JP4923202B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤面上に発射された遊技球が作動時および非作動時において入球可能な可変入球装置への過剰入球の監視制御に関するものである。
従来、入り口の大きさが固定(可変しない)されている(可変しない)入球口における過剰入球判定は、単位時間当たりの入球数が所定値に達したか否かで判断しており、入り口が開放/閉鎖する可変入球装置(閉鎖時には入球できない構成)における過剰(不正)入球判定は、閉鎖中に入球が検出されたか否かで判断している。
しかし、入り口の大きさが拡大/縮小する可変入球装置(縮小時にも入球できる構成)には上記したような過剰(不正)入球判定を用いることができないという問題があった。
そこで、上記問題を解決するために可変入球装置の入り口の大きさが他の遊技状態に比べて長時間拡大する確率変動遊技状態と、その他の遊技状態とで過剰入球と判定する値を変化させて過剰(不正)入球判定を行う発明がなされている。
特開2003−310999号公報
しかし、近年、不正な手段を用いて遊技盤面上に配置された釘を曲げる行為や、不正な手段を用いて可変入球装置の入り口を開放する行為などが横行しており、遊技状態によって過剰入球と判定する値を変化させても、可変入球装置の作動/非作動とは直接的な対応関係があるわけではなく、過剰または不正入球であるにもかかわらず判断を違えている可能性があり、作動または非作動にかかわらず入球が可能な可変入球装置の過剰入球判定に関する正確な判断ができる構成が求められていた。
請求項1記載の弾球遊技機は、羽根部材の開閉によって入球が容易な開状態と入球が困難な閉状態とに変化する可変入球装置を備えた弾球遊技機において、前記可変入球装置は、前記開状態又は前記閉状態に関わらず入球可能であって、いずれの状態であっても共用の球検出手段によって入球を検出する構成とし、前記球検出手段による入球検出に基づいて、前記閉状態から前記開状態へと変化したときから第1所定時間遅れて計数を開始し、かつ、前記開状態から前記閉状態へと変化したときから第2所定時間遅れて計数を終了する第1計数手段と、該第1計数手段による計数が行われていないときに、前記球検出手段による入球検出に基づいて単位時間当たりの入球数を計数する第2計数手段とを備え、前記第1計数手段による計数値が第1所定値に達すること、又は前記第2計数手段による単位時間当たりの計数値が第2所定値に達することのいずれかを満たすことを条件に過剰入球であることを報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、前記第1及び第2所定時間は異なる時間に設定され、前記第2所定時間は、前記第1所定時間よりも長く設定されることを特徴とする。
請求項3記載の弾球遊技機は、請求項1または2記載の弾球遊技機において、前記第2計数手段は、前記第1計数手段による計数が行われていないときに、前記球検出手段による入球検出に起因して単位時間内の入球数の計数を開始することを特徴とする。
請求項4記載の弾球遊技機は、請求項1乃至3記載の弾球遊技機において、前記第2計数手段による計数中に、前記第1計数手段による計数が開始されたとき、第2計数手段による計数を中断し、前記第1計数手段による計数が終了後に前記中断された前記第2計数手段による計数を再開することを特徴とする。
請求項1記載の弾球遊技機によれば、第1計数手段による計数が行われていないときに、前記第2計数手段による計数を行うことで、第1計数手段と第2計数手段とが同時処理することなく、第1所定数第2所定数を明確に区分することができ、正確な過剰入賞判定を行うことが可能となる。
また、電源投入時から電源遮断時まで常に第1計数手段による計数または第2計数手段による計数のいずれかの入賞監視が行われ、状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
また、変化前後の極めて短い時間内に入球した遊技球についても、第1または第2計数手段の好適な計数手段を用いて計数することが可能となり、より正確な判断をすることが可能となる。
請求項2記載の弾球遊技機によれば、請求項1と同様の効果を奏するとともに、第1所定時間よりも、第2所定時間長くすることで、第2計数手段による単位時間当たりの計数値が第2所定値に達することによって行われる誤報の可能性を低くし、的確な判断を可能とすることができる。
請求項3記載の弾球遊技機によれば、請求項1または2と同様の効果を奏するとともに作業負担を軽減しつつ状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
請求項4記載の弾球遊技機によれば、請求項1乃至3と同様の効果を奏するとともに、一時中断して再開するため、可変入球装置の非作動から作動への変化時および作動から非作動への変化時に、可変入球装置に入球した遊技球についても正確な判断をすることができる。
以下に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。尚、本発明の実施の携帯は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採り得ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
図1に示す通り、弾球遊技機1は、大きく長方形の外枠2と、前面枠3とからなり、外枠の左隣にCRプリペイドカードユニット(以下、CRユニットという)4を設ける。
前面枠3は、前面枠3の下方には球貯留部を備えた上皿5を設け、賞球或いは貸し球のための図示しない排出口と球抜きボタンとを備える。
上皿5と下皿6とは連結し、上皿5が遊技球で満杯状態になれば下皿6に遊技球を誘導するよう構成する。
下皿6の右側には発射ハンドル7を取り付ける。
この発射ハンドル7は、発射停止スイッチ7a、操作検出器7b、タッチセンサ7c、回動リング7dとを備えている(図3参照)。
前面枠3の適宜な位置に、遊技に関し押し下げ操作を行う遊技ボタン8を備える。
図1を用いて遊技盤9について説明する。
遊技盤9の外形はほぼ矩形で、その前面には図示しない外レールと内レール10とによって囲まれた略円形の遊技領域11を形成する。
タッチセンサ7cに手が触れることを条件に、回動リング7dを時計方向に回動すると、回動リング7dを操作した操作量(回転角度)に応じた発射強度で遊技球を遊技盤9上に発射する。
なお、図示されていない遊技釘を遊技盤9面上に形成される遊技領域11の各所に植設する。
遊技盤9には、遊技領域11の中央部に、演出図柄を表示するLCDパネルユニット12aおよびLCDパネルユニット12aの表示を制御する演出制御装置33から構成するキャラクタ表示装置12、特別図柄を表示する7セグメントLEDから構成する特別図柄表示装置13、普通図柄を表示する7セグメントLEDから構成する普通図柄表示装置14、複数のLEDを備える特別図柄保留表示器15、複数のLEDを備えた普通図柄保留表示器16、液晶枠飾り17を配置する(図3参照)。
本実施形態では、特別図柄表示装置13および普通図柄表示装置14は主制御装置30により直接制御する構成としている(図3参照)。
液晶枠飾り17の左側に普通図柄始動スイッチ18aを備える普通図柄始動ゲート18を設け、液晶枠飾り17の右側には左右のバランスを良好にするためにダミーが配置されている。
普通図柄始動スイッチ18aによる遊技球の検出により普通図柄表示装置14の普通図柄が変動開始し、所定時間後に停止表示する。
本実施形態では、普通図柄始動ゲート18の普通図柄始動スイッチ18aによって遊技球が検出されても、遊技者に賞球を排出しない構成としている。
液晶枠飾り17の下部には特別図柄始動スイッチ19aを備える普通電動役物19を設ける。
特別図柄始動スイッチ19aによる遊技球の検出により特別図柄表示装置13の特別図柄を変動開始し、所定時間後に停止表示する。
普通電動役物19は、普通電役ソレノイド19bによる羽根部材19cの開閉によって入賞が容易な状態と入賞が困難な状態とに変化するように構成されており、開状態または閉状態にかかわらず入賞が可能な構成となっている。
本実施形態では、普通電動役物19の特別図柄始動スイッチ19aによって遊技球が検出されると、遊技者に3個の賞球を排出する構成としている。
普通電動役物19の下方に大入賞口20を設け、大入賞口20内に入球した全ての遊技球を検出するカウントスイッチ20aを設ける。
大入賞口20は、大入賞口ソレノイド20bによる蓋部材20cの開閉によって入賞可能な状態と入賞不可能な状態とに変化するように構成され、蓋部材20cが閉じた状態では、大入賞口20の前面を遊技球が通過する。
一方、蓋部材20cが開いた入賞不可能な状態では、蓋部材20cは大入賞口20の下端にて遊技盤9面上から突出し、遊技球が蓋部材20cによって大入賞口20内に導かれる。
本実施形態では、大入賞口20のカウントスイッチ20aによって遊技球が検出されると、遊技者に15個の賞球を排出する構成としている。
キャラクタ表示装置12は特別図柄表示装置13による特別図柄の変動表示に同期して、演出図柄を変動表示し、遊技者に大当たり遊技状態に移行するかを報知する態様で停止表示する。
特別図柄表示装置13上にて特別図柄が大当たりの表示態様で停止表示されると、キャラクタ表示装置12のLCDパネルユニット12aにて演出図柄が大当たりの表示態様で停止表示する。
遊技者は、主にキャラクタ表示装置12のLCDパネルユニット12aにて表示される演出図柄の表示態様を視認することで、大当たり遊技状態に移行するか否かを認識する。
遊技領域11のうち内レール10沿いに一般入賞口スイッチ21aを備える一般入賞口21を配置し、内レール10の最下部に対応する部分には、アウト穴22を開口させている。
また、上皿5に貸し球の貸与を求めるための球貸しボタン23aと、カードの排出を求めるための精算ボタン23bと、カードの有効残高を表示する残高表示装置23cを設けたCR精算表示装置23を備える。
弾球遊技機1の電気回路を図3のブロック図を用いて説明する。
弾球遊技機1の電気回路は、図示する通り、主制御装置30、賞球制御装置31、発射制御装置32、演出制御装置33、サブ統合装置34等から構成する。
主制御装置30は、遊技制御プログラムを記憶したROM、演算等を行うCPU、演算等の作業領域として働くRAM等を内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成し、この他、各装置または各種スイッチ類および各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設ける。
主制御装置30の入力側に、普通図柄始動スイッチ18a、特別図柄始動スイッチ19a、カウントスイッチ20a、一般入賞口スイッチ21a等を接続する。
主制御装置30の出力側には、特別図柄表示装置13、普通図柄表示装置14、特別図柄保留表示器15、普通図柄保留表示器16、普通電役ソレノイド19b、大入賞口ソレノイド20b、外部接続端子装置35等を接続する。
図2に示す通り、弾球遊技機1の遊技盤の裏面側に主制御装置30、演出制御装置33、サブ統合装置34が直接または間接的に配置され、弾球遊技機1の枠の裏面側に賞球制御装置31、発射制御装置32、電源基板36を配置する。
電源基板36は、給電検出回路36a、停電検出回路36bおよびRAMクリアスイッチ36c等を備えている。
RAMクリアスイッチ36cは、これをオン操作すると電源基板36がRAMクリア信号を出力する。この信号は主制御装置30に入力される。
給電検出回路36aは、電源基板36から主制御装置30、賞球制御装置31等への給電の有無を検出し、電源基板36から主制御装置30等へ給電されると給電検出信号を出力する。この信号はリセット信号として主制御装置30および賞球制御装置31に入力される。
停電検出回路36bは、停電を検出するための回路であり、停電を検出すると(厳密には電源基板36から主制御装置30等へ給電される電圧が閾値以下になると)、停電検出信号を出力する。この信号は主制御基板10に入力される。
また、電源中継基板37に接続されており、電源中継基板37に電源コード38、CRユニット4に電源コード39が接続され、弾球遊技機10に備えられる主制御装置30や賞球制御装置31等の制御装置、ソレノイドやモータなどの各種アクチュエータ類に、直接または間接的に電源を供給している。
なお、給電検出回路36aおよび停電検出回路36bは、電源基板36以外の基板に設けてもよい。電源基板36から賞球制御装置31への給電は、主制御装置30経由で行われてもよい。停電検出信号は、主制御装置30経由で賞球制御装置31に与えられてもよい。
特別図柄始動スイッチ19aは普通電動役物19内、普通図柄始動スイッチ18aは普通図柄始動ゲート18内、一般入賞口スイッチ21aは一般入賞口21内、カウントスイッチ20aは大入賞口20内、に各々取り付ける。
普通図柄始動スイッチ18aは普通図柄始動ゲート18を遊技球が通過したことを、特別図柄始動スイッチ19aは普通電動役物19に遊技球が入球したことを、カウントスイッチ20aは大入賞口20内に入賞する全ての遊技球を、一般入賞口スイッチ21aは一般入賞口21内に遊技球が入球したことを、各々検出する。
主制御装置30の出力側に接続された普通電役ソレノイド19bは、普通電動役物19内に取り付けられ、普通電動役物19の羽部部材19cを開閉するために用いられ、大入賞口ソレノイド20bは、大入賞口20内に取り付けられ、蓋部材20cを開閉するために用いられる。
特別図柄表示装置13は大入賞口20の蓋部材20cを開放することとなる大当たりの当否を示す特別図柄を表示し、普通図柄表示装置14は普通電動役物19の羽根部材19cを開閉することとなる当たりの当否を示す普通図柄を表示する。
特別図柄保留表示器15および普通図柄保留表示器16はそれぞれ普通図柄の保留数、特別図柄の保留数を表示する。
外部接続端子装置35は、主制御装置30および賞球制御装置31から外部(ホールコンピュータ)にデータを出力する。
賞球制御装置31は、出力側にCRユニット4、賞球モータ31bおよび外部接続端子装置35を接続し、入力側に主制御装置30、CRユニット4および賞球払い出しスイッチ31cを接続する。
主制御装置30と賞球制御装置31、CRユニット4と賞球制御装置31は双方向通信可能に接続する。
賞球制御装置31は、特別図柄始動スイッチ19a、一般入賞口スイッチ21aまたはカウントスイッチ20aによる遊技球の検出があった場合に、主制御装置30から送信される賞球コマンドに従って賞球モータ31bを駆動制御して、賞球として設定された遊技球数を遊技者に払い出す。
また、CR精算表示装置23の球貸しボタン23aの操作があった場合に、CRユニット4から送信される球貸し要求コマンドに従って賞球モータ31bを駆動制御して、貸し球として設定された遊技球数を遊技者に払い出す。
賞球制御装置31は賞球払い出しスイッチ31cによる遊技球の検出によって、賞球として設定された遊技球数を払い出したか否かを判定しているが、賞球払い出しスイッチ31cによる遊技球の検出を主制御装置30に入力する構成としても良いし、主制御装置30および賞球制御装置31の双方に入力する構成としても良い。
発射制御装置32は、出力側に発射モータ24、およびタッチランプ7eを接続し、入力側に発射停止スイッチ7a、操作検出器7bおよびタッチセンサ7cを接続する。
発射モータ24を駆動制御すると共に、遊技者が操作する回動リング7dの操作量に応じて発射強度を変化させる。
遊技者が発射停止スイッチ7aを押下したとき発射を停止させ、回動リング7dの近傍に設けられたタッチセンサ7eがオン状態のときタッチランプ7eを点灯させる。
キャラクタ表示装置12は、TFT基板、CF基板、画像信号に応じた所定の電圧を印加するコントローラ等からなる液晶パネル、およびバックライト等から構成するLCDパネルユニット12aと、LCDパネルユニット12aを駆動制御する演出制御装置33とから構成される。
演出制御装置33は、32ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成する。
サブ統合装置34は、主制御装置30から送信される演出コマンドを受信し、演出制御装置33に詳細コマンドを送り、その詳細コマンドに基づいて演出制御装置33がLCDパネルユニット12aを制御する。
また、サブ統合装置34は賞球および貸し球の払い出し表示、当たり表示、球不足表示およびエラー表示等を行う各種ランプ25、各種LED26等を点灯報知させ、更に、スピーカ27を駆動制御するものである。
遊技ボタン8の検出信号を入力し、演出制御装置33に信号を送信する。
主制御装置30から外部接続端子装置35およびサブ統合装置34への各種コマンドの送信は、主制御装置30からのみ送信する一方向通信の回路で構成する。
この一方向通信の回路は主制御装置30の出力側に設けられ、外部接続端子装置35およびサブ統合装置34から何らかのコマンドが入力されても、主制御装置30に何ら影響を与えることはない。
当然、一方向通信の回路は外部接続端子装置35およびサブ統合装置34の入力側に設けられる構成としても、両方に設ける構成としても問題なく、実際に主制御装置30からの一方向通信が確約される状態であれば何ら差し支えない。
以上説明した回路構成を有する弾球遊技機10の主制御装置30内の8ビットワンチップマイコン(以下、単に「遊技制御CPU」と呼ぶ。)30aが実行する処理を図4、図5および図6に示すフローチャートに従って説明することにする。なお、「ステップ」をSと略記する。
以下、主制御装置30の主制御CPU30aの動作を詳しく説明する。
図4に示すように、図示しないセキュリティーチェックが終了した後に、主制御CPU30aは先ず電源投入時処理を実行する。
ここでは、RAM初期設定処理(S1)を行ってから、RAMクリア信号が入力されたか否か、すなわちRAM消去か否かを判断(S2)して、肯定判断ならRAM消去(S6)を行い、否定判断のときは、RAM保証値が1か否かを判断する(S3)。
RAM保証値が1でなければ(S3:no)RAM消去(S6)を行う。
RAM保証値が1なら(S3:yes)、SUM値作成処理(S4)を行い、SUM値が0か否かを判断する(S5)。
SUM値が0でなければ(S5:no)RAM消去(S6)を行う。
SUM値が0なら(S5:yes)電源復帰処理(S7)を行う。
S6またはS7の実行で電源投入時処理が終了し、残余処理が始まる。
ここでは、割り込みを禁止し(S8)、NMIフラグが0か否かを判断する(S9)。
NMIフラグが0なら(S9:yes)、初期値乱数更新処理1(S10)、初期値乱数更新処理2(S11)、初期値乱数更新処理3(S12)を実行して、割り込み禁止を解除する(S13)。
この残余処理中にINT割り込みがあると、割り込み禁止が解除(S13)された後に図5に示す割り込み(INT)処理にジャンプして本処理を行う。
この処理では、特別図柄当否判定に使用する各種の乱数値を更新し(S21)、タイマのカウントを更新し(S22)、入賞口等に設置されている検出スイッチからの遊技球検出信号や枠装置に設けられたスイッチ類からの信号等の入力処理を行い(S23)、当否報知および大当たり遊技の実行に関わる特別図柄遊技処理(S24)、普通図柄当否判定および普通電動役物19の制御に関わる普通図柄遊技処理(S25)、演出画像の表示、電飾、音声出力などを制御するサブ統合装置34への演出制御コマンド送信処理(S26)、特別図柄表示装置13の表示制御や可変入賞口(普通電動役物19、大入賞口20)の開閉制御のためのデータ出力処理(S27)を行う。
そして、割り込み回数カウンタを+1して(S28)、割り込み回数が所定回数を超えたか否かを判断する(S29)。
INT割り込みはタイマによって定期的(2ms毎または4ms毎)に行われるので、その割り込み回数を計数すれば、電源投入時処理(図4参照)が行われた後の経過時間を測定したのと同じことになる。
割り込み回数が所定回数を超えていれば(S29:yes)、すなわち「タイマ手段による計時が所定時間を経過した」ことになる。
この所定時間(所定回数)は、賞球制御CPU31aのセキュリティーチェックに必要な時間から主制御CPU30aのセキュリティーチェックに必要な時間を減じた時間以上に設定されている。
そして、割り込み回数が所定回数を超えていれば(S29:yes)、賞球制御装置31に賞球コマンドを送信する(S30)。
賞球コマンドは、入賞口に設置されている検出スイッチからの遊技球検出信号(S23参照)に基づいて生成されるコマンドであり、払い出し個数(賞球個数)を特定可能なデータ構成になっている。
賞球制御装置31の賞球制御CPU31aは、賞球コマンドが主制御装置30から送られてくると、賞球モータ31bを駆動させて、賞球コマンドで指定された個数の賞球を払い出させる。
割り込み回数が所定回数を超えていないときは(S29:no)、上記のように生成した賞球コマンドを例えばRAM13に記憶する(S31)。
なお、ここでは賞球コマンドを記憶する代わりに、賞球個数を記憶してもよく、複数の入賞分の賞球個数を加算記憶しても何ら差し支えない。
S30またはS31を実行すると割り込み(INT)処理から残余処理にリターンする。
一方、電源基板36に設けられる停電検出回路36bが停電を検出して停電検出信号を出力し、この信号が主制御装置30に入力されると、主制御CPU30aにNMI信号が与えられる。
主制御CPU30aは、NMI信号があると、残余処理や本処理にかかわらず直ちに現在のプログラムを中断して、図6に示す割り込み(NMI)処理にジャンプ(実行途中の処理は行う構成とし、次のステップへは移行せずに割り込み(NMI)処理にジャンプ)して強制割り込み処理を行う。
この割り込み(NMI)処理では、現在のプログラムのアドレスをレジスタに記憶して(S35)、NMIフラグを1にセットしてから(S36)、レジスタに記憶したアドレスから処理を再開する(S37)。
この処理の再開後の残余処理においてS9を実行すると、NMIフラグが1になっているので(S9:no)、バックアップ処理に移行して、SUM値を作成し(S14)、RAM保証値を1にして(S15)、RAMライトプロテクト処理(S16)によりRAMの書き込みを禁止する。
このようにバックアップ処理が行われた後に復電すれば、電源投入時処理が行われるが、ここではRAM保証値が1であるから(S3:yes)、上述のS4、S5が実行され、またSUM値が0ではないから(S5:yes)電源復帰処理(S7)を行う。
電源投入時処理後に実行される残余処理中にINT割り込みがあると、割り込み禁止が解除(S13)された後に割り込み(INT)処理にジャンプして本処理を行うので、電源投入時処理の終了後に各種入賞口への入賞があった場合には、即座に払い出しはできないものの、入賞があったことを検出して主制御装置30が記憶することができる。
その検出した入賞に関しては、賞球制御装置31の賞球制御CPU31aの立ち上がりに要する時間を経過した後に、賞球コマンドが主制御装置30から賞球制御装置31に送信されるので、賞球コマンドを賞球制御装置31が取りこぼすことがない。
よって、遊技者は、入賞したのに賞球が払い出されないという不利益を被らない。
続いて、図5に示した割り込み(INT)処理のS23の入力処理で行われる処理の内の1つである図7および図8に示すフローチャートに従って説明することにする。
図7および図8は、普通電動役物19内の特別図柄始動スイッチ19aの検出(入賞)を監視する入賞監視処理である。
図7の入賞監視処理1の処理が開始されると、普通電動役物19が拡開から非拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延2フラグが0であるか否かを判断する(S40)。
S40における判定が0であれば(S40:yes)、普通電動役物19が非拡開から拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延1フラグが0であるか否かを判断する(S50)。
S40における判定が1であれば(S50:no)、遅延時間を計測するための遅延タイマをインクリメントし(S160)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S170)。
S50における判断が0であれば(S50:yes)、普通電動役物19が拡開(普通電役ソレノイド19bを励磁)しているか否かを判断し(S60)、S50における判断が1であれば(S50:no)、普通電動役物19が拡開(普通電役ソレノイドを励磁)しているか否かを判断する(S110)。
S60における判断が拡開状態であれば(S60:yes)、遅延タイマをクリアし(S70)、遅延1フラグを1にセットし(S80)、遅延タイマの値をインクリメントし(S90)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S100)。
S110における判断が拡開状態であれば(S110:yes)、遅延タイマの値をインクリメントし(S90)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S100)。
S100における判断が所定値であれば(S100:yes)、監視1(主に普通電役ソレノイド19bの励磁中の入賞監視)または監視2(主に普通電動役物ソレノイド19bの非励磁中の入賞監視)のいずれの監視を実行するかを示す監視1作動フラグを1にセットし(S120)、リターンへと抜ける。
S110における判断が拡開状態でなければ(S110:no)、遅延タイマをクリアし(S130)、遅延2フラグを1にセットし(S140)、遅延1フラグを0にセットし(S150)、遅延タイマの値をインクリメントし(S160)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S170)。
S170における判断で所定値であれば(S170:yes)、監視1作動フラグを0にセットし(S180)、遅延2フラグを0にセットし(S190)、監視1中の入賞球数を示す入賞1球数をクリアして(S200)、リターンへと抜ける。
S60、S100またはS170における判断で否定判断がなされれば(S60:no、S100:no、S170:no)、即座にリターンへと抜ける。
図7の入賞監視処理1でリターンへと抜けると、図8の入賞監視処理Aへと移行する。
図8の入賞監視処理Aの処理が開始されると、監視1作動フラグが0であるか否かを判断する(S210)。
S210における判定が0であれば(S210:yes)、監視タイマをインクリメントし(S220)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S230)。
S230における判断で検出があれば(S230:yes)、監視2中の入賞球数を示す入賞2球数をインクリメントし(S240)、入賞2球数が所定値であるか否かを判断する(S250)。
S230またはS250における判断で否定判断がなされれば(S230:no、S250:no)、監視タイマが所定値であるか否かを判断し(S260)、所定値であれば(S260:yes)、監視タイマをクリアし(S270)、入賞2球数をクリアして(S280)、リターンへと抜ける。
S210における判断が1であれば(S210:no)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S300)。
S300における判断で検出があれば(S300:yes)、入賞1球数をインクリメントし(S310)、入賞1球数が所定値であるか否かを判断する(S320)。
S250またはS320における判断で肯定判断がなされれば(S250:yes、S320:yes)、エラー2フラグを1にセット(S290)またはエラー1フラグを1にセット(S330)し、リターンへと抜ける。
S260、S300またはS320における判断で否定判断がなされれば、即座にリターンへと抜ける。
ここで、S90およびS160において遅延タイマをインクリメントする処理を行っているが、デクリメントする構成としても良く、S70およびS130において遅延タイマをクリアするのではなく所定値にセットすることとなり、且つ、S100およびS170において遅延タイマが0であるか否かを判定することとなるが、当該フローチャートにおける処理内容としては何ら変化はない。
また、エラー1フラグが1にセットされた場合と、エラー2フラグが1にセットされた場合に、同じエラー報知を行う構成としても良いが、異なるエラー報知を行う構成としても何ら差し支えない。
さらに、エラー1フラグまたはエラー2フラグが1にセットされた際に、遊技を行えないように遊技球の発射を無効化する構成(発射モータの停止する構成、遊技領域に発射球を到達させない構成、または入賞しても無効とする構成)としても何ら差し支えない。
上記のように入賞監視処理1および入賞監視処理Aを構成することで、実際の動作としては下記のようになる。
入賞監視処理1では、普通電動役物19が非拡開状態から拡開状態に移行してから所定時間が経過したとき監視1作動フラグを1にセットし、拡開状態から非拡開状態に移行してから所定時間が経過したとき監視1作動フラグを0にセットする。
ここで、監視1作動フラグは監視1と監視2の作動を示すフラグであり、1の状態が監視1の作動中を示すものであり、0の状態が監視2の作動を示すものである。
入賞監視処理Aでは、入賞監視処理1でセットされた監視1作動フラグの状態を判定して、監視1を行うか監視2を行うかを判断している。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであるが、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成とする場合には、遅延時間を設ける必要はない。
続いて、図9にタイミングチャートを示し、普通電役ソレノイド19b、遅延1フラグ、遅延2フラグおよび監視1作動フラグの対応関係を詳細に説明する。
まず、aの時点で、普通電役ソレノイド19bが励磁が始まりON状態となると、遅延1フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(bの時点)、遅延1フラグを0にセットすると共に、監視1フラグを1にセットする。
aからbまでの時間が遅延時間であり、羽根19cが拡開する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
次に、cの時点で、普通電役ソレノイド19bの励磁が終わりOFF状態となると、遅延2フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(dの時点)、遅延2フラグを0にセットすると共に、監視1フラグを0にセットする。
cからdまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
監視1作動フラグが1にセットされる前と、監視1フラグが0にセットされた後に、監視2がすることとなるが、これは中断されていたものが再開されたものであって、前後の時間を加算すると元々監視2が作動する時間(S270の判定で用いられる所定値)となる。
監視2を中断・再開することで、監視2による監視時間を一定とすることができ、監視の精度を高めることができる。
ここで、遅延時間は、普通電動役物19の構造(特別図柄始動スイッチ19aの設置位置など)や普通電動役物19付近の遊技釘の配置などにより変化するため、試作を試射して導き出された設計値(平均値、最小値、最大値など設定は様々可能)とすることが望ましい。
また、aからbまでの遅延時間と、cからdまでの遅延時間とを、同一時間としても良い。ただし、S250とS320とでは過剰入賞と判定する際に用いる数値が異なるため、aからbまでの遅延時間よりもcからdまでの遅延時間を長くするように設定した方が好適であり、aからbまでの遅延時間を平均値、最小値とし、cからdまでの遅延時間を最大値として設定することが望ましい。
aからbまでの遅延時間よりも、cからdまでの遅延時間を長くすることで、許容される検出数が少ない監視2の作動における誤報(不正をしていないにもかかわらずエラー2フラグが1にセットされることにより行われるエラー報知)が行われる可能性を低くし、的確な判断を可能とすることができる。
拡開状態と非拡開状態とで完全に分割した入賞監視を行うと、羽根19cが拡開状態から非拡開状態に移行する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、非拡開状態になってから特別図柄始動スイッチ19aによって検出されるため、監視2中の入賞を許容する入賞球数の設定を大きくしなければならず、過剰入賞に関する監視態勢を緩くする(監視能力を低下させる)ことになり、好適とは言えない。
そのため、本実施例では普通電動役物19が非拡開状態から拡開状態に移行してから所定時間の間は監視1を継続し、普通電動役物19が拡開状態から非拡開状態に移行してから所定時間の間は監視2を継続するように構成とすることで、羽根19cが拡開する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差(平均値、最小値、最大値など設定は様々可能)を所定値(遅延時間)としてS100またはS170にて判定し、常に遊技球の入賞が可能な状態となっている普通電動役物19において好適な入賞監視を行うように構成している。
また、電源投入後に行われる本処理から監視2による監視を開始し、監視2による監視中に監視1の作動条件が成立すると、監視2を即座に中断して監視1を行うように構成し、且つ、監視1による監視の終了後に監視2による監視を即座に再開することで、監視1が作動するときまで行われていた監視2による入賞監視を無効とすることなく、電源投入時から電源遮断時まで常に監視1または監視2のいずれかの入賞監視が行われ、状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
実施例1では監視2による監視中に監視1の作動条件が成立したときに監視2を即座に中断して監視1を行うように構成し、且つ、監視1による監視の終了後に監視2による監視を即座に再開する構成と構成としているが、実施例2では監視2による監視中に監視1の作動条件が成立したときに監視2を即座に終了して監視1を行うように構成し、且つ、監視1による監視の終了後に新たな監視2による監視を行うように構成している。
基本的な構成は実施例1と同様であるため、図1乃至図6、図8の図面および説明文を援用することで、ここでの説明は割愛し、図7(入賞監視処理1)に対応する図10(入賞監視処理2)を用いて説明する。
また、実施例1の図9においては、図面自体は変わらないものの、説明の一部に変更が必要な部分があるため、図9の図面および説明文の大半を援用し、相違する部分についてのみ説明する。
尚、図10においては、図7との対応関係を明確にするため、同一処理については上2桁を同一とした0を付加したステップ番号を用いることにする。
図10の入賞監視処理2の処理が開始されると、普通電動役物19が拡開から非拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延2フラグが0であるか否かを判断する(S400)。
S400における判定が0であれば(S400:yes)、普通電動役物19が非拡開から拡開へと移行した後の遅延時間を計測することを示す遅延1フラグが0であるか否かを判断する(S500)。
S400における判定が1であれば(S500:no)、遅延時間を計測するための遅延タイマをインクリメントし(S1600)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1700)。
S500における判断が0であれば(S500:yes)、普通電動役物19が拡開(普通電役ソレノイド19bを励磁)しているか否かを判断し(S600)、S500における判断が1であれば(S500:no)、普通電動役物19が拡開(普通電役ソレノイドを励磁)しているか否かを判断する(S1100)。
S600における判断が拡開状態であれば(S600:yes)、遅延タイマをクリアし(S700)、遅延1フラグを1にセットし(S800)、遅延タイマの値をインクリメントし(S900)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1000)。
S1100における判断が拡開状態であれば(S1100:yes)、遅延タイマの値をインクリメントし(S900)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1000)。
S1000における判断が所定値であれば(S1000:yes)、監視1(主に普通電役ソレノイド19bの励磁中の入賞監視)または監視2(主に普通電動役物ソレノイド19bの非励磁中の入賞監視)のいずれの監視を実行するかを示す監視1作動フラグを1にセットし(S1200)、監視2による監視時間を計測する監視タイマをクリアし(S1250)、監視2中の入賞球数を示す入賞2球数をクリアし(S1280)、リターンへと抜ける。
S1100における判断が拡開状態でなければ(S1100:no)、遅延タイマをクリアし(S1300)、遅延2フラグを1にセットし(S1400)、遅延1フラグを0にセットし(S1500)、遅延タイマの値をインクリメントし(S1600)、遅延タイマが所定値であるか否かを判断する(S1700)。
S1700における判断で所定値であれば(S1700:yes)、監視1作動フラグを0にセットし(S1800)、遅延2フラグを0にセットし(S1900)、監視1中の入賞球数を示す入賞1球数をクリアして(S2000)、リターンへと抜ける。
S600、S1000またはS1700における判断で否定判断がなされれば(S600:no、S1000:no、S1700:no)、即座にリターンへと抜ける。
図10の入賞監視処理1でリターンへと抜けると、図8の入賞監視処理Aへと移行する。
ここで、S900およびS1600において遅延タイマをインクリメントする処理を行っているがデクリメントする構成としても良く、デクリメントする構成とした場合にはS700およびS1300において遅延タイマをクリアするのではなく所定値にセットすることとなり、且つ、S1000およびS1700において遅延タイマが0であるか否かを判定することとなるが、当該フローチャートにおける処理内容としては何ら変化はない。
入賞監視処理1に換わって入賞監視処理2を用いることにより、監視1作動フラグが1にセットされた際に、監視タイマ(監視2の監視時間を計測するタイマ)をクリアし、入賞2球数(監視2による監視中に入賞した球数)をクリアすることで、監視1が作動したときに監視2の作動情報をクリアし、監視1の作動後に監視2が作動した際に初期状態から監視をすることになる。
このように構成しても、監視タイマの判定(S260)よりも上位で入賞2球数の判定(S230)を行う構成としているため、過剰入賞に関する監視態勢を緩くすることにもならず、状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
図9に示すタイミングチャートでは、監視1作動フラグが1にセットされる前と、監視1フラグが0にセットされると共に監視2が作動することとなるが、監視1作動フラグが1にセットされる前と、監視1フラグが0にセットされた後とは別物であって、前後の時間を加算すると元々監視2が作動する時間(S260の判定で用いられる所定値)とは例外(偶然)を除いては同一にならない。
監視2を終了し、新たに開始することで、監視2による監視時間を一定とすることはできないものの、監視の精度をほとんど低下させることはなく、実施例1と同様な効果を奏することができる。
実施例1では電源投入時から電源遮断時まで常に監視1または監視2のいずれかの入賞監視が行われるように構成しているが、実施例3では監視2の作動契機を監視1および監視2が作していないときの普通電動役物19への入賞(特別図柄始動スイッチ19aの検出)とし、常に監視しない構成としている。
基本的な構成は実施例1と同様であるため、図1乃至図7の図面および説明文を援用することで、ここでの説明は割愛し、図8に対応する図11(入賞監視処理B)を、図9に対応する図12を各々用いて説明する。
尚、図11においては、図8との対応関係を明確にするため、同一処理については上2桁を同一とした0を付加したステップ番号を用いることにする。
図11の入賞監視処理Bの処理が開始されると、監視1(主に普通電役ソレノイド19bの励磁中の入賞監視)によるの監視を実行するかを示す監視1作動フラグが0であるか否かを判断する(S2100)。
S2100における判定が0であれば(S2100:yes)、監視2(主に普通電役ソレノイド19bの非励磁中の入賞監視)によるの監視を実行するかを示す監視2フラグが1であるかを判断する(S2150)。
S2150における判断が0であれば(S2150:no)、普通電動役物19内に設けられる特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断する(S2250)。
S2250における判断で検出があれば(S2250:yes)、監視2作動フラグを1にセットし(S2350)、監視2中の入賞球数を示す入賞2球数をインクリメントし(S2400)、入賞2球数が所定値であるか否かを判断する(S2500)。
S2150における判断が1であれば(S2150:yes)、特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断し(S2300)、入賞があれば(S2300:yes)、入賞2球数をインクリメントし(S2400)、入賞2球数が所定値であるか否かを判断する(S2500)。
S2300またはS2500における判断で否定判断がなされれば(S2300:no、S2500:no)、監視2による監視時間を計測する監視タイマをインクリメントし(S2200)、監視タイマが所定値であるか否かを判断する(S2600)。
S2600における判断が所定値であれば(S2600:yes)、監視2作動フラグを0にセットし(S2650)、監視タイマをクリアし(S2700)、入賞2球数をクリアして(S2800)、リターンへと抜ける。
S2100における判断が1であれば(S2100:no)、特別図柄始動スイッチ19aによる検出(入賞)があるか否かを判断し(S3000)、検出があれば(S3000:yes)、監視1中の入賞球数を示す入賞1球数をインクリメントし(S3100)、入賞1球数が所定値であるか否かを判断する(S3200)。
S2500またはS3200における判断で肯定判断がなされれば(S2500:yes、S3200:yes)、エラー2フラグを1にセット(S2900)またはエラー1フラグを1にセット(S3300)し、リターンへと抜ける。
S2250、S2600、S3000またはS3200における判断で否定判断がなされれば(S2250:no、S2600:no、S3000:no、S3200:no)、即座にリターンへと抜ける。
ここで、エラー1フラグが1にセットされた場合と、エラー2フラグが1にセットされた場合に、同じエラー報知を行う構成としても良いが、異なるエラー報知を行う構成としても何ら差し支えない。
また、エラー1フラグまたはエラー2フラグが1にセットされた際に、遊技を行えないように遊技球の発射を無効化する構成(発射モータの停止する構成、遊技領域に発射球を到達させない構成、または入賞しても無効とする構成)としても何ら差し支えない。
上記のように入賞監視処理Bを構成することで、実際の動作としては下記のようになる。
入賞監視処理Bでは、入賞監視処理1でセットされる監視1作動フラグの状態を判定して、監視1を行うか否かを判断し、入賞監視処理Bでセットされる監視2作動フラグの状態を判定して監視2を行うか否かを判断している。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであって、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成ではない。
また、監視1による監視中を除く普通電動役物19への入賞(特別図柄始動スイッチ19aによる検出)を起因として監視2による監視を開始し、監視2による監視中に監視1の作動条件が成立すると、監視2を即座に中断して監視1を行うように構成し、且つ、監視1による監視の終了後に監視2による監視を即座に再開することで、監視1が作動するときまで行われていた監視2による入賞監視を無効とすることなく、処理負担を軽減しつつ状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
続いて、図12にタイミングチャートを示し、普通電役ソレノイド19b、特別図柄始動スイッチ19a、遅延1フラグ、遅延2フラグ、監視1作動フラグおよび監視2フラグの対応関係を詳細に説明する。
図12のeの時点で、特別図柄始動スイッチ19aの検出があると、監視2作動フラグが1にセットされ、所定時間経過することで監視2作動フラグが0にセットされる(監視2は終了する)。
その後、gの時点で、普通電役ソレノイド19bの励磁が始まりON状態になると、遅延フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(hの時点)、遅延1フラグを0にセットすると共に、監視1フラグを1にセットする。
次に、iの時点で、普通電役ソレノイド19bの励磁が終わりOFF状態となると、遅延2フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(dの時点)、遅延2フラグを0にセットすると共に、監視1フラグを0にセットする。
その後、mの時点で特別図柄始動スイッチ19aの検出があると、監視2作動フラグが1にセットされ、所定時間経過することで監視2作動フラグが0にセットされる(監視2は終了する)。
eからfまでの時間が監視2の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞2球数として計数する。
hからkまでの時間が監視1の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞1球数として計数する。
gからhまでの時間およびiからkまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
ここで、遅延時間は、普通電動役物19の構造(特別図柄始動スイッチ19aの設置位置など)や普通電動役物19付近の遊技釘の配置などにより変化するため、試作を試射して導き出された設計値(平均値、最小値、最大値など設定は様々可能)とすることが望ましい。
また、gからhまでの遅延時間と、iからkまでの遅延時間とを、同一時間としても良いが、羽根19cの構成などにより変化させることが望ましい場合も想定されるため、異なる時間としても何ら差し支えない。
拡開状態と非拡開状態とで完全に分割した入賞監視を行うと、羽根19cが拡開状態から非拡開状態に移行する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、非拡開状態になってから特別図柄始動スイッチ19aによって検出されるため、監視2中の入賞を許容する入賞球数の設定を大きくしなければならず、過剰入賞に関する監視態勢を緩くする(監視能力を低下させる)ことになり、好適とは言えない。
そのため、本実施例では普通電動役物19が非拡開状態から拡開状態への移行、および拡開状態から非拡開状態に移行に遅延時間を設ける構成とすることで、羽根19cが拡開する直前に普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差(平均値、最小値、最大値など設定は様々可能)を所定値(遅延時間)としてS100またはS170にて判定し、常に遊技球の入賞が可能な状態となっている普通電動役物19において好適な入賞監視を行うように構成している。
また、特別図柄始動スイッチ19aの遊技球検出を起因として監視2による監視を開始し、監視2による監視中に監視1の作動条件が成立すると、監視2を即座に中断して監視1を行うように構成し、且つ、監視1の作動により監視2が中断された場合には監視1による監視の終了後に監視2による監視を即座に再開することで、監視1が作動するときまで行われていた監視2による入賞監視を無効とすることなく、処理負担を軽減しつつ状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
図12のタイミングチャートでは、監視2による監視時間が経過した後に遅延タイマが所定値になる場合について記載しているが、監視2による監視時間が経過する前に遅延タイマが所定値になる場合も想定される。
そこで、図13では監視2による監視時間が経過する前に遅延タイマが所定値になる場合について記載している。
図13のoの時点で、特別図柄始動スイッチ19aの検出があると、監視2作動フラグが1にセットされるが、所定時間経過することで監視2作動フラグが0にセットされる(監視2は終了する)前のpの時点で普通電役ソレノイド19bの励磁が始まりON状態になると、遅延フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(qの時点)、遅延1フラグを0にセットし、監視1フラグを1にセットすると共に、監視2を中断するために監視2フラグを0にセットする。
次に、rの時点で、普通電役ソレノイド19bの励磁が終わりOFF状態となると、遅延2フラグが1にセットされる。遅延タイマが所定値になった際に(sの時点)、遅延2フラグを0にセットし、監視1フラグを0にセットすると共に中断されていた監視2を再開するために監視2フラグを1にセットし、所定時間経過することで(tの時点)監視2作動フラグが0にセットされる(監視2は終了する)。
qからsまでの時間が監視1の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞1球数として計数する。
qからsまでの時間(監視1の作動時間)を除くoからtまでの時間が監視2の作動時間であり、この間に特別図柄始動スイッチ19aにて検出した数を入賞2球数として計数する。
pからqまでの時間およびrからsまでの時間が遅延時間であり、羽根19が拡開状態から非拡開状態に移行するときに普通電動役物19に入賞することが確定した遊技球が、特別図柄始動スイッチ19aに到達するまでの間の時間的な差を設定する。
ここで、遅延時間は、普通電動役物19の構造(特別図柄始動スイッチ19aの設置位置など)や普通電動役物19付近の遊技釘の配置などにより変化するため、試作を試射して導き出された設計値(平均値、最小値、最大値など設定は様々可能)とすることが望ましい。
また、pからqまでの遅延時間と、rからsまでの遅延時間とを、同一時間としても良いが、羽根19cの構成などにより変化させることが望ましい場合も想定されるため、異なる時間としても何ら差し支えない。
このように、監視1中には監視2の監視タイマをインクリメントしない構成であるため、eからfの時間(mからnの時間)とqからsまでの時間(監視1の作動時間)を除くoからtまでの時間(oからqの時間とsからtまでの時間を加算した時間)は同一となる。
実施例3では、実施例1の図8(入賞監視処理A)の代わりに図11(入賞監視処理B)を用いて説明したが、実施例2にも図8が援用されているため、実施例2の図8(入賞監視処理A)の代わりに図11(入賞監視処理B)を用いる構成について実施例4として説明する。
尚、基本的な構成は実施例2と同様であるため、図1乃至図7の図面および説明文を援用し、図8に対応する図11(入賞監視処理B)についても実施例3と同様であるため、図面および説明文を援用することで、ここでの説明は割愛し、効果についてのみ記載する。
入賞監視処理2を用いることにより、監視1作動フラグが1にセットされた際に、監視タイマ(監視2の監視時間を計測するタイマ)をクリアし、入賞2球数(監視2による監視中に入賞した球数)をクリアすることで、監視1が作動したときに監視2の作動情報をクリアする構成としている。
また、入賞監視処理Bを用いることにより、入賞監視処理2でセットされる監視1作動フラグの状態を判定して、監視1を行うか否かを判断し、入賞監視処理Bでセットされる監視2作動フラグの状態を判定して監視2を行うか否かを判断している。
ここで、監視1は主に普通電動役物19が拡開状態であるときの入賞球数を監視し、監視2は主に普通電動役物19が非拡開状態であるときの入賞球数を監視するものであって、拡開状態を監視1で、非拡開状態を監視2で完全に分割した監視を行う構成ではない。
実施例3においては、図13に示すタイミングチャートでは、監視1作動フラグが1にセットされる前と、監視1フラグが0にセットされた後に、監視2が作動することとなるが、実施例4では、sの時点で監視2フラグが1にセットされることはなく、特別図柄始動スイッチ19aへの入賞が検出されるまでは監視2を行うことはない。要するに、図13のsからtまでの監視2フラグが1にセットされる期間はない。
このように構成しても、監視タイマの判定(S2600)よりも上位で入賞2球数の判定(S2300)を行う構成としているため、過剰入賞に関する監視態勢を緩くすることにもならず、状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
また、監視1による監視中を除く普通電動役物19への入賞(特別図柄始動スイッチ19aによる検出)を起因として監視2による監視を開始し、監視2による監視中に監視1の作動条件が成立すると、監視2を即座に終了して監視1を行うように構成し、処理負担を軽減しつつ状況に応じた好適な入賞監視を行うことが可能となる。
本発明に係る弾球遊技機1の正面図である。 本発明に係る弾球遊技機1の背面図である。 本発明に係る弾球遊技機1の電気配線を示すブロック図である。 本発明に係る主制御装置30が実行する電源投入時処理、残余処理およびバックアップ処理を示すフローチャートである。 本発明に係る主制御装置30が実行する本処理を示すフローチャートである。 本発明に係る主制御装置30が実行する強制割り込み処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る主制御装置30が実行する入賞監視処理1を示すフローチャートである。 実施例1に係る主制御装置30が実行する入賞監視処理Aを示すフローチャートである。 実施例1に係る普通電役ソレノイド19b、遅延1・遅延2フラグ、および監視1作動フラグの状態を示すタイミングチャートである。 実施例2に係る主制御装置30が実行する入賞監視処理2を示すフローチャートである。 実施例3に係る主制御装置30が実行する入賞監視処理Bを示すフローチャートである。 実施例3に係る普通電役ソレノイド19b、特別図柄始動スイッチ19a、遅延1・遅延2フラグ、および監視1・監視2作動フラグの状態を示すタイミングチャートである。 実施例4に係る普通電役ソレノイド19b、特別図柄始動スイッチ19a、遅延1・遅延2フラグ、および監視1・監視2作動フラグの状態を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 : 弾球遊技機 2 : 外枠
3 : 前面枠 4 : CRユニット
5 : 上皿 6 : 下皿
7 : 発射ハンドル 7a : 発射停止スイッチ
7b : 操作検出器 7c : タッチセンサ
7d : 回動リング 7e : タッチランプ
8 : 遊技ボタン 9 : 遊技盤
10 : 内レール 11 : 遊技領域
12 : キャラクタ表示装置 12a: LCDパネルユニット
13 : 特別図柄表示装置 14 : 普通図柄表示装置
15 : 特別図柄保留表示器 16 : 普通図柄保留表示器
17 : 液晶枠飾り 18 : 普通図柄始動ゲート
18a: 普通図柄始動スイッチ 19 : 普通電動役物
19a: 特別図柄始動スイッチ 19b: 普通電役ソレノイド
19c: 羽根部材 20 : 大入賞口
20a: カウントスイッチ 20b: 大入賞口ソレノイド
20c: 蓋部材 21 : 一般入賞口
21a: 一般入賞口スイッチ 22 : アウト穴
23 : CR精算表示装置 23a: 球貸しボタン
23b: 精算ボタン 23c: 残高表示装置
24 : 発射モータ 25 : 各種ランプ
26 : 各種LED 27 : スピーカ
30 : 主制御装置 30a: 主制御CPU
31 : 賞球制御装置 31a: 賞球制御CPU
31b: 賞球モータ 31c: 賞球払い出しスイッチ
32 : 発射制御装置 33 : 演出制御装置
34 : サブ統合装置 35 : 外部接続端子装置
36 : 電源基板 36a: 給電検出回路
36b: 停電検出回路 36c: RAMクリアスイッチ
37 : 電源中継基板 38 : 電源コード
39 : 電源コード

Claims (4)

  1. 羽根部材の開閉によって入球が容易な開状態と入球が困難な閉状態とに変化する可変入球装置を備えた弾球遊技機において、
    前記可変入球装置は、前記開状態又は前記閉状態に関わらず入球可能であって、いずれの状態であっても共用の球検出手段によって入球を検出する構成とし、
    前記球検出手段による入球検出に基づいて、前記閉状態から前記開状態へと変化したときから第1所定時間遅れて計数を開始し、かつ、前記開状態から前記閉状態へと変化したときから第2所定時間遅れて計数を終了する第1計数手段と、該第1計数手段による計数が行われていないときに、前記球検出手段による入球検出に基づいて単位時間当たりの入球数を計数する第2計数手段とを備え、
    前記第1計数手段による計数値が第1所定値に達すること、又は前記第2計数手段による単位時間当たりの計数値が第2所定値に達することのいずれかを満たすことを条件に過剰入球であることを報知する報知手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1及び第2所定時間は異なる時間に設定され、
    前記第2所定時間は、前記第1所定時間よりも長く設定されることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記第2計数手段は、前記第1計数手段による計数が行われていないときに、前記球検出手段による入球検出に起因して単位時間内の入球数の計数を開始することを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
  4. 前記第2計数手段による計数中に、前記第1計数手段による計数が開始されたとき、第2計数手段による計数を中断し、前記第1計数手段による計数が終了後に前記中断された前記第2計数手段による計数を再開することを特徴とする請求項1乃至3記載の弾球遊技機。
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