JP2000093578A - 組み合わせ遊技機 - Google Patents

組み合わせ遊技機

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JP2000093578A
JP2000093578A JP10269278A JP26927898A JP2000093578A JP 2000093578 A JP2000093578 A JP 2000093578A JP 10269278 A JP10269278 A JP 10269278A JP 26927898 A JP26927898 A JP 26927898A JP 2000093578 A JP2000093578 A JP 2000093578A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入球口と入球表示部との対応関係が変化し、
遊技者のゲームに対する興趣を増大できる組み合わせ遊
技機を提供する。 【解決手段】 規定数の遊技球を遊技領域14に発射して
1回のゲームを終了し、遊技球が遊技領域の複数個の入
球口25に入球することを条件に、入球表示手段29の前記
入球口25に対応する入球表示部31に入球表示を行い、予
め定められた入球表示の組み合わせが成立したときに得
点が付与されるようにした組み合わせ遊技機において、
入球口25と入球表示部31との対応関係を切り替える機能
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】組み合わせ遊技機にはアレンジボール
機、雀球遊技機等がある。従来のアレンジボール機は、
遊技盤の遊技領域の下部側に横一列状に16個の入球口
を配置すると共に、この各入球口に固定的に対応する1
6個の入球表示部を入球表示手段に設け、その16個の
入球表示部が16個の入球口と上下に相対応するように
遊技領域の下部に入球表示手段を配置するか、又は入球
表示手段を遊技領域の略中央部等に配置し、この入球表
示手段の前面側の四角形の領域内に縦横4個づつの配列
となるように16個の入球表示部を設けている。
【0003】そして、各ゲーム毎に遊技領域に16個の
遊技球を発射し、その遊技球が16個の入球口の何れか
に入球したときに、入球表示手段の各入球口に対応する
入球表示部が点灯して入球表示を行い、この入球表示状
態の入球表示部が左右、上下、斜め方向等に4個連続し
て入賞役が成立したときに、その入賞役の成立の難易に
応じて所定の得点を付与し、得点1点毎に規定数の遊技
球又は遊技コイン等を排出して遊技者に利益を還元する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアレンジボール
機では、遊技領域の下部側の16個の入球口と、入球表
示手段の16個の入球表示部とが固定的に対応してい
る。このため、遊技者は各入球口と入球表示部との対応
関係を容易に把握でき、入球表示手段の各入球表示を見
ながら、ゲーム中にどの位置の入球口に遊技球が入球す
れば、どの位置の入球表示部が点灯して入賞役が成立す
るか等、次に狙うべき入球口を容易に判断できる利点が
ある。
【0005】しかし、通常、入球口の上側部分には多数
の遊技釘があり、この遊技釘の配列により遊技球の入球
し易い入球口と入球し難い入球口とが略一定するため、
入賞役が成立しても得点の少ない入賞役に限られるか、
又は入賞役の成立を殆ど期待し得ない等、変化に乏しく
遊技者のゲームに対する興趣が損なわれ易い問題があ
る。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、入球口と入球表示部との対応関係が変化し、遊技者
のゲームに対する興趣を増大できる組み合わせ遊技機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、規定数の遊技
球を遊技領域14に発射して1回のゲームを終了し、遊技
球が遊技領域14の複数個の入球口25に入球することを条
件に、入球表示手段29の前記入球口25に対応する入球表
示部31に入球表示を行い、予め定められた入球表示の組
み合わせが成立したときに得点が付与されるようにした
組み合わせ遊技機において、入球口25と入球表示部31と
の対応関係を切り替える機能を備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。
【0009】図面は本発明の第1の実施形態を例示す
る。図1において、1 はアレンジボール機本体、2 は前
枠で、アレンジボール機本体1 の前面側に開閉自在に枢
着されている。前枠2 にはその窓孔3 にガラス扉4 及び
前面板5 が装着され、これらに対応して窓孔3 内に裏側
から遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
【0010】前面板5 には発射用の遊技球を貯留する上
皿7 が装着され、この上皿7 の前縁部に、上皿7 内の遊
技球を抜き取る球抜きレバー8 が設けられている。前枠
2 の下部には、余剰球を貯留する下皿9 と、発射手段10
の発射ハンドル11とが設けられている。下皿9 には、こ
の下皿9 内の遊技球を抜き取る球抜きレバー12が設けら
れている。発射手段10は、発射ハンドル11を操作したと
きに、上皿7 から1個づつ発射部に供給される遊技球を
打撃槌で打撃して遊技盤6 側へと発射させるようになっ
ている。
【0011】遊技盤6 の前面には、図2に示すように、
発射手段10により発射された遊技球を案内するガイドレ
ール13が環状に装着され、このガイドレール13の内側の
遊技領域14内に液晶表示手段15、入球口16〜20、第1可
変入球口21、第2可変入球口22等の各遊技部品が配置さ
れ、その下側に遊技釘23と入球口手段24とが配置されて
いる。なお、入球口19により始動手段が構成されてい
る。
【0012】入球口手段24は、図2に示すように、横一
列状に配列された複数個、例えば16個の入球口25と、
この各入球口25に入球した遊技球を検出する16個の入
球検出スイッチ26とを備え、前面側から遊技盤6 の下部
に装着された前カバー27により覆われている。前カバー
27の前面には、入球口手段24の各入球口25を示す番号等
の識別図柄25a (図4参照)が付されると共に、その下
側の中央に、入賞得点を表示する得点表示手段41a が設
けられている。なお、遊技釘23は、16個の入球口25相
互で遊技球の入球し易い箇所と入球し難い箇所とができ
るように、所定の配列で入球口手段24の入球口25の上側
近傍に設けられている。
【0013】液晶表示手段15は、図柄表示手段28と入球
表示手段29とを兼用する。図柄表示手段28は、1個又は
複数個、例えば3個の図柄表示部30を有し、入球口19に
遊技球が入球することを条件に、各図柄表示部30の表示
図柄が乱数制御により所定時間変動(例えば0.5秒
間)するようになっている。なお、表示図柄には、0〜
9までの数字図柄、その他の適当な図柄が使用されてい
る。
【0014】入球表示手段29は、入球口手段24の各入球
口25の個数に対応する複数個、例えば16個の入球表示
部31と、入球口25に遊技球が入球したときに、各入球表
示部31に数字等の入球図柄を発光表示する等の所定の入
球表示を行わせる表示制御部32(図3参照)とを備えて
いる。各入球表示部31は図柄表示手段28の下側に横一列
状に配置され、表示制御部32の制御により、所定の入球
図柄を適宜切り替えて入球表示できるようになってい
る。
【0015】なお、入球図柄は、識別図柄25a との関係
が判り易い図柄であって、同じ数字図柄等が使用されて
いる。入球表示手段29の各入球表示部31は、画面上の四
角形の領域内に縦横4個づつの配列で設けても良いし、
又は図柄表示手段28の上下両側に横方向に一列又は二列
で列状に設けるか、図柄表示手段28の左右両側に上下方
向に一列又は二列で列状に設けても良い。また画面の上
下左右の周縁部分に図柄表示手段28を取り囲むように設
けても良い。
【0016】表示制御部32は、入球表示手段29の16個
の入球表示部31の内、複数個の入球表示部31、例えば左
側8個と右側8個の各入球表示部31を一組として、その
各組の入球表示部31に奇数図柄と偶数図柄とを交互に昇
順で表示できるようになっている。
【0017】第1可変入球口21は、電動開閉式の開閉板
33と、内部に設けられた特別作動領域34とを備え、図柄
表示手段28の停止図柄が特定図柄(大当たり図柄)、例
えば「1・1・1」「3・3・3」「5・5・5」「7
・7・7」の何れかで停止することを条件に開閉板33が
所定時間(例えば8.0秒間)開放し、また遊技球が特
別作動領域34を通過することを条件に、利益状態発生手
段35(図3参照)を作動させるようになっている。
【0018】入球口18,20 は利益状態発生手段35が作動
したときに有効となる。第2可変入球口22は、開閉自在
な一対の開閉爪36を備えた電動チューリップ式等により
構成され、利益状態発生手段35の作動により有効になっ
た入球口18,20 に遊技球が入球することを条件に所定時
間(例えば4.0秒間)開放する。
【0019】なお、入球口16〜20は入球口手段24の16
個の入球口25の内、所定の1個の入球口25に対応する1
個の入球表示用であって、その入球口16〜18は例えば左
から2番目の入球口25に、入球口19は7番目の入球口25
に、入球口20は14番目の入球口25に夫々対応してい
る。可変入球口21,22 は、入球口手段24の16個の入球
口25の内、所定の複数個の入球口25に対応する複数個の
入球表示用であって、その第1可変入球口21は例えば4
番目、5番目、8番目及び9番目の入球口25に、第2可
変入球口22は例えば5番目、6番目、8番目及び9番目
の入球口25に夫々対応している。なお、これらは何れも
例示である。
【0020】図3はアレンジボール機の制御系を示すブ
ロック図である。図3において、36は発射制御手段で、
発射ハンドル11を操作したときに、1ゲーム当たりの規
定数(例えば16個)の遊技球を遊技盤6 の遊技領域14
に発射するように、発射手段10の発射モータ37を制御す
るためのものである。なお、発射制御手段36は、上皿7
に遊技球がある状態で発射ハンドル11を操作し続けてい
る限り、各ゲーム間に適当な休止時間をおいて、発射モ
ータ37を間欠的に駆動するようになっている。
【0021】38は変動処理手段で、入球口19に遊技球が
入球することを条件に図柄表示手段28の各表示図柄を
0.5秒間変動させる機能と、入球した時点の乱数を抽
選して当たり、外れ等の判定を行う機能と、その判定結
果に応じて表示図柄を大当たり図柄、外れ図柄の何れか
で停止させる機能とを備え、例えば1/250程度の確
率で大当たり図柄を表示すべく図柄表示手段28を制御す
るように構成されている。
【0022】39は第1可変入球口21を開閉制御する開閉
制御手段で、図柄表示手段28の変動後の停止図柄が特定
図柄のときに開閉板33が8.0秒間開放するように第1
可変入球口21を制御する。
【0023】利益状態発生手段35は、遊技球が第1可変
入球口21の特別作動領域34を通過したときに、遊技者に
有利な利益状態(所謂大当たり状態)を発生させるため
のものである。この利益状態発生手段35は、第1可変入
球口21に入球した遊技球が特別作動領域34を通過するこ
とを条件に入球口18,20 を有効にする機能と、有効にな
った入球口18,20 に遊技球が入球することを条件に第2
可変入球口22を所定時間開放させる機能と、利益状態の
発生後、所定数のゲーム(例えば14ゲーム)が終了し
たとき、又は遊技球が特別作動領域34を再度通過したと
きに作動を停止する機能とを備えている。
【0024】40は精算処理手段で、入球口手段24等から
の信号により、入球表示手段29の各入球表示部31の内、
隣り合う4個の入球表示部31が入球表示状態になる等の
予め定められた組み合わせの入賞役の成立の有無を判定
する入賞判定機能、入賞役が成立したときに、その入賞
役に応じて得点を付与する得点付与機能、入球口手段24
等に16個の遊技球が入球したときに、1ゲームの終了
と判定するゲーム終了判定機能等を備えている。なお、
精算処理手段40は、入賞得点があればその得点を得点表
示手段41a に表示させ、景品球排出手段(図示省略)に
より得点1点につき規定数の景品球を上皿7 へと払い出
させる。
【0025】41は切り替え制御手段で、遊技領域14の入
球口16〜20、可変入球口21,22 及び入球口手段24の16
個の入球口25と、入球表示手段29の16個の入球表示部
31との対応関係を切り替え制御するためのもので、1回
又は複数回のゲームにおいて所定の切り替え条件を満た
したときに、入球口25と入球表示部31との一部又は全部
の対応関係を切り替えるようになっている。
【0026】即ち、切り替え制御手段41は、切り替え条
件として設定された所定回数(例えば50ゲーム)のゲ
ームの終了を検知する回数検知部42a と、この回数検知
部42a が所定回数のゲームの終了を検知する毎に、次回
のゲームから入球口16〜22及び入球口25と入球表示部31
との対応関係を左右交互に切り替える切り替え部43とを
備えている。
【0027】回数検知部42a は、精算処理手段40からの
ゲーム終了信号を計数して所定回数のゲームの終了を検
知するようになっている。切り替え部43は、50回のゲ
ームが終了する毎に入球表示手段29の表示制御部32に切
り替え信号を出力して、左右各8個を一組とする各入球
表示部31を入球口手段24の奇数番目の入球口25と偶数番
目の入球口25とに交互に切り替えるようになっている。
【0028】例えば、図4に示すように、ゲームの開始
から50回のゲームが終了するまでの間は、左側8個の
入球表示部31が入球口手段24の奇数番目の入球口25に対
応して左側から順番に「1」「3」「5」「7」「9」
「13」「15」の数字図柄を、また右側8個の入球表
示部31が入球口手段24の偶数番目の入球口25に対応して
「2」「4」「6」「8」「10」「12」「14」の
数字図柄を夫々表示可能であり、その後50ゲームが終
了する毎に、各入球表示部31の表示図柄が8個一組で左
右に交互に切り替わるようになっている。
【0029】従って、例えば、入球口手段24の左側から
3番目の入球口25に遊技球が入球した場合でも、最初の
50回のゲームでは入球表示手段29の左側から2番目の
入球表示部31に発光状態の入球表示「3」が出るが、次
の51回目から100回目までのゲームでは左側から1
0番目の入球表示部31に発光状態の入球表示「3」が出
ることになる。
【0030】上記構成のアレンジボール機でゲームを行
う場合には、次のように作動する。ゲームの開始に際し
ては、上皿7 に遊技球を入れて発射ハンドル11を廻す
と、発射制御手段36からの発射指令によって発射手段10
の発射モータ37が作動し、上皿7 から発射部上に1個づ
つ供給される遊技球を打撃槌により打撃して、その遊技
球をガイドレール13に沿って遊技盤6 上に発射する。そ
して、遊技盤6 上に発射された遊技球は、遊技盤6 に沿
って落下する間に入球口16〜22に入球するか、又は下部
まで落下して入球口手段24の16個の入球口25の何れか
に入球する。
【0031】最初のゲーム開始から50回のゲームが終
了するまでは、図4に示すように、入球表示手段29の左
側の8個の入球表示部31が入球口手段24の16個の入球
口25の内、左側から1、3、5、7、9、13、15番
目の入球口25に、また右側8個の入球表示部31が2、
4、6、8、10、12、14番目の入球口25に夫々対
応している。
【0032】そこで、例えば、遊技盤6 に沿って落下す
る遊技球が左側から第4番目の入球口25に入球すると、
図4に斜線で示すように、入球表示手段29の左側から1
0番目の入球表示部31に「4」を発光表示する入球表示
が出る。また遊技球が入球口手段24の3番目の入球口25
に入球すると、図4に斜線で示すように、入球表示手段
29の2番目の入球表示部31に「3」を発光表示する入球
表示が出る。従って、入球口手段24の隣合う3番目と4
番目の入球口25に遊技球が入球するにも拘わらず、入球
表示手段29には左から2番目の入球表示部31に「3」
が、10番目の入球表示部31に「4」が夫々発光表示さ
れることになり、従来に比較して入球表示部31の位置が
大きく変わるため、変化に富んだゲームが可能である。
【0033】遊技球が入球口19を通過すると、変動処理
手段38の制御により図柄表示手段28の3個の表示図柄が
変動して、0.5秒後に停止する。この変動後の第1図
柄が「1・1・1」「3・3・3」「5・5・5」等の
当たり図柄のときには、開閉制御手段39により第1可変
入球口21が8.0秒間開放する。このとき第1可変入球
口21に遊技球が入球し、その遊技球が特別作動領域34を
通過すると、利益状態発生手段35が働いて利益状態(大
当たり状態)が発生する。
【0034】第1可変入球口21に入球した遊技球が特別
作動領域34を通過すると、2個の入球口18,20 が有効に
なる。この有効になった入球口18,20 に遊技球が入球す
ると、第2可変入球口22が4.0秒間開放して遊技球が
入球し易くなる。
【0035】例えば、第1可変入球口21に遊技球が入球
すれば、この第1可変入球口21が入球口手段24の4番
目、5番目、8番目、9番目の入球口25に対応している
ため、入球表示手段29の3番目、5番目、10番目及び
12番目の各入球表示部31に「4」「5」「8」「9」
を発光表示する入球表示が出る。また第2可変入球口22
に遊技球が入球すれば、第2可変入球口22が入球口手段
24の5番目、6番目、8番目及び9番目の入球口25に対
応しているため、入球表示手段29の3番目、5番目、1
1番目及び12番目の各入球表示部31に「5」「6」
「8」「9」を発光表示する入球表示が出る。
【0036】発射手段10により4個以上の遊技球が発射
された時点において、その遊技球が入球口手段24の16
個の入球口25等に入球して、入球表示手段29の各入球表
示部31の内、入球表示状態の入球表示部31が4個連続す
る等の所定の入賞役が成立すると、精算処理手段40が入
賞役の成立を判定し、その入賞役毎に得点を付与して加
算し、その入賞得点を得点表示手段41a により表示す
る。一方、景品球排出手段により得点1点につき規定数
の景品球を上皿7 へと排出する。
【0037】16個の遊技球を発射して1回のゲームが
終了する毎に、そのゲーム回数を切り替え制御手段41の
回数検知部42a が計数して行く。そして、50回のゲー
ムが終了して切り替え条件が整えば、切り替え制御手段
41の切り替え部43が働いて、入球表示手段29の左側8個
の入球表示部31と右側8個の入球表示部31の各入球口25
に対する対応関係を切り替え、図5に示すように次回の
ゲームの開始から左側8個の入球表示部31を入球口手段
24の偶数番目の入球口25に、右側8個の入球表示部31を
入球口手段24の奇数番目の入球口25に夫々対応させる。
【0038】このため51回目から100回目までのゲ
ームにおいて、遊技球が入球口手段24の3番目の入球口
25に入球した場合には、図5に斜線で示すように、入球
表示手段29の10番目の入球表示部31に「3」を発光表
示する入球表示が出ることになり、図4に示す最初の5
0回のゲームのときとは、「3」を発光表示する入球表
示部31の位置が移動する。以下、入球口手段24の各入球
口25に遊技球が入球する毎に、その入球口25に対応する
何れかの入球表示部31に所定の入球表示を行い、同様に
順次動作する。
【0039】従って、所定回数のゲームが終了する毎
に、入球表示手段29の16個の入球口25と、入球表示手
段29の16個の入球表示部31との対応関係が切り替わる
ので、入球口25と入球表示部31との対応関係が固定的な
従来の場合に比較して変化に富み、遊技者の興趣を増大
できる利点がある。
【0040】また入球口手段24の16個の入球口25の
内、特定の入球口25に遊技釘等が障害となって特に入球
し難いような場合でも、その対応関係を切り替えること
によって、入賞役が比較的容易に成立することが可能に
なる利点がある。
【0041】しかも、対応関係を切り替えるに当たって
は、複数個(8個)の入球表示部31を一組として、所定
回数(50回)のゲームが終了する毎に、その組を1単
位として切り替えるので、遊技者側は切り替え前後の入
球口25と入球表示部31との対応関係を容易に把握でき、
切り替えによる混乱も防止できる。また対応関係の切り
替えの制御も容易にできる。
【0042】更に遊技領域14の単一入球表示用の入球口
16〜20に対応する入球表示部31、複数入球表示用の入球
口21,22 に対応する複数個の入球表示部31も切り替わる
ので、遊技者の興趣がより向上する。
【0043】図6及び図7は本発明の第2の実施形態を
例示し、利益状態発生手段35による利益状態が発生する
ことを条件に、切り替え制御手段41により入球口手段24
の入球口25と入球表示手段29の入球表示部31との対応関
係を切り替えるようにしたものである。
【0044】即ち、切り替え制御手段41は、図6に示す
ように、利益状態発生手段35による利益状態が発生した
ときの信号を検知する利益状態検知部42b と、この利益
状態検知部42b が利益状態を検知したときに次回のゲー
ムを開始する前に切り替え信号を出力する切り替え部43
と、精算処理手段40からのゲーム終了信号を計数して次
回のゲームから所定ゲーム数(例えば14ゲーム)が終
了するまで切り替え状態を継続させる継続制御部44とを
備えている。
【0045】入球表示手段29の表示制御部32は、第1の
実施形態と同様に左右8個の入球表示部31を一組として
奇数図柄、偶数図柄を昇順で表示するものでも良いが、
この第2の実施形態では、入球口25の16個の入球口25
の内、例えば図2の左側から1、3、4、6、7番目等
の比較的遊技球が入球し易い入球口25に対応する入球表
示を、例えば図7に斜線で示すように、16個の入球表
示部31の内の中央部分等の適当箇所に連続状に集中させ
るべく構成されている。なお、16個の入球口25と入球
表示部31は、通常は左から右へと相対応している。
【0046】なお、この実施形態は、利益状態発生手段
35による利益状態の発生後に入賞役が成立し易くなるよ
うに、入球口25と入球表示部31との対応関係を切り替え
ており、利益状態発生手段35により発生する利益状態の
一貫として対応関係の切り替えを利用している。
【0047】この実施形態では、利益状態発生手段35に
よる利益状態が発生すれば、利益状態検知部42b がその
信号を検知して、切り替え部43が次回のゲームから対応
関係を切り替えるように切り替え信号を表示制御部32に
送る。このため入球表示手段29の16個の入球表示部31
には、比較的遊技球の入球し易い入球口25に対応する入
球表示部31が中央部分に集中する。従って、利益状態の
発生後は入賞役の成立が容易になり、遊技者の興趣が向
上する。
【0048】各ゲームが終了する毎に継続制御部44がゲ
ーム回数を計数し、所定回数になるまで切り替え状態を
継続する。このため、利益状態が発生すれば、遊技者は
有利な状態で所定回数だけゲームを継続できる。そし
て、所定回数のゲームが終了すれば、継続制御部44が継
続を解除し、入球口25と入球表示部31との対応関係が元
に戻る。
【0049】なお、利益状態検知部42b は、利益状態の
発生によって第1可変入球口21が開放してその特別作動
領域34を遊技球が通過したときの信号を検知するように
しても良い。切り替え後の対応関係は、遊技者に有利に
なるものであれば十分であり、また継続制御部44による
継続回数は、1回以上であれば良い。
【0050】図8は本発明の第3の実施形態を例示し、
所定の入賞得点を獲得することを条件に、切り替え制御
手段41により入球口25と入球表示部31との対応関係を切
り替えるようにしたものである。切り替え制御手段41
は、各ゲームの終了毎に精算処理手段40からの得点信号
により1ゲーム当たりの入賞得点が所定の得点(例えば
最高得点が10点のときの10点)か否かを検知する得
点検知部42c と、この得点検知部42c が所定の得点を検
知する毎に、次回のゲームから1回又は複数回のゲーム
が終了するまで対応関係を切り替える切り替え部43とを
備えている。
【0051】この実施形態では、ゲームの終了時に獲得
得点が所定の入賞得点か否かを得点検知部42c で検知
し、所定の入賞得点であれば、切り替え部43が次回のゲ
ームから入球口25と入球表示部31との対応関係を切り替
えるので、遊技者の興趣が向上する。特に、切り替え後
の対応関係によっては遊技者に有利な状態を設定するこ
とも可能である。
【0052】図9は本発明の第4の実施形態を例示し、
入球表示手段29を前カバー27に設け、その16個の入球
表示部31を16個の入球口25に位置的に対応させたもの
である。この入球表示手段29は、各入球表示部31に共通
の横長状の液晶式表示器を使用しても良いし、また光透
過性を有する表示窓に入球図柄を付し、その表示窓の裏
側に発光ダイオード等の表示ランプを設けたものを使用
しても良い。また入球表示手段29は、遊技盤6 の遊技領
域14以外の箇所、前枠2 の前面側の見える箇所であれ
ば、例えば上皿8 、下皿9 、ガラス扉4 の枠部分等に配
置することも可能である。
【0053】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、第1の実施形態では、入球表示手段29の1
6個の全ての入球表示部31の内、左側8個の入球表示部
31と右側8個の入球表示部31とを一組として、左右に交
互に切り替え制御するようにしているが、三組以上に分
割し、その夫々を一組として切り替えるようにしても良
い。
【0054】また切り替えるべきゲーム回数は、30回
毎でも良いし、最小の1ゲーム毎に切り替えるようにし
ても良い。更に各切り替え毎に、入球表示手段29の16
個の入球表示部31の入球口手段24の各入球口25に対応す
る位置が1個又は複数個づつ左方向又は右方向へと順次
移動するようにしても良い。
【0055】入球口手段24の16個の入球口25と、入球
表示手段29の16個の入球表示部31との内、一部の入球
口25と入球表示部31とを固定的に対応させておき、残り
の一部の入球口25と入球表示部31との対応関係を切り替
えるようにしても良い。つまり、全ての対応関係を切り
替えずに、一部の対応関係に限って切り替えるようにし
ても良い。
【0056】入球口25と入球表示部31は16個以外の個
数でも良く、複数個あれば十分である。また切り替え前
後の入球口25と入球表示部31との対応関係は、ゲーム構
成に応じて適宜変更可能である。また条件検知部として
回数検知部42a 、利益状態検知部42b 、得点検知部42c
を例示しているが、切り替え条件は、予め設定された切
り替え条件であれば十分であり、各実施形態に例示の条
件以外のものを設定することも可能である。その他、各
実施形態に例示のものの一部又は全部を相互に組み合わ
せて構成することも可能である。
【0057】更に実施形態では、入球口19によって始動
手段を構成しているが、この始動手段は入球口19以外の
もの、例えば通過口等で構成しても良い。入球表示部31
の表示形態は、遊技球が入球した入球口25に対応する入
球表示部31に入球図柄を発光表示するのが適当である
が、切り替えの前後を問わず、遊技者が入球口25と入球
表示部31との対応関係を容易に把握できるように、入球
表示が出る前の段階でも、各入球表示部31に低明度等で
入球図柄を表示することが望ましい。入球表示手段29の
各入球表示部31に表示する入球図柄は数字図柄以外のも
の、例えば麻雀牌の図柄等でも良い。従って、換言すれ
ば、本発明は雀球遊技機等にも応用可能である。入球口
17,18,20に変えて通過口を設けても良い。
【0058】
【発明の効果】本発明では、規定数の遊技球を遊技領域
14に発射して1回のゲームを終了し、遊技球が遊技領域
14の複数個の入球口25に入球することを条件に、入球表
示手段29の前記入球口25に対応する入球表示部31に入球
表示を行い、予め定められた入球表示の組み合わせが成
立したときに得点が付与されるようにした組み合わせ遊
技機において、入球口25と入球表示部31との対応関係を
切り替える機能を備えているので、入球口25へ遊技球が
入球したときの入球表示部31の入球表示箇所が変化し、
遊技者の興趣を増大できる利点がある。
【0059】特に切り替えの前後の対応関係によって
は、一定の入球口25に遊技球が入球し難いような場合で
も入賞役の成立が容易になり、遊技者の興趣を更に増大
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す入球表示手段の
切り替え前の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す入球表示手段の
切り替え後の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す入球表示手段の
切り替え後の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【符合の説明】
14 遊技領域 16〜20 入球口 21 第1可変入球口 22 第2可変入球口 24 入球口手段 25 入球口 29 入球表示手段 30 図柄表示手段 31 入球表示部 35 利益状態発生手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定数の遊技球を遊技領域(14)に発射し
    て1回のゲームを終了し、遊技球が遊技領域(14)の複数
    個の入球口(25)に入球することを条件に、入球表示手段
    (29)の前記入球口(25)に対応する入球表示部(31)に入球
    表示を行い、予め定められた入球表示の組み合わせが成
    立したときに得点が付与されるようにした組み合わせ遊
    技機において、入球口(25)と入球表示部(31)との対応関
    係を切り替える機能を備えたことを特徴とする組み合わ
    せ遊技機。
  2. 【請求項2】 入球口(25)と入球表示部(31)との一部又
    は全部の対応関係を切り替える機能を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の組み合わせ遊技機。
  3. 【請求項3】 1回のゲーム又は複数回のゲームにおい
    て所定の切り替え条件を満たしたときに、入球口(25)と
    入球表示部(31)との対応関係を切り替える機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の組み合わせ遊
    技機。
  4. 【請求項4】 所定回数のゲームの終了毎に、次回のゲ
    ームから入球口(25)と入球表示部(31)との対応関係を切
    り替える機能を備えたことを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  5. 【請求項5】 始動手段(19)が遊技球を検出することを
    条件に所定時間変動する図柄表示手段(30)と、この図柄
    表示手段(30)の停止図柄が特定図柄となることを条件
    に、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生
    手段(35)とを備え、この利益状態発生手段(35)による利
    益状態が発生することを条件に入球口(25)と入球表示部
    (31)との対応関係を切り替える機能を備えたことを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の組み合わせ遊技
    機。
  6. 【請求項6】 所定の入賞得点を獲得することを条件に
    入球口(25)と入球表示部(31)との対応関係を切り替える
    機能を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の組み合わせ遊技機。
  7. 【請求項7】 所定の切り替え条件を満たしたときに、
    次回から所定数のゲームが終了するまで入球口(25)と入
    球表示部(31)との対応関係を切り替える機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の組み合わ
    せ遊技機。
  8. 【請求項8】 遊技領域(14)に単一入球表示用の入球口
    (16)〜(20)又は複数入球表示用の入球口(21)(22)を備
    え、この単一入球表示用の入球口(16)〜(20)又は複数入
    球表示用の入球口(21)(22)と入球表示部(31)との対応関
    係を切り替える機能を備えたことを特徴とする請求項1
    〜7の何れかに記載の組み合わせ遊技機。
  9. 【請求項9】 入球口手段(24)の複数個の入球口(25)を
    遊技領域(14)の下部側に配置し、入球表示部(31)の入球
    表示を切り替え可能な液晶式等の表示手段により入球表
    示手段(29)を構成し、この入球表示手段(29)を遊技領域
    (14)又は該遊技領域(14)の下部側に配置したことを特徴
    とする請求項1〜8の何れかに記載の組み合わせ遊技
    機。
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