JP2799559B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2799559B2
JP2799559B2 JP8128956A JP12895696A JP2799559B2 JP 2799559 B2 JP2799559 B2 JP 2799559B2 JP 8128956 A JP8128956 A JP 8128956A JP 12895696 A JP12895696 A JP 12895696A JP 2799559 B2 JP2799559 B2 JP 2799559B2
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邦夫 松元
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球機等の弾球遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、遊
技盤に、複数個の図柄表示部を有する変動図柄表示手段
と、遊技球の入球又は通過を検出する始動手段とを設
け、始動手段が遊技球を検出した時に、変動図柄表示手
段の各図柄表示部の図柄を所定時間変動させて、その変
動後の停止図柄が特定の大当たり図柄となった時に、大
入賞手段を所定回数開放するか、又は他の入賞手段に入
賞した遊技球がその内部の特別作動領域を通過した後、
特定始動手段に遊技球が入賞する毎に他の大入賞手段を
所定回数開閉する等、遊技者に有利な権利を発生させて
遊技者に利益を還元するようにしたものがある。
【0003】この種の弾球遊技機は、一旦、変動図柄表
示手段の停止図柄が大当たり図柄で停止すれば、その殆
どの場合、権利発生手段による権利が発生して遊技者に
多大な利益が還元されるので、遊技者は多くの還元利益
を期待しながらゲームを行える等の利点があり、遊技者
の人気が高く、現在では多くの遊技店に広く普及してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、乱数発生手段により所定の確率で大当たり乱数、リ
ーチ乱数及びその他の外れ乱数を順次発生させておき、
始動手段が遊技球を検出した時に、乱数発生手段の発生
乱数を乱数抽出手段で抽出し、変動処理手段による乱数
処理によりその乱数に応じて変動図柄表示手段の図柄を
所定時間変動させる乱数制御方式を採用している。
【0005】例えば大当たりの発生確率が1/450の
場合には、実際に大当たりが発生するか否かは別とし
て、確率的には始動手段が遊技球を450回検出して、
変動図柄表示手段の変動回数が450回になれば、1回
の割合で大当たり乱数を抽出することになる。従って、
この弾球遊技機において、変動図柄表示手段での大当た
りを早期に発生させるには、始動手段に遊技球を如何に
効率的に入賞又は通過させるかが重要なポイントにな
る。
【0006】このため、ゲーム中の遊技者は、遊技球を
始動手段に集めて、変動図柄表示手段の図柄の変動回数
を増やし、何時か発生する大当たりを期待しながら、ひ
たすら遊技球を遊技盤の上部に発射し続けざるを得ず、
ゲーム自体に変化が乏しく、味わいに乏しいゲーム構成
になっている。
【0007】また大当たりの発生確率は、CR機等の一
部の弾球遊技機では、通常機に比較して半分程度まで低
げて設定されており、これに伴ない初大当たりを発生さ
せることが益々困難になっている。本発明は、このよう
な従来の課題に鑑み、変化に富み興趣に優れた味わいの
あるゲームを容易に構成でき、しかも大当たりの発生に
対する遊技者の期待値を大にできる弾球遊技機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 に始動手段24と変動図柄表示手段23とを備
え、乱数処理用の乱数を発生する乱数発生手段36と、遊
技盤5 上に発射された遊技球を始動手段24が検出した時
に、乱数発生手段36の乱数を抽出してその乱数に応じて
変動図柄表示手段23の図柄を所定時間変動させる変動処
理手段39と、この変動図柄表示手段23の変動後の図柄が
大当たり図柄となった時に、遊技者に有利な権利を発生
させる権利発生手段41とを備えた弾球遊技機において、
乱数発生手段36で発生する乱数の内、大当たり図柄に対
応する大当たり乱数以外の外れ図柄に対応する特定乱数
を抽出した時に、遊技者に有利な特定条件のチャンスモ
ードに切り換え、且つ所定の解除条件の時にチャンスモ
ードを解除するモード切り換え手段43と、チャンスモー
ドの時に、このチャンスモードを表示するチャンスモー
ド表示手段44とを備えたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、乱数発生手段36により発生する乱数
に、大当たり図柄に対応する大当たり乱数と、リーチ図
柄に対応するリーチ乱数と、リーチ図柄以外の外れ図柄
に対応する外れ乱数との他に、特定乱数としてチャンス
乱数を設定したものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、チャンスモードの時に、変動
図柄表示手段23の変動時間を短縮する時間制御手段42を
設けたものである。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、チャンスモードの時に、大当
たり乱数の発生確率を大にする確率制御手段48を設けた
ものである。
【0012】請求項5に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、チャンスモードの時に、入賞
手段49の開放時間を大にする開閉制御手段54を設けたも
のである。
【0013】請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至
5の何れかに記載の発明において、大当たり発生後に、
モード切り換え手段43によりチャンスモードを解除する
ようにしたものである。
【0014】請求項7に記載の本発明は、請求項1乃至
5の何れかに記載の発明において、チャンスモードの時
に、チャンス乱数の抽出後にモード切り換え手段43によ
りチャンスモードを解除するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図6は本発明の第1の実施
形態を例示する。図1及び図2において、1 はパチンコ
機、2 はカード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球
貸し機2 は、左右に交互に並べて図外の島構造体に横一
列状に装着されている。
【0016】パチンコ機1 は、図1及び図2に示すよう
に、外枠3 と、この外枠3 に開閉自在に枢着された前枠
4 とを備えている。前枠4 には、遊技盤5 に対応するガ
ラス扉6 と、上皿7 を支持する開閉板8 とが上下に配置
され、これらガラス扉6 及び開閉板8 は前枠4 に回動自
在に枢着されている。前枠4 の下部には、上皿7 の下側
に下皿9 が、この下皿9 の一側方に発射手段10の発射ハ
ンドル11が夫々設けられている。
【0017】遊技盤5 は前枠4 に裏側から着脱自在に装
着されており、また前枠4 には、図2に示す如く、この
遊技盤5 を押さえるための裏機構板12が裏面側から着脱
自在に装着されている。裏機構板12には開口部13が形成
されると共に、その上側に賞球タンク14、賞球タンクレ
ール15が、左右一側に球払い出し手段16が、下側に通路
ユニット17等が夫々設けられている。
【0018】開口部13には、遊技盤5 の裏側に上下に近
接して装着された裏カバー18と入賞球タンク19とが嵌合
されている。裏カバー18には制御ボックス20が裏側から
着脱自在に装着され、この制御ボックス20に制御基板が
収納されている。遊技盤5 には、図3に示すように、ガ
イドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレ
ール22の内側に変動図柄表示手段23、始動手段24、上入
賞口25、左入賞口26、右入賞口27、特定入賞手段28、第
3種始動手段30、大入賞手段31、下入賞口32、コーナー
ランプ33が夫々設けられている。
【0019】始動手段24は遊技球の通過を検出するよう
になっている。変動図柄表示手段23は左右方向に3個の
図柄表示部34を備え、始動手段24が遊技球の通過を検出
した時に、一種の乱数処理によって各図柄表示部34の表
示図柄が所定時間だけ変動するように構成されている。
なお、各図柄表示部34は、例えば0〜9、Aの各図柄を
赤と緑に切り換えて表示するようになっている。
【0020】特定入賞手段28は、変動図柄表示手段23の
各図柄表示部34の停止図柄が「7・7・7」等の特定の
大当たり図柄となった時に有効になるように構成されて
いる。そして、この特定入賞手段28の内部は3分割され
ており、その中央が特別作動領域35となっている。
【0021】図4は制御系を示し、36は乱数発生手段
で、例えば大当たりの発生確率が1/450の場合には
クロックパルスを450個計数した時に計数アップする
計数手段を備え、0〜449までの乱数を繰り返して発
生するように構成されている。この乱数発生手段36で発
生する各乱数は、図5に示すように、大当たり乱数、リ
ーチ乱数、大当たり乱数及びリーチ乱数以外の特定乱数
(以下、チャンス乱数と言う)、リーチ乱数及びチャン
ス乱数以外の外れ乱数に設定されている。例えば大当た
り乱数を「7」、チャンス乱数を「F」として夫々1個
設定すると共に、適当に分散させて15のリーチ乱数を
設定し、その他の各乱数を外れ乱数としている。なお、
リーチ乱数、チャンス乱数「F」も外れ乱数の一部であ
る。
【0022】37は乱数抽出手段で、始動手段24が遊技球
を検出した時に、その検出時点での乱数発生手段36の乱
数値を抽出するようになっている。38は乱数判定手段
で、乱数抽出手段37で抽出した乱数が大当たり乱数
「7」、リーチ乱数、チャンス乱数「F」、外れ乱数の
何れであるかを判定すると共に、その乱数が大当たり乱
数「7」の時に、変動図柄表示手段23の各図柄表示部34
が大当たり図柄で停止した後に、特定入賞手段28を有効
にして、その特別作動領域35を働かせるように構成され
ている。
【0023】39は変動処理手段で、始動手段24が遊技球
を検出した時に、変動図柄表示手段23の各図柄表示部34
の表示図柄を所定時間変動させると共に、例えば乱数抽
出手段37で抽出した乱数が大当たり乱数「7」の時に、
各図柄表示部34の停止図柄が「7・7・7」の大当たり
図柄となるように、乱数抽出手段37で抽出した大当たり
乱数「7」、リーチ乱数、チャンス乱数「F」及び外れ
乱数に応じて各図柄表示部34の停止図柄を制御するよう
になっている。
【0024】なお、リーチ乱数の時には、3個の図柄表
示部34の表示図柄の内、右側の図柄表示部34の表示図柄
のみが異なるリーチ図柄を表示し、またチャンス乱数
「F」、外れ乱数の時には、3個の図柄表示部34の表示
図柄が全て異なる外れ図柄を表示するようになってい
る。
【0025】41は権利発生手段で、乱数判定手段38が当
たり図柄と判定して特定入賞手段28が有効となり、その
特別作動領域35を遊技球が通過した時に、遊技者に有利
な権利を発生させるようになっている。即ち、権利発生
手段41は、遊技球が特定入賞手段28の特別作動領域35を
通過すれば、その後、第3種始動手段30に遊技球が入る
毎に、大入賞手段31を一定時間開放し、この大入賞手段
31の開閉動作を最大16回まで繰り返すようになってい
る。
【0026】42は時間制御手段で、変動図柄表示手段23
の変動時間を例えば7秒程度の通常時間から2秒程度の
短縮時間に切り換えるように変動処理手段39を制御する
ためのものである。43はモード切り換え手段で、チャン
ス乱数「F」を抽出した時に、遊技者に有利な特定条件
のチャンスモードに切り換え、且つ所定の解除条件の時
にチャンスモードを解除するためのものである。
【0027】即ち、このモード切り換え手段43は、乱数
判定手段38がチャンス乱数「F」と判定した時に時間制
御手段42を作動させて、変動図柄表示手段23の次回から
の変動時間を通常時間から短縮時間のチャンスモードに
切り換えると共に、大当たり発生後に乱数判定手段38が
再度大当たり乱数「7」を判定した時に時間制御手段42
を停止させて、変動図柄表示手段23の次回からの変動時
間を普通に戻してチャンスモードを解除するようになっ
ている。
【0028】44はチャンスモード表示手段で、モード切
り換え手段43が時間制御手段42を作動させるチャンスモ
ードの時に、そのチャンスモードを遊技者に表示するた
めのもので、変動図柄表示手段23の左右両側に設けられ
た発光ランプ45、及びコーナーランプ33内の発光ランプ
46等により構成されており、チャンスモードとなった時
に、発光ランプ45,46 が点滅するようになっている。
【0029】次に図6のフローチャートを参照しながら
パチンコ機1 の動作を説明する。パチンコ機1 に電源を
投入しておけば、乱数発生手段36が常時クロックパルス
を繰り返し計数して0〜449の乱数を発生させてい
る。ゲームに際しては、上皿7 に遊技球を入れた状態で
発射手段10の操作ハンドル11を操作する。すると発射手
段10の発射動作に連動して上皿7 の遊技球が発射レール
の発射位置に1個ずつ供給され、その遊技球を打撃槌で
打撃してガイドレール22に沿って順次遊技盤5 の上部側
に発射する。
【0030】遊技盤5 の上部側に発射された遊技球は、
遊技盤5 の盤面に沿って落下する間に上入賞口25等に入
賞するか、又は遊技盤5 の下部まで落下してアウト口に
入り、遊技盤5 の後側に通過して行く。遊技球が変動図
柄表示手段23の下側の始動手段24に入り、この始動手段
24が遊技球を検出すると(ステップS1)、乱数発生手
段36が常時0〜449までの乱数を繰り返し発生してい
るので、乱数抽出手段37がその時点での乱数を抽出する
と同時に(ステップS2)、乱数判定手段38によりその
乱数が大当たり乱数「7」、リーチ乱数、チャンス乱数
「F」及び外れ乱数の何れであるかを判定し(ステップ
S3)、変動処理手段39が働いて変動図柄表示手段23の
各図柄表示部34の図柄を変動させる(ステップS4)。
【0031】この時、変動処理手段39は、各図柄表示部
34の図柄が所定時間変動した後、その乱数に応じた停止
図柄で停止するように変動図柄表示手段23を制御する。
そして、例えば乱数が大当たり乱数「7」であれば、各
図柄表示部34の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり
図柄となり、リーチ乱数及びチャンス乱数「F」を含む
外れ乱数であれば、各図柄表示部34の停止図柄が大当た
り図柄以外の外れ図柄を表示する。なお、各図柄表示部
34の図柄は、所定の変動時間が経過した後に左から順に
停止する。
【0032】乱数判定手段38での乱数の判定結果が大当
たり乱数「7」以外であれば(ステップS5)、その乱
数がチャンス乱数「F」であるか否かを判定し(ステッ
プS6)、チャンス乱数「F」の時にはモード切り換え
手段43により通常モードからチャンスモードに切り換え
て、時間制御手段42が働いて変動処理手段39による変動
図柄表示手段23の次回からの変動時間を短縮時間にする
(ステップS7)。従って、次回からは変動図柄表示手
段23の変動時間が短くなる分だけ、変動図柄表示手段23
側での大当たりの発生に対する期待値も大になり、大当
たりが発生し易くなる。
【0033】またモード切り換え手段43によるチャンス
モードへの切り換えと同時に、チャンスモード表示手段
44を構成する各発光ランプ45,46 が点滅して、遊技者に
対してチャンスモード中であることを表示する(ステッ
プS8)。このため、遊技者は、発光ランプ45,46 の点
滅によってゲーム状態に何等かの変化が生じたことを察
知し、又はその後の変動図柄表示手段23の変動時間が短
く有利になることを経験的に察知して、大当たりの発生
に対して大きな期待感を抱きながら面白くゲームを行え
る。このため思考性のあるゲームを容易に構成できる。
【0034】乱数判定手段38での乱数の判定結果が大当
たり乱数「7」の時には(ステップS5)、モード切り
換え手段43で時間短縮中か否かを判断し(ステップS
9)、チャンスモードの時間短縮中であれば、モード切
り換え手段43により時間制御手段42を停止させて通常時
間に戻し、変動図柄表示手段23の変動時間の短縮を解除
する(ステップS10)。またチャンスモード以外の通
常モードの時には、続いて特定入賞手段28を有効にし
(ステップS11)、この特定入賞手段28に入賞した遊
技球が特別作動領域35を通過すれば(ステップS1
2)、権利発生手段41が働いて遊技者に有利な権利(大
当たり状態)が発生する(ステップS13)。
【0035】即ち、遊技球が特定入賞手段28の特別作動
領域35を通過すれば、その後、第3種始動手段30に遊技
球が入る毎に(ステップS14)、大入賞手段31が一定
時間開放し(ステップS15)、この大入賞手段31が開
閉動作を最大16回まで繰り返す(ステップS16)。
このため、大入賞手段31に多数の遊技球が連続して入賞
し易くなり、その遊技球の1個毎に15個づつ遊技球が
景品として払い出され、遊技者に多大な利益が還元され
る。なお、ゲーム終了時には、ステップS17を経て終
了する。
【0036】このように、乱数判定手段38がチャンス乱
数「F」を判定すると、モード切り換え手段43が通常モ
ードからチャンスモードに切り換わり、時間制御手段42
によって変動図柄表示手段23の変動時間を短縮時間に切
り換えるので、次回からは始動手段が遊技球を検出する
限り、変動時間の短縮分だけ変動図柄表示手段23の変動
回数が大になり、変動図柄表示手段23側での大当たりの
発生に対する遊技者の期待値を実質的に上げることがで
きる。従って、偶発的に発生するチャンス乱数によりチ
ャンスモードに切り換えてゲームに妙味を出すことがで
きる。
【0037】またモード切り換え手段43によるチャンス
モードへの切り換えと同時に、チャンスモード表示手段
44の発光ランプ45,46 が点滅して、遊技者に対してチャ
ンスモード中であることを表示する。このため、各発光
ランプ45,46 の点滅の意味合いを知らない遊技者でも、
この発光ランプ45,46 の点滅によってゲーム状態に何等
かの変化が生じたことを容易に察知でき、また発光ラン
プ45,46 の点滅によって、その後の変動図柄表示手段23
の変動時間が短く有利になることを経験的に知っている
遊技者は、大当たりの発生に対して大きな期待感を抱き
ながらゲームを行える。つまり、思考性のあるゲームを
構成できる。
【0038】しかも、次の大当たりの発生によってチャ
ンスモードから通常モードに戻すようにしているため、
遊技者はチャンスモードによる利益を失う時には、大当
たりによる新たな利益を得ることができる。従って、一
旦、チャンスモードになれば、ゲームを続行する限り、
大当たりの発生確率が非常に大になるため、遊技者のゲ
ームにも拍車がかかり、変化に富み興趣に優れた味わい
のあるゲームを容易に構成できる等、ゲームの味わいを
一段と広げることができる。
【0039】図7及び図8は本発明の第2の実施形態を
例示し、乱数判定手段38がチャンス乱数「F」と判定し
たチャンスモードの時に、モード切り換え手段43により
変動図柄表示手段23での大当たりの発生確率を大にする
ようにしたものである。図7において、48は確率制御手
段で、変動図柄表示手段23での大当たりの発生確率を、
例えば1/450程度の通常の低確率状態と、この低確
率状態よりも確率の高い高確率状態とに制御する機能を
有し、モード切り換え手段43からの信号により変動処理
手段39を両確率の何れかに設定するようになっている。
【0040】即ち、モード切り換え手段43は、乱数判定
手段38がチャンス乱数「F」と判定した時時に、変動図
柄表示手段23での大当たりの発生確率を低確率から高確
率のチャンスモードに切り換え、またチャンスモードの
状態において再度チャンス乱数「F」と判定した時に、
大当たりの発生確率を高確率から低確率に切り換えてチ
ャンスモードを解除すべく、確率制御手段48を制御する
ように構成されている。
【0041】なお、確率の変動方式には、発生乱数を変
える方式、大当たり乱数「7」の数を変える方式等があ
るが、その何れを採っても良い。この実施形態では、図
8に示すように、乱数判定手段38がチャンス乱数「F」
と判定した時に(ステップS6)、続いて高確率状態か
否かを判断し(ステップS18)、高確率状態でなけれ
ば、次回からの変動図柄表示手段23での大当たりの発生
確率が高確率となるように高確率状態のチャンスモード
に切り換えると同時に(ステップS19)、チャンスモ
ード表示手段44によりチャンスモードを表示する(ステ
ップS20)。
【0042】また既に高確率状態のチャンスモードにな
っている時には、次回からの変動図柄表示手段23での大
当たりの発生確率が低確率となるように高確率状態から
低確率状態へと戻す(ステップS21)。従って、この
実施形態の場合にも、チャンス乱数「F」の奇数回目の
発生により、変動図柄表示手段23の大当たり発生確率が
低確率から高確率に切り変わるチャンスモードとなるた
め、変動図柄表示手段23の大当たり発生に対する期待値
が上がり、またチャンス乱数「F」の偶数回目の発生に
よりチャンスモードを解除して、変動図柄表示手段23の
大当たり発生確率を高確率から低確率に戻すことができ
る。
【0043】特に、変動図柄表示手段23での大当たりの
発生に関係なくその大当たりの発生確率が変動するた
め、チャンスモードの時にチャンスモード表示手段44の
点滅によってチャンスモードを表示するが、チャンスモ
ードへの切り換え、或いはチャンスモードの解除をゲー
ム中の遊技者に察知され難く、不可思議で変化及び思考
性に富んだ味わいのあるゲームを容易に構成できる。
【0044】図9及び図10は本発明の第3の実施形態
を例示し、変動図柄始動用として開閉式入賞手段49を設
け、チャンスモードの時に、この開閉式入賞手段49の開
放時間を長くするようにしたものである。即ち、この実
施形態では、図9に示すように、第1変動図柄表示手段
23と大入賞手段31との間に、開閉式入賞手段49と左右一
対の左右始動手段50とが上下に配置されると共に、大入
賞手段31に、1個の図柄表示部からなる第2変動図柄表
示手段51が設けられている。
【0045】この第2変動図柄表示手段51は左右始動手
段50に遊技球が入賞した時に、1/2程度の当たり発生
確率で所定時間変動するようになっている。開閉式入賞
手段49は、第1変動図柄表示手段23の始動用の検出スイ
ッチ52と左右一対の開閉爪53とを有し、第2変動図柄表
示手段51での当たり発生時に開閉爪53が開放して遊技球
が入賞し易くなるようになっている。
【0046】開閉式入賞手段49は、図10に示すように
開閉制御手段54に接続されている。開閉制御手段54は、
開閉爪53の開放時間を通常の短時間と、この短時間の2
〜3倍程度の長時間とに切り換えて制御するためのもの
で、チャンスモードの時にモード切り換え手段43からの
信号により、次回からの開閉爪53の開放時間を短時間か
ら長時間へと切り換え、また大当たり又はチャンス乱数
「F」等の解除条件で長時間から短時間に戻すようにな
っている。
【0047】このようにチャンスモードの時に、開閉式
入賞手段49の開閉爪53の開放時間を長くするようにして
も、第1変動図柄表示手段23での大当たりの発生確率の
期待値を実質的に大にできる等、前述の各実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0048】また開閉式入賞手段49の開閉爪53の開放時
間が長くなり、この開閉式入賞手段49に遊技球が入り易
くなるので、遊技者はチャンスモードを開閉式入賞手段
49への遊技球の入賞数の増加により直接的に把握できる
と共に、その入賞によっても遊技球の払い出しを受け得
る利点がある。
【0049】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明はこの実施形態に限定されるものではない。例え
ば、各実施形態では、チャンスモード時の遊技者に有利
な特定条件として、変動図柄表示手段23の変動時間の短
縮、変動図柄表示手段23での大当たりの発生確率の増
大、開閉式入賞手段49の開放時間の延長等を例示してい
るが、遊技者に有利になるものであれば十分であり、全
体のゲーム構成を考慮して適宜決定すれば良い。
【0050】またチャンスモードを解除する解除条件に
は、再度の大当たりの発生、チャンス乱数「F」の抽出
を例示しているが、その他の条件を設定しておき、その
条件を満足した時にチャンスモードを解除するようにし
ても良い。例えば、変動図柄表示手段23の変動回数を順
次計数し、所定の計数値となった時にチャンスモードを
解除するようにしても良い。
【0051】チャンスモード表示手段44は、発光ランプ
の点滅でチャンスモードを表示するものの他に、液晶表
示手段を用いて、この液晶表示手段により文字、図柄、
背景色の変化等で表示するようにしても良い。更にパチ
ンコ機の他、アレンジボール機等の弾球遊技機において
も同様に実施することが可能である。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 に始動手段24と変動図柄表示手段23とを備え、乱数
処理用の乱数を発生する乱数発生手段36と、遊技盤5 上
に発射された遊技球を始動手段24が検出した時に、乱数
発生手段36の乱数を抽出してその乱数に応じて変動図柄
表示手段23の図柄を所定時間変動させる変動処理手段39
と、この変動図柄表示手段23の変動後の図柄が大当たり
図柄となった時に、遊技者に有利な権利を発生させる権
利発生手段41とを備えた弾球遊技機において、乱数発生
手段36で発生する乱数の内、大当たり図柄に対応する大
当たり乱数以外の外れ図柄に対応する特定乱数を抽出し
た時に、遊技者に有利な特定条件のチャンスモードに切
り換え、且つ所定の解除条件の時にチャンスモードを解
除するモード切り換え手段43と、チャンスモードの時
に、このチャンスモードを表示するチャンスモード表示
手段44とを備えているので、変化に富み興趣に優れた味
わいのある弾球ゲームを容易に構成できると共に、大当
たりの発生に対する遊技者の期待値を大にでき、しかも
ゲーム中の遊技者は直接又は間接的にチャンスモードを
把握でき、弾球ゲームに思考性を持たせることができ
る。
【0053】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、乱数発生手段36により発生す
る乱数に、大当たり図柄に対応する大当たり乱数と、リ
ーチ図柄に対応するリーチ乱数と、リーチ図柄以外の外
れ図柄に対応する外れ乱数との他に、特定乱数としてチ
ャンス乱数を設定しているので、チャンス乱数を偶発的
に抽出して、偶発的にチャンスモードに切り換えること
ができ、その偶発性によりゲームに妙味を出すことがで
きる。
【0054】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、チャンスモードの時
に、変動図柄表示手段23の変動時間を短縮させる時間制
御手段42を設けているので、変動時間の変動により変動
図柄表示手段23側での大当たりの発生に対する遊技者の
期待値を実質的に上げることができる。
【0055】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、チャンスモードの時
に、大当たり乱数の発生確率を大にする確率制御手段48
を設けているので、確率変動により変動図柄表示手段23
側での大当たりの発生に対する遊技者の期待値を実質的
に上げることができる。
【0056】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、チャンスモードの時
に、入賞手段49の開放時間を大にする開閉制御手段54を
設けているので、入賞手段49の開放時間の変化により変
動図柄表示手段23側での大当たりの発生等に対する遊技
者の期待値を実質的に上げることができると共に、入賞
手段49への遊技球の入賞により遊技者に賞球を還元で
き、またチャンスモードを入賞手段49の開放時間の変化
で直接把握できる。
【0057】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1乃至5の何れかに記載の発明において、大当たり発生
後に、モード切り換え手段43によりチャンスモードを解
除するようにしているので、遊技者はチャンスモードに
よる利益を失う時には、大当たりによる新たな利益を得
ることができる。
【0058】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1乃至5の何れかに記載の発明において、チャンスモー
ドの時に、チャンス乱数の抽出後にモード切り換え手段
43によりチャンスモードを解除するようにしているの
で、変動図柄表示手段23での大当たりの発生に関係なく
チャンスモードを解除でき、ゲームの不可思議性、思考
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の前側の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の裏側の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す乱数説明図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
5 遊技盤 23 変動図柄表示手段 24 始動手段 36 乱数発生手段 39 変動処理手段 41 権利発生手段 42 時間制御手段 43 モード切り換え手段 44 チャンスモード表示手段 48 確率制御手段 49 開閉式始動手段(入賞手段)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) に始動手段(24)と変動図柄表
    示手段(23)とを備え、乱数処理用の乱数を発生する乱数
    発生手段(36)と、遊技盤(5) 上に発射された遊技球を始
    動手段(24)が検出した時に、乱数発生手段(36)の乱数を
    抽出してその乱数に応じて変動図柄表示手段(23)の図柄
    を所定時間変動させる変動処理手段(39)と、この変動図
    柄表示手段(23)の変動後の図柄が大当たり図柄となった
    時に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生手段(4
    1)とを備えた弾球遊技機において、乱数発生手段(36)で
    発生する乱数の内、大当たり図柄に対応する大当たり乱
    数以外の外れ図柄に対応する特定乱数を抽出した時に、
    遊技者に有利な特定条件のチャンスモードに切り換え、
    且つ所定の解除条件の時にチャンスモードを解除するモ
    ード切り換え手段(43)と、チャンスモードの時に、この
    チャンスモードを表示するチャンスモード表示手段(44)
    とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 乱数発生手段(36)により発生する乱数
    に、大当たり図柄に対応する大当たり乱数と、リーチ図
    柄に対応するリーチ乱数と、リーチ図柄以外の外れ図柄
    に対応する外れ乱数との他に、特定乱数としてチャンス
    乱数を設定したことを特徴とする請求項1に記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】 チャンスモードの時に、変動図柄表示手
    段(23)の変動時間を短縮する時間制御手段(42)を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 チャンスモードの時に、大当たり乱数の
    発生確率を大にする確率制御手段(48)を設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 チャンスモードの時に、入賞手段(49)の
    開放時間を大にする開閉制御手段(54)を設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 大当たり発生後に、モード切り換え手段
    (43)によりチャンスモードを解除するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技
    機。
  7. 【請求項7】 チャンスモードの時に、チャンス乱数の
    抽出後にモード切り換え手段(43)によりチャンスモード
    を解除するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5
    の何れかに記載の弾球遊技機。
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