JP5172805B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ回路を備えて構成される遊技機に関し、特に、遊技盤上の入賞口に遊技球が入球すると賞球が得られる弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤上に、普通電動役物と特別電動役物とを配置して構成されている。普通電動役物とは、典型的には、電動チューリップで開閉される図柄始動口(スタートチャッカー)を意味し、その内部に検出スイッチを設けて構成されている。特別電動役物とは、典型的には、大当り状態の時だけ開閉板が繰返し開閉されるアタッカーを意味し、その内部にも検出スイッチが配置されている。また、遊技盤には、スルーチャッカー(ゲート)と称される部材も配置されている。
そして、スルーチャッカーに遊技球が通過すると普通図柄抽選が実行され、普通図柄抽選に当選すると、所定時間だけ普通電動役物が開放状態となり、スタートチャッカーへの遊技球の入賞がそれまでより容易化される。また、スタートチャッカーに遊技球が入賞すると特別図柄抽選が実行され、特別図柄抽選に当選すると大当り状態となり、アタッカーの開閉板が繰返し開放されて大量の賞球が実現される。
上記の通り、弾球遊技機では、アタッカーが開放状態になると、大量の賞球が期待できるので、閉鎖制御されている開閉板を無理に開放する違法器具の使用も懸念されるところである。そこで、アタッカーが閉鎖制御されているタイミングで、検出スイッチが遊技球を検出した場合には、その遊技球の入賞を無効化したり、或いは、異常報知をする発明が知られている。なお、このような制御は、特別電動役物に限定されず、普通電動役物やその他の入賞口においても適用可能である。
特許3801390号公報 特開2003−299795号公報
しかしながら、各入賞口が閉鎖制御中であっても、例えば、開放状態から閉鎖状態への移行時に遊技球が球噛みする可能性もあり、画一的に異常報知したのでは、遊技者に不合理な不快感を与えてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、過剰な異常報知を抑制して、異常時に適切に対応できるよう改善した遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、開閉信号に基づいて開閉される入口が閉鎖されると、遊技媒体を受け入れ不能に構成された複数の可動入賞部を遊技盤上に設け、前記可動入賞部に対応して配置した検出スイッチが遊技媒体を検出すると、その検出タイミングが検出有効時間中であるか否かに応じて、遊技者に利益を付与するか、或いは、異常事態が発生したと判定する遊技機であって、前記検出有効時間の開始タイミングは、全ての可動入賞部において、前記開閉信号のON遷移時に対応して設定される一方、前記検出有効時間の終了タイミングは、特定の可動入賞部である複数個の特別入賞部において、前記開閉信号のOFF遷移時から所定の遅延時間後に設定され、前記特別入賞部として、その入口が繰り返し開閉される開閉板を有する特別電動役物が2個配置され、前記開閉板の開閉回数や開放時間において、遊技者にとって有利で重要度が高い一方の特別電動役物についての前記遅延時間が、他方の特別電動役物についての前記遅延時間より長く設定されている
本発明の検出有効時間は、簡易的には、開閉信号のON遷移時と同時に開始され、開閉信号のOFF遷移時から、所定の遅延時間τだけ遅れて終了する。本発明において、検出有効時間の終了タイミングを有意に遅れて設定するとは、標準的な遅延時間である基準値τより更に遅延させることを意味する。なお、基準値τは、典型的には、開閉信号がOFF遷移してから、可動入賞部の入口が実際に閉鎖され始めるまでの応答時間τ01と、可動入賞部の閉鎖開始時に進入した遊技媒体が、検出スイッチに到着するまでの平均的な移動時間τ02との加算値に設定される(図7参照)。
本発明の可動入賞部としては、典型的には特別電動役物が該当するが、普通電動役物であっても、入口閉鎖時に、事実上、遊技媒体の受入れが不能である限り、本発明の可動入賞部に該当する。普通電動役物は、例えば、遊技盤に配置されたゲートに遊技媒体が通過することを契機に実行される普通図柄抽選に当選すると、所定時間t1だけ開放状態に制御される。また、特別電動役物は、例えば、普通電動役物に遊技媒体が通過することを契機に実行される特別図柄抽選に当選すると、所定時間t2だけ開放状態となる動作が複数回繰返されるよう制御される。なお、好ましくは、開放時間t1は6秒以内、開放時間t2は30秒以内に設定される。
本発明において、検出有効時間の終了タイミングを規定する開閉信号OFF遷移時からの遅延時間τは、開閉信号がOFF遷移してから可動入賞部が閉鎖され始めるまでの応答時間τ01と、可動入賞部の閉鎖開始時に進入した遊技媒体が検出スイッチに到着するまでの平均的な移動時間τ02との加算値(τ01+τ02)より長く設定されている。
この場合、遅延時間τは、典型的には、可動入賞部の入口と検出スイッチとの離間距離Dと、遊技媒体の平均的な移動速度Vとを考慮して決定され、より好ましくは、τ=(3*D/V〜5*D/V)+τ01に設定されるべきである。なお、前式における補正値τ01は、開閉信号がOFF遷移してから、可動入賞部が実際に閉鎖され始めるまでの応答時間を意味するが、事実上、これを無視することもできる。
何れにしても、通常時であれば、可動入賞部の入口閉鎖タイミングに進入した遊技媒体は、D/Vだけ遅れて検出スイッチをON動作させるはずである。そのため、特別入賞部に含まれない一般の可動入賞部では、検出有効時間の終期が、好ましくは、開閉信号のOFF遷移タイミングより、基準値τ=τ01+τ02=τ01+D/Vだけ遅れて設定される。
本発明では、特別入賞部を複数個設け、検出有効時間の終了タイミングを規定する開閉信号OFF遷移時からの遅延時間は、遊技者にとっての重要度が高い特別入賞部ほど長く設定される。例えば、特別入賞部として特別電動役物(アタッカー)を2個設けると共に、一回の大当りゲームにおける開閉板の開閉回数(ラウンド数)などに差異を設けた遊技機では、開放時間や開閉回数が多い特別電動役物についての検出有効時間の遅延時間を、他方の遅延時間より長く設定するのが好適である。
何れにしても、遊技者にとって価値の高い可動入賞部が開放されているタイミングでは、違法行為が行われる可能性は高くないので、遊技者の不利益を回避できる本発明の構成は有効である。なお、可動入賞部を開放状態のまま維持する違法器具の使用も想定されるが、所定の遅延時間後には検出有効時間が終了し、そのタイミングで異常事態の発生が検出されるので、実質的な弊害は生じない。
また、本発明の特別入賞部は、遊技者に有利な遊技状態が開始された後、その特別入賞部が開放しているタイミングで遊技媒体を入賞させないと、有利な遊技状態が消滅するよう構成されているのも好ましい。すなわち、一旦、開始された有利な遊技状態の権利を維持するためには、所定の可動入賞部への入賞が条件となる遊技機においては、権利維持のために入賞を要する可動入賞部を、本発明の特別入賞部に設定することで、遊技者の不合理な不利益が確実に回避される。
ところで、本発明では、検出有効時間の終了タイミングを規定する開閉信号のOFF遷移時からの遅延時間は、遊技者にとって、それまでより有利な遊技状態に移行すると、これに対応して長く変更するのも好適である。例えば、可動入賞部の入口の開放時間が、それまでより長くなると、これに対応して検出有効時間を長くすることが考えられる。
また、本発明の特別入賞部は、遊技者にとって有利な遊技状態において繰り返し開閉される可動入賞部に適用するのが好ましい。有利なゲーム状態とは、典型的には、ノーマルモード又は確変モードの大当り状態を意味する。このような遊技状態では、一般に、遊技者が不正行為に及ぶ可能性が低い一方で、開閉板が頻繁に開閉し、且つ多数の遊技媒体が可動入賞口に殺到する可能性も高いので、本発明の構成を採ることで、全ての入賞を確実に把握することが可能となる。
このような発明において、検出有効時間の終了タイミングを規定するOFF遷移時からの遅延時間は、当該特別入賞部を制御する開閉信号について、その時の遊技状態における単位時間当りのON時間の長さに対応して長く設定されているのが好ましい。例えば、遊技者に有利な遊技状態において、特別入賞部の総開閉回数がN回であり、開閉板の開放時間が毎回T1、閉鎖時間が毎回T2であるような場合には、単位時間当りのON時間T(単位ON時間)は、T=T1/(T1+T2)と算出される。そして、各回の検出有効時間の終了タイミングを規定する遅延時間τは、標準値τに対応して、遅延時間τ=(1+α)*τと設定される。補正値αは、α=(T−TM0)/TM0であり、TM0は、単位ON時間の標準値である。なお、この標準値τが、基準値τより大きく設定されているのは当然である(標準値τ>基準値τ)。
本発明では、前記開閉信号のON時間が1秒未満の可動入賞部は、前記開閉信号のOFF遷移時から検出有効時間の終了タイミングまでの遅延時間が、実質的にゼロに設定されているのが好ましい。ここで、事実上ゼロとは、典型的には、遅延時間τが、可動入賞部の入口が実際に閉鎖され始めるまでの応答時間τ01に一致することを意味する。このような構成を採用することで、開閉信号のON時間が1秒未満の可動入賞部であって、設計上、遊技媒体の入賞がないと評価されている可動入賞部について、設計値と実績値とを正確に一致させることができる。
何れにしても本発明では、検出有効時間の終了タイミングの後に、検出スイッチが遊技媒体を検出すると、その入賞を無効にするものの、異常事態の発生については遊技者に報知しないよう構成するのが好ましい。このような構成を採ることで、遊技者に不快感や不信感を与えることが回避される。なお、異常事態の発生は、好ましくは、ホールコンピュータに連絡される。
上記した本発明によれば、過剰な異常報知を抑制して、異常時に適切に対応できる遊技機を実現できる。
実施例に係るパチンコ機の正面図である。 図1のパチンコ機の遊技盤の正面図である。 図1のパチンコ機の全体構成を示すブロック図である。 主制御部のタイマ割込み処理を示すフローチャートである。 図4の別の一部を詳細に示すフローチャートである。 図4の一部を詳細に示すフローチャートである。 本発明の原理を説明する図面である。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、実施例に係るパチンコ機GMを示す正面図である。図示のパチンコ機GMは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着されたヒンジ2を介して開閉可能に枢着される前枠3とで構成されている。この前枠3には、遊技盤5が表側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。
前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠3の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
上皿8のほぼ中央には、ランプを内蔵する楕円形のプッシュボタン11が設けられている。プッシュボタン11は、遊技者の左手で操作できる位置に設けられており、遊技者は、発射ハンドル10から右手を離すことなくプッシュボタン11を操作できる。このプッシュボタン11は、通常時には機能していないが、ゲーム状態が例えば「ボタンチャンス状態」となると内蔵ランプが点灯されて操作可能となる。
上皿8の右部には、カード式球貸し機に対する球貸し操作用の操作パネル12が設けられ、カード残額を3桁の数字で表示する残額表示部12aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ12bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ12cとが設けられている。
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール13が環状に設けられ、その内側の遊技領域の略中央には、液晶カラーディスプレイで構成された表示装置DISPが配置され、その上部には、7セグメントLEDによる抽選結果表示部14と、2個のLEDランプ19が配置されている。
表示装置DISPは、大当り状態に係わる特別図柄と直接関連する演出図柄(例えば、3桁の演出図柄「7・7・7」)を変動表示する演出図柄表示部として機能する部分であり、背景画像や各種のキャラクタなども併せてアニメーション的に表示する。一方、抽選結果表示部14は、特別図柄表示部として機能する部分であり、表示装置DISPの変動表示動作に同期して点滅動作などをした後、表示装置DISPの停止動作に合わせて抽選処理の当否結果を確定的に表示する。
この実施形態では大当り状態は、確変大当りと、ノーマル大当りとに区分されているが、表示装置DISPは、確変大当りか、ノーマル大当りか、ハズレかを、停止状態の演出図柄の配列によって報知するのに対して、抽選結果表示部14では、これを所定の停止模様によって報知している。具体的には、表示装置DISPは、確変大当りか、ノーマル大当りか、ハズレかに応じて、それぞれ「7・7・7」、「6・6・6」、「2・5・2」などの演出図柄を停止表示するのに合わせて、抽選結果表示部14では、例えば2個の7セグメントLEDを設けた場合には「77」、「66」、「−−」の停止図柄を表示する。なお、確変大当りとは、ノーマル大当りの場合と同様の特別遊技状態が終了した後、大当りの当選確率が増加した遊技(確変状態の遊技)が開始される大当り状態を意味する。
一方、2個のLEDランプ19は、普通図柄表示部として機能する部分であり、ゲート18を通過した遊技球が検出されると、表示内容が所定時間だけ変動し、その後、遊技球のゲート18の通過時点において抽選された抽選用乱数値に基づいて決定される当否状態を表示するようになっている。この実施例では、2つのLEDランプが共に点灯状態で停止すると当り状態となり、何れか一方、又は2つのLEDランプが消灯状態で停止するとハズレ状態となる。
図2に示すように、遊技盤5の遊技領域の適所には、普通電動役物として機能する図柄始動口15と、特別電動役物として機能する2つの大入賞口16A,16Bと、4つの普通入賞口17と、遊技球の通過口であるゲート18が配設されている。
これらの入賞口15〜17及びゲート18は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊技球の通過を検出できるようになっている。
図柄始動口15は、一対の開閉爪を備えた電動式チューリップで拡大縮小され、普通図柄表示部たるLEDランプ19の変動後の停止状態で当り表示をした場合には、開閉爪が所定時間だけ拡大されるようになっている。そして、この図柄始動口15に遊技球が入賞すると、演出図柄表示部たる表示装置DISPと、特別図柄表示部たる抽選結果表示部14の表示図柄が所定時間だけ変動し、図柄始動口15への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄で停止する。
下側に配置された大入賞口16Aは、前後方向に開閉される開閉プレートPTで開閉され、上側に配置された大入賞口16Bは、左右方向に開閉される開閉バーBARで開閉されるよう構成されている。なお、図2には、開閉プレートPT及び開閉バーBARが共に開放されている仮想状態を図示している。図示の通り、開閉バーBARより、開閉プレートPTの方が横幅が広いので、一気に大量の遊技球が突入可能である。但し、大当り状態でない場合には、開閉プレートPT及び開閉バーBARとも、定常的に閉鎖状態を維持している。
ところで、本実施例では、複数種類の大当り状態が存在し、大当り状態(1)では、下側の大入賞口16Aが機能し、大当り状態(2)では、上側の大入賞口が機能するようになっている。例えば、演出図柄表示部DISPの変動停止後の整列図柄が「6・6・6」「7・7・7」などの文字図柄の場合には、その後、大当り状態(1)の特別遊技状態が開始され、開閉プレートPTが15回開閉されるようになっている。
一方、演出図柄表示部DISPの変動停止後の整列図柄が、文字以外の演出図柄で整列すると、その後、大当り状態(2)の特別遊技状態が開始され、整列した演出図柄に応じて、開閉バーBARが、16回、32回、又は48回開閉されるようになっている。したがって、この意味では、大当り状態(2)は、大当り状態(2A)、大当り状態(2B)、大当り状態(2C)に細分されていることになる。
図3は、上記した各動作を実現するパチンコ機GMの全体回路構成を示すブロック図である。図示の通り、このパチンコ機GMは、AC24Vを受けて各種の直流電圧やシステムリセット信号SYSや電圧降下信号ABNなどを出力する電源基板20と、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御基板21と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMDに基づいてランプ演出及び音声演出を実行する演出制御基板22と、演出制御基板22から受けた制御コマンドCMD’に基づいて表示装置DISPを駆動する液晶制御基板23と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて払出モータMを制御して遊技球を払い出す払出制御基板24と、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる発射制御基板25と、を中心に構成されている。
但し、この実施形態では、主制御基板21が出力する制御コマンドCMDは、コマンド中継基板26を経由して、演出制御基板22に伝送される。また、演出制御基板22が出力する制御コマンドCMD’は、演出インタフェイス基板27を経由して、液晶制御基板23に伝送される。
これら主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板23、及び払出制御基板24には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路がそれぞれ搭載されている。
そこで、これらの制御基板21〜24に搭載された回路、及びその回路によって実現される動作を機能的に総称して、本明細書では、主制御部21、演出制御部22、液晶制御部23、及び払出制御部24と言うことがある。なお、演出制御部22、液晶制御部23、及び払出制御部24の全部又は一部がサブ制御部である。
図3に示す通り、電源基板20は、システムリセット信号SYSと電圧降下信号ABNとを、バックアップ電源BUや他の直流電圧と共に、主制御部21と払出制御部24に出力している。ここで、システムリセット信号SYSは、電源基板20に交流電源24Vが投入されたことを示す信号であり、この信号SYSによって、各制御部21,24に搭載されたワンチップマイコンとIC素子とが電源リセットされるようになっている。なお、システムリセット信号SYSは、他の制御部22,23のワンチップマイコンやIC素子にも、同様に供給されている。
電圧降下信号ABNは、交流電源24Vが降下し始めたことを示す信号であり、この電圧降下信号ABNを受けることによって、主制御部21及び払出制御部24では、停電や営業終了に先立って、必要な終了処理を開始するようになっている。また、バックアップ電源BUは、営業終了や停電により交流電源24Vが遮断された後も、主制御部21と払出制御部24のワンチップマイコンの内蔵RAMのデータを保持するDC5Vの直流電源である。したがって、主制御部21と払出制御部25は、電源遮断前の遊技動作を電源投入後に再開できることになる(電源バックアップ機能)。このパチンコ機では少なくとも数日は、各ワンチップマイコンのRAMの記憶内容が保持されるよう設計されている。
ところで、本実施形態では、RAMクリア信号CLRは、主制御基板21において生成され、これが主制御基板21から払出制御基板24に供給される構成を採っている。ここでRAMクリア信号CLRは、各制御部21,24のワンチップマイコンの内蔵RAMの全領域を初期設定するか否かを決定する信号であって、係員が操作する初期化スイッチSWのON/OFF状態に対応した値を有している。
主制御基板21で生成されたRAMクリア信号CLRは、払出制御基板24にも供給されるので、主制御部21が初期状態にリセットされるのに合わせて、払出制御部24についても初期状態にリセットすることができる。そのため、例えば、前日の営業終了時に賞球の払出動作が完了していないような場合でも、初期化スイッチSWのON操作によって、翌日の無意味な賞球払出動作を回避することができる。
図3に戻って主制御部21に関連して説明を続けると、主制御部21は、遊技盤中継基板29を経由して、遊技盤5の各遊技部品に接続されている。そして、遊技盤上の各入賞口16〜18に内蔵された検出スイッチのスイッチ信号を受ける一方、電動チューリップ、開閉バーBAR、開閉プレートPTなどを開閉駆動している。
主制御部21は、遊技盤中継基板29を経由して、図柄表示基板33にも接続されており、LED群を直接的に点灯駆動している。このLED群には、抽選結果表示部14を構成する7セグメントLEDと、普通図柄表示部19を構成する2個のLEDランプとが含まれている。また、ゲート18や、図柄始動口15に、連続して遊技球が通過した場合に待機状態となる抽選保留数や、大当たりラウンド数などを表示するLEDについても、主制御部21によって直接的に点灯制御されている。
また、主制御部21は、払出制御部25に制御コマンドCMD”を送信する一方、払出制御部25からは、遊技球の払出動作を示す賞球計数信号や、払出動作の異常に係わるステイタス信号CONを受信している。ステイタス信号CONには、例えば、補給切れ信号、払出不足エラー信号、下皿満杯信号が含まれる。
続いて、主制御部2のワンチップマイコンの動作内容を説明する。主制御部21の動作は、CPUがリセットされると開始される不図示のメイン処理と、所定時間毎(2mS)に起動されて遊技動作を進行させるタイマ割込み処理(図4)とを有して実現されている。
タイマ割込み処理では、先ず、電圧降下信号ABNが異常レベルでないかチェックする電源監視処理を実行し(ST31)、次に、乱数作成処理を実行する(ST32)。乱数作成処理には、普通図柄処理ST40や特別図柄処理ST45における抽選動作で使用される当り用カウンタRGや大当り用カウンタBGの更新処理を含んでいる。
乱数作成処理(ST32)が終わると、各遊技動作の時間を管理しているタイマについて、タイマ減算処理を実行する(ST33)。ここで減算されるタイマは、主として、電動チューリップや大入賞口の開放時間やその他の遊技演出時間を管理するために使用される。後述するように、この実施例では、大入賞口16A,16Bの開閉動作は、開閉管理タイマTMで管理されるが、開閉管理タイマTMがゼロでない限り、この値がデクリメントされる(TM←TM−1)。したがって、大入賞口16A,16Bの開閉動作は、この実施例では、2mSを時間単位として管理されることになる。
続いて、図柄始動口15や大入賞口16A,16Bの入賞検出スイッチを含む各種スイッチ類のON/OFF信号を入力し、所定のワーク領域にON/OFF信号を記憶する(ST34)。そして、不合理なON信号が存在しないかをチェックする。
図5(b)は、スイッチ入力管理処理(ST34)の一部を示したものである。各種スイッチ類のON/OFF状態が、例えば、8ビット長のデータとして記憶され(ST60)、そのうち、大入賞口16A,16Bのスイッチ信号がONレベルか否かが判定される(ST61)。そして、何れかのスイッチ信号がONレベルであれば、次に、大当りフラグFLGの値を判定する(ST62)。
ここで、大当りフラグFLGとは、大当り状態(1)であるか、大当り状態(2A)〜(2C)であるか、大当り状態でないか、を示す8ビット長データである。そして、大当り状態でない場合には、FLG=00000000Bであるが、特別図柄処理(ST45)の大当り抽選の結果、大当り状態(1)となると、大当りフラグFLGの最下位ビット(bit0)が、1にセットされ、大当り状態(2A)〜(2C)となると、大当りフラグFLGのbit1〜bit3が、各々1にセットされるよう構成されている(図5(c)参照)。なお、大当りフラグFLGの最上位ビット(bit7)は、大当りゲーム中において、開閉バーBARや開閉プレートPTが開放状態であるか(bit7=1)、閉鎖状態であるか(bit7=0)を示すビットとして機能している。
大当りフラグFLGが上記のように構成されているので、ステップST62の判定において、大当りフラグがFLG=0であると、大当り状態ではない。したがって、大当りフラグがFLG=0の状態で、大入賞口16A,16Bのスイッチ信号がONレベルであるということは、開閉バーBAR及び開閉プレートPTが違法に開放されていることを意味する。そこで、このような場合には、ワーク領域に記憶されているスイッチ信号のON/OFFデータについて、大入賞口16A,16Bの該当ビットをゼロにして大入賞口への入賞を無効化し、エラーフラグERRを1にセットする(ST63)。
次に、エラーフラグERR=1であることを条件に、不正入賞コマンドを払出制御部24に送信する(ST35)。そして、不正入賞コマンドを受信した払出制御部24では、ホールコンピュータに異常事態の発生を通報する。なお、不正入賞コマンドを、演出制御部22にも送信することで、表示装置DISPやスピーカを利用した異常報知を実行しても良い。
次に、エラー管理処理を実行する(ST36)。エラー管理処理は、遊技球の補給が停止したり、遊技球が詰まっていないかなど、機器内部に異常が生じていないかの判定である。次に、払出制御基板向けの制御コマンドを作成した後(ST37)、上記の各処理で生成されている制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送する(ST38)。
次に、現在が当り中の動作モードでないことを条件に、普通図柄処理を行う(ST40)。普通図柄処理とは、電動チューリップなど、普通電動役物を作動させるか否かの判定を意味する。具体的には、ステップST34のスイッチ入力結果によって遊技球がゲート18を通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST32)で更新された当り用カウンタRGを、当り当選値と対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば当り中の動作モードに変更する。また、当り中となれば、電動チューリップなど、普通電動役物の作動に向けた処理を行う(ST42)。
続いて、必要な制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送し(ST43)、現在が大当り中の動作モードでないことを条件に、特別図柄処理を行う(ST45)。なお、大当り中であるか否かは、大当りフラグFLGの値がゼロか否かによって判定される。
特別図柄処理は、大入賞口16A,16Bの特別電動役物を作動させるか否かの判定である。具体的には、ステップST34のスイッチ入力結果によって遊技球が図柄始動口15を通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST32)で更新された大当り用カウンタBGを、大当り当選値Hitと対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば、大当り状態(1)か、大当り状態(2A)〜(2C)かに応じて、大当りフラグFLGと、開閉管理タイマTMと、開閉カウンタCTとを適宜に初期設定する(ST45)。
図5(d)に示す通り、本実施例では、ROMの管理テーブルTBLに、「大入賞口を開放するON時間」と、「大入賞口を閉鎖するOFF時間」と、「開閉バーや開閉プレートの開閉回数」と、「最終閉鎖制御後の入賞許可時間」とが、大当り状態の種別(1、2A〜2C)毎に記憶されている。したがって、例えば、大当り状態(1)に当選した場合には、ステップST45の処理において、大当りフラグFLGが、FLG=10000001B(2進数)にセットされ、開閉管理タイマTMが、管理テーブルTBLに規定された「大当り状態(1)のON時間」に設定される。また、管理テーブルTBLに規定された「大入賞口16Aの開閉回数」が、開閉カウンタCTに設定される。なお、大入賞口の開閉回数は、大当り遊技のラウンド回数を意味する。
以上のように特別図柄処理(ST45)が実行された後、大当り中となれば、大入賞口など特別電動役物の管理処理を実行し(ST47)、その後、上記の各処理で生成された制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送して割込み処理を終える(ST48)。その結果、割込み処理ルーチンからメイン処理の無限ループ処理(不図示)に戻ることになる。
図5(a)は、ステップST47の要部を説明するフローチャートである。先ず、大当りフラグFLGがゼロでない条件で、大当りフラグFLGの最上位ビットbit7が、0か1かが判定される(ST70)。図5(c)に示す通り、何れの大当り状態であっても、大入賞口を開放制御中であればbit7=1であり、大入賞口を閉鎖制御中であればbit7=0である。そこで、bit7=1であれば、大当りフラグbit3〜bit0で特定される大入賞口を開放するべく、該当するソレノイドをON制御する(ST71)。
次に、規定入賞数(払出上限値)の払出が完了していないことを条件に(ST715)、開閉管理タイマTMがゼロか否かを判定する(ST72)。特別図柄処理(ST45)において説明した通り、大当りゲームの開始時には、大当りフラグFLGのbit7がbit7=1に設定され、開閉管理タイマTMには、大入賞口を開放するON時間が設定されている。そのため、TM≠0の場合には、その後の処理をスキップして、ステップST70〜ST72の処理を繰り返すことで、大入賞口の開放状態が維持される(図4(b)参照)。
そして、このような開放処理を繰り返していると、やがて、開閉管理タイマTM=0となる。そこで、TM=0となれば、次に、開閉管理タイマTMに、大入賞口を閉鎖するOFF時間を設定すると共に、大当りフラグFLGのbit7を0に変更する(ST73)。大当りフラグFLGのbit7が0になったことで、その後は、大入賞口の閉鎖制御動作となる。なお、開閉管理タイマTMに設定すべきOFF時間は、管理テーブルTBLに規定されている。
次に開閉カウンタCTの値が1か否かが判定され(ST74)、もしCT=1であれば、開閉管理タイマTMに、入賞許可時間をセットする(ST75)。なお、開閉カウンタCTには、ステップST45の処理で開閉回数が設定されているので、開閉カウンタCT=1とは、最終ラウンドの開放動作が完了したことを意味する。そこで、この実施例では、開閉カウンタCT=1となった場合には、その後、所定の遅延時間τを経て、入賞有効時間を完了させるべく開閉管理タイマTMに入賞許可時間τを設定する。このように、この実施例では、最終ラウンド(CT=1)のON時間が満了したタイミングで入賞許可時間τを付与し、それ以前のラウンド(CT>1)では、便宜上、入賞許可時間τ=OFF時間と擬制している。
以上、開放制御中の動作を説明したので、続いて、大当りフラグFLGのbit7が0である閉鎖制御中の動作を説明する。大当りフラグFLGのbit7=1であれば、ステップST70の判定処理の後、大当りフラグFLGのbit3〜bit0で特定される大入賞口を閉鎖するべく、該当するソレノイドをOFF制御する(ST76)。
次に、開閉管理タイマTMがゼロか否かを判定する(ST77)。閉鎖制御の開始時には、ステップST73か、ステップ75において、大入賞口を閉鎖するOFF時間か、入賞許可時間τかが設定されている。そのため、TM≠0の場合には、ステップST76〜ST77の処理を繰り返すことで、大入賞口の閉鎖状態が維持される(図4(b)参照)。
このような閉鎖処理を繰り返していると、やがて、開閉管理タイマTM=0となる。TM=0となったということは、大入賞口の閉鎖状態を維持するOFF時間を満了したか、或いは、閉鎖制御中の遊技球の入賞を有効に管理する入賞許可時間τが満了したことを意味する。
そこで、TM=0の場合には、次回の開放制御動作の初期設定として、開閉管理タイマTMに、大入賞口を開放するON時間を設定すると共に、大当りフラグFLGのbit7を1に変更する(ST78)。大当りフラグFLGのbit7が1になったことで、その後は、大入賞口の開放制御動作となる。
但し、この段階で、大入賞口の開閉回数(ラウンド回数)が満了している可能性もあるので、開閉カウンタCTをデクリメントし(ST79)、CT=0か否かを判定する(ST80)。そして、CT=0であって、大当りラウンドを完了している場合には、大当りフラグFLGをゼロクリアすることで、大当り遊技を完了する(ST81)。大当りフラグFLG=0となったことで、その後の遊技球の入賞は無効化される(ST63)。
つまり、この実施例では、大当りフラグFLG≠0の期間か否かによって、遊技球の検出有効時間を規定している。また、本実施例では、最終ラウンドの閉鎖制御において、開閉カウンタCTに、入賞許可時間が初期設定することで(ST75)、大入賞口毎に最適な遅延時間τを設定している。
以上、実施例を詳細に説明したが、具体的な記載内容は何ら本発明を限定しない。例えば、上記の実施例では、大当りフラグFLGがゼロか否かで、検出有効時間を規定し、最終ラウンドだけに入賞許可時間として遅延時間τを付与したが、各ラウンド毎に遅延時間τを付与しても良い。
図6は、このような実施例を説明するフローチャートである。図示の通り、この実施例では、ステップST45における開放制御の初期処理において、開閉管理タイマTM、大当りフラグFLG、及び開閉カウンタCTを、適宜に初期設定すると共に、検出有効フラグALWを1に初期設定している。そして、検出有効フラグALW=1であれば、遊技球の検出有効期間であり、検出有効フラグALW=0であれば、遊技球の検出有効期間でないと管理している(図6(c)参照)。
そして、特別電動役物処理(ST47)では、図5のステップST70〜ST73の処理に対応するステップST90〜ST93の処理を実行する。一方、閉鎖制御時(大当りフラグFLGのbit7=1)には、所定の大入賞口を閉鎖するべく、該当するソレノイドをOFF制御する(ST94)。
続いて、開閉管理タイマTMの値が管理時間に達したか否かを判定する(ST95)。ここで、管理時間は、OFF時間から入賞許可時間τを減算した値であり、大入賞口毎に最適値に規定されている(図6(b)参照)。
そして、開閉管理タイマTMの値が管理時間に達すると、検出有効フラグALW=0として、遊技球の検出有効期間を終える(ST96)。次に、開閉管理タイマTMがゼロか否かを判定し(ST97)、開閉管理タイマTM=0となれば、次回の開放制御動作の初期設定として、開閉管理タイマTMに大入賞口を開放するON時間を設定すると共に、大当りフラグFLGのbit7を1に変更し、検出有効フラグALW=1に再設定する(ST98)。
次に、開閉カウンタCTをデクリメントし(ST99)、CT=0であって、大当りラウンドを完了している場合には、大当りフラグFLGをゼロクリアすることで、大当り遊技を完了し、検出有効フラグALWをゼロクリアする(ST101)。検出有効フラグALW=0となったことで、その後の遊技球の入賞は無効化される(図6(c)のST63参照)。
上記の実施例では、大入賞口について説明したが、これ以外の入賞口にも本発明を適用することができることは勿論である。
GM 遊技機
16A 可動入賞部
16B 可動入賞部

Claims (7)

  1. 開閉信号に基づいて開閉される入口が閉鎖されると、遊技媒体を受け入れ不能に構成された複数の可動入賞部を遊技盤上に設け、前記可動入賞部に対応して配置した検出スイッチが遊技媒体を検出すると、その検出タイミングが検出有効時間中であるか否かに応じて、遊技者に利益を付与するか、或いは、異常事態が発生したと判定する遊技機であって、
    前記検出有効時間の開始タイミングは、全ての可動入賞部において、前記開閉信号のON遷移時に対応して設定される一方、
    前記検出有効時間の終了タイミングは、特定の可動入賞部である複数個の特別入賞部において、前記開閉信号のOFF遷移時から所定の遅延時間後に設定され、
    前記特別入賞部として、その入口が繰り返し開閉される開閉板を有する特別電動役物が2個配置され、
    前記開閉板の開閉回数や開放時間において、遊技者にとって有利で重要度が高い一方の特別電動役物についての前記遅延時間が、他方の特別電動役物についての前記遅延時間より長く設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記特別入賞部は、遊技者に有利な遊技状態が開始された後、その特別入賞部が開放しているタイミングで遊技媒体を入賞させないと、有利な遊技状態が消滅するよう構成されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記検出有効時間の終了タイミングを規定する前記OFF遷移時からの遅延時間は、それまでより遊技者に有利な遊技状態に移行すると、これに対応して長く変更される請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記特別入賞部は、遊技者に有利な遊技状態において、その入口が繰り返し開閉される請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記検出有効時間の終了タイミングを規定する前記OFF遷移時からの遅延時間は、当該特別入賞部を制御する前記開閉信号について、その時の遊技状態における単位時間当りのON時間の長さに対応して長く設定されている請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記開閉信号のON時間が1秒未満の可動入賞部は、前記開閉信号のOFF遷移時から前記検出有効時間の終了タイミングまでの遅延時間が、実質的にゼロに設定されている請求項1〜5に記載の遊技機。
  7. 前記検出有効時間の終了タイミングの後に、検出スイッチが遊技媒体を検出すると、その入賞を無効にするものの、異常事態の発生については遊技者に報知しないよう構成された請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
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