JP2008167796A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
作動または非作動にかかわらず入球が可能な可変入球装置の過剰入球判定に関する正確な判断を行う弾球遊技機を提供する。
【解決手段】
普通電動役物19が非拡開状態から拡開状態に移行してから所定時間の間は監視2を継続し、普通電動役物19が拡開状態から非拡開状態に移行してから所定時間の間は監視1を継続するように構成とすることで、羽根19cが拡開する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を所定時間として設定し、常に遊技球の入賞が可能な状態となっている普通電動役物19において好適な入賞監視を行うように構成している。
【選択図】 図7
Description
しかし、入り口の大きさが拡大/縮小する可変入球装置(縮小時にも入球できる構成)には上記したような過剰(不正)入球判定を用いることができないという問題があった。
また、一時中断して再開するため、可変入球装置の非作動から作動へと変位時および作動から非作動へと変位時に、可変入球装置に入球した遊技球についても正確な判断をすることができる。
また、一時中断して再開するため、可変入球装置の非作動から作動へと変位時および作動から非作動へと変位時に、可変入球装置に入球した遊技球についても正確な判断をすることができる。
前面枠3は、前面枠3の下方には球貯留部を備えた上皿5を設け、賞球或いは貸し球のための図示しない排出口と球抜きボタンとを備える。
下皿6の右側には発射ハンドル7を取り付ける。
この発射ハンドル7は、発射停止スイッチ7a、操作検出器7b、タッチセンサ7c、回動リング7dとを備えている(図3参照)。
前面枠3の適宜な位置に、遊技に関し押し下げ操作を行う遊技ボタン8を備える。
遊技盤9の外形はほぼ矩形で、その前面には図示しない外レールと内レール10とによって囲まれた略円形の遊技領域11を形成する。
タッチセンサ7cに手が触れることを条件に、回動リング7dを時計方向に回動すると、回動リング7dを操作した操作量(回転角度)に応じた発射強度で遊技球を遊技盤9上に発射する。
なお、図示されていない遊技釘を遊技盤9面上に形成される遊技領域11の各所に植設する。
本実施形態では、特別図柄表示装置13および普通図柄表示装置14は主制御装置30により直接制御する構成としている(図3参照)。
普通図柄始動スイッチ18aによる遊技球の検出により普通図柄表示装置14の普通図柄が変動開始し、所定時間後に停止表示する。
本実施形態では、普通図柄始動ゲート18の普通図柄始動スイッチ18aによって遊技球が検出されても、遊技者に賞球を排出しない構成としている。
特別図柄始動スイッチ19aによる遊技球の検出により特別図柄表示装置13の特別図柄を変動開始し、所定時間後に停止表示する。
普通電動役物19は、普通電役ソレノイド19bによる羽根部材19cの開閉によって入賞が容易な状態と入賞が困難な状態とに変化するように構成されており、開状態または閉状態にかかわらず入賞が可能な構成となっている。
本実施形態では、普通電動役物19の特別図柄始動スイッチ19aによって遊技球が検出されると、遊技者に3個の賞球を排出する構成としている。
大入賞口20は、大入賞口ソレノイド20bによる蓋部材20cの開閉によって入賞可能な状態と入賞不可能な状態とに変化するように構成され、蓋部材20cが閉じた状態では、大入賞口20の前面を遊技球が通過する。
一方、蓋部材20cが開いた入賞不可能な状態では、蓋部材20cは大入賞口20の下端にて遊技盤9面上から突出し、遊技球が蓋部材20cによって大入賞口20内に導かれる。
本実施形態では、大入賞口20のカウントスイッチ20aによって遊技球が検出されると、遊技者に15個の賞球を排出する構成としている。
特別図柄表示装置13上にて特別図柄が大当たりの表示態様で停止表示されると、キャラクタ表示装置12のLCDパネルユニット12aにて演出図柄が大当たりの表示態様で停止表示する。
遊技者は、主にキャラクタ表示装置12のLCDパネルユニット12aにて表示される演出図柄の表示態様を視認することで、大当たり遊技状態に移行するか否かを認識する。
また、上皿5に貸し球の貸与を求めるための球貸しボタン23aと、カードの排出を求めるための精算ボタン23bと、カードの有効残高を表示する残高表示装置23cを設けたCR精算表示装置23を備える。
弾球遊技機1の電気回路は、図示する通り、主制御装置30、賞球制御装置31、発射制御装置32、演出制御装置33、サブ統合装置34等から構成する。
主制御装置30の出力側には、特別図柄表示装置13、普通図柄表示装置14、特別図柄保留表示器15、普通図柄保留表示器16、普通電役ソレノイド19b、大入賞口ソレノイド20b、外部接続端子装置35等を接続する。
電源基板36は、給電検出回路36a、停電検出回路36bおよびRAMクリアスイッチ36c等を備えている。
給電検出回路36aは、電源基板36から主制御装置30、賞球制御装置31等への給電の有無を検出し、電源基板36から主制御装置30等へ給電されると給電検出信号を出力する。この信号はリセット信号として主制御装置30および賞球制御装置31に入力される。
停電検出回路36bは、停電を検出するための回路であり、停電を検出すると(厳密には電源基板36から主制御装置30等へ給電される電圧が閾値以下になると)、停電検出信号を出力する。この信号は主制御基板10に入力される。
なお、給電検出回路36aおよび停電検出回路36bは、電源基板36以外の基板に設けてもよい。電源基板36から賞球制御装置31への給電は、主制御装置30経由で行われてもよい。停電検出信号は、主制御装置30経由で賞球制御装置31に与えられてもよい。
普通図柄始動スイッチ18aは普通図柄始動ゲート18を遊技球が通過したことを、特別図柄始動スイッチ19aは普通電動役物19に遊技球が入球したことを、カウントスイッチ20aは大入賞口20内に入賞する全ての遊技球を、一般入賞口スイッチ21aは一般入賞口21内に遊技球が入球したことを、各々検出する。
特別図柄保留表示器15および普通図柄保留表示器16はそれぞれ普通図柄の保留数、特別図柄の保留数を表示する。
外部接続端子装置35は、主制御装置30および賞球制御装置31から外部(ホールコンピュータ)にデータを出力する。
主制御装置30と賞球制御装置31、CRユニット4と賞球制御装置31は双方向通信可能に接続する。
賞球制御装置31は、特別図柄始動スイッチ19a、一般入賞口スイッチ21aまたはカウントスイッチ20aによる遊技球の検出があった場合に、主制御装置30から送信される賞球コマンドに従って賞球モータ31bを駆動制御して、賞球として設定された遊技球数を遊技者に払い出す。
賞球制御装置31は賞球払い出しスイッチ31cによる遊技球の検出によって、賞球として設定された遊技球数を払い出したか否かを判定しているが、賞球払い出しスイッチ31cによる遊技球の検出を主制御装置30に入力する構成としても良いし、主制御装置30および賞球制御装置31の双方に入力する構成としても良い。
発射モータ24を駆動制御すると共に、遊技者が操作する回動リング7dの操作量に応じて発射強度を変化させる。
遊技者が発射停止スイッチ7aを押下したとき発射を停止させ、回動リング7dの近傍に設けられたタッチセンサ7eがオン状態のときタッチランプ7eを点灯させる。
演出制御装置33は、32ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成する。
また、サブ統合装置34は賞球および貸し球の払い出し表示、当たり表示、球不足表示およびエラー表示等を行う各種ランプ25、各種LED26等を点灯報知させ、更に、スピーカ27を駆動制御するものである。
遊技ボタン8の検出信号を入力し、演出制御装置33に信号を送信する。
この一方向通信の回路は主制御装置30の出力側に設けられ、外部接続端子装置35およびサブ統合装置34から何らかのコマンドが入力されても、主制御装置30に何ら影響を与えることはない。
当然、一方向通信の回路は外部接続端子装置35およびサブ統合装置34の入力側に設けられる構成としても、両方に設ける構成としても問題なく、実際に主制御装置30からの一方向通信が確約される状態であれば何ら差し支えない。
図4に示すように、図示しないセキュリティーチェックが終了した後に、主制御CPU30aは先ず電源投入時処理を実行する。
ここでは、RAM初期設定処理(S1)を行ってから、RAMクリア信号が入力されたか否か、すなわちRAM消去か否かを判断(S2)して、肯定判断ならRAM消去(S6)を行い、否定判断のときは、RAM保証値が1か否かを判断する(S3)。
RAM保証値が1なら(S3:yes)、SUM値作成処理(S4)を行い、SUM値が0か否かを判断する(S5)。
SUM値が0でなければ(S5:no)RAM消去(S6)を行う。
SUM値が0なら(S5:yes)電源復帰処理(S7)を行う。
S6またはS7の実行で電源投入時処理が終了し、残余処理が始まる。
NMIフラグが0なら(S9:yes)、初期値乱数更新処理1(S10)、初期値乱数更新処理2(S11)、初期値乱数更新処理3(S12)を実行して、割り込み禁止を解除する(S13)。
この残余処理中にINT割り込みがあると、割り込み禁止が解除(S13)された後に図5に示す割り込み(INT)処理にジャンプして本処理を行う。
INT割り込みはタイマによって定期的(2ms毎または4ms毎)に行われるので、その割り込み回数を計数すれば、電源投入時処理(図4参照)が行われた後の経過時間を測定したのと同じことになる。
割り込み回数が所定回数を超えていれば(S29:yes)、すなわち「タイマ手段による計時が所定時間を経過した」ことになる。
そして、割り込み回数が所定回数を超えていれば(S29:yes)、賞球制御装置31に賞球コマンドを送信する(S30)。
賞球制御装置31の賞球制御CPU31aは、賞球コマンドが主制御装置30から送られてくると、賞球モータ31bを駆動させて、賞球コマンドで指定された個数の賞球を払い出させる。
なお、ここでは賞球コマンドを記憶する代わりに、賞球個数を記憶してもよく、複数の入賞分の賞球個数を加算記憶しても何ら差し支えない。
S30またはS31を実行すると割り込み(INT)処理から残余処理にリターンする。
主制御CPU30aは、NMI信号があると、残余処理や本処理にかかわらず直ちに現在のプログラムを中断して、図6に示す割り込み(NMI)処理にジャンプ(実行途中の処理は行う構成とし、次のステップへは移行せずに割り込み(NMI)処理にジャンプ)して強制割り込み処理を行う。
この割り込み(NMI)処理では、現在のプログラムのアドレスをレジスタに記憶して(S35)、NMIフラグを1にセットしてから(S36)、レジスタに記憶したアドレスから処理を再開する(S37)。
このようにバックアップ処理が行われた後に復電すれば、電源投入時処理が行われるが、ここではRAM保証値が1であるから(S3:yes)、上述のS4、S5が実行され、またSUM値が0ではないから(S5:yes)電源復帰処理(S7)を行う。
その検出した入賞に関しては、賞球制御装置31の賞球制御CPU31aの立ち上がりに要する時間を経過した後に、賞球コマンドが主制御装置30から賞球制御装置31に送信されるので、賞球コマンドを賞球制御装置31が取りこぼすことがない。
よって、遊技者は、入賞したのに賞球が払い出されないという不利益を被らない。
図7および図8は、普通電動役物19内の特別図柄始動スイッチ19aの検出(入賞)を監視する入賞監視処理である。
S40における判定が0であれば(S40:yes)、普通電動役物19が非拡開から拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延1フラグが0であるか否かを判断する(S50)。
S40における判定が1であれば(S50:no)、遅延時間を計測するための遅延タイマをインクリメントし(S160)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S170)。
S60における判断が拡開状態であれば(S60:yes)、遅延タイマをクリアし(S70)、遅延1フラグを1にセットし(S80)、遅延タイマの値をインクリメントし(S90)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S100)。
S110における判断が拡開状態であれば(S110:yes)、遅延タイマの値をインクリメントし(S90)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S100)。
S110における判断が拡開状態でなければ(S110:no)、遅延タイマをクリアし(S130)、遅延2フラグを1にセットし(S140)、遅延1フラグを0にセットし(S150)、遅延タイマの値をインクリメントし(S160)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S170)。
S60、S100またはS170における判断で否定判断がなされれば(S60:no、S100:no、S170:no)、即座にリターンへと抜ける。
図7の入賞監視処理1でリターンへと抜けると、図8の入賞監視処理Aへと移行する。
S210における判定が0であれば(S210:yes)、監視タイマをインクリメントし(S220)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S230)。
S230における判断で検出があれば(S230:yes)、監視2中の入賞球数を示す入賞2球数をインクリメントし(S240)、入賞2球数が所定値であるか否かを判断する(S250)。
S210における判断が1であれば(S210:no)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S300)。
S300における判断で検出があれば(S300:yes)、入賞1球数をインクリメントし(S310)、入賞1球数が所定値であるか否かを判断する(S320)。
S260、S300またはS320における判断で否定判断がなされれば、即座にリターンへと抜ける。
さらに、エラー1フラグまたはエラー2フラグが1にセットされた際に、遊技を行えないように遊技球の発射を無効化する構成(発射モータの停止する構成、遊技領域に発射球を到達させない構成、または入賞しても無効とする構成)としても何ら差し支えない。
入賞監視処理1では、普通電動役物19が非拡開状態から拡開状態に移行してから所定時間が経過したとき監視1作動フラグを1にセットし、拡開状態から非拡開状態に移行してから所定時間が経過したとき監視1作動フラグを0にセットする。
ここで、監視1作動フラグは監視1と監視2の作動を示すフラグであり、1の状態が監視1の作動中を示すものであり、0の状態が監視2の作動を示すものである。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであるが、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成とする場合には、遅延時間を設ける必要はない。
aからbまでの時間が遅延時間であり、羽根19cが拡開する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
cからdまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
監視2を中断・再開することで、監視2による監視時間を一定とすることができ、監視の精度を高めることができる。
aからbまでの遅延時間よりも、cからdまでの遅延時間を長くすることで、許容される検出数が少ない監視2の作動における誤報(不正をしていないにもかかわらずエラー2フラグが1にセットされることにより行われるエラー報知)が行われる可能性を低くし、的確な判断を可能とすることができる。
また、実施例1の図9においては、図面自体は変わらないものの、説明の一部に変更が必要な部分があるため、図9の図面および説明文の大半を援用し、相違する部分についてのみ説明する。
尚、図10においては、図7との対応関係を明確にするため、同一処理については上2桁を同一とした0を付加したステップ番号を用いることにする。
S400における判定が0であれば(S400:yes)、普通電動役物19が非拡開から拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延1フラグが0であるか否かを判断する(S500)。
S400における判定が1であれば(S500:no)、遅延時間を計測するための遅延タイマをインクリメントし(S1600)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1700)。
S600における判断が拡開状態であれば(S600:yes)、遅延タイマをクリアし(S700)、遅延1フラグを1にセットし(S800)、遅延タイマの値をインクリメントし(S900)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1000)。
S1100における判断が拡開状態であれば(S1100:yes)、遅延タイマの値をインクリメントし(S900)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1000)。
S1100における判断が拡開状態でなければ(S1100:no)、遅延タイマをクリアし(S1300)、遅延2フラグを1にセットし(S1400)、遅延1フラグを0にセットし(S1500)、遅延タイマの値をインクリメントし(S1600)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1700)。
S600、S1000またはS1700における判断で否定判断がなされれば(S600:no、S1000:no、S1700:no)、即座にリターンへと抜ける。
図10の入賞監視処理1でリターンへと抜けると、図8の入賞監視処理Aへと移行する。
このように構成しても、監視タイマの判定(S260)よりも上位で入賞2球数の判定(S230)を行う構成としているため、過剰入賞に関する監視態勢を緩くすることにもならず、状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
監視2を終了し、新たに開始することで、監視2による監視時間を一定とすることはできないものの、監視の精度をほとんど低下させることはなく、実施例1と同様な効果を奏することができる。
尚、図11においては、図8との対応関係を明確にするため、同一処理については上2桁を同一とした0を付加したステップ番号を用いることにする。
S2100における判定が0であれば(S2100:yes)、監視2(主に普通電役ソレノイド19bの非励磁中の入賞監視)によるの監視を実行するかを示す監視2フラグが1であるかを判断する(S2150)。
S2150における判断が0であれば(S2150:no)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S2250)。
S2150における判断が1であれば(S2150:yes)、特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断し(S2300)、入賞があれば(S2300:yes)、入賞2球数をインクリメントし(S2400)、入賞2球数が所定値であるか否かを判断する(S2500)。
S2600における判断が所定値であれば(S2600:yes)、監視2作動フラグを0にセットし(S2650)、監視タイマをクリアし(S2700)、入賞2球数をクリアして(S2800)、リターンへと抜ける。
S2100における判断が1であれば(S2100:no)、特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断し(S3000)、検出があれば(S3000:yes)、監視1中の入賞球数を示す入賞1球数をインクリメントし(S3100)、入賞1球数が所定値であるか否かを判断する(S3200)。
S2250、S2600、S3000またはS3200における判断で否定判断がなされれば(S2250:no、S2600:no、S3000:no、S3200:no)、即座にリターンへと抜ける。
また、エラー1フラグまたはエラー2フラグが1にセットされた際に、遊技を行えないように遊技球の発射を無効化する構成(発射モータの停止する構成、遊技領域に発射球を到達させない構成、または入賞しても無効とする構成)としても何ら差し支えない。
入賞監視処理Bでは、入賞監視処理1でセットされる監視1作動フラグの状態を判定して、監視1を行うか否かを判断し、入賞監視処理Bでセットされる監視2作動フラグの状態を判定して監視2を行うか否かを判断している。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであって、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成ではない。
その後、gの時点で、普通電役ソレノイド19bの励磁が始まりON状態になると、遅延フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(hの時点)、遅延1フラグを0にセットすると共に、監視1フラグを1にセットする。
その後、mの時点で特別図柄始動スイッチ19aの検出があると、監視2作動フラグが1にセットされ、所定時間経過することで監視2作動フラグが0にセットされる(監視2は終了する)。
hからkまでの時間が監視1の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞1球数として計数する。
gからhまでの時間およびiからkまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
また、gからhまでの遅延時間と、iからkまでの遅延時間とを、同一時間としても良いが、羽根19cの構成などにより変化させることが望ましい場合も想定されるため、異なる時間としても何ら差し支えない。
そこで、図13では監視2による監視時間が経過する前に遅延タイマが所定値になる場合について記載している。
qからsまでの時間(監視1の作動時間)を除くoからtまでの時間が監視2の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞2球数として計数する。
pからqまでの時間およびrからsまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
また、pからqまでの遅延時間と、rからsまでの遅延時間とを、同一時間としても良いが、羽根19cの構成などにより変化させることが望ましい場合も想定されるため、異なる時間としても何ら差し支えない。
尚、基本的な構成は実施例2と同様であるため、図1乃至図7の図面および説明文を援用し、図8に対応する図11(入賞監視処理B)についても実施例3と同様であるため、図面および説明文を援用することで、ここでの説明は割愛し、効果についてのみ記載する。
また、入賞監視処理Bを用いることにより、入賞監視処理2でセットされる監視1作動フラグの状態を判定して、監視1を行うか否かを判断し、入賞監視処理Bでセットされる監視2作動フラグの状態を判定して監視2を行うか否かを判断している。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであって、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成ではない。
また、監視1による監視中を除く普通電動役物19への入賞(特別図柄始動スイッチ19aによる検出)を起因として監視2による監視を開始し、監視2による監視中に監視1の作動条件が成立すると、監視2を即座に終了して監視1を行うように構成し、処理負担を軽減しつつ状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
3 : 前面枠 4 : CRユニット
5 : 上皿 6 : 下皿
7 : 発射ハンドル 7a : 発射停止スイッチ
7b : 操作検出器 7c : タッチセンサ
7d : 回動リング 7e : タッチランプ
8 : 遊技ボタン 9 : 遊技盤
10 : 内レール 11 : 遊技領域
12 : キャラクタ表示装置 12a: LCDパネルユニット
13 : 特別図柄表示装置 14 : 普通図柄表示装置
15 : 特別図柄保留表示器 16 : 普通図柄保留表示器
17 : 液晶枠飾り 18 : 普通図柄始動ゲート
18a: 普通図柄始動スイッチ 19 : 普通電動役物
19a: 特別図柄始動スイッチ 19b: 普通電役ソレノイド
19c: 羽根部材 20 : 大入賞口
20a: カウントスイッチ 20b: 大入賞口ソレノイド
20c: 蓋部材 21 : 一般入賞口
21a: 一般入賞口スイッチ 22 : アウト穴
23 : CR精算表示装置 23a: 球貸しボタン
23b: 精算ボタン 23c: 残高表示装置
24 : 発射モータ 25 : 各種ランプ
26 : 各種LED 27 : スピーカ
30 : 主制御装置 30a: 主制御CPU
31 : 賞球制御装置 31a: 賞球制御CPU
31b: 賞球モータ 31c: 賞球払い出しスイッチ
32 : 発射制御装置 33 : 演出制御装置
34 : サブ統合装置 35 : 外部接続端子装置
36 : 電源基板 36a: 給電検出回路
36b: 停電検出回路 36c: RAMクリアスイッチ
37 : 電源中継基板 38 : 電源コード
39 : 電源コード
Claims (4)
- 遊技盤面上に発射された遊技球が作動時および非作動時において入球可能な可変入球装置にあって、
前記可変入球装置の作動時における入球数を計数する第1計数手段と、
前記可変入球装置の非作動時における入球数を計数する第2計数手段とを備え、
前記第1計数手段による計数値が所定値1に達したとき、および前記第2計数手段による単位時間当たりの計数値が所定値2に達したときに、過剰入球であることを報知する構成とし、
前記第2計数手段による計数中に前記第1計数手段による計数が開始された際に前記第2計数手段による計数を終了することを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技盤面上に発射された遊技球が作動時および非作動時において入球可能な可変入球装置にあって、
前記可変入球装置の作動時における入球数を計数する第1計数手段と、
前記可変入球装置の非作動時における入球数を計数する第2計数手段とを備え、
前記第1計数手段による計数値が所定値1に達したとき、および前記第2計数手段による単位時間当たりの計数値が所定値2に達したときに、過剰入球であることを報知する構成とし、
前記第2計数手段による計数中に前記第1計数手段による計数が開始された際に前記第2計数手段による計数を一時中断し、前記第1計数手段による計数が終了した際に前記第1計数手段による計数を再開することを特徴とする弾球遊技機。 - 前記第2計数手段は、前記第1および第2計数手段による非計数時における前記可変入球装置への入球により計数を開始することを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
- 前記第1計数手段は、前記可変入球装置が非作動から作動への変位時から所定時間遅れて計数を開始し、且つ、前記可変入球装置が作動から非作動への変位時から所定時間遅れて計数を終了することを特徴とする請求項1乃至3記載の弾球遊技機。
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