JP2001017630A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2001017630A
JP2001017630A JP11191385A JP19138599A JP2001017630A JP 2001017630 A JP2001017630 A JP 2001017630A JP 11191385 A JP11191385 A JP 11191385A JP 19138599 A JP19138599 A JP 19138599A JP 2001017630 A JP2001017630 A JP 2001017630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
state
starting port
detecting
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11191385A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP11191385A priority Critical patent/JP2001017630A/ja
Publication of JP2001017630A publication Critical patent/JP2001017630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉部材の開閉に関係しない遊技球の入賞等
に伴う特別図柄表示手段の図柄変動の回数を容易に把握
できるようにする。 【解決手段】 第1図柄始動口22と、第1図柄始動口22
への遊技球の入賞等を検出する第1検出手段23と、開閉
可能な開閉部材29を有する第2図柄始動口24と、第2図
柄始動口24への遊技球の入賞等を検出する第2検出手段
25と、遊技者に不利な第1状態と有利な第2状態とに変
換可能な可変入賞手段16と、第1検出手段23又は第2検
出手段25が遊技球を検出したときに図柄が所定時間変動
して停止する特別図柄表示手段14と、特別図柄表示手段
14の変動後の停止図柄が特定図柄の組み合わせとなるこ
とを条件に、可変入賞手段16を第2状態に変換させて遊
技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段42
と、第1検出手段23が遊技球を検出する検出遊技球数を
計数可能な計数手段43を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、特別図柄始動用の電動チューリップ式の
電動入賞装置を配置し、この電動入賞装置に遊技球が入
賞して検出手段が遊技球を検出することを条件に、特別
図柄表示手段の1又は複数個の特別図柄が所定時間変動
して停止し、その変動後に特別図柄の停止図柄が特定図
柄又は特定図柄の組み合わせを表示することに関連し
て、遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしてい
る。
【0003】電動入賞装置は、従来、入賞口の左右両側
に配置された一対の開閉部材を、起立する閉状態と、側
方に倒れた開状態との間で前後方向の枢軸により開閉自
在に枢支すると共に、閉状態での開閉部材の左右の間隔
を遊技球が1個入賞し得る程度に設定して、閉状態のと
きに遊技球が入賞し難くなり、普通図柄表示手段の変動
後の普通図柄が所定の当たり図柄を表示したときに、一
対の開閉部材が側方に回動して開放し、遊技球が入賞し
易くなるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、開閉部材の開
閉の如何に拘わらず、入賞口に遊技球が入賞すれば、そ
の遊技球を検出手段が検出して特別図柄表示手段の特別
図柄を変動させるようになっているため、ホール側にお
いて、遊技盤の遊技釘の調整、その他の管理が困難であ
るという問題がある。
【0005】即ち、遊技盤には、通常、閉位置の各開閉
体に対応してその上側に2本の命釘(遊技釘)があり、
ホール側では、この命釘の間隔、角度等を適宜調整し
て、各機械毎に閉状態での遊技球の入賞の難易度を調整
している。
【0006】しかし、従来は、開閉体の開閉の如何に関
係なく、入賞口に入賞した入賞球を1個の検知手段が検
知して特別図柄表示手段の特別図柄を変動させるため、
電動入賞装置への遊技球の入賞個数、即ち検知手段が入
賞球を検知する個数を計数しただけでは、その入賞球が
開状態での入賞によるものか、閉状態での入賞によるも
のかを判別できない。従って、特別図柄の変動回数が非
常に多い機械の場合、電動入賞装置の上側の命釘の調整
が甘いのか否かを容易に判断できない欠点がある。
【0007】特に電動入賞装置は、普通図柄表示手段の
変動後の普通図柄が当たり図柄を表示することを条件に
開放するようになっており、その普通図柄を変動させる
普通図柄始動手段の上側にも命釘があるので、この命釘
の調整が甘ければ、普通図柄の変動回数が増加し、それ
に伴って普通図柄が当たり図柄となる可能性も大にな
る。
【0008】従って、この場合には、電動入賞装置の上
側の命釘の調整の問題だけではなく、普通図柄始動手段
側の命釘及び/又は電動入賞装置の近傍の誘導釘等の調
整の問題であり、ホールおける釘調整の管理が非常に困
難である。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、開閉部材の開閉に関係しない遊技球の入賞又は通
過、又はこれに伴う特別図柄表示手段の図柄変動の回数
を容易に把握でき、釘調整等のホール側での管理を容易
にできる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1図柄始動
口22と、該第1図柄始動口22への遊技球の入賞又は通過
を検出する第1検出手段23と、開閉可能な開閉部材29を
有する第2図柄始動口24と、該第2図柄始動口24への遊
技球の入賞又は通過を検出する第2検出手段25と、遊技
者に不利な第1状態と有利な第2状態とに変換可能な可
変入賞手段16と、第1検出手段23又は第2検出手段25が
遊技球を検出することを条件に、1個又は複数個の図柄
が所定時間変動して停止する特別図柄表示手段14と、該
特別図柄表示手段14の変動後の停止図柄が特定図柄又は
特定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可変入
賞手段16を第1状態から第2状態に変換させて遊技者に
有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段42とを備
え、前記第1検出手段23が遊技球を検出する検出遊技球
数を計数可能な計数手段43を備えたものである。
【0011】また本発明は、第1図柄始動口22と、該第
1図柄始動口22への遊技球の入賞又は通過を検出する第
1検出手段23と、開閉可能な開閉部材29を有する第2図
柄始動口24と、該第2図柄始動口24への遊技球の入賞又
は通過を検出する第2検出手段25と、遊技者に不利な第
1状態と有利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段16
と、第1検出手段23又は第2検出手段25が遊技球を検出
することを条件に、1個又は複数個の図柄が所定時間変
動して停止する特別図柄表示手段14と、該特別図柄表示
手段14の変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組
み合わせとなることを条件に、前記可変入賞手段16を第
1状態から第2状態に変換させて遊技者に有利な利益状
態を発生させる利益状態発生手段42とを備え、前記第1
検出手段23の検出に基づく前記特別図柄表示手段14の図
柄変動回数を計数可能な計数手段43を備えたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
また遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。
【0013】前面板6 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿7 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫
々設けられている。
【0014】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール
11の内側の遊技領域12に液晶表示手段13、特別図柄始動
用入賞装置15、可変入賞手段16、普通入賞手段17〜19、
普通図柄始動手段20等の複数個の遊技部品が装着されて
いる。
【0015】液晶表示手段13は、特別図柄表示手段14を
兼用し、その上部に普通図柄表示手段21が設けられてい
る。特別図柄表示手段14は、図3に示すように、1個又
は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄を表示し、
特別図柄始動用入賞装置15に遊技球が入賞することを条
件に、各特別図柄が乱数制御により所定時間だけ変動し
て停止するように構成されている。
【0016】普通図柄表示手段21は1個又は複数個、例
えば1個の普通図柄を表示し、普通図柄始動手段20が遊
技球を検出することを条件に、普通図柄が乱数制御によ
り所定時間変動して停止するようになっている。なお、
特別図柄及び普通図柄には、数字図柄、キャラクター図
柄、その他の適宜図柄、例えば数字図柄が使用されてい
る。
【0017】特別図柄始動用入賞装置15は、図4に示す
ように、非開閉式の第1図柄始動口22と、この第1図柄
始動口22への遊技球の入賞又は通過を検出する第1検出
手段23と、開閉式の第2図柄始動口24と、この第2図柄
始動口24への遊技球の入賞又は通過を検出する第2検出
手段25とを一体に備えている。
【0018】即ち、この特別図柄始動用入賞装置15は、
遊技盤4 の前面に装着された取り付けベース26と、この
取り付けベース26の前側に配置された前飾り板27とを備
え、その取り付けベース26と前飾り板27との間に第1図
柄始動口22と、第2図柄始動口24とが、第1図柄始動口
22が上側になるように設けられている。
【0019】第1図柄始動口22は、遊技球を遊技盤4 の
裏側に誘導する誘導孔28を有し、その誘導孔28から誘導
された遊技球を検出するように第1検出手段23が設けら
れている。
【0020】第2図柄始動口24は、遊技者に不利な閉状
態(第1状態)と有利な開状態(第2状態)とに変換可
能に構成された開閉式であって、左右一対の開閉部材29
と、遊技球を遊技盤4 の裏側に誘導する誘導孔30とを有
し、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が所定図柄
又は所定図柄の組み合わせ(以下、当たり図柄という)
を表示したときに、開閉部材29が所定時間開放するよう
になっている。この第2図柄始動口24には、その誘導孔
30から誘導された遊技球を検出するように第2検出手段
25が設けられている。
【0021】各開閉部材29は、下部側が前後方向の枢軸
31により枢支され、起立した閉状態と、側方に倒れた開
状態との間で開閉自在であり、図外のモータ、ソレノイ
ド等の電気的駆動源により開閉方向に駆動されるように
なっている。なお、遊技盤4には、特別図柄始動用入賞
装置15の上側で且つ閉状態の各開閉部材29の上端に対応
するように命釘32a が設けられている。
【0022】普通図柄始動手段20は第3図柄始動口を構
成するもので、遊技球の通過を検出する第3検出手段32
を有し、左右に一対配置されている。なお、普通図柄始
動手段20には、入賞式のものを使用しても良い。その場
合には、第3検出手段32は遊技盤4 の裏側に設けても良
い。
【0023】可変入賞手段16は所謂アタッカーを構成す
るものであって、遊技者に不利なbl状態(第1状態)と
有利な開状態(第2状態)とに変換可能な開閉式入賞手
段により構成されている。即ち、この可変入賞手段16
は、例えば下部側の横軸廻りに開閉自在な開閉板33を備
え、特別図柄表示手段14の変動後の停止図柄が特定図柄
又は特定図柄の組み合わせ(以下、大当たり図柄とい
う)、例えば「7・7・7」等の組み合わせを表示した
ときに、開閉板33が閉状態から前側に開放するようにな
っている。可変入賞手段16はその内部に特定領域34を備
え、この特定領域34を入賞球が通過したときに、所謂大
当たりによる利益状態を継続させるようになっている。
【0024】なお、可変入賞手段16は、開閉板33の開放
後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞したときに開閉板33が閉じると共
に、遊技球が特定領域34を通過することを条件に、最大
所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すよう
になっている。
【0025】図5は制御系を例示するブロック図であ
る。35は第1乱数発生手段で、普通図柄表示手段21の普
通図柄の制御に関する当たり・外れ決定用の乱数を繰り
返して発生するものである。36は普通図柄変動制御手段
で、普通図柄始動手段20を通過する遊技球を第3検出手
段32が検出したことを条件に、そのときの第1乱数発生
手段35の発生乱数を抽選して、普通図柄表示手段21の普
通図柄を所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させ
るようになっている。
【0026】37は第2図柄始動口24の開閉部材29を開閉
制御する開閉制御手段で、普通図柄表示手段21の変動後
の停止図柄が当たり図柄を表示したときに、第2図柄始
動口24を第1状態から第2状態に変換して、その開閉部
材29を所定時間開放させるためのものである。
【0027】38は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段21の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段20が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数値(例えば最大4個)内で順次記憶するものであ
る。
【0028】39は第2乱数発生手段で、特別図柄表示手
段14の特別図柄の制御に関連する大当たり・外れ決定用
乱数、リーチパターン決定用乱数、停止図柄決定用乱数
等の所定の乱数を繰り返し発生するようになっており、
例えば特別図柄表示手段14の停止図柄が大当たり図柄と
なる大当たり発生確率が1/250の場合には、0〜2
49の大当たり・外れ決定用乱数等を発生する。
【0029】40は特別図柄変動制御手段で、第1検出手
段23又は第2検出手段25が遊技球を検出することを条件
に特別図柄表示手段14の特別図柄を変動させると共に、
第2乱数発生手段39の発生乱数値を抽選して、変動開始
から所定時間経過したときに、図柄乱数により決定され
た停止図柄で特別図柄表示手段14の特別図柄を停止させ
るためのものである。
【0030】41は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段14の特別図柄の変動中に第1検出手段23又は第2
検出手段25が遊技球を検出したときに、その遊技球の保
留球数を設定上限個数値(例えば最大4個)内で順次記
憶するものである。
【0031】42は利益状態発生手段で、第1検出手段23
又は第2検出手段25が遊技球を検出したときに抽選され
た大当たり・外れ乱数及び/又は特別図柄表示手段14の
変動後の停止図柄から大当たり、外れの判定を行い、特
別図柄表示手段14の変動後の停止図柄が「7・7・7」
等の大当たり図柄となったときに、可変入賞手段16を第
1状態から第2状態に変換させて開閉板33を開放するこ
とにより、遊技者に有利な利益状態を発生させるように
なっている。
【0032】なお、利益状態発生手段42は、開閉板33の
開放中に入賞した遊技球が特定領域34を通過することを
条件に、所定回数(例えば最大16回)まで開閉動作を
継続させるようになっている。
【0033】43は第1検出手段23が遊技球を検出する検
出遊技球数を計数可能な計数手段で、第1検出手段23が
遊技球を検出する毎にその検出遊技球数を順次計数し加
算するようになっている。44は計数手段43の計数情報を
表示可能な計数情報表示手段で、例えば図3に示すよう
に、液晶表示手段13の表示領域13a の一部等を利用して
構成され、計数手段43の検出遊技球数をデジタル的に表
示するようになっている。なお、計数情報表示手段44
は、液晶表示手段13とは別に設けても良い。
【0034】45は計数情報外部送信手段で、計数手段43
の計数情報を外部接続端子等を介してホール側の管理用
コンピュータ等の外部装置46に送信するためのもので、
外部装置46へと一方向のみ送信可能に構成されている。
47は利益状態終了検出手段で、利益状態発生手段42によ
る利益状態の終了を検出するためのものである。
【0035】48は計数値リセット手段で、所定の遊技状
態の達成、例えば利益状態終了検出手段47が利益状態発
生手段42による利益状態の終了を検出したときに、その
検出信号に基づいて計数手段43の検出遊技球数の計数値
を初期値にリセット可能にするためのものである。
【0036】49は特定遊技状態発生手段で、利益状態終
了検出手段47が利益状態発生手段42による利益状態の終
了を検出したときに、その検出信号に基づいて特定の遊
技状態を発生させるためのものである。この特定遊技状
態発生手段49は、例えば50個、100個、150個等
の所定数が予め設定されており、計数手段43がその所定
数分だけ遊技球を計数するまで、第2図柄始動口24の開
閉部材29の開放時間を大にすべく、開閉制御手段37に第
2図柄始動口25の開放時間の制御信号を送るように構成
されている。
【0037】即ち、特定遊技状態発生手段49は、開閉部
材29の開放時間が通常短時間(例えば0.5〜0.8秒
間程度)であれば、それよりも長い長時間(例えば2.
5〜3.0秒程度)の制御信号を送信し、開閉部材29の
開放時間を大にして、遊技者に有利な特定遊技状態を発
生させるようになっている。なお、特定遊技状態発生手
段49は、利益状態発生手段42が次の利益状態を発生した
ときに、特定遊技状態を終了させるようになっている。
【0038】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。ゲームに際して発射手段9 の発射ハンドル10
を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段9 の発射動作
に連動して発射部に1個づつ供給され、その遊技球を打
撃槌で打撃してガイドレール11に沿って順次遊技盤4 側
に発射させる。
【0039】そして、この遊技盤4 の上部側に発射され
た遊技球が遊技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その
遊技球が普通図柄始動手段20に入ると、普通図柄変動制
御手段36が第1乱数発生手段35の乱数値を抽選して、そ
の乱数処理により普通図柄表示手段21の普通図柄を所定
時間変動させる。
【0040】普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が
当たり図柄を表示すると、開閉制御手段37により、第2
図柄始動口24の開閉部材29が一定時間開放し、これによ
って第2図柄始動口24に遊技球が入賞し易くなる。
【0041】第1図柄始動口22に遊技球が入賞すると、
第1検出手段23がその遊技球を検出する。また第2図柄
始動口24の開閉部材29が一定時間開放し、この第2図柄
始動口24に遊技球が入賞すると、第2検出手段25がその
遊技球を検出する。そして、第1検出手段23が遊技球を
検出すると、計数手段43がその検出遊技球数を順次計数
し加算する。
【0042】そして、特別図柄表示手段14の停止図柄が
大当たり図柄以外の外れ図柄を表示する限り、第1検出
手段23による遊技球の検出に従って、計数手段43が検出
遊技球数を加算し、計数情報表示手段44がその計数値を
表示して遊技者に報知する。従って、この計数情報表示
手段44の表示を見れば、大当たり発生確率等から利益状
態の発生の可能性の有無を予測することが可能である。
【0043】また計数手段43が検出遊技球数を計数する
と、その計数情報が計数情報外部送信手段45から外部接
続端子を経てホール側の外部装置46へと送信される。従
って、外部装置46側で第1図柄始動口22への遊技球の入
賞個数を確実に把握できるので、命釘32a の調整の甘い
辛いを容易に判断することができる。
【0044】第1検出手段23又は第2検出手段25が遊技
球を検出すると、特別図柄変動制御手段40が第2乱数発
生手段39の乱数値を抽選して、その乱数処理により特別
図柄表示手段14の各特別図柄を所定時間変動させる。こ
のときの乱数値が大当たり乱数値であれば、特別図柄表
示手段14の変動後の停止図柄は、「1・1・1」、「2
・2・2」、「7・7・7」等のように全て一致した大
当たり図柄を表示することになる。
【0045】特別図柄表示手段14の図柄変動後の停止図
柄が大当たり図柄を表示すると、利益状態発生手段42に
より、可変入賞手段16の開閉板33が閉状態から開状態に
変換する利益状態が発生し、遊技者に有利になる。この
ため、遊技盤4 の上部側から落下する遊技球の多くが開
閉板33を経て可変入賞手段16に入賞し易くなり、一旦、
利益状態発生手段42による利益状態が発生すれば、遊技
者に多大な利益が還元されることになる。
【0046】なお、可変入賞手段16は、10個の遊技球
が入賞するか、又は所定時間経過した時に開閉板33が閉
じる。そして、開閉板33の開放中に入賞した遊技球が特
定領域34を通過すれば、可変入賞手段16が再度開放し、
最大16回まで開閉動作を繰り返す。
【0047】利益状態発生手段42による利益状態が終了
すると、利益状態終了検出手段47が利益状態の終了を検
出し、その検出信号に基づいて計数値リセット手段48が
計数手段43の検出遊技球数の計数値を初期値にリセット
する。
【0048】また利益状態終了検出手段47からの検出信
号によって特定遊技状態発生手段49が働き、特定遊技状
態発生手段49から開閉制御手段37へと第2図柄始動口24
の開放時間を大にする制御信号が送られ、開閉制御手段
37が第2図柄始動口24の開閉部材29の開放時間を大にす
る特定遊技状態が発生する。
【0049】従って、普通図柄表示手段21の停止図柄が
当たり図柄を表示したときに、第2図柄始動口24の開閉
部材29の開放時間が大になるので、第2図柄始動口24に
遊技球が入賞し易くなり、遊技者は有利な状態でゲーム
を行うことができる。この特定遊技状態は、次の利益状
態の発生まで継続する。このため、遊技者はその間中、
特定遊技状態でゲームを継続でき、遊技者の興趣が向上
する。
【0050】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
特定遊技状態で大当たり発生確率を低確率状態から高確
率状態へと変動させるようにしたものである。即ち、特
定遊技状態発生手段49は確率制御手段51を備え、この確
率制御手段51により、計数手段43が所定数計数するまで
特別図柄表示手段14に大当たり図柄が表示される確率を
高くするようにしている。なお、特定遊技状態発生手段
49等を除く他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0051】この特定遊技状態発生手段49では、利益状
態終了検出手段47が利益状態発生手段42による利益状態
の終了を検出したときに、その検出信号に基づいて確率
制御手段51が働き、利益状態の終了後において特別図柄
が大当たり図柄となる確率、即ち大当たり発生確率を、
遊技者に不利な低確率状態(例えば1/300程度)か
ら有利な高確率状態(例えば1/60程度)へと変動さ
せるべく、特別図柄変動制御手段40に確率変動指令を出
すようになっている。
【0052】この実施形態では、利益状態終了検出手段
47が利益状態の終了を検出すると、その検出信号に基づ
いて特定遊技状態発生手段40の確率制御手段51が働き、
特別図柄変動制御手段40に確率変動指令を出し、大当た
り発生確率を低確率状態から高確率状態へと確率変動さ
せる。従って、一旦、利益状態発生手段42による利益状
態が発生すれば、その利益状態が終了した後であって
も、特定遊技状態発生手段49の確率制御手段51による高
確率状態でゲームを続行でき、再度、利益状態が発生す
る可能性が大になる。このため、遊技者の興趣がより向
上する。
【0053】一方、計数手段43は、第1検出手段23が遊
技球を検出する都度、その遊技球の検出遊技球数を計数
し、また計数情報表示手段44がその検出値を表示してい
る。そして、計数手段43の計数値が所定の所定数まで検
出遊技球数を計数すると、計数値リセット手段48が計数
手段43の計数値を初期値にリセットすると共に、特定遊
技状態発生手段49の確率制御手段51が大当たり発生確率
を高確率状態から低確率状態へと戻す。このため、所定
数の計数によって特定遊技状態が終了する。
【0054】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
特定遊技状態で普通図柄表示手段21の図柄変動の変動時
間を短縮させるようにしたものである。即ち、特定遊技
状態発生手段49は変動時間制御手段52を備え、この変動
時間制御手段52により、計数手段43が所定数計数するま
で普通図柄表示手段21の図柄変動の変動時間を短縮する
ようにしている。なお、特定遊技状態発生手段49等を除
く他の構成は、第1の実施形態と同様である。
【0055】この特定遊技状態発生手段49では、利益状
態終了検出手段47が利益状態発生手段42による利益状態
の終了を検出したときに、その検出信号に基づいて確率
制御手段51が働き、利益状態の終了後における普通図柄
表示手段21の図柄変動の変動時間を、長時間(例えば3
0秒間)から短時間(例えば6秒間)へと短縮させるべ
く、普通図柄変動制御手段26に変動時間短縮指令を出す
ようになっている。
【0056】この実施形態では、利益状態終了検出手段
47が利益状態の終了を検出すると、その検出信号に基づ
いて特定遊技状態発生手段49の変動時間制御手段52が働
き、普通図柄変動制御手段26に変動時間短縮指令を出
し、普通図柄表示手段21の普通図柄の変動時間が30秒
から6秒程度に短縮される。このため普通図柄表示手段
21の単位時間当たりの変動回数が増加する。特に普通図
柄表示手段21の変動動作中に、普通図柄始動手段20が遊
技球を検出したときの保留個数が4個程度の所定個数に
制限されている場合でも、普通図柄表示手段21の変動時
間の短縮により、遊技者は非常に有利になる。
【0057】このため普通図柄表示手段21の図柄変動の
回数が増加した分だけ、普通図柄表示手段21の変動後の
停止図柄が当たり図柄となって、第2図柄始動口24の開
閉部材29が開放する可能性、及びこれに伴って特別図柄
表示手段14の変動後の停止図柄が大当たり図柄となる可
能性が大になり、遊技者の興趣が向上する。なお、計数
手段43が所定数まで計数したときに、特定遊技状態が終
了する。
【0058】図8は本発明の第4の実施形態を例示し、
第1検出手段23の検出に基づく特別図柄表示手段14の図
柄変動回数を計数可能な計数手段43を備えたものであ
る。計数手段43の前段には、前処理手段54が設けられて
いる。この前処理手段54は、計数手段43が第1検出手段
23の検出に基づく特別図柄表示手段14の図柄変動回数を
計数するように第1検出手段23の検出信号及び特別図柄
変動制御手段40の変動信号を前処理するためのもので、
第2保留球数記憶手段41の保留球数が設定上限個数値よ
りも少ないときに、第1検出手段23から検出信号があ
り、且つ特別図柄変動制御手段40から特別図柄表示手段
14の図柄変動を示す変動信号があることを条件に、その
変動信号を計数手段43に送るようになっている。
【0059】この場合には、例えば第2保留球数記憶手
段41の保留球数が設定上限個数値よりも少ない3個の場
合に、第1図柄始動口22に遊技球が入賞して第1検出手
段23がその遊技球を検出した後、第2保留球数記憶手段
41からの保留球数分の処理によって特別図柄表示手段14
の特別図柄が変動すれば、第1検出手段23の検出に基づ
く図柄変動として、その変動信号を計数手段43が計数す
る。
【0060】第2保留球数記憶手段41の保留球数が設定
上限個数値の場合には、第1図柄始動口22に遊技球が入
賞して第1検出手段23がその遊技球を検出しても、第2
保留球数記憶手段41はその検出を保留球数として記憶し
ない。このため、第1検出手段23が遊技球を検出し、ま
たその後に特別図柄表示手段14の特別図柄が変動して
も、計数手段43は計数しない。
【0061】従って、この実施形態では、第1図柄始動
口22に遊技球が入賞し、第1検出手段23が遊技球を検出
して、その検出信号により特別図柄表示手段14の表示図
柄が実際に変動した場合のみ、計数手段43がその図柄変
動の変動回数を計数することになり、第1図柄始動口22
への遊技球の入賞による特別図柄の実変動回数を把握で
きる利点がある。
【0062】計数値リセット手段48は、利益状態終了検
出手段47の検出信号で計数手段43の計数値をリセット
し、計数情報表示手段44は、特別図柄表示手段14の図柄
変動回数を表示し、計数情報外部送信手段45は特別図柄
表示手段14の図柄変動回数を外部装置46に送信し、また
特定遊技状態発生手段49は特別図柄表示手段14の図柄変
動回数が所定の所定数になったときに、第2図柄始動口
24の開閉部材29の開放時間を戻す等、その他の構成は、
第1の実施形態と同様である。
【0063】図9は本発明の第5の実施形態を例示し、
第2の実施形態の一部を変更し、特別図柄表示手段14の
特別図柄の図柄変動回数が所定の所定数になったとき
に、特定遊技状態発生手段49の確率制御手段51が、高確
率状態から低確率状態へと大当たり発生確率を戻すよう
にしたものである。
【0064】図10は本発明の第6の実施形態を例示
し、第3の実施形態の一部を変更し、特別図柄表示手段
14の特別図柄の図柄変動回数が所定の所定数になったと
きに、特定遊技状態発生手段49の変動時間制御手段52
が、第2図柄始動口24の開閉部材29の開放時間を長時間
から短時間へと戻すようにしたものである。
【0065】これらの第5及び第6の実施形態の場合に
も、前述と同様の利点を得ることができる。なお、他の
構成は、第4の実施形態と略同様である。
【0066】図11は第7の実施形態を例示し、第1図
柄始動口22と第2図柄始動口24とを別々に設けたもので
ある。第1図柄始動口22は、可変入賞手段16の上側に配
置されている。第2図柄始動口24は、可変入賞手段16の
開閉板33の下側でその取り付けベース55に設けられてい
る。
【0067】この第2図柄始動口24は、取り付けベース
55の前側に突出して設けられた入賞口56と、この入賞口
56の上側に配置され且つ前後方向に出退して入賞口56を
開閉可能な開閉部材29と、入賞口56の上側で取り付けベ
ース55に設けられ且つ遊技球を入賞口56側へと案内する
案内板57とを備えている。このように、第1図柄始動口
22と第2図柄始動口24とを上下に分離して設けても良
い。
【0068】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1
の実施形態から第3の実施形態を併用し、又は第4の実
施形態から第6の実施形態を併用する等、各実施形態の
一部又は全部を併用して、1個の弾球遊技機を構成して
も良い。
【0069】また第1図柄始動口22、第2図柄始動口24
は、実施形態に例示する以外の構造のものを使用しても
良い。例えば、第2図柄始動口24は、開閉部材29が前後
に開閉する構造でも良い。
【0070】実施形態では、所定遊技状態を達成する場
合として、利益状態発生手段42による利益状態の終了を
例示しているが、第1検出手段23による遊技球の検出
数、特別図柄表示手段14の図柄変動回数等を条件に、そ
の数が所定数になったときを所定遊技状態の達成として
も良い。
【0071】特別図柄表示手段14は、少なくとも第1検
出手段23の遊技球の検出により図柄変動するようにして
も良い。即ち、第1検出手段23が遊技球を検出したとき
に特別図柄表示手段14が図柄変動するようにしても良い
し、第1検出手段23と第2検出手段25との何れが遊技球
を検出したときにも、特別図柄表示手段14が図柄変動す
るようにしても良い。
【0072】計数情報表示手段44は、計数手段43の計数
値を1づつ表示するようにしても良いが、5又は10等
の所定数毎に表示するか、又は所定数を1単位として、
各単位毎に表示するようにしても良い。また計数情報表
示手段44は、その計数値を常時表示しても良いし、計数
後の一定の時間だけ表示する等、間欠的、断続的に計数
値を表示するようにしても良い。
【0073】特定遊技状態発生手段49により発生する特
定遊技状態は、遊技者に有利な遊技状態であれば良い。
従って、実施形態に例示の第2図柄始動口24の開閉部材
29の開放時間、特別図柄表示手段14の大当たり発生確
率、普通図柄表示手段21の図柄変動時間等の制御以外の
方法を採用しても良い。
【0074】実施形態では、前処理手段54で前処理を行
った後に計数手段43で計数して、第1検出手段23の検出
に基づく特別図柄表示手段14の図柄変動回数を計数可能
に構成しているが、この前処理手段54は、第1検出手段
23の検出に基づく特別図柄表示手段14の図柄変動回数を
計数手段43により計数できるようにするものであれば、
どのような処理を行っても良い。
【0075】更に第2図柄始動口24の左右に第2検出手
段25を別々に設けても良い。これにより第2図柄始動口
24への左右両側からの入賞数を別々に計数できる。各実
施形態では、パチンコ機について説明しているが、その
他のアレンジボール機、弾球遊技機等においても同様に
実施可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、第1図柄始動口22と、
該第1図柄始動口22への遊技球の入賞又は通過を検出す
る第1検出手段23と、開閉可能な開閉部材29を有する第
2図柄始動口24と、該第2図柄始動口24への遊技球の入
賞又は通過を検出する第2検出手段25と、遊技者に不利
な第1状態と有利な第2状態とに変換可能な可変入賞手
段16と、第1検出手段23又は第2検出手段25が遊技球を
検出することを条件に、1個又は複数個の図柄が所定時
間変動して停止する特別図柄表示手段14と、該特別図柄
表示手段14の変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄
の組み合わせとなることを条件に、可変入賞手段16を第
1状態から第2状態に変換させて遊技者に有利な利益状
態を発生させる利益状態発生手段42と、第1検出手段23
が遊技球を検出する検出遊技球数を計数可能な計数手段
43とを備えているので、第1図柄始動口22への遊技球の
入賞又は通過、即ち開閉部材29の開状態に関係しない遊
技球の入賞又は通過を容易に把握でき、釘調整等のホー
ル側での管理を容易にできる利点がある。
【0077】また第1図柄始動口22と、該第1図柄始動
口22への遊技球の入賞又は通過を検出する第1検出手段
23と、開閉可能な開閉部材29を有する第2図柄始動口24
と、該第2図柄始動口24への遊技球の入賞又は通過を検
出する第2検出手段25と、遊技者に不利な第1状態と有
利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段16と、第1検
出手段23又は第2検出手段25が遊技球を検出することを
条件に、1個又は複数個の図柄が所定時間変動して停止
する特別図柄表示手段14と、該特別図柄表示手段14の変
動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせと
なることを条件に、可変入賞手段16を第1状態から第2
状態に変換させて遊技者に有利な利益状態を発生させる
利益状態発生手段42と、第1検出手段23の検出に基づく
特別図柄表示手段14の図柄変動回数を計数可能な計数手
段43を備えているので、第1図柄始動口22への遊技球の
入賞又は通過、即ち開閉部材29の開状態に関係しない遊
技球の入賞又は通過に関連する特別図柄表示手段14の図
柄変動回数を容易に把握でき、釘調整等のホール側での
管理を容易にできる利点がある。
【0078】更に所定遊技状態の達成により、計数手段
43の計数値を初期値にリセット可能な計数値リセット手
段48を備えているので、所定遊技状態の達成までの計数
値を把握でき、ホール側での管理を容易にできる。
【0079】また利益状態発生手段42による利益状態の
終了を検出する利益状態終了検出手段47を備え、計数値
リセット手段48、該利益状態終了検出手段47からの利益
状態終了検出信号があることを条件に、計数手段43の計
数値を初期値にリセットするようにしているので、利益
状態終了までの計数値を把握でき、ホール側での管理を
容易にできる。
【0080】しかも計数手段43の計数情報を表示可能な
計数情報表示手段44を設けているため、遊技者が計数情
報を容易に把握できる。
【0081】計数手段43の計数情報を外部装置46に一方
向のみ送信可能な計数情報外部送信手段45を設けている
ので、外部装置46での管理が容易である。
【0082】また利益状態終了検出手段47からの検出信
号に基づいて特定遊技状態を発生させる特定遊技状態発
生手段49を備えているので、遊技者の興趣が向上する。
【0083】しかも特定遊技状態発生手段49は、計数手
段43が所定数計数するまで第2図柄始動口24の開閉部材
29の開放時間を大にする機能を備えているので、第1検
出手段23及び第2検出手段25の遊技球の検出によって特
別図柄表示手段14が図柄変動する場合でも、第1検出手
段23の遊技球の検出に関連して計数手段43が所定数計数
するまで開放時間が大になり、第2図柄始動口24の開閉
部材29の開放により遊技者の興趣が向上する。
【0084】更に特定遊技状態発生手段49は、計数手段
43が所定数計数するまで特別図柄表示手段14に特定図柄
又は特定図柄の組み合わせが表示される確率を高くする
機能を備えているので、第1検出手段23及び第2検出手
段25の遊技球の検出によって特別図柄表示手段14が図柄
変動する場合でも、第1検出手段23の検出に関連して計
数手段43が所定数計数するまで高確率状態を継続でき、
その確率変動により遊技者の興趣が向上する。
【0085】また特定遊技状態発生手段49は、計数手段
43が設定回数計数するまで普通図柄表示手段21の図柄変
動の変動時間を短縮する機能を備えているので、第1検
出手段23及び第2検出手段25の遊技球の検出によって特
別図柄表示手段14が図柄変動する場合でも、第1検出手
段23の検出に関連して計数手段43が所定数計数するまで
変動時間の短縮を継続でき、変動時間の短縮により遊技
者の興趣が向上する。
【0086】第1図柄始動口22、第1検出手段23、第2
図柄始動口24及び第2検出手段25を1つの入賞装置15に
一体に備えているので、組み立て等を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す液晶表示手段の
表示領域の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄始動用
入賞手段の一部切り欠き正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【図11】本発明の第7の実施形態を示す遊技盤の要部
の正面図である。
【符号の説明】
14 特別図柄表示手段 15 特別図柄始動用入賞装置 16 可変入賞手段 20 第3図柄始動口 21 普通図柄表示手段 22 第1図柄始動口 23 第1検出手段 24 第2図柄始動口 25 第2検出手段 29 開閉部材 32 第3検出手段 37 開閉制御手段 42 利益状態発生手段 43 計数手段 44 計数情報表示手段 45 計数情報外部送信手段 46 外部装置 47 利益状態終了検出手段 48 計数値リセット手段 49 特定遊技状態発生手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1図柄始動口(22)と、該第1図柄始動
    口(22)への遊技球の入賞又は通過を検出する第1検出手
    段(23)と、開閉可能な開閉部材(29)を有する第2図柄始
    動口(24)と、該第2図柄始動口(24)への遊技球の入賞又
    は通過を検出する第2検出手段(25)と、遊技者に不利な
    第1状態と有利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段
    (16)と、第1検出手段(23)又は第2検出手段(25)が遊技
    球を検出することを条件に、1個又は複数個の図柄が所
    定時間変動して停止する特別図柄表示手段(14)と、該特
    別図柄表示手段(14)の変動後の停止図柄が特定図柄又は
    特定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可変入
    賞手段(16)を第1状態から第2状態に変換させて遊技者
    に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(42)と
    を備え、前記第1検出手段(23)が遊技球を検出する検出
    遊技球数を計数可能な計数手段(43)を備えたことを特徴
    とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 第1図柄始動口(22)と、該第1図柄始動
    口(22)への遊技球の入賞又は通過を検出する第1検出手
    段(23)と、開閉可能な開閉部材(29)を有する第2図柄始
    動口(24)と、該第2図柄始動口(24)への遊技球の入賞又
    は通過を検出する第2検出手段(25)と、遊技者に不利な
    第1状態と有利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段
    (16)と、第1検出手段(23)又は第2検出手段(25)が遊技
    球を検出することを条件に、1個又は複数個の図柄が所
    定時間変動して停止する特別図柄表示手段(14)と、該特
    別図柄表示手段(14)の変動後の停止図柄が特定図柄又は
    特定図柄の組み合わせとなることを条件に、前記可変入
    賞手段(16)を第1状態から第2状態に変換させて遊技者
    に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(42)と
    を備え、前記第1検出手段(23)の検出に基づく前記特別
    図柄表示手段(14)の図柄変動回数を計数可能な計数手段
    (43)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 所定遊技状態の達成により、前記計数手
    段(43)の計数値を初期値にリセット可能な計数値リセッ
    ト手段(48)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記利益状態発生手段(42)による利益状
    態の終了を検出する利益状態終了検出手段(47)を備え、
    前記計数値リセット手段(48)は、該利益状態終了検出手
    段(47)からの利益状態終了検出信号があることを条件
    に、前記計数手段(43)の計数値を初期値にリセットする
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記計数手段(43)の計数情報を表示可能
    な計数情報表示手段(44)を設けたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記計数手段(43)の計数情報を外部装置
    (46)に一方向のみ送信可能な計数情報外部送信手段(45)
    を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 第3図柄始動口(20)と、該第3図柄始動
    口(20)への遊技球の入賞又は通過を検出する第3検出手
    段(32)と、該第3検出手段(32)が遊技球を検出すること
    を条件に、1個又は複数個の図柄が所定時間変動して停
    止する普通図柄表示手段(21)と、該普通図柄表示手段(2
    1)の変動後の停止図柄が所定図柄又は所定図柄の組み合
    わせとなることを条件に、前記第2図柄始動口(24)の前
    記開閉部材(29)を所定時間開放させる開閉制御手段(37)
    とを備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記
    載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記利益状態終了検出手段(47)からの検
    出信号に基づいて特定の遊技状態を発生させる特定遊技
    状態発生手段(49)を備えたことを特徴とする請求項1〜
    7の何れかに記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記特定遊技状態発生手段(49)は、前記
    計数手段(43)が所定数計数するまで前記第2図柄始動口
    (24)の前記開閉部材(29)の開放時間を大にする機能を備
    えたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の弾
    球遊技機。
  10. 【請求項10】 前記特定遊技状態発生手段(49)は、前
    記計数手段(43)が所定数計数するまで前記特別図柄表示
    手段(14)に特定図柄又は特定図柄の組み合わせが表示さ
    れる確率を高くする機能を備えたことを特徴とする請求
    項1〜9の何れかに記載の弾球遊技機。
  11. 【請求項11】 前記特定遊技状態発生手段(49)は、前
    記計数手段(43)が設定回数計数するまで前記普通図柄表
    示手段(21)の図柄変動の変動時間を短縮する機能を備え
    たことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の弾
    球遊技機。
  12. 【請求項12】 前記第1図柄始動口(22)、第1検出手
    段(23)、第2図柄始動口(24)及び第2検出手段(25)を1
    つの入賞装置(15)に一体に備えたことを特徴とする請求
    項1〜11の何れかに記載の弾球遊技機。
JP11191385A 1999-07-06 1999-07-06 弾球遊技機 Pending JP2001017630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11191385A JP2001017630A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11191385A JP2001017630A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 弾球遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001361263A Division JP2002166022A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001017630A true JP2001017630A (ja) 2001-01-23

Family

ID=16273729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11191385A Pending JP2001017630A (ja) 1999-07-06 1999-07-06 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001017630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167796A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Takao:Kk 弾球遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167796A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Takao:Kk 弾球遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000334121A (ja) 弾球遊技機
JP2001017630A (ja) 弾球遊技機
JP2001046620A (ja) 遊技機
JP2003135754A (ja) 弾球遊技機
JP2002166022A (ja) 弾球遊技機
JP2001017677A (ja) 弾球遊技機
JP2002200312A (ja) 弾球遊技機
JPH0898928A (ja) 弾球遊技機の図柄変動回数表示装置
JP2000157686A (ja) 弾球遊技機
JP3148730B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001017676A (ja) 弾球遊技機
JP3777109B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002200284A (ja) 弾球遊技機
JP4657410B2 (ja) 弾球遊技機
JP3594529B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001346996A (ja) 弾球遊技機
JP2000325593A (ja) 弾球遊技機
JP2001346994A (ja) 弾球遊技機
JP2002126224A (ja) 弾球遊技機
JP2000084171A (ja) 遊技機
JP2002066018A (ja) 弾球遊技機
JP2001346985A (ja) 弾球遊技機
JP2002165953A (ja) 弾球遊技機
JP2002066046A (ja) 弾球遊技機
JP2000167166A (ja) 弾球遊技機