JPH0698972A - 遊技玉の払出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 払い出す賞品玉数が異なる遊技盤に交換する
ものであっても、既設の遊技玉払出制御器の交換を不要
とすることを目的とする。 【構成】 第１入賞玉計数センサ１２、第２入賞玉計数
センサ１４、第３入賞玉計数センサ１６からの払出要求
信号が遊技玉払出用制御器１８に入力される。一方この
遊技玉払出用制御器１８には遊技用制御器１０から何個
払い出すかの個数信号が入力される。そこで玉払出用制
御器１８は遊技用制御器１０からの払出個数信号に基づ
いて所定数の遊技玉を払い出すように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、遊技玉の払出装置に関
し、さらに詳しくは、払い出す玉数の異なるそれぞれの
払出要求信号に基づいて所定数の遊技玉を払い出す、遊
技玉の払出装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、遊技盤のどの入賞口に打玉が入っ
たかによって払い出す賞品玉の玉数が異なるパチンコ機
等が提供され、それに対応して遊技玉の払出装置もいく
つか提案されている。従来、この種の遊技機は、図４に
その１例を示すが、遊技盤面のどの入賞口に打玉が入っ
たかにより遊技動作を制御するマイクロコンピュータを
備えた遊技用制御器１と、どの入賞口に打玉が入ったか
によって払い出す賞品玉数を制御するマイクロコンピュ
ータを備えた玉払出用制御器２とを有する。そして一般
に前記遊技用制御器１は遊技盤Ａに設けられ、玉払出用
制御器２は機構板Ｂに設けられる。かくして入賞口に入
った打玉は入賞玉識別センサ（この例では、とりあえず
２個の入賞玉識別センサ３、４が設けられているものと
し、一方の入賞玉識別センサ３は例えば７個の賞品玉数
の入賞口に入った打玉を検知し、他方の入賞玉識別セン
サ４は例えば１５個の賞品玉数の入賞口に入った打玉を
検知するものとする）により検知され、その検知信号が
遊技用制御器１のＣＰＵへ送られることによりその制御
器のＲＯＭに内蔵のプログラムにより遊技動作が制御さ
れる一方、前記入賞口に入った打玉は集められて入賞玉
計数センサ５により検知され、その検知信号は玉払出用
制御器２のＣＰＵへ送られる。

【０００３】この玉払出用制御器２のＲＯＭにはどの入
賞口に打玉が入った場合は何個払い出すかの払出個数が
記憶されていて、前記入賞玉計数センサ５からの検知信
号が受信されると遊技用制御器１のＣＰＵへどの入賞口
（何個払出しの入賞口）かを問い合わせる問い合わせ信
号を発信する。これに対し遊技用制御器１では入賞玉識
別センサ３、又は４からの検知信号によりすでにどの入
賞口に打玉が入ったかはその遊技用制御器１のＲＡＭの
各入賞カウンタに記憶されているためそれを読出するこ
とによりどの入賞口に入った打玉であるかの入賞玉識別
信号を玉払出用制御器２のＣＰＵへ送信する。

【０００４】玉払出用制御器２のＣＰＵはこれを受けて
その玉払出用制御器２のＲＯＭの払出個数メモリエリア
から該当するメモリを読出し、その払出個数に見合った
パルス数の信号を賞品玉払出流路に臨設されるスプロケ
ットを回転させるステッピングモータへ出力する。ステ
ッピングモータはそのパルス数に見合った位相角回転
し、それによりスプロケットを回転させ、その周面の玉
受に順次受止される賞品玉を所定数払い出させる。例え
ば７個の賞品玉を払い出す入賞口に打玉が入った場合は
７パルス分ステッピングモータを回転させ７個の賞品玉
を払い出し、１５個の賞品玉を払い出す入賞口に打玉が
入った場合は１５パルス分ステッピングモータを回転さ
せ１５個の賞品玉を払い出すものである。この賞品玉の
払出機構そのものは既に、実開昭６４−３７２８７号公
報、実開昭６４−３７２８８号公報あるいは実開昭６４
−３７２８９号公報等により公知であるのでここでは図
示することを割愛する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常こ
の種の遊技機では、遊技者の飽きや新規遊技盤の導入を
考慮して時折遊技盤を遊技機本体から取り外し交換する
ことが行われる。その場合に遊技内容によって賞品玉の
払出個数が異なることがある。そうすると前述の玉払出
用制御器２には今まで使われていた遊技盤における遊技
玉の払出動作の制御を実行するプログラムが読み出し専
用メモリ（ＲＯＭ）に格納されていることから、新しい
遊技盤を取り付けるに当たってはその玉払出用制御器２
のＲＯＭの設定自体も新しい遊技盤の遊技内容（賞品玉
の払出個数）に合わせて変更しなければならない。その
ために遊技用制御器の取り換えのみならず玉払出用制御
器のＲＯＭまでも取り換えなければならず、その作業が
煩わしく手間も掛かるという問題もあった。さらに玉払
出用制御器のＲＯＭの取換えを忘れて遊技中のトラブル
が生じる心配もあった。さらにはまた遊技用制御器１は
ＣＰＵの容量が２Ｋバイト程度と限定されているため、
この遊技用制御器１のＣＰＵに玉払出用制御器２とのデ
ータのやり取り（双方向通信）を行わせるのは遊技用制
御器１のＣＰＵに負荷が掛かりすぎ、遊技盤面の遊技動
作や賞品玉の払出動作が遅れがちとなるという問題など
もあった。

【０００６】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、遊技盤を交換するに当たって通
常機構板に取付けられている既設の遊技玉払出用制御器
のＲＯＭ交換を不要ならしめ、遊技盤交換作業の能率向
上等を図ると共に、遊技用制御器の負荷の軽減を図り遊
技動作や玉払出動作のスピードアップにより遊技者が快
適に遊技を楽しめるようにするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の遊技玉払出装置は、払い出す賞品玉数の異な
る払出要求信号をそれぞれ出力する複数の入賞玉計数セ
ンサと、前記各入賞玉計数センサから出力される払出要
求信号が何個の遊技玉を払い出すことを意味するのかを
アナウンスする払出個数設定信号出力手段と、前記各入
賞玉計数センサからの払出要求信号及び前記払出個数設
定信号出力手段からの個数信号に基づいて遊技玉を払い
出すように制御する払出制御手段とを備えることを特徴
とするものである。

【０００８】

【作用】上記の構成を有する本発明の遊技玉払出装置に
よれば、いづれかの入賞玉計数センサから払出要求信号
が出力されると、その信号は払出制御手段へ送られる。
一方この払出制御手段には、払出個数設定信号出力手段
から、どの入賞玉計数センサからの出力信号が何個の遊
技玉の払出を意味するのかをアナウンスする払出個数信
号が送られてくる。したがって払出制御手段に入賞玉計
数センサから前述の払出要求信号が受信されると払出個
数設定信号出力手段からの払出個数信号に基づいて所定
数の遊技玉が払い出される。

【０００９】

【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図１に本発明の遊技玉払出装置の制
御ブロック図を示す。この図に示されるようにこの装置
は、複数の（この実施例では３種類の）入賞玉計数セン
サ１２、１４、１６がそれぞれ遊技玉の払出用制御器１
８のＣＰＵ２２に接続されると共に、入賞玉計数センサ
１２、１４は遊技盤面の遊技動作を制御する遊技用制御
器１０のマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）２０にも電気
的に接続される。前記入賞玉計数センサ１２、１４、１
６は、図２に模示的に示すが、本実施例の遊技機が、遊
技盤に３種類の入賞口（賞品玉数７個、１３個、１５
個）を有するものとして、それぞれの入賞口に入った玉
の流出路に設けられる。ここでは賞品玉数７個の入賞口
に入った玉の流出路に設けられた入賞玉計数センサ１２
を第１入賞玉計数センサ、賞品玉数１３個の入賞口に入
った玉の流出路に設けられた入賞玉計数センサ１４を第
２入賞玉計数センサ、賞品玉数１５個の入賞口に入った
玉の流出路に設けられた入賞玉計数センサ１６を第３入
賞玉計数センサと称する。

【００１０】そして前記遊技用制御器１０のＣＰＵ２０
と玉払出用制御器１８のＣＰＵ２２とは電気的に接続さ
れるものであるが、図１において、前記遊技用制御器１
０のＲＡＭ２４には前記各入賞玉計数センサ１２、１４
からの検知信号をそれぞれ加減算記憶する第１入賞玉計
数カウンタ２６、第２入賞玉計数カウンタ２８が設けら
れる。またこの遊技用制御器１０のＲＯＭ３２には前記
各入賞玉計数センサ１２、１４からの検知信号に基づい
て遊技盤面の遊技内容を実行するプログラムを記憶する
遊技メモリエリア３４と、前記各入賞玉計数センサ１
２、１４、１６の設けられる入賞口に対応してそれぞれ
何個の賞品玉を払い出すかを記憶した賞品玉払出個数メ
モリエリア３６とを有する。前記遊技メモリエリア３４
に記憶される実行プログラムとしては、例えば従来公知
であるが、第１入賞玉計数センサ１２からの検知信号が
あれば遊技盤面の数字や図柄合わせ用の回転ドラムをあ
る一定時間回転させるとか、あるいは第２入賞玉計数セ
ンサ１４からの検知信号があれば遊技盤面の入賞扉をあ
る一定時間開放させる等を実行するプログラムなどが一
例として挙げられる。また前記賞品玉払出個数メモリエ
リア３６に記憶される内容としては、前述の例では第１
入賞玉計数センサ１２に対応する入賞口に対しては７個
の賞品玉を払い出し、第２入賞玉計数センサ１４に対応
する入賞口に対しては１３個の賞品玉を払い出すことが
記憶されている。また第３入賞玉計数センサ１６に対応
する入賞口に対しては１５個の賞品玉を払い出すことが
記憶される。

【００１１】一方前記玉払出用制御器１８のＲＡＭ３８
にも前記各入賞玉計数センサ１２、１４、１６からの検
知信号をそれぞれ加減算記憶する第１入賞玉計数カウン
タ４０、第２入賞玉計数カウンタ４２及び第３入賞玉計
数カウンタ４４のほか賞品玉の払出しを実行するための
玉払出用カウンタ４５が設けられる。またこの玉払出用
制御器１８のＲＯＭ４６には、後述の賞品玉払い出しを
実行するプログラムを記憶する玉払出実行プログラムエ
リア４８を有する。この実行プログラムエリアの詳細
は、後に図３のフローチャートに従って説明する。

【００１２】なお、前記玉払出用制御器１８のＣＰＵ２
２の出力側には賞品玉払出器５０が接続される。この賞
品玉払出器５０の構成としては、例えば図示しないが従
来技術で説明したように、賞品玉の排出路にその賞品玉
と略同一大の玉受が複数周設されるスプロケット状の玉
払出用回転体を臨設し、その玉払出用回転体にステッピ
ングモータを連繋して前記ＣＰＵ２２より、そのステッ
ピングモータに送られる電気信号により前記払出用回転
体が回転され、払出個数に見合うパルス数の電気信号が
前記ステッピングモータに送られることにより任意数の
玉が排出される構成のものが挙げられる。

【００１３】次に動作を説明する。いま遊技盤のいづれ
かの入賞口に打玉が入ったとする。そうすると打玉の流
出路に設けられた第１、第２又は第３のいづれかの入賞
玉計数センサ１２、１４又は１６がその打玉を検知し、
その検知信号が玉払出用制御器１８のＣＰＵ２２へ送ら
れると共に入賞玉計数センサ１２、１４からの検知信号
は遊技用制御器１０のＣＰＵ２０へも送信される。遊技
用制御器１０へその検知信号が送られてきたときの遊技
盤面の遊技内容の概略については前述した上、本発明の
要旨には直接関係しないのでここでは省略する。一方、
玉払出用制御器１８へその検知信号とは無関係に遊技用
制御器１０のＲＯＭ３２の払出個数メモリエリア３６に
記憶される玉払出個数情報がその遊技用制御器１０のＣ
ＰＵ２０により読み出され、その情報が前記玉払出用制
御器１８のＣＰＵ２２へ定時間割込みで常時玉払出用制
御器１８と無関係に一方的に送られてくる。すなわち
「どの入賞口に打玉が入った場合は賞品玉数が何個」あ
るいは「どの入賞玉計数センサにより検知される打玉の
賞品玉数は何個」という払出個数をアナウンスする個数
信号が玉払出用制御器１８のＣＰＵ２２へ単方向通信で
送られてくる。したがって玉払出用制御器１８のＣＰＵ
２２は、第１、第２又は第３のいづれの入賞玉計数セン
サ１２、１４又は１６からの入力信号かによって賞品玉
の払出玉数を判別し、所定数の賞品玉数が遊技者へ払い
出されるように賞品玉払出器５０へ電気信号を送る。そ
こで賞品玉払出器５０では、前述したような公知の手段
により電気的に賞品玉の排出路を開閉し、所定数の賞品
玉が遊技者へ払い出される。

【００１４】次に、上記した制御回路によって制御され
る遊技玉の払出動作を玉払出用制御器１８のＣＰＵの処
理手順を示した図３のフローチャートに基づいて説明す
る。まず初めに電源をオンすると、ステップ１として玉
払出用制御器１８のＲＡＭ３８の第１入賞玉計数カウン
タ４０の値Ｃ1 、第２入賞玉計数カウンタ４２の値Ｃ2
、および第３入賞玉計数カウンタ４４の値Ｃ3 がそれ
ぞれ初期値［１］に設定される。それと同時に払出個数
設定テーブルのそれぞれの値Ｓ1 、Ｓ2 及びＳ3 も初期
設定される。次に遊技用制御器１０のＣＰＵ２０から個
数信号の入力があるか否かが判断され（ステップ２）、
あると判断されれば前記した払出個数設定テーブルが書
換えられる（ステップ３）。そして第１ないし第３の各
入賞玉計数センサ１２、１４又は１６からの入力信号が
あるか否かが判断され（ステップ４）、あると判断され
れば入賞玉計数カウンタの値Ｃi がインクリメントされ
る（ステップ５）。そして賞品玉の払出し中か否か、す
なわちフラグがセット（Ｆ＝１）されているか否かが判
断され（ステップ６）、払出し中でない（フラグがセッ
トされていない）と判断されれば次に入賞玉計数カウン
タの値Ｃi が１より大きいか否かが判断される（ステッ
プ７）。入賞玉計数カウンタの値Ｃi が１より大きいと
判断された場合、玉払出用カウンタ４５の値ＨがＳi に
セットされ（ステップ８）、さらにフラグがセットされ
（ステップ９）、次いで玉払出用制御器１８のＣＰＵ２
２から賞品玉払出器５０のステッピングモータへ１パル
スの信号が送られ賞品玉１個の払出しが行われる（ステ
ップ１０）。次いで賞品玉１個の払出しがなされたか否
かが判断されて（ステップ１１）、払出しがなされたと
なれば前記玉払出用カウンタの値Ｈが減算される（ステ
ップ１２）。そしてその玉払出用カウンタの値Ｈが０か
否かが判断され（ステップ１３）、０でないと判断され
れば未だ払い出されるべき賞品玉があるわけだからステ
ップ２へ戻り、次の個数信号の入力があるか否かが判断
され、上述したステップ１３までのプログラムが繰り返
される。そしてステップ１３で玉払出用カウンタの値Ｈ
が０と判断されれば、払い出されるべき賞品玉は全て払
い出されたわけだからフラグがリセットされ（ステップ
１４）、次いで入賞玉計数カウンタの値Ｃi が減算され
（ステップ１５）、ステップ２へ戻る。ステップ６で賞
品玉が払出し中であると判断されたときにはステップ１
０へ進んで賞品玉の払出しが行われることは言うまでも
ない。

【００１５】尚、ステップ２で個数信号の入力がないと
判断された場合にはステップ４へ進む。またステップ４
で入賞玉計数センサからの入力信号がないと判断された
場合はステップ６へ進むこととなる。さらにステップ７
で入賞玉計数カウンタの値Ｃi が１と判断された場合に
は賞品玉を払い出すべき入賞玉が最早ないわけだからス
テップ２へ戻る。またステップ１１でもＮＯと判断され
れば賞品玉の払い出しはないわけだからやはりステップ
２へ戻る。

【００１６】このようにこのフローチャートに従って順
次入賞玉に対する玉の払出が行われるものであるが、い
ま遊技盤を新しいものに取り替えようとした場合、その
新しい遊技盤が第１入賞玉計数センサにより検知された
打玉の賞品玉数を６個（７個ではなく）、第２入賞玉計
数センサにより検知された打玉の賞品玉数を１２個（１
３個ではなく）であるとする。そうすると玉払出用制御
器１８はそのまま残し、遊技用制御器１０を取り換えれ
ばよい。その場合に通常遊技用制御器１０は遊技盤Ａに
設けられ、玉払出用制御器１８は機構板Ｂの方に設けら
れている。したがって、新しい遊技盤を取り付けると
き、機構板Ｂに備えられる玉払出用制御器１８はそのま
ま残し、遊技盤Ａに備えられる遊技用制御器１０のみが
取り換えられることになる。そしてその新しい遊技盤に
備えられる遊技用制御器１０のＲＯＭにその新しい遊技
盤の遊技内容に合った払出個数を記憶させておき、その
内容が既設の玉払出用制御器１８のＣＰＵへ送信される
ようにする。そうすれば、その玉払出用制御器１８は新
しい遊技盤の各入賞玉計数センサからの払出要求信号と
遊技用制御器１０からの払出個数設定信号に基づいて玉
払出用制御器１８内蔵のＲＯＭプログラムの実行により
その新しい遊技盤の遊技内容に合った個数の遊技玉を遊
技玉払出器５０より払い出すことになる。かくして本発
明では、払出個数設定信号出力手段が遊技用制御器１０
のＣＰＵ２０とＲＯＭ３２の払出個数メモリエリア３６
に相当し、払出制御手段が玉払出用制御器２２に相当す
るものである。

【００１７】なお、この実施例の玉払出装置は玉の貸し
出しにも適用できる。例えば図示しないが、遊技機に玉
の貸し出し装置を備えたものがあるが、遊技者がその玉
貸し出し装置に設けられる玉貸し出しスイッチを操作す
れば、その信号が玉払出用制御器１８のＣＰＵに入力さ
れ、一方前述の払出個数設定指令手段により何個払い出
すという指令が玉払出用制御器１８のＣＰＵに出力され
るように構成を付加する。そうすれば、貸し出し玉の単
価が変わった時（例えば１個４円が１個５円に変わる）
にも何ら機構板Ｂの玉払出用制御器１８を交換する必要
は生じない。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の遊技玉払出装置は、遊技玉の払出制御手段が入賞
玉計数センサからの払出要求信号があったときに何個払
い出すかのメモリを持たず、遊技用制御器に別途備える
払出個数設定信号出力手段からの払出個数信号に基づい
て遊技玉が払い出されるものである。したがって玉払出
制御器そのものは遊技盤を新しいものに取り替えても交
換する必要はなく、その払出制御器の有するＲＯＭの実
行プログラムは何ら変更することなく使用できるもので
ある。したがって機構板に設けられた玉払出制御器はそ
のまま継続的に使用でき、遊技盤の交換によって遊技玉
の払出数が変更になっても何ら支障が生じないとの利益
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る遊技玉払出装置の制御
ブロック図である。

【図２】遊技盤の入賞口に入った打玉の検知センサの配
置状態の説明図である。

【図３】図１に示す制御回路の実行動作を説明するフロ
ーチャートである。

【図４】従来の遊技玉払出装置の制御ブロック図であ
る。

【符号の説明】

１０ 遊技用制御器 １２ 入賞玉計数センサ １４ 入賞玉計数センサ １６ 入賞玉計数センサ １８ 玉払出用制御器 Ａ 遊技盤 Ｂ 機構板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 払い出す賞品玉数の異なる払出要求信号
   をそれぞれ出力する複数の入賞玉計数センサと、 前記各入賞玉計数センサから出力される払出要求信号が
   何個の遊技玉を払い出すことを意味するのかをアナウン
   スする払出個数設定信号出力手段と、 前記各入賞玉計数センサからの払出要求信号及び前記払
   出個数設定信号出力手段からの個数信号に基づいて遊技
   玉を払い出すように制御する払出制御手段とを備えるこ
   とを特徴とする遊技玉の払出装置。