JP2002066046A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002066046A
JP2002066046A JP2001224296A JP2001224296A JP2002066046A JP 2002066046 A JP2002066046 A JP 2002066046A JP 2001224296 A JP2001224296 A JP 2001224296A JP 2001224296 A JP2001224296 A JP 2001224296A JP 2002066046 A JP2002066046 A JP 2002066046A
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JP2001224296A
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English (en)
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定条件を充足したときに、特定出球数が得
られるまで第2始動手段が開放状態を維持することによ
り、遊技者の興趣を向上できるようにする。 【解決手段】 第1始動手段16が遊技球を検出すること
を条件に第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間変動
させる第1図柄変動制御手段26と、第1図柄表示手段22
の変動後の第1図柄が特定図柄を表示することを条件に
開放する開閉入賞式の第2始動手段14と、第2始動手段
14が遊技球を検出することを条件に第2図柄表示手段20
の第2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制御手段
28と、第2図柄表示手段20の変動後の第2図柄が特定図
柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段15とを
備え、所定条件にて第2始動手段14が開放したときに、
特定出球数の賞品球が得られるまで第2始動手段14の開
放を維持する開閉制御手段31を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、遊
技盤の遊技領域に、遊技球の入賞又は通過を検出する第
1始動手段と、1又は複数個の第1図柄を表示する第1
図柄表示手段と、電動チューリップ等の開閉入賞式の第
2始動手段と、1又は複数個の第2図柄を表示する第2
図柄表示手段とを備え、第1始動手段が遊技球を検出し
たときに第1図柄表示手段の第1図柄が所定時間変動
し、その変動後の第1図柄が特定図柄となったとき第2
始動手段を所定時間開放し、この第2始動手段に遊技球
が入賞したときに第2図柄表示手段の第2図柄が所定時
間変動し、その変動後の第2図柄が所謂大当たりの特定
図柄となったときに、可変入賞手段を開放して遊技者に
有利な利益状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】従来、第2始動手段は、第1図柄表示手段
の変動後の停止図柄が「7」等の特定図柄となったとき
に所定時間、例えば0.1〜5.9秒程度開放し、遊技
球が1個入賞すれば、球払い出し手段が5〜15個の賞
品球を払い出すと共に、所定時間の経過によって閉じる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は第2始動手段に
遊技球が1個入賞すれば、5〜15個の賞品球を獲得す
るだけで所定時間の経過で閉じるようになっており、こ
の第2始動手段の開放時間が一定であるため、その後の
第2図柄の変動により大当たりが発生する期待はあるも
のの、変化に乏しく興趣に欠けると言う問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、所定条件を充足したときに、特定出球数が得られる
まで第2始動手段が開放状態を維持するようにして、遊
技者の興趣を向上できる弾球遊技機を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1又は複数個
の第1図柄を表示する第1図柄表示手段22と、遊技球を
検出する第1始動手段16と、該第1始動手段16が遊技球
を検出することを条件に前記第1図柄表示手段22の前記
第1図柄を所定時間変動させる第1図柄変動制御手段26
と、前記第1図柄表示手段22の変動後の前記第1図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する開閉入賞式の
第2始動手段14と、1又は複数個の第2図柄を表示する
第2図柄表示手段20と、前記第2始動手段14が遊技球を
検出することを条件に前記第2図柄表示手段20の前記第
2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制御手段28
と、前記第2図柄表示手段20の変動後の前記第2図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段
15とを備えた弾球遊技機において、所定条件にて前記第
2始動手段14が開放したときに、特定出球数の賞品球が
得られるまで前記第2始動手段14の開放を維持する開閉
制御手段31を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
また遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。
【0008】前面板6 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿7 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫
々設けられている。
【0009】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール
11の内側の遊技領域12に液晶表示手段13、第2始動手段
14、可変入賞手段15、第1始動手段16、普通入賞手段17
〜19等の複数個の遊技部品が配置されている。
【0010】液晶表示手段13は、第2図柄を表示する第
2図柄表示手段20を兼用している。第2図柄表示手段20
は1又は複数個、例えば左右方向に3個の第2図柄を表
示し、第2始動手段14が遊技球を検出することを条件
に、各第2図柄が乱数制御により所定時間だけ変動して
停止するように構成されている。
【0011】第2始動手段14は、開閉自在な左右一対の
開閉爪21を備えた開閉入賞式の電動チューリップ等が使
用されており、第1図柄表示手段(後述)の変動後の停
止図柄が特定図柄(当たり図柄)を表示したときに、開
閉爪21が開放するようになっている。
【0012】液晶表示手段13には、その上部に第1図柄
表示手段22が設けられている。第1図柄表示手段22は1
又は複数個、例えば1個の第1図柄を表示し、通過ゲー
ト式等の第1始動手段16が遊技球を検出することを条件
に、第1図柄が乱数制御により所定時間変動して停止す
るようになっている。
【0013】可変入賞手段15は所謂大入賞手段を構成す
るものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と
不利な閉状態(第2状態)との間で下部側の横軸廻りに
開閉自在な開閉板23を備え、第2図柄表示手段20の変動
後の停止図柄が「7・7・7」等の特定図柄(大当たり
図柄)のときに、開閉板23が前側に開放する。可変入賞
手段15はその内部に特定領域24を備え、この特定領域24
を入賞球が通過したときに、所謂大当たりによる利益状
態を継続させるようになっている。
【0014】なお、可変入賞手段15は、開放後に所定時
間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技
球が入賞したときに開閉板23が閉じると共に、遊技球が
特定領域24を通過することを条件に、最大所定回数(例
えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになってい
る。
【0015】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。25は第1乱数発生手段で、当たり・外れ決定用乱数
を繰り返して発生する。26は第1図柄変動制御手段で、
第1始動手段16が遊技球の通過を検出することを条件
に、そのときの第1乱数発生手段25の発生乱数を抽選し
て、第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間変動させ
て所定の停止図柄で停止させるようになっている。
【0016】27は第2乱数発生手段で、大当たり・外れ
決定用乱数、停止図柄決定用乱数等の所定の乱数を繰り
返し発生するようになっており、例えば第2図柄表示手
段20の停止図柄が大当たり図柄となる大当たり発生確率
が1/250の場合には、0〜249の大当たり・外れ
決定用乱数等を発生する。
【0017】28は第2図柄変動制御手段で、第2始動手
段14に遊技球が入賞することを条件に第2図柄表示手段
20の各第2図柄を変動させる機能と、第2乱数発生手段
27の発生乱数を抽選して、変動開始から所定時間経過し
たときに、図柄乱数により決定された停止図柄で第2図
柄表示手段20の第2図柄を停止させる機能とを有する。
【0018】29は所定条件検出手段で、第2始動手段14
の開閉爪21が開放したときに、この第2始動手段14を開
放状態に維持するための所定条件の充足を検出するため
のものである。この所定条件検出手段29は、第2図柄表
示手段20が特定の変動状態又は変動後に特定の停止状態
となること等が所定条件として設定されており、変動後
の第2図柄が所定種類のときに所定条件を充足した旨の
検出信号を出力するようになっている。
【0019】即ちこの実施形態では、3個の第2図柄の
変動動作中に、リーチで高速変動したり、第2図柄の背
景の色彩が変化する等の特定の変動状態、3個の第2図
柄が変動後に特定図柄と異なる所定の図柄の組み合わせ
を表示する等の特定の停止状態が所定条件として設定さ
れ、第2図柄がその状態となったときに、所定条件検出
手段29が検出信号を出力するように構成されている。
【0020】30は特定出球数検出手段で、第2始動手段
14に遊技球が入賞することにより、図外の球払い出し手
段から払い出される賞品球の出球数が特定出球数か否か
を判定し、特定出球数のときに検出信号を出力するよう
に構成されている。この特定出球数検出手段30は、第2
始動手段14に遊技球が入賞する入賞個数と、その1入賞
当たりの賞品球数とから出球数を算出するようになって
いる。
【0021】特定出球数は、第2図柄表示手段20の第2
図柄を所定回数(1回又は複数回)変動させるに必要な
数、又は大当たり発生に伴い可変入賞手段15への入賞に
より得られる最大出球数の1/2〜1/50程度の数に
設定されている。
【0022】例えば、発射手段9 が1分間当たり100
個の発射速度で遊技球を発射したときに、第2図柄表示
手段20の第2図柄が1分間当たり6回前後変動するもの
とすれば、100個程度の出球数が特定出球数として設
定されている。従って、第2始動手段14への入賞による
賞品球の出球数が5個の場合には20個入賞したとき
に、10個の場合には10個入賞したときに、特定出球
数検出手段30が特定出球数の検出信号を出力する。
【0023】なお、可変入賞手段15は、大当たりの発生
時に遊技球が10個入賞する毎に開閉板23が閉じ、その
入賞した遊技球が特定領域24を通過することを条件に最
大16回まで開閉板23が開閉動作を繰り返し、可変入賞
手段15の1入賞当たりの賞品球の出球数を15個とした
場合、最大2400個の賞品球を獲得することが可能で
ある。従って、特定出球数の100個は、可変入賞手段
15への入賞により得られる2400個の1/2〜1/5
0の条件を満たしている。
【0024】31は開閉制御手段で、図4に示すように、
第1図柄表示手段22の変動後における第1図柄が特定図
柄、例えば「7」等の当たり図柄か否かを判定する判定
部32と、この判定部32が当たり図柄と判定したときに第
2始動手段14の開閉爪21を基本的に所定時間(例えば
0.1〜5.9秒間)開放させる開閉制御部33と、所定
条件での開放時に特定出球数の賞品球が得られるまで開
放状態を維持する維持制御部34とを備えている。維持制
御部34は、所定条件検出手段29からの検出信号があった
ときに所定時間の経過後も第2始動手段14の開放状態を
維持し、特定出球数検出手段30から検出信号があったと
きにその開放状態の維持を解除するようになっている。
【0025】35は記憶手段で、第2図柄表示手段20の第
2図柄の変動中に、第2始動手段14に遊技球が入賞した
とき、その入賞を所定数(例えば4個)まで記憶し、第
2図柄表示手段20の変動動作が終了する毎に、その記憶
個数分だけ第2図柄表示手段20の第2図柄を変動させる
ためのものである。なお、記憶手段35は、第2図柄表示
手段20の変動動作後に第2始動手段14に遊技球が入賞す
れば、再度その入賞個数を記憶することが可能である。
【0026】36は利益状態発生手段で、第2始動手段14
への遊技球の入賞時に抽選された大当たり・外れ乱数及
び/又は第2図柄表示手段20の変動後の停止図柄から大
当たり、外れの判定を行い、第2図柄表示手段20の変動
後の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄となっ
たときに、可変入賞手段15の開閉板23を開放して遊技者
に有利な利益状態を発生させるようになっている。な
お、利益状態発生手段36は、開閉板23の開放中に入賞し
た遊技球が特定領域24を通過することを条件に、所定回
数(例えば最大16回)まで開閉動作を継続させるよう
に制御する機能を有する。
【0027】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。上皿7 に遊技球がある状態で発射手段9 の発
射ハンドル10を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段
9 の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、そ
の遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール11に沿って順
次遊技盤4 側へと発射させて行く。
【0028】遊技盤4 の上部側に発射された遊技球が遊
技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その遊技球が第1
始動手段16に入ると、第1図柄変動制御手段26が第1乱
数発生手段25からの乱数を抽選して乱数判定、その他の
処理を行い、第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間
変動させる。
【0029】第1図柄表示手段22の変動後の停止図柄が
当たり図柄となると、第2始動手段14の開閉爪21が所定
時間開放する。即ち、第1始動手段16が遊技球を検出し
た時点の乱数が当たり乱数であれば、第1図柄表示手段
22の第1図柄が当たり図柄で停止するため、その変動停
止後に開閉制御手段31が働いて第2始動手段14の一対の
開閉爪21が開放する。従って、第2始動手段14に遊技球
が入賞し易くなり、それだけ第2図柄表示手段20の第2
図柄が変動し易くなる。
【0030】第2始動手段14に遊技球が入賞すると、第
2図柄変動制御手段28が働いて第2図柄表示手段20の第
2図柄が所定時間スクロール変動する。即ち、第2始動
手段14に遊技球が入賞すると、第2図柄変動制御手段28
がその時点の乱数を抽選して大当たり乱数か否かを判定
し、その判定結果に従って、図柄乱数により決定された
停止図柄で停止するように第2図柄表示手段20の第2図
柄を所定時間変動させる。
【0031】第2図柄の変動後の停止図柄が、「7・7
・7」等のように全て一致する等、特定図柄、即ち大当
たり図柄で停止すれば、利益状態発生手段36が働いて可
変入賞手段15の開閉板23が前側に開放する利益状態が発
生する。このため、遊技盤4の上部側から落下する遊技
球の多くが開閉板23を経て可変入賞手段15に入賞し易く
なり、一旦、第2図柄表示手段20側で大当たりが発生す
れば、遊技者に多大な利益が還元されることになる。そ
して、可変入賞手段15は、10個の遊技球が入賞する
か、又は所定時間経過したときに開閉板23を閉じ、開閉
板23の開放中に入賞した遊技球が特定領域24を通過すれ
ば、開閉板23が再度開放し、最大16回まで開閉動作を
繰り返す。
【0032】第2図柄表示手段20の変動動作中に第2図
柄がリーチで所定の高速変動を経て停止すれば、所定条
件検出手段29が検出信号を開閉制御手段31の維持制御部
34に出力する。このため第1図柄表示手段22の変動後の
停止図柄が当たり図柄になり、第2始動手段14の開閉爪
21が開放すれば、通常の開放時間が経過しても開放状態
を維持する。
【0033】これによって所定時間の経過と同時に第2
始動手段14の開閉爪21が閉じる場合に比較して、第2始
動手段14に遊技球が入賞し易い状態が継続することにな
り、この第2始動手段14への遊技球の入賞によって、遊
技者は規定数の遊技球を賞品球として獲得できると共
に、第2図柄表示手段20の第2図柄の変動回数が増加
し、大当たりの発生に対する期待感が大になる。
【0034】この場合、第2図柄表示手段20の変動動作
中に第2始動手段14に4個以上の遊技球が入賞しても、
記憶手段35は4個以上の入賞は記憶しない。しかし、第
2図柄表示手段20の変動動作が終了する毎に、記憶手段
35が第2始動手段14への次の遊技球の入賞を記憶し、第
2図柄表示手段20の変動、停止がそれだけ継続すること
になる。
【0035】特定出球数になるまで第2始動手段14に所
定数の遊技球が入賞すると、特定出球数検出手段30が検
出信号を出力し、この検出信号によって維持制御部34が
第2始動手段14の開放を解除するため、第2始動手段14
の開閉爪21が閉じる。
【0036】従って、所定条件の下で第2始動手段14が
開放すれば、この第2始動手段14への遊技球の入賞状況
の如何によって第2始動手段14の開放時間が変化するた
め、従来の開放時間を一定に設定したものに比較して変
化に富み、遊技者の興趣が向上する。特に特定出球数の
賞品球が得られるまで第2始動手段14が開放状態を維持
するようにしているため、遊技者は特定出球数の賞品球
を獲得できると共に、大当たり発生に対する期待感の向
上によって興趣が著しく向上する。
【0037】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
第2図柄表示手段20の特定図柄の種類によって、遊技者
に非常に有利な大当たりと、これよりも若干劣る中当た
りとがある弾球遊技機に採用した場合を例示する。
【0038】利益状態発生手段36には大当たり制御部37
と中当たり制御部38とがあり、所定条件検出手段29は、
その中当たり制御部38からの中当たり信号があったとき
に検出信号を出力するようにしている。そして、維持制
御部34は、所定条件検出手段29から検出信号があれば、
1回又は複数回の所定回数、例えば1回だけ特定出球数
検出手段30から検出信号があるまで、所定時間の経過後
も第2始動手段14の開放状態を維持するようなってい
る。この場合にも、第2始動手段14の開放時間が変化
し、遊技者の興趣が向上する。
【0039】図6は本発明の第3の実施形態を例示し、
第2始動手段14の開放後に、この第2始動手段14、可変
入賞手段15を含む各入賞手段14,15,17〜19への入賞によ
り得られる全ての賞品球で特定出球数を決定するように
したものである。特定出球数検出手段30は、例えば12
00個の特定出球数を設定しておき、第2始動手段14の
開放後に各入賞手段14,15,17〜19からの入賞信号により
総出球数を演算し、その総出球数が特定出球数になった
ときに検出信号を出力するようになっている。なお、一
部の入賞手段、例えば普通入賞手段17〜19への入賞のみ
を対象にしても良い。
【0040】この場合にも、所定条件の充足によって、
第2始動手段14の開放時間を変化させることができる。
また第2始動手段14が特定出球数、例えば1200個の
賞品球を獲得するまで、第2始動手段14が開放状態を維
持するので、第2始動手段14の開放によってその出球数
の賞品球の獲得を保証でき、特定出球数の個数によって
は中当たり的な性格のゲーム構成も可能である。
【0041】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。例えば、所定条件検出手段29は、予め設定され
た所定の条件を検出すれば良く、その検出すべき所定条
件は、各実施形態に例示のものに限定されず、ゲーム構
成全体から適宜決定すれば良い。
【0042】また所定条件を第2図柄表示手段20の第2
図柄の停止図柄の種類によって設定する場合には、第2
図柄の特定図柄、即ち大当たり図柄を条件とし、大当た
りによる利益状態が発生したときに、第2始動手段14の
開放状態を維持するようにしても良い。
【0043】更に各実施形態の特定出球数は何れも例示
であって、これに固定されるものではない。例えば、特
定出球数を可変入賞手段15の開閉により獲得する出球数
の1/2〜1/50程度の範囲に設定した場合には、中
当たりとしても有効に活用できる。特定出球数は1/2
〜1/50よりも多く設定しても良いし、少なく設定し
ても良い。
【0044】開閉制御手段31は、第2始動手段14の開放
状態の維持中でも、遊技状態が所定時間(例えば遊技球
の発射が30〜60秒程度停止する等)停止すれば、そ
の時間の経過後に開放状態を強制的に解除するようにし
ても良い。
【0045】また開閉制御手段31は、第2始動手段14を
開閉動作させながら、特定出球数になるまで第2始動手
段14の開放を断続的に維持するようにしても良い。従っ
て、開閉制御手段31は、所定条件にて第2始動手段14が
開放状態を連続的に維持するように制御しても良いし、
所定条件にて開閉動作を繰り返しながら断続的に開放状
態を維持するように制御しても良い。その他、本発明
は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の各
種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【0046】なお、実施形態には、次の各発明が含まれ
ている。その第1の発明は、1又は複数個の第1図柄を
表示する第1図柄表示手段22と、遊技球を検出する第1
始動手段16と、該第1始動手段16が遊技球を検出するこ
とを条件に第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間変
動させる第1図柄変動制御手段26と、第1図柄表示手段
22の変動後の第1図柄が特定図柄を表示することを条件
に開放する開閉入賞式の第2始動手段14と、1又は複数
個の第2図柄を表示する第2図柄表示手段20と、第2始
動手段14が遊技球を検出することを条件に第2図柄表示
手段20の第2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制
御手段28と、第2図柄表示手段20の変動後の第2図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段
15とを備えた弾球遊技機において、所定条件にて第2始
動手段14が開放したときに、特定出球数の賞品球が得ら
れるまで第2始動手段14の開放を維持する開閉制御手段
31を備えたものである。
【0047】第2の発明は、第1の発明において、所定
条件にて第2始動手段14が開放したときに、該第2始動
手段14への遊技球の入賞により特定出球数の賞品球が得
られるまで該第2始動手段14の開放を維持する開閉制御
手段31を備えたものである。
【0048】第3の発明は、第1又は2の発明におい
て、第2図柄表示手段20が特定の変動状態又は変動後の
特定の停止状態となることを所定条件としたものであ
る。
【0049】第4の発明は、第1〜3の何れかの発明に
おいて、特定出球数は、第2図柄表示手段20の変動後の
第2図柄が特定図柄となったときに可変入賞手段15の開
放によって得られる出球数の概ね1/2〜1/50とし
たものである。
【0050】
【発明の効果】本発明では、1又は複数個の第1図柄を
表示する第1図柄表示手段22と、遊技球を検出する第1
始動手段16と、該第1始動手段16が遊技球を検出するこ
とを条件に第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間変
動させる第1図柄変動制御手段26と、第1図柄表示手段
22の変動後の第1図柄が特定図柄を表示することを条件
に開放する開閉入賞式の第2始動手段14と、1又は複数
個の第2図柄を表示する第2図柄表示手段20と、第2始
動手段14が遊技球を検出することを条件に第2図柄表示
手段20の第2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制
御手段28と、第2図柄表示手段20の変動後の第2図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段
15とを備えた弾球遊技機において、所定条件にて第2始
動手段14が開放したときに、特定出球数の賞品球が得ら
れるまで第2始動手段14の開放を維持する開閉制御手段
31を備えているので、所定条件を充足したときに特定出
球数の賞品球を保証できると共に、入賞状況に応じて第
2始動手段14の開放時間を変化させることができ、また
利益状態の発生に対する期待感が向上する等、従来の開
放時間が一定の場合に比較して遊技者の興趣が向上する
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
14 第2始動手段 15 可変入賞手段 16 第1始動手段 20 第2図柄表示手段 22 第1図柄表示手段 28 第2図柄変動制御手段 31 開閉制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月20日(2001.8.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1又は複数個
の第1図柄を表示する第1図柄表示手段22と、遊技球を
検出する第1始動手段16と、該第1始動手段16が遊技球
を検出することを条件に前記第1図柄表示手段22の前記
第1図柄を所定時間変動させる第1図柄変動制御手段26
と、前記第1図柄表示手段22の変動後の前記第1図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する開閉入賞式の
第2始動手段14と、1又は複数個の第2図柄を表示する
第2図柄表示手段20と、前記第2始動手段14が遊技球を
検出することを条件に前記第2図柄表示手段20の前記第
2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制御手段28
と、前記第2図柄表示手段20の変動後の前記第2図柄が
特定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段
15とを備えた弾球遊技機において、前記第2始動手段14
が開放したときに、所定条件にて特定出球数の賞品球が
得られるまで前記第2始動手段14の開放を維持する開閉
制御手段31を備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】本発明では、1又は複数個の第1図柄を表
示する第1図柄表示手段22と、遊技球を検出する第1始
動手段16と、該第1始動手段16が遊技球を検出すること
を条件に第1図柄表示手段22の第1図柄を所定時間変動
させる第1図柄変動制御手段26と、第1図柄表示手段22
の変動後の第1図柄が特定図柄を表示することを条件に
開放する開閉入賞式の第2始動手段14と、1又は複数個
の第2図柄を表示する第2図柄表示手段20と、第2始動
手段14が遊技球を検出することを条件に第2図柄表示手
段20の第2図柄を所定時間変動させる第2図柄変動制御
手段28と、第2図柄表示手段20の変動後の第2図柄が特
定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段15
とを備えた弾球遊技機において、第2始動手段14が開放
したときに、所定条件にて特定出球数の賞品球が得られ
るまで第2始動手段14の開放を維持する開閉制御手段31
を備えているので、可変入賞手段15の開放に対する期待
感が向上する等、従来の開放時間が一定の場合に比較し
て遊技者の興趣が向上する利点がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数個の第1図柄を表示する第1
    図柄表示手段(22)と、遊技球を検出する第1始動手段(1
    6)と、該第1始動手段(16)が遊技球を検出することを条
    件に前記第1図柄表示手段(22)の前記第1図柄を所定時
    間変動させる第1図柄変動制御手段(26)と、前記第1図
    柄表示手段(22)の変動後の前記第1図柄が特定図柄を表
    示することを条件に開放する開閉入賞式の第2始動手段
    (14)と、1又は複数個の第2図柄を表示する第2図柄表
    示手段(20)と、前記第2始動手段(14)が遊技球を検出す
    ることを条件に前記第2図柄表示手段(20)の前記第2図
    柄を所定時間変動させる第2図柄変動制御手段(28)と、
    前記第2図柄表示手段(20)の変動後の前記第2図柄が特
    定図柄を表示することを条件に開放する可変入賞手段(1
    5)とを備えた弾球遊技機において、所定条件にて前記第
    2始動手段(14)が開放したときに、特定出球数の賞品球
    が得られるまで前記第2始動手段(14)の開放を維持する
    開閉制御手段(31)を備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
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