検出手段21からの始動入賞信号を入力すると、図柄変動期間中か否か、当たり遊技中か否か、即ち、上述した始動入賞に伴う一連の遊技中であるか否かを判断して、始動入賞に伴う一連の遊技中であれば、遊技状態設定手段22はその始動入賞信号を始動入賞数計数カウンタ29に出力する。これによって、例えば始動入賞数計数カウンタ29は始動入賞に伴う一連の遊技中に発生した始動入賞毎に「1」ずつカウントアップし、始動入賞数計数カウンタ29の値が始動入賞数記憶部30に記憶される。また始動入賞数計数カウンタ29は図柄変動時間計測タイマ26からのタイムアップ信号を入力して「1」ずつカウントダウンし、始動入賞数計数カウンタ29の値が始動入賞数記憶部30に記憶される。保留数表示手段7は始動入賞数記憶部30に記憶されている数に対応して表示灯70a〜70dを点灯及び消灯する。尚、保留数は始動記憶数とも呼ばれる。遊技者はこの表示灯70a〜70dの点灯及び消灯を確認して現在保留されている始動入賞(即ち、始動記憶)の数を確認でき、現在の図柄変動の後に図柄変動が何回行われるか、即ち、遊技者は当たり図柄が停止表示されるチャンスが何回残っているかをその都度確認できる。
始動入賞に伴う図柄変動からこの始動入賞での外れの抽選結果50Bに基づいて図柄変動を終了するまでの一連の遊技中に始動入賞があった場合には、遊技状態設定手段22が当該始動入賞に基づく当たり外れ抽選結果50を先入れ先出し記憶部27bに順次記憶するとともに、前の始動入賞に基づく外れの抽選結果50Bによる図柄変動が終了したことを図柄変動時間計測タイマ26からのタイムアップ信号により検出したら、先入れ先出し記憶部27bに記憶されていた最先の当たり外れ抽選結果50から順番に記憶部27aに格納してその都度図柄変動時間計測タイマ26をリセットして当該当たり外れ抽選結果50の当たり外れ図柄停止情報52を表示設定手段40Aに送り、表示設定手段40Aは当たり外れ図柄停止情報52を入力する毎に情報記憶部42に記憶して図柄変動時間計測タイマ41をリセットし、この図柄変動時間計測タイマ41からのタイムアップ信号を受ける。そして、画像処理手段44は、当たり外れ図柄停止情報52の内容に従って当たり外れ図柄を停止表示する。
また、始動入賞に伴う図柄変動からこの始動入賞での当たりの抽選結果50Aによる当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に始動入賞があった場合には、遊技状態設定手段22が当該始動入賞に基づく当たり外れ抽選結果50を先入れ先出し記憶部27bに記憶するとともに、当たり遊技が終了したら、先入れ先出し記憶部27bに記憶されていた最先の当たり外れ抽選結果50から順番に記憶部27aに格納していってその都度図柄変動時間計測タイマ26をリセットして当該当たり外れ抽選結果50の当たり外れ図柄停止情報52を表示設定手段40Aに送り、表示設定手段40Aは当たり外れ図柄停止情報52を入力する毎に情報記憶部42に記憶して図柄変動時間計測タイマ41をリセットし、この図柄変動時間計測タイマ41からのタイムアップ信号を受ける。そして、画像処理手段44は、当たり外れ図柄停止情報52の内容に従って当たり外れ図柄を停止表示する。
また、始動入賞による当たり外れの抽選で当たりの抽選結果50Aが得られた場合は、当該始動入賞による図柄変動から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中において当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作が停止時間抽選で得られた停止時間だけ停止している期間がある。この当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作停止期間に始動入賞があった場合は、この始動入賞のタイミングによって当たり外れ抽選を行うことができないので、本発明ではこの停止期間に生じた始動入賞分の当たり外れ抽選を補償する抽選補償手段103を設けた。抽選補償手段103は、当たり遊技後において、始動入賞による図柄変動から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に生じた始動入賞の数(始動入賞数記憶部30に記憶されている数)と、当たり外れ抽選結果記憶部27に残っている当たり外れ抽選結果50の数とを比較し、始動入賞の数が当たり外れ抽選結果の数より多ければ、即ち、始動入賞数−当たり外れ抽選結果記憶数=未抽選数n(nは1以上の整数)であれば、n分の当たり外れ抽選を行う。例えば、未抽選数nを未抽選数記憶カウンタ35に保持し、当たり遊技後に、抽選補償手段103が、この未抽選数記憶カウンタ35をカウントダウンし、このカウントダウンするタイミングにより当たり外れ抽選カウンタ24のカウント値を取得して、このカウント値を当たり外れ知識25に照合して当たり外れ抽選結果50を取得して当たり外れ抽選結果記憶部27に記憶し、このようにして抽選した当たり外れ抽選結果50の当たり外れ図柄停止情報52及び当たり予告情報53を、上記当たり遊技後に当たり外れ抽選結果記憶部27に残っていた当たり外れ抽選結果分の図柄変動が終了したら表示制御装置40に送るようにすればよい。尚、始動入賞による図柄変動から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に保留可能な始動入賞の数(即ち、始動記憶数)の最大数が例えば「4」であるとすると、未抽選分も4以下である。以上により、当たり遊技後に、当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作停止中に生じた始動入賞分の当たり外れ抽選も行うことができるようになる。よって、始動入賞により遊技者に与えられるべき当たり外れ抽選の利益を当たり遊技後に確実に補償できるパチンコ機が得られる。
尚、当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作停止中に生じた始動入賞を記憶する図外の専用の始動入賞計数カウンタを設けて、当たり遊技後に、カウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を行うようにしてもよい。このようにすれば、始動入賞による図柄変動から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に保留可能な始動入賞(始動記憶)の数の最大数分より多い当たり外れ抽選結果が得られるようになり、遊技者に有利な遊技を提供できる。
また、当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作を停止させている間は、始動入賞数記憶部30の記憶を中止して、当たり外れ抽選カウンタ24のカウント動作停止中に生じた始動入賞分の当たり外れ抽選を行わないようにしてもよい。
尚、上記では、表示設定手段40Aが抽選で変動パターン画像表示情報を取得する例を示した。この場合、主制御装置15が表示制御装置40に図柄変動開始情報として例えば論理「1」の信号を送るだけでよく、変動パターン画像表示情報を送信しないので、主制御装置15の負担を軽減できる。
一方、図3の当たり外れ知識25に変動パターン画像表示情報を付加しておいて、表示制御装置40に図柄変動開始情報を送って一定の変動画像で図柄変動を開始させておいてから、当たり外れ抽選で取得した当たり外れ抽選結果が当たりの抽選結果であるか否かを当たり外れ抽選結果判定手段100で判定した後に、主制御装置15から表示制御装置40に変動パターン画像表示情報,当たり外れ図柄停止情報,当たり予告情報を送信して、画像処理手段44にこれら情報に基づいた画像表示処理を行わせるようにしてもよい。
また、図3の当たり外れ知識25に図柄変動開始情報及び変動パターン画像表示情報を付加しておいて、当たり外れ抽選で取得した当たり外れ抽選結果が当たりの抽選結果であるか否かを当たり外れ抽選結果判定手段100で判定した後に、主制御装置15から表示制御装置40に図柄変動開始情報,変動パターン画像表示情報,当たり外れ図柄停止情報,当たり予告情報を送信して、画像処理手段44にこれら情報に基づいた画像表示処理を行わせるようにしてもよい。この場合、図柄変動開始情報に図柄変動時間情報を含ませておくことにより、図柄変動時間を変えることも可能となる。
本発明はスロットマシンにも適用でき、同様な効果が得られる。即ち、制御装置が、遊技開始操作レバーや遊技開始操作ボタン等の遊技開始操作手段の操作又はコイン等の遊技媒体の投入を検出することにより当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果を対応付けた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を取得し、この取得した当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に当たり遊技を行うスロットマシンにおいて、制御装置に、上述したような当たり外れ抽選結果判定手段とカウント動作制御手段等を備え、当たり外れ抽選結果判定手段が当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に、カウント動作制御手段が当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止した後にカウント動作を再開する構成とすることで、遊技者が不正支援機を用いたとしても、当たり外れ抽選カウンタの当たりカウント値の配置の周期性を把握しにくいようにでき、当たり遊技を不正取得しにくいようにできるスロットマシンが得られる。
本発明のパチンコ機のブロック構成図。 同パチンコ機の制御の流れの概要を示す図。 同パチンコ機の当たり外れ知識を示す図。 同パチンコ機のカウント動作停止時間知識を示す図。
符号の説明
4 始動入賞部品、5 表示器、15 主制御装置、22 遊技状態設定手段、
23 当たり外れ抽選手段、24 当たり外れ抽選カウンタ、25 当たり外れ知識、
27 当たり外れ抽選結果記憶部、30 始動入賞数記憶部、
31 カウント動作停止時間抽選手段、32 カウント動作停止時間抽選カウンタ、
33 カウント動作停止時間知識、40 表示制御装置(副制御装置)、
50 当たり外れ抽選結果、50A 当たりの抽選結果、50B 外れの抽選結果、
53 当たり予告情報、100 当たり外れ抽選結果判定手段、
101 カウント動作制御手段、102 当たり予告情報送出手段、
103 抽選補償手段。

Claims (2)

  1. 制御装置が、始動入賞部品への球の始動入賞あるいは遊技開始操作手段の操作により当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果を対応付けた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を取得し、この取得した当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に当たり遊技を行う遊技機において、
    制御装置が、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に生じた始動入賞数を記憶する始動入賞数記憶部と、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中の当たり外れ抽選により得られた当たり外れ抽選結果を記憶する当たり外れ抽選結果記憶部と、当たり外れ抽選結果判定手段とカウント動作制御手段とカウント動作停止時間抽選手段とカウント動作停止時間抽選カウンタとカウント動作停止時間知識と始動入賞計数カウンタとを備え、
    当たり外れ抽選結果判定手段が当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に、カウント動作停止時間抽選手段がカウント動作停止時間抽選カウンタのカウント値を取得し、カウント動作停止時間抽選カウンタのカウント値毎に停止時間情報を対応付けたカウント動作停止時間知識に上記取得したカウント値を照合して停止時間情報を取得し、カウント動作制御手段が上記取得した停止時間情報に基づく停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止した後にカウント動作を再開し、始動入賞計数カウンタが当たり外れ抽選カウンタのカウント動作停止中に生じた始動入賞を記憶し、
    制御装置がカウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を当たり遊技後に行うことを特徴とする遊技機。
  2. 制御装置が、始動入賞部品への球の始動入賞あるいは遊技開始操作手段の操作により当たり外れ抽選カウンタのカウント値を取得し、当たり外れ抽選カウンタのカウント値毎に当たり外れ抽選結果を対応付けた当たり外れ知識に上記取得したカウント値を照合して当たり外れ抽選結果を取得し、この取得した当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に当たり遊技を行う遊技機において、
    制御装置が、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中に生じた始動入賞数を記憶する始動入賞数記憶部と、始動入賞による図柄変動表示の開始から当たり遊技が終了するまでの一連の遊技中の当たり外れ抽選により得られた当たり外れ抽選結果を記憶する当たり外れ抽選結果記憶部と、当たり外れ抽選結果判定手段とカウント動作制御手段と始動入賞計数カウンタとを備え、
    当たり外れ抽選結果判定手段が当たり外れ抽選結果を当たりの抽選結果であると判定した場合に、カウント動作制御手段が予め当たりの抽選結果に付加された停止時間情報を取得して、この停止時間情報に基づく停止時間だけ当たり外れ抽選カウンタのカウント動作を停止した後にカウント動作を再開し、始動入賞計数カウンタが当たり外れ抽選カウンタのカウント動作停止中に生じた始動入賞を記憶し、
    制御装置がカウント動作停止中に生じた始動入賞数分の当たり外れ抽選を当たり遊技後に行うことを特徴とする遊技機。
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