JP4275886B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、詳しくは、可変表示装置の変動がリーチ状態を経て予め定められた所定結果で停止したときに大当りが発生するパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、いわゆる「フィーバー機」と称される第1種パチンコ遊技機は、遊技盤に、数字、記号、図形、キャラクタ等(通常、図柄と称される。)を変動表示するカラー液晶表示器またはCRTなど(通常、可変表示装置と称される。)を設け、遊技者の操作により発射された遊技球が始動入賞口に入球すると、可変表示装置の変動を開始させ、通常、可変表示装置に、上から下あるいは右から左に3列の図柄を流動的に変動表示させ、その後3列のうちから2列の図柄を比較的短い時間間隔を置いて順に停止させ、これら2つの停止図柄が互いに予め定められた特定の関係(通常、「7」と「7」や「○」と「○」等の同一図柄となる関係)をもたない場合には、ハズレとなり、残り1列の図柄を直ちに停止させて可変表示装置の変動を停止させ、一方、上記2つの停止図柄が特定の関係をもつ場合には、大当り(特別遊技状態)への予告ともいえるリーチ状態が発生し、このリーチ状態から大当りへと発展するのではという期待感を遊技者にもたらすために、残りの1列の図柄を比較的長時間変動させた後停止させ、この停止図柄が上記2つの停止図柄と特定の関係(通常、「7」と「7」と「7」や「○」と「○」と「○」等の同一図柄となる関係)をもたない場合には、ハズレとなり、一方、特定の関係をもつ場合には大当り(特別遊技状態)が発生する。大当りが発生すると、可変入賞装置(大入賞口)の開閉扉が開放され、この開放状態の可変入賞装置に遊技球が所定個数(例えば10個)入るかあるいは所定時間が経過すると開閉扉が閉塞して第1ラウンドが終了し、その後、通常は第2ラウンド、第3ラウンド、第4ラウンド、…と継続し、最終ラウンド(例えば第15ラウンド)が終了することによって大当りが終了する。この大当りのとき、開放状態の可変入賞装置に多くの遊技球が入球するようになるため、可変入賞装置への入球に対する景品球(例えば、1個の入賞球に対して景品球は13個である。)がパチンコ遊技機前面下部の球受皿に多数払い出され、これにより遊技者は有利な特典を享受することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなパチンコ遊技機においては、遊技球が始動入賞口に入球した時点で大当りかハズレか、リーチ状態となるか否か、大当り図柄またはハズレ図柄をどの図柄に決めるか等がパチンコ遊技機内部の演算処理回路で決定されるため、遊技者によっては、始動入賞口への入球後は、パチンコ遊技機が一方的に遊技を進行させているだけで、自分が積極的に遊技に参加しているという実感をもてないという不満が生じている。
【0004】
また、パチンコホール側にとっては、リーチ状態の成立時点からハズレまたは大当りが判明するまでの間は、遊技者が遊技球の発射を停止させて無駄な発射を行わないため、稼働の低下を招き、売り上げの低下につながるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような従来のパチンコ遊技機の問題点を解決し、リーチ状態成立後において遊技者に対して積極的に遊技に参加しているという感覚をもたせることができ、しかも、パチンコホール側に対しても稼働を上げ売り上げの向上に寄与できるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のパチンコ遊技機は、始動条件が成立すると、乱数を取得し、可変表示装置が変動を開始し、該可変表示装置の変動がリーチ状態を経て予め定められた大当り図柄で停止したときに大当りが発生するパチンコ遊技機において、前記リーチ状態が成立した時点から前記可変表示装置が変動を停止する予定時点までの変動時間内に、遊技者の操作により発射された発射球数が所定個数に達したとき、この到達時点で再度乱数を取得し、該取得した乱数による抽選結果が大当りである場合には前記大当り図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させて大当りを発生させ、また、前記再度取得した乱数による抽選結果がハズレであっても前記始動条件成立時に取得した乱数による抽選結果が大当りである場合には前記大当り図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させて大当りを発生させ、また、前記再度取得した乱数による抽選結果がハズレでありかつ前記始動条件成立時に取得した乱数による抽選結果がハズレである場合にはハズレ図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させることを特徴とする。
【0008】
また、前記変動時間内において変動時間の残り時間及び/又は前記発射球数の表示を行う表示部を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面を示す。このパチンコ遊技機は、以下の説明において図示されていない部品、装置等もあるが、遊技者が電動式発射装置の操作ハンドル1を操作すると、上球受皿2から発射レール上に遊技球が1球ずつ所定の時間間隔で送られ、発射レール上の遊技球がハンマーで打球され発射される。発射された遊技球は誘導レール3に導かれて遊技盤の遊技領域4内へ放出される。遊技領域4内に放出された遊技球は、風車5や釘6に当たって複雑な動きをしながら落下し、大半の遊技球はいずれの入賞口にも入球することなくアウト口7から機外へ排出されるが、数少ない遊技球は普通入賞口8または始動入賞口9に入球する。
【0011】
遊技球が普通入賞口8に入球した場合には、普通入賞検出器10から普通入賞検出信号が主基板等演算処理回路60(図2、図4)に入力され、予め決められた所定個数(例えば5個)の景品球が賞球払出装置によって上球受皿2に払い出される。
【0012】
また、遊技球が始動入賞口9に入球した場合には、始動入賞検出器20から始動入賞検出信号が演算処理回路60に入力され、上記と同様に予め定められた所定個数(例えば5個)の景品球が賞球払出装置によって上球受皿2に払い出されるとともに、遊技盤の中央に位置する可変表示装置30が変動を開始する。可変表示装置30は、横方向に3列の可変表示部31、32、33を備え、これらの可変表示部31、32、33が上から下へ3列の図柄をそれぞれ流動的に変動表示させ、その後3列のうちから左列31と右列33の図柄を比較的短い時間間隔を置いて順に停止させ、これら2つの停止図柄が同一図柄でない場合(例えば「7」と「7」以外の図柄との場合)には、ハズレとなり、中列32の図柄を直ちに停止させて変動表示を停止し、一方、左列31及び右列33の停止図柄が同一図柄の場合(例えば、「7」と「7」との場合)には、大当りへの予告ともいえるリーチ状態が発生する。
【0013】
リーチ状態成立後は、従来と同様に中列32の図柄のみが依然として変動表示されるが、本実施形態の場合、この中列32の図柄の変動表示を停止するタイミングが従来とは異なっている。つまり、従来の場合には、中列32の図柄は比較的長時間変動した後に停止するが、本実施形態の場合には、リーチ状態が成立した時点から中列32の図柄が変動を停止する予定時点までの変動時間内に、遊技者の操作により発射された遊技球の個数が所定個数に達したとき、この到達時点で中列32の図柄の変動表示を停止させるようにしている。ここで、発射された遊技球は発射検出器40によって検出される。発射検出器40は、発射装置によって発射された発射球が誘導レール3から遊技領域4内に入ったことを確実に検出できる位置に設置される。発射検出器40は、発射球との接触、非接触を問わず発射球の通過を電気信号として検出可能なものであればよい。図6は、発射検出器40の一実施形態を示している。この発射検出器40は、誘導レール3の出口に設けられた従前からの可動片11を利用し、発射球が可動片11を押し上げて遊技領域4内に入るとき、可動片11がマイクロスイッチ41をオンさせ、このマイクロスイッチ41から球検出信号が演算処理回路60に入力されるよう構成されている。
【0014】
中列図柄の変動停止時、中列図柄の停止図柄が右列図柄及び左列図柄の停止図柄と同一図柄でない場合には、ハズレとなる。一方、同一図柄の場合(例えば、「7」と「7」と「7」との場合)には大当り(特別遊技状態)が発生する。大当りが発生すると、可変入賞装置(大入賞口)50の開閉扉51が開放され、この開放状態の大入賞口50に遊技球が所定個数(例えば10個)入るかあるいは所定時間が経過すると、開閉扉51が閉塞して第1ラウンドが終了する。その後、通常は第2ラウンド、第3ラウンド、第4ラウンド、…と継続し、最終ラウンド(例えば第15ラウンド)が終了することによって大当りが終了する。この大当りのとき、開閉扉51が閉塞状態のときだったらアウト球となる遊技球が開放状態の開閉扉51によって大入賞口50へと導かれるようになることから、多数の遊技球が大入賞口50に入球するようになる。このため、大入賞口50への入賞に対して払い出される景品球(例えば、1個の入賞球に対して景品球は13個である。)が上球受皿2(上球受皿2が満杯になると下球受皿12)に多数払い出され、これにより遊技者は有利な特典を享受する。
【0015】
図2は、上記のようなパチンコ遊技機の基本的なブロック図を示す。図2において、主基板及び図柄制御基板により構成される演算処理回路60は、始動入賞検出器20及び発射検出器40と接続されるとともに可変表示装置30および可変入賞装置50と接続されている。
【0016】
演算処理回路60は、始動入賞検出器20から始動入賞検出信号を入力すると乱数発生手段61によって乱数を取得し、遊技状態決定手段62によりこの取得した乱数に基づいて、ハズレか大当りか、ハズレの場合リーチを発生させるかどうか、リーチ状態成立時点(可変表示装置におけるリーチ表示開始時点)から変動停止までの変動時間、大当り図柄及びハズレ図柄を何にするかなど各種の遊技状態を決定する。そして、この決定された遊技状態に基づいて、表示制御手段63は可変表示装置30の表示を制御するとともに開閉制御手段64は可変入賞装置50の開閉扉51の開閉を制御する。このような演算処理回路60による演算処理は、従来からのパチンコ遊技機においても同様に行われている。
【0017】
本実施形態に係る演算処理回路60は、変動停止信号発生手段65を備えることを特徴とする。変動停止信号発生手段65は、遊技状態決定手段62からリーチ状態の成立(可変表示装置30におけるリーチ表示開始)を知らせる信号を受けることによって動作を開始し、変動時間(上記のように、可変表示装置30におけるリーチ表示開始時点から変動停止までの時間)の間、発射検出器40からの球検出信号に基づいて発射球を計数する。そして、上記変動時間内に所定個数例えば10個の発射球を計数したとき、変動停止信号発生手段65は表示制御手段63に変動停止信号を送り、この変動停止信号を受けた表示制御手段63は、可変表示装置30の中列図柄を停止させる。また、変動時間内に発射球が所定個数まで到達しなかった場合、変動停止信号発生手段65は、変動時間が経過した時点で変動停止信号を表示制御手段63に送り、可変表示装置30は中列図柄を停止する。
【0018】
さらに、表示制御手段63は、変動時間中、変動停止信号発生手段65における発射球計数手段及び残り時間(変動時間から経過時間を減算した時間)計数手段からの発射球数信号及び残り時間信号に基づいて、可変表示装置30の発射球表示部34及び残り時間表示部35に発射球数及び残り時間を表示させる。なお、残り時間については、可変表示装置30自体が計数するようにしてもよい。
【0019】
停止した中列図柄が大当り図柄である場合、可変表示装置30は、大当りデモ表示を行った後、ラウンド毎のラウンド表示を行う。また、開閉制御手段64は、大当りデモ表示終了と同時に可変入賞装置50の開閉扉51を開放して第1ラウンドを開始させる。この第1ラウンドにおいて可変入賞装置50に所定個数の遊技球が入賞すると、開閉扉51を一旦閉塞した後、第2ラウンドが開始し、以後同様に開閉扉51が開閉して第15ラウンドで大当りが終了する。
【0020】
上述したような演算処理回路60による演算処理は、図3に示すフローチャートによって表すこともできる。図3において、演算処理回路60は、始動入賞検出器20からの信号に基づいて始動入賞の有無を判定し(S1)、始動入賞が有ると、乱数を取得する(S2)とともに、可変表示装置30に変動表示を開始させる(S3)。そして、取得した乱数から大当りかどうかを判定する(S4)。
【0021】
ハズレの場合、リーチを発生させるかどうかを判定し(S5)、リーチを発生させない場合、所定時間経過後(S6)、ハズレ図柄で可変表示装置30の変動を停止させる(S7)。また、ハズレであってリーチを発生させる場合、所定時間経過後(S8)、左右列図柄を停止させ、つまりリーチ状態を成立させ(S9)、変動時間内に発射球の個数が所定個数(例えば10個)に達したとき、ハズレ図柄となる中列図柄を停止させ(S10、S11、S12)、一方、変動時間内に発射球の個数が所定個数に達しなかった場合には、変動時間経過後、ハズレ図柄となる中列図柄を停止させる(S10、S11、S12)。
【0022】
一方、大当りの場合、所定時間経過後(S8)、左右列図柄を停止させ、つまりリーチ状態を成立させ(S9)、変動時間内に発射球の個数が所定個数(例えば10個)に達したとき、大当り図柄となる中列図柄を停止させ(S10、S11、S12)、一方、変動時間内に発射球の個数が所定個数に達しなかった場合には、変動時間経過後、大当り図柄となる中列図柄を停止させる(S10、S11、S12)。
【0023】
以上説明したように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、始動条件の成立(始動入賞)により可変表示装置30が変動を開始し、可変表示装置30の変動がリーチ状態を経て予め定められた所定結果で停止したとき(左右中列図柄が同一図柄で停止したとき)に大当りが発生するパチンコ遊技機において、リーチ状態が成立した時点から可変表示装置30が変動を停止する予定時点までの期間(変動時間内)に、遊技者の操作により発射された遊技球の個数が所定個数に達したとき、この到達時点で可変表示装置30の変動を強制的に停止させるようにした。このため、本実施形態によると、遊技者は、リーチ状態成立後において遊技球を発射させると可変表示装置30の変動を停止させることができるという認識をもつようになることから、自らが遊技に積極的に参加しているという感覚をもつことができ、しかも、パチンコホール側においては、リーチ状態成立後の発射球の増加により稼働を上げ売り上げを向上させることができる。
【0024】
また、可変表示装置30に変動残り時間及び発射球数の表示を行う表示部34、35を設けたため、遊技者は、これらの表示で遊技状態を確認しながら遊技を楽しむことができる。
【0025】
図4は、他の実施形態に係るパチンコ遊技機の基本的なブロック図を示す。図4において、演算処理回路60は、発射球カウント手段66を備える。この発射球カウント手段66は、上述した変動停止信号発生手段65と同様、遊技状態決定手段62からリーチ状態成立を知らせる信号を受けることによって動作を開始し、発射検出器40からの球検出信号に基づいて発射球数を計数する。但し、発射球カウント手段66は、変動時間内に発射球の個数が所定個数に達したとき、乱数発生手段61を動作させる。
【0026】
発射球カウント手段66により乱数発生手段61が乱数を発生するようになった場合、遊技状態決定手段62は、乱数発生手段61から乱数を取得し、この取得した乱数に基づいて、ハズレか大当りかを決定し、変動停止信号発生部67から表示制御手段63に変動停止信号を送り可変表示装置30の中列図柄を直ちに停止させる。この中列図柄の停止図柄は、今回ハズレであっても始動入賞時に大当りであった場合は大当り図柄となり、また、今回も始動入賞時もハズレの場合はハズレ図柄となり、また、始動入賞時にハズレであったが今回は大当りであった場合は大当り図柄となる。一方、変動時間内に発射球が所定個数まで到達しなかった場合、発射球カウント手段66は、変動時間が経過した時点で変動停止信号を表示制御手段63に送り、可変表示装置30は中列図柄を停止する。
【0027】
さらに、表示制御手段63は、変動時間中、発射球カウント手段66からの発射球数信号及び残り時間(変動時間から経過時間を減算した時間)信号に基づいて、可変表示装置30の発射球表示部34及び残り時間表示部35に発射球数及び残り時間を表示させる。なお、残り時間については、可変表示装置30自体が計数するようにしてもよい。
【0028】
この演算処理回路60によるその他の演算処理は、上述した先の実施形態の演算処理回路60による演算処理と同様であるため、説明を省略する。
【0029】
この演算処理回路60による演算処理は、図5に示すフローチャートによって表すこともできる。図5において、S1〜S11までの演算処理は、上述した先の演算処理回路60によるS1〜S11までの演算処理と同様であるため、その説明を省略する。本実施形態の場合、変動時間内に発射球が所定個数に達すると、乱数を取得し(S14)、取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する(S15)。大当りの場合は、大当り図柄となる中列図柄を停止させ(S16)、ハズレの場合は、中列図柄(始動入賞時に大当りの場合は大当り図柄となり、ハズレの場合はハズレ図柄となる中列図柄)を停止させる(S13)。また、変動時間内に発射球が所定個数に到達しなかった場合は、変動時間経過時に中列図柄を停止させる(S13)。
【0030】
以上説明したように、この実施形態に係るパチンコ遊技機は、リーチ状態成立後変動時間内に発射球が所定個数に到達した時点で乱数を取得し、この取得した乱数が所定値(大当り)であった場合、大当りとなるため遊技者は有利な特典を享受できるようになる。
【0031】
なお、この実施形態は、乱数取得時に大当りを発生させる例を示したが、大当りの代わりに、大当りに比べてラウンド数が少ない小当りを発生させるようにしてもよい。
【0032】
また、上記各実施形態では、可変表示装置30に発射球数表示部34及び残り時間表示部35を設けたが、これらの表示部34、35はパチンコ遊技機において遊技者が見ることが可能な他の箇所に設けてもよく、また、いずれかの表示部34又は35のみを設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明のパチンコ遊技機によると、リーチ状態成立後に遊技者の操作によって可動表示装置の変動表示を強制的に停止できるようにしたため、リーチ状態成立後において遊技者に対して積極的に遊技に参加しているという感覚をもたせることができ、しかも、パチンコホール側に対しても稼働を上げ売り上げの向上に寄与できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】上記パチンコ遊技機の基本的なブロック図である。
【図3】演算処理回路による演算処理を示すフローチャートである。
【図4】他の実施形態に係るパチンコ遊技機の基本的なブロック図である。
【図5】演算処理回路による演算処理を示すフローチャートである。
【図6】発射検出器の構成図である。
【符号の説明】
20 始動入賞検出器
30 可変表示装置
34 発射球数表示部
35 残り時間表示部
40 発射検出器
50 可変入賞装置
60 演算処理回路
61 乱数発生手段
62 遊技状態決定手段
65 変動停止信号発生手段
66 発射球カウント手段
67 変動停止信号発生部

Claims (2)

  1. 始動条件が成立すると、乱数を取得し、可変表示装置が変動を開始し、該可変表示装置の変動がリーチ状態を経て予め定められた大当り図柄で停止したときに大当りが発生するパチンコ遊技機において、
    前記リーチ状態が成立した時点から前記可変表示装置が変動を停止する予定時点までの変動時間内に、遊技者の操作により発射された発射球数が所定個数に達したとき、この到達時点で再度乱数を取得し、該取得した乱数による抽選結果が大当りである場合には前記大当り図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させて大当りを発生させ、また、前記再度取得した乱数による抽選結果がハズレであっても前記始動条件成立時に取得した乱数による抽選結果が大当りである場合には前記大当り図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させて大当りを発生させ、また、前記再度取得した乱数による抽選結果がハズレでありかつ前記始動条件成立時に取得した乱数による抽選結果がハズレである場合にはハズレ図柄で前記可変表示装置の変動を強制的に停止させることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記変動時間内における変動時間の残り時間及び / 又は前記発射球数の表示を行う表示部を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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