JP2002165942A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002165942A
JP2002165942A JP2001361265A JP2001361265A JP2002165942A JP 2002165942 A JP2002165942 A JP 2002165942A JP 2001361265 A JP2001361265 A JP 2001361265A JP 2001361265 A JP2001361265 A JP 2001361265A JP 2002165942 A JP2002165942 A JP 2002165942A
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JP2001361265A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定演出情報を図柄表示手段に表示でき、遊
技者がその演出情報を容易に把握しながら遊技を行うこ
とができるようにする。 【解決手段】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
態とに変換可能な可変入賞手段16と、図柄始動手段15が
遊技球を検出することを条件に、図柄が所定時間変動す
ると共に所定演出表示を行い停止する図柄表示手段21
と、図柄表示手段21の変動後の停止図柄が特定図柄の組
み合わせとなることを条件に、可変入賞手段16を第2状
態から第1状態に変換させて遊技者に有利な利益状態を
発生させる利益状態発生手段50と、所定演出表示に関す
る情報を記憶する演出表示情報記憶手段44と、図柄表示
手段21の図柄変動が所定時間ないときに演出表示情報記
憶手段44の演出表示情報を読み出して図柄表示手段21に
表示させる演出情報表示制御手段48とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ機等の従来の弾球遊技機
において、特別図柄始動手段が遊技球を検出したとき
に、特別図柄表示手段の複数個の特別図柄を所定時間変
動させて、その変動後の特別図柄が特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄)を停止表示したときに、可変入
賞手段を所定条件の下で所定回数開閉させて遊技者に有
利な利益状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】特別図柄を変動させる際の図柄変動パター
ン、特にリーチ変動パターンには、各特別図柄の縮小、
拡大、分離、結合、変形等を複雑に組み合わせたもの、
或いは特別図柄の他に多種類のキャラクターを随時登場
させるもの等がある。
【0004】従来は多種類のリーチパターンを設け、リ
ーチ変動時にその何れかの1つのリーチで特別図柄を変
動させて遊技者の興趣を喚起し、遊技者が面白く遊技を
行えるように、リーチ変動を演出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、特別図柄のリーチ変動時の演出効果を高めるため
に、リーチパターンの種類を多くしている。しかし、リ
ーチパターンの種類が多くなり過ぎて、初心者は勿論の
こと、頻繁に遊技を行う熟練者にとっても、どのリーチ
パターンのときに大当たりの発生につながるのか非常に
判断し難くなり、却って遊技者の興趣を損なうという問
題がある。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
所定演出情報を図柄表示手段に表示でき、遊技者がその
演出情報を容易に把握しながら遊技を行うことができる
弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技者に有利
な第1状態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞手
段16と、図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件
に、複数個の図柄が所定時間変動すると共に所定演出表
示を行い停止する図柄表示手段21と、該図柄表示手段21
の変動後の停止図柄が特定図柄の組み合わせとなること
を条件に、前記可変入賞手段16を第2状態から第1状態
に変換させて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益
状態発生手段50とを備えた弾球遊技機において、前記所
定演出表示に関する情報を記憶する演出表示情報記憶手
段44と、前記図柄表示手段21の図柄変動が所定時間ない
ときに前記演出表示情報記憶手段44の演出表示情報を読
み出して前記図柄表示手段21に表示させる演出情報表示
制御手段48とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図6は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
また遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。
【0009】前面板6 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿7 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫
々設けられている。前面板6 の裏側にはスピーカ11が設
けられている。
【0010】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール
12の内側の遊技領域13に液晶表示手段14、特別図柄始動
手段15、可変入賞手段16、普通図柄始動手段17、普通入
賞手段18〜20等の複数個の遊技部品が装着されている。
【0011】液晶表示手段14は、各種の遊技情報を表示
する遊技情報表示手段と、特別図柄表示手段21とを兼用
し、またその上部に普通図柄表示手段22が設けられてい
る。特別図柄表示手段21は、図3に示すように、液晶表
示手段14の表示領域23に複数個、例えば左右方向に3個
の特別図柄24〜26を表示し、特別図柄始動手段15が遊技
球を検出することを条件に、各特別図柄24〜26が乱数制
御により所定時間変動して停止するように構成されてい
る。
【0012】普通図柄表示手段22は1個又は複数個、例
えば1個の普通図柄を表示し、普通図柄始動手段17が遊
技球を検出することを条件に、普通図柄が乱数制御によ
り所定時間変動して停止するようになっている。なお、
特別図柄24〜26及び普通図柄には、数字図柄、キャラク
ター、その他の適宜図柄が使用されるが、この場合には
「0」〜「9」までの10種類の数字図柄が使用されて
いる。
【0013】特別図柄始動手段15は、遊技者に有利な開
状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)とに変換
可能に構成されている。この特別図柄始動手段15には、
例えば開閉自在な左右一対の開閉爪27を備えた電動チュ
ーリップ等の開閉入賞手段が使用されており、普通図柄
表示手段22の変動後の停止図柄が所定図柄又は所定図柄
の組み合わせ(以下、当たり図柄という)を表示したと
きに、開閉爪27が所定時間開放するようになっている。
【0014】普通図柄始動手段17は、例えば通過ゲート
により構成され、遊技球が通過するときにそれを検出す
るようになっている。なお、普通図柄始動手段17は、遊
技球が入賞する入賞手段によって構成しても良い。
【0015】可変入賞手段16は所謂アタッカーを構成す
るものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と
不利な閉状態(第2状態)とに変換可能な開閉式入賞手
段により構成されている。即ち、この可変入賞手段16
は、例えば下部側の横軸廻りに開閉自在な開閉板28を備
え、特別図柄表示手段21の変動後の停止図柄が特定図柄
の組み合わせ(以下、大当たり図柄という)、例えば
「7・7・7」等の組み合わせを表示したときに、開閉
板28が前側に開放するようになっている。
【0016】可変入賞手段16はその内部に特定領域29を
備え、この特定領域29を入賞球が通過したときに利益状
態を継続させるようになっている。また可変入賞手段16
には、この可変入賞手段16に入賞した遊技球を検出する
計数用の入賞検出手段30が設けられている。
【0017】なお、可変入賞手段16は、開閉板28の開放
後に所定時間が経過すること、又は入賞検出手段30が所
定数(例えば10個)の遊技球の入賞を検出することを
条件に開閉板28を閉じると共に、遊技球が特定領域29を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0018】図5は制御系を例示するブロック図であ
る。31は第1乱数発生手段で、普通図柄表示手段22の普
通図柄の制御に関する当たり・外れ決定用の乱数を繰り
返して発生するものである。32は普通図柄変動制御手段
で、普通図柄始動手段17が遊技球を検出したことを条件
に、そのときの第1乱数発生手段31の発生乱数を抽選し
て、普通図柄表示手段22の普通図柄を所定時間変動させ
て所定の停止図柄で停止させるようになっている。
【0019】33は第1利益状態発生手段で、普通図柄表
示手段22の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示したと
きに、特別図柄始動手段15を第2状態から第1状態に変
換して、その開閉爪27を所定時間開放させることによ
り、遊技者に有利な第1利益状態を発生させるためのも
のである。
【0020】34は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段22の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段17が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数値(例えば最大4個)内で順次記憶するものであ
る。
【0021】35は第2乱数発生手段で、特別図柄表示手
段21の特別図柄24〜26の制御に関連する各乱数を発生す
るためのものである。この第2乱数発生手段35は、特定
図柄の組み合わせか否かを決定するための大当たり・外
れ決定用乱数(リーチ乱数を含む)、大当たり・外れ決
定用乱数の大当たり乱数値及びリーチ乱数値を抽選した
ときのリーチパターンを決定するためのリーチパターン
決定用乱数、変動後に特別図柄24〜26としての停止図柄
を決定するための停止図柄決定用乱数等の所定の乱数を
繰り返し発生するようになっている。
【0022】例えば、特別図柄表示手段21の停止図柄が
大当たり図柄となる大当たり発生確率が1/250、リ
ーチ発生確率が1/10の場合には、0〜249の大当
たり・外れ決定用乱数等を発生し、その中に1個の大当
たり乱数値と、この1個の大当たり乱数値を含む25個
のリーチ乱数値が夫々含まれている。リーチパターン決
定用乱数には、リーチパターンの種類数のリーチパター
ン乱数値が含まれている。
【0023】36は特別図柄変動制御手段で、特別図柄表
示手段21の特別図柄24〜26の図柄変動及びその演出表示
に関連する図柄情報を記憶する図柄演出情報記憶手段37
と、特別図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件
に第2乱数発生手段35で抽選された各乱数値の判定を行
う乱数判定手段38と、乱数判定手段38での判定結果に従
って図柄演出情報記憶手段37の図柄情報を読み出して、
特別図柄表示手段21の特別図柄24〜26を所定時間変動さ
せると共に所定の演出表示を行い停止させる特別図柄表
示制御手段39とを備えている。
【0024】図柄演出情報記憶手段37は、特別図柄24〜
26の変動時の複数種類の図柄変動パターン情報、リーチ
変動時の複数種類のリーチパターン情報、各特別図柄24
〜26に停止表示する停止図柄情報の他、これらに関連す
る演出表示についての演出表示情報が記憶されている。
なお、演出表示は、リーチ予告、大当たり予告、リーチ
演出を総称し、主に遊技者に対して特定図柄の組み合わ
せとなる期待感を増進させる演出を言う。
【0025】特別図柄表示制御手段39は、乱数判定手段
38の判定結果に従って図柄変動パターン情報、リーチパ
ターン情報、停止図柄情報等を随時読み出して、特別図
柄24〜26の変動開始から停止までの表示を制御するよう
になっている。
【0026】リーチパターン情報には、例えば特別図柄
表示手段21の左の特別図柄24と右の特別図柄26とが、大
当たり図柄に該当する種類の数字図柄で停止して確定
し、中の特別図柄25が変動状態にあるリーチ変動時に、
スクロールする「0」〜「9」までの複数種類の数字図
柄とは別に適宜キャラクター等を登場表示させる複数種
類のリーチパターンが設定されている。
【0027】このリーチパターンには、例えば図6に示
すようにそのキャラクターの種類により、人キャラクタ
ー40の第1リーチパターン、魚キャラクター41の第2リ
ーチパターン、蛇キャラクター42の第3リーチパターン
等がある。
【0028】44は演出表示情報記憶手段で、特別図柄表
示手段21の特別図柄24〜26の組み合わせに関連する演出
表示の情報を記憶するもので、この演出表示情報記憶手
段44は、演出表示情報記憶部45と演出表示情報出現率記
憶部46と演出表示情報信頼度記憶部47とを備えている。
【0029】演出表示情報記憶部45は、図柄変動時に特
別図柄24〜26に表示される図柄変動パターン、取り分け
そのリーチパターン等の複数種類の演出表示情報を記憶
するためのもので、図6の(A)〜(C)に示す各リー
チパターンのキャラクターを特別図柄表示手段21に表示
できるように予め情報が記憶されている。
【0030】演出表示情報出現率記憶部46は、演出表示
情報記憶部45が記憶する複数種類のリーチパターン等の
演出表示情報に夫々対応して、そのリーチパターン等の
演出表示の出現率を記憶するためのもので、例えば第1
リーチパターンのときの出現率が5%、第2リーチパタ
ーンのときの出現率が3%、第3リーチパターンのとき
の出現率が1%の場合には、そのリーチパターンの種類
に関連付けて各出現率が予め記憶されている。
【0031】演出表示情報信頼度記憶部47は、演出表示
情報記憶部45が記憶する複数種類のリーチパターンに対
応して、そのリーチ変動後に各特別図柄24〜26が大当た
り図柄となる確率、即ち各リーチパターンの信頼度を記
憶するためのもので、例えば第1リーチパターンのとき
の信頼度が10%、第2リーチパターンのときの信頼度
が20%、第3リーチパターンのときの信頼度が50%
の場合には、そのリーチパターンの種類に関連付けて各
信頼度が予め記憶されている。
【0032】48は演出情報表示制御手段で、特別図柄表
示手段21の図柄変動が所定時間、例えば30〜60秒間
程度ないときに、演出表示情報記憶手段44の演出表示情
報を読み出して、その演出表示情報を特別図柄表示手段
21に表示させるためのものである。
【0033】即ち、この演出情報表示制御手段48は、特
別図柄始動手段15が所定時間(例えば30〜60秒間程
度)遊技球の入賞を検出しない等によって、特別図柄表
示手段21の図柄変動が所定時間途切れたときに、演出表
示情報記憶部45のリーチパターン、演出表示情報出現率
記憶部46の出現率、演出表示情報信頼度記憶部47の信頼
度を読み出して、例えば図4に示すように、そのリーチ
パターンを表示領域23の中央部等に表示させると共に、
そのリーチパターンでの出現率と信頼度とを特別図柄表
示手段21の表示領域23内の所定部位の出現率表示部52と
信頼度表示部53に表示させるようになっている。
【0034】なお、この演出情報表示制御手段48により
特別図柄表示手段21にリーチパターン等を表示する際に
は、静止画像等で表示するか、又は背景色を変えて表示
することによって、そのリーチパターンを実際のリーチ
変動時のものと混同しないようにすることが望ましい。
【0035】49は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段21の特別図柄24〜26の変動中に特別図柄始動手段
15が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を
設定上限個数値(例えば最大4個)内で順次記憶するも
のである。
【0036】50は第2利益状態発生手段で、特別図柄始
動手段15が遊技球を検出したときに抽選された大当たり
・外れ乱数及び/又は特別図柄表示手段21の変動後の停
止図柄から大当たり、外れの判定を行い、特別図柄表示
手段21の変動後の停止図柄が「7・7・7」等の大当た
り図柄となったときに、可変入賞手段16を第2状態から
第1状態に変換させて開閉板28を開放することにより、
遊技者に有利な第2利益状態を発生させるようになって
いる。
【0037】なお、第2利益状態発生手段50は、開閉板
28の開放中に入賞した遊技球が特定領域29を通過するこ
とを条件に、所定回数(例えば最大16回)まで開閉動
作(第2利益状態)を継続させるようになっている。
【0038】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。ゲームに際して発射手段9 の発射ハンドル10
を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段9 の発射動作
に連動して発射部に1個づつ供給され、その遊技球を打
撃槌で打撃してガイドレール12に沿って順次遊技盤4 側
に発射させる。
【0039】そして、この遊技盤4 の上部側に発射され
た遊技球が遊技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その
遊技球が普通図柄始動手段17を通過すると、普通図柄変
動制御手段32が第1乱数発生手段31の乱数値を抽選し
て、その乱数処理により普通図柄表示手段22の普通図柄
を所定時間変動させる。
【0040】普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が
当たり図柄を表示すると、第1利益状態発生手段33によ
り、特別図柄始動手段15の開閉爪27が一定時間開放する
第1利益状態が発生し、これによって特別図柄始動手段
15に遊技球が入賞し易くなる。
【0041】特別図柄始動手段15が遊技球の入賞を検出
すると、第2乱数発生手段35での乱数値の抽選に従っ
て、特別図柄変動制御手段36が乱数処理により特別図柄
表示手段21の各特別図柄24〜26を所定の図柄変動パター
ン、リーチパターン等で所定時間変動させる。このとき
の乱数値が大当たり乱数値であれば、特別図柄表示手段
21の変動後の停止図柄は、「1・1・1」、「2・2・
2」、「7・7・7」等のように全て一致した大当たり
図柄を停止表示する。
【0042】なお、このときの乱数値がリーチ乱数であ
れば、特別図柄表示手段21の各特別図柄24〜26は、例え
ば図6の(A)〜(C)に示すように、複数種類のリー
チパターンの何れかでリーチ変動して停止する。
【0043】特別図柄表示手段21の図柄変動後の停止図
柄が大当たり図柄を表示すると、第2利益状態発生手段
50により、可変入賞手段16の開閉板28が閉状態から開状
態に変換する第2利益状態が発生し、遊技者に有利にな
る。このため、遊技盤4 の上部側から落下する遊技球の
多くが開閉板28を経て可変入賞手段16に入賞し易くな
り、一旦、第2利益状態発生手段50による第2利益状態
が発生すれば、遊技者に多大な利益が還元されることに
なる。
【0044】なお、可変入賞手段16は、10個の遊技球
が入賞するか、又は所定時間経過した時に開閉板28が閉
じる。そして、遊技球が特定領域29を通過すれば、開閉
板28が再度開放し、最大16回まで開閉動作を繰り返
す。
【0045】検出遊技球の保留球数が第2保留球数記憶
手段49の設定上限個数値以内であれば、特別図柄始動手
段15が遊技球を検出する毎に特別図柄変動制御手段36に
より特別図柄表示手段21の特別図柄24〜26が変動する。
しかし、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当た
り図柄となったときに、特別図柄始動手段15の開閉爪27
が所定時間開放するようになっており、この開閉爪27が
開放しない限り入賞し難いため、特別図柄始動手段15の
遊技球の検出が30〜60秒間以上にわたって途切れる
場合がある。
【0046】この場合、遊技中に演出情報表示制御手段
48が演出表示情報記憶手段44の演出表示情報を読み出し
て、図4に示すように特別図柄表示手段21の表示領域23
に、リーチパターン、出現率及び信頼度を表示させる。
従って、遊技者は特別図柄表示手段21に表示されたリー
チパターン、出現率及び信頼度から、どのリーチパター
ンのときに、その出現率が何%であり、また信頼度が何
%であるかを容易に把握でき、この結果、遊技者が初心
者の場合でも、遊技内容を把握して遊技を行うことがで
きるので、遊技者の興趣が向上する。
【0047】この演出表示情報の表示に当たっては、例
えば演出情報表示制御手段48が演出表示情報記憶手段44
の演出表示情報記憶部45からリーチパターンを、演出表
示情報出現率記憶部46からそのリーチパターンでの出現
率を、演出表示情報信頼度記憶部47からそのリーチパタ
ーンでの信頼度を夫々読み出して、図4に示すように、
そのリーチパターンの画像を特別図柄表示手段21の表示
領域23の中央部に、また出現率及び信頼度の文字画像を
表示領域23の右下の各表示部52,53 に夫々表示させる。
【0048】なお、この演出表示情報は、表示開始から
一定時間表示するか、又は次の特別図柄表示手段21の図
柄変動まで表示すれば良い。何れの場合にも、特別図柄
表示手段21の図柄変動の休止中であるため、図柄変動に
対する影響はない。
【0049】また演出表示情報は、特別図柄表示手段21
の図柄変動が所定時間途切れる毎に、演出情報表示制御
手段48により、演出表示情報記憶手段44の各対応するリ
ーチパターン、出現率及び信頼度を読み出して特別図柄
表示手段21に表示させても良いし、次の特別図柄表示手
段21の図柄変動が開始するまで、複数種類のリーチパタ
ーン等を一定時間間隔で順次表示させても良い。
【0050】前者の場合には、多数のリーチパターンが
あっても、各リーチパターン毎に所定の表示時間を容易
に確保できるので、そのリーチパターンでの出現率、信
頼度を確実に把握できる。また後者の場合には、一定の
時間間隔でリーチパターン毎に表示が変化するので、複
数種類のリーチパターンの出現率、信頼度を短時間で把
握でき、各リーチパターン全体の把握が容易になる利点
がある。
【0051】各リーチパターン毎の出現率、信頼度を表
示する場合、特別図柄表示手段21の表示領域23が十分に
あれば、複数種類(例えば2〜3種類程度)のリーチパ
ターンを同時に表示しても良いし、全てのリーチパター
ンを同時に表示しても良い。
【0052】図7は本発明の第2の実施形態を例示し、
第2利益状態発生手段50での利益状態の発生中に、特別
図柄表示手段21にリーチパターン等の演出表示情報を表
示するようにしたものである。
【0053】即ち、第2利益状態発生手段50による利益
状態が発生すれば、その利益状態の発生中、特別図柄表
示手段21はその特別図柄24〜26が図柄変動を休止して大
当たり画像を表示するようになっている。従って、この
実施形態では、利益状態が発生すれば、その後の適当な
時点で演出情報表示制御手段48が演出表示情報記憶手段
44の演出表示情報を読み出して、特別図柄表示手段21に
大当たり画像と一緒に、又は大当たり画像と交互にリー
チパターン等の演出表示情報を表示させるようにしてい
る。
【0054】このように、第2利益状態発生手段50によ
る利益状態の発生中は、特別図柄表示手段21が図柄変動
をしないので、特別図柄表示手段21の図柄変動が所定時
間ない場合として、第2利益状態発生手段50による利益
状態の発生中を利用して設定しても良い。
【0055】この場合には、特別図柄表示手段21の大当
たり画像と一緒に又は大当たり画像と交互にリーチパタ
ーン等の演出表示情報を表示することができる。従っ
て、利益状態が発生しない限り、遊技者はリーチパター
ン等の演出表示の内容を把握できないが、逆にリーチパ
ターン等の演出表示の内容を把握できれば、利益状態の
発生に対する遊技者への恩典として利用できる利点があ
る。
【0056】なお、実施形態では、次の各発明が含まれ
ている。第1の発明は、遊技者に有利な第1状態と不利
な第2状態とに変換可能な可変入賞手段16と、図柄始動
手段15が遊技球を検出することを条件に、複数個の図柄
が所定時間変動すると共に所定演出表示を行い停止する
図柄表示手段21と、該図柄表示手段21の変動後の停止図
柄が特定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可
変入賞手段16を第2状態から第1状態に変換させて遊技
者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段50と
を備えた弾球遊技機において、前記所定演出表示に関す
る情報を記憶する演出表示情報記憶手段44と、前記図柄
表示手段21の図柄変動が所定時間ないときに前記演出表
示情報記憶手段44の演出表示情報を読み出して前記図柄
表示手段21に表示させる演出情報表示制御手段48とを備
えたものである。
【0057】第2の発明は、第1の発明において、前記
演出表示情報記憶手段44は、前記演出表示情報を複数種
類記憶する演出表示情報記憶部45を備えたものである。
第3の発明は、第2の発明において、前記演出表示情報
記憶手段44は、複数種類の前記演出表示情報に夫々対応
する出現率を記憶する演出表示情報出現率記憶部46を備
えたものである。第4の発明は、第2又は第3の発明に
おいて、前記演出表示情報記憶手段44は、複数種類の前
記演出表示情報に夫々対応して前記特定図柄の組み合わ
せとなる信頼度を記憶する演出表示情報信頼度記憶部47
を備えたものである。
【0058】第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明
において、前記図柄表示手段21の図柄変動が所定時間な
いときを、前記図柄始動手段15が遊技球を所定時間検出
しないときとしたものである。第6の発明は、第1〜第
5の何れかの発明において、前記図柄表示手段21の図柄
変動が所定時間ないときを、前記利益状態発生手段50の
利益状態の発生中としたものである。
【0059】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。特別図柄表示
手段21の図柄変動が所定時間ない場合として、第1の実
施形態では特別図柄始動手段15が遊技球を所定時間検出
しない場合を例示し、第2の実施形態では第2利益状態
発生手段50による利益状態の発生中を例示して、特別図
柄表示手段21の図柄変動の休止時間中に、リーチパター
ン等の演出表示情報を夫々表示させるようにしている
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0060】また実施形態では、演出表示情報記憶手段
44に演出表示情報記憶部45、演出表示情報出現率記憶部
46及び演出表示情報信頼度記憶部47を設けているが、演
出表示情報記憶部45の他に、演出表示情報出現率記憶部
46又は演出表示情報信頼度記憶部47を設けるだけでも良
い。
【0061】リーチパターンは図柄データとして記憶す
る他、文字データとして記憶しておき、各リーチパター
ンを特別図柄表示手段21に表示する際には、人リーチ、
魚リーチ、蛇リーチのように、文字により表示するよう
にしても良い。
【0062】更に実施形態では、演出表示情報記憶部45
にリーチパターンを記憶させるようにしているが、リー
チパターン以外の図柄変動パターン、又はリーチパター
ンを含む図柄変動パターンの全般に関する情報を記憶さ
せても良い。また演出表示情報出現率記憶部46、演出表
示情報信頼度記憶部47に記憶する出現率、信頼度も、リ
ーチパターンに対するものに限定されず、その図柄変動
パターンに対するものであれば十分である。
【0063】演出表示情報記憶手段44に記憶させる演出
表示情報は、図柄の組み合わせに関連する演出表示情報
であれば良い。リーチパターンの種類、出現率、信頼度
は、何れも例示に過ぎない。
【0064】また演出表示には、リーチ予告、大当たり
予告、リーチ演出等がある。例えば、リーチ予告は、特
別図柄の変動開始時に、赤、青、黄等に背景色を変化さ
せたり、蛇、人、魚等の一種類又は複数種類のキャラク
ターを登場させたりする等、特別図柄と異なる特定表示
により行う。リーチ演出は、特別図柄がリーチ状態にな
ったことに基づいて、赤、青、黄等に背景色を変化させ
たり、蛇、人、魚等の一種類又は複数種類のキャラクタ
ーを登場させたりする等の特定表示により行う。従っ
て、これらのリーチ予告用、リーチ演出用の特定表示を
行う場合には、演出表示情報には、その特定表示と出現
率及び信頼度を組み合わせて表示することが望ましい。
【0065】その他、本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機、雀球遊技機、その他の各種の弾球遊技機にお
いても同様に実施可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、所定演出表示に関する
情報を記憶する演出表示情報記憶手段44と、図柄表示手
段21の図柄変動が所定時間ないときに演出表示情報記憶
手段44の演出表示情報を読み出して図柄表示手段21に表
示させる演出情報表示制御手段48とを備えているので、
所定演出表示に関する演出表示情報を図柄表示手段21を
利用して表示できる。従って、遊技者は所定演出表示を
容易に把握しながら遊技を行うことができ、遊技者の遊
技に対する興趣が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す演出表示情報の
表示形態の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すリーチパターン
の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
15 図柄始動手段 16 可変入賞手段 21 図柄表示手段 44 演出表示情報記憶手段 45 演出表示情報記憶部 46 演出表示情報出現率記憶部 47 演出表示情報信頼度記憶部 48 演出情報表示制御手段 50 利益状態発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
    態とに変換可能な可変入賞手段(16)と、図柄始動手段(1
    5)が遊技球を検出することを条件に、複数個の図柄が所
    定時間変動すると共に所定演出表示を行い停止する図柄
    表示手段(21)と、該図柄表示手段(21)の変動後の停止図
    柄が特定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可
    変入賞手段(16)を第2状態から第1状態に変換させて遊
    技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(5
    0)とを備えた弾球遊技機において、前記所定演出表示に
    関する情報を記憶する演出表示情報記憶手段(44)と、前
    記図柄表示手段(21)の図柄変動が所定時間ないときに前
    記演出表示情報記憶手段(44)の演出表示情報を読み出し
    て前記図柄表示手段(21)に表示させる演出情報表示制御
    手段(48)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212197A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Olympia:Kk 遊技機

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