JP2002200284A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002200284A
JP2002200284A JP2001361260A JP2001361260A JP2002200284A JP 2002200284 A JP2002200284 A JP 2002200284A JP 2001361260 A JP2001361260 A JP 2001361260A JP 2001361260 A JP2001361260 A JP 2001361260A JP 2002200284 A JP2002200284 A JP 2002200284A
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Japan
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profit
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Application number
JP2001361260A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の遊技内容の不知による損失等を極力
防止する。 【解決手段】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
態とに変換可能な可変入賞手段16と、図柄始動手段15が
遊技球を検出することを条件に図柄が所定時間変動して
停止する図柄表示手段21と、この図柄表示手段21の変動
後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとな
ることを条件に、可変入賞手段16を第2状態から第1状
態に変換させて遊技者に有利な第1利益状態を発生させ
る第1利益状態発生手段34と、第1利益状態発生手段34
による第1利益状態の終了後に、遊技者に有利な第2利
益状態を発生させる第2利益状態発生手段35と、この第
2利益状態発生手段35により第2利益状態を発生させる
か否かを判定する利益状態発生判定手段37と、利益状態
発生判定手段37の判定情報22a を遊技者に報知する報知
手段22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ機等の従来の弾球遊技機
において、図柄始動手段が遊技球を検出したときに、特
別図柄表示手段の1又は複数個の特別図柄を所定時間変
動させて、その変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図
柄の組み合わせ(所謂大当たり図柄)を表示したとき
に、アタッカー等の可変入賞手段が所定条件の下で所定
回数開閉動作を繰り返す第1利益状態が発生すると共
に、大当たり図柄が所定種類のときに、その第1利益状
態の終了後に、確率変動等の第2利益状態を発生させる
ようにしたものがある。
【0003】確率変動式では、特別図柄表示手段の大当
たり図柄が例えば「7・7・7」等の奇数図柄の場合
に、それによる第1利益状態の終了後に、特別図柄表示
手段の変動後の特定図柄が大当たり図柄を表示する確率
を、低確率状態から高確率状態に確率変動させるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この弾球遊技機では、
特定図柄表示手段の変動後の停止図柄が例えば「7・7
・7」等の大当たり図柄を表示すれば、可変入賞手段が
開閉動作を繰り返す利益状態が発生し、またその利益状
態の終了後に、特別図柄が再度大当たり図柄を表示する
確率が大になり、多数の賞品球を獲得する等、遊技者に
多大な利益が還元される。
【0005】しかし、従来の確率変動式では、大当たり
図柄が奇数図柄等の所定の種類を表示して、次回から高
確率状態になる場合でも、第1利益状態中にそれを遊技
者に報知するようにはなっていない。また高確率状態で
あることを遊技機前側のランプ等を点滅させて報知を行
う遊技機はある。しかし、ランプ等の点滅だけでは、遊
技者によっては高確率状態であることを知らないままで
ゲームを行ったり、高確率状態であることを知らずに途
中でゲームを放棄したりすることがある。
【0006】特に現在の弾球遊技機では、ゲーム構成が
非常に複雑になる傾向がある。このため、遊技者が初心
者の場合には、ゲーム内容を理解しないままでゲームを
行うことがあり、遊技者にとって非常に有利な遊技状態
になっているにも拘わらず、比較的短時間で大当たりが
発生しなければ、それでゲームを放棄して損をすること
がある。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
第1利益状態の終了後に確率変動等の利益状態が発生す
る場合に、それを遊技者が容易に把握でき、遊技者の不
知による損失等を極力少なくできる弾球遊技機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技者に有利
な第1状態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞手
段16と、図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件
に、1又は複数個の図柄が所定時間変動して停止する図
柄表示手段21と、該図柄表示手段21の変動後の停止図柄
が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなることを条件
に、前記可変入賞手段16を第2状態から第1状態に変換
させて遊技者に有利な第1利益状態を発生させる第1利
益状態発生手段34と、前記第1利益状態発生手段34によ
る第1利益状態の終了後に、遊技者に有利な第2利益状
態を発生させる第2利益状態発生手段35と、該第2利益
状態発生手段35により第2利益状態を発生させるか否か
を判定する利益状態発生判定手段37とを備えた弾球遊技
機において、前記利益状態発生判定手段37の判定情報22
a を遊技者に報知する報知手段22を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
また遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。
【0010】前面板6 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿7 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫
々設けられている。前面板6 の裏側にはスピーカ11が設
けられている。
【0011】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール
12の内側の遊技領域13に液晶表示手段14、特別図柄始動
手段15、可変入賞手段16、普通図柄始動手段17、普通入
賞手段18〜20等の複数個の遊技部品が装着されている。
【0012】液晶表示手段14は、特別図柄表示手段21と
報知手段22とを兼用し、またその上部に普通図柄表示手
段23が設けられている。特別図柄表示手段21は、1個又
は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄を表示し、
特別図柄始動手段15が遊技球を検出したことを条件に、
各特別図柄が乱数制御により所定時間だけ変動して停止
するように構成されている。
【0013】普通図柄表示手段23は1個又は複数個、例
えば1個の普通図柄を表示し、普通図柄始動手段17が遊
技球を検出することを条件に、普通図柄が乱数制御によ
り所定時間変動して停止するようになっている。なお、
特別図柄及び普通図柄には、数字図柄、キャラクター図
柄、その他の適宜図柄が使用されるが、この場合には数
字図柄が使用されている。
【0014】特別図柄始動手段15には、遊技者に有利な
開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)とに変
換可能に構成されている。この特別図柄始動手段15に
は、例えば開閉自在な左右一対の開閉爪24を備えた電動
チューリップ等の開閉入賞手段が使用されており、普通
図柄表示手段23の変動後の停止図柄が所定図柄又は所定
図柄の組み合わせ(以下、当たり図柄という)を表示し
たときに、開閉爪24が所定時間開放するようになってい
る。
【0015】普通図柄始動手段17は、例えば通過ゲート
により構成され、遊技球が通過するときにそれを検出す
るようになっている。なお、普通図柄始動手段17は、遊
技球が入賞する入賞手段によって構成しても良い。
【0016】可変入賞手段16は所謂アタッカーを構成す
るものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と
不利な閉状態(第2状態)とに変換可能な開閉式入賞手
段により構成されている。即ち、この可変入賞手段16
は、例えば下部側の横軸廻りに開閉自在な開閉板25を備
え、特別図柄表示手段21の変動後の停止図柄が特定図柄
又は特定図柄の組み合わせ(以下、大当たり図柄とい
う)、例えば「7・7・7」等の組み合わせを表示した
ときに、開閉板25が前側に開放するようになっている。
可変入賞手段16はその内部に特定領域26を備え、この特
定領域26を入賞球が通過したときに、所謂大当たりによ
る第1利益状態を継続させるようになっている。
【0017】なお、可変入賞手段16は、開閉板25の開放
後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が閉じると共
に、遊技球が特定領域26を通過することを条件に、最大
所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すよう
になっている。
【0018】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。27は第1乱数発生手段で、普通図柄表示手段23の普
通図柄の制御に関する当たり・外れ決定用の乱数を繰り
返して発生するものである。28は普通図柄変動制御手段
で、普通図柄始動手段17が遊技球を検出したことを条件
に、そのときの第1乱数発生手段27の発生乱数を抽選し
て、普通図柄表示手段23の普通図柄を所定時間変動させ
て所定の停止図柄で停止させるようになっている。
【0019】29は第3利益状態発生手段で、普通図柄表
示手段23の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示したと
きに、特別図柄始動手段15を第2状態から第1状態に変
換して、その開閉爪24を所定時間開放させることによ
り、遊技者に有利な第1利益状態を発生させるためのも
のである。
【0020】30は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段17が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数値(例えば最大4個)内で順次記憶するものであ
る。
【0021】31は第2乱数発生手段で、特別図柄表示手
段21の特別図柄の制御に関連する大当たり・外れ決定用
乱数、リーチパターン決定用乱数、停止図柄決定用乱数
等の所定の乱数を繰り返し発生するようになっており、
例えば特別図柄表示手段21の停止図柄が大当たり図柄と
なる大当たり発生確率が1/250の場合には、0〜2
49の大当たり・外れ決定用乱数等を発生する。
【0022】32は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段15が遊技球を検出したことを条件に特別図柄表示
手段21の特別図柄を変動させると共に、第2乱数発生手
段31の発生乱数値を抽選して、変動開始から所定時間経
過したときに、図柄乱数により決定された停止図柄で特
別図柄表示手段21の特別図柄を停止させるためのもので
ある。
【0023】33は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段21の特別図柄の変動中に特別図柄始動手段15が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数値(例えば最大4個)内で順次記憶するものであ
る。
【0024】34は第1利益状態発生手段で、特別図柄始
動手段15が遊技球を検出したときに抽選された大当たり
・外れ乱数及び/又は特別図柄表示手段21の変動後の停
止図柄から大当たり、外れの判定を行い、特別図柄表示
手段21の変動後の停止図柄が「7・7・7」等の大当た
り図柄となったときに、可変入賞手段16を第2状態から
第1状態に変換させて開閉板25を開放することにより、
遊技者に有利な第1利益状態を発生させるようになって
いる。
【0025】なお、第1利益状態発生手段34は、開閉板
25の開放中に入賞した遊技球が特定領域26を通過するこ
とを条件に、所定回数(例えば最大16回)まで開閉動
作を継続させるようになっている。
【0026】35は第2利益状態発生手段で、第1利益状
態発生手段34による第1利益状態の終了後に、遊技者に
有利な第2利益状態を発生させるためのものである。こ
の第2利益状態発生手段35は確率制御手段36を備え、特
別図柄表示手段21の変動後の停止図柄が大当たり図柄を
表示したときに、その大当たり図柄の種類、例えば大当
たり図柄が奇数図柄を表示したことを条件に、第1利益
状態の終了後において特別図柄が大当たり図柄となる確
率(以下、大当たり発生確率と言う)を、遊技者に不利
な低確率状態(例えば1/300程度)から有利な高確
率状態(例えば1/30程度)へと変動させるようにな
っている。
【0027】なお、確率制御手段36は、所定図柄、例え
ば大当たり図柄が偶数図柄での第1利益状態の発生によ
って、大当たり発生確率を高確率状態から低確率状態へ
と戻すようになっている。
【0028】37は利益状態発生判定手段で、第2利益状
態発生手段35による第2利益状態を発生させるか否かを
判定するためのものである。この利益状態発生判定手段
37は、変動後の特別図柄が大当たり図柄を表示したとき
に、その大当たり図柄が奇数図柄を表示したことを条件
に、第1利益状態の終了後に第2利益状態発生手段35に
より第2利益状態が発生することを判定し、その判定情
報22a の信号を報知手段22に送るようになっている。
【0029】報知手段22は、特別図柄表示手段21の停止
図柄が大当たり図柄を表示した直後から、第1利益状態
発生手段34による第1利益状態の終了までの間におい
て、利益状態発生判定手段37の判定情報22a を報知する
ためのものである。
【0030】この報知手段22は、例えば特別図柄表示手
段21の図柄変動が終了して特別図柄が停止し確定した直
後の所定時間及び/又は第1利益状態の発生中に、液晶
表示手段14の表示領域38に、第2利益状態の内容を文字
等で判定情報22a として直接的に表示するか、又はキャ
ラクター画像、その他で判定情報22a として間接的に表
示して、次回から確率変動により高確率状態でゲームを
行える旨の判定情報22a を遊技者に報知するようになっ
ている。
【0031】例えば、判定情報22a を文字で直接表示す
る場合には、表示領域38に図4の(A)に示すように
「次回確変」、(B)に示すように「ラッキーチャン
ス」、又は(C)に示すように「10回転確変」等を表
示すれば良い。また(D)に示すように「次回確変」の
直接的表示と、星印、その他の間接的表示とを併用して
も良い。
【0032】なお、報知手段22は、大当たり図柄を表示
した直後から第1利益状態の終了までの間に判定情報22
a を表示すれば良く、連続的に表示しても良いし、断続
的に表示しても良い。また報知手段22の表示領域は、特
別図柄表示手段21の周囲に設定しても良いし、特別図柄
表示手段21の背景画像となるように設定しても良い。
【0033】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。ゲームに際して発射手段9 の発射ハンドル10
を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段9 の発射動作
に連動して発射部に1個づつ供給され、その遊技球を打
撃槌で打撃してガイドレール12に沿って順次遊技盤4 側
に発射させる。
【0034】そして、この遊技盤4 の上部側に発射され
た遊技球が遊技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その
遊技球が普通図柄始動手段17に入ると、普通図柄変動制
御手段28が第1乱数発生手段27の乱数値を抽選して、そ
の乱数処理により普通図柄表示手段23の普通図柄を所定
時間変動させる。
【0035】普通図柄表示手段23の変動後の停止図柄が
当たり図柄を表示すると、第3利益状態発生手段29によ
り、特別図柄始動手段15の開閉爪24が一定時間開放する
第3利益状態が発生し、これによって特別図柄始動手段
15に遊技球が入賞し易くなる。
【0036】特別図柄始動手段15が遊技球の入賞を検出
すると、特別図柄変動制御手段32が第2乱数発生手段31
の乱数値を抽選して、その乱数処理により特別図柄表示
手段21の各特別図柄を所定時間変動させる。このときの
乱数値が大当たり乱数値であれば、特別図柄表示手段21
の変動後の停止図柄は、「1・1・1」、「2・2・
2」、「7・7・7」等のように全て一致した大当たり
図柄を表示することになる。
【0037】そして、特別図柄表示手段21の図柄変動後
の停止図柄が大当たり図柄を表示すると、第1利益状態
発生手段34により、可変入賞手段16の開閉板25が閉状態
から開状態に変換する第1利益状態が発生し、遊技者に
有利になる。このため、遊技盤4 の上部側から落下する
遊技球の多くが開閉板25を経て可変入賞手段16に入賞し
易くなり、一旦、第1利益状態発生手段34による第1利
益状態が発生すれば、遊技者に多大な利益が還元される
ことになる。
【0038】なお、可変入賞手段16は、10個の遊技球
が入賞するか、又は所定時間経過した時に開閉板25が閉
じる。そして、開閉板25の開放中に入賞した遊技球が特
定領域26を通過すれば、大入賞手段が再度開放し、最大
16回まで開閉動作を繰り返す。
【0039】一方、特別図柄表示手段21の変動後の停止
図柄が大当たり図柄を表示すれば、第2利益状態発生手
段35がその停止図柄の種類によって、第1利益状態の終
了後に第2利益状態を発生させるか否かを判定する。そ
して、このときの大当たり図柄が「3・3・3」「7・
7・7」等のように奇数図柄であれば、特別図柄変動制
御手段32からの信号によって第2利益状態発生手段35が
奇数図柄の表示を判定し、この第1利益状態の終了後
に、確率制御手段36により大当たり図柄の発生確率を低
確率状態から高確率状態へと確率変動させるべく記憶す
る。
【0040】また特別図柄表示手段21の変動後の停止図
柄が大当たり図柄を表示すると、利益状態発生判定手段
37がその停止図柄の種類によって、第1利益状態の終了
後に第2利益状態を発生させるか否かを判定する。そし
て、大当たり図柄が奇数図柄であれば、利益状態発生判
定手段37が第1利益状態の終了後における第2利益状態
の発生を判定し、特別図柄表示手段21の特別図柄の図柄
変動が終了して大当たり図柄が奇数図柄と確定した直後
から、第1利益状態発生手段34による第1利益状態が終
了するまでの間に、報知手段22がその判定情報22a を液
晶表示手段14の表示領域に表示する。
【0041】従って、遊技者は、その報知手段22の判定
情報22a から、現在発生中の第1利益状態の終了後に第
2利益状態発生手段35による第2利益状態が発生して、
確率制御手段36の作動により大当たり発生確率が高確率
状態になることを容易に把握できる。このため、遊技者
が初心者等の場合でも、高確率状態への移行を知らない
まま第1利益状態でゲームを行い、その第1利益状態の
終了によってゲームを断念し、又は放棄するようなこと
がなく、遊技者の遊技状態の不知による損失等を極力少
なくできる。
【0042】また遊技内容を熟知した遊技者の場合で
も、報知手段22による判定情報22a の報知によって、第
1利益状態の終了後に第2利益状態が発生するか否かを
容易に把握できる。このため、遊技者の興趣が更に向上
する利点がある。
【0043】第1利益状態発生手段34による利益状態が
終了すれば、第2利益状態発生手段35の確率制御手段36
により大当たり発生確率が高確率状態に変動する第2利
益状態が発生し、遊技者は非常に有利な状態でゲームを
継続できる。なお、第2利益状態は、所定図柄、例えば
大当たり図柄が偶数図柄での第1利益状態の発生によっ
て終了し、低確率状態へと戻る。
【0044】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
第2利益状態発生手段35に、普通図柄表示手段23の変動
時間を短縮する変動時間制御手段39を備え、この第2利
益状態発生手段35により発生する第2利益状態として、
普通図柄表示手段23の変動時間を短縮させるようにした
ものである。
【0045】即ち、第2利益状態発生手段35の変動時間
制御手段39は、特別図柄表示手段21の変動後の停止図柄
が大当たり図柄を表示したときに、第2利益状態発生手
段35がその表示図柄の種類によって、第1利益状態の終
了後に普通図柄表示手段23の変動時間を通常時間(例え
ば通常の30秒)から短縮時間(例えば6秒程度)に短
縮するように構成されている。なお、利益状態発生判定
手段37及び報知手段22は、第1の実施形態と同じであ
る。
【0046】この場合には、特別図柄表示手段21の変動
後に、その停止図柄が奇数図柄の大当たり図柄を表示す
れば、特別図柄変動制御手段32からの信号によって第2
利益状態発生手段35が奇数図柄の表示を判定し、第1利
益状態の終了後に、変動時間制御手段39により普通図柄
表示手段23の変動時間を例えば通常の30秒から6秒程
度に短縮するように記憶する。
【0047】そして、第1利益状態が終了すると、変動
時間制御手段39により普通図柄表示手段23の普通図柄の
変動時間が30秒から6秒程度に短縮される。このため
普通図柄表示手段23の単位時間当たりの変動回数が増加
する。特に普通図柄表示手段23の変動動作中に、普通図
柄始動手段17が遊技球を検出したときの保留個数が4個
程度の所定個数に制限されている場合でも、普通図柄表
示手段23の変動時間の短縮により、遊技者は非常に有利
になる。
【0048】このため普通図柄表示手段23の図柄変動の
回数が増加した分だけ、普通図柄表示手段23の変動後の
停止図柄が当たり図柄となって、第3利益状態発生手段
29による第3利益状態が発生する可能性が大になる。そ
して、第3利益状態が発生すれば、特別図柄始動手段15
の開閉爪24が開放するので、特別図柄始動手段15に遊技
球が入賞して特別図柄表示手段21の特別図柄が変動する
可能性が大になり、遊技者の興趣が向上する。なお、第
2利益状態は、所定図柄、例えば大当たり図柄が偶数図
柄での第1利益状態の発生によって終了し、普通図柄表
示手段23の変動時間は通常時間に戻る。
【0049】図6は本発明の第3の実施形態を例示し、
第2利益状態発生手段35に、特別図柄始動手段15の第2
状態から第1状態への変換時間を大にする機能を持たせ
たものである。
【0050】即ち、第2利益状態発生手段35は、特別図
柄始動手段15用の変換時間制御手段40を備え、特別図柄
表示手段21の変動後の停止図柄が大当たり図柄を表示し
たときに、第1利益状態の終了後に特別図柄始動手段15
の開閉爪24の開放時間を通常の短時間(例えば0.5〜
0.8秒間程度)から長時間(例えば0.8〜1.0秒
程度)に長くすべく、この変換時間制御手段40により第
3利益状態発生手段29に特別図柄始動手段15の開放時間
の制御信号を出すようになっている。なお、利益状態発
生判定手段37及び報知手段22は、第1の実施形態と同じ
である。
【0051】この場合には、第1利益状態が終了する
と、第2利益状態発生手段35の変換時間制御手段40によ
り特別図柄始動手段15の開放時間が大になる第2利益状
態が発生する。このため普通図柄表示手段23の変動後の
停止図柄が当たり図柄を表示すれば、第3利益状態発生
手段29により特別図柄始動手段15の開閉爪24を開放させ
る第3利益状態が発生するが、通常の状態に比較して特
別図柄始動手段15に対してその開閉爪24の開放時間が大
になるので、この特別図柄始動手段15に対して遊技球が
入賞し易くなり、遊技者の興趣が向上する。
【0052】なお、実施形態には、次の各発明が含まれ
ている。第1の発明は、遊技者に有利な第1状態と不利
な第2状態とに変換可能な可変入賞手段16と、図柄始動
手段15が遊技球を検出することを条件に、1又は複数個
の図柄が所定時間変動して停止する図柄表示手段21と、
該図柄表示手段21の変動後の停止図柄が特定図柄又は特
定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可変入賞
手段16を第2状態から第1状態に変換させて遊技者に有
利な第1利益状態を発生させる第1利益状態発生手段34
と、前記第1利益状態発生手段34による第1利益状態の
終了後に、遊技者に有利な第2利益状態を発生させる第
2利益状態発生手段35と、該第2利益状態発生手段35に
より第2利益状態を発生させるか否かを判定する利益状
態発生判定手段37とを備えた弾球遊技機において、前記
利益状態発生判定手段37の判定情報22a を遊技者に報知
する報知手段22を備えたものである。
【0053】第2の発明は、第1の発明において、前記
報知手段22は、前記図柄表示手段21の停止図柄が特定図
柄又は特定図柄の組み合わせを表示した直後から、第1
利益状態発生手段34による第1利益状態の終了までの間
に判定情報22a を報知するようにしたものである。第3
の発明は、第1又は第2の発明において、前記報知手段
22は、判定情報22a を文字により表示するようにしたも
のである。第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明に
おいて、前記図柄表示手段21と前記報知手段22とを1の
表示手段14により構成したものである。第5の発明は、
第1〜第4の何れかの発明において、前記第2利益状態
は、前記図柄表示手段21の変動後の停止図柄が前記特定
図柄又は特定図柄の組み合わせを表示する確率が高くな
る状態としたものである。
【0054】第6の発明は、第1〜第5の何れかの発明
において、前記図柄始動手段は、遊技者に有利な第1状
態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞式の特別図
柄始動手段15であり、前記図柄表示手段は特別図柄表示
手段21であり、前記特別図柄始動手段15、特別図柄表示
手段21の他に、遊技球を検出する普通図柄始動手段17
と、該普通図柄始動手段17が遊技球を検出することを条
件に、1又は複数個の図柄が所定時間変動して停止する
普通図柄表示手段23と、該普通図柄表示手段23の変動後
の停止図柄が所定図柄又は所定図柄の組み合わせとなる
ことを条件に、前記特別図柄始動手段15を第2状態から
第1状態に変換させて遊技者に有利な第3利益状態を発
生させる第3利益状態発生手段29とを備え、前記第2利
益状態発生手段35は、第2利益状態のときに前記普通図
柄始動手段17の普通図柄の変動時間を短縮するようにし
たものである。
【0055】第7の発明は、第1〜第6の何れかの発明
において、前記図柄始動手段は、遊技者に有利な第1状
態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞式の特別図
柄始動手段15であり、前記図柄表示手段は特別図柄表示
手段21であり、前記特別図柄始動手段15、特別図柄表示
手段21の他に、遊技球を検出する普通図柄始動手段17
と、該普通図柄始動手段17が遊技球を検出することを条
件に、1又は複数個の図柄が所定時間変動して停止する
普通図柄表示手段23と、該普通図柄表示手段23の変動後
の停止図柄が所定図柄又は所定図柄の組み合わせとなる
ことを条件に、前記特別図柄始動手段15を第2状態から
第1状態に変換させて遊技者に有利な第3利益状態を発
生させる第3利益状態発生手段29とを備え、前記第2利
益状態発生手段35は、第2利益状態のときに前記特別図
柄始動手段15の第1状態への変換時間を長くするように
したものである。
【0056】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各実
施形態を併用して、第2利益状態発生手段35に、確率制
御手段36と変動時間制御手段39と変換時間制御手段40と
を備えても良い。
【0057】また各実施形態では特別図柄表示手段21の
大当たり図柄の種類を条件として、その大当たり図柄が
奇数図柄のときに第2利益状態発生手段35により第2利
益状態が発生するようにしているが、偶数図柄を条件に
しても良いし、大当たり図柄の種類以外のものを条件に
して第2利益状態が発生するようにしても良い。
【0058】また第2利益状態発生手段35により発生す
る第2利益状態の内容は、確率変動、普通図柄表示手段
23の変動時間の短縮に限定されるものではなく、遊技者
に有利になるものであれば十分である。
【0059】第1利益状態の終了後に発生する第2利益
状態は、各実施形態では次の第1利益状態の発生まで継
続し、その第1利益状態の発生によって終了するように
しているが、次の第1利益状態が発生する以前に終了す
るようにしても良い。例えば、第1利益状態の終了後に
特別図柄表示手段21が所定の設定回数(例えば50〜1
50回程度)図柄変動するまで第2利益状態による高確
率状態、変動時間の短縮を継続し、所定回数変動したと
きに第2利益状態を終了するようにしても良い。
【0060】その場合、特別図柄表示手段21が1回、5
回又は10回等の所定回数変動する毎に、第2利益状態
での特別図柄表示手段21の残りの変動回数をカウントダ
ウン方式で表示するように構成すれば、遊技者の興趣が
より向上する。
【0061】利益状態発生判定手段37は、第2利益状態
が発生するか否かを特別図柄変動制御手段32からの信号
で判定するようにしているが、第2利益状態発生手段35
の判定結果をそのまま利用しても良い。従って、第2利
益状態発生手段35の判定機能の一部又は全部を利用して
利益状態発生判定手段37を構成することも可能である。
【0062】実施形態では液晶表示手段14を報知手段22
に利用して、この報知手段22により視覚的に判定情報22
a を表示するようにしているが、液晶表示手段14から独
立させて報知手段22を設けても良い。また報知手段22に
は、音声により聴覚的に報知するスピーカ11、その他の
聴覚的報知手段を採用しても良い。勿論、液晶表示手段
14、表示ランプ等による視覚的報知手段と、スピーカ11
等による聴覚的報知手段とを併用しても良い。
【0063】その他、各実施形態の数値は例示であっ
て、その数値に限定されるものではない。また各実施形
態では、パチンコ機について説明しているが、その他の
アレンジボール機等においても同様に実施可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、遊技者に有利な第1状
態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段16と、
図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件に、1又
は複数個の図柄が所定時間変動して停止する図柄表示手
段21と、該図柄表示手段21の変動後の停止図柄が特定図
柄又は特定図柄の組み合わせとなることを条件に、可変
入賞手段16を第2状態から第1状態に変換させて遊技者
に有利な第1利益状態を発生させる第1利益状態発生手
段34と、第1利益状態発生手段34による第1利益状態の
終了後に、遊技者に有利な第2利益状態を発生させる第
2利益状態発生手段35と、該第2利益状態発生手段35に
より第2利益状態を発生させるか否かを判定する利益状
態発生判定手段37とを備えた弾球遊技機において、利益
状態発生判定手段37の判定情報22a を遊技者に報知する
報知手段22を備えているので、第1利益状態の終了後に
確率変動等の第2利益状態が発生するときに、それを遊
技者が容易に把握でき、遊技者の不知による損失等を極
力少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す報知形態の説明
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
15 特別図柄始動手段 16 可変入賞手段 17 普通図柄始動手段 21 特別図柄表示手段 22 報知手段 22a 判定情報 23 普通図柄表示手段 29 第3利益状態発生手段 34 第1利益状態発生手段 35 第2利益状態発生手段 37 利益状態発生判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
    態とに変換可能な可変入賞手段(16)と、図柄始動手段(1
    5)が遊技球を検出することを条件に、1又は複数個の図
    柄が所定時間変動して停止する図柄表示手段(21)と、該
    図柄表示手段(21)の変動後の停止図柄が特定図柄又は特
    定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可変入賞
    手段(16)を第2状態から第1状態に変換させて遊技者に
    有利な第1利益状態を発生させる第1利益状態発生手段
    (34)と、前記第1利益状態発生手段(34)による第1利益
    状態の終了後に、遊技者に有利な第2利益状態を発生さ
    せる第2利益状態発生手段(35)と、該第2利益状態発生
    手段(35)により第2利益状態を発生させるか否かを判定
    する利益状態発生判定手段(37)とを備えた弾球遊技機に
    おいて、前記利益状態発生判定手段(37)の判定情報(22
    a) を遊技者に報知する報知手段(22)を備えたことを特
    徴とする弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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